JP2000175671A - 玉葱調製機 - Google Patents

玉葱調製機

Info

Publication number
JP2000175671A
JP2000175671A JP10354819A JP35481998A JP2000175671A JP 2000175671 A JP2000175671 A JP 2000175671A JP 10354819 A JP10354819 A JP 10354819A JP 35481998 A JP35481998 A JP 35481998A JP 2000175671 A JP2000175671 A JP 2000175671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
onion
conveying
aligning
cutting
alignment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10354819A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3977949B2 (ja
Inventor
Sadao Takeno
節生 武野
Hideo Nakajima
英夫 中島
Yohei Kanao
洋平 金尾
Yasuo Moriyasu
康夫 森安
Satoshi Hioki
聡 日沖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd, Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
Priority to JP35481998A priority Critical patent/JP3977949B2/ja
Publication of JP2000175671A publication Critical patent/JP2000175671A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3977949B2 publication Critical patent/JP3977949B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平方向に玉葱を搬送して切断部へ案内する
搬送部を、前側に配した左右一対のスクリュー状の搬送
装置と、その後部に上下に重複するように挟持搬送装置
を設け、スクリュー状の搬送装置による搬送中に玉葱の
茎を確実に下方に向けさせる。 【解決手段】 スクリュー状の搬送装置20・20の搬
送作用を有するスクリュー部20c・20cの前後途中
部の左右両側方に、整列回転体28・28を固設した上
下に軸線を有する回転軸28a・28aを軸支し、左右
上方に配した前記整列回転体の回動軌跡の内側端部を正
面視でラップさせ、前記回転軸の軸支位置を前後にずら
して配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収穫された玉葱の
茎や根を切断して出荷に適した状態に処理する調製機の
構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の玉葱等の収穫物調製機において
は、左右一対のスクリュー軸よりなる第一搬送手段を横
設し、該第一搬送手段の下流側の上部に左右対向して配
置されたベルト等の無端体よりなる第二搬送手段を配置
し、該第二搬送手段の後部の上方に水平状のディスクカ
ッターによる根部用の切断手段が配置され、第二搬送手
段後部と第一搬送手段後部との間に茎用のディスクカッ
ターより成る切断手段が配置されて、前記第一搬送手段
で茎を挟んで下方に向けて根部を上方へ向けながら下流
へ搬送し、搬送途中より第二搬送手段で玉葱の本体を挟
みながら後上方へ搬送して前記切断手段で茎と根との両
方を切断する技術は特開平7−67605号で公知とな
っている。また、玉葱の茎を第一搬送手段で挟持させる
ために、第一搬送手段の始端上方に搬送方向に対して直
角で水平状の軸線まわりに回転するブラシが軸支され、
該ブラシを回転させて玉葱に当てて倒し、茎を下方に向
けて第一搬送手段に挟ませる技術も公知となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
おいて、搬送部の後部では第一搬送手段と第二搬送手段
との両者によって搬送されているが、両搬送手段による
搬送速度を完全に一致させることが難しいので、搬送中
の玉葱の姿勢が一定せず、茎や根の切断を確実に行うこ
とができなかった。また、従来の回転するブラシの毛先
を茎部に当てて玉葱を下向きに傾けて、第一搬送体に茎
を挟持させる技術においては、前記ブラシは水平状に回
動軸線を設けていたので、上下方向に高くなり、機体前
端が高くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の不具合
を解消するために、水平方向に玉葱を搬送して切断部へ
案内する搬送部を、前側に配した左右一対のスクリュー
型の搬送ブラシよりなる整列搬送装置と、その後部に平
