JP2020046026A - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents

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明文 綿田
Akifumi Watada
明文 綿田
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【課題】簡単な構造で組み付け性の向上を図るとともに、摩擦パッドの振動や異音の発生を防止することができる車両用ディスクブレーキを提供する。【解決手段】シム板10は、裏板本体部6cの形状に沿ったシム本体部10aと、該シム本体部のディスク周方向両側部から板材の一部としてそれぞれ延出し、各耳片6dの反ディスクロータ側面を覆う一対の耳当て部10bと、該一対の耳当て部の端部より耳片の側部に密着するように延出させたディスク周方向側曲げ部10c及びディスク半径方向外側曲げ部10dとを有し、各曲げ部は、耳片のディスク周方向側片端面6gとディスク半径方向外側片端面6eとにそれぞれ対向する取付面10e,10fと、該取付面と反対側の面に弾性材を付着したコーティング面10g,10hとをそれぞれ有している。【選択図】図4

Description

本発明は、車両用ディスクブレーキに関し、詳しくは、車体に固設したブラケットに設けたパッドガイド溝に、摩擦パッドの耳片を支承させて、摩擦パッドをディスク方向に移動可能に吊持した車両用ディスクブレーキに関する。
従来、摩擦パッドの裏板の両側部にそれぞれ突設している耳片を、キャリパブラケットのキャリパ支持腕に形成されたパッドガイド溝に支承させる車両用ディスクブレーキでは、パッドガイド溝と耳片との間に金属製の薄板からなるパッドリテーナを介装し、異音の発生を防止するようにしている。このパッドリテーナとしては、車両前進時においてディスク回入側のパッドガイド溝と耳片のディスク回入側端面との間に配設され、摩擦パッドをディスク回出側に常に付勢するスプリングを備えたものがあり、このスプリングによって摩擦パッドの振動や異音の発生を防止するようにしている(例えば、特許文献1参照)。また、制動時のブレーキ鳴きを防止するために、摩擦パッドの裏板の背面にシム板を装着することが一般的に行われている。このシム板としては、板面に弾性爪を有した係合孔を設けることで、シム板の取付性の向上を図ったものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−331883号公報 特開平7−293608号公報
しかし、上述の特許文献1及び2に記載されたスプリングやシム板は、異音の発生を防止する機能を有するものの、これらを組み合わせて用いる場合には、部品点数が多くなることからコストが嵩み、また、組み付けに手間が掛かるという問題がある。
そこで本発明は、簡単な構造で組み付け性の向上を図るとともに、摩擦パッドの振動や異音の発生を防止することができる車両用ディスクブレーキを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の車両用ディスクブレーキは、車体に固設されるキャリパブラケットに、ディスクロータの外縁をディスク軸方向に跨ぐ一対のキャリパ支持腕を延設し、該キャリパ支持腕に、ディスク半径方向外側面とディスク半径方向内側面と当該両側面を結ぶ対向面とからなるコ字状のパッドガイド溝を対向して設け、前記ディスクロータを挟んで配置される摩擦パッドの裏板は、裏板本体部のディスク周方向両側部に、前記パッドガイド溝にそれぞれ支承される一対の耳片が突設され、前記裏板の反ディスクロータ側面にシム板を備えた車両用ディスクブレーキにおいて、前記シム板は、前記裏板本体部の形状に沿ったシム本体部と、該シム本体部のディスク周方向両側部から板材の一部としてそれぞれ延出し、各耳片の反ディスクロータ側面を覆う一対の耳当て部と、該一対の耳当て部の端部より前記耳片の側部に密着するように延出させた緩衝部とを有し、該緩衝部は、前記耳片の側部に対向する取付面と、該取付面と反対側の面に弾性材を付着したコーティング面とを有していることを特徴としている。
また、前記耳片の側部は、前記ディスク半径方向外側面に対向するディスク半径方向外側片端面と、前記ディスク半径方向内側面に対向するディスク半径方向内側片端面と、前記対向面に対向するディスク周方向側片端面とを有し、前記緩衝部は、前記取付面を各片端面のうちの少なくとも一つの面に密着するように延出させたことを特徴とし、さらに、前記緩衝部を前記少なくとも一つの片端面に密着するように延出するとともに、該片端面と隣り合う他の片端面に密着するように延出させたことを特徴とし、加えて、前記シム板は、ディスク周方向中心に対して線対称形状に形成され、対向させて用いる前記摩擦パッドに着脱可能であることを特徴としている。
