JP2020044197A - ソール構造およびそれを備えたシューズ - Google Patents
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Abstract
【課題】シューズのソール構造において、異物などの侵入を未然に防止しつつ、少なくとも足長方向の長さを主に着用者の足の大きさに応じて適宜変化させるようにする。【解決手段】シューズ1のソール構造2において、第1ソール部10および第2ソール部20の各々は、第1連結部13および第2連結部23が互いに上下方向に重なる状態を維持しながら第1ソール本体12および第2ソール本体22が少なくとも足長方向において互いに接近および離反するように構成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、ソール構造およびそれを備えたシューズに関するものである。
従来、シューズを着用した者(以下「着用者」という)の足を支持するためのソール構造として、例えば特許文献1のようなソール構造が提案されている。
この特許文献1には、つま先部分と、かかと部分と、中間部分とを有する少なくとも1つの靴底層を備えたソール構造が開示されている。中間部分は、上下方向に貫通形成された複数の開口部を有している。中間部分は、この複数の開口部により層の厚さが変化することなく層の長さが変化するように弾性的に可撓性となっている。そして、つま先部分およびかかと部分の各々は、縦方向(すなわち足長方向)において中間部分に対し相対的に変位可能となっている。
特許文献1のソール構造では、複数の開口部を有する中間部分によりつま先部およびかかと部の各々が足長方向において中間部分に対し相対的に変位可能となっている。これにより、ソール構造における足長方向の長さを着用者の足の大きさに応じて適宜変化させることが可能となっている。しかしながら、上記ソール構造では、異物や水などが、路面または地面から複数の開口部を通って該ソール構造内に浸入しやすくなっていた。その結果、着用者は、上記ソール構造を備えたシューズを安全かつ快適に履くことができないという問題があった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、異物などの侵入を未然に防止しつつ、ソール構造における少なくとも足長方向の長さを、主に着用者の足の大きさに応じて適宜変化させることができるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の形態はシューズ用のソール構造であって、ソール構造は、第1ソール部と、第1ソール部よりも後方に配置された第2ソール部と、を備えている。第1ソール部は、第1ソール本体と、第1ソール本体の後部に設けられた第1連結部と、を有している。第2ソール部は、第2ソール本体と、第2ソール本体の前部に設けられかつ第1連結部と上下方向に重なるように連結された第2連結部を有している。そして、第1ソール部および第2ソール部の各々は、第1連結部および第2連結部が互いに上下方向に重なる状態を維持しながら第1ソール本体および第2ソール本体が少なくとも足長方向において互いに接近および離反するように構成されていることを特徴とする。
この第1の形態では、第1ソール本体および第2ソール本体が少なくとも足長方向において互いに接近および離反するように構成されていることから、ソール構造における少なくとも足長方向の長さを主に着用者の足の大きさに応じて適宜変化させることが可能となる。また、第1連結部と第2連結部とを上下方向に重ねた状態が維持されるため、特に第1ソール本体および第2ソール本体が互いに足長方向に離反した状態であっても、第1ソール本体と第2ソール本体との間に隙間が生じにくくなる。このため、異物や水などが路面または地面からソール構造内に浸入しにくくなる。したがって、第1の形態では、異物などの侵入を未然に防止しつつ、ソール構造における少なくとも足長方向の長さを主に着用者の足の大きさに応じて適宜変化させることができる。
第2の形態は、第1の形態において、第1連結部および第2連結部のいずれか一方には、上下方向に突出した少なくとも1つの連結軸が設けられており、第1連結部および第2連結部は、連結軸により、上下方向に重なるように互いに連結されかつ少なくとも足長方向において互いに相対移動するように構成されていることを特徴とする。
この第2の形態では、連結軸により、第1連結部および第2連結部が上下方向に重なるように互いに連結されかつ少なくとも足長方向において互いに相対移動するように構成されているため、第1連結部および第2連結部が互いに上下方向に重なる状態を維持しながら第1ソール本体および第2ソール本体が少なくとも足長方向において互いに接近および離反するように構成することが容易となる。このような簡易な構成により、上記第1の形態と同様の作用効果を得ることができる。
