JP2009150994A - 光学走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のレーザ光源を備える光学走査装置において、光学部品にストレスを与えることなくレーザ光源装置を取り付け、かつレーザ光源装置を安定して固定させることが可能な光学走査装置を提供する。
【解決手段】半導体レーザ31を有するレーザ光源装置50と、レーザ光を偏向走査する回転多面鏡12と、レーザ光の光路上に設けられる光学部品と、回転多面鏡12及び光学部品を収容する光学箱30と、を備え、光学箱30の側面にはトンネル形状の中空部が形成されると共に、レーザ光源装置50が、中空部内に取り付けられる板バネ40に付勢されて中空部内の内壁に押し付けられることで、光学箱30に対して位置決めされる光学走査装置51aであって、レーザ光源装置50は、レーザホルダ33を備え、レーザホルダ33の外周には当接面36と、位置決め基準面34、35が形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、レーザビームプリンタやカラーデジタル複写機等の画像形成装置において、レーザ光を感光体の表面上に高精度に偏向走査する光学走査装置に関する。
従来より、感光体の表面を露光することで形成された静電潜像にシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナーを供給し、各色のトナー像を被転写材に重ね合わせて転写することで所望の画像を得る電子写真方式の画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置には、トナーごとに対応して設けられた感光体の表面上にレーザ光を偏向走査して静電潜像を形成する手段として、光学走査装置が備えられている。光学走査装置は、レーザ光を射出するレーザ光源装置と、射出されたレーザ光を反射、結像するための複数の光学部品と、を有することが一般的である。
また、より良好な画像品質を得るために、光学走査装置には、入力された画像情報に基づいて感光体の表面上に高精度にレーザ光を偏向走査する性能が求められる。
特許文献1には、パーソナルコンピュータ等から入力される画像情報に対応して色毎に分解された変調信号を複数のレーザ光源に入力して、各々のレーザ光源に対応する像担持体(感光体)にレーザ光を射出する構成が開示されている。
さらに特許文献1に開示される走査光学装置は、レーザ光源を保持する保持部材を光学箱に形成された位置決め溝に装着すると共に、隣接する位置決め溝の開口部分が互いに対向するよう形成されることが特徴である。
このように位置決め溝を形成すると、レーザ光源の発熱によってレーザ光源の一部が膨張した場合でも、像担持体上に形成される走査線の位置ずれを抑制することが可能になる。
また、特許文献2には、モータによって回転駆動する回転多面鏡を備える偏向走査装置の構成が開示されている。このような偏向走査装置にあっては、モータが駆動することによって生じる振動が光学部品に伝わり、レーザ光の照射精度が低下するといった問題があった。
これに対して特許文献2に開示される偏向走査装置は、加振部であるモータの近傍の光学箱をトンネル形状とすることで光学箱の剛性を向上させ、モータの振動が光学箱を介して光学部品へ伝わることを低減させる構成を有している。
特開2006−159743号公報 特開平11−52269号公報
しかしながら上記従来の光学走査装置では、以下に示す問題を生じる。
特許文献1に開示される光学走査装置は、複数のレーザ光源を保持する保持部材が、弾性を有する単一の固定部材によって位置決め溝に固定される構成を有する。この構成によれば、位置決め溝の開口部分が互いに対向するように形成されているので、2つの保持部
材が対向しつつ、単一の固定部材によって各々の位置決め溝に押し付けられて固定されることになる。
しかしこの構成によると、一方のレーザ光源装置が動いた場合に、固定部材を介して他方のレーザ光源装置も動いてしまうことになるので、レーザ光の照射精度が低下してしまう。
また、光学走査装置に対してレーザ光源の保持部材を光軸方向に挿入して取り付ける際に、固定部材に付勢されながら保持部材を取り付けることになるので、保持部材に設けられる光学部品がストレスを受けてしまう。