本発明の車両用ディスクブレーキによれば、シム板の両側端部より摩擦パッドの耳片の側部に密着するように延出させた緩衝部が、耳片の側部に対向する取付面と、該取付面と反対側の面に弾性材を付着したコーティング面とを有しているので、簡単な構造で組み付け性の向上を図れるとともに、シム板の位置ずれや脱落を生じさせず、摩擦パッドに作用する振動や衝撃をコーティング面の弾性作用により緩和して異音の発生を防止することができる。
本発明の第1形態例を示すディスクブレーキの正面図である。 同じく要部の拡大正面図である。 図1のIII−III断面図である。 同じく摩擦パッドとシム板との分解斜視図である。 本発明の第2形態例を示す要部の拡大断面図である。 同じく摩擦パッドとシム板との分解斜視図である。
図1乃至図4は、本発明の車両用ディスクブレーキの第1形態例を示す図で、矢印Aは車両前進走行時に車輪と一体に回転するディスクロータの回転方向を示し、以下の説明で用いるディスクブレーキ回入側と回出側とは、車両前進走行時の場合とする。
この車両用ディスクブレーキ1は、車輪と一体に回転するディスクロータ2と該ディスクロータ2の一側部で車体に固設されるキャリパブラケット3と、該キャリパブラケット3のキャリパ支持腕3a,3aに、一対のスライドピン4,4を介してディスク方向へ移動可能に支持されるキャリパボディ5と、該キャリパボディ5の作用部5aと反作用部5bとの内側で、ディスクロータ2を挟んで対向配置される一対の摩擦パッド6,6とを備えている。
キャリパボディ5は、ディスクロータ2の両側に配設される前記作用部5a及び反作用部5bと、これらをディスクロータ2の外縁を跨いで連結するブリッジ部5cとからなり、作用部5aには、ディスクロータ2側を開口したシリンダ孔7が設けられている。シリンダ孔7には、有底円筒状のピストン8が収容され、ピストン8は、シリンダ孔7の底部の液圧室9に供給される圧液により、シリンダ孔7をディスクロータ方向へ移動するようになっている。また、作用部5aの側部には、車体取付け腕5d,5dが突設されており、各車体取付け腕5dの先端には、前記スライドピン4が取付ボルト(図示せず)でそれぞれ固定されている。
キャリパ支持腕3a,3aは、キャリパブラケット3の両側部から、ブリッジ部5cの両側を挟みながらディスクロータ2の外縁をディスク軸方向に跨ぎ、ディスクロータ2の他側部で、反作用部5bの側壁に沿ってディスク中心方向へ延びる形状となっている。キャリパ支持腕3a,3aの先端部は、タイロッド3bが連結され、制動トルクの掛かる両キャリパ支持腕3a,3aの剛性力を高めている。
各キャリパ支持腕3aは、前記スライドピン4を収容するガイド孔3cが穿設されている。また、双方のキャリパ支持腕3a,3aには、ディスクロータ2のそれぞれの側部で互いに向き合う4つのパッドガイド溝3dが設けられている。各パッドガイド溝3dは、ディスク半径方向外側面3eとディスク半径方向内側面3fと両側面3e,3fを結ぶ対向面3gとを有するコ字状に形成されている。
各摩擦パッド6は、ディスクロータ2の側面と摺接するライニング6aを、金属製の裏板6bに固着して構成されており、裏板6bは、ライニング6aが貼着される裏板本体部6cのディスク周方向両側部に、パッドガイド溝3dにそれぞれ支承される一対の耳片6d,6dが突設されている。耳片6dは、パッドガイド溝3dにおけるディスク半径方向外側面3eに対向するディスク半径方向外側片端面6eと、ディスク半径方向内側面3fに対向するディスク半径方向内側片端面6fと、対向面3gに対向するディスク周方向側片端面6gとを有している。また、裏板本体部6cのディスク外周側端面の中央部とディスク内周側端面の両側部とには、シム板10が固定されるシム取付部6hを備えるとともに、耳片6dとパッドガイド溝3dとの間には、パッドリテーナ11が介装されている。
シム板10は、金属製の薄板材からなり、裏板本体部6cの形状に沿ったシム本体部10aと、該シム本体部10aのディスク周方向両側部から板材の一部としてそれぞれ延出し、各耳片6dの反ディスクロータ側面を覆う一対の耳当て部10b,10bと、該一対の耳当て部10b,10bの端部より耳片6dのディスク周方向側片端面6g及びディスク半径方向外側片端面6eのそれぞれに密着するように延出させた緩衝部であるディスク周方向側曲げ部10c及びディスク半径方向外側曲げ部10dとを有し、ディスク周方向中心に対して線対称形状に形成されている。各曲げ部10c,10dは、耳片6dのディスク周方向側片端面6gとディスク半径方向外側片端面6eとにそれぞれ対向する取付面10e,10fと、該取付面10e,10fと反対側の面に、ゴムや合成樹脂などの弾性材を付着したコーティング面10g,10hとをそれぞれ有している。また、シム本体部10aには、ディスク半径方向外側端面の中央部とディスク半径方向内側端面の両側部とに、裏板6bのシム取付部6hのそれぞれに係合させる3つの係合部10iが形成されている。