第3の形態は、第2の形態において、連結軸は、1つだけ設けられており、第1連結部および第2連結部の各々は、連結軸を回動軸として足幅方向に回動するように構成されていることを特徴とする。
この第3の形態では、第1連結部および第2連結部の各々が連結軸を回動軸として足幅方向に回動することから、第1ソール本体および第2ソール本体のいずれか一方が他方に対して足幅方向にも相対的に移動するようになる。これにより、第1ソール本体と第2ソール本体との相対的な位置関係を、着用者の足の大きさに限られず、着用者の足の様々な動作にも適応させることができる。
第4の形態は、第1〜第3のいずれか1つの形態において、第1ソール本体の上面と、第2ソール本体の上面と、第1連結部および第2連結部のいずれか一方の上面とは、着用者の足裏を支持するための足裏支持面として構成されている。そして、第1連結部および第2連結部のいずれか一方の上面は、第1ソール本体および第2ソール本体の各々の上面と面一になっていることを特徴とする。
この第4の形態では、第1ソール本体の上面と、第2ソール本体の上面と、第1連結部および第2連結部のいずれか一方の上面とからなる足裏支持面を、全体的に滑らかにすることが可能となる。その結果、着用者の足裏に対する違和感が生じないようにすることができるとともに、着用者の足裏を安定的に支持することができる。
第5の形態は、第1〜第4のいずれか1つの形態において、第1連結部は、第2連結部の下方に配置されており、第1連結部の下側には、アウトソールが積層配置されていることを特徴とする。
この第5の形態では、第1連結部の下側に積層配置されたアウトソールにより、異物や水などが、路面または地面から第1連結部を通過してソール構造内に浸入することを未然に防止することができる。
第6の形態は、第1〜第4のいずれか1つの形態において、第2連結部は、第1連結部の下方に配置されており、第2連結部の下側には、アウトソールが積層配置されていることを特徴とする。
この第6の形態では、第2連結部の下側に積層配置されたアウトソールにより、異物や水などが、路面または地面から第2連結部を通過してソール構造内に浸入することを未然に防止することができる。
第7の形態は、第1〜6の形態のいずれか1つのソール構造を備えたシューズであることを特徴とする。
この第7の形態では、上記第1〜第6の形態と同様の作用効果を奏するシューズを得ることができる。そして、着用者は、安全かつ快適にシューズを履くことができる。
第8の形態は、第7の形態において、ソール構造に取り付けられたアッパーをさらに備えている。そして、アッパーは、第1連結部と第2連結部とが上下方向に重なる位置に対応する位置に配置された伸縮可能な伸縮部と、第1連結部よりも前方に配置されかつ第1ソール本体に固着された第1固定部と、第2連結部よりも後方に配置されかつ第2ソール本体に固着された第2固定部と、を有することを特徴とする。
この第8の形態では、着用者がシューズを履いたときに、着用者の足の大きさに応じてアッパーの伸縮部が伸縮しかつ第1固定部および第2固定部の少なくともいずれか一方が足長方向に移動するようになる。この移動により、第1ソール本体および第2ソール本体の少なくともいずれか一方が足長方向に移動するとともに、第1連結部および第2連結部が足長方向に互いに相対移動するようになる。このように、ソール構造における少なくとも足長方向の長さを、アッパーの形状変化に適応させることが可能となる。その結果、シューズ全体を、主に着用者の足の大きさにフィットさせることができる。
以上説明したように、本発明によると、異物などの侵入を未然に防止しつつ、ソール構造における少なくとも足長方向の長さを主に着用者の足の大きさに応じて適宜変化させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1〜図3は、本発明の実施形態に係るソール構造2およびそれを備えたシューズ1の全体を示している。このシューズ1は、例えばランニング用や各種競技用のスポーツシューズ、日常使用のスニーカーおよびリハビリ用シューズとして使用される。
ここで、シューズ1は、右足用シューズのみを例示している。左足用シューズは、右足用シューズと左右対称になるように構成されているので、以下の説明では右足用シューズのみについて説明し、左足用シューズの説明は省略する。
また、以下の説明において、上側および下側とはシューズ1の上下方向の位置関係を表し、前方(前側)および後方(後側)とはシューズ1の足長方向(前後方向)の位置関係を表し、内甲側および外甲側とはシューズ1の足幅方向の位置関係を表すものとする。
図1〜図4に示すように、この実施形態において、ソール構造2は、足長方向において2つの部材に分割されている。具体的に、ソール構造2は、第1ソール部10および第2ソール部20を備えている。
(第1ソール部)
第1ソール部10は、例えば、シューズ1を着用した者(以下「着用者」という)の足の前足部から中足部に亘る範囲に対応して配設されている。
