JP2020038263A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体レーザを保持する光源ホルダが副走査方向に振動しないように防止すること。【解決手段】レーザ光を出射するレーザチップ112を装着した光源ホルダ111を支持する入射部ホルダ103が取り付けられる光走査装置40であって、入射部ホルダ103は、光源ホルダ111を所定の位置に固定するための位置決め面115a、115b、115c、115dと、入射部ホルダ103に設置され、光源ホルダ111を位置決め面115a、115b、115c、115dに押圧する光源押圧部材113と、を有し、位置決め面115a、115bは、入射部ホルダ103に形成された2つの平面であり、2つの平面がなす角度は鋭角であり、2つの平面のうち、位置決め面115bは、レーザ光が被走査面を走査する主走査方向と直交する副走査方向に垂直な平面である。【選択図】図3

Description

本発明は複写機、プリンタ、複合機等の画像形成装置に用いられる光走査装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる光走査装置は、次のような構成を有していることが周知である。すなわち、光走査装置は、光源から射出される光ビームを光偏向手段により偏向させ、偏向した光ビームを走査結像光学系により被走査面上に光スポットを形成し、この光スポットで被走査面を走査して被走査面上に静電潜像を形成する。光走査装置内部には、回転多面鏡など、半導体レーザから案内されたレーザ光を偏向するための偏向器が設けられている。偏向されたレーザ光で感光ドラム上を走査するとともに、感光ドラムの動作に合わせて、半導体レーザの発光、消灯を行うことにより、感光ドラム上に所望の静電潜像が形成される仕組みとなっている。
偏向器には、回転部材が設けられており、回転部材が回転する際に振動が発生する。この振動が半導体レーザに伝播して、半導体レーザを振動させる場合があり、半導体レーザが所定以上に振動すると、感光ドラム上に形成される静電潜像に不良が発生する。そこで、例えば特許文献1では、組付状態の不良や偏荷重があっても常に光源を内蔵する光源保持部の適正な位置決めを可能にし、光走査装置本体からの振動による光源保持部の位置ずれを抑制し、異常画像の発生を防ぐ画像形成装置が提案されている。
特開2003−66357号公報
しかしながら、光走査装置では、画像形成時には、偏向器の回転多面鏡を駆動するためにモータユニットが駆動され、モータの回転により振動が発生し、光走査装置に設けられている各光学部品にその振動が伝搬する。この振動が光源である半導体レーザに伝搬すると、半導体レーザから発したレーザ光の光軸が副走査方向に周期的に変動する場合があり、この副走査方向の周期的な変動により、画像不良が生じるという課題がある。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、半導体レーザを保持する光源ホルダが副走査方向に振動しないように防止することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、以下の構成を備える。
(1)レーザ光を出射するレーザチップを装着した光源ホルダを支持する支持部材が取り付けられる光走査装置であって、前記支持部材は、前記光源ホルダを所定の位置に固定するための位置決め面と、前記支持部材に設置され、前記光源ホルダを前記位置決め面に押圧する押圧部材と、を有し、前記位置決め面は、前記支持部材に形成された2つの平面であり、前記2つの平面がなす角度は鋭角であり、前記2つの平面のうち、1つの平面は、前記レーザ光が被走査面を走査する主走査方向と直交する副走査方向に垂直な平面であることを特徴とする光走査装置。
本発明によれば、半導体レーザを保持する光源ホルダが副走査方向に振動しないように防止することができる。
実施例の画像形成装置の構成を示す概略断面図 実施例の光走査装置の構成を示す概略斜視図 入射部ホルダ、光源ホルダの構成を説明する斜視図 入射部ホルダにかかる力を説明する図
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
