JP2020043803A - 結球野菜の搬送装置及び調製装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に開示の玉ねぎ処理装置は、玉ねぎを搬送する搬送手段と、この搬送手段の搬送途中で玉ねぎの根部を切断する根切断手段と、を備えている。搬送手段は、玉ねぎを根下流向き姿勢として搬送する整列ローラと、根下流向き姿勢から根上向き姿勢へと変化させて搬送する送りローラと、を有している。
本発明は、上記したような実情に鑑みて、大きさが異なる玉ねぎ等の結球野菜の根の高さを揃えて搬送することができる結球野菜の搬送装置及び調製装置を提供するものである。
好ましくは、前記第1搬送面と前記第2搬送面とは、搬送方向から見て鈍角のV字状に配置されている。
好ましくは、前記鈍角は、110°〜130°である。
好ましくは、前記保持装置は、前記第1搬送面の上方に配置され且つ前記第1搬送面の搬送方向の上流側から下流側に向けて移動する第1弾性ベルトと、前記第2搬送面の上方に配置され且つ前記第2搬送面の搬送方向の上流側から下流側に向けて移動する第2弾性ベルトと、を有し、前記第1弾性ベルトと前記第2弾性ベルトとの間に前記外葉を挟んで保持する。
好ましくは、調製装置は、前記搬送装置により搬送された結球野菜の外葉を切断する第2切断装置を備えている。
上記調製装置によれば、搬送装置により大きさが異なる玉ねぎ等の結球野菜の根の高さを揃えて搬送することができるため、根の切断処理を効率良く且つ正確に行うことが可能となる。
図1は結球野菜の調製装置1の一実施形態を示す側面図であり、図2は結球野菜の調製装置1の一実施形態を示す平面図である。
以下、説明の便宜上、図1、図2の矢印X1方向を前方、図1、図2の矢印X2方向を後方という。また、図2の矢印Y方向を装置幅方向、図2の矢印Y1方向を左方、図2の矢印Y2方向を右方という。また、装置幅方向であって且つ装置幅方向の中心から離れる方向を装置外方という。装置幅方向であって且つ装置幅方向の中心に近づく方向を装置内方という。
図1、図2に示すように、調製装置1は、搬送装置2と、第1切断装置3と、第2切断装置4と、を備えている。
搬送装置2は、結球野菜VGを搬送する装置である。第1切断装置3は、結球野菜VGの根VG3を切断する装置である。第2切断装置4は、結球野菜VGの外葉VG2を切断する装置である。搬送装置2、第1切断装置3、第2切断装置4は、フレーム5に支持されている。
先ず、搬送装置2の構成について説明する。
図1〜図3に示すように、搬送装置2は、上段搬送部2Aと、姿勢変更部2Bと、下段搬送部2Cと、を有している。上段搬送部2Aは、結球野菜VGを、外葉VG2と根VG3のいずれか一方が下向きの姿勢で搬送する。姿勢変更部2Bは、上段搬送部2Aにより搬送されてきた結球野菜VGの姿勢を反転させながら下段搬送部2Cへと移行させる。下段搬送部2Cは、結球野菜VGを外葉VG2と根VG3のいずれか他方が下向きの姿勢で搬送する。
上段搬送部2Aは、第1搬送部2A1と、第2搬送部2A2と、第3搬送部2A3と、を有している。第1搬送部2A1、第2搬送部2A2、第3搬送部2A3は、前方から後方に向けて並んで配置されている。具体的には、第1搬送部2A1が最も前方に配置され、第2搬送部2A2が第1搬送部2A1の後方に配置され、第3搬送部2A3が第2搬送部2A2の後方に配置されている。
先ず、第1搬送部2A1について説明する。
図1〜図5に示すように、第1搬送部2A1は、第1ローラ6と第2ローラ7とを有している。第1ローラ6と第2ローラ7は、装置幅方向に並列して配置されている。第1ローラ6と第2ローラ7は、それぞれ前後方向(搬送方向)に延設されている。第1ローラ6及び第2ローラ7は、同径且つ同長の円筒状の部材であって、フレーム5に対して中心軸回りに回転可能に支持されている。第1ローラ6及び第2ローラ7の前部は前部フレーム5B上に支持されている。第1ローラ6及び第2ローラ7の後部は中間フレーム5C上に支持されている。図2に仮想線で示すように、結球野菜VGは、第1ローラ6の上部と第2ローラ7の上部とに跨って載置される。
第4ベルト13bは、ゴムチューブ等の弾性チューブから構成されている。第4ベルト13bの表面には、突起は形成されていない。第3ベルト13aと第4ベルト13bとは、第2ローラ7の中心軸の方向にずれて配置されている。具体的には、第3ベルト13aが第4ベルト13bの後方に配置されている。