また、図11に示すように、互いに対向する保持部材の間に弾性部材100を介在させ、弾性部材100の反力によってレーザ光源装置110、120を位置決め溝に押し付けて固定する構成も開示されている。しかし、この場合は保持部材どうしの非常に狭い間隔に弾性部材100を介在させることになるので、組み立て性に問題を生じる。
また、レーザ光源装置が光軸中心に回動する必要がある場合、一方のレーザ光源装置を回動させることで、他方のレーザ光源装置の位置ズレを引き起こす可能性がある。
さらに、特許文献1に開示される構成では、レーザ光源装置を組み付ける際に、光学箱の一部を切り欠く必要がある。よって、回転多面鏡のモータが駆動することによって生じる振動がレーザ光源装置に伝わりやすい。
一方で特許文献2には、加振部であるモータ近傍の光学箱の剛性を向上させる構成が開示されているものの、特許文献2には、単一のレーザ光源装置が備えられる構成が開示されているに過ぎない。よって、複数のレーザ光源装置が備えられる場合に、光学箱の剛性を向上させる構成については開示されていない。
以上より、従来例に係る光学走査装置には、複数のレーザ光源装置を備える光学走査装置において、光学部品にストレスを与えることなくレーザ光源装置を取り付け、かつレーザ光源装置を安定して固定させる構成は開示されていない。
上記現状に鑑みて、本発明は、複数のレーザ光源装置を備える光学走査装置において、光学部品にストレスを与えることなくレーザ光源装置を取り付け、かつレーザ光源装置を安定して固定させることが可能な光学走査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、複数のレーザ光源を有するレーザ光源装置と、前記レーザ光源装置から射出されるレーザ光を偏向走査する偏向手段と、前記レーザ光の光路上に設けられる光学部品と、前記偏向手段、及び前記光学部品を収容する光学箱と、を備え、前記光学箱の側面にはトンネル形状の中空部が形成されると共に、前記レーザ光源装置が、前記中空部内に取り付けられる弾性部材に付勢されて前記中空部内の内壁に押し付けられることで、前記光学箱に対して位置決めされる光学走査装置であって、前記レーザ光源装置は、前記複数のレーザ光源を保持するホルダ部材を備え、前記ホルダ部材の外周には、前記レーザ光の射出方向と直交する方向に凸である凸部と、前記中空部内の内壁に当接して、前記光学箱に対して前記レーザ光源装置を位置決めする位置決め基準面と、が形成され、前記レーザ光源装置を前記トンネル形状の中空部内に取り付ける際は、前記凸部を前記弾性部材に当接させないようにして前記中空部内に挿入し、所定の位置まで挿入した後に、前記レーザ光源装置を前記レーザ光が射出される方向と直交する方向に所定角度回転させて前記凸部と前記弾性部材を当接させることで、前記凸部が前記弾
性部材から付勢されて前記位置決め基準面が前記中空部内の内壁に押し付けられ、これにより前記レーザ光源装置が前記光学箱に対して位置決め可能に構成されることを特徴とする。
本発明によれば、複数のレーザ光源装置を備える光学走査装置において、光学部品にストレスを与えることなくレーザ光源装置を取り付け、かつレーザ光源装置を安定して固定させることが可能な光学走査装置を提供することが出来る。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施の形態に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1の実施の形態]
図1〜図6を参照して本発明の第1の実施の形態に係る光学走査装置について説明を行う。
(画像形成装置の全体構成)
図1を参照して本実施の形態における画像形成装置の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態における画像形成装置の概略構成図ある。
本実施の形態における画像形成装置には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)のそれぞれに対応する感光ドラム(像担持体)1Y、1M、1C、1BKが一列に並んで備えられる。