以下の説明において、後述する偏向器43の回転多面鏡42の回転軸方向をZ軸方向、光ビームの走査方向である主走査方向又は光学部材の長手方向をY軸方向、Y軸及びZ軸に直交する方向をX軸方向とする。なお、光学部材の光軸方向は、X軸に略平行な方向である。また、Z軸方向は、後述する感光ドラムの回転方向である副走査方向でもある。
[画像形成装置の構成]
実施例の画像形成装置の構成を説明する。図1は、本実施例のタンデム型のカラーレーザビームプリンタの全体構成を示す概略構成図である。このレーザビームプリンタ(以下、単にプリンタという)は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の色ごとにトナー像を形成する4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bk(一点鎖線で図示)を備える。また、プリンタは、作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkからトナー像が転写される中間転写ベルト20を備えている。そして、中間転写ベルト20に多重転写されたトナー像を記録媒体である記録シートPに転写してフルカラー画像を形成するように構成されている。以降、各色を表す符号Y、M、C、Bkは、必要な場合を除き省略する。
中間転写ベルト20は、無端状に形成され、一対のベルト搬送ローラ21、22にかけ回されており、矢印H方向に回転動作しながら作像エンジン10で形成されたトナー像が転写されるように構成されている。また、中間転写ベルト20を挟んで一方のベルト搬送ローラ21と対向する位置には、二次転写ローラ65が配設されている。記録シートPは、互いに圧接する二次転写ローラ65と中間転写ベルト20との間に挿通されて、中間転写ベルト20からトナー像が転写される。中間転写ベルト20の下側には前述した4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkが並列的に配設されており、各色の画像情報に応じて形成したトナー像を中間転写ベルト20に転写するようになっている(以下、一次転写という)。これら4基の作像エンジン10は、中間転写ベルト20の回動方向(矢印H方向)に沿って、イエロー用の作像エンジン10Y、マゼンタ用の作像エンジン10M、シアン用の作像エンジン10C及びブラック用の作像エンジン10Bkの順に配設されている。
また、作像エンジン10の下方には、各作像エンジン10に具備された感光体である感光ドラム50を画像情報に応じて露光する光走査装置40が配設されている。なお、図1では光走査装置40の詳細な図示及び説明は省略し、図2を用いて後述する。光走査装置40は全ての作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkに共用されており、各色の画像情報に応じて変調された光ビームを出射する図示しない4基の半導体レーザを備えている。また、光走査装置40は、高速回転してこれら4光路の光ビームを感光ドラム50の回転軸方向(Y軸方向)に沿って走査するように各光ビームを偏向する回転多面鏡42及び回転多面鏡42を回転させるモータユニットからなる偏向器43を備えている。偏向器43によって走査された各光ビームは、光走査装置40内に設置された光学部材に案内されながら所定の経路を進む。そして、所定の経路を進んだ各光ビームは、光走査装置40の上部に設けられた不図示の各照射口を通して、各作像エンジン10の各感光ドラム50を露光する。
また、各作像エンジン10は、感光ドラム50と、感光ドラム50を一様な背景部電位にまで帯電させる帯電ローラ12と、を備える。更に、各作像エンジン10は、光ビームの露光によって感光ドラム50上(感光体上)に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器13を備えている。現像器13は、感光体である感光ドラム50上に各色の画像情報に応じたトナー像を形成する。
各作像エンジン10の感光ドラム50に対向する位置には、中間転写ベルト20を挟むようにして一次転写ローラ15が配設されている。一次転写ローラ15は、所定の転写電圧が印加されることにより、感光ドラム50上のトナー像が中間転写ベルト20に転写される。
一方、記録シートPはプリンタ筐体1の下部に収納される給紙カセット2からプリンタの内部、具体的には中間転写ベルト20と二次転写ローラ65とが当接する二次転写位置へ供給される。給紙カセット2の上部には、給紙カセット2内に収容された記録シートPを引き出すためのピックアップローラ24及び給紙ローラ25が並設されている。また、給紙ローラ25と対向する位置には、記録シートPの重送を防止するリタードローラ26が配設されている。プリンタの内部における記録シートPの搬送経路27は、プリンタ筐体1の右側面に沿って略垂直に設けられている。プリンタ筐体1の底部に位置する給紙カセット2から引き出された記録シートPは、搬送経路27を上昇し、二次転写位置に対する記録シートPの突入タイミングを制御するレジストレーションローラ29へと送られる。その後、記録シートPは、二次転写位置においてトナー像が転写された後、搬送方向の下流側に設けられた定着器3(破線で図示)へと送られる。そして、定着器3によってトナー像が定着された記録シートPは、排出ローラ28を経て、プリンタ筐体1の上部に設けられた排出トレイ1aに排出される。
このように構成されたカラーレーザビームプリンタによるフルカラー画像の形成に当たっては、まず、各色の画像情報に応じて光走査装置40が各作像エンジン10の感光ドラム50を所定のタイミングで露光する。
[光走査装置の構成]
図2は、本実施例の光走査装置40の構成を示す斜視図である。光走査装置40の筐体である光学箱101は、XY平面に平行な面である底面(底部)と、その底面から立設し且つZ軸方向に略平行な外壁(側壁、以下外周部ともいう)と、を有する。光走査装置40の光学箱101の外周部(側壁)には、光ビームを出射するレーザ発光源(光源)が搭載された入射部ホルダ103が取り付けられている。更に、入射部ホルダ103の外側には、レーザ発光源を駆動する回路基板110が取り付けられている。また、光走査装置40の内部には、光ビームを反射、偏向する回転多面鏡42、光ビームを感光ドラム50上へ案内し、結像するために必要な光学レンズ60(60a〜60d)、反射ミラー62(62a〜62e)等が設置されている。反射ミラー62は、長手方向(Y軸方向)の両端部において、固定バネにより光学箱101に固定されている。回転多面鏡42により偏向された光ビームは主走査方向(Y軸方向)に強くパワーを有する光学レンズ60a、60cを通過した後、副走査方向(X軸方向)に強くパワーを有する光学レンズ60b、60dに案内されるよう構成されている。光学レンズ60を通過した光ビームは、反射ミラー62により少なくとも1回反射され、感光ドラム50へと案内、結像される。
[入射部ホルダの構成]
図3は、光源であるレーザチップ112を保持する光源ホルダ111、及び光源ホルダを支持する支持部材である入射部ホルダ103を説明する図である。図3(a)は、光源ホルダ111a、111bを入射部ホルダ103に取付け、光源押圧部材113が光源ホルダ111a、111bを押圧して支持している状態を示す斜視図である。光源ホルダ111には、レーザチップ112a、112bが装着され、光源ホルダ111a、111bにより保持されている。光源押圧部材113は、板バネで作られており、入射部ホルダ103にネジ止めされている。入射部ホルダ103には、レーザチップ112a、112bを保持した光源ホルダ111a、111bが装着されている。各々の光源ホルダ111a、111bは、図3(a)では不図示の光源押圧部材113の押圧部113a、113b(図4(a)参照)により、入射部ホルダ103との当接面に押圧されることで、入射部ホルダ103に支持されている。また、入射部ホルダ103は、光走査装置40の光学箱101の側壁に、ネジ止めにより締結される。
図3(b)は、図3(a)に示す状態から、光源ホルダ111a、111b、光源押圧部材113を取り外した入射部ホルダ103の形状を示した斜視図であり、図の上下方向は、副走査方向である。光源ホルダ111を入射部ホルダ103の所望の位置に固定するために、光源ホルダ111が入射部ホルダ103に装着されたときに、光源ホルダ111が当接する位置決め面が、入射部ホルダ103に形成されている。図3(b)には、図3(a)に示した光源ホルダ111aが入射部ホルダ103に装着された際に、光源ホルダ111aが当接する4つの位置決め面115a、115b、115c、115dが示されており、各位置決め面は、平面で構成されている。また、位置決め面115b、115dは、副走査方向に垂直な面である。更に、位置決め面115aと位置決め面115cは、平行であり、位置決め面115bと位置決め面115dも平行である。更に、位置決め面115aと位置決め面115bをそれぞれ延長したときに2つの位置決め面が交差する角度は、鋭角を構成し、本実施例では60度となっている。同様に、位置決め面115cと位置決め面115dをそれぞれ延長したときに2つの位置決め面が交差する角度も鋭角を構成し、本実施例では60度となっている。また、図3(b)では、光源ホルダ111aに対する位置決め面を示しているが、入射部ホルダ103には、後述するように、光源ホルダ111bに対しても、同様の位置決め面が形成されている。また、入射部ホルダ103には、光源ホルダ111a、111bを入射部ホルダ103に接着剤で固定するための接着固定部116を有している。なお、入射部ホルダ103の2つの光源ホルダ111a、111bが挿入される凹部は、次のように形成されている。すなわち、凹部はそれぞれの光源ホルダ111a、111bのレーザチップ112a、112bから発するレーザ光の進行方向が、副走査方向と、副走査方向と直交する主走査方向の両方向に角度差を有するように形成されている。
図3(c)は、レーザチップ112が装着された光源ホルダ111の形状を示す斜視図である。光源ホルダ111は、それぞれ直径及び長さが異なるが、中心軸が同じ3つの円筒部117、118、119を有している。円筒部の直径は、円筒部117が最も大きく、円筒部119、118の順で小さくなる。光源ホルダ111を入射部ホルダ103に装着した際に、光源ホルダ111の入射部ホルダ103に対する位置決め面である円筒部117、119は、上述した入射部ホルダ103に形成された位置決め面115a、115b、115c、115dに当接する。すなわち、光源ホルダ111の円筒部117は、図3(b)に示す入射部ホルダ103の位置決め面115a、115bと当接し、光源ホルダ111の円筒部119は、入射部ホルダ103の位置決め面115c、115dと当接する。これにより、光源ホルダ111は、入射部ホルダ103に位置決めされた状態で固定される。また、光源ホルダ111は、光源押圧部材113による押圧だけではなく、入射部ホルダ103に接着剤により固定される。すなわち、入射部ホルダ103の接着固定部116(図3(b))に接着剤を塗布し、光源ホルダ111を入射部ホルダ103に設置した後に、接着剤を硬化させる。これにより、接着固定部116と当接する光源ホルダ111の面120とが接着剤により固定される(図3(a))。
[光源押圧部材]
図4は、光源ホルダ111a、111bが、光源押圧部材113から受ける押圧力、入射部ホルダ103から受ける反力を説明する図である。図4(a)は、光源押圧部材113が入射部ホルダ103に装着された光源ホルダ111を押圧する様子を説明する図である。光源押圧部材113は、入射部ホルダ103にネジ止めされている。光源押圧部材113は、装着された光源ホルダ111a、111bを入射部ホルダ103に押圧するための押圧部113a、113bを有している。図4(a)では、押圧部113aが、装着された光源ホルダ111aの円筒部118aを入射部ホルダ103の位置決め面115a、115c、及び位置決め面115b、115dの方向に押圧している。同様に、押圧部113bは、装着された光源ホルダ111bの円筒部118bを入射部ホルダ103の位置決め面115a、115c、及び位置決め面115b、115dの方向に押圧している。図4(a)では、光源ホルダ111a、111bの円筒部118a、118bが、光源押圧部材113から受ける力Fa、Fbを示している。光源押圧部材113は、2つの光源ホルダ111a、111bを、入射部ホルダ103へと押圧しており、押圧する方向は、位置決め面115aと、位置決め面115bの略中間となるようにしている。
図4(b)は、光源ホルダ111が、光源押圧部材113から受ける押圧力Fにより、入射部ホルダ103から受ける反力を説明する図である。光源ホルダ111aは、光源押圧部材113から力Faを受ける。そのため、光源ホルダ111aの円筒部117aと入射部ホルダ103の位置決め面115b、115aが接触する箇所で、位置決め面115b、115aと垂直な方向に、反力H1a、H2aを受ける。同様に、光源ホルダ111aの円筒部119aと入射部ホルダ103の位置決め面115d、115cが接触する箇所で、位置決め面115d、115cと垂直な方向に、反力H1a、H2aを受ける。
光源ホルダ111bも、同様に、光源押圧部材113から力Fbを受ける。そのため、光源ホルダ111bの円筒部117bと入射部ホルダ103の位置決め面115b、115aが接触する箇所で、位置決め面115b、115aと垂直な方向に、反力H1b、H2bを受ける。同様に、光源ホルダ111bの円筒部119bと入射部ホルダ103の位置決め面115d、115cが接触する箇所で、位置決め面115d、115cと垂直な方向に、反力H1b、H2bを受ける。
図4(c)は、図4(b)で光源ホルダ111が入射部ホルダ103の位置決め面115aから受ける反力H2を説明する図である。図4(c)では、反力H2を、主走査方向と、副走査方向に分けて示している。すなわち、光源ホルダ111aが入射部ホルダ103の位置決め面115aから受ける反力H2aは、主走査方向に分けた力H2abと、副走査方向に分けた力H2aaに分けられる。同様に、光源ホルダ111bが入射部ホルダ103の位置決め面115aから受ける反力H2bは、主走査方向に分けた力H2bbと、副走査方向に分けた力H2baに分けられる。
図4(b)に示すように、反力H1a、H1bは、位置決め面115b、115dが副走査方向と垂直なので、副走査方向に向いている。そのため、光源ホルダ111aは、反力H1aと、反力H2aaによって、副走査方向において、力が加わる方向が互いに逆方向の力を受けている。同様に、光源ホルダ111bについても、反力H1bと、反力H2baによって、副走査方向において、力が加わる方向が互いに逆方向の力を受けている。これにより、回転多面鏡42を駆動する偏向器43のモータユニットの回転などにより発生する振動が、光学箱101などを伝わって、光源ホルダ111に到達したとしても、光源ホルダ111a、111bが副走査方向に振動することを防げることができる。
以上説明したように、本実施例によれば、半導体レーザを保持する光源ホルダが副走査方向に振動しないように防止することができる。特に、本実施例では、光源ホルダの中心軸(レーザの光軸)が、副走査方向に振動しない光源ホルダ保持構成を、光源ホルダと勘合する部材を用いずに、弾性部材のみで構成している。そして、光源ホルダが位置決め面から副走査方向に反力を受けられるような位置決め面となる構成にすることで、光源ホルダの中心軸が、副走査方向に振動するのを防ぐことができる。また、入射部ホルダを筐体に位置決めしているので、光走査装置をコンパクトなものとすることができる。
40 光走査装置
103 入射部ホルダ
111 光源ホルダ
112 レーザチップ
113 光源押圧部材
115 位置決め面

Claims (4)

  1. レーザ光を出射するレーザチップを装着した光源ホルダを支持する支持部材が取り付けられる光走査装置であって、
    前記支持部材は、前記光源ホルダを所定の位置に固定するための位置決め面と、前記支持部材に設置され、前記光源ホルダを前記位置決め面に押圧する押圧部材と、を有し、
    前記位置決め面は、前記支持部材に形成された2つの平面であり、
    前記2つの平面がなす角度は鋭角であり、
    前記2つの平面のうち、1つの平面は、前記レーザ光が被走査面を走査する主走査方向と直交する副走査方向に垂直な平面であることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記支持部材は、前記レーザ光の光軸が前記副走査方向及び前記主走査方向に角度差を有するように、前記位置決め面が前記光源ホルダを位置決めすることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記光源ホルダは、前記支持部材に接着剤により固定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記押圧部材は、板バネであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光走査装置。
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