JP2020045644A - 道路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 サイドミラーを装備していない自転車の運転手が後方の安全確認ができ、追い越し車両により肝を冷すようなことがない安全性を考慮した道路を提供する。【解決手段】 上部の突部2の両面に鏡体3と鏡体3の周囲に帯状に貼付された反射体4を設けると共に、側面に帯状に反射体5を貼付した円柱状の鏡体付車止めポール1を、車止めポール9と交互に車道7を走行する自転車等の進行方向に適宜間隔で歩道6の縁石8側に設ける。そして、鏡体付車止めポール1は、鏡体3と反射体4を自転車の走行方向に向けるように設ける。【選択図】図1
Description
本発明は、自転車の走行の安全性を考慮した道路に関するものである。
従来、市販されている自転車には後方を確認するサイドミラー等が標準装備として備わっていない。従って、自転車の運転手は、走行時に後方に車等が来ていないかを安全確認する場合に後ろを振り返らなければならず、そのときに前方が不注意となり、前方の脇から飛び出してきた人や車等と接触事故や転倒事故を起こしてしまうことが少なくなかった。また、自転車のハンドル等に取付けるサイドミラー等が市販されているが、後方を確認するため体から離れた位置にミラーを配置する関係上、自転車のハンドルより上方又は肩幅より外側にはみ出ることとなるので、自転車のスペースを大きく取る必要がある。しかし、通常、道路や駐輪場等の公共施設は、サイドミラー等を備えていない自転車の寸法を基準に作られているため、サイドミラー等を取付けた自転車が自転車専用道路ですれ違えられなかったり、駐輪場に駐車できなかったりする等、日常生活において取扱いが困難になるといった問題があり、サイドミラーを装備した自転車は稀である。また、自転車で走行中、後方を確認できないので不意の追い越し車両により肝を冷やすことが多かった。
そこで、本発明は、サイドミラーを装備していない自転車の運転手が後方の安全確認ができ、追い越し車両により肝を冷すようなことがない安全性を考慮した道路を提供することを課題とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1記載の発明は、後方確認用の鏡体を備えた道路構造物を自転車の走行方向に沿って設けたことを特徴とする道路である。
また、請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記鏡体の周囲に光を反射する反射体を設けたことを特徴とする道路である。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記鏡体と前記道路構造物の接続部に関節機構を設けたことを特徴とする道路である。
請求項1記載の発明によれば、自転車の走行方向に沿って立設したポールやガードレール等の道路構造物に後方確認用の鏡体を取付けることによって、自転車が走行中であっても、振り返ることなく鏡体に映しだされた自転車の後方を確認することができる。しかも、後方を振り返ることがないので前方不注意とはならず、前方における接触事故や転倒事故等を未然に防止することができる。また、鏡体は自転車の運転者から離れた位置にあるので、運転者によって後方の接近してきた車等が隠れることがなく、車等の後方からの接近によって驚くことがない。そして、自転車に新たにサイドミラー等を取付ける必要がないので、日常生活において、自転車の取扱に困ることがない。
また、請求項2記載の発明によれば、鏡体の周囲に光を反射する再帰反射シート等の反射体を設けることにより、夜間において自転車や車のライトの光を反射することができるので、自転車の後方確認のためだけでなく、夜間の自転車や車の走行の安全を確保することができる。また、昼間においても黄色や蛍光色の再帰反射シートを使用することにより、色と光の相乗効果で、自転車等の運転手に対して注意を喚起する効果がある。
また、請求項3記載の発明によれば、ボールジョイント等の関節機構を鏡体と道路構造物の間に設けることにより、道路構造物の設置状態にかかわらず鏡体を自転車の運転手が後方を確認しやすい位置へ自由に変更することができる。従って、より自転車の走行の安全性を確保することができる。
図1は、本発明に係る道路の実施例1の斜視図で、1は道路構造物である1m前後の高さを有する円柱状の鏡体付車止めポール、2は鏡体付車止めポール1の上部に設けられた平板状の突部、3は突部2の両面に設けられた直径10cm前後の円形状の鏡体、4は鏡体の周囲に帯状に貼付された再帰反射シートからなる反射体、5は鏡体付車止めポールの側面に帯状に貼付された再帰反射シートからなる反射体、6は歩道、7は車道、8は歩道6と車道7の境界に設けられた縁石、9は車止めポールである。
本実施例では、鏡体付車止めポール1は、車止めポール9と交互に車道7を走行する車等の進行方向に適宜間隔で歩道6の縁石8側に複数設けられており、自転車や自動車等が不用意に縁石8を超えて歩道6側に侵入することを防止している。鏡体付車止めポール1は、鏡体3と反射体4を自転車の走行側に向けるように設けられており、自転車の運転手は、走行しながら、鏡体3に写った後方の状況を見ることで、振り返ることなく後方の状態を確認することができる。また、反射体4,5は黄色又は蛍光色で構成されており、夜間に自転車や自動車等のライトの光を反射させて、自転車等の運転手の注意を喚起するだけでなく、昼間も色と光の反射で自転車等の運転手の注意を喚起することができ、未然に事故等を防止し、道路上の交通の安全を確保することができる。なお、反射体としては、市販の各種反射テープが用いられる。
本発明に係る道路の実施例2の斜視図で、10は鏡体3と反射体4が両面に設けられた円盤状の基体、11は先端に基体10を、下端にボールジョイントのボールを有するアーム、12はボールジョイントのボール受部を備えた略円柱状の接続部、13は接続部12の側面に帯状に貼付された再帰反射シート、14は歩道6の縁石8側に設けられた道路構造物であるガードレール15の支柱である。なお、上記実施例1と共通の部品については同一符号を付し、説明を省略する。
接続部12は、支柱14の上部に嵌合してガードレール15に取付けられ、アーム11を介して基体10と接続されている。また、基体10は、ガードレール15の支柱14に適宜間隔で複数取付けられている。そして、上記のように基体10は接続部12にアーム11を介してボールジョイントにより屈曲自在に取付けられているので、アーム11の下端を基点として、鏡体3と反射体4を設けた面の角度や方向を状況に応じて自由に変更することができる。従って、本実施例によれば、上記実施例1と同様の効果に加え、ガードレール15の設置状態にかかわらず、筐体3と反射体4を自転車の運転手に対して、後方の状況を見やすい位置に設置することができるので、自転車の走行時の安全性を向上させることができる。
なお、上記実施例1,2では鏡体3を円形状としているが、四角形状等でもよく、鏡体の形状については本実施例の形状に限定されることはない。上記実施例2では、基体10は、円盤状としているが、直方体等でもよく、基体10の形状については上記実施例2の形状に限定されることはない。また、実施例2では、基体10を接続部12とをボールジョイントを備えたアーム11で取付けているが、関節機構としてボールジョイントに限られず、多関節の関節機構を用いてもよく、実施例2のボールジョイントに限定されることはない。そして、上記実施例1,2では、道路構造物として車止めポールやガードレールに鏡体3を取付けているが、視認誘導標識柱等の標識等に鏡体3を取り付けてもよく、鏡体3を取付ける道路構造物は、上記実施例1,2の道路構造物に限定されることはない。
1 鏡体付車止めポール
2 突部
3 鏡体
4,5 反射体
6 歩道
7 車道
8 縁石
9 車止めポール
2 突部
3 鏡体
4,5 反射体
6 歩道
7 車道
8 縁石
9 車止めポール
Claims (3)
- 後方確認用の鏡体を備えた道路構造物を自転車の走行方向に沿って設けたことを特徴とする道路。
- 前記鏡体の周囲に光を反射する反射体を設けたことを特徴とする請求項1に記載の道路。
- 前記鏡体と前記道路構造物の接続部に関節機構を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の道路。
Priority Applications (1)
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JP2018173133A JP2020045644A (ja) | 2018-09-15 | 2018-09-15 | 道路 |
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JP2020045644A true JP2020045644A (ja) | 2020-03-26 |
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Family Applications (1)
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JP2018173133A Pending JP2020045644A (ja) | 2018-09-15 | 2018-09-15 | 道路 |
Country Status (1)
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2018
- 2018-09-15 JP JP2018173133A patent/JP2020045644A/ja active Pending
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