第1ソール部10は、例えば、シューズ1を着用した者(以下「着用者」という)の足の前足部から中足部に亘る範囲に対応して配設されている。
第1ソール部10は、第1アウトソール部11を有している。第1アウトソール部11は、後述する第1ソール本体12および第1連結部13よりも高硬度の硬質弾性部材で構成されている。具体的に、第1アウトソール部11は、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等の熱可塑性樹脂、ポリウレタン(PU)等の熱硬化性樹脂、またはブタジエンラバーやクロロプレンラバー等のラバー素材が適している。
図5にも示すように、第1ソール部10は、第1ソール本体12を有している。第1ソール本体12は、第1アウトソール部11の上側に積層配置されている。第1ソール本体12は、軟質の弾性材により構成されている。具体的に、第1ソール本体12は、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等の熱可塑性合成樹脂やその発泡体、ポリウレタン(PU)等の熱硬化性樹脂やその発泡体、ブタジエンラバーやクロロプレンラバー等のラバー素材やその発泡体などが適している。
第1ソール本体12の上面は、着用者の足裏において前足部から中足部に亘る範囲を支持するための足裏支持面の一部として構成されている。
図1〜図5に示すように、第1ソール部10は、第1連結部13を有している。第1連結部13は、第1ソール本体12と同じ材料からなる。第1連結部13は、第1ソール本体12の後部に設けられている。第1連結部13は、第1ソール本体12と一体形成されている。第1連結部13は、後述する第2連結部23の下方に配置されている。第1連結部13は、第1ソール本体12と同様に、第1アウトソール部11の上側に積層配置されている。
第1連結部13は、その厚みが第1ソール本体12の厚みよりも小さくなるように形成されている。第1連結部13は、側面視において第1ソール本体12の上面に対し段差状に形成されている。具体的に、第1連結部13の上面は、第1ソール本体12の上面よりも下方に位置している。第1連結部13の下面は、第1ソール本体12の下面と面一となっている。
図4および図5に示すように、第1連結部13には、案内部31が設けられている。案内部31は、後述する連結軸34を足長方向に移動可能に案内するためのものである。案内部31は、第1連結部13の下面から上方に向かって溝状に凹陥形成されている。案内部31は、足幅方向よりも足長方向に長くなるよう形成されている。案内部31は、第1連結部13における足幅方向略中央に配置されている。そして、案内部31は、内部空間が密閉されるように第1アウトソール部11により下方から覆われている(図4参照)。
案内部31は、その底部の一部が上下方向に貫通した貫通孔32を有している。貫通孔32は、後述する連結軸34の軸部34aを上下方向に沿って挿通させるためのものである。貫通孔32は、案内部31における足幅方向略中央に配置されている。貫通孔32は、足幅方向よりも足長方向に長くなるよう形成されている。貫通孔32は、足幅方向の幅が後述する連結軸34の軸部34aの直径よりも大きくなるように形成されている。また、貫通孔32は、足幅方向の幅が後述する連結軸34の抜け止め部34bの直径よりも小さくなるように形成されている。
(第2ソール部)
図1〜図4に示すように、第2ソール部20は、第1ソール部10よりも後方に配置されている。第2ソール部20は、例えば、着用者の足の中足部から後足部に亘る範囲に対応して配設されている。
図1〜図4に示すように、第2ソール部20は、第1ソール部10よりも後方に配置されている。第2ソール部20は、例えば、着用者の足の中足部から後足部に亘る範囲に対応して配設されている。
第2ソール部20は、第2アウトソール部21を有している。第2アウトソール部21は、第1アウトソール部11と同様に、高硬度の硬質弾性部材で構成されている。なお、第2アウトソール部21は、第1アウトソール部11の材料と同じ材料により構成されていてもよい。あるいは、第2アウトソール部21は、第1アウトソール部11の材料と異なる材料により構成されていてもよい。
図6にも示すように、第2ソール部20は、第2ソール本体22を有している。第2ソール本体22は、第1ソール本体12と同様に、軟質の弾性材により構成されている。なお、第2ソール本体22は、第1ソール本体12の材料と同じ材料により構成されていてもよい。あるいは、第2ソール本体22は、第1ソール本体12の材料と異なる材料により構成されていてもよい。
第2ソール本体22は、第2アウトソール部21の上側に積層配置されている。第2ソール本体22の上面は、着用者の足裏において中足部から後足部に亘る範囲を支持するための足裏支持面の一部として構成されている。