面視で前記搬送装置の後部と一部重複する挟持搬送装置
を設け、前記整列搬送装置の終端と、挟持搬送装置の始
端との間に、玉葱の姿勢を維持しつつ搬送作用の働かな
い空間を設けたものである。また、水平方向に玉葱を搬
送して切断部へ案内する搬送部を、前側に配した左右一
対のスクリュー型の搬送ブラシよりなる整列搬送装置
と、その後部に配置する挟持搬送装置より構成し、前記
整列搬送装置の前後中途部の上方位置に整列回転体を配
置し、該整列回転体を整列羽根の垂直方向の軸を中心と
して回転するようにしたものである。また、前記整列搬
送装置の左右両側に、前記整列回転体の回転軸を上下方
向に配置し、前記左右の整列回転体の回転軸を前後にず
らせて配置し、整列羽根の回動軌跡を正面視で一部ラッ
プさせ、前記整列回転体の駆動伝達部を整列搬送装置の
下方に配置したものである。また、水平方向に玉葱を搬
送して切断部へ案内する搬送部を、前側に配した左右一
対のスクリュー型の搬送ブラシよりなる整列搬送装置
と、その後部に配置する挟持搬送装置より構成し、前記
整列搬送装置の前後中途部の上方位置に整列回転体を配
置する構成であって、前記搬送部の前部に駆動源を配置
して搬送部を駆動すると共に、該駆動源より後方に動力
伝達手段を延設し、該動力伝達手段より前記整列回転体
と茎切断装置を駆動するように構成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付の
図面を用いて説明する。図1は本発明の玉葱調製機の左
側面図、図2は同じく正面図、図3は同じく平面図、図
4は玉葱調製機の搬送部と切断部とを示す正面図、図5
は搬送ブラシの正面断面図と整列羽根の正面図、図6は
整列羽根の側面図、図7は搬送ブラシと挟持搬送装置及
び根切断装置の側面図部分断面図、図8は挟持搬送装置
への動力伝達構成を示す後面断面図、図9は茎切断装置
への動力伝達構成を示す後面断面図、図10は玉葱調製
機の動力伝達構成を示すスケルトン図である。
【0006】まず、全体構成について図1乃至図3より
説明する。本発明の玉葱調製機1は、移動用キャスター
10a付きの設置台10上に立設した複数の支柱12・
12・・・により左右略平行の機台11・11・・・を
前後方向(図1における左右方向)に支持し、中央の機
台11・11間は、該玉葱調製機1の前方(図1におけ
る左側)において補強フレーム13を横架している。そ
して該機台11・11上には、前側の整列搬送装置16
と後側の挟持搬送装置17等からなる搬送部2が配設さ
れており、該挟持搬送装置17の上方には、玉葱の根を
切断する根切断装置4と、下方で玉葱の茎を切断する茎
切断装置6等とから構成される切断部3を配し、後部の
排出部7から調製後の玉葱を排出することとしている。
【0007】次に、前記整列搬送装置16に玉葱を供給
するホッパ19について説明する。該ホッパ19は前記
整列搬送装置16の上方に設けられ、その後端にはコン
テナ台19aを傾動可能に軸支している。コンテナ台1
9a内に載置収納したコンテナ19bを上方へ持ち上げ
て回動することにより玉葱を前側のホッパ19内に投入
できるようにしている。
【0008】ホッパ19は前後左右を側板により覆われ
る構成としており、そして、ホッパ19後側部において
は玉葱を排出するために左右一側側面の側板を一部欠切
しており、該欠切部分から前記整列搬送装置16に玉葱
を案内するためのシュート部15をホッパ19に周設し
ている。該シュート部15は、ホッパ19の側板に沿う
ように平面視L字状に曲げられた通路としており、また
床面を後側が上、前側が下となるように適宜角度だけ傾
斜させた構造としている。この構成により、ホッパ19
からシュート部15に導かれた玉葱は該シュート部15
内を転がって前方に移動し、該シュート部15終端に設
けたガイド15a・15aに案内されて整列搬送装置1
6の始端に落下するようにしている。
【0009】次に前記整列搬送装置16の構成について
説明する。該装置を構成する二本の搬送ブラシ20・2
0は、図1で示すように玉葱調製機1の前方から後方に
かけて前後方向に右平行に配置されたブラシ回転軸20
a・20bに相対回転不能に取り付けられている。該ブ
ラシ回転軸20a・20bの前端は補強フレーム13に
固定した支持部材に軸支され、後端は機台11に橋架し
た支持部材に軸支される。また、二つのブラシ回転軸2
0a・20bの前端にはそれぞれ入力スプロケット21
a・21bが固設されている。
【0010】次に、前記搬送ブラシ20・20の駆動構
成について説明する。設置台10上には取付部材を介し
て動力部としてのモータ22が載置され、玉葱調製機1
前部に設けた動力伝達手段を介して搬送ブラシ20・2
0へ駆動力を伝達するようにしている。即ち、モータ2
2のモータ軸の軸端には駆動プーリー22aが固設され
る。また、設置台10と平行に伝動軸5が回転自在に配
置され、その前方側には伝動軸入力プーリー5aが固設
され、駆動プーリー22aと伝動軸入力プーリー5aに
はベルト24aが巻回され、両者22a・5aを連動連
結している。また、伝動軸5の前側軸端には第一出力プ
ーリー5bが固設され、また、近傍位置には減速機構2
5の入力プーリー25aが配設されており、両プーリー
