JP2020045647A - 多目的用途コンクリートブロック - Google Patents

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秀佳 松林
Hideyoshi Matsubayashi
秀佳 松林
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Abstract

【課題】本発明は、道路エリアで各区画を区切る場合、区切る部材として植栽帯を設置する以上の効果が得られ、様々な利用用途に転用することが出来、また、道路で常用的にあるいは臨時に乗り入れ場所を新たに設置する必要が生じたときにおいても、簡単に撤去したり移動したり出来る多目的用途コンクリートブロックを提供することを目的とする。【解決手段】長手方向の両端面隅角部を面取りして略半円柱側面状をなすR面に構成された略直方体状をなす本体部と、前記本体部の底面長手方向略中央部に形成された下側空間部と、前記本体部の底面長手方向両端側に形成され、底面が設置面と密着する脚部と、前記本体部上面部に上向き開口を有する略直方体状に形成された上向き凹部と、該上向き凹部に隣接する本体部面に形成された本体部上面より下がる段差に形成された水平上面部を有する段差面とを備えたことを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、道路空間の車道と歩道とを区切るコンクリートブロックやそのほか多様な目的で使用することが出来る多目的用途コンクリートブロックに関するものである。
従来、道路エリアで、各区画を区切る場合、例えば歩道と自転車道を区切る場合、あるいは車道と歩道等を区切る場合、区切る部材として、一般的に植栽帯が使用されることが多い。しかしながら、前記植栽帯は地面等を掘削して直接設置することから、簡単に移動することが出来ず、かつその植栽帯は様々な利用用途に転用することが出来ないものであった。
さらに植栽帯に植えた草木が生長して、例えば歩道の根上がりを招来してしまうとの課題もあった。
また、道路において、常用的にあるいは臨時に乗り入れ場所を新たに設置する必要が生じたとき、植栽帯が邪魔になり、もって植栽帯を移動したりすることが必要になるが、撤去したり移動するのはきわめて困難なことであった。
さらに、前記植栽帯による道路の各区画の仕切りではなく、コンクリートブロックを用いて行うことも提案されている(特開2009−221747号)が、この場合も撤去したり移動したりするのはきわめて困難なことであった。
特開2009−221747号公報
かくして、本発明は、前記従来の課題を解消するために創案されたものであり、道路エリアで、各区画を区切る場合、例えば歩道と自転車道を区切る場合、あるいは車道と歩道等を区切る場合、区切る部材として、植栽帯を使用しなくとも、植栽帯を設置する以上の効果が得られ、しかも簡単に移動することが出来、かつ植栽帯のみならず様々な利用用途に転用することが出来、また、道路で常用的にあるいは臨時に乗り入れ場所を新たに設置する必要が生じたときにおいても、簡単に撤去したり移動したり出来る多目的用途コンクリートブロックを提供することを目的とするものである。
本発明は、
長手方向の両端面隅角部を面取りして略半円柱側面状をなすR面に構成された略直方体状をなす本体部と、前記本体部の底面長手方向略中央部に形成された下側空間部と、前記本体部の底面長手方向両端側に形成され、底面が設置面と密着する脚部と、前記本体部上面部に上向き開口を有する略直方体状に形成された上向き凹部と、該上向き凹部に隣接する本体部面に形成された本体部上面より下がる段差に形成された水平上面部を有する段差面と、を備えた、
ことを特徴とし、
または、
前記本体部の側面に検知部を設けた、
ことを特徴とするものである。
本発明による多目的用途コンクリートブロックであれば、
道路エリアで、各区画を区切る場合、例えば歩道と自転車道を区切る場合、あるいは車道と歩道等を区切る場合、区切る部材として、植栽帯を使用しなくとも、植栽帯を設置する以上の効果が得られ、しかも簡単に移動することが出来、かつ植栽帯のみならず様々な利用用途に転用することが出来、また、道路で常用的にあるいは臨時に乗り入れ場所を新たに設置する必要が生じたときにおいても、簡単に撤去したり移動したり出来るとの優れた効果を奏する。
本発明の実施例の構成を説明する構成説明図(1)である。 本発明の実施例の構成を説明する構成説明図(2)である。 本発明による多目的用途コンクリートブロックの平面図である。 本発明による多目的用途コンクリートブロックの正面図である。 本発明による多目的用途コンクリートブロックの断面図である。
以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
図1、図2に本発明の実施例を示す。図1、図2において符号1は道路を示し、該道路1は、車道2、自転車道3及び歩道4に区切られている。
そして、この実施例では、本発明による多目的用途コンクリートブロック5は自転車道3と歩道4とを区切るブロックとして用いられている。
ここで、本発明による多目的用途コンクリートブロック5の構成につき説明すると、この多目的用途コンクリートブロック5は、略直方体状をなす本体部6を有している。そして、この本体部6の長手方向の両端面は、その隅角部が面取りされ、もって略半円柱側面状をなすR面に構成された端部側R面部7として形成されている。
この端部側R面部7の形成については、何ら限定されないが、予め端部側R面部7用の型枠を形成しておき、その型枠内にコンクリートを充填して端部側R面部7を形成しても構わないし、あるいは略直方体状をなす型枠を用意し、脱型後に長手方向両端面隅角部を切削して端部側R面部7としても構わない。