第1搬送部2A1は、搬送中の結球野菜VGの外葉VG2又は根VG3を挟持可能な第1挟持部14を有している。第1挟持部14は、第1帯状部材12及び第2帯状部材13から構成されている。上述したように、第1帯状部材12及び第2帯状部材13は、第1ローラ6の表面と第2ローラ7の表面にそれぞれ螺旋状に設けられている。第1挟持部14は、第1ローラ6及び第2ローラ7の上部に載置された結球野菜VGの外葉VG2又は根VG3を第1ローラ6と第2ローラ7との間に引き込んで挟持する。
次に、第2搬送部2A2について説明する。
図1〜図3に示すように、第2搬送部2A2は、第1搬送部2A1よりも下方に配置されている。図1、図2、図4、図5に示すように、第2搬送部2A2は、重複部15と非重複部16とを有している。重複部15は、搬送方向(前後方向)において、第1搬送部2A1とオーバーラップする部分である。非重複部16は、搬送方向(前後方向)において、第1搬送部2A1とオーバーラップしない部分である。言い換えれば、第2搬送部2A2の重複部15の上方には第1搬送部2A1が存在し、非重複部16の上方には第1搬送部2A1が存在しない。非重複部16は、重複部15よりも搬送方向の下流側(後方)に配置されている。非重複部16の搬送方向の長さは、重複部15の搬送方向の長さよりも長い。
第3ローラ17と第4ローラ18は、中間フレーム5Cの前部に支持された第2モータ19の駆動により回転する。第3ローラ17の中心軸の前部には、第1スプロケット20が取り付けられている。第4ローラ18の中心軸の前部には、第2スプロケット21が取り付けられている。中間フレーム5Cには、テンション調整用の第3スプロケット22が支持されている。第2モータ19の出力軸には、第4スプロケット23が取り付けられている。第1スプロケット20、第2スプロケット21、第3スプロケット22、第4スプロケット23には、動力伝達用のチェーン120が巻き掛けられている。第2モータ19の駆動力は、チェーン120を介して第3ローラ17及び第4ローラ18に伝達される。これにより、図10に示すように、第3ローラ17と第4ローラ18とは、中心軸回りに互いに内向き(対向する側が下向き)に回転する。
第8ベルト25bは、ゴムチューブ等の弾性チューブから構成されている。第8ベルト25bの表面には、突起は形成されていない。第7ベルト25aと第8ベルト25bとは、第4ローラ18の中心軸の方向にずれて配置されている。
第2搬送部2A2は、搬送中の結球野菜VGの外葉VG2又は根VG3を挟持可能な第2挟持部26を有している。第2挟持部26は、第3帯状部材24及び第4帯状部材25から構成されている。第3帯状部材24及び第4帯状部材25は、第3ローラ17の表面と第4ローラ18の表面にそれぞれ螺旋状に設けられている。第2挟持部26は、結球野菜VGの外葉VG2を第3ローラ17と第4ローラ18との間に引き込んで挟持する。第2挟持部26は、重複部15において第1挟持部14の下方に配置されている。
結球野菜VGは、第1搬送部2A1の前部(上流側)に供給される。結球野菜VGの第1搬送部2A1への供給は、図示しないコンベア等の供給装置により行ってもよいし、人手で行ってもよい。供給された結球野菜VGは、第1ローラ6と第2ローラ7とが互いに内向きに回転することにより、第1ローラ6の上部と第2ローラ7の上部の間に形成される略V字状の谷部に乗り、第1ローラ6と第2ローラ7の回転に伴う第1帯状部材12と第2帯状部材13の移動によって前方から後方に向けて搬送される。
先ず、第1搬送部2A1により搬送される結球野菜VGの姿勢が第1姿勢である場合について説明する。図8、図10に示すように、結球野菜VGの姿勢が第1姿勢である場合、結球野菜VGが重複部15の上方に達すると、結球野菜VGの下向きの外葉VG2は第2搬送部2A2にまで達する。そのため、結球野菜VGの外葉VG2は、第3ローラ17と第4ローラ18の間に引き込まれて挟持される。言い換えれば、結球野菜VGの外葉VG2は、重複部15において第2挟持部26により挟持される。このとき、第1挟持部14は第2挟持部26の上方にて外葉VG2を挟持している。そのため、重複部15の上方にある結球野菜VGが第1姿勢である場合、結球野菜VGの外葉VG2は第1挟持部14と第2挟持部26の両方により挟持される。
第2搬送部2A2に移行した結球野菜VGは、外葉VG2が第3ローラ17と第4ローラ18との間に更に引き込まれて挟持され、第1姿勢を維持しつつ更に後方へと搬送される。