5b・25aにはベルト24bが巻回され、両者を連動
連結している。
【0011】前記減速機構25は軸の両端に入力プーリ
ー25aと出力スプロケット25bをそれぞれ固設した
構成としている。そして、この出力スプロケット25b
と前記ブラシ回転軸20a・20bの入力スプロケット
21a・21b、及び近傍位置に配置したテンションス
プロケット26にはチェーン24cが巻回され、三者を
連動連結している。
【0012】このような構成で、モータ22から伝動軸
5に入力された回転駆動力が、減速機構25に入力され
て減速され、該減速機構25の出力スプロケット25b
を介して、一方の入力スプロケット21aを図3におけ
る矢視X方向に回転駆動させ、他方の入力スプロケット
21bを図3における矢視Y方向に回転駆動させること
により、ブラシ回転軸20a・20bがそれぞれ互いに
逆方向の内側に等速で回転駆動される。
【0013】また、搬送部2の前方側には搬送ブラシ2
0・20の左右両側に側方ガイドフレーム14・14が
装着されている。側方ガイドフレーム14・14の高さ
は搬送ブラシ20・20上を搬送される玉葱が搬送ブラ
シ20・20上から側方へ落下しないように適宜調整可
能として、玉葱が搬送ブラシ20・20の間上を後方へ
搬送されるように案内している。
【0014】続いて、搬送ブラシの構成について説明す
る。搬送ブラシ20・20は、図4、図5に示すよう
に、ブラシ回転軸20a・20bの回りに半径方向に一
定の厚みを持った螺旋状のスクリュー搬送部20cが形
成され、該スクリュー搬送部20cが搬送ブラシ20の
前部より前後途中部(挟持搬送装置17の始端側前部)
まで形成されている。該スクリュー搬送部20cはスポ
ンジやゴムや発泡性の合成樹脂等の弾性体により構成さ
れ、表面は滑り易くして玉葱を傷つけないようにしてい
る。また、前記スクリュー搬送部20c以外の搬送ブラ
シ20外周面にブラシ回転軸20を中心に毛体が等間隔
に突出され、ブラシ部20dが形成されている。該ブラ
シ部20dも搬送ブラシ20の前端からスクリュー搬送
部20cのピッチに合わせて螺旋状に形成され、スクリ
ュー搬送部20c後端部より後方の外周面は全てブラシ
部20dとなっている。このブラシ部20dの毛先に玉
葱の茎が引っ掛かることで回転に沿って下方へ引き込む
ようにしている。
【0015】また、左右の搬送ブラシ20・20のスク
リュー搬送部20cの螺旋は逆向きに等しいピッチに形
成され、等しい回動速度で互いに逆方向の内側に向けて
回動して、対向したスクリュー搬送部20c・20cは
略当接するようにしている。こうして、玉葱が搬送され
る左右の搬送ブラシ20・20の上面は、スクリュー搬
送部20c・20cとブラシ部20d・20dとが搬送
方向に交互に並ぶようになり、このブラシ部20d・2
0dに玉葱を受け入れられ、螺旋状のスクリュー搬送部
20c・20cにより後方へ押進されている。
【0016】次に、玉葱を上下逆さまとした倒立姿勢と
して搬送するための整列回転体について説明する。本実
施例において整列回転体として回転軸28aに固設した
整列羽根28が用いられている。該整列羽根28・28
は、前述した如くホッパ19の下方であって、前記搬送
ブラシ20の搬送作用を有するスクリュー搬送部20c
・20cの前後中央位置の直上方に配置されている。
【0017】即ち、前記スクリュー搬送部20c・20
cの搬送方向の略中央位置の左右外方に軸線を垂直に向
けた縦回転軸28a・28aが配置され、該縦回転軸2
8a・28aが各々支持ブラケット29・29を介して
機台11・11に支持されている。前記縦回転軸28a
・28a上部が搬送ブラシ20より上方に突設され、上
端に整列羽根28・28が固設されている。該整列羽根
28は、縦回転軸28a上部の半径方向に複数枚を突設
されたものであり、本実施例においては縦回転軸28a
上部の四角柱状のボスの各面に固設した4枚の羽根を設
けている、枚数を限定するものでなく単に一枚の板の中
央部を縦回転軸28aに固設した構成とすることもでき
る。尚、整列回転体は羽根に限定するものでなく毛先の
長いブラシやピン等の突起によって構成しても良い。
【0018】また、前記縦回転軸28a・28a下端は
搬送ブラシ20下端より下方に突設され、それぞれ動力
を入力するためのプーリー28b・28b’を設けてお
り、前記動力伝達手段となる伝動軸5が後方へ延設され
て、該伝動軸5上に第二出力プーリー5cが設けられ
て、該第二出力プーリー5cから後述する如く巻回した
ベルト40を介して駆動力を得て、図中の矢印z・zの
ように互いに逆方向に回動され、左右の整列羽根28・
28の対向する内側の回動軌跡が搬送方向に沿うように
している。
【0019】また、前記整列羽根28の半径を搬送ブラ
シ20の直径より長く形成され、整列羽根28端部の回
動軌跡が左右の搬送ブラシ20・20の挟持位置となる
中央線を越えるようにし、左右の整列羽根28・28の
回動軌跡の内端部を図5で示す正面断面視のように左右
の搬送ブラシ20・20の間の搬送位置の上方でラップ
させて、この位置に搬送される玉葱を搬送方向の前方に
押し倒す作用を大きくしている。また、左右の整列羽根
28・28がラップされても、図4に示す平面視のよう