パッドリテーナ11は、金属製の薄板材を折り曲げ形成してなり、ディスク回入側又はディスク回出側で、ディスクロータ両側のパッドガイド溝3d,3dに装着される一対のリテーナ部11a,11aと、キャリパ支持腕3aのパッドリテーナ取付部3h,3hの取付面3i,3iに当接する取付片11b,11bと、ディスクロータ2の外縁を跨いで、取付片11b,11bの上部を繋ぐ連結片11cとを備えている。
このように形成された車両用ディスクブレーキ1の摩擦パッド6には、車両に組み付ける前に、あらかじめシム板10が装着される。具体的には、図4に示すように、同一形状の二枚のシム板10を、対向させて用いる一対の摩擦パッド6,6のそれぞれに一枚ずつ装着するもので、シム本体部10aを裏板本体部6cの反ディスクロータ側面に密着させ、3つの係合部10iを対応するシム取付部6hにそれぞれ係合させたシム装着位置に保持する。このとき、シム板10は、一対の耳当て部10b,10bを対応する耳片6d,6dにそれぞれ近づけて位置合わせを行うとともに、各取付面10e,10fを耳片6dのディスク周方向側片端面6g及びディスク半径方向外側片端面6eに同時に滑らせて、シム本体部10aをシム装着位置に案内させる。この結果、各取付面10e,10fを耳片6dの各片端面6g,6eにそれぞれ密着させた状態で、シム本体部10aがシム装着位置に保持される。そして、パッドガイド溝3d,3dに、パッドリテーナ11,11と摩擦パッド6,6とを順に組み付け、さらに、キャリパブラケット3にキャリパボディ5を組み付ける。このようにして、組み付け作業が行われ、走行可能な状態となる。一方、車両から摩擦パッド6を取り外す際には、上述の手順と逆の手順を実行する。
車両走行時にブレーキ操作が行われると、ピストン8がシリンダ孔7からディスクロータ方向へ押し出され、作用部側の摩擦パッド6がディスクロータ方向に移動し、該摩擦パッド6のライニング6aをディスクロータ2の一側面に摺接させる。キャリパボディ5は、この反作用によりスライドピン4に案内されながら作用部方向へスライドし、反作用部5bの反力爪5eが反作用部側の摩擦パッド6をディスクロータ方向に移動させ、該摩擦パッド6のライニング6aをディスクロータ2の他側面に摺接させて制動作用が行われる。
このとき、車両前進走行時のブレーキ操作では、摩擦パッド6はディスクロータ2との摺接により、ディスクロータ回出側(矢印A方向)へ引き摺られてシム板10と一体で移動し、シム板10のコーティング面10gが、リテーナ部11aを介してパッドガイド溝3dの対向面3gに弾性的に当接した状態となる。一方、ブレーキ操作を解除すると、ピストン8の後退に伴って摩擦パッド6がディスクロータ2の摺動面から離反するとともに、シム板10のコーティング面10gがパッドガイド溝3dの対向面3gから離反する。このブレーキ解除状態では、摩擦パッド6は、走行中に振動が作用しても、シム板10の各コーティング面10g,10hがパッドガイド溝3dの対向面3g及びディスク半径方向外側面3eのいずれか一方あるいは両方の面に弾性的に当接して振動を吸収する。
このように、シム板10の両側端部より摩擦パッド6の耳片6dのディスク周方向側片端面6g及びディスク半径方向外側片端面6eのそれぞれに密着するように延出させたディスク周方向側曲げ部10cとディスク半径方向外側曲げ部10dとが、耳片6dのディスク周方向側片端面6gとディスク半径方向外側片端面6eとにそれぞれ対向する取付面10e,10fと、該取付面10e,10fと反対側の面に弾性材を付着したコーティング面10g,10hとをそれぞれ有しているので、簡単な構造で組み付け性の向上を図れるとともに、シム板10の位置ずれや脱落を生じさせず、摩擦パッド6に作用する振動や衝撃をコーティング面10g,10hの弾性作用により緩和して異音の発生を防止することができる。さらに、シム板10をディスク周方向中心に対して線対称形状に形成しているので、製作が容易となるだけでなく、対向させて用いる摩擦パッド6との共通化も図ることができる。