また、各々の感光ドラム1に対してレーザ光を照射して静電潜像を形成する光学走査装置51a、51bが、感光ドラム1に対向して備えられる。光学走査装置51aは、感光ドラム1Y、1Mにレーザ光LY、LMを照射し、光学走査装置51bは、感光ドラム1C、1BKにレーザ光LC、LBKを照射するものである。なお、光学走査装置51a、51bの構成については後に説明する。
画像形成開始の信号が不図示の制御部に入力されると、画像情報に基づいて光学走査装置51a、51bに備えられるレーザ光源装置から、各々のレーザ光源装置に対応する感光ドラム1の表面に対してレーザ光が射出される。なお、レーザ光が射出される前工程において感光ドラム1の表面は、感光ドラム1に接触して設けられる帯電ローラ2Y、2M、2C、2BK(帯電手段)によって一様に帯電されている。
レーザ光が射出された各々の感光ドラム1の表面には、画像情報に基づいた静電潜像が形成される。そして各色のトナーが収容される現像装置4Y、4M、4C、4BKから静電潜像に対してトナーが供給され、各々の感光ドラム1の表面には各色のトナーに対応するトナー像が形成される。
各々の感光ドラム1の表面に形成されたトナー像は、感光ドラム1の回転と共に移動し、感光ドラム1と1次転写ローラ6Y、6M、6C、6BKのニップ部まで搬送される。そこで中間転写ベルト8の上に順次重ね合わせてトナー像が転写され、中間転写ベルト8の上には所望のカラー画像が形成される。なお、中間転写ベルト8上に転写されずに感光ドラム1上に残留したトナーは、各々の感光ドラム1の表面に接触して設けられるクリーニング装置5Y、5M、5C、5BKによって除去される。
中間転写ベルト8上に転写されたカラー画像は中間転写ベルト8の移動と共に搬送され、中間転写ベルト8と2次転写ローラ23のニップ部において、給送トレイ21から給送ローラ22を経て搬送されるシート材Pに転写される。
そしてカラー画像が転写されたシート材Pは、定着器24に搬送され、シート材P上にカラー画像が加圧・加熱定着される。その後、シート材Pは排出トレイ25に排出される。
(光学走査装置の構成)
次に図2を参照して、本実施の形態に係る光学走査装置の構成について説明する。図2は本実施の形態に係る光学走査装置の概略構成を示す斜視図である。
上記で説明したように本実施の形態では、画像形成装置本体に光学走査装置51a、51bが設けられており、光学走査装置51a、51bは同一の構成を有している。よって、ここでは光学走査装置51aの構成についてのみ説明を行うものとする。
光学走査装置51aは、感光ドラム1Yに対してレーザ光LYを射出するレーザ光源装置50Yと、感光ドラム1Mに対してレーザ光LMを射出するレーザ光源装置50Mと、各々レーザ光の光路上に設けられるレンズ等の複数の光学部品を備えている。なお、レーザ光源装置50Y、50Mの構成については後に説明する。
また、光学箱30の底面には、レーザ光源装置50Y、50Mから射出されたレーザ光を偏向走査するための偏向器19a(偏向手段)が備えられ、偏向器19aには、不図示のモータによって回転する回転多面鏡12が設けられる。なお、レーザ光源装置50、偏向器19a、複数の光学部品は、光学箱30に収容されている。
レーザ光源装置50Y、50Mから射出されたレーザ光は、回転多面鏡12の異なる反射面に入射し、各々異なる方向へ反射される。回転多面鏡12によって反射されたレーザ光は、各々1枚目の走査レンズ13Y、13Mを透過し、折り返しミラー14Y、14Mに入射する。
折り返しミラー14Y、14Mのピッチは感光ドラム1Y、1Mのピッチと同一であって、入射されるレーザ光を略45°の角度で反射して、レーザ光を感光ドラム1Y、1Mの方向へ走査する。
折り返しミラー14Y、14Mに反射されたレーザ光は、2枚目の走査レンズ15Y、15Mを透過し、感光ドラム1Y、1Mの表面を走査する。
(レーザ光源装置の構成)
図3〜図6を参照して本実施の形態におけるレーザ光源装置の構成について説明する。図3、図5は、図2におけるW方向からレーザ光源装置50Y、50Mを見たときの概略構成図である。図4は、レーザ光源装置50Y、50Mの断面における概略構成図である。また、図6はレーザ光源装置50Y、50Mの斜視図である。なお、レーザ光源装置50C、50Bkの構成はレーザ光源装置50Y、50Mの構成と同一であるのでその説明は省略し、ここではレーザ光源装置50Y、50Mの構成のみ説明する。
図4に示すように、レーザ光源装置50Y、50Mは、光学箱30の側面に形成されるトンネル形状の中空部内に水平方向に互いに隣り合うようにして設けられる。なお、光学箱に設けられるトンネル形状の中空部は、少なくともレーザ光の射出方向に開口するもの
である。
各々のレーザ光源装置50には、複数の発光点からレーザ光を射出する半導体レーザ31Y、31M(レーザ光源)と、半導体レーザ31から射出されたレーザを略平行にするコリメータレンズ32Y、32Mと、が備えられる。半導体レーザ31Y、31Mと、コリメータレンズ32Y、32Mは、各々レーザホルダ33Y、33M(ホルダ部材)に保持される。
また、レーザ光源装置50Y、50Mは光軸を中心に回転可能に構成され、光軸を中心に回転することで、画像上の副走査方向のピッチ間隔を調整している。
次に光学箱30のトンネル形状の中空部に対するレーザ光源装置50Y、50Mの位置決め方法について説明する。レーザホルダ33Yの外周には、位置決め基準面34Y、35Yが形成され、同様にレーザホルダ33Mの外周には、位置決め基準面34M、35Mが形成される(図3、5、6)。
一方で光学箱30のトンネル形状の中空部の内壁には、レーザ光源装置50Y、50Mが挿入される方向に沿って、略V字状の取り付け基準面41が形成されている。
さらに、光学箱30のトンネル形状部には、弾性部材として板バネ40が取り付けられている。板バネ40は、レーザ光源装置50Y、50Mを光学箱30に対して取り付ける前に、予め光学箱30のトンネル形状部に取り付けられるものである。
そしてレーザ光源装置50Y、50Mを光学箱30に対して位置決めする際は、板バネ40が光源装置50Y、50Mの当接面(凸部)36Y、36Mを付勢して、位置決め基準面34Y、35Y、34M、35Mを取り付け基準面41に押し付ける。なお、レーザ光源装置50Y、50Mに形成される位置決め基準面34Y、35Y、34M、35M、当接面36Y、36Mは、レーザ光の射出方向と直交する方向に凸になるように構成される(図3参照)。
また、レーザ光源装置50Y、50Mの光軸方向の位置決めは、レーザ光源装置50Y、50Mに設けられる位置決め突起部37Y、37Mを光学箱30に接触させることで行う。すなわち、位置決め突起部37Y、37Mが光学箱30に接触する所定の位置まで光学装置50Y、50Mを中空部内に挿入すると、レーザ光源装置50Y、50Mの光軸方向は光学箱30に対して最適な位置に位置決めされることになる(図6参照)。
また、レーザ光源装置50Y、50Mを光学箱30に対して位置決めした状態においては、レーザ光源装置50Y、50Mを光軸中心に±10°回転させても、レーザ光源装置50Y、50Mが光学箱30から脱落しないようにすることが望ましい。すなわち本実施の形態では、レーザ光源装置50Y、50Mを光軸中心に±10°回転させても、位置決め基準面34、35は取り付け基準面41に当接する状態を保ち、当接面(凸部)36は板バネ40から付勢される状態を保つことが可能である。
この構成によれば、図3に示すように当接面36を介してレーザ光源装置50Y、50Mを板バネ40に付勢させ、位置決め基準面34、35を取り付け基準面41に確実に当接させたまま、画像上の副走査方向のピッチ間隔を調整することが出来る。
また、レーザ光源装置50Y、50Mを光学箱30の中空部に挿入する際は、当接面36が板バネ40に当接せず、かつ位置決め基準面34、35が取り付け基準面41に当接しない状態で挿入することが可能である(図5参照)。
そして、位置決め突起部37Y、37Mが光学箱30に接触すると、光学装置50Y、50Mを所定角度回転させ、当接面36が板バネ40を押し込むことで得られる板バネ40の反力によってレーザ光源装置50Y、50Mを光学箱30に装着する。
この構成によれば、板バネ40が各々のレーザ光源装置50Y、50Mを各々独立して付勢することが可能である。また、レーザ光源装置50Y、50Mを挿入する際に、レーザ光源装置50Y、50Mが板バネ40から付勢されることがないので、例えばコリメータレンズ32Y、32M等の光学部品がストレスを受けることがない。すなわち、レーザ光源装置50を取り付ける際に生じる光学部品の位置ズレ、破損等を防ぐことが可能になる。
以上より、本実施の形態によれば、光学部品にストレスを与えることなくレーザ光源装置50Y、50Mを取り付け、かつレーザ光源装置50Y、50Mを安定して固定させることが可能な光学走査装置51aを提供することが可能になる。
[第2の実施の形態]
図7〜図10を参照して本発明の第2の実施の形態に係る光学走査装置80について説明する。本実施の形態に係る光学走査装置80は、2つのレーザ光源装置から4色に分解された画像信号によって、対応する各々の感光ドラム1の表面にレーザ光を照射してフルカラー画像を得る構成である。なお、本実施の形態に係る光学走査装置80が用いられる画像形成装置の全体構成は上記第1の実施の形態と異なるものではないのでその説明は省略し、ここでは光学走査装置の構成のみ説明を行う。
図7は、本実施の形態に係る光学走査装置80の概略斜視図である。本実施の形態に係る光学走査装置は、レーザ光源装置70Y、70Mが図中Z方向(鉛直方向)に並べられることを特徴とする。
図9は、本実施の形態に係る光学走査装置80の概略断面図である。本実施の形態におけるレーザ光源装置70Y、70Mは、複数の発光点からレーザ光を射出する半導体レーザ(レーザ光源)31Y、31Mと、半導体レーザ31から射出されたレーザを略平行にするコリメータレンズ32Y、32Mと、が備えられる。半導体レーザ31Y、31Mと、コリメータレンズ32Y、32Mは、各々レーザホルダ(ホルダ部材)33Y、33Mに保持される。
レーザホルダ33Y、33Mの外周には受部(位置決め基準面)74Y、74Mが形成され、この受部74Y、74Mが光学箱30のトンネル形状の中空部の内壁84に当接し、光学箱30に対して位置決めされる。また、受部74Y、74Mは、レーザ光の射出方向に徐々に直径が小さくなるように構成される。すなわち、レーザホルダ33Y、33Mは先端に行くに従ってその直径が小さくなる先細りの形状を有する。
さらに図10に示すようにレーザホルダ33Yの外周には、部分的にレーザ光の射出方向と直交する方向に凸である板バネ受部60Y(凸部)が形成されており、この部分が板バネ66に付勢される。なお、レーザホルダ33Mにも同様の板バネ受部(不図示)が形成されている。
図8は、本実施の形態におけるレーザ光源装置の概略構成図である。図8に示すように、本実施の形態におけるレーザ光源装置70Y、70Mは、レーザホルダ33Y、33Mに設けられる板バネ受部(凸部)60Y、60Mにおいて板バネ66に付勢される。
板バネ66に付勢されることで、レーザ光源装置70Y、70Mは、光学箱30のトンネル形状の中空部の内壁84に確実に押しつけられる。なお、板バネ66から付勢される板バネ受部60Y、60Mは、トンネル形状の中空部内では、互いに平行になるように保持される。
以上の構成により、レーザ光LY、LMは、水平面となす所定の角度αをもって、隣り合う互いのレーザ光が近づくようにコリメータレンズ32Y、32M、シリンドリカルレンズ68を透過して、回転多面鏡12の同一反射面に入射可能である。
また、本実施の形態におけるレーザ光源装置70Y、70Mの位置決め方法は、上記第1の実施の形態と同様である。すなわち、レーザ光源装置70Y、70Mを取り付ける際には、レーザホルダ33Y、33Mが板バネ66から付勢されない角度で光学箱30のトンネル形状部に挿入し、所定量挿入した後にレーザ光源装置70Y、70Mを所定角度回転させればよい。
この方法によれば、レーザ光源装置70Y、70Mを挿入する際に、レーザ光源装置70Y、70Mが板バネ66から付勢されることがないので、例えばコリメータレンズ32Y、32M等の光学部品がストレスを受けることがない。すなわち、レーザ光源装置70を取り付ける際に生じる光学部品の位置ズレ、破損等を防ぐことが可能になる。
以上より、本実施の形態によれば、光学部品にストレスを与えることなくレーザ光源装置70Y、70Mを取り付け、かつレーザ光源装置70Y、70Mを安定して固定させることが可能な光学走査装置を提供することが可能になる。
さらに、本実施の形態では、振動等により板バネ66がレーザ光の射出方向にずれても、板バネ66がレーザホルダ33Y、33Mの板バネ受部60Y、60Mと確実に当接する状態を保つことができる。すなわち、板バネ66の撓み量は変化しないので、レーザ光源装置70Y、70Mの姿勢を安定させることができる。また、板バネ66の組み付け誤差により生じる付勢力の変動を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、レーザ光源装置70Y、70Mを図中Z方向(鉛直方向)に並べる構成とした。しかし、本発明におけるレーザ光源装置の配置はこれに限られるものではない。
レーザ光源装置70Y、70Mの並び方向を変え、それに伴って板バネ66の加圧方向を変える場合であっても、板バネ66と板バネ受部60Y、60Mが当接する面が図7中Y方向に平行であれば、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
第1の実施の形態における画像形成装置の概略構成図 第1の実施の形態に係る光学走査装置の概略斜視図 第1の実施の形態におけるレーザ光源装置の概略構成図 第1の実施の形態におけるレーザ光源装置の概略断面図 第1の実施の形態におけるレーザ光源装置の概略構成図 第1の実施の形態におけるレーザ光源装置の概略斜視図 第2の実施の形態に係る光学走査装置の概略斜視図 第2の実施の形態におけるレーザ光源装置の概略構成図 第2の実施の形態に係る光学走査装置の概略断面図 第2の実施の形態におけるレーザ光源装置の概略断面図 従来例に係る光学走査装置の概略構成図
符号の説明
12 回転多面鏡
30 光学箱
31 半導体レーザ
34 位置決め基準面
35 位置決め基準面
36 当接面
37 位置決め突起部
40 板バネ
41 取り付け基準面
50a レーザ光源装置
50b レーザ光源装置
51a 光学走査装置
51b 光学走査装置
60 板バネ受部

Claims (3)

  1. 複数のレーザ光源を有するレーザ光源装置と、
    前記レーザ光源装置から射出されるレーザ光を偏向走査する偏向手段と、
    前記レーザ光の光路上に設けられる光学部品と、
    前記偏向手段、及び前記光学部品を収容する光学箱と、
    を備え、
    前記光学箱の側面にはトンネル形状の中空部が形成されると共に、
    前記レーザ光源装置が、前記中空部内に取り付けられる弾性部材に付勢されて前記中空部内の内壁に押し付けられることで、前記光学箱に対して位置決めされる光学走査装置であって、
    前記レーザ光源装置は、
    前記複数のレーザ光源を保持するホルダ部材を備え、
    前記ホルダ部材の外周には、
    前記レーザ光の射出方向と直交する方向に凸である凸部と、
    前記中空部内の内壁に当接して、前記光学箱に対して前記レーザ光源装置を位置決めする位置決め基準面と、
    が形成され、
    前記レーザ光源装置を前記トンネル形状の中空部内に取り付ける際は、
    前記凸部を前記弾性部材に当接させないようにして前記中空部内に挿入し、
    所定の位置まで挿入した後に、前記レーザ光源装置を前記レーザ光が射出される方向と直交する方向に所定角度回転させて前記凸部と前記弾性部材を当接させることで、前記凸部が前記弾性部材から付勢されて前記位置決め基準面が前記中空部内の内壁に押し付けられ、
    これにより前記レーザ光源装置が前記光学箱に対して位置決め可能に構成されることを特徴とする光学走査装置。
  2. 前記中空部には、
    複数の前記レーザ光源装置が、水平方向に隣り合うようにかつ各々の前記レーザ光源装置の光軸が平行になるように設けられ、
    前記偏向手段の異なる反射面に各々の前記レーザ光源装置からのレーザ光が入射可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  3. 前記中空部には、
    複数のレーザ光源装置から射出されるレーザ光が互いに近づく方向に複数の前記レーザ光源装置が傾けて設けられ、
    前記偏向手段の同一の反射面に各々の前記レーザ光源装置からのレーザ光が入射可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
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