JP2020041237A - スケール防止剤及びその製造方法並びにスケール防止方法。 - Google Patents
スケール防止剤及びその製造方法並びにスケール防止方法。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020041237A JP2020041237A JP2018170050A JP2018170050A JP2020041237A JP 2020041237 A JP2020041237 A JP 2020041237A JP 2018170050 A JP2018170050 A JP 2018170050A JP 2018170050 A JP2018170050 A JP 2018170050A JP 2020041237 A JP2020041237 A JP 2020041237A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scale
- acid
- scale inhibitor
- synthesis example
- molecular weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Paper (AREA)
Abstract
【解決手段】重量平均分子量が15000以上25000以下のポリイタコン酸及び/又はポリイタコン酸塩であることを特徴とする蒸解工程のスケール防止剤及びその製造方法並びにスケール防止方法。
【選択図】なし
Description
重合開始剤として過硫酸アンモニウムを用いて、イタコン酸を重合させて得られたポリイタコン酸及び/又はポリイタコン酸塩を含有させることを特徴とする。
したがって、本発明のスケール防止剤は、これらのパルプ蒸解のみならず、黒液の回収における工程水が接する装置・設備類についてのスケールを除去するために用いるものである。こうした装置・設備類として、具体的にはチップビン及びチップ輸送装置並びに余熱装置、白液供給ライン、蒸解釜(蒸解釜内壁)、蒸解釜の蒸解液抽出ストレーナー及び抽出ライン、抽出した蒸解液を再び蒸解液として使用するための熱交換器及び蒸解液循環ライン、抽出ライン及び循環ラインのフィルター、配管並びに液送ポンプ(フィーダー)等が挙げられる。
ない。
ポリイタコン酸(合成例1〜6)、ポリイタコン酸ナトリウム(合成例10)及びポリアクリル酸(合成例7〜9)を、以下に示す方法によって合成した。
ガラス還流管、窒素通気管、滴下ロート、攪拌器付きの500mlの4つ口フラスコに、イタコン酸を60g、水270gを加え、撹拌下に冷却しながら48%水酸化ナトリウム水溶液を徐々に加えた。なお、水酸化ナトリウムの添加量は、生成したポリイタコン酸が大部分遊離酸として存在する量である。溶液を70℃に加温し、液温を維持しながら撹拌下で重合開始剤である過硫酸アンモニウム3.7gを投入し、反応を開始させた。6時間反応を続けた後、90℃に加温してさらに1時間維持し、冷却して合成例1のポリイタコン酸を得た。イオンクロマトグラフィーにより残存モノマー濃度を測定した結果、未反応のモノマーは0.1重量%未満であり、反応率は実質100%であることを確認した。
測定機器:LC−2000Plus(日本分光社製)
ポンプ:PU−2086(日本分光社製)
検出器:RI−2031(日本分光社製)
カラム:Waters Ultra Hydrogel 250(Waters社製)
溶離液:0.1M NaNO3
流速: 1.0ml/min
分子量を調整するために過硫酸アンモニウムを3.1gに変更した以外は合成例1と同様の製造方法により表1記載の合成例2のポリイタコン酸を得た。
分子量を調整するために過硫酸アンモニウムを2.0gに変更した以外は合成例1と同様の製造方法により表1記載の合成例3のポリイタコン酸を得た。
分子量を調整するために過硫酸アンモニウムを4.6gに変更した以外は合成例1と同様の製造方法により表1記載の合成例4のポリイタコン酸を得た。
分子量を調整するために過硫酸アンモニウムを4.2gに変更した以外は合成例1と同様の製造方法により表1記載の合成例5のポリイタコン酸を得た。
分子量を調整するために過硫酸アンモニウムを1.5gに変更した以外は合成例1と同様の製造方法により表1記載の合成例6のポリイタコン酸を得た。
イタコン酸をアクリル酸に変更した以外は合成例1と同様の製造方法により表1記載の合成例7のポリアクリル酸を得た。
イタコン酸をアクリル酸に変更した以外は合成例2と同様の製造方法により表1記載の合成例8のポリアクリル酸を得た。
イタコン酸をアクリル酸に変更した以外は合成例3と同様の製造方法により表1記載の合成例9のポリアクリル酸を得た。
合成例2のポリイタコン酸に、中和当量の水酸化ナトリウムを添加し、表1記載の合成例10のポリイタコン酸ナトリウムを得た。
(実施例1)
1Lの耐圧容器に、模擬蒸解液(水酸化ナトリウム4%、炭酸ナトリウム2%、硫化ナトリウム4%、脱イオン水90%)を800ml投入し、密閉して、撹拌しながら昇温を開始した。液温が150℃に到達した後、有効成分の合計として20mg/Lの合成例1のポリイタコン酸を模擬蒸解液に添加して、撹拌混合した。次にカルシウムイオンとして100ppmとなるよう塩化カルシウムを添加し、そのまま60分間撹拌を継続した後、加温を止め、常温まで冷却して試験を終了した。
スケール防止率(%)=1−((C−B)/(C−A))×100
A:スケール防止剤無添加時のカルシウム硬度(mgCaCO3/l)
B:合成例1のスケール防止剤添加時のカルシウム硬度(mgCaCO3/l)
C:添加したカルシウム硬度(mgCaCO3/l)
合成例2〜6のポリイタコン酸、合成例10のポリイタコン酸ナトリウム及び合成例7〜9のポリアクリル酸を用い、実施例1と同様に、スケール防止試験を実施した。表1にスケール防止試験の結果を記載した。
また、実施例2と実施例4の比較から、ポリイタコン酸の替わりにポリイタコン酸ナトリウムを用いても、良好なスケール防止効果が得られることが分かった。
ポリイタコン酸(合成例11〜13)を、以下に示す方法によって合成した。
重合開始剤である過硫酸アンモニウムを過硫酸ナトリウムに変更した以外は、合成例2と同様の製造方法により表2記載の合成例11のポリイタコン酸を得た。
重合開始剤である過硫酸アンモニウムを過硫酸カリウムに変更した以外は、合成例2と同様の製造方法により表2記載の合成例12のポリイタコン酸を得た。
重合開始剤である過硫酸アンモニウムをアゾビスイソブチロニトリルに変更した以外は、合成例2と同様の製造方法により表2記載の合成例13のポリイタコン酸を得た。
重合開始剤の種類を変更した合成例11〜13のポリイタコン酸を用い、実施例1と同様に、スケール防止試験を実施した。表2にスケール防止試験の結果を記載した。尚、対照として、実施例2、及び比較例2、3、5を記載した。
表3に記載した配合に従い、実施例8〜16、及び比較例7〜14に用いるスケール防止剤を調製した。
実施例1と同様に、スケール防止試験を実施した。表3にスケール防止試験の結果を記載した。尚、対照として、実施例2を記載した。
また、実施例8〜13のようにポリイタコン酸とホスホン酸の重量比が9:1〜4:6の場合、スケール防止率が86%以上となった。更に実施例9〜11のように、重量比が8:2〜6:4の場合、スケール防止率が95%と最も高い結果となり、この重量比が好ましいことが示された。
また、実施例11と実施例15の比較から、ホスホン酸としてHEDPの替わりにHEDPのナトリウム塩を用いても、同様に良好なスケール防止効果が得られることが分かった。
さらに、実施例16から、ポリイタコン酸ナトリウムとHEDPのナトリウム塩の組み合わせによっても、同様に良好なスケール防止効果が得られることが分かった。
表4に記載した配合に従い、実施例17〜20で用いるスケール防止剤を調製した。
実施例17〜20では、実施例11においてホスホン酸として用いた1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸(HEDP)に替えて、表4に示す各種のホスホン酸を用い、実施例1の場合と同様に、スケール防止試験を実施した。表4にスケール防止試験の結果を記載した。尚、対照として、実施例11の結果を記載した。
ポリイタコン酸(合成例14)を、以下に示す方法によって合成した。
分散度を調整するために、連鎖移動剤である2−メルカプトプロピオン酸1.1gを追加した以外は、合成例2と同様の製造方法により合成例14のポリイタコン酸を得た。重量平均分子量、及び分散度を測定し、結果を表5に記載した。
表5に記載した配合に従い、実施例22に用いるスケール防止剤を調製した。
実施例1と同様に、スケール防止試験を実施した。表5にスケール防止試験の結果を記載した。尚、対照として、実施例2、11の結果を記載した。
また、実施例11及び実施例22のようにポリイタコン酸にホスホン酸を含有させた場合、スケール防止率が95%以上に向上し、相乗効果が示された。
Claims (7)
- パルプ製造における蒸解工程に用いられるスケール防止剤であって、重量平均分子量が15000以上25000以下のポリイタコン酸及び/又はポリイタコン酸塩を含有することを特徴とするスケール防止剤。
- さらに、ホスホン酸及び/又はホスホン酸塩が含有されていることを特徴とする請求項1に記載のスケール防止剤。
- ポリイタコン酸及び/又はポリイタコン酸塩と、ホスホン酸及び/又はホスホン酸塩の重量比が9:1〜4:6であることを特徴とする請求項2に記載のスケール防止剤。
- 前記ホスホン酸及び/又はホスホン酸塩が、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸であることを特徴とする請求項2又は3に記載のスケール防止剤。
- 前記ポリイタコン酸及び/又は前記ポリイタコン酸塩の重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnとの比である分散度(Mw/Mn)が3以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のスケール防止剤。
- 請求項1に記載のスケール防止剤の製造方法であって、
重合開始剤として過硫酸アンモニウムを用いて、イタコン酸を重合させて得られたポリイタコン酸及び/又はポリイタコン酸塩を含有させることを特徴とするスケール防止剤の製造方法。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のスケール防止剤をパルプ製造における蒸解工程の工程水に添加することを特徴とする蒸解工程におけるスケール防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018170050A JP6542966B1 (ja) | 2018-09-11 | 2018-09-11 | スケール防止剤及びその製造方法並びにスケール防止方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018170050A JP6542966B1 (ja) | 2018-09-11 | 2018-09-11 | スケール防止剤及びその製造方法並びにスケール防止方法。 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP6542966B1 JP6542966B1 (ja) | 2019-07-10 |
| JP2020041237A true JP2020041237A (ja) | 2020-03-19 |
Family
ID=67212147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018170050A Active JP6542966B1 (ja) | 2018-09-11 | 2018-09-11 | スケール防止剤及びその製造方法並びにスケール防止方法。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6542966B1 (ja) |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS562897A (en) * | 1979-06-19 | 1981-01-13 | Kurita Water Ind Ltd | Scale removing agent |
| JPS6268597A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-28 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | スケ−ル防止剤 |
| JP2002146689A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-22 | Hakuto Co Ltd | 古紙脱墨パルプ製造工程におけるスケール抑制方法 |
| JP2008202185A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Kurita Water Ind Ltd | 緑液製造系におけるスケール形成抑制剤、スケール形成抑制方法、及び緑液製造系 |
| JP2011052358A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Hakuto Co Ltd | スケール防止剤およびスケール防止方法 |
| JP2011132637A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Taihokohzai:Kk | 緑液系スケール形成抑制剤及びスケール形成抑制方法 |
| JP2014147911A (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-21 | Hakuto Co Ltd | スケール防止剤及びスケール防止方法 |
| JP2018523733A (ja) * | 2015-08-04 | 2018-08-23 | イタコニックス・コーポレーション | 部分的に脱カルボキシル化されたポリカルボン酸ポリマー |
-
2018
- 2018-09-11 JP JP2018170050A patent/JP6542966B1/ja active Active
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS562897A (en) * | 1979-06-19 | 1981-01-13 | Kurita Water Ind Ltd | Scale removing agent |
| JPS6268597A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-28 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | スケ−ル防止剤 |
| JP2002146689A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-22 | Hakuto Co Ltd | 古紙脱墨パルプ製造工程におけるスケール抑制方法 |
| JP2008202185A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Kurita Water Ind Ltd | 緑液製造系におけるスケール形成抑制剤、スケール形成抑制方法、及び緑液製造系 |
| JP2011052358A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Hakuto Co Ltd | スケール防止剤およびスケール防止方法 |
| JP2011132637A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Taihokohzai:Kk | 緑液系スケール形成抑制剤及びスケール形成抑制方法 |
| JP2014147911A (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-21 | Hakuto Co Ltd | スケール防止剤及びスケール防止方法 |
| JP2018523733A (ja) * | 2015-08-04 | 2018-08-23 | イタコニックス・コーポレーション | 部分的に脱カルボキシル化されたポリカルボン酸ポリマー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP6542966B1 (ja) | 2019-07-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5353960B2 (ja) | スケール防止方法 | |
| JPH07100492A (ja) | 含水系中の固着層の析出を防止する方法 | |
| JPH0699879B2 (ja) | パルプ蒸解釜のスケール付着防止剤およびスケール付着防止方法 | |
| JP6753448B2 (ja) | アクリル酸系共重合体及びその製造方法並びに水処理剤 | |
| JP2008202185A (ja) | 緑液製造系におけるスケール形成抑制剤、スケール形成抑制方法、及び緑液製造系 | |
| JP6542966B1 (ja) | スケール防止剤及びその製造方法並びにスケール防止方法。 | |
| CN102786154A (zh) | 一种无磷聚醚多功能水处理剂及其制备方法 | |
| JP2014147911A (ja) | スケール防止剤及びスケール防止方法 | |
| JP2011052358A (ja) | スケール防止剤およびスケール防止方法 | |
| JP5506175B2 (ja) | (メタ)アクリル酸系重合体の製造方法 | |
| FR2533549A1 (fr) | Composition et procede pour inhiber la formation de tartre | |
| RU2598645C2 (ru) | Способ получения сополимеров малеиновой кислоты с изопренолом | |
| JP2004293028A (ja) | 水系における硫酸バリウムのスケール抑制剤およびスケール抑制方法 | |
| JP6120847B2 (ja) | イソプレノールとモノエチレン性不飽和モノカルボン酸とスルホン酸とからなる共重合体、その製造法および水系システムにおける付着防止剤としての当該共重合体の使用 | |
| JP5272462B2 (ja) | 緑液製造系におけるスケール形成抑制剤、スケール形成抑制方法、及び緑液製造系 | |
| KR102611861B1 (ko) | 수계의 칼슘계 스케일 방지제 및 스케일 방지방법 | |
| JP2002105891A (ja) | 紙パルプ製造工程におけるスケール抑制方法 | |
| JP3194867B2 (ja) | パルプ蒸解釜のスケール付着抑制剤およびスケール付着抑制方法 | |
| JP2008196064A (ja) | 緑液製造系におけるスケール形成抑制剤、スケール形成抑制方法、及び緑液製造系 | |
| JP2008088574A (ja) | 蒸解釜におけるスケール付着抑制方法 | |
| JP4373591B2 (ja) | 古紙脱墨パルプ製造工程におけるスケール抑制方法 | |
| JP6365639B2 (ja) | ナトリウム塩スケール防止剤、ナトリウム塩スケール防止方法、水系の粘度低減剤、水系の管理方法及び水系の粘度低減方法 | |
| RU2764516C1 (ru) | Полимер акриловой кислоты, получение раствора полимера акриловой кислоты и его применение в качестве ингибитора отложений в водопроводящих системах | |
| JP2002146689A (ja) | 古紙脱墨パルプ製造工程におけるスケール抑制方法 | |
| US20130180926A1 (en) | Preparing maleic acid-isoprenol copolymers |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180911 |
|
| A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20180911 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180912 |
|
| A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20190123 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190124 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190129 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190307 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190415 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190523 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190611 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190613 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6542966 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
