JP2020039856A - 調理器 - Google Patents

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雅之 岩本
Masayuki Iwamoto
雅之 岩本
隆男 村井
Takao Murai
隆男 村井
一之 松林
Kazuyuki Matsubayashi
一之 松林
清秀 溜池
Kiyohide Tameike
清秀 溜池
平川 功
Isao Hirakawa
功 平川
忠孝 源
Tadataka Minamoto
忠孝 源
井上 博喜
Hiroki Inoue
博喜 井上
中村 達彦
Tatsuhiko Nakamura
達彦 中村
宇野 正行
Masayuki Uno
正行 宇野
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels

Abstract

【課題】内釜に内蓋を確実にセットして調理を適切に行うことができる調理器を提供すること。【解決手段】内蓋22が炊飯器本体3の所定の位置にセットされたときにスイッチとして機能するように、炊飯器本体3にリードスイッチ51が設けられ、内蓋22におけるリードスイッチ51に対向する位置に磁石52が設けられている。内蓋22が炊飯器本体3の適切な位置にセットされていれば、リードスイッチ51が磁石52によりオン状態となり、検知信号が出力され、一方、内蓋22が炊飯器本体3の適切な位置にセットされていなければ、リードスイッチ51が磁石52によりオン状態とならず、検知信号は出力されない【選択図】図3

Description

本発明は、調理器本体に蓋をする蓋体が外蓋と内蓋とで構成された調理器に関する。
一般に、内釜を備え、内釜に蓋をして使用する調理器として炊飯器がある。炊飯器の内蓋は、例えば特許文献1に開示された炊飯器のように、製品外郭を構成する外蓋に取り付けられている。
特開2008−206562号公報(2008年9月11日公開)
ところで、特許文献1に開示された炊飯器では、内釜に蓋をする内蓋が外蓋に取り付けられており、外蓋の開放に連動して内蓋が内釜を開放するようになっている。このとき、内蓋表面の結露水が内釜や内釜周囲に垂れるおそれがある。つまり、外蓋を開放したときに、内蓋表面の結露水が内釜や内釜周囲に垂れるという問題が生じる。
そこで、外蓋を開放したときに、内蓋が内釜に蓋をした状態を維持するように、外蓋と内蓋とを分離可能に構成することも考えられる。この場合、外蓋を開放したとき、内蓋が一緒に外れないので、内蓋の結露水が垂れるという問題が生じない。
しかしながら、外蓋と内蓋とを分離して取り外す構成となっているため、内釜に内蓋をセットし忘れたり、外蓋のみで調理器本体に蓋をして調理を開始したりする恐れがある。このような場合、調理を適切に行うことができないという問題が生じる。
本発明の一態様は、内釜に内蓋を確実にセットして調理を適切に行うことができる調理器を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る調理器は、調理器本体と、上記調理器本体の開口部に蓋をする内蓋と、上記内蓋を覆うように上記調理器本体に着脱自在に設けられた外蓋と、を含み、上記内蓋が上記開口部に蓋をするための所定位置にセットされたか否かを検出する内蓋検出部を備えていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、内鍋に内蓋を確実にセットして調理を適切に行うことができる。
本発明の実施形態1に係る炊飯器を示し、(a)は蓋をした状態の炊飯器の斜視図、(b)は(a)の炊飯器の分解斜視図である。 図1の(a)のAA線矢視断面図である。 図1に示す炊飯器の内蓋の検出部を示す図である。 図1に示す炊飯器の蓋本体側の制御回路の概略ブロック図である。 図1に示す炊飯器の調理器本体側の制御回路の概略ブロック図である。 本発明の実施形態2に係る炊飯器における調理モードを説明するための図である。 図6に示す炊飯器における内蓋の有無による調理制御の流れを示すフローチャートである。 変形例の加熱調理器を示す斜視図である。 図8に示した加熱調理器における蓋体の開状態を示す斜視図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。なお、本実施形態では、調理器として炊飯器を例に説明する。
(炊飯器の概略)
図1は、本実施形態1に係る炊飯器1を示し、(a)は蓋をした状態の炊飯器の斜視図、(b)は(a)の炊飯器の分解斜視図を示す。図2は、図1の(a)のAA線矢視断面図である。
図1の(a)に示すように、炊飯器1は、炊飯器本体(調理器本体)3と、この炊飯器本体3の上部に取り付けられた蓋体2とを備えている。蓋体2は、図1の(b)に示すように、当該炊飯器本体3から完全に分離できるようになっている。この炊飯器1は、炊飯のみならず、煮物や蒸し物などといった調理にも使用できるように構成されている。
蓋体2には、炊飯器1の炊飯操作を行うためのUI部8が設けられている。UI部8は、タッチパネル式の液晶表示パネルで構成されている表示部8aと、ユーザが操作する操作ボタン等を含む操作部8bとで構成されている。これにより、ユーザは、液晶表示パネルに表示された操作ボタン等をタッチ操作することで、炊飯器1の炊飯操作を行うことができる。なお、タッチパネル式の液晶表示パネルの代わりに、タッチパネル式の有機ELパネルを用いてもよい。
操作部8bには、電力の供給および炊飯器1を制御するための制御信号の送受信が必要である。電力の供給は、炊飯器本体3から行われる。また、制御信号の送受信は、蓋体2と炊飯器本体3との間で行われる。一般的には、これらの電力供給と制御信号の送受信は有線で行われるが、本実施形態に係る炊飯器1では、蓋体2が炊飯器本体3から完全に分離できるように構成されているため、ワイヤレス給電による給電、非接触通信による調理信号等の制御信号の送受信を行うようになっている。ワイヤレス給電は、蓋体2のワイヤレス給電部5aと炊飯器本体3のワイヤレス給電部5bとの間で行われ、非接触通信は、蓋体2の非接触通信部6aと炊飯器本体3の非接触通信部6bとの間で行われる。ワイヤレス給電、非接触通信の詳細は後述する。
このように、ワイヤレス給電、非接触通信を実現することで、従来必要であった配線を無くすことができるので、配線によるデザインの規制を無くすことができる。従って、デザイン優先の炊飯器1を実現することが可能となる。
(蓋体2)
蓋体2は、炊飯器本体3の上面を覆う外蓋21と、内釜4に蓋をする内蓋22とで構成されている。ここで、内蓋22は、図1の(b)に示すように、外蓋21と完全に独立して形成されており、当該外蓋21を炊飯器本体3から取り外しときには、内釜4に蓋をした状態を維持したままとなる。また、本実施形態では、アルミダイキャストで内蓋22を形成している。また、蓋体2には、報知音、警告音等を鳴らすための第1スピーカ61が設けられている。第1スピーカ61の詳細については、実施形態4にて説明する。
蓋体2は、炊飯器本体3に蓋をする際には、まず、内蓋22によって内釜4に蓋をして、その上から外蓋21によって当該内蓋22を覆うようにセットする。内蓋22の表面には、ユーザが摘まむことができるように略円柱状に突起したつまみ部23が形成されている。また、外蓋21には、内蓋22が内釜4に蓋をした状態で、炊飯器本体3の所定の位置にセットされたときに、当該内蓋22のつまみ部23が嵌まり込む開口部(図示せず)が形成されている。つまり、蓋体2を炊飯器本体3にセットする際、内釜4に蓋をした内蓋22のつまみ部23に、外蓋21の開口部が嵌まり込むようにする。この位置を、蓋体2が炊飯器本体3にセットされた適正位置とする。また、炊飯器本体3には、報知音、警告音等を鳴らすための第2スピーカ62が設けられている。第2スピーカ62の詳細については、実施形態4にて説明する。
通常、炊飯器1によって炊飯を開始すれば、内釜4内で蒸気が発生する。内釜4内で発生した蒸気を逃がすために、蓋体2には蒸気孔21aが設けられる。
蓋体2に設けられた表示部8aに表示される情報およびタッチしたタッチ信号の伝送は、上述したように蓋体2と炊飯器本体3との間における非接触通信によって行われる。また、UI部8への電力の供給は、上述したように蓋体2と炊飯器本体3との間におけるワイヤレス給電によって行われる。
(ワイヤレス給電、非接触通信)
ワイヤレス給電を実現するために、蓋体2にはワイヤレス給電部5a、炊飯器本体3にはワイヤレス給電部5bがそれぞれ設けられている。ワイヤレス給電部5aとワイヤレス給電部5bとは、図2に示すように、蓋体2が炊飯器本体3の所定の位置にセットされた状態で炊飯器本体3側から蓋体2へ電力が供給できる位置に設けられている。
一方、非接触通信を実現するために、蓋体2には非接触通信部6a、炊飯器本体3には非接触通信部6bがそれぞれ設けられている。非接触通信部6aと非接触通信部6bとは、図2に示すように、蓋体2が炊飯器本体3の所定の位置にセットされた状態で蓋体2と炊飯器本体3との間で情報の送受信ができる位置に設けられている。
本実施形態では、ワイヤレス給電として電磁誘導方式を用い、非接触通信として赤外線通信(IR)送信方式を用いる。しかしながら、ワイヤレス給電、非接触通信として、これらの方式に限定されるものではなく、蓋体2が炊飯器本体3の所定の位置にセットされた状態で給電および情報の送受信が無線によって適切に行える方式であれば、どのような方式であってもよい。
炊飯器本体3には、図2に示すように、内釜4を誘導加熱するための誘導コイル7が設置されている。なお、誘導コイル7は、加熱部の一例である。なお、炊飯器本体3には、図2に示すように、電源等の冷却が必要な部材に対して風を送る冷却ファン9、電源基板10、コードリールに引き出し可能に巻き付けられている電源コード11、内釜4の温度を検出する底サーミスタ12が設けられている。
内釜4には、内容物の一例としての米や水などが収容される。内釜4は、例えばアルミニウムなどの高熱伝導材料で形成され、その外面に加熱効率を向上させる例えばステンレスなどの磁性体が貼り付けられる一方、内面に内容物の付着を防ぐためのフッ素樹脂がコーティングされている。
上記構成の炊飯器1において、内釜4に蓋をする内蓋22が適切な位置にセットされていない状態では、炊飯を適切に行うことができない。そこで、内蓋22が適切な位置にセットされているか否かを検出する必要がある。以下に、内蓋22の検出について説明する。
(内蓋22の検出)
図3は、図1に示す炊飯器1から外蓋21を取り外した状態を示した概略図である。
図3に示すように、内蓋22が炊飯器本体3の所定の位置、すなわち、炊飯時における適切な位置にセットされたときにスイッチとして機能するように、炊飯器本体3にリードスイッチ51が設けられ、内蓋22におけるリードスイッチ51に対向する位置に磁石52が設けられている。これにより、内蓋22が炊飯器本体3の適切な位置にセットされていれば、リードスイッチ51が磁石52によりオン状態となり、検知信号を出力する。一方、内蓋22が炊飯器本体3の適切な位置にセットされていなければ、リードスイッチ51が磁石52によりオン状態とならず、検知信号は出力されない。このようにして、リードスイッチ51から検知信号が出力されていることで、内蓋22が炊飯器本体3の適切な位置にセットされていることを検出する。従って、上記リードスイッチ51と磁石52とによって、内蓋22が内釜4に蓋をするための所定位置にセットされたか否かを検出する内蓋検出部として機能する。
内蓋検出部による検出タイミングは、外蓋21が炊飯器本体3の所定の位置にセットされるタイミングとする。すなわち、内蓋検出部は、外蓋21が炊飯器本体3の所定の位置にセットされると、内蓋22が所定の位置にセットされているか否かを検出する。具体的には、外蓋21が所定の位置にセットされたか否かの検出(外蓋検出)は、非接触通信部6a・6bの通信状態、ワイヤレス給電部5a・5bの給電状態を見て炊飯器本体3側のCPU(外蓋検出部)40が判断する。CPU40は、上記通信状態および給電状態から、外蓋21が所定の位置にセットされていると判断すれば、その判断結果を検出信号として内蓋検出部に送る。すなわち、CPU40は、検出信号を、内蓋検出部を構成するリードスイッチ51に送り、当該リードスイッチ51を通電状態にする。すなわち、リードスイッチ51は、CPU40から外蓋21が所定位置にセットされたことを示す検出信号を受信したときに、内蓋22が所定位置にセットされているか否かを検出するために通電される。
(制御系)
炊飯器1の制御系について説明する。図4は、蓋体2に設けられた制御回路の構成を示すブロック図である。図5は、炊飯器本体3に設けられた制御回路の構成を示すブロック図である。
まず、蓋体2の制御回路について説明する。図4に示すように、蓋体2は、制御系の主要部として、CPU30と、ROM(Read Only Memory)34と、RAM(Random Access Memory)35とを備えている。また、CPU30は、調理制御部33、非接触通信部6a、ワイヤレス給電部5a、通信状態判定部31、電力測定部32、UI部8、第1スピーカ61が接続されている。
CPU30は、ROM34に格納された制御プログラムを実行することによって、各部を制御する。具体的には、CPU30は、UI部8の表示制御、操作の受け付け、調理制御部33への調理制御の指示をする制御、通信状態判定部31による非接触通信部6aの通信状態の判定、電力測定部32によるワイヤレス給電部5aの給電状態の判定を行う制御などを行う。
内蓋22には、蓋自体を温める蓋ヒータ13と、蓋の温度を測定する蓋サーミスタ14が設けられている。これら蓋ヒータ13、蓋サーミスタ14は、CPU30に接続され、蓋ヒータ13の温度制御を行っている。
次に、炊飯器本体3の制御回路について説明する。図5に示すように、炊飯器本体3は、制御系の主要部として、CPU40と、ROM44、RAM45とを備えている。また、CPU40は、非接触通信部6b、ワイヤレス給電部5b、通信状態判定部41、誘導コイル7、UI部24、底サーミスタ12、リードスイッチ51、第2スピーカ62が接続されている。
CPU40は、ROM44に格納された制御プログラムを実行することによって、各部を制御する。具体的には、CPU40は、蓋体2の調理制御部33からの指示信号を非接触通信部6bによって受付けることで、誘導コイル7のオン・オフ制御、通信状態判定部41による非接触通信部6bの通信状態の判定制御、ワイヤレス給電部5bの給電制御などを行なう。さらに、CPU40は、UI部24の表示制御、操作の受け付け、調理制御部33への調理制御の指示をする制御、底サーミスタ12による誘導コイル7による加熱制御を行う。ここで、調理制御部33は、調理の開始から停止までを制御する。
ワイヤレス給電部5bには、電源42が接続されている。電源42は、炊飯器本体3に内蔵されたコードリールに引き出し可能に巻き付けられている電源コードを家庭内のコンセントに差し込むことによって供給される商用電源から、ワイヤレス給電用の電圧への変換を実現している。
(効果)
上記構成の炊飯器1によれば、内蓋22が炊飯器本体3の適切な位置にセットされているか否かを検出できるので、内蓋22をセットし忘れたり、外蓋21のみで炊飯器本体3に蓋をして炊飯を開始したりする恐れがない。これにより、炊飯器本体3(内釜4)に内蓋22を確実にセットして調理を適切に行うことができるという効果を奏する。
なお、内蓋22の検出は、上述したリードスイッチを用いる方法以外に、磁界を検出する磁気センサ(ホール素子等)を用いる方法であってもよいし、赤外線方式、機械式スイッチ方式等を用いてもよい。例えば赤外線方式であれば、炊飯器本体3のリードスイッチ51の代わりに赤外線発光素子を設け、内蓋22が有る時と無い時の赤外線の反射光量の違いによって内蓋22の検出を行ってもよい。また、内蓋22に給電可能であれば、内蓋22の磁石52の代わりに赤外線受光素子を設け、当該赤外線受光素子における赤外線の受信の有無によって内蓋22の検出を行ってもよい。この場合、内蓋22が適切な位置にセットされていれば、受光素子は赤外線を受光し、内蓋22が適切な位置にセットされていなければ、受光素子は赤外線を受光しない。
なお、本実施形態1に係る炊飯器1は、蓋体2によって蓋をした状態で調理する調理モード(蓋有り調理モード)の他に、蓋体2を取り外した状態、すなわち、内釜4の開口部に蓋をしない状態で調理する調理モード(蓋無し調理モード)が実行可能である。以下の実施形態2では、蓋有り調理モード、蓋無し調理モードについて説明する。
〔実施形態2〕
(調理モード)
図6は、調理モードを説明する図であり、(a)は蓋体を炊飯器本体に取り付けた場合の調理モードAを説明するための図であり、(b)は蓋体を炊飯器本体から取り外した場合の調理モードBを説明するための図である。
本実施形態の炊飯器1は、蓋体2のUI部8の他に、炊飯器本体3にもUI部24が設けられているので、図6に示すように、蓋体2を炊飯器本体3に取り付けた場合の調理モードA(蓋有り調理モード)と、蓋体2を炊飯器本体3から取り外した場合の調理モードB(蓋無し調理モード)とを実行することができる。
ところで、図6の(b)に示すように、蓋無し調理モードの場合、炊飯器本体3の外の温度の影響を受けやすくなるため、炊飯器本体3の底サーミスタ15の感知温度と、内釜4内部の実温度との関係が、図6の(a)に示す蓋有り調理モードの場合と異なる。このため、同じ調理メニューに対して、調理温度を適切に制御するためには、蓋無し調理モードと蓋有り調理モードとで、底サーミスタ15の感知温度と内釜4内部の実温度との関係を示す温度テーブルをそれぞれ用意し、蓋の有無により温度テーブルを切替える必要がある。つまり、蓋の有無により、温度制御時の底サーミスタ15の感知温度、誘導コイル7の出力(加熱温度)、誘導コイル7による加熱時間の少なくとも1つを変更する必要がある。
また、本実施形態のように、蓋体2の内蓋22に蓋ヒータ13、蓋サーミスタ14を設けている場合、温度制御のシーケンスは、蓋ヒータ13、蓋サーミスタ14、誘導コイル7、底サーミスタ15を用いる。しかしながら、内蓋22を取り外した場合、蓋ヒータ13、蓋サーミスタ14を用いることができないため、温度制御のシーケンスは、誘導コイル7、底サーミスタ15を用いることになる。従って、蓋の有無により温度制御のシーケンスも2種類用意し、切替えて使用する必要がある。すなわち、本実施形態における炊飯器1は、蓋有り調理モードと、蓋無し調理モードとで、調理時の温度制御が異なる。
以下に、蓋の有無に応じた温度制御について説明する。
(温度制御)
図7は、蓋の有無に応じた温度制御の流れを示すフローチャートである。
まず、外蓋21の有無を判断する(ステップS11)。ここでは、外蓋21の有無は、当該外蓋21と炊飯器本体3との間でのワイヤレス給電、非接触通信が可能か否かによって判断する。
ステップS11において、外蓋21有りと判断(Yes)されれば、ステップS12に移行して、内蓋22の有無を判断する。ここで、内蓋22の有無の判断は、内蓋22内に設けた磁石52と、炊飯器本体3に設けたリードスイッチ51とによって行う。
ステップS12において、内蓋22有りと判断(Yes)されれば、通常調理を実行する(ステップS13)。ここで、通常調理とは、蓋体2のUI部8を操作することで実現する。ここで、通常調理とは、蓋有り調理モードで調理時の温度制御を行う調理(後述するステップS16,S17と同じ調理)である。
一方、ステップS12において、内蓋22無しと判断(No)されれば、UI部8にエラー表示を行う(ステップS14)。この場合、内蓋22がセットされていないことをユーザに知らせるためのエラー表示である。なお、同時に、内蓋22無しで調理開始できないことを報知するための報知音を第2スピーカ62によって鳴らしてもよい。つまり、内蓋22が所定位置にセットされていないことが検出されたとき、調理を開始しないように制御している。
次に、ステップS11において、外蓋21無しと判断(No)されれば、ステップS15に移行して、内蓋22の有無を判断する。ここの内蓋22の有無の判断も、ステップS12と同様に、磁石52とリードスイッチ51を用いて行う。
ステップS15において、内蓋22有りと判断(Yes)されれば、モードA(蓋有り調理モード)のシーケンスを使用し(ステップS16)、モードAの温度テーブルを使用し(ステップS17)て、調理時の温度制御を行う。
一方、ステップS15において、内蓋22無しと判断(No)されれば、モードB(蓋無し調理モード)のシーケンスを使用し(ステップS18)、モードBの温度テーブルを使用し(ステップS19)て、調理時の温度制御を行う。
以上のように、本実施形態の炊飯器1では、蓋有り調理モードであるモードAでは、炊飯器本体3の外の温度の影響を受け難いことを想定した温度テーブル(第1温度テーブル)に基づいた温度制御のシーケンスにより調理時の温度制御が行われ、蓋無し調理モードであるモードBでは、炊飯器本体3の外の温度の影響を受け易いことを想定した温度テーブル(第2温度テーブル)に基づいた温度制御のシーケンスにより調理時の温度制御が行われることになる。すなわち、本実施形態の炊飯器1では、蓋有り調理モードであるモードAは、第1温度テーブルに基づいた温度制御が行われ、蓋無し調理モードでるモードBは、第1温度テーブルとは異なる第2温度テーブルに基づいた温度制御が行われる。具体的には、蓋体2の有無を検知して、第1温度テーブルか第2温度テー物を選択し、選択した温度テーブルに基づいた温度制御が行われる。
(効果)
以上のように、蓋体2の外蓋21,内蓋22の両方がない場合の調理において、適切な温度テーブルおよび温度制御のシーケンスを使用することができるので、炊飯器本体3の外の温度の影響を受けずに、調理時の温度制御を適切に行うことができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図1に示すように、蓋体2が炊飯器本体3にヒンジ等で接続されずに、完全に炊飯器本体3から取り外せる場合、炊飯時に内釜4の内圧が高まれば、蓋体2が浮き上がる。具体的には、内釜4に蓋をしている内蓋22が浮き上がり、浮き上がった内蓋22が外蓋21を押し上げるようにして、蓋体2が浮き上がる。炊飯時に蓋体2が浮き上がり過ぎると、蓋体2と炊飯器本体3との間が大きく開き、水蒸気が外部に漏れる恐れがある。
内釜4に蓋をする内蓋22には、内釜4から多少浮き上がっても蒸気がもれないようにパッキンが設けられている。すなわち、内釜4から内蓋22が浮き上がっても、パッキン分の高さ以下の浮き上がりであれば、内釜4と内蓋22との間に隙間が生じないため、水蒸気は漏れない。しかしながら、内釜4の内圧が高く内蓋22がパッキン分の高さよりも高く浮き上がれば、内釜4と内蓋22との間に隙間から水蒸気が漏れる。
そこで、本実施形態では、内釜4に蓋をしている内蓋22を外蓋21によって押さえる構造となっている。これにより、内蓋22は、内釜4の内圧によって浮き上がろうとしても、外蓋21に押さえこまれるようになるため、内釜4と内蓋22との間に隙間が生じない。しかしながら、外蓋21の重量が軽ければ、内蓋22と一緒に浮き上がってしまうため、外蓋21と内蓋22とを合わせた重量は、内釜4の内圧に抗する重量以上に設定する必要がある。すなわち、外蓋21は、調理時に、炊飯器本体3の内釜4に蓋をした内蓋22が当該内釜4の内圧により浮き上がるのを抑える重さに設定する必要がある。例えば内釜4の内圧に抗する重量が1400gであれば、外蓋21と内蓋22とを合わせて1400g以上の重量にする必要がある。但し、外蓋21の取り外しを考慮した場合、蓋体2の重量は、内釜4の内圧に抗する重量以上であって、この重量にできるだけ近いことが好ましい。つまり、外蓋21と内蓋22とを合わせた重さは、炊飯器1において発生可能な最大の内圧によって内蓋22が浮き上がる力に抗する重さに設定されるのが好ましい。
以上のように、本実施形態に係る炊飯器1によれば、外蓋21の自重により、内釜4の内圧による内蓋22の浮き上がりを押さえ込むようになっているので、外蓋21を炊飯器本体3に対してヒンジ等を用いて機械的に固定する必要がない。
なお、外蓋21の自重で内蓋22を抑えるだけでなく、外蓋21と炊飯器本体3とを磁力(磁石)で接続するようにしてもよい。この場合、外蓋21に磁性体を設け、炊飯器本体3の、当該外蓋21を当該炊飯器本体の適切な位置にセットしたときに磁力が生じる位置に磁石を設けて、外蓋21と炊飯器本体3とを固定する。外蓋21に磁石を設け、炊飯器本体3に磁性体を設けてもよいし、外蓋21と炊飯器本体3に磁石を設けてもよい。また、内蓋22と炊飯器本体3とを磁力(磁石)で接続するようにしてもよい。このときの、外蓋21の炊飯器本体3へのセット時の磁力は、炊飯器1において予め設定された最大の内圧によって、内釜4に蓋をした内蓋22および外蓋21が浮き上がる力に抗する大きさに設定されていることが好ましい。
このように、磁石を用いて外蓋21を炊飯器本体3に固定するようにしても、ヒンジ等の機械的な部材を用いる必要がなく、外蓋21を炊飯器本体3にセットする際の位置合わせも容易となる。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態では、前記実施形態1の図1,図2,図4,図5を用いて説明する。
炊飯器1には、図1に示すように、蓋体2に第1スピーカ61が設けられ、炊飯器本体3に第2スピーカ62が設けられている。
(第1スピーカ61、第2スピーカ62)
第1スピーカ61は、メインマイコンである制御回路(図4)の近くに設けられ、操作に合わせた音(操作に合わせて“ピッ”、“ピッ”等の音)を鳴らす他に、操作ガイダンス等の音声を出力することも想定されるため、音声の出力に適したスピーカ、すなわちダイナックレンジが広いスピーカを使用する。
一方、第2スピーカ62は、音声を出力せず、且つ報知音や警告音を、単純な音で鳴らすだけであるので、第1スピーカ61よりもダイナミックレンジの狭い、安価なスピーカを使用する。
さらに、第2スピーカ62が鳴らす報知音や警告音は単音であってもよいので、当該第2スピーカ62として単音スピーカ、ブザーを使用してもよい。
このように、第1スピーカ61と第2スピーカ62として異なる種類のスピーカを使用し、当該第1スピーカ61と第2スピーカ62を同時に鳴らすことにより、雑音がつくりやすくなる。従って、第1スピーカ61と第2スピーカ62として異なる種類のスピーカを使用することは、重要なエラー音を鳴らす場合に有効である。
なお、第2スピーカ62は、炊飯器本体3側のメインマイコンである制御回路(図5)の近くに設けられていれば、第1スピーカ61と同じダイナミックレンジが広いスピーカを使用し、音声を出力してもよい。
第1スピーカ61は、密閉性の高い蓋体2内に設けられているため、鳴らす音が小さく聞こえ難くい。一方、第2スピーカ62は、密閉性の低い炊飯機本体3に設けられているため、鳴らす音が大きく聞こえ易い。これらの特性を考慮して、第1スピーカ61、第2スピーカ62の使用方法を以下のようにする。
第1スピーカ61は、ユーザが操作部8bを操作する際の操作音(キータッチ音(“ピッ”、“ピッ”等の音))や、操作した内容に応じた音(設定内容(炊飯モード等)の確認の音声等)等を鳴らす、あるいは、設定内容の確認や調理の案内や機器の操作のガイダンス用の音声を出力する。つまり、第1スピーカ61が鳴らす音は、ユーザが炊飯器1の近くにいる場合を想定したときに鳴らす音であるため、小さな音でもユーザに聞こえる。
一方、第2スピーカ62は、図2に示すように、冷却ファン9の近傍に設けられており、鳴らした音を当該冷却ファン9の吸気側の開口(図示せず)から外に出すようになっている。これにより、第2スピーカ62の音を炊飯器本体3の外部で聴くことができる。従って、第2スピーカ62は、外蓋が適切にセットされていないことを示すエラー音、外蓋が適切にセットされていない状態で炊飯開始を指示した際の警告音等を鳴らすことで、ユーザが炊飯器1の近くに居ない場合であっても大きな音でユーザに知らせることが可能となる。つまり、第2スピーカ62が鳴らす音は、ユーザが炊飯器1の近くにいない場合を含めて鳴らす音であるため、第1スピーカ61が鳴らす音よりも大きな音となる。
また、第1スピーカ61、第2スピーカ62を同時に、同じ音を鳴らすことで、重要なエラーが生じていることを報知するようにしてもよい。重要なエラー音としては、内釜4がセットされていないことを示す音、内蓋22がセットされてないことを示す音、炊飯器1内部に異物を検知したことを示す音、炊飯器1が故障をしたことを示す音等がある。
ユーザが炊飯器1から離れている状況で報知する必要がある場合も、第1スピーカ61、第2スピーカ62を同時に同じ音を鳴らすことが好ましい。この場合に鳴らす音としては、炊飯完了を報知する報知音、炊飯中の蓋ずれを報知する報知音等がある。
このように、第1スピーカ61、第2スピーカ62を同時に、同じ音を鳴らすことで、報知音を簡単に大音量で鳴らすことができる。
さらに、第1スピーカ61、第2スピーカ62を異なるタイミングで同じ音を鳴らすことで、時報等をリズミカルに報知することができる。この場合、第1スピーカ61と第2スピーカ62とが異なる種類のスピーカであれば、同じ内容の音を異種の音を交互に出すことになるので、リズミカルな報知をより効果的に行うことができる。
すなわち、第1スピーカ61と第2スピーカ62の両方を用いれば、リズミカルにここちよい音にすることが可能である一方、不協和音を生じさせるようにすることで、耳障りな音にすることも可能である。第1スピーカ61と第2スピーカ62との組み合わせは、使用場面等を考慮して適切に設定すればよい。
(効果)
上記のように、蓋体2に第1スピーカ61、炊飯器本体3に第2スピーカ62が設けられ、両方のスピーカの少なくとも一方を状況に合わせて使用することで、ユーザに対する報知、警告等を確実に行うことが可能となり、報知、警告等に従うことで、調理を適切に行うことができる。
なお、本実施形態1〜4においては、調理器の蓋体が調理器本体から完全に分離させる構造、すなわちヒンジを用いて開閉する機構を持たない調理器の蓋体と調理器本体の両方にスピーカを設けた例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、調理器の蓋体がヒンジを用いた開閉機構によって調理器本体に対して開閉する調理器にも適用できる。
〔変形例〕
蓋体側、本体側の両方にスピーカを備えた調理器としては、図8,図9に示す加熱調理器200であってもよい。
加熱調理器200は、前記実施形態1〜4の場合と異なり、図8に示すように、調理器本体部211と蓋体212とが完全に分離されるのではなく、調理器本体部211と蓋体212とは後部の回転支持部213(ヒンジ)によって回転自在に連結されている。したがって、蓋体212は、図9に示すように、回転支持部213を中心として回転し、調理器本体部211に対して開放状態となる。つまり、蓋体212は回転支持部213を中心として回転し、調理器本体部211に対して開閉自在となっている。
加熱調理器200の場合も、前記実施形態1の炊飯器1の場合と同様に、蓋体212に第1スピーカ214a・214bが設けられ、調理器本体部211に第2スピーカ215が設けられている。
第1スピーカ214a・214bは、前記実施形態4で説明した第1スピーカ61と同様のスピーカを使用し、鳴らす音も同じように、操作音や音声等とする。
一方、第2スピーカ215は、前記実施形態4で説明した第2スピーカ62と同様のスピーカを使用し、鳴らす音も同じように、報知音や警告音等とする。
また、第1スピーカ214a・214b、第2スピーカ215の両方を用いて音を鳴らす場合も、前記実施形態4で説明した第1スピーカ61と第2スピーカ62の両方を用いて音を鳴らす場合と同じである。
ここで、第1スピーカ214aは、蓋体212の回転支持部213に近い側に配置され、第1スピーカ214bは、蓋体212の回転支持部213から遠い側に配置されている。第1スピーカ214a・214bは、同時に音を鳴らすようにしてもよいが、蓋体212の開閉状態に応じて一方のスピーカのみを使用するようにしてもよい。例えば、蓋体212が図8に示すように、閉塞状態のとき、回転支持部213と反対側に設けられた第1スピーカ214bを使用し、蓋体212が図9に示すように、開放状態のとき、回転支持部213側に設けられた第1スピーカ214aを使用する。これは、図8に示すように、蓋体212が閉じた状態では、ユーザが操作する場合、加熱調理器200の回転支持部213と反対側に居る確率が高いため、回転支持部213と反対側に設けられた第1スピーカ214bを使用すれば、ユーザが聞き取り易くなるためである。また、図9に示すように、蓋体212が開いた状態も、ユーザが操作する場合、加熱調理器200の回転支持部213と反対側に居る確率が高いため、回転支持部213と反対側に設けられた第1スピーカ214bが回転支持部213側に設けられた第1スピーカ214aよりもユーザから遠くなるため、よりユーザに近い第1スピーカ214aを使用すれば、ユーザが聞き取り易くなるためである。
ここで、第1スピーカ214a・214bの切替えは、蓋体212の開閉を検知するセンサ(図示せず)の検知信号に基づいて行えばよい。例えばセンサから検知信号が、蓋体212の開放を検知した信号であれば、第1スピーカ214aが使用できるように切替え、蓋体212の閉塞を検知した信号であれば、第1スピーカ214bが使用できるように切替える。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 炊飯器(調理器)
2 蓋体
3 炊飯器本体(調理器本体)
4 内釜
5a・5b ワイヤレス給電部
6a・6b 非接触通信部
7 誘導コイル
8 UI部
8a 表示部
8b 操作部
9 冷却ファン
10 電源基板
11 電源コード
12 底サーミスタ
13 蓋ヒータ
14 蓋サーミスタ
15 底サーミスタ
21 外蓋
21a 蒸気孔
22 内蓋
24 UI部
30 CPU
31 通信状態判定部
32 電力測定部
33 調理制御部
34 ROM
35 RAM
40 CPU(外蓋検出部)
41 通信状態判定部
42 電源
44 ROM
45 RAM
51 リードスイッチ(内蓋検出部)
52 磁石(内蓋検出部)
61 第1スピーカ
62 第2スピーカ
200 加熱調理器(調理器)
211 調理器本体部
212 蓋体
213 回転支持部
214a・214b 第1スピーカ
215 第2スピーカ

Claims (7)

  1. 調理器本体と、
    上記調理器本体の開口部に蓋をする内蓋と、
    上記内蓋を覆うように上記調理器本体に着脱自在に設けられた外蓋と、
    を含み、
    上記内蓋が上記開口部に蓋をするための所定位置にセットされたか否かを検出する内蓋検出部を備えていることを特徴とする調理器。
  2. 上記外蓋が調理器本体の所定位置にセットされたか否かを検出する外蓋検出部をさらに備え、
    上記内蓋検出部は、上記外蓋検出部から上記外蓋が所定位置にセットされたことを示す検出信号を受信したときに、上記内蓋が所定位置にセットされているか否かを検出することを特徴とする請求項1に記載の調理器。
  3. 上記内蓋検出部は、
    上記調理器本体に設けられた磁気センサと、上記内蓋に設けられた磁石と、で構成され、
    上記内蓋の磁石は、当該内蓋が上記調理器本体の所定の位置にセットされているとき、上記磁気センサが磁界を検知する位置に設けられていることを特徴とすることを特徴とする請求項1または2に記載の調理器。
  4. 調理の開始から停止までを制御する調理制御部をさらに備え、
    上記調理制御部は、
    上記内蓋検出部によって内蓋が所定位置にセットされていないことが検出されたとき、調理を開始しないように制御することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の調理器。
  5. 上記外蓋と上記内蓋とを合わせた重さは、
    上記調理器本体において発生可能な最大の内圧によって、当該調理器本体の開口部に蓋をした上記内蓋が浮き上がる力に抗する重さに設定されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の調理器。
  6. 上記外蓋は、上記調理器本体と磁石により所定の位置にセットされ、
    上記外蓋の上記調理器本体へのセット時の磁力は、上記調理器本体において予め設定された最大の内圧によって、当該調理器本体の開口部に蓋をした上記内蓋および上記外蓋が浮き上がる力に抗する大きさに設定されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の調理器。
  7. 上記外蓋に、第1スピーカが設けられ、
    上記調理器本体に、第2スピーカが設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の調理器。
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