第2ソール部20は、第2連結部23を有している。第2連結部23は、第2ソール本体22の前部に設けられている。第2連結部23は、第2ソール本体22と一体形成されている。なお、第2連結部23は、第1連結部13の材料と同じ材料により構成されていてもよい。あるいは、第2連結部23は、第1連結部13の材料と異なる材料により構成されていてもよい。
第2連結部23は、その厚みが第2ソール本体22の厚みよりも小さくなるように形成されている。第2連結部23は、側面視において第2ソール本体22の下面に対し段差状に形成されている。具体的に、第2連結部23の下面は、第2ソール本体22の下面よりも上方に位置している。第2連結部23の上面は、第1ソール本体12の上面および第2ソール本体22の上面と面一になっている。すなわち、第2連結部23の上面は、着用者の足裏の一部を支持するための足裏支持面の一部として構成されている。
図6に示すように、第2連結部23には、固定穴33が設けられている。固定穴33は、第2連結部23の下面から上方に向かって有底状に形成されている。固定穴33は、底面視で円形状に形成されている。固定穴33は、第2連結部23の前端部寄りに配置されている。固定穴33は、第2連結部23の足幅方向略中央に配置されている。
図2および図3に示すように、第2連結部23には、連結軸34が設けられている。図4に示すように、連結軸34は、軸部34aおよび抜け止め部34bを有している。
軸部34aは、上下方向に延びる柱状に形成されている。この実施形態において、軸部34aは、円柱状に形成されている。軸部34aの下部は、第1連結部13の貫通孔32に挿通されている。軸部34aの上部は、例えば接着剤により第2連結部23の固定穴33に固着されている。
抜け止め部34bは、例えば略円盤状に形成されている。抜け止め部34bは、その直径が軸部34aの直径よりも大きくなるように形成されている。抜け止め部34bは、軸部34aと一体形成されている。抜け止め部34bは、軸部34aが第1連結部13の貫通孔32に挿通された状態で第1連結部13の案内部31に収容されている。また、抜け止め部34bの上面は、案内部31の底面と当接している。
第1連結部13および第2連結部23は、案内部31および連結軸34により上下方向に重なるように互いに連結されている。具体的に、第1連結部13および第2連結部23は、第1連結部13の上面と第2連結部23の下面とが上下方向に対向した状態となるように連結されている。そして、第1連結部13および第2連結部23の各々は、足長方向に相対移動可能となっている。さらに、図7に示すように、第1連結部13および第2連結部23の各々は、連結軸34の軸部34aを回動軸として足幅方向に回動するように構成されている(図7の仮想線を参照)。
なお、第1連結部13の上面と第2連結部23の下面とは、互いに接触していてもよい。かかる接触状態において、第1連結部13の上面と第2連結部23の下面との間には、潤滑油などが塗布されているのが好ましい。この潤滑油により、第1連結部13の上面と第2連結部23の下面との間に過度な摩擦力が生じることを抑制することが可能となる。
(アッパー)
図1に示すように、シューズ1は、着用者の足を覆うためのアッパー3を備えている。アッパー3は、ソール構造2に取り付けられている。アッパー3部は、例えば、編物、織物、不織布、合成皮革、人工皮革、天然皮革などにより構成されている。アッパー3の上部には、着用者の足を挿入するための足挿入部3aが設けられている。図2に示すように、アッパー3は、伸縮可能な伸縮部3bと、第1固定部3cと、第2固定部3dとを有している。
図1に示すように、シューズ1は、着用者の足を覆うためのアッパー3を備えている。アッパー3は、ソール構造2に取り付けられている。アッパー3部は、例えば、編物、織物、不織布、合成皮革、人工皮革、天然皮革などにより構成されている。アッパー3の上部には、着用者の足を挿入するための足挿入部3aが設けられている。図2に示すように、アッパー3は、伸縮可能な伸縮部3bと、第1固定部3cと、第2固定部3dとを有している。
伸縮部3bは、アッパー3において、第1連結部13と第2連結部23とが上下方向に重なる位置に対応する位置に配置されている。
第1固定部3cは、アッパー3において、第1連結部13に対応する位置よりも前方に配置されている。第1固定部3cは、例えば紐材などの締結部材または接着剤により第1ソール本体12の周縁部に固着されている。
第2固定部3dは、アッパー3において、第2連結部23に対応する位置よりも後方に配置されている。第2固定部3dは、例えば紐材などの締結部材または接着剤により第2ソール本体22の周縁部に固着されている。
(ソール構造およびアッパーの各動作)
次に、この実施形態に係るソール構造2およびアッパー3の各動作について説明する。
次に、この実施形態に係るソール構造2およびアッパー3の各動作について説明する。
図4に示すように、足長方向において第1ソール本体12および第2ソール本体22が互いに接近している状態では、第1連結部13の略全体と第2連結部23の略全体とが上下方向に重なるようになっている。
図4に示した状態において、例えば着用者がシューズ1を履いたときに着用者の足の大きさに応じてアッパー3の伸縮部3bが伸長しかつ第1固定部3cがシューズ1の前方に向かって移動した場合には、シューズ1の前方に向かう外力が第1固定部3cを介して第1ソール本体12に伝わるようになる。そして、上記外力により、第1ソール本体12が第2ソール本体22に対して足長方向に互いに離反するとともに、案内部31の貫通孔32が連結軸34の軸部34aに対して足長方向にスライドするようになる(図8参照)。
あるいは、図4に示した状態において、例えば着用者がシューズ1を履いたときに着用者の足の大きさに応じてアッパー3の伸縮部3bが伸長しかつ第2固定部3dがシューズ1の後方に向かって移動した場合には、シューズ1の後方に向かう外力が第2固定部3dを介して第2ソール本体22に伝わるようになる。そして、上記外力により、第2ソール本体22が第1ソール本体12に対して足長方向に互いに離反するとともに、連結軸34の軸部34aが案内部31の貫通孔32に対して足長方向にスライドするようになる(図8参照)。
図8に示すように、ソール構造2では、第1ソール本体12および第2ソール本体22のいずれか一方が他方に対して足長方向に離反した状態であっても、第1連結部13の後部と第2連結部23の前部とが上下方向に重なるようになっている。このように、第1ソール部10および第2ソール部20の各々は、第1連結部13と第2連結部23とが上下方向に重なる状態を維持しながら第1ソール本体12および第2ソール本体22が少なくとも足長方向に互いに接近および離反するように構成されている。
[実施形態の作用効果]
以上のように、実施形態に係るソール構造2では、第1ソール本体12および第2ソール本体22が少なくとも足長方向において互いに接近および離反するように構成されている。このため、ソール構造2における少なくとも足長方向の長さを主に着用者の足の大きさに応じて適宜変化させることが可能となる。また、第1連結部13と第2連結部23とを上下方向に重ねた状態が維持されるため、特に第1ソール本体12および第2ソール本体22が互いに足長方向に離反した状態であっても、第1ソール本体12と第2ソール本体22との間に隙間が生じにくくなる。このため、異物や水などが、路面または地面からソール構造2内に浸入しにくくなる。したがって、実施形態に係るソール構造2では、異物などの侵入を未然に防止しつつ、少なくとも足長方向の長さを主に着用者の足の大きさに応じて適宜変化させることができる。そして、着用者は、安全かつ快適にソール構造2を備えたシューズ1を履くことができる。
以上のように、実施形態に係るソール構造2では、第1ソール本体12および第2ソール本体22が少なくとも足長方向において互いに接近および離反するように構成されている。このため、ソール構造2における少なくとも足長方向の長さを主に着用者の足の大きさに応じて適宜変化させることが可能となる。また、第1連結部13と第2連結部23とを上下方向に重ねた状態が維持されるため、特に第1ソール本体12および第2ソール本体22が互いに足長方向に離反した状態であっても、第1ソール本体12と第2ソール本体22との間に隙間が生じにくくなる。このため、異物や水などが、路面または地面からソール構造2内に浸入しにくくなる。したがって、実施形態に係るソール構造2では、異物などの侵入を未然に防止しつつ、少なくとも足長方向の長さを主に着用者の足の大きさに応じて適宜変化させることができる。そして、着用者は、安全かつ快適にソール構造2を備えたシューズ1を履くことができる。
また、第1連結部13および第2連結部23は、連結軸34により、上下方向に重なるように互いに連結されかつ少なくとも足長方向において互いに相対移動するように構成されている。かかる構成により、第1連結部13および第2連結部23が互いに上下方向に重なる状態を維持しながら第1ソール本体12および第2ソール本体22が少なくとも足長方向において互いに接近および離反するように構成することが容易となる。このような簡易な構成により、上記作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
また、連結軸34は1つだけ設けられており、第1連結部13および第2連結部23の各々は、連結軸34を回動軸として足幅方向に回動するように構成されている。このため、第1ソール本体12および第2ソール本体22のいずれか一方が他方に対して足幅方向にも相対的に移動するようになる。これにより、第1ソール本体12と第2ソール本体22との相対的な位置関係を、着用者の足の大きさに限られず、着用者の足の様々な動作にも適応させることができる。
また、第1ソール本体12の上面と、第2ソール本体22の上面と、第2連結部23の上面とは、着用者の足裏を支持するための足裏支持面として構成されていて、第2連結部23の上面は、第1ソール本体12の上面および第2ソール本体22の上面と面一になっている。このため、第1ソール本体12の上面と、第2ソール本体22の上面と、第2連結部23の上面とからなる足裏支持面を、全体的に滑らかにすることが可能となる。その結果、着用者の足裏に対する違和感が生じないようにすることができるとともに、着用者の足裏を安定的に支持することができる。
また、第1連結部13は第2連結部23の下方に配置されており、第1連結部13の下側には第1アウトソール部11(アウトソール)が積層配置されている。この第1アウトソール部11により、異物や水などが、路面または地面から第1連結部13(特に貫通孔32)を通過してソール構造2内に浸入することを未然に防止することができる。
また、アッパー3は、伸縮部3bと、第1固定部3cと、第2固定部3dと、を有している。このため、着用者がシューズ1を履いたときに、着用者の足の大きさに応じてアッパー3の伸縮部3bが伸縮しかつ第1固定部3cおよび第2固定部3dの少なくともいずれか一方が足長方向に移動するようになる。この移動により、第1ソール本体12および第2ソール本体22の少なくともいずれか一方が足長方向に移動するとともに、第1連結部13および第2連結部23が足長方向に互いに相対移動するようになる。このように、ソール構造2における少なくとも足長方向の長さを、アッパー3の形状変化に適応させることが可能となる。その結果、シューズ1全体を、主に着用者の足の大きさにフィットさせることができる。
[実施形態の変形例1]
上記実施形態では、第1連結部13を第2連結部23よりも下方に配置した形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、図9に示した変形例1のように、第1連結部13を第2連結部23よりも上方に配置してもよい。さらに、この変形例1において、第2連結部23は、第2ソール本体22と同様に、第2アウトソール部21の上側に積層配置されていてもよい。
上記実施形態では、第1連結部13を第2連結部23よりも下方に配置した形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、図9に示した変形例1のように、第1連結部13を第2連結部23よりも上方に配置してもよい。さらに、この変形例1において、第2連結部23は、第2ソール本体22と同様に、第2アウトソール部21の上側に積層配置されていてもよい。
[実施形態の変形例2および変形例3]
また、上記実施形態では、案内部31を第1連結部13に設ける一方、連結軸34を第2連結部23に設けるようにした形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、図10に示した変形例2および図11に示した変形例3のように、案内部31を第2連結部23に設ける一方、連結軸34を第1連結部13に設けてもよい。
また、上記実施形態では、案内部31を第1連結部13に設ける一方、連結軸34を第2連結部23に設けるようにした形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、図10に示した変形例2および図11に示した変形例3のように、案内部31を第2連結部23に設ける一方、連結軸34を第1連結部13に設けてもよい。
[実施形態の変形例4]
また、図12に示した変形例4のように、ソール構造2が第1上層部41および第2上層部42をさらに備える形態としてもよい。第1上層部41は、第1ソール本体12の上側に配置されていて、第1ソール本体12と一体形成されている。第1上層部41は、その後部が第2連結部23の上方に位置するように形成されている。一方、第2上層部42は、第2ソール本体22の上側に配置されていて、第2ソール本体22と一体形成されている。そして、第1上層部41の上面は、第2上層部42の上面と面一となっている。
また、図12に示した変形例4のように、ソール構造2が第1上層部41および第2上層部42をさらに備える形態としてもよい。第1上層部41は、第1ソール本体12の上側に配置されていて、第1ソール本体12と一体形成されている。第1上層部41は、その後部が第2連結部23の上方に位置するように形成されている。一方、第2上層部42は、第2ソール本体22の上側に配置されていて、第2ソール本体22と一体形成されている。そして、第1上層部41の上面は、第2上層部42の上面と面一となっている。
以上のように、変形例4のソール構造2において、第1ソール部10および第2ソール部20の各々は、第1連結部13および第1上層部41の後部が第2連結部23と上下方向に重なる状態を維持しながら第1ソール本体12および第2ソール本体22が少なくとも足長方向に互いに接近および離反するように構成されている。すなわち、変形例4では、上記実施形態と比較して、第1上層部41の後部と第2連結部23とを上下方向に重ねた構成がさらに追加されている。このため、変形例4のソール構造2では、異物や水などがソール構造2内に浸入しないようにするという効果をより一層高めることができる。
[実施形態の変形例5]
図13に示した変形例5は、上記変形例3に示したソール構造2に対して第1上層部41および第2上層部42を設けた更なる変形例である。すなわち、変形例5のソール構造2において、第1ソール部10および第2ソール部20の各々は、第2連結部23および第2上層部42の前部が第1連結部13と上下方向に重なる状態を維持しながら第1ソール本体12および第2ソール本体22が少なくとも足長方向に互いに接近および離反するように構成されている。すなわち、変形例5では、上記実施形態と比較して、第2上層部42の前部と第1連結部13とを上下方向に重ねた構成がさらに追加されている。このため、変形例5のソール構造2であっても、変形例4のソール構造2と同様に、異物や水などがソール構造2内に浸入しないようにするという効果をより一層高めることができる。
図13に示した変形例5は、上記変形例3に示したソール構造2に対して第1上層部41および第2上層部42を設けた更なる変形例である。すなわち、変形例5のソール構造2において、第1ソール部10および第2ソール部20の各々は、第2連結部23および第2上層部42の前部が第1連結部13と上下方向に重なる状態を維持しながら第1ソール本体12および第2ソール本体22が少なくとも足長方向に互いに接近および離反するように構成されている。すなわち、変形例5では、上記実施形態と比較して、第2上層部42の前部と第1連結部13とを上下方向に重ねた構成がさらに追加されている。このため、変形例5のソール構造2であっても、変形例4のソール構造2と同様に、異物や水などがソール構造2内に浸入しないようにするという効果をより一層高めることができる。
[実施形態の変形例6]
上記実施形態では、有底状の固定穴33を第2連結部23に形成しかつ軸部34aの上部を接着剤などにより固定穴33に固着した形態を示したが、この形態に限られない。例えば、図14に示した変形例6のように構成してもよい。この変形例6であっても、連結軸34により第1連結部13および第2連結部23を互いに連結することが可能となる。
上記実施形態では、有底状の固定穴33を第2連結部23に形成しかつ軸部34aの上部を接着剤などにより固定穴33に固着した形態を示したが、この形態に限られない。例えば、図14に示した変形例6のように構成してもよい。この変形例6であっても、連結軸34により第1連結部13および第2連結部23を互いに連結することが可能となる。
具体的に、図14に示すように、第2連結部23には、上記実施形態で示した固定穴33に代えて、孔部35および穴部36が形成されている。孔部35は、第2連結部23の下面から上方に向かって貫通している。穴部36は、第2連結部23の上面から下方に向かって有底状に形成されている。穴部36は、その内径が孔部35の内径よりも大きくなるように形成されている。穴部36には、ナット部材37が埋設されている。
また、連結軸34の軸部34aには雄ねじ加工が施されている。軸部34aの下部は、貫通孔32および第1孔部35に挿通されている。そして、軸部34aの上部は、第2孔部36に埋設されたナット部材37に螺合されている。かかる構成により、第1連結部13および第2連結部23を互いに連結することが可能となる。
なお、上記変形例1〜5であっても、この変形例6に示した構成を適用することが可能である。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、ソール構造2は、足長方向において2つに分割された形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、ソール構造2は、足長方向において少なくとも2つに分割されるように構成されていればよい。
上記実施形態では、ソール構造2は、足長方向において2つに分割された形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、ソール構造2は、足長方向において少なくとも2つに分割されるように構成されていればよい。
また、上記実施形態では、案内部31、貫通孔32、固定穴33,および連結軸34をそれぞれ1つずつ設けた形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、案内部31、貫通孔32、固定穴33,および連結軸34をそれぞれ複数設けた形態としてもよい。
また、上記実施形態では、第1ソール本体12の下面と第1連結部13の下面とが面一となる形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、第1ソール本体12の下面と第1連結部13の下面とが面一とならないように構成してもよい。上記変形例2および上記変形例4についても、これと同様である。さらに、上記変形例1、上記変形例3、および上記変形例5では、第2ソール本体22の下面と第1連結部23の下面とが面一とならないように構成してもよい。