に左右の縦回転軸28a・28aは前後にずらして配置
させており、左右の整列羽根28・28が干渉すること
がないのである。
【0020】従って、シュート部15から整列搬送装置
16の始端側に落下した時点では、玉葱の姿勢は様々で
あるが、茎が上を向いている場合は、整列搬送装置16
で搬送される途中で整列羽根28・28が玉葱の茎部や
玉葱の結球部の上部が搬送方向の終端側へ押倒して玉葱
を回転させている。この時、左右の整列羽根28・28
の回動軌跡の始端側では左右外側より中央側に向けられ
ているので、玉葱の茎が左右に傾いていたとしても左右
の搬送ブラシ20・20の間の挟持位置に向けて押し倒
すことができ、二本の搬送ブラシ20・20の間へ茎部
を巻き込み、下方への回動作用によって茎が下を向き、
根の部分が上を向いた倒立の姿勢に玉葱を揃えることが
できるのである。このように玉葱の姿勢を上下逆の姿勢
に揃えることで、挟持搬送装置17上方の根切断装置4
で根を切断でき、挟持搬送装置17下方の茎切断装置6
で茎を切断することができるようにしている。
【0021】また、前記整列羽根28へ駆動力を伝達す
るベルト40等の駆動伝達部は、図5、図6に示すよう
に、搬送ブラシ20・20下方に配置され、整列羽根2
8の上方に駆動部がないので、前記ホッパ19を低く配
置でき、ホッパ19での玉葱の選別作業等を行い易くし
ている。
【0022】更に、前記ベルト40等の駆動伝達部と搬
送ブラシ20・20下部との間には駆動伝達部カバー4
2が水平状に配置され、該駆動伝達部カバー42前部が
支柱12・12に固定されている。前記駆動伝達部カバ
ー42によってベルト40等の駆動伝達部の上方が被装
され、整列羽根28・28が当たった際に、玉葱の不要
な外皮や土等が落下してもベルト40等の駆動伝達部に
降りかかることがなく、動力伝達構成を構成するベルト
40がスリップされず、動力の伝達精度が高く維持され
る。
【0023】また、前記整列羽根28・28によって、
玉葱の茎を下方に向けて整列してスムースに搬送するこ
とができ、整列羽根28・28以降の整列搬送装置16
の長さを短くできコンパクト化が図られている。このよ
うに茎を下方に向けたままで左右のスクリュー搬送部2
0c・20cによってその後部のブラシ部20d・20
d上まで搬送される。
【0024】また、前記整列搬送装置16である搬送ブ
ラシ20・20後部と前記挟持搬送装置17の前部は、
一部でラップさせている。前記整列搬送装置16は、搬
送された玉葱を挟持して搬送するものであり、図4、図
7で示すように、この挟持搬送装置17は、左右の機台
11・11に支持されたローラ台34に複数のテンショ
ンローラ33・33・・・及び左右一対の駆動ローラ3
5・35及びベルト搬送ローラ36・36が左右対称に
配置し、その支持軸を垂直方向に向けて回転自在に軸支
している。そして、左右のテンションローラ33・33
・・・、駆動ローラ35・35及びベルト搬送ローラ3
6・36にはそれぞれ挟持ベルト30・30を周回し、
該挟持ベルト30をスポンジ状のベルトで構成して、両
挟持ベルト30・30によって玉葱を挟持して搬送でき
るようにしている。
【0025】また、前記挟持ベルト30は平面視におい
て玉葱調製機1の前後方向に長い略楕円形状となるよう
巻回されている。さらに前記テンションローラ33・3
3・・・はアーム端部に左右方向に移動可能に枢支され
バネによって付勢され、周回された挟持ベルト30・3
0の左右幅を広げ、左右各々の挟持ベルト30・30の
内側中央部の間隔を玉葱の幅より狭めるように付勢し
て、玉葱を挟みこんで搬送し、根や茎を切断するときに
玉葱がぶれて切断位置がずれないようにしている。この
ような構成で、左右のブラシ回転軸20a・20bのそ
れぞれの回転が後述する駆動構成を介して駆動ローラ3
5・35に伝達され、挟持ベルト30・30が駆動され
る。
【0026】また、前記挟持搬送装置17の前部を構成
する、左右の従動ローラ36・36の間隔は、前記搬送
ブラシ20・20の左右間隔より広く形成され、これに
対して最前部のテンションローラー33・33間隔は狭
くなっており、この部分の挟持ベルト30・30が平面
視で略V型に前方に向かって左右間隔が広がるように形
成されている。この略V型の空間Sでは左右の挟持ベル
ト30・30による玉葱の挟持して搬送することはな
く、その後方の挟持ベルト30・30が玉葱を挟持して
搬送する挟持位置となっている。
【0027】つまり、前記搬送ブラシ20・20の搬送
作用を有するスクリュー搬送部20c・20cの後端
が、挟持ベルト30・30の前端位置の下方に位置し、
搬送ブラシ20・20の後端が最前部のテンションロー
ラ33・33の後下方に位置され、V型の空間Sの下方
は搬送作用のないブラシ部20d・20dとしている。
よって、この空間Sでは搬送ブラシ20・20と挟持ベ
ルト30・30との両者による玉葱を後方へ搬送する作
用がなく、前記搬送ブラシ20・20のスクリュー搬送
部20c・20cでこの空間Sに搬送された玉葱は、こ
の位置で停止し、次に搬送されてくる玉葱に押し出され
るように、挟持ベルト30・30の挟持位置に送られ
て、挟持搬送装置17による挟持搬送が行われ、この部
