JP2020037760A - バイザー用昇降機構付き保護ヘルメット - Google Patents

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Abstract

【課題】効果的かつ構造的に複雑でない方法で保護バイザーを動かすことができる保護バイザーの昇降機構を備える保護ヘルメットを提供する。【解決手段】保護ヘルメット(1)であって、前記昇降機構(10)は、前記硬質外側シェル(2)に移動可能または一体的に取付けられ、または、前記硬質外側シェル(2)の単一片として製作され、かつ、前記前面開口部(3)に対して側部位置に配置された、少なくとも一つのベース部材と、前記保護バイザー(4)のそれぞれの開口に取付けられた少なくとも一つの固定ピンとを備えており、前記ベース部材は、前記固定ピンを回動可能かつ可逆的に収容するようになっている座部を備えており、前記ベース部材の前記座部は、前記固定ピン用の少なくとも1つの弾性対抗部材を備えており、前記ベース部材は、弾性対抗部材に作用して、前記固定ピンを前記座部から取り外すようになっている解錠装置を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばオートバイの分野、特に乗員室のない車両で用いられる保護ヘルメットに関し、ユーザの頭部と発泡ポリスチレンなどの衝撃吸収材料で作られた少なくとも一つの内側シェルとを収容するためのライナーに加えて、ユーザの顔のための前面開口部を有する少なくとも一つの硬質外側シェルと、それぞれの機構により、前面開口部に対して昇降可能なバイザーとを備え、かつ、それぞれの機構により、バイザーをヘルメットに可逆的に保持することができるようになっている保護ヘルメットに関する。
より詳細には、本発明は、複合材料、ポリカーボネート、または別の適切な熱可塑性材料で作られた硬質外側シェルと、通常は透明なポリカーボネートで作られ、それぞれの昇降機構によって、硬質外側シェルに取付けられる少なくとも一つの保護バイザーとを備える保護ヘルメットに関する。この昇降機構は、少なくとも部分的にヘルメットの前面開口部を覆う下降位置と、前面開口部から完全に外れた上昇位置との間で、ヘルメットの保護