JP2020043711A - モーター用コイル基板とモーター、モーター用コイル基板の製造方法 - Google Patents

モーター用コイル基板とモーター、モーター用コイル基板の製造方法 Download PDF

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治彦 森田
等 三輪
Hitoshi Miwa
等 三輪
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Shinobu Kato
忍 加藤
俊彦 横幕
Toshihiko Yokomaku
俊彦 横幕
久始 加藤
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久始 加藤
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貴久 平澤
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Tetsuya Muraki
哲也 村木
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Takayuki Furuno
貴之 古野
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Abstract

【課題】 高い性能を有するコイル基板の提供【解決手段】 実施形態のモーター用コイル基板は配線で形成されているコイルCを有し、コイルCは複数の第1配線251と第1配線251のそれぞれから延びる複数の第2配線252を有する。第1配線251のそれぞれはお互いに平行であって、第2配線252と第1配線251は平行でない。第1配線251とモーターの回転方向との間の角度が略垂直になるように、コイル基板が磁石の周りに配置されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、磁石を囲むモーター用コイル基板とモーター、モーター用コイル基板の製造方法に関する。
特許文献1は、電気モーターに関し、その電気モーターはワイヤからなる複数のシングルコイルを含んでいる。
特開2007−124892号公報
[特許文献の課題]
特許文献1の電気モーターはワイヤからなる複数のシングルコイルを含んでいる。コイルがワイヤで形成されている。ワイヤが細いと、ワイヤを巻くことが難しいと考えられる。例えば、ワイヤが切れると考えられる。
本発明に係るモーター用コイル基板は、磁石の周りに配置されるコイル基板である。そして、前記コイル基板は配線で形成されているコイルを有し、前記コイルは複数の第1配線と前記第1配線のそれぞれから延びる複数の第2配線を有し、前記第1配線のそれぞれはお互いに平行であって、前記第2配線と前記第1配線は平行でなく、前記第1配線と前記モーターの回転方向との間の角度が略垂直になるように、前記コイル基板は前記磁石の周りに配置される。
本発明に係るモーターは、磁石と、前記磁石を囲むコイル基板、とからなる。そして、前記コイル基板は配線で形成されているコイルを有し、前記コイルは複数の第1配線と前記第1配線のそれぞれから延びる複数の第2配線を有し、前記第1配線のそれぞれはお互いに平行であって、前記第2配線と前記第1配線は平行でなく、前記第1配線と前記モーターの回転方向との間の角度が略垂直になるように、前記コイル基板は前記磁石の周りに配置される。
本発明に係るモーター用コイル基板の製造方法は、フレキシブル基板上に中央スペースを有する複数のコイルを形成することと、m番目の前記コイルの前記中央スペース上に(m+1)番目の前記コイルを形成する配線が重なるように、前記フレキシブル基板を折り畳むことと、前記折り畳まれたフレキシブル基板を磁石の周りに配置すること、とを含む。
[実施形態の効果]
本発明の実施形態によれば、コイルが配線で形成されている。例えば、プリント配線板の技術でコイルを形成することができる。そのため、モーターの回転方向に対し、自由な角度で配線を作ることができる。また、1つのコイル内で異なる配線密度を有するコイルを形成することができる。例えば、モーターの回転方向に対し略垂直な配線の密度は回転方向に対し垂直でない配線の密度より高い。そのため、本発明の実施形態のコイル基板がモーターに用いられると、モーターのトルクを大きくすることができる。モーターのサイズを小さくすることができる。
図1(A)は実施形態のモーターの断面図であり、図1(B)はコイル基板を示す平面図であり、図1(C)はモーターの回転方向を示す。 図2(A)は第1配線と第2配線の拡大図であり、図2(B)は第3配線と第4配線の拡大図である。 図3は配線群で形成される上コイルと下コイルを示す。 図4(A)は折り畳まれたフレキシブル基板を示す模式図であり、図4(B)と図4(C)はコイルの重なりを示す説明図である。 図5(A)は第1例のコイルCを示し、図5(B)は第2例のコイルCを示し、図5(C)は第3例のコイルCを示し、図5(D)は第4例のコイルCを示す。 図6(A)は折り畳まれたフレキシブル基板を示す模式図であり、図6(B)と図6(C)はコイルの重なりを示す説明図である。 図7はフレキシブル基板とフレキシブル基板上のコイルCを示す。 図8はフレキシブル基板とフレキシブル基板上のコイルCを示す。
[第1実施形態]
図1(A)は、実施形態のモーター10の模式図である。モーター10の例は、直流モーターである。モーター10は、磁石48と磁石48を囲んでいるコイル基板20とを有する。モーターは、図1(B)に示されるコイル基板20から延びる端子用基板520を有することができる。モーター10は、さらに、図示されていない整流子とブラシとハウジングを有することができる。実施形態では、コイル基板20が回転するが、磁石48が回転してもよい。
図1(B)は、図1(A)に示されているコイル基板20と端子用基板520の平面図である。コイル基板20はフレキシブル基板22とフレキシブル基板22上に形成されているコイルCで形成されている。フレキシブル基板22は、第1面Fと第1面Fと反対側の第2面Sとを有する。フレキシブル基板22の例はポリイミド製の絶縁基板である。
図1(B)に示されるように、端子用基板520はコイル基板20に直接繋がっている。端子用基板520とコイル基板20は1つのフレキシブル基板22で形成されている。端子用基板520上に端子Tが形成されている。端子TとコイルCは同時に形成される。端子Tを介し1つのコイルCと別のコイルCが接続される。図1(B)の例では、端子用基板520の数は複数であり、端子用基板520の数は3である。端子用基板520の数とフレキシブル基板22の第1面F上のコイルCの数は同じである。
コイル基板20と端子用基板520は、1つのフレキシブル基板22で形成されているので、構造が簡易である。製造が容易である。
端子T上に整流子が配置される。端子T上の整流子はコイルCに電気的に繋がる。整流子は、ブラシに対して耐摩耗性を有する金属で形成される。
端子用基板520上に角度検出用磁石を配置することができる。角度検出用磁石は各コイルC1、C2、C3に対応する位置に配置されている。角度検出用磁石は溝を有することができる。溝により、モーターの角度を高い精度で検出することができる。溝によって、角度検出用磁石の表面は3又は4個に分割されている。
図1(C)は、磁石48とコイル基板20で形成されるモーター10を示す。コイル基板20が磁石48を囲んでいる。コイル基板20が磁石48の周りに配置されている。磁石48とコイル基板20との間に空間(空洞)AHが存在する。磁石48、または、コイル基板20が回転する。
図1(C)中の矢印Rは、モーター10の回転方向Rを示す。
コイルCを有するフレキシブル基板22からコイル基板20が形成される。コイルCを有するフレキシブル基板22を磁石48の周りに配置することでコイル基板20が形成される。
コイルCはプリント配線板の技術で形成されていて、コイルCを形成する配線はめっきにより形成されている。あるいは、コイルCを形成する配線は銅箔をエッチングすることで形成される。コイル基板20は複数のコイルCを有することができる。コイルCを形成する配線は、セミアディティブ法やサブトラクティブ法で形成される。フレキシブル基板22上に複数のコイルCが形成される。図1(B)の例では、フレキシブル基板22上に3つのコイルC1、C2、C3が形成されている。各コイルCは外端OEと内端IEと外端OEと内端IEとの間に形成されている配線wで形成されている。
コイルCの巻き方とコイルCを流れる電流の向きの例(第1例、第2例、第3例、第4例)が次に示される。
図5(A)は第1例のコイルCを示す。コイルCの配線w上に電流の向きが描かれている。第1例のコイルCでは、コイルCを形成する配線wが外端OEから内端IEに向かって、渦巻き状に形成されている。第1例のコイルCを形成する配線は反時計回りに形成される。第1例のコイルCを流れる電流は外端OEから内端IEに向かって流れる。第1例のコイルCを流れる電流は反時計回りに流れる。
図5(B)は第2例のコイルCを示す。コイルCの配線w上に電流の向きが描かれている。第2例のコイルCでは、コイルCを形成する配線wが外端OEから内端IEに向かって、渦巻き状に形成されている。第2例のコイルCを形成する配線wは時計回りに形成される。第2例のコイルCを流れる電流は外端OEから内端IEに向かって流れる。第2例のコイルCを流れる電流は時計回りに流れる。
図5(C)は第3例のコイルCを示す。コイルCの配線w上に電流の向きが描かれている。第3例のコイルCでは、コイルCを形成する配線wが内端IEから外端OEに向かって、渦巻き状に形成されている。第3例のコイルCを形成する配線wは反時計回りに形成される。第3例のコイルCを流れる電流は内端IEから外端OEに向かって流れる。第3例のコイルCを流れる電流は反時計回りに流れる。
図5(D)は第4例のコイルCを示す。コイルCの配線w上に電流の向きが描かれている。第4例のコイルCでは、コイルCを形成する配線wが内端IEから外端OEに向かって、渦巻き状に形成されている。第4例のコイルCを形成する配線wは時計回りに形成される。第4例のコイルCを流れる電流は内端IEから外端OEに向かって流れる。第4例のコイルCを流れる電流は時計回りに流れる。
第1例と第2例、第3例、第4例のコイルCの巻き方は第1面F上の位置からコイルCを観察することで、定義される。
第1例と第2例、第3例、第4例のコイルCを流れる電流の向きは第1面F上の位置からコイルCを観察することで、定義される。
第1例と第2例、第3例、第4例のコイルCは、複数の第1配線251と第1配線251のそれぞれから延びる複数の第2配線252を有する。第1配線251と第2配線252は図2(A)に示される。第1配線251のそれぞれはお互いに平行である。第2配線252と第1配線251は平行でない。フレキシブル基板22が磁石48の周りに配置されると、第1配線251はモーターの回転方向Rに対し略垂直である。そのため、第1配線251を流れる電流の向きはモーターの回転方向Rに対し略垂直である。
第1例と第2例、第3例、第4例のコイルCは、複数の第3配線253と第3配線253のそれぞれから延びる複数の第4配線254を有する。第3配線253と第4配線254は図2(B)に示される。第3配線253のそれぞれはお互いに平行である。第3配線253と第4配線254は平行でない。フレキシブル基板22が磁石48の周りに配置されると、第3配線253はモーターの回転方向Rに対し略垂直である。そのため、第3配
線253を流れる電流の向きはモーターの回転方向Rに対し略垂直である。
図5に示されるように、第1例と第2例、第3例、第4例のコイルCは、各コイルCの中央部分に中央スペースSCを有する。中央スペースSC内に配線wが存在しないことが好ましい。コイルCを形成する配線の内、最も内側の配線で中央スペースSCは囲まれる。複数の第1配線251の内、最も内側の第1配線251は、内側の第1配線251Iである。複数の第2配線252の内、最も内側の第2配線252は、内側の第2配線252Iである。複数の第3配線253の内、最も内側の第3配線253は、内側の第3配線253Iである。複数の第4配線254の内、最も内側の第4配線254は、内側の第4配線254Iである。中央スペースは、内側の第1配線251Iと内側の第2配線252I、内側の第3配線253I、内側の第4配線254Iで囲まれる。内側の配線は図1(B)と図5(A)に示される。
図1(B)に示されるコイルCの形状は概ね長方形である。図1(B)の例では、第1配線251が外端OEから延びている。そして、第1配線251の次に第2配線252が形成され、第2配線252の次に第3配線253が形成され、第3配線253の次に第4配線254が形成され、第4配線254の次に第1配線251が形成されている。このように、第1配線251、第2配線252、第3配線253、第4配線254の順で配線が形成され、第4配線254が内端IEに至っている。
回転方向Rに対し略垂直な配線(垂直な配線)の長さは、垂直な配線以外の配線の長さより長い。モーターのトルクを大きくすることができる。実施形態のモーター用コイル基板では、垂直な配線は第1配線251と第3配線253である。
図1(B)に示されるフレキシブル基板22が磁石48の周りに配置されると、第1配線251はモーターの回転方向Rに対し略垂直である。第2配線252はモーターの回転方向Rに対し略平行である。
第1配線251と第2配線252の拡大図が図2(A)に示される。第1配線251は幅W1を有し、第2配線252は幅W2を有する。各第1配線251の幅は略等しい。各第2配線252の幅は略等しい。幅W1は幅W2より小さい。幅W1と幅W2との比(W1/W2)は、0.7より大きく、0.9より小さい。例えば、幅W1は50μm以上、65μm以下である。幅W1は60μm以上、85μm以下である。
隣接する第1配線251間にスペースS1が形成されている。スペースS1は距離D1を有する。隣接する第2配線252間にスペースS2が形成されている。スペースS2は距離D2を有する。距離D1と距離D2は等しい。あるいは、距離D1は距離D2より小さい。距離D1と距離D2は等しいことが好ましい。距離D1が距離D2より小さい場合、距離D1と距離D2との比(D1/D2)は、0.85より大きく、0.95より小さい。
図1(B)に示されるフレキシブル基板22が磁石48の周りに配置されると、第3配線253はモーターの回転方向Rに対し略垂直である。第4配線254のそれぞれはモーターの回転方向Rに対し略平行である。
第3配線253と第4配線254の拡大図が図2(B)に示される。第3配線253は幅W3を有し、第4配線252は幅W4を有する。各第3配線253の幅は略等しい。各第4配線254の幅は略等しい。幅W3は幅W4より小さい。幅W3と幅W4との比(W3/W4)は、0.7より大きく、0.9より小さい。例えば、幅W3は50μm以上、65μm以下である。幅W4は60μm以上、85μm以下である。
隣接する第3配線253間にスペースS3が形成されている。スペースS3は距離D3を有する。隣接する第4配線254間にスペースS4が形成されている。スペースS4は距離D4を有する。距離D3と距離D4は等しい。あるいは、距離D3は距離D4より小さい。距離D3と距離D4は等しいことが好ましい。距離D3が距離D4より小さい場合、距離D3と距離D4との比(D3/D4)は、0.85より大きく、0.95より小さい。
幅W1と幅W3は略等しい。幅W2と幅W4は略等しい。距離D1距離D3は略等しい。距離D2距離D4は略等しい。
コイルCを形成している配線の内、第1配線251と第3配線253以外の配線は第1配線251の幅W1より大きな幅を持つ。
コイルCを形成しているスペースの内、スペースS1とスペースS3以外のスペースは、距離D1より大きな距離を持つ。
図5に示されるように、内側の第1配線251Iと内側の第3配線253Iとの間の間隔D13は距離D1より大きい。間隔D13と距離D1との比(間隔D13/距離D1)は200以上、400以下である。例えば、間隔D13は3mm以上、4mm以下である。
第1配線251の長さと第3配線253の長さは略等しい。コイルCを形成している配線の内、第1配線251と第3配線253以外の配線は第1配線251の長さより短い長さを持つ。
[コイル基板を形成するためのフレキシブル基板]
図7に示されるように、フレキシブル基板(絶縁基板)22は、短辺20Tと長辺20Lとを有することが好ましい。フレキシブル基板22に形成されているコイルCは、複数の第1配線251と複数の第2配線252と複数の第3配線253と複数の第4配線254とを有する。
[第1例のフレキシブル基板]
第1例のフレキシブル基板22が図7(A)に示されている。
フレキシブル基板22の第1面F上に複数のコイル(上のコイル)CFが形成されている。上のコイル(上コイル)CFは、フレキシブル基板22の長辺20Lに沿って並んでいる。フレキシブル基板22の一端から他端に向かって、上コイルCFは一列に並んでいる。上コイルCFの数はNである。Nは自然数である。Nは3以上、7以下である。
第1例のフレキシブル基板22では、全ての上コイルCFが同じコイルCで形成されている。つまり、全ての上コイルCFが第1例のコイルCで形成されている。あるいは、全ての上コイルCFが第2例のコイルCで形成されている。あるいは、全ての上コイルCFが第3例のコイルCで形成されている。あるいは、全ての上コイルCFが第4例のコイルCで形成されている。このように、全ての上コイルCFが同じ種類のコイルCで形成されている。
第1例のフレキシブル基板22に形成されている上コイルCFの接続方法の例が説明される。異なる上コイルCFは端子Tと接続線cLを介し接続される。接続線cLは、第1面F上の導体回路と第2面S上の導体回路、フレキシブル基板22を貫通するビア導体の内、少なくとも1つを含む。他の例のフレキシブル基板22も同様な接続線を有する。
端子用基板520の数はNであり、各端子用基板520上に1つの端子Tが形成されている。端子Tの数とコイルCの数は同じである。
m番目の上コイルCFmと(m+1)番目のコイルCFm1を(m+1)番目の端子Tm1を介し接続することができる。m番目の上コイルCFmが接続線cLを介し、(m+1)番目の端子Tm1に繋がる。そして、(m+1)番目の端子Tm1が接続線cLを介し(m+1)番目のコイルCFm1に繋がる。
N番目の上コイルCFnと1番目の上コイルCF1を1番目の端子T1を介し接続することができる。N番目の上コイルCFnが接続線cLを介し、1番目の端子T1に繋がる。そして、1番目の端子T1が接続線cLを介し、1番目のコイルCF1に繋がる。
接続線cLにより、m番目の上コイルCFmと(m+1)番目のコイルCFm1を直接接続することができる。端子Tの数や端子用基板520の数を減らすことができる。端子Tの数や端子用基板520の数は3以上である。7以下であることが好ましい。
上コイルCFが第1例のコイルCであると、m番目の上コイルCFmの内端はフレキシブル基板22を貫通するビア導体に繋がる。そして、そのビア導体は第2面S上の導体回路に繋がる。さらに、その導体回路はフレキシブル基板22を貫通し、(m+1)番目の端子Tm1に繋がるビア導体により、(m+1)番目の端子Tm1に繋げられる。(m+1)番目の端子Tm1は、第1面F上の導体回路により、(m+1)番目のコイルCFm1に接続される。
m番目の上コイルCFmを形成する第3配線253と(m+1)番目の上コイルCFm1を形成する第1配線251が隣合うことが好ましい。他の例のフレキシブル基板22もm番目の上コイルCFmを形成する第3配線253と(m+1)番目の上コイルCFm1を形成する第1配線251が隣合うことが好ましい。
ビア導体で形成される接続線と第2面上の導体回路で形成される接続線は図7(A)に描かれていない。
[第2例のフレキシブル基板]
第2例のフレキシブル基板22が図7(A)と図7(B)に示されている。
図7(A)に示されるように、第2例のフレキシブル基板22では、第1面F上に複数のコイル(上コイル)CFが形成されている。上コイルCFは、フレキシブル基板22の長辺20Lに沿って並んでいる。フレキシブル基板22の一端から他端に向かって、上コイルCF一列に並んでいる。上コイルCFの数はNである。Nは自然数である。Nは3以上、7以下である。
図7(B)に示されるように、フレキシブル基板22の第2面S上に複数のコイル(下コイル)CSが形成されている。下コイルCSは、フレキシブル基板22の一端から他端に向かって、一列に並んでいる。下コイルCSは、フレキシブル基板22の長辺20Lに沿って並んでいる。下コイルCSの数はNである。Nは自然数である。Nは3以上、7以下である。
フレキシブル基板22を介し向かい合う上コイルCFと下コイルCSの組み合わせが以下に示される。
(組み合わせの例1(対1))
上コイルCFが第1例のコイルCであると、下コイルCSは第3例のコイルCである。
(組み合わせの例2(対2))
上コイルCFが第2例のコイルCであると、下コイルCSは第4例のコイルCである。
(組み合わせの例3(対3))
上コイルCFが第3例のコイルCであると、下コイルCSは第1例のコイルCである。
(組み合わせの例4(対4))
上コイルCFが第4例のコイルCであると、下コイルCSは第2例のコイルCである。
これらの組み合わせによれば、上コイルCFを流れる電流の向きと下コイルCSを流れる電流の向きが同じである。モーターのトルクを大きくすることができる。
フレキシブル基板22を介し向かい合う上コイルCFと下コイルCSで対のコイルが形成される。第2例のフレキシブル基板22では、全ての対のコイルが同じ組み合わせで形成される。例えば、1つの対のコイルが対1で形成されると、それ以外の対のコイルも対1で形成される。各上コイルCFの巻き方は同じである。各下コイルCSの巻き方は同じである。
図7(A)に示される上コイルCFと下コイルCSの組み合わせは対1である。
第2例のフレキシブル基板22に形成されているコイルCの接続方法の例が説明される。
端子用基板520の数はNであり、各端子用基板520上に1つの端子Tが形成されている。端子Tの数と上コイルCFの数は同じである。端子Tの数と下コイルCSの数は同じである。上コイルCFの数と下コイルCSの数は同じである。上コイルCFの数は3以上、7以下である。下コイルCSの数は3以上、7以下である。端子Tの数は3以上、7以下である。
m番目の上コイルCFmと(m+1)番目の上コイルCFm1をm番目の下コイルCSmと(m+1)番目の端子Tm1を介し接続することができる。m番目の上コイルCFmが接続線cLを介し、m番目の下コイルCSmに繋がる。m番目の下コイルCSmが接続線cLを介し、(m+1)番目の端子Tm1に繋がる。そして、(m+1)番目の端子Tm1が接続線cLを介し(m+1)番目の上コイルCFm1に繋がる。
上コイルCFと下コイルCSが対1で形成されていると、m番目の上コイルCFmの内端IEはフレキシブル基板22を貫通するビア導体を介し、m番目の下コイルCSmに繋がる。m番目の下コイルCSmの外端OEは、第2面S上の導体回路とフレキシブル基板22を貫通するビア導体により、(m+1)番目の端子Tm1に繋げられる。(m+1)番目の端子Tm1は、第1面F上の導体回路により、(m+1)番目の上コイルCFm1に接続される。
N番目の上コイルCFnと1番目の上コイルCF1をN番目の下コイルCSnと1番目の端子T1を介し接続することができる。N番目の上コイルCFnが接続線cLを介し、N番目の下コイルCSnに繋がる。N番目の下コイルCSnが接続線cLを介し、1番目の端子T1に繋がる。そして、1番目の端子T1が接続線cLを介し、1番目の上コイルCF1に繋がる。
m番目の下コイルCSmと(m+1)番目の下コイルCSm1を(m+1)番目の端子Tm1と(m+1)番目の上コイルCFm1とを介し接続することができる。m番目の下コイルCSmが接続線cLを介し(m+1)番目の端子Tm1に繋がる。(m+1)番目の端子Tm1が接続線cLを介し(m+1)番目の上コイルCFm1に繋がる。そして、(m+1)番目の上コイルCFm1が接続線cLを介し(m+1)番目の下コイルCSm1に繋がる。
上コイルCFと下コイルCSが対1で形成されていると、m番目の下コイルCSmの外端が、第2面S上の導体回路とフレキシブル基板22を貫通するビア導体により、(m+1)番目の端子Tm1に繋げられる。(m+1)番目の端子Tm1は、第1面F上の導体回路により、(m+1)番目の上コイルCFm1の外端に接続される。そして、(m+1)番目の上コイルCFm1の内端がフレキシブル基板22を貫通するビア導体により、(m+1)番目の下コイルCSm1に接続される。
N番目の下コイルCSnと1番目の下コイルCS1は1番目の端子T1と1番目の上コイルCF1を介し接続することができる。N番目の下コイルCSnが接続線cLを介し、1番目の端子T1に繋がる。1番目の端子T1が接続線cLを介し、1番目の上コイルCF1に繋がる。そして、1番目の上コイルCF1が接続線cLを介し、1番目の下コイルCS1に繋がる。
接続線cLにより、m番目の下コイルCSmと(m+1)番目の上コイルCFm1を直接接続することができる。端子Tの数や端子用基板520の数を減らすことができる。端子Tの数や端子用基板520の数は3以上である。
[第3例のフレキシブル基板]
第3例のフレキシブル基板22が図8(A)に示されている。
図8(A)に示されるように、フレキシブル基板22の第1面F上に複数のコイル(上コイル)CFが形成されている。上コイルCFは、フレキシブル基板22の長辺20Lに沿って並んでいる。フレキシブル基板22の一端から他端に向かって、上コイルCFは一列に並んでいる。上コイルCFの数はNである。Nは自然数である。Nは3以上、7以下である。
(2m−1)番目の上コイルCFの巻き方と2m番目の上コイルCFの巻き方は異なる。組み合わせの例が次に示される。mは自然数である。
[(2m−1)番目の上コイルCFと2m番目の上コイルCFの第1例]
(2m−1)番目の上コイルCFは第1例のコイルCであって、2m番目の上コイルCFは第2例のコイルCである。
[(2m−1)番目の上コイルCFと2m番目の上コイルCFの第2例]
(2m−1)番目の上コイルCFは第2例のコイルCであって、2m番目の上コイルCFは第1例のコイルCである。
[(2m−1)番目の上コイルCFと2m番目の上コイルCFの第3例]
(2m−1)番目の上コイルCFは第3例のコイルCであって、2m番目の上コイルCFは第4例のコイルCである。
[(2m−1)番目の上コイルCFと2m番目の上コイルCFの第4例]
(2m−1)番目の上コイルCFは第4例のコイルCであって、2m番目の上コイルCFは第3例のコイルCである。
第3例のフレキシブル基板22では、隣接するコイルCの巻き方が逆である。(2m−1)番目の上コイルCFの巻き方と(2m+1)番目の上コイルCFの巻き方は同じである。例えば、(2m−1)番目の上コイルCFが第1例のコイルCであると、(2m+1)番目の上コイルCFも第1例のコイルCである。
第3例のフレキシブル基板22に形成されている上コイルCFの接続方法と第1例のフレキシブル基板22に形成されている上コイルCFの接続方法は同様である。従って、m番目の上コイルCFmと(m+1)番目のコイルCFm1は、(m+1)番目の端子Tm1と接続線により接続される。N番目の上コイルCFnと1番目の上コイルCF1は第1端子T1と接続線により接続される。
[第4例のフレキシブル基板]
第4例のフレキシブル基板22が図8(A)と図8(B)に示されている。
図8(A)に示されるように、第4例のフレキシブル基板22では、第1面F上に複数のコイル(上コイル)CFが形成されている。上コイルCFは、フレキシブル基板22の長辺20Lに沿って並んでいる。フレキシブル基板22の一端から他端に向かって、一列に並んでいる。上コイルCFの数はNである。Nは自然数である。Nは3以上、11以下である。
図8(B)に示されるように、フレキシブル基板22の第2面S上に複数のコイル(下コイル)CSが形成されている。下コイルCSは、フレキシブル基板22の一端から他端に向かって、一列に並んでいる。下コイルCSは、フレキシブル基板22の長辺20Lに沿って並んでいる。下コイルCSの数はNである。Nは自然数である。Nは3以上、11以下である。
第4例のフレキシブル基板22は、第2例のフレキシブル基板22と同様に対のコイルを有する。
第2例のフレキシブル基板22に形成されている対のコイルは1種類である。つまり、第2例のフレキシブル基板22に形成されている対のコイルは、組み合わせの例1と組み合わせの例2、組み合わせの例3、組み合わせの例4の内の1つである。それに対し、第4例のフレキシブル基板22では、隣接する対のコイルは異なる組み合わせで形成されている。
(2m−1)番目の対のコイルの組み合わせと2m番目の対のコイルの組み合わせの例が次に示される。mは自然数である。
[(2m−1)番目の対のコイルと2m番目の対のコイルの第1例]
(2m−1)番目の対のコイルは対1であって、2m番目の対のコイルは対2である。
[(2m−1)番目の対のコイルと2m番目の対のコイルの第2例]
(2m−1)番目の対のコイルは対2であって、2m番目の対のコイルは対1である。
[(2m−1)番目の対のコイルと2m番目の対のコイルの第3例]
(2m−1)番目の対のコイルは対3であって、2m番目の対のコイルは対4である。
[(2m−1)番目の対のコイルと2m番目の対のコイルの第4例]
(2m−1)番目の対のコイルは対4であって、2m番目の対のコイルは対3である。
第4例のフレキシブル基板22では、隣接するコイルCの巻き方が逆である。(2m−1)番目の対のコイルの組み合わせと(2m+1)番目の対のコイルの組み合わせは同じである。例えば、1番目の対のコイルが対1であると、3番目の対のコイルも対1である。
第4例のフレキシブル基板22に形成されているコイルCの接続方法と第2例のフレキシブル基板22に形成されているコイルCの接続方法は同様である。
(2m−1)番目の上コイルCFと2m番目の上コイルCFは、(2m−1)番目の下コイルCSと2m番目の端子T、接続線cLを介し接続される。2m番目の上コイルCFと(2m+1)番目の上コイルCFは、2m番目の下コイルCSと(2m+1)番目の端子T、接続線cLを介し接続される。N番目の上コイルCFnと1番目の上コイルCF1は、N番目の下コイルCSnと1番目の端子T1、接続線cLを介し接続される。
(2m−1)番目の下コイルCFと2m番目の下コイルCFは、2m番目の上コイルCFと2m番目の端子T、接続線cLを介し接続される。2m番目の下コイルCSと(2m+1)番目の下コイルCFは、(2m+1)番目の上コイルCFと(2m+1)番目の端子T、接続線cLを介し接続される。N番目の下コイルCSnと1番目の下コイルCS1は、1番目の上コイルCF1と1番目の端子T1、接続線cLを介し接続される。
第2のフレキシブル基板22と第4例のフレキシブル基板22では、上コイルCFと下コイルCSはフレキシブル基板22を介し向かい合っている。第1面Fに垂直な光で下コイルCSが第1面F上に投影されると、上のコイルCFと下のコイルCSはほぼ重なる。上コイルCFの第1配線251と下コイルCSの第1配線251がフレキシブル基板22を介し向かい合っている。上コイルCFの第3配線253と下コイルCSの第3配線253がフレキシブル基板22を介し向かい合っている。上コイルCFの第2配線252と下コイルCSの第2配線252がフレキシブル基板22を介し向かい合うことができる。上コイルCFの第4配線254と下コイルCSの第4配線254がフレキシブル基板22を介し向かい合うことができる。上コイルCFの第5配線255と下コイルCSの第5配線255がフレキシブル基板22を介し向かい合うことができる。上コイルCFの第6配線256と下コイルCSの第6配線256がフレキシブル基板22を介し向かい合うことができる。
[第1例のフレキシブル基板を用いるコイル基板]
第1例のフレキシブル基板22が空洞の周りに巻かれる。筒状のフレキシブル基板22が得られる。筒状のフレキシブル基板22が磁石48の周りに配置される。このように、第1例のフレキシブル基板22を磁石48の周りに配置することで、モーター用のコイル基板20が形成される。第1配線251と第3配線253がモーターの回転方向Rに対し垂直になるように、第1例のフレキシブル基板22が磁石48の周りに巻かれる。
磁石48とフレキシブル基板22の第1面Fが向かい合う。あるいは、磁石48とフレキシブル基板22の第2面Sが向かい合う。
第1例のフレキシブル基板22が磁石48の周りに配置されるとき、端子用基板520をフレキシブル基板22と一緒に磁石48の周りに配置することが好ましい。
[第2例のフレキシブル基板を用いるコイル基板]
第2例のフレキシブル基板22が空洞の周りに巻かれる。筒状のフレキシブル基板22が得られる。筒状のフレキシブル基板22が磁石48の周りに配置される。このように、
第2例のフレキシブル基板22を磁石48の周りに配置することで、モーター用のコイル基板20が形成される。第1配線251と第3配線253がモーターの回転方向Rに対し垂直になるように、第2例のフレキシブル基板22が磁石48の周りに巻かれる。
磁石48とフレキシブル基板22の第1面Fが向かい合う。あるいは、磁石48とフレキシブル基板22の第2面Sが向かい合う。
第2例のフレキシブル基板22が磁石48の周りに配置されるとき、端子用基板520をフレキシブル基板22と一緒に磁石48の周りに配置することが好ましい。
[第3例のフレキシブル基板を用いるコイル基板]
図3と図4、図8を用いてコイル基板20の作り方の例が説明される。
第3例のフレキシブル基板22を図8(A)に示される折り畳み線BLに沿って折ることで、第3例のフレキシブル基板22が折り畳まれる。フレキシブル基板22の第1面Fと第2面Sが交互に向かい合うように、第3例のフレキシブル基板22が折り畳まれる。
第1面Fが向かい合うように、フレキシブル基板が折られる。次いで、第2面Sが向かい合うように、フレキシブル基板が折られる。次いで、第1面Fが向かい合うように、フレキシブル基板が折られる。次いで、第2面Sが向かい合うように、フレキシブル基板が折られる。これにより、第1面Fと第2面Sが交互に向かい合う。
折り畳まれた第3例のフレキシブル基板22が空洞の周りに巻かれる。筒状のフレキシブル基板22が得られる。筒状のフレキシブル基板22が磁石48の周りに配置される。このように、折り畳まれた第3例のフレキシブル基板22を磁石48の周りに配置することで、モーター用のコイル基板20が形成される。
第1配線251と第3配線253がモーターの回転方向Rに対し垂直になるように、折り畳まれた第3例のフレキシブル基板22が磁石48の周りに配置される。
折り畳まれた第3例のフレキシブル基板22が磁石48の周りに配置されるとき、端子用基板520は、フレキシブル基板22と一緒に磁石48の周りに配置される。
第3例のフレキシブル基板22を折り畳む例が図3と図4を用いて説明される。
図3(A)は、第3例のフレキシブル基板22を示していて、上コイルCFは省略して描かれている。図3(A)には、m番目の上コイルCFmと(m+1)番目の上コイルCFm1と(m+2)番目の上コイルCFm2が描かれている。
図6(A)では、上コイルCFを形成する配線は省略して描かれている。
複数の第1配線251は第1配線群251gを形成する。図6(A)には、個々の第1配線251は描かれていなく、第1配線群251gが描かれている。
複数の第2配線252は第2配線群252gを形成する。図6(A)には、個々の第2配線252は描かれていなく、第2配線群252gが描かれている。
複数の第3配線253は第3配線群253gを形成する。図6(A)には、個々の第3配線253は描かれていなく、第3配線群253gが描かれている。
複数の第4配線254は第4配線群254gを形成する。図6(A)には、個々の第4配線254は描かれていなく、第4配線群254gが描かれている。
複数の第5配線255は第5配線群255gを形成する。図6(A)には、個々の第5配線255は描かれていなく、第5配線群255gが描かれている。
複数の第6配線256は第6配線群256gを形成する。図6(A)には、個々の第6配線256は描かれていなく、第6配線群256gが描かれている。
(m+1)番目の上コイルCFm1の第1配線群251gがm番目の上コイルCFmの第3配線群253gの隣にある。
m番目の上コイルCFmを形成している第1配線群251gはm番目の第1配線群251gmであり、(m+1)番目の上コイルCFm1を形成している第1配線群251gは(m+1)番目の第1配線群251gm1であり、(m+2)番目の上コイルCFm2を形成している第1配線群251gは(m+2)番目の第1配線群251gm2である。
m番目の上コイルCFmを形成している第2配線群252gはm番目の第2配線群252gmであり、(m+1)番目の上コイルCFm1を形成している第2配線群252gは(m+1)番目の第2配線群252gm1であり、(m+2)番目の上コイルCFm2を形成している第2配線群252gは(m+2)番目の第2配線群252gm2である。
m番目の上コイルCFmを形成している第3配線群253gはm番目の第3配線群253gmであり、(m+1)番目の上コイルCFm1を形成している第3配線群253gは(m+1)番目の第3配線群253gm1であり、(m+2)番目の上コイルCFm2を形成している第3配線群253gは(m+2)番目の第3配線群253gm2である。
m番目の上コイルCFmを形成している第4配線群254gはm番目の第4配線群254gmであり、(m+1)番目の上コイルCFm1を形成している第4配線群254gは(m+1)番目の第4配線群254gm1であり、(m+2)番目の上コイルCFm2を形成している第4配線群254gは(m+2)番目の第4配線群254gm2である。
m番目の上コイルCFmを形成している第5配線群255gはm番目の第5配線群255gmであり、(m+1)番目の上コイルCFm1を形成している第5配線群255gは(m+1)番目の第5配線群255gm1であり、(m+2)番目の上コイルCFm2を形成している第5配線群255gは(m+2)番目の第5配線群255gm2である。
m番目の上コイルCFmを形成している第6配線群256gはm番目の第6配線群256gmであり、(m+1)番目の上コイルCFm1を形成している第6配線群256gは(m+1)番目の第6線群256gm1であり、(m+2)番目の上コイルCFm2を形成している第6配線群256gは(m+2)番目の第6配線群256gm2である。
図3(A)の各上コイルの形状は概ね六角形である。上コイルCFは、さらに、第7配線と第8配線を有してもよい。その場合、上コイルCFの形状は概ね八角形である。
図3と図4と図7を用いて、第3例のフレキシブル基板22を折り畳む例が説明される。図3(A)は折り畳み線BLを示す。図4は、折り畳まれた基板220の断面とコイルの重なりを示す。図3は配線群で形成されているコイルCを有する基板22を示す。
図4(A)中にフレキシブル基板22とm番目の上コイルCFmの第1配線群251gmとm番目の上コイルCFmの第3配線群253gmと(m+1)番目の上コイルCFm1の第1配線群251gm1と(m+1)番目の上コイルCFm1の第3配線群253gm1と(m+2)番目の上コイルCFm2の第1配線群251gm2と(m+2)番目の上コイルCFm2の第3配線群253gm2が描かれている。
図3(A)に示される折り畳み線BLに沿って第3例のフレキシブル基板22は折り畳まれる。隣接する上コイルCF間に一つの折り畳み線BLが存在する。従って、m番目の上コイルCFmと(m+1)番目の上コイルCFm1との間にm番目の折り畳み線BLmが存在する。(m+1)番目の上コイルCFmと(m+2)番目の上コイルCFm2との間に(m+1)番目の折り畳み線BLm1が存在する。
図4(A)に示されるように、第3例のフレキシブル基板22は、折り畳み線BLmに沿って折り畳まれる。この時、第1面Fと第1面Fが向かい合うように、第3例のフレキシブル基板22は折り畳まれる。
図4(A)と図4(B)に示されるように、m番目の上コイルCFmの中央スペース上に(m+1)番目の上コイルCFm1を形成する配線が積層される。コイルの占積率が向上する。上コイルCFを形成する配線の内、モーターの回転方向Rに対し略垂直な配線が中央スペース上に積層される。モーターの回転方向Rに対し垂直な配線を中央スペース上に積層することで、モーターのトルクを大ききすることができる。
m番目の上コイルCFmの中央スペース上に(m+1)番目の上コイルCFm1を形成する配線群が積層される。上コイルCFを形成する配線の内、モーターの回転方向Rに対し略垂直な配線群が中央スペース上に積層される。モーターの回転方向Rに対し垂直な配線群を中央スペース上に積層することで、モーターのトルクを大ききすることができる。
次の上コイルを形成する配線の内、モーターの回転方向Rに対し略垂直な配線が前の上コイルの中央スペース上に積層される。中央スペース上に積層される配線は、第1配線251、または、第3配線253である。中央スペース上に積層される配線は、第1配線群251g、または、第3配線群253gである。
m番目の上コイルCFmの中央スペース上に(m+1)番目の上コイルCFm1の第3配線群253g1が位置するように、第3例のフレキシブル基板22は折り畳まれる。m番目の上コイルCFmの中央スペース上に(m+1)番目の上コイルCFm1の第3配線群253g1が積層される。
図4(A)に示されるように、折り畳み線BLm1に沿って第3例のフレキシブル基板22は折り畳まれる。図4(A)と図4(C)に示されるように、(m+1)番目の上コイルCFm1の中央スペース上に(m+2)番目の上コイルCFm2を形成する配線が積層される。コイルの占積率が向上する。上コイルCFを形成する配線の内、モーターの回転方向Rに対し略垂直な配線が中央スペース上に積層される。モーターの回転方向Rに対し垂直な配線を中央スペース上に積層することで、モーターのトルクを大ききすることができる。
(m+1)番目の上コイルCFm1の中央スペース上に(m+2)番目の上コイルCFm2を形成する配線群が積層される。コイルの占積率が向上する。モーター用コイル基板が製造される場合、(m+2)番目の上コイルCFを形成する配線の内、モーターの回転方向Rに対し垂直な配線群を中央スペース上に積層することで、モーターのトルクを大ききすることができる。
(m+1)番目の上コイルCFm1の中央スペース上に(m+2)番目の上コイルCFm2の第1配線群251g2が位置するように、第3例のフレキシブル基板22は折り畳まれる。(m+1)番目の上コイルCFm1の中央スペース上に(m+2)番目の上コイルCFm2の第1配線群251g2が積層される。
前のコイルの中央スペース上に第1配線251が位置するように、前のコイル上にコイルが積層される。前のコイル上に積層されたコイルの中央スペース上に第3配線253が位置するように、前のコイル上に積層されたコイル上に次のコイルが積層される。
このように、第1配線251と第3配線253が前のコイルの中央スペース上に交互に積層される。
前のコイルの中央スペース上に第1配線群251gが位置するように、前のコイル上にコイルが積層される。前のコイル上に積層されたコイルの中央スペース上に第3配線群253gが位置するように、前のコイル上に積層されたコイル上に次のコイルが積層される。
このように、前のコイルの中央スペース上に第1配線群251gと第3配線群253gが交互に積層される。
前の上コイルの中央スペース上にモーターの回転方向Rに対し略垂直な配線が積層されるように、第3のフレキシブル基板が折り畳まれる。前の上コイルの中央スペース上にモーターの回転方向Rに対し略垂直な配線群が積層されるように、第3のフレキシブル基板が折り畳まれる。その後、折り畳まれた第3のフレキシブル基板が磁石48の周りに巻かれる。第3のフレキシブル基板からコイル基板が得られる。各上コイルCFの第1配線251はモーターの回転方向Rに対し略垂直である。各上コイルCFの第3配線253はモーターの回転方向Rに対し略垂直である。
[第4例のフレキシブル基板を用いるコイル基板]
第4例のフレキシブル基板を折り畳む方法と第3例のフレキシブル基板22を折り畳み方法はほぼ同様である。
図3(A)は、第4例のフレキシブル基板22の第1面Fを示していて、上コイルCFは省略して描かれている。図3(A)には、m番目の上コイルCFmと(m+1)番目の上コイルCFm1と(m+2)番目の上コイルCFm2が描かれている。図3(A)の各上コイルCFは、配線群で描かれている。
図3(B)は、第4例のフレキシブル基板22の第2面Sを示していて、下コイルCSは省略して描かれている。図3(B)には、m番目の下コイルCSmと(m+1)番目の下コイルCSm1と(m+2)番目の下コイルCSm2が描かれている。図3(B)の各下コイルCFは、配線群で描かれている。
折り畳まれた第4例のフレキシブル基板22が空洞の周りに巻かれる。筒状のフレキシブル基板22が得られる。筒状のフレキシブル基板22が磁石48の周りに配置される。このように、折り畳まれた第4例のフレキシブル基板22を磁石48の周りに配置することで、モーター用のコイル基板20が形成される。
第1配線251と第3配線253がモーターの回転方向Rに対し垂直になるように、折り畳まれた第4例のフレキシブル基板22が磁石48の周りに配置される。
折り畳まれた第4例のフレキシブル基板22が磁石48の周りに配置されるとき、端子用基板520をフレキシブル基板22と一緒に磁石48の周りに配置することが好ましい。
図3と図6と図7を用いて、第4例のフレキシブル基板22を折り畳む例が説明される。図3(A)は折り畳み線BLを示す。図4は、折り畳まれた基板220の断面とコイルの重なりを示す。図6は配線群で形成されているコイルCを有する基板22を示す。
図3(A)と図6(A)に示される折り畳み線BLに沿って第4例のフレキシブル基板22は折り畳まれる。隣接する上コイルCF間に一つの折り畳み線BLが存在する。隣接する下コイルCS間に一つの折り畳み線BLが存在する。従って、m番目の上コイルCFmと(m+1)番目の上コイルCFm1との間にm番目の折り畳み線BLmが存在する。m番目の下コイルCSmと(m+1)番目の下コイルCSm1との間にm番目の折り畳み線BLmが存在する。(m+1)番目の上コイルCFmと(m+2)番目の上コイルCFm2との間に(m+1)番目の折り畳み線BLm1が存在する。(m+1)番目の下コイルCSmと(m+2)番目の下コイルCSm2との間に(m+1)番目の折り畳み線BLm1が存在する。
第4例のフレキシブル基板を折り畳む例が図6(A)に示されている。図6(A)は模式図であり、全ての配線群は描かれていない。図6(A)中にフレキシブル基板22とm番目の上コイルCFmの第1配線群251gmとm番目の上コイルCFmの第3配線群253gmとm番目の下コイルCSmの第1配線群251gmとm番目の下コイルCSmの第3配線群253gmと(m+1)番目の上コイルCFm1の第1配線群251gm1と(m+1)番目の上コイルCFm1の第3配線群253gm1と(m+1)番目の下コイルCSm1の第1配線群251gm1と(m+1)番目の下コイルCSm1の第3配線群253gm1と(m+2)番目の上コイルCFm2の第1配線群251gm2と(m+2)番目の上コイルCFm2の第3配線群253gm2と(m+2)番目の下コイルCSm2の第1配線群251gm2と(m+2)番目の下コイルCSm2の第3配線群253gm2が描かれている。
図6(A)に示されるように、折り畳み線BLmに沿って第4例のフレキシブル基板が折り畳まれる。m番目のコイルの中央スペース上に(m+1)番目のコイルを形成する配線が積層される。(m+1)番目のコイルを形成する配線の内、モーターの回転方向Rに対し略垂直な配線がm番目のコイルの中央スペース上に積層される。
m番目の上コイルCFmの中央スペース上に(m+1)番目の上コイルCFm1を形成する配線が積層される。上コイルCFを形成する配線の内、モーターの回転方向Rに対し略垂直な配線が中央スペース上に積層される。
m番目の上コイルCFmの中央スペース上に(m+1)番目の下コイルCSm1を形成する配線が積層される。下コイルCSを形成する配線の内、モーターの回転方向Rに対し略垂直な配線が中央スペース上に積層される。
モーターの回転方向Rに対し垂直な配線を中央スペース上に積層することで、モーターのトルクを大ききすることができる。
m番目のコイルCと(m+1)番目のコイルCの重なり方が図6(B)に示されている。図6(B)は、m番目の上コイルCFmと(m+1)番目の上コイルCFm1を示している。
図6(A)と図6(B)に示されるように、m番目の上コイルCFmの中央スペース上に(m+1)番目の上コイルCFm1を形成する配線が積層される。上コイルCSを形成する配線の内、モーターの回転方向Rに対し略垂直な配線が中央スペース上に積層される。モーターの回転方向Rに対し垂直な配線を中央スペース上に積層することで、モーターのトルクを大ききすることができる。
m番目の上コイルCFmの中央スペース上に(m+1)番目の上コイルCFm1を形成する配線群が積層される。上コイルCSを形成する配線の内、モーターの回転方向Rに対し略垂直な配線群が中央スペース上に積層される。モーターの回転方向Rに対し垂直な配線群を中央スペース上に積層することで、モーターのトルクを大ききすることができる。
前の上コイルの中央スペース上に、次の上コイルを形成する配線の内、モーターの回転方向Rに対し略垂直な配線が積層される。中央スペース上に積層される配線は、第1配線251、または、第3配線253である。中央スペース上に積層される配線は、第1配線群251g、または、第3配線群253gである。
図6(A)と図6(B)では、m番目の上コイルCFmの中央スペース上に(m+1)番目の上コイルCFm1の第3配線群253gm1が位置するように、第4例のフレキシブル基板22は折り畳まれている。m番目の上コイルCFmの中央スペース上に(m+1)番目の上コイルCFm1の第3配線群253gm1が積層される。
図6(A)に示されるように、折り畳み線BLm1に沿って第4例のフレキシブル基板が折り畳まれる。(m+1)番目のコイルの中央スペース上に(m+2)番目のコイルを形成する配線が積層される。(m+2)番目のコイルCFを形成する配線の内、モーターの回転方向Rに対し略垂直な配線が(m+1)番目のコイルの中央スペース上に積層される。
図6(A)と図6(C)では、(m+1)番目の下コイルCSm1の中央スペース上に(m+2)番目の下コイルCSm2の第1配線群251gm2が位置するように、第4例のフレキシブル基板22は折り畳まれる。(m+1)番目の下コイルCSm1の中央スペース上に(m+2)番目の下コイルCSm2の第1配線群251gm2が積層される。
前のコイルの中央スペース上に第3配線253が位置するように、前のコイル上にコイルが積層される。前のコイル上に積層されたコイルの中央スペース上に第1配線251が位置するように、前のコイル上に積層されたコイル上に次のコイルが積層される。
このように、第1配線251と第3配線253が前のコイルの中央スペース上に交互に積層される。
前のコイルの中央スペース上に第3配線群253gが位置するように、前のコイル上にコイルが積層される。前のコイル上に積層されたコイルの中央スペース上に第1配線群251gが位置するように、前のコイル上に積層されたコイル上に次のコイルが積層される。
このように、前のコイルの中央スペース上に第1配線群251gと第3配線群253gが交互に積層される。
前の上コイルの中央スペース上にモーターの回転方向Rに対し略垂直な配線が積層されるように、第4のフレキシブル基板が折り畳まれる。次いで、下コイルの中央スペース上にモーターの回転方向Rに対し略垂直な配線が積層されるように、第4のフレキシブル基板が折り畳まれる。
前の上コイルの中央スペース上にモーターの回転方向Rに対し略垂直な配線群が積層されるように、第4のフレキシブル基板が折り畳まれる。次いで、下コイルの中央スペース上にモーターの回転方向Rに対し略垂直な配線群が積層されるように、第4のフレキシブル基板が折り畳まれる。
前のコイルの中央スペース上にモーターの回転方向Rに対し略垂直な配線が積層されるように、第4のフレキシブル基板が折り畳まれる。
前のコイルの中央スペース上にモーターの回転方向Rに対し略垂直な配線群が積層されるように、第4のフレキシブル基板が折り畳まれる。
その後、折り畳まれた第4のフレキシブル基板が磁石48の周りに巻かれる。第4のフレキシブル基板からコイル基板20が得られる。各上コイルCFの第1配線251はモーターの回転方向Rに対し略垂直である。各上コイルCFの第3配線253はモーターの回転方向Rに対し略垂直である。各下コイルCSの第1配線251はモーターの回転方向Rに対し略垂直である。各下コイルCFの第3配線253はモーターの回転方向Rに対し略垂直である。
mは自然数である。
コイルCを接続する接続線cLは、第1面F上の導体回路、第2面S上の導体回路とフレキシブル基板22を貫通するビア導体の内の少なくとも1つを含む。
第1配線251は内側の第1配線251Iを含まなくても良い。その場合、第1配線群251gは複数の第1配線251と内側の第1配線251Iで形成される。
第2配線252は内側の第2配線252Iを含まなくても良い。その場合、第2配線群252gは複数の第2配線252と内側の第1配線252Iで形成される。
第3配線253は内側の第3配線253Iを含まなくても良い。その場合、第3配線群253gは複数の第3配線253と内側の第3配線253Iで形成される。
第4配線254は内側の第4配線254Iを含まなくても良い。その場合、第4配線群254gは複数の第4配線254と内側の第4配線254Iで形成される。
第5配線255は内側の第5配線255Iを含まなくても良い。その場合、第5配線群255gは複数の第5配線255と内側の第5配線255Iで形成される。
第6配線256は内側の第6配線256Iを含まなくても良い。その場合、第6配線群256gは複数の第6配線256と内側の第6配線256Iで形成される。
10 モーター
20 コイル基板
22 フレキシブル基板
520 端子用基板
T 端子
C コイル
CF 上コイル
CS 下コイル
SC 中央スペース
OE 外端
IE 内端
w 配線
251 第1配線
252 第2配線
253 第3配線
254 第4配線
255 第5配線
256 第6配線
BL 折り畳み線

Claims (17)

  1. 磁石の周りに配置されるモーター用コイル基板であって、
    前記コイル基板は配線で形成されているコイルを有し、前記コイルは複数の第1配線と前記第1配線のそれぞれから延びる複数の第2配線を有し、前記第1配線のそれぞれはお互いに平行であって、前記第2配線と前記第1配線は平行でなく、前記第1配線と前記モーターの回転方向との間の角度が略垂直になるように、前記コイル基板が前記磁石の周りに配置される。
  2. 請求項1のコイル基板であって、前記コイルは、隣接する前記第1配線間に形成されている第1スペースと隣接する前記第2配線間に形成されている第2スペースを有し、前記第1スペースの幅と前記第2スペースの幅は等しい、あるいは、前記第1スペースの幅は前記第2スペースの幅より小さい。
  3. 請求項2のコイル基板であって、前記第1配線の幅は前記第2配線の幅より小さい。
  4. 請求項1のコイル基板であって、前記コイルは、さらに、複数の第3配線と前記第3配線のそれぞれから延びる複数の第4配線を有し、前記第3配線のそれぞれはお互いに平行であって、前記第3配線と前記第4配線は平行でなく、前記第3配線と前記モーターの回転方向との間の角度が略垂直になるように、前記コイル基板は前記磁石の周りに配置される。
  5. 請求項4のコイル基板であって、前記コイルは、隣接する前記第1配線間に形成されている第1スペースと隣接する前記第2配線間に形成されている第2スペースと隣接する前記第3配線間に形成されている第3スペースと隣接する前記第4配線間に形成されている第4スペースを有し、前記第1スペースの幅と前記第2スペースの幅は等しい、あるいは、前記第1スペースの幅は前記第2スペースの幅より小さく、前記第3スペースの幅と前記第4スペースの幅は等しい、あるいは、前記第3スペースの幅は前記第4スペースの幅より小さい。
  6. 請求項5のコイル基板であって、前記第1配線の幅は前記第2配線の幅より小さく、前記第3配線の幅は前記第4配線の幅より小さい。
  7. 請求項5のコイル基板であって、前記第1配線と前記第3配線との間に中央のスペース(中央スペース)が存在し、中央スペースの幅(第1配線と第3配線との間の距離)と前記第1スペースの幅との比(中央スペースの幅/第1スペースの幅)は200以上、400以下であり、前記中央スペースの幅と前記第3スペースの幅との比(中央スペースの幅/第3スペースの幅)は200以上、400以下以上である。
  8. 請求項5のコイル基板であって、前記第2配線と前記第3配線は直接繋がっていて、前記第1配線と前記第4配線は直接繋がっている。
  9. 請求項1のコイル基板であって、前記コイル基板は、第1面と前記第1面と反対側の第2面とを有するフレキシブル基板と前記第1面上に形成されている複数の上コイルと前記第2面上に形成されている複数の下コイルで形成され、前記上コイルと前記下コイルは前記フレキシブル基板を貫通するビア導体で接続されている。
  10. 請求項9のコイル基板であって、前記上コイルと前記下コイルは前記フレキシブル基板を介し対に形成されている。
  11. 請求項9のコイル基板であって、隣接する前記上コイルの一部が重なるように前記フレキシブル基板は折り畳まれ、折り畳められた前記フレキシブル基板で前記磁石が囲まれるように、前記フレキシブル基板は前記磁石の周りに配置される。
  12. 請求項1のコイル基板であって、前記コイル基板と前記磁石との間に空間が形成されるように、前記コイル基板は前記磁石の周りに配置されている。
  13. 磁石と、
    請求項1のモーター用コイル基板、とからなるモーター。
  14. 請求項13のモーターであって、前記コイルは、隣接する前記第1配線間に形成されている第1スペースと隣接する前記第2配線間に形成されている第2スペースを有し、前記第1スペースの幅は前記第2スペースの幅より小さい。あるいは、前記第1スペースの幅と前記第2スペースの幅は略等しい。
  15. フレキシブル基板上に中央スペースを有する複数のコイルを形成することと、
    m番目の前記コイルの前記中央スペース上に(m+1)番目の前記コイルを形成する配線が重なるように、前記フレキシブル基板を折り畳むことと、
    前記折り畳まれたフレキシブル基板を磁石の周りに配置すること、とを含むモーター用コイル基板の製造方法。
  16. 請求項6のコイル基板であって、前記第1スペースの幅と前記第3スペースの幅は略等しく、前記第2スペースの幅と前記第4スペースの幅は略等しく、前記第1配線の幅と前記第3配線の幅は略等しく、前記第2配線の幅と前記第4配線の幅は略等しい。
  17. 請求項5のコイル基板であって、前記第1スペースの幅は前記第2スペースの幅より小さく、前記第3スペースの幅は前記第4スペースの幅より小さい。
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