分では押し出し式となっている。
【0028】この押し出し式とすることで、スクリュー
搬送部20c・20cでは茎が下方に引っ張られながら
玉葱本体がスクリュー搬送部20c・20cに押される
ことで、図7に示す玉葱Aのように前下がりに傾きなが
ら搬送された姿勢となる。そして、空間Sに至ると送り
作用がないためブラシ部20d・20dの回転によって
茎部は下方へのみ引っ張れて根部は真上を向く姿勢とな
る。この姿勢のまま押し出して挟持ベルト30・30で
挟持搬送することで、水平方向に配置した切断ヘッド4
aで精度良く根を切断でき、茎切断装置6の左右の切断
刃61a・61bで茎の適正位置を切断できるのであ
る。また、前記挟持搬送装置17で挟持して搬送する際
に、搬送ブラシ20・20による搬送させる力が働かな
いので、両搬送手段の搬送速度の差による影響を受ける
ことがなく、挟持搬送装置17での搬送姿勢が安定し、
挟持搬送装置17後部に設けた根切断装置4と茎切断装
置6で確実に切断処理することができるのである。ま
た、水平方向で根を切断できるので、搬送の傾斜角に合
わせて切断装置を構成する必要がなく、構造が複雑にな
ることがない。
【0029】また、前記根切断装置4は切断ヘッド4a
とそれを支持する支持アーム4bから構成され、図4、
図7に示すように、前記挟持ベルト30・30で挟持さ
れる前部(最前部のテンションローラー33・33位
置)の上方に配設される。支持アーム4bの前端部は玉
葱調製機1の支柱12・12の適宜位置に回動可能に支
持する構成として切断ヘッド4aを上下に揺動可能とし
ている。更に支持アーム4bと支柱12側との間に付勢
バネ41が介装され、切断ヘッド4aの自重とバランス
させて、玉葱の上部に当接させて切断ヘッド4aをスム
ースに上下動させている。そして、切断ヘッド4aには
切断刃が取り付けられており、モータ39の動力を受け
て切断刃を回転駆動して、倒立した玉葱の上部の根を切
断するようにしている。また、前記切断ヘッド4aは、
搬送ブラシ20・20後端部の後上方となっており、根
の切断時には搬送ブラシ20・20で茎が下方へ引っ張
られることがなく、挟持ベルト30・30での挟持姿勢
が崩れることがなく、確実に根が切断されるのである。
【0030】次に、茎切断装置6の構成について説明す
る。茎切断装置6は前記挟持ベルト30・30の前後方
向で略中央位置の下方に配設されており、水平方向に回
転する左右の切断刃31a・31bを対向配置させ、左
右の切断刃31a・31bは互いに上下高さをずらせ
て、一方がわずかに高くなるように配置し、平面視にお
いてその外周端部が重なるように配置している。また、
左右の切断刃31a・31bの外周は鋸状に構成して、
前記伝動軸5後端部に設けた第三出力プーリー5dから
後述する如くベルトを介して駆動力を得て、水平方向に
回転する。よって、前記挟持ベルト30・30上を搬送
されてくる玉葱8は、前記整列搬送装置16の整列羽根
機構28により下方に茎を向けた状態で該茎切断装置6
に送られる。そして2枚の切断刃31a・31bにより
茎を切断するが、この時、切断刃31a・31bが前述
の通り、その外周部に重複しろを持たせ、左右の回転駆
動速度が異ならせているので、軟らかい茎も、逃がすこ
となく確実に切断できるのである。そして、切断部3で
処理された調製後の玉葱は挟持搬送装置17後部から排
出部7から排出されている。
【0031】次に、前記搬送部2の整列搬送装置16と
挟持搬送装置17、玉葱の根及び茎とを切断する根切断
装置4と茎切断装置6への動力伝達構成について説明す
る。図10に示すように、前記根切断装置4はその本体
自身にモータ39が搭載され駆動されている。また、前
記整列搬送装置16の搬送ブラシ20・20の駆動は前
述した如くであり、前記設置台10の始端側に載置され
たモータ22より、ベルト24a、チェーン24c等よ
りなる前部側の動力伝達手段を介して駆動され、この駆
動力に同調した動力が挟持搬送装置17に伝達されてい
る。それ以外の装置は伝動軸5より動力が伝達され、途
中部より整列羽根機構28へ駆動が伝達され、伝動軸5
後部を玉葱調製機1後部に配した茎切断装置6への動力
伝達手段に連動連結し、駆動源となるモータの個数をで
きるだけ減らしコストを削減した構成としている。
【0032】次に、前記挟持搬送装置17の駆動構成に
ついて説明する。図7、図8、図10に示すように、前
記搬送ブラシ20・20の、前記ブラシ回転軸20a・
20bの後端部にはそれぞれスプロケット73・73が
固設されている。また、前記ブラシ回転軸20a・20
bの終端部よりさらに終端方には、ブラシ回転軸20a
・20bと平行であり、その左右間隔より広げた水平伝
達軸74・74が軸支されている。該水平伝達軸74・
74の前端にスプロケット75・75が固設され、各々
前記スプロケット73・73との間にチェーン76・7
6が巻回されて水平伝達軸74・74に駆動力が伝達さ
れている。
【0033】更に、前記水平伝達軸74・74端部が略
挟持搬送装置17後端下方に位置し、ベベルギアを内装
した駆動ケース77・77内に挿入されている。該駆動
ケース77・77には上下に軸線を有する垂直伝達軸7
8・78が軸支され、該垂直伝達軸78・78の上端部