次に、第3搬送部2A3について説明する。
一方部2A3Lは、第1プーリ27、第2プーリ28、第3プーリ29、第1ベルト30、第1支持板31、第1カバー32を有している。尚、第1カバー32は図2に示しており、図12、図13では第1カバー32を外した状態を示している。
他方部2A3Rは、第4プーリ34、第5プーリ35、第6プーリ36、第2ベルト37、第2支持板38、第2カバー39を有している。尚、第2カバー39は図2に示しており、図12、図13では第2カバー39を外した状態を示している。
第1ベルト30及び第2ベルト37は、ゴム等の弾性体からなる無端状(ループ状)の丸ベルト(断面円形のベルト)から構成されている。第1ベルト30と第2ベルト37は、装置内方側において当接している。図12に矢印C1,C2で示すように、第1ベルト30と第2ベルト37は、装置内方側において後方に移動するように回転する。図2に示すように、第1カバー32と第2カバー39との間には、結球野菜VGの外葉VG2が通ることができる隙間G1が形成されている。隙間G1の幅は、外葉VG2が通ることができるが、結球部VG1は通ることができない幅に設定されている。これにより、結球野菜VGの結球部VG1を、第1カバー32の上面と第2カバー39の上面で支持することができる。
図8、図9に示すように、結球野菜VGは、第2搬送部2A2により外葉VG2が下向きの第1姿勢で搬送された後、第2搬送部2A2の後端部から第3搬送部2A3の前端部に移行する。図13に示すように、第2搬送部2A2から第3搬送部2A3に移行した結球野菜VGは、第3搬送部2A3において、外葉VG2が第1ベルト30と第2ベルト37との間に挟持されながら、第1ベルト30と第2ベルト37の回転に伴って後方(第2搬送部2A2から離れる方向)に搬送される。この第3搬送部2A3による搬送時において、結球野菜VGの外葉VG2は第1カバー32と第2カバー39との間を通り、結球部VG1は第1カバー32と第2カバー39の上面で支持される。これにより、第3搬送部2A3は、結球野菜VGを外葉VG2が下向きである第1姿勢で搬送することができる。
姿勢変更部2Bは、上段搬送部2Aにより第1姿勢で搬送されてきた結球野菜VGの外葉VG2を挟持して第2姿勢に変更して下段搬送部2Cに移行させる。
以下、姿勢変更部2Bの構成について説明する。
挟持体41は、上段搬送部2Aにより第1姿勢で搬送されてきた結球野菜VGの外葉VG2を挟持する。挟持体41は、第1挟持体41Lと、第1挟持体41Lと対向して配置された第2挟持体42Rとを含んでいる。第1挟持体41Lは、装置幅方向の一方側(左側)に配置されている。第2挟持体41Rは、装置幅方向の他方側(右側)に配置されている。第1挟持体41Lは、一方面が左方(装置外方)を向き、他方面が右方(装置内方)を向いている。第2挟持体41Rは、一方面が右方(装置外方)を向き、他方面が左方(装置内方)を向いている。第1挟持体41Lの他方面(右面)と第2挟持体41Rの他方面(左面)とが対向している。
図13、図15に示すように、挟持体41は、第1挟持体(第1円板)41Lと第2挟持体(第2円板)41Rとの間に、結球野菜VGの外葉VG2を挟持可能である。第1挟持体41L及び第2挟持体41Rはそれぞれ、剛性部材44と弾性部材45とを有している。剛性部材44は、例えば金属から構成されている。弾性部材45は、例えばゴムから構成されている。第1挟持体41Lを構成する剛性部材44と弾性部材45、及び、第2挟持体41Rを構成する剛性部材44と弾性部材45とは、それぞれピンやボルト等の結合部材46により一体化されている。
剛性部材44と弾性部材45とは、互いに直径が異なる円板から構成されている。剛性部材44は相対的に小径の円板であり、弾性部材45は相対的に大径の円板である。つまり、弾性部材45の直径は、剛性部材44の直径よりも大きい。図15に示すように、剛性部材44を構成する円板の中心と弾性部材45を構成する円板の中心とは、装置幅方向に延びる同一軸線CL1上に配置されている。そのため、図14に示すように、挟持体41は、径方向内側(中心側)においては剛性部材44と弾性部材45とが重なり、径方向外側においては弾性部材45のみとなる。言い換えれば、挟持体41の径方向外側に弾性部材45の露出部45b2が配置される。露出部45b2は、装置幅方向(軸線CL1の方向)から見て円環状である。