また、図4、図5から理解されるように、本体部6の底面長手方向略中央部には下側空間部8が設けられ、前記本体部6の底面長手方向両端側には、底部9が設置面10と平面的に密着する面となっている脚部11が一対形成されており、下側空間部8と一対の脚部11とにより、本体部6の該当部分の形状は略逆凹状になっている。
さらに、前記本体部6の上面部12側には、上向き開口13を有する略直方体状に形成された上向き凹部14が設けられている。
そして、該上向き凹部14の周囲に隣接している本体部6の上面部12における隣接面は、本体部6の上面部12の面より下がる段差を有し、かつその上面が水平面とされる段差面16として形成されている。
尚、本体部6の下部に設けられた一対の脚部11に対応する上面側には、前述した端部側R面部7が設けられているが、その端部側R面部上面の外側頂部17は面取りされ、端部側R面部上面が山状をなすよう形成されている。
また、図4に示すように、本体部6の側面両端側には検知部18が形成される。例えば、この検知部18は、光を反射する反射板などが取り付けられて構成される。
以上において、この多目的用途コンクリートブロック5は様々な使用方法が考えられる。
図1、図2では、自転車道3と歩道4とを区切るブロックとして用いられている。後発的に歩道4の一部について自転車道4を形成する場合、きわめて簡単に、手っ取り早く歩道4と自転車道3を区切ることが出来る。しかも歩道4の割合と自転車道3の割合は随時変更することが出来る。
さらに、多目的用途コンクリートブロック5の前記上向き凹部14を植栽帯として利用できる。この場合、当該上向き凹部14内に直接土を入れ、その土内に草花19を植栽しても構わないし、上向き凹部14内に市販の植栽プランターボックスを搬入して植栽帯を形成することも出来る。
また、本発明による多目的用途コンクリートブロック5を図1、図2のように複数長手方向に繋げて設置すれば、全体として仕切りブロックともなり、また連続する植栽帯を形成することが出来る。
ここで、本発明の多目的用途コンクリートブロック5は、その長手方向に繋ぐ際、曲線状に、あるいは環状に曲げてつなげることが出来る。すなわち、長手方向両端部は、略半円柱状側面をなす端部側R面部7として構成してあり、出っ張る隅角部がないため、外形状スムーズに、かつ綺麗につなげることが出来るものとなっている。上記のように端部に丸みを帯びさせてあるので、連続して設置するとき曲線状にしやすく、外観上も全く違和感がない。
さらに、図1に示すように、本発明の多目的用途コンクリートブロック5では、プランターや仕切り壁としての利用だけでなく、ベンチとしても使用出来る構成になっている。
前述した様に、上向き凹部14の外周は、本体部6の上面より一段下がった段差面16として構成してある。よって、その段差面16にベンチ用の板20を載置すれば、簡単にベンチが形成できる。
さらに、道路工事中において、歩道空間を中期的に縮小する必要が生ずる場合があるが、その際においても本発明による多目的用途コンクリートブロック5であれば、スムーズに対応が可能である。すなわち、多目的用途コンクリートブロック5の板側空間部8にワイヤーを通し、このワイヤーを重機などで吊り上げれば容易に移動させることが出来る。
さらに、ほかの使用目的としては、外部集会場の確保や外部イベント時において、一時的に空間を確保し、仕切るために使用することが出来る。上向き凹部14に例えば市販のプランターボックスを搬入すれば、植栽帯の仕切り壁としての使用となる。また、イベント時にベンチとしても使用出来る。
さらに、駐車場(道の駅、SAPA等)のゼブラゾーンの不法駐車対策に使用することも出来る。
また、簡易案内標識にも使用出来る。特に、本体部6の側面両端側には検知部18が形成されており、例えば、この検知部18に、光を反射する反射板などを取り付ければ、大きな目印となる。
この様に本発明は、舗装面等に直接載置して設置できることから、移動が容易であり、様々な利用用途に転用が可能なのである。
そして、従来のバリケード等に比べ、設置スペースがコンパクトですむと共に日々の点検が不要となる。特に異常気象時に風で飛ばされないか、あるいは大雨によって流されないか等の点検が不要なのである。
さらに、バリケード等に比べ仮設感がないため、美的な外観にも優れ、また緑化が可能であることから地球の温暖化防止にも貢献でき、イベント時には来場者への心の癒しにもなる。
さらに、コンクリート製品であることから安価でかつ耐久性に優れるとの利点がある。
1 道路
2 車道
3 自転車道
4 歩道
5 多目的用途コンクリートブロック
6 本体部
7 端部側R面部
8 下側空間部
9 底部
10 設置部
11 脚部
12 上面部
13 上向き開口
14 上向き凹部
16 段差面
17 外側頂部
18 検知部
19 草花
20 板

Claims (2)

  1. 長手方向の両端面隅角部を面取りして略半円柱側面状をなすR面に構成された略直方体状をなす本体部と、前記本体部の底面長手方向略中央部に形成された下側空間部と、前記本体部の底面長手方向両端側に形成され、底面が設置面と密着する脚部と、前記本体部上面部に上向き開口を有する略直方体状に形成された上向き凹部と、該上向き凹部に隣接する本体部面に形成された本体部上面より下がる段差に形成された水平上面部を有する段差面と、を備えた、
    ことを特徴とする多目的用途コンクリートブロック。
  2. 前記本体部の側面に検知部を設けた、
    ことを特徴とする請求項1記載の多目的用途コンクリートブロック。
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