に固設した前記駆動ローラ35・35を介してそれぞれ
挟持ベルト30・30に駆動力が伝達され、前述した如
く、挟持ベルト30・30を逆回転させて玉葱の挟持搬
送を行うようにしている。
【0034】よって、この搬送部2を構成する搬送ブラ
シ20・20のブラシ回転軸20a・20bを挟持搬送
装置17への駆動伝達軸として兼用でき、伝動軸の本数
を減らすことができ動力伝達構成のシンプル化が図られ
ている。更に、左右の両挟持ベルト30・30が搬送ブ
ラシ20・20と同調した動力を伝達でき、それぞれ逆
回転させて挟持ベルト30・30を前述した如く回動さ
れるのである。また、挟持ベルト30・30による搬送
速度は搬送ブラシ20・20による搬送速度よりも相対
的に速くしており、搬送ブラシ20・20後端部から挟
持ベルト30・30の始端部との受け継ぎ位置で詰まる
ことなく、搬送速度を速くして処理能力を高めることが
できるのである。
【0035】次に、前記整列羽根28・28への駆動伝
達構成について説明する。前記整列羽根28・28への
駆動伝達は、伝動軸5の途中部に配した第二出力プーリ
ー5cからベルト40を介して動力を取り出すように
し、伝動軸5等の動力伝達構成を整列搬送装置16下方
の空いたスペースに配置でき、スペース効率の良い動力
伝達構成を形成している。また、図5、図6、図10に
示すように、前記第二出力プーリー5cが固設された伝
動軸5は水平状の軸であるのに対して、前記整列羽根2
8・28へ駆動伝達するプーリー28b・28b’は垂
直向きの縦回転軸28a・28aに固設され、動力伝達
を直角に変換する必要がある。
【0036】そこで、前記支柱12下部より後上方へ傾
斜上にアーム60が回動可能に突設し、該アーム60端
部を左側のプーリー28bの下方であって第二出力プー
リー5cの左側方に位置させて、この位置に傾斜状にテ
ンションプーリー61が軸支され、この傾斜状のテンシ
ョンプーリー61を利用し、一本の平ベルト40の両面
を用いてこれらのプーリー5c・28b・28b’に巻
回し、水平状の伝達軸5より垂直状の縦回転軸28a・
28aに駆動力を伝達することを可能としている。
【0037】このように一本のベルト40により動力を
伝達することで、二本のベルトを用いた構成に比べてテ
ンションプーリーも共通させて部品数を削減できコスト
が低くなる。更に、単一のベルト40を複雑に巻回して
もできるだけ平ベルト40の捩れが少なくなっておりス
リップによる動力伝達のロスを少なくでき、またプーリ
ー5c・28b・28b’からベルト40の外れること
もない。
【0038】次に、前記茎切断装置6への駆動伝達部に
ついて説明する。図9、図10で示すように、前記茎切
断装置6の左右の切断刃31a・31bの垂直状の切断
駆動軸65・65が機台11・11側に枢支されてい
る。左側の切断駆動軸65の左側方には、切断駆動軸6
5と平行状の切断入力軸66が軸支され、該切断入力軸
66下部に入力プーリー67が固設され、伝達軸5前端
部に固設した第三出力プーリー5dとの間にベルト68
が巻回され切断入力軸66に動力が伝達されている。ま
た、前記切断入力軸66上部に伝達プーリー69が固設
され、左側の切断刃31a直下方の切断駆動軸65上部
に径の小さい小プーリー70が固設され、右側の切断刃
31b直下方の切断駆動軸65上部に径の大きい大プー
リー71が固設され、これらのプーリー69・70・7
1にベルト72が巻回され、玉葱調製機1の後部に茎切
断装置6への駆動伝達部が構成されている。このように
茎切断装置6へ駆動力が伝達され、左右の切断刃31a
・31bが逆回転されるとともに、異なる速度で回転さ
れ玉葱の茎を確実に切断するようにしている。
【0039】以上のような構成としたことで、動力伝達
のシンプル化が図られ、また、搬送部2への動力伝達手
段を玉葱調製機1の前部側に配置したのに対して、前記
茎切断装置6の動力伝達手段を玉葱調製機1の後部に配
置しており、動力伝達手段が分散され、目的に分けてメ
ンテナンスが行え、作業性が向上されるのである。ま
た、搬送部2へ動力を伝達する動力伝達手段が配された
前部は、搬送部2やホッパ19前端より前方であり、茎
切断装置6の動力伝達手段が配置された後部が玉葱の搬
送経路の最終端となっており、これらの動力伝達手段へ
は、玉葱から落下される外皮や土がかかることのない位
置となり、動力伝達に狂いを生じさせることがないので
ある。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏する。即ち、請求項1記載のよう
に、水平方向に玉葱を搬送して切断部へ案内する搬送部
を、前側に配した左右一対のスクリュー型の搬送ブラシ
よりなる整列搬送装置と、その後部に平面視で前記搬送
装置の後部と一部重複する挟持搬送装置を設け、前記整
列搬送装置の終端と、挟持搬送装置の始端との間に、玉
葱の姿勢を維持しつつ搬送作用の働かない空間を設けた
ので、整列搬送装置から挟持搬送装置へ玉葱を受け継ぐ
時には、両搬送装置が作用しない空間で玉葱は倒立した
状態に維持され、その次に搬送されてくる玉葱により押
し出されて、玉葱は傾くことなく挟持搬送装置に受け継
がれ、受け継ぎ時に傾いて根以外の部分を切断すること