図5及び図6は、本発明の第2形態例を示すもので、第1形態例と同様の構成を示すものには、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。本形態例では、シム板12は、一対の耳当て部12a,12aの端部より耳片6dのディスク周方向側片端面6gに密着するように延出させるとともに、ディスク周方向側片端面6gと隣り合うディスク半径方向外側片端面6eにも密着するように延出させた緩衝部であるL字曲げ部12bを有し、ディスク周方向中心に対して線対称形状に形成されている。L字曲げ部12bは、折り曲げ角部12cを有し、かつ、耳片6dのディスク周方向側片端面6gとディスク半径方向外側片端面6eとにそれぞれ対向する取付面12d,12eと、該取付面12d,12eと反対側の面に、ゴムや合成樹脂などの弾性材を付着したコーティング面12f,12gとをそれぞれ有し、各取付面12d,12eを耳片6dのディスク周方向側片端面6g及びディスク半径方向外側片端面6eにそれぞれ密着させた状態で、シム本体部10aをシム装着位置に保持する。これによれば、上述と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は、上述の各形態例に限定されず、緩衝部(曲げ部)は、摩擦パッドの耳片の側部に対向する取付面を有した形状であれば、耳片の形状に応じて適宜に形成することができ、折り曲げ形成前の板取りも任意である。また、コーティングの厚みは特に指定はなく、振動の減衰性と耐久性とを確保できる範囲で薄く形成することができる。これによれば、既存の摩擦パッドとの互換性を維持できるという利点がある。さらに、製作上、耳当て部やシム本体部の板面にコーティングが施されてもよい。
1…車両用ディスクブレーキ、2…ディスクロータ、3…キャリパブラケット、3a…キャリパ支持腕、3b…タイロッド、3c…ガイド孔、3d…パッドガイド溝、3e…ディスク半径方向外側面、3f…ディスク半径方向内側面、3g…対向面、3h…パッドリテーナ取付部、3i…取付面、4…スライドピン、5…キャリパボディ、5a…作用部、5b…反作用部、5c…ブリッジ部、5d…車体取付け腕、5e…反力爪、6…摩擦パッド、6a…ライニング、6b…裏板、6c…裏板本体部、6d…耳片、6e…ディスク半径方向外側片端面、6f…ディスク半径方向内側片端面、6g…ディスク周方向側片端面、6h…シム取付部、7…シリンダ孔、8…ピストン、9…液圧室、10…シム板、10a…シム本体部、10b…耳当て部、10c…ディスク周方向側曲げ部、10d…ディスク半径方向外側曲げ部、10e,10f…取付面、10g,10h…コーティング面、10i…係合部、11…パッドリテーナ、11a…リテーナ部、11b…取付片、11c…連結片、12…シム板、12a…耳当て部、12b…L字曲げ部、12c…折り曲げ角部、12d,12e…取付面、12f,12g…コーティング面

Claims (4)

  1. 車体に固設されるキャリパブラケットに、ディスクロータの外縁をディスク軸方向に跨ぐ一対のキャリパ支持腕を延設し、該キャリパ支持腕に、ディスク半径方向外側面とディスク半径方向内側面と当該両側面を結ぶ対向面とからなるコ字状のパッドガイド溝を対向して設け、前記ディスクロータを挟んで配置される摩擦パッドの裏板は、裏板本体部のディスク周方向両側部に、前記パッドガイド溝にそれぞれ支承される一対の耳片が突設され、前記裏板の反ディスクロータ側面にシム板を備えた車両用ディスクブレーキにおいて、前記シム板は、前記裏板本体部の形状に沿ったシム本体部と、該シム本体部のディスク周方向両側部から板材の一部としてそれぞれ延出し、各耳片の反ディスクロータ側面を覆う一対の耳当て部と、該一対の耳当て部の端部より前記耳片の側部に密着するように延出させた緩衝部とを有し、該緩衝部は、前記耳片の側部に対向する取付面と、該取付面と反対側の面に弾性材を付着したコーティング面とを有していることを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
  2. 前記耳片の側部は、前記ディスク半径方向外側面に対向するディスク半径方向外側片端面と、前記ディスク半径方向内側面に対向するディスク半径方向内側片端面と、前記対向面に対向するディスク周方向側片端面とを有し、前記緩衝部は、前記取付面を各片端面のうちの少なくとも一つの面に密着するように延出させたことを特徴とする請求項1記載の車両用ディスクブレーキ。
  3. 前記緩衝部を前記少なくとも一つの片端面に密着するように延出するとともに、該片端面と隣り合う他の片端面に密着するように延出させたことを特徴とする請求項2記載の車両用ディスクブレーキ。
  4. 前記シム板は、ディスク周方向中心に対して線対称形状に形成され、対向させて用いる前記摩擦パッドに着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の車両用ディスクブレーキ。
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