図18に示すように、結球野菜VGは外葉VG2が下向きの第1姿勢で第3搬送部2A3から挟持体41の受け入れ部47へと移行する。これにより、結球野菜VGは、外葉VG2が挟持体41に挟持される。このとき、結球野菜VGは、外葉VG2の基端側が上方に位置し、外葉VG2の先端側が下方に位置する。そのため、外葉VG2の基端側は弾性部材45のみで挟持され、外葉VG2の先端側は剛性部材44と弾性部材45とで挟持される。
第1回転機構42Lは、第4モータ49と第1連結部材50とを有している。第4モータ49は、第1挟持体41Lの左方において後部フレーム5D上に支持されている。第4モータ49の出力軸は、軸継手等の第1連結部材50を介して第1挟持体(第1円板)41Lの中心軸に連結されている。これにより、第4モータ49の駆動によって、第1挟持体(第1円板)41Lは中心軸回りに回転する。第1挟持体41Lを構成する剛性部材44と弾性部材45は結合部材46により一体化されているため、第1回転機構42Lによって同一の軸線回り(中心軸回り)に一体的に回転する。
図14、図15に示すように、第1押圧部材43Lは複数の押圧部材を含んでおり、当該複数の押圧部材は第1弾性部材45の周方向に沿って間隔をあけて配置されている。第2押圧部材43Rも複数の押圧部材を含んでおり、当該複数の押圧部材は第2弾性部材45の周方向に沿って間隔をあけて配置されている。第1押圧部材43Lと第2押圧部材43Rの数は同じであり、本実施形態の場合はそれぞれ3つである。但し、第1押圧部材43Lと第2押圧部材43Rの数は異なっていてもよいし、それぞれ2つ以下又は4つ以上であってもよい。
ガイド部53は、挟持体41の外縁に沿って延設されており、結球野菜VGの結球部VG1を支持する。ガイド部53は、第1ガイド部53Lと第2ガイド部53Rとを含む。第1ガイド部53Lと第2ガイド部53Rとは、装置幅方向に間隔をあけて対向して配置されている。第1ガイド部53Lは、第1接続部材54により後部フレーム5Dに接続されている。第2ガイド部53Rは、第2接続部材55により後部フレーム5Dに接続されている。
図18に示すように、移動機構(回転機構)42は、外葉VG2を挟持した挟持体41を回転させて結球野菜VGを第1姿勢から第2姿勢に変更する。結球野菜VGは、受け入れ部47においては外葉VG2が下向きの第1姿勢であるが、移動機構42により移動(回転)されることにより、姿勢が変更(反転)されて根VG3が下向きである第2姿勢となる。
第1駆動機構59Lは、第1弾性体58Lを水平面内で回転させる機構である。図21に示すように、第1駆動機構59Lは、第6モータ60と、前後方向に間隔をあけて配置された複数のプーリ61〜66とを有している。第1弾性ベルト58Lは、複数のプーリ61〜66にわたって掛け渡されている。本実施形態の場合、第1駆動機構59Lは、6つのプーリ61〜66を有している。以下、便宜上、第1駆動機構59Lを構成する6つのプーリ61〜66を、後方から前方の順に、第7プーリ61、第8プーリ62、第9プーリ63、第10プーリ64、第11プーリ65、第12プーリ66という。最も前方にある第12プーリ66の中心には、第6モータ60の出力軸が連結されている。第6モータ60の駆動によって、第1弾性ベルト58Lは6つのプーリ61〜66と共に回転する。
第1駆動機構59L及び第2駆動機構59Rを構成する複数のプーリのうち、第7プーリ61と第13プーリ68、第8プーリ62と第14プーリ69、第12プーリ66と第17プーリ72は、それぞれ装置幅方向に並んでおり、前後方向において同位置に配置されている。以下、便宜上、第7プーリ61と第13プーリ68を「第1プーリ対73」、第8プーリ62と第14プーリ69を「第2プーリ対74」、第12プーリ66と第17プーリ72を「第3プーリ対75」という。各プーリ対のプーリ同士の間隔(装置幅方向の距離)は、最も後方にある第1プーリ対73(第7プーリ61と第13プーリ68)が、他のプーリ対(第2プーリ対74、第3プーリ対75)に比べて大きく設定されている。これにより、第1弾性ベルト58Lの内面と第2弾性ベルト58Rの内面(装置内方側の面)とは、最も後方にある第1プーリ対73の部分においては離間し、第1プーリ対73の部分から第2プーリ対74の部分に近づくにつれて次第に接近し、第2プーリ対74及び第3プーリ対75の部分においては当接している。
第1搬送体2CLは、第1ブラケット121及び第2ブラケット122によりベースフレーム5A上に支持されている。第1ブラケット121は、第1搬送体2CLの装置内方側を支持している。第2ブラケット122は、第1搬送体2CLの装置外方側を支持している。第2ブラケット122は、第1ブラケット121よりも高位置において第1搬送体2CLを支持している。また、第2ブラケット122は、第1搬送体2CLを駆動する第8モータ77を支持している。
第1搬送面81及び第2搬送面82は、結球野菜VGの結球部VG1を下方から(根VG3側から)支持して搬送する面である。第1搬送面81は、結球部VG1を搬送方向に直交する方向の一方側(左側)から支持する。第2搬送面82は、結球部VG1を搬送方向に直交する方向の他方側(右側)から支持する。
第1搬送面81と第2搬送面82とがV字状に配置されていることにより、結球野菜VGの結球部VG1を左斜め下方と右斜め下方から支持することが可能となる。そのため、第1搬送面81と第2搬送面82とで結球野菜VGの姿勢を安定させて支持することができ、外葉VG2が上向きの第2姿勢を確実に維持して搬送することができる。結球野菜VGの姿勢が安定することにより、根VG3の基端(上端)が位置する高さを概ね一定とすることができる。
図20、図21に示すように、第1搬送面81及び第2搬送面82の上方には、保持装置80が配置されている。保持装置80は、第1搬送面81及び第2搬送面82により搬送される結球野菜VGの外葉VG2を保持する。
保持装置80の構成は、上述した解除機構57の構成と同じであり、第1弾性ベルト(第1弾性体)58L、第2弾性ベルト(第2弾性体)58R、第1駆動機構59L、第2駆動機構59Rを有している。
保持装置80は、第1弾性ベルト58Lと第2弾性ベルト58Rとの間に、結球野菜VGの外葉VG2を挟んで保持する。第1搬送体2CL及び第2搬送体2CRにより搬送される結球野菜VGは、外葉VG2が保持装置80により保持されることにより根VG3が下向きの第2姿勢が保たれた状態で搬送される。
根引き込み部83は、第1引き込みローラ85Lと第2引き込みローラ85Rとを有している。第1引き込みローラ85Lと第2引き込みローラ85Rとは、装置幅方向に並んで配置されている。具体的には、第1引き込みローラ85Lは装置幅方向の一方側(左側)に配置され、第2引き込みローラ85Rは装置幅方向の他方側(右側)に配置されている。
第1引き込みローラ85Lの中心軸85Laは後方に向けて延びており、当該中心軸85Laの後端には第4歯車86が取り付けられている。第2引き込みローラ85Rの中心軸85Raは後方に向けて延びており、当該中心軸85Raの後端には第5歯車87が取り付けられている。第4歯車86と第5歯車87とは互いに噛み合っている。第4歯車86は、第10モータ89の出力軸に取り付けられた第6歯車88と噛み合っている。第10モータ89の回転駆動力は、第6歯車88から第4歯車86と第5歯車87に伝達される。これにより、第1引き込みローラ85Lと第2引き込みローラ85Rとは、中心軸回りに互いに内向き(対向する側が下向き)に回転する。
図22、図24に示すように、根切断部84は、根切断刃90と根挟持部91とを有している。
根切断刃90は、外周に多数の切れ刃が形成された円盤状の切断刃であって、上下方向を向いた中心軸回りに回転する。根挟持部91は、第1挟持ローラ91Lと第2挟持ローラ91Rとを有している。根切断刃90、第1挟持ローラ91L、第2挟持ローラ91Rは、ベースフレーム5Aに取り付けられた支持板92上に回転可能に支持されている。根切断刃90の外径は、第1挟持ローラ91L及び第2挟持ローラ91Rの外径よりも大きい。
図22に示すように、根切断部84は、前部カバー125と後部カバー126とを有している。前部カバー125と後部カバー126は、取付部材94を介してフレーム5に取り付けられている。前部カバー125は、根切断刃90の前部の上方を覆っている。後部カバー126は、根切断刃90の後部の上方を覆っている。前部カバー125と後部カバー126は、根切断刃90への作業者の接触を防ぐと共に、結球野菜VGの結球部VG1を下方から支持する。
外葉案内部95は、第1案内部材101、第2案内部材102、第3案内部材103、第1保持部材104、第2保持部材105、当て部材106を有している。第1案内部材101と第2案内部材102は、装置幅方向に並んで配置されている。具体的には、第1案内部材101は、装置幅方向の一方側(左側)に配置されている。第2案内部材102は、装置幅方向の他方側(右側)に配置されている。
当接部106aは、U字の湾曲側(開放側と反対側)の後部から右部にかけて湾曲する部分であり、平面視にて円弧状に形成されている。固定部106bは、U字の開放側に設けられており、フレーム5に取り付けられたカバー116(図1参照)にボルトにより固定される。スリット106cは、U字の湾曲側に設けられており、平面視にてU字状に延びる長穴である。
保持装置80により外葉VG2を保持されて搬送されてきた結球野菜VGは、外葉VG2が第1中間部位101aと第2中間部位102aとの間に後方から導入され、第1中間部位101aと第2中間部位102aとの間に挟まれながら前方に移動する(図26の矢印C5参照)。ここで、第1中間部位101aと第2中間部位102aとは前方に向かうにつれて下方に移行するように傾斜しているため、第1中間部位101aと第2中間部位102aが外葉VG2を挟む位置は、結球野菜VGの移動に伴って次第に下方へと移行する。
<効果>
上記実施形態の搬送装置及び調製装置によれば、以下の効果を奏する。
詳しくは、第2搬送部2A2が搬送方向において第1搬送部2A1とオーバーラップする重複部15を有しているため、搬送装置2の搬送方向の長さを短くすることができ、搬送装置2の小型化が可能となる。また、第2挟持部26が重複部15において第1挟持部14の下方に配置されているため、重複部15の上方にある結球野菜VGが、外葉VG2が下向きの姿勢である場合は第1挟持部14と第2挟持部26により外葉VG2を挟持することができる。一方、根VG3が下向きの姿勢である場合は、第2挟持部26の上方にある第1挟持部14のみで根を挟持することができる。そのため、結球野菜VGが第1搬送部2A1から第2搬送部2A2に移行するときに、外葉VG2が下向きの姿勢(第1姿勢)である場合には姿勢が維持され、根VG3が下向きの姿勢(第2姿勢)であるときには第1姿勢となる。これにより、結球野菜VGを一定の姿勢(第1姿勢)として搬送することができる。
この構成によれば、第1搬送部2A1から第2搬送部2A2に移行した結球野菜VGの姿勢を、非重複部16で搬送される過程で整えて安定させることができる。そのため、第2搬送部2A2において結球野菜VGの姿勢を確実に第1姿勢として次工程へと送ることができる。
この構成によれば、結球野菜VGは、搬送される途中で第1ローラ6及び第2ローラ7の回転に起因して上部で回転(自転)し、外葉VG2又は根VG3が第1挟持部14に引き込まれて挟持される。そのため、第1搬送部2A1により搬送される結球野菜VGを第1姿勢又は第2姿勢とすることができる。
この構成によれば、第1ローラ6と第2ローラ7の回転に伴って、第1挟持部14により結球野菜VGの外葉VG2又は根VG3を挟持しながら搬送することができる。また、第3ローラ17と第4ローラ18の回転に伴って、第2挟持部26により結球野菜VGの外葉VG2を挟持しながら搬送することができる。
この構成によれば、重複部15において、第3ローラ17及び第4ローラ18に対して、第1ローラ6及び第2ローラ7を上下方向に接近させて配置することができる。これにより、重複部15の上方にある結球野菜VGが外葉VG2を下向きとした第1姿勢である場合に、外葉VG2を第2挟持部26まで到達させて確実に挟持させることができる。また、結球野菜VGが第1搬送部2A1から第2搬送部2A2に移行するときに、直径が大きい第3ローラ17及び第4ローラ18の上部で結球野菜VGを確実に受け止めて、結球野菜VGの落下を防ぐことができる。
この構成によれば、第1挟持部14で挟持されて細くなった(拡がりが抑えられた)外葉VG2の先端側(結球部VG1から遠い側)を第2挟持部26により確実に挟持することができる。
この構成によれば、搬送装置2により一定の姿勢で搬送されてきた結球野菜VGの根VG3を第1切断装置3により切断することができるため、結球野菜VGの根VG3の切断処理を効率良く且つ正確に行うことができる。また、搬送装置2の小型化により調製装置1の小型化を実現することができる。
この構成によれば、小型化された搬送装置2を備え、結球野菜VGの外葉VG2と根VG3とを切断可能な調製装置1を実現することができる。
また、搬送装置2は、結球部VG1と外葉VG2と根VG3とを有する結球野菜VGを搬送する搬送装置であって、結球野菜VGを外葉VG2と根VG3のいずれか一方が下向きの姿勢で搬送する上段搬送部2Aと、上段搬送部2Aの下方に配置され且つ結球野菜VGを外葉VG2又は根VG3のいずれか他方が下向きの姿勢で搬送する下段搬送部2Cと、上段搬送部2Aにより搬送されてきた結球野菜VGの姿勢を反転させながら搬送して下段搬送部2Cに移行させる姿勢変更部2Bと、を備えている。
また、上段搬送部2Aは、結球野菜VGを外葉VG2が下向きである第1姿勢で搬送し、下段搬送部2Cは、結球野菜VGを根VG3が下向きである第2姿勢で搬送し、姿勢変更部2Bは、第1姿勢で搬送されてきた結球野菜VGの外葉VG2を挟持して第2姿勢に変更する。
また、姿勢変更部2Bは、上段搬送部2Aにより第1姿勢で搬送されてきた結球野菜VGの外葉VG2を挟持する挟持体41と、外葉VG2を挟持した挟持体41を回転させて結球野菜VGを第1姿勢から第2姿勢に変更する回転機構42と、を有している。
また、挟持体41は、第1円板41Lと、第1円板41Lと対向して配置された第2円板41Rとを有し、第1円板41Lと第2円板41Rとの間に外葉VG2を挟持可能であり、回転機構42は、第1円板41Lを中心軸回りに回転させる第1回転機構42Lと、第2円板41Rを中心軸回りに回転させる第2回転機構42Rと、を含む。
この構成によれば、第1円板41Lと第2円板41Rとの間への結球野菜VGの受け入れを受け入れ部47から円滑に且つ確実に行うことができる。また、受け入れ部47から受け入れられた結球野菜VGが受け入れ部47と反対側に向かうときに、狭くなった第1円板41Lと第2円板41Rとの間で結球野菜VGを確実に挟持することができる。
この構成によれば、結球野菜VGが挟持体41に挟持された状態で姿勢変更される過程において、ガイド部53により結球野菜VGの結球部VG1を支持することができる。これにより、姿勢変更の途中で外葉VG2が折れ曲がったり破断したりすることが防がれる。また、外葉VG2が第1挟持体41Lと第2挟持体41Rの間から抜けて、結球野菜VGが脱落することも防がれる。
この構成によれば、結球野菜VGが姿勢変更される過程において、外葉VG2の基端側が第1ガイド部53Lと第2ガイド部53Rとの間に挟まれ、結球部VG1は第1ガイド部53Lと第2ガイド部53Rの外周面に当接しながら当該外周面に沿って移動する。これにより、結球部VG1の重量を第1ガイド部53Lと第2ガイド部53Rにより受けて、結球部VG1を確実に支持することができる。
この構成によれば、解除機構57によって、姿勢変更部2Bで第2姿勢に変更された結球野菜VGを挟持体41から離脱させることができる。そのため、結球野菜VGを第2姿勢で姿勢変更部2Bから次工程へと送ることができる。
この構成によれば、第1弾性体58Lと第2弾性体58Rの弾性力により第1円板41Lと第2円板41Rとが互いに接近する方向に押圧されているため、第1円板41Lと第2円板41Rとの間の距離を第1弾性体58Lと第2弾性体58Rの弾性変形を利用して拡げることができる。そのため、第1円板41Lと第2円板41Rとの間から外葉VG2を緩やかに離脱させることができる。
この構成によれば、第1弾性体58Lによる第1円板41Lに対する押圧力の適用と、第2弾性体58Rによる第2円板41Rに対する押圧力の適用と、を円滑に且つ確実に行うことができる。
この構成によれば、搬送装置2により上向き姿勢又は下向き姿勢に反転された結球野菜VGの根VG3を、第1切断装置3により切断することができるため、根VG3の切断処理を効率良く且つ正確に行うことが可能となる。
この構成によれば、上向き姿勢(根が下向きの姿勢)又は下向き姿勢(外葉が下向きの姿勢)で搬送されてくる結球野菜VGの姿勢を反転させて上方から下方へと搬送することができる搬送装置2を備え、結球野菜VGの外葉VG2と根VG3とを切断可能な調製装置1を実現することができる。
この構成によれば、第1押圧部材43L及び第2押圧部材43Rが交互に配置されて弾性部材45を押圧することにより、第1弾性部材45と第2弾性部材45とが波状に湾曲して弾性変形する。そのため、第1弾性部材45と第2弾性部材45との間に外葉VG2を確実に挟持することができる。
この構成によれば、挟持体41の移動を阻害することなく押圧部材43によって挟持体41を押圧することができる。
また、剛性部材44及び弾性部材45は、中心が同一軸線上に配置された直径の異なる円板から構成され、剛性部材44は相対的に小径の円板であり、弾性部材45は相対的に大径の円板であり、移動機構42は、剛性部材44と弾性部材45とを前記軸線回りに一体的に回転させる。
この構成によれば、搬送装置2により外葉VG2の破断等を生じさせることなく円滑に搬送されてきた結球野菜VGの根VG3を、第1切断装置2により切断することができるため、根VG3の切断処理を効率良く且つ正確に行うことが可能となる。
この構成によれば、外葉VG2の破断等を生じさせることなく円滑に搬送することができる搬送装置2を備え、結球野菜VGの外葉VG2と根VG3とを切断可能な調製装置1を実現することができる。
この構成によれば、第1搬送面81と第2搬送面82とをベルトコンベアのベルトの表面から構成することができる。そのため、簡易な構成で安定して移動する第1搬送面81及び第2搬送面82を構成することができる。
この構成によれば、第1搬送面81及び第2搬送面82により結球野菜VGの結球部VGを安定した姿勢で支持することができるため、根VG3の基端が位置する高さを概ね一定とすることができる。
この構成によれば、第1搬送面81及び第2搬送面82により結球野菜VGの結球部VGを、より確実に安定した姿勢で支持することができる。
また、第1搬送面81及び第2搬送面82の上方に配置され、第1搬送面81及び第2搬送面82により搬送される結球野菜VGの外葉VG2を保持する保持装置80を備えている。
また、保持装置80は、第1搬送面81の上方に配置され且つ第1搬送面81の搬送方向の上流側から下流側に向けて移動する第1弾性ベルト58Lと、第2搬送面82の上方に配置され且つ第2搬送面82の搬送方向の上流側から下流側に向けて移動する第2弾性ベルト58Rと、を有し、第1弾性ベルト58Lと第2弾性ベルト58Rとの間に外葉VG2を挟んで保持する。
また、調製装置1は、上記搬送装置2と、搬送装置2により搬送された結球野菜の根を切断する第1切断装置3と、を備えている。
また、調製装置1は、搬送装置2により搬送された結球野菜VGの外葉VG2を切断する第2切断装置4を備えている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
2 搬送装置
2CL 第1搬送体
2CR 第2搬送体
3 第1切断装置
4 第2切断装置
58L 第1弾性ベルト
58R 第2弾性ベルト
80 保持装置
81 第1搬送面
82 第2搬送面
99 挿入部
VG 結球野菜
VG1 結球部
VG2 外葉
VG3 根
Claims (8)
- 結球部と外葉と根とを有する結球野菜を搬送する搬送装置であって、
搬送方向に直交する方向の一方側から前記結球部を支持する第1搬送面と、
前記第1搬送面と並列して配置され且つ搬送方向に直交する方向の他方側から前記結球部を支持する第2搬送面と、
前記第1搬送面と前記第2搬送面との間に設けられ且つ前記根が挿入される挿入部と、
を備え、
前記第1搬送面及び前記第2搬送面は、前記直交する方向において、前記挿入部から離れるに従って上方に移行する傾斜面である結球野菜の搬送装置。 - 前記第1搬送面を有する第1搬送体と、
前記第2搬送面を有する第2搬送体と、
を備え、
前記第1搬送体及び前記第2搬送体は、ベルトコンベアである請求項1に記載の結球野菜の搬送装置。 - 前記第1搬送面と前記第2搬送面とは、搬送方向から見て鈍角のV字状に配置されている請求項1又は2に記載の結球野菜の搬送装置。
- 前記鈍角は、110°〜130°である請求項3に記載の結球野菜の搬送装置。
- 前記第1搬送面及び前記第2搬送面の上方に配置され、前記第1搬送面及び前記第2搬送面により搬送される結球野菜の外葉を保持する保持装置を備えている請求項1〜4のいずれか1項に記載の結球野菜の搬送装置。
- 前記保持装置は、
前記第1搬送面の上方に配置され且つ前記第1搬送面の搬送方向の上流側から下流側に向けて移動する第1弾性ベルトと、
前記第2搬送面の上方に配置され且つ前記第2搬送面の搬送方向の上流側から下流側に向けて移動する第2弾性ベルトと、
を有し、
前記第1弾性ベルトと前記第2弾性ベルトとの間に前記外葉を挟んで保持する請求項5に記載の結球野菜の搬送装置。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の搬送装置と、
前記搬送装置により搬送された結球野菜の根を切断する第1切断装置と、
を備えている結球野菜の調製装置。 - 前記搬送装置により搬送された結球野菜の外葉を切断する第2切断装置を備えている請求項7に記載の結球野菜の調製装置。
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