がなくなり、切断精度を高めることができる。
【0041】また、請求項2記載のように、水平方向に
玉葱を搬送して切断部へ案内する搬送部を、前側に配し
た左右一対のスクリュー型の搬送ブラシよりなる整列搬
送装置と、その後部に配置する挟持搬送装置より構成
し、前記整列搬送装置の前後中途部の上方位置に整列回
転体を配置し、該整列回転体を整列羽根の垂直方向の軸
を中心として回転するようにしたので、左右一対の搬送
ブラシの始端に載置され後方に搬送される途中で、整列
羽根の回転によって玉葱の茎や結球部の上部を叩いて強
制的に回転させ、茎を搬送ブラシの外周面に当接させる
ように案内でき、茎がスムースに左右の搬送ブラシの間
に挟まれ、根を上方に向けた切断に適した姿勢とするこ
とができる。また、整列羽根垂直方向の軸を中心に回転
するので、羽根の前後高さを低くすることができ、搬送
部の高さをコンパクトにできる。
【0042】また、請求項3記載のように、前記整列搬
送装置の左右両側に、前記整列回転体の回転軸を上下方
向に配置したので、整列搬送装置と整列回転体が干渉す
ることなく、玉葱の搬送を邪魔することなく配置でき、
左右一対の搬送ブラシ上を搬送される玉葱を、左右の整
列羽根で両側方より内側へ向かうように当てることがで
き、玉葱の茎が側方に傾いていたとしても、茎を挟持す
べく内側へ案内できる。
【0043】また、請求項4記載のように、前記左右の
整列回転体の回転軸を前後にずらせて配置し、整列羽根
の回動軌跡を正面視で一部ラップさせたので、左右の整
列羽根は干渉することなく駆動でき、搬送時には左右い
ずれか意報には必ず当たることになり、玉葱の茎を確実
に下方を向けることができる。
【0044】また、請求項5記載のように、前記整列回
転体の駆動伝達部を整列搬送装置の下方に配置したの
で、駆動部が搬送の邪魔にならず、また、整列羽根の上
方に駆動部がないので、玉葱調製機の側方で玉葱の搬送
状態等を監視する作業者の作業性が向上される。また、
搬送部の上方に玉葱を供給するホッパを配置することが
できる。
【0045】また、請求項6記載のように、水平方向に
玉葱を搬送して切断部へ案内する搬送部を、前側に配し
た左右一対のスクリュー型の搬送ブラシよりなる整列搬
送装置と、その後部に配置する挟持搬送装置より構成
し、前記整列搬送装置の前後中途部の上方位置に整列回
転体を配置する構成であって、前記搬送部の前部に駆動
源を配置して搬送部を駆動すると共に、該駆動源より後
方に動力伝達手段を延設し、該動力伝達手段より前記整
列回転体と茎切断装置を駆動するように構成したので、
搬送部の駆動部は玉葱の搬送経路より外れて配置され、
玉葱の搬送時に落下する外皮や土等がかかることがな
く、動力伝達に悪影響を与えることがない。また動力伝
達部を集中して配置するのでメンテナンスが容易に行
え、作業性が向上されるのである。更に、動力伝達手段
を簡単な構成とすることができ、部品点数を減少してコ
スト低減化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の玉葱調製機の左側面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】玉葱調製機の搬送部と切断部とを示す正面図で
ある。
【図5】搬送ブラシの正面断面図と整列羽根の正面図で
ある。
【図6】整列羽根の側面図である。
【図7】搬送ブラシと挟持搬送装置及び根切断装置の側
面図部分断面図である。
【図8】挟持搬送装置への動力伝達構成を示す後面断面
図である。
【図9】茎切断装置への動力伝達構成を示す後面断面図
である。
【図10】玉葱調製機の動力伝達構成を示すスケルトン
図である。
【符号の説明】
S 空間 1 玉葱調製機 2 搬送部 5 伝達軸 6 茎切断装置 17 挟持搬送装置 20 搬送ブラシ 20c スクリュー部 22 モーター 28 整列羽根 28a 縦回転軸 30 挟持ベルト 40 ベルト 42 駆動伝達部カバー 68 ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 英夫 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 金尾 洋平 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 (72)発明者 森安 康夫 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 (72)発明者 日沖 聡 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 Fターム(参考) 4B061 BA03 BB10 BB12 CB05 CB12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に玉葱を搬送して切断部へ案内
    する搬送部を、前側に配した左右一対のスクリュー型の
    搬送ブラシよりなる整列搬送装置と、その後部に平面視
    で前記搬送装置の後部と一部重複する挟持搬送装置を設
    け、前記整列搬送装置の終端と、挟持搬送装置の始端と