また、上記実施形態では、円柱状の軸部34aを適用した形態を示したが、この形態に限られない。例えば、軸部34aの形状を、三角柱状、四角柱状などの種々の形状にしてもよい。上記変形例1〜5についても、これと同様である。なお、上記実施形態のように、軸部34aが円柱状に形成されていれば、第1連結部13および第2連結部23の各々を、軸部34aを回動軸として足幅方向に回動させやすくなる。
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。
本発明は、例えばランニング用や各種競技用のスポーツシューズ、日常使用のスニーカーおよびリハビリ用シューズのソール構造およびそれを用いたシューズとして産業上の利用が可能である。
1:シューズ
2:ソール構造
3:アッパー
3a:足挿入部
3b:伸縮部
3c:第1固定部
3d:第2固定部
10:第1ソール部
11:第1アウトソール部
12:第1ソール本体
13:第1連結部
14:案内部
15:貫通孔
16:第1上層部
20:第2ソール部
21:第2アウトソール部
22:第2ソール本体
23:第2連結部
24:固定穴
25:連結軸
25a:軸部
25b:抜け止め部
26:第2上層部
2:ソール構造
3:アッパー
3a:足挿入部
3b:伸縮部
3c:第1固定部
3d:第2固定部
10:第1ソール部
11:第1アウトソール部
12:第1ソール本体
13:第1連結部
14:案内部
15:貫通孔
16:第1上層部
20:第2ソール部
21:第2アウトソール部
22:第2ソール本体
23:第2連結部
24:固定穴
25:連結軸
25a:軸部
25b:抜け止め部
26:第2上層部
Claims (8)
- シューズ用のソール構造であって、
第1ソール部と、
前記第1ソール部よりも後方に配置された第2ソール部と、を備え、
前記第1ソール部は、第1ソール本体と、前記第1ソール本体の後部に設けられた第1連結部と、を有し、
前記第2ソール部は、第2ソール本体と、前記第2ソール本体の前部に設けられかつ前記第1連結部と上下方向に重なるように連結された第2連結部を有し、
前記第1ソール部および前記第2ソール部の各々は、前記第1連結部および前記第2連結部が互いに上下方向に重なる状態を維持しながら前記第1ソール本体および前記第2ソール本体が少なくとも足長方向において互いに接近および離反するように構成されている、ソール構造。 - 請求項1に記載のソール構造であって、
前記第1連結部および前記第2連結部のいずれか一方には、上下方向に突出した少なくとも1つの連結軸が設けられており、
前記第1連結部および前記第2連結部は、前記連結軸により、上下方向に重なるように互いに連結されかつ少なくとも足長方向において互いに相対移動するように構成されている、ソール構造。 - 請求項2に記載のソール構造であって、
前記連結軸は、1つだけ設けられており、
前記第1連結部および前記第2連結部の各々は、前記連結軸を回動軸として足幅方向に回動するように構成されている、ソール構造。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のソール構造であって、
前記第1ソール本体の上面と、前記第2ソール本体の上面と、前記第1連結部および前記第2連結部のいずれか一方の上面とは、着用者の足裏を支持するための足裏支持面として構成されており、
前記第1連結部および前記第2連結部のいずれか一方の上面は、前記第1ソール本体および前記第2ソール本体の各々の上面と面一になっている、ソール構造。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のソール構造であって、
前記第1連結部は、前記第2連結部の下方に配置されており、
前記第1連結部の下側には、アウトソールが積層配置されている、ソール構造。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のソール構造であって、
前記第2連結部は、前記第1連結部の下方に配置されており、
前記第2連結部の下側には、アウトソールが積層配置されている、ソール構造。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載のソール構造を備えるシューズ。
- 請求項7に記載のシューズであって、
前記ソール構造に取り付けられたアッパーをさらに備え、
前記アッパーは、
前記第1連結部と前記第2連結部とが上下方向に重なる位置に対応する位置に配置された伸縮可能な伸縮部と、
前記第1連結部よりも前方に配置されかつ前記第1ソール本体に固着された第1固定部と、
前記第2連結部よりも後方に配置されかつ前記第2ソール本体に固着された第2固定部と、を有する、シューズ。
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