    の間に、玉葱の姿勢を維持しつつ搬送作用の働かない空
    間を設けたことを特徴とする玉葱調製機。
  2. 【請求項2】 水平方向に玉葱を搬送して切断部へ案内
    する搬送部を、前側に配した左右一対のスクリュー型の
    搬送ブラシよりなる整列搬送装置と、その後部に配置す
    る挟持搬送装置より構成し、前記整列搬送装置の前後中
    途部の上方位置に整列回転体を配置し、該整列回転体を
    整列羽根の垂直方向の軸を中心として回転するようにし
    たことを特徴とする玉葱調製機。
  3. 【請求項3】 前記整列搬送装置の左右両側に、前記整
    列回転体の回転軸を上下方向に配置したことを特徴とす
    る請求項2記載の玉葱調製機。
  4. 【請求項4】 前記左右の整列回転体の回転軸を前後に
    ずらせて配置し、整列羽根の回動軌跡を正面視で一部ラ
    ップさせたことを特徴とする請求項2または請求項3記
    載の玉葱調製機。
  5. 【請求項5】 前記整列回転体の駆動伝達部を整列搬送
    装置の下方に配置したことを特徴とする請求項2記載の
    玉葱調製機。
  6. 【請求項6】 水平方向に玉葱を搬送して切断部へ案内
    する搬送部を、前側に配した左右一対のスクリュー型の
    搬送ブラシよりなる整列搬送装置と、その後部に配置す
    る挟持搬送装置より構成し、前記整列搬送装置の前後中
    途部の上方位置に整列回転体を配置する構成であって、
    前記搬送部の前部に駆動源を配置して搬送部を駆動する
    と共に、該駆動源より後方に動力伝達手段を延設し、該
    動力伝達手段より前記整列回転体と茎切断装置を駆動す
    るように構成したことを特徴とする玉葱調製機。
JP35481998A 1998-12-14 1998-12-14 玉葱調製機 Expired - Fee Related JP3977949B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35481998A JP3977949B2 (ja) 1998-12-14 1998-12-14 玉葱調製機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35481998A JP3977949B2 (ja) 1998-12-14 1998-12-14 玉葱調製機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000175671A true JP2000175671A (ja) 2000-06-27
JP3977949B2 JP3977949B2 (ja) 2007-09-19

Family

ID=18440120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35481998A Expired - Fee Related JP3977949B2 (ja) 1998-12-14 1998-12-14 玉葱調製機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3977949B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3977949B2 (ja) 2007-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000175671A (ja) 玉葱調製機
KR102621500B1 (ko) 제품을 밴딩하기 위한 장치
JP2010148388A (ja) ベルト搬送装置
JP4146574B2 (ja) 玉葱調製機
JP2000175672A (ja) 玉葱調製機の搬送部
JP3977950B2 (ja) 玉葱調製機の搬送装置
JP2000175673A (ja) 玉葱調製機の根切断装置
JP3909158B2 (ja) 玉葱調整機
JP2944870B2 (ja) 収穫野菜処理装置
JP2001017147A (ja) 玉葱調製機
JP2001224349A (ja) 球状作物調製機
JP3883489B2 (ja) 鱗茎作物調製機
JP3881788B2 (ja) 玉葱調整機
JP2832679B2 (ja) 長葱定寸切断機
JP4410898B2 (ja) 球状作物調製機
JP2001029056A (ja) 玉葱調製機
JP3892005B2 (ja) 鱗茎作物調製機
JP2000175532A (ja) 玉葱調製機
JPH0716012A (ja) 球根等の調整機
JP3547331B2 (ja) 作物収穫機
WO2020059713A1 (ja) 作物分離装置
JP3652573B2 (ja) 葉菜類収穫機
JPH0837879A (ja) 収穫野菜処理装置
JPH05123025A (ja) 根菜類搬送装置
JP2566965Y2 (ja) 人参用葉切り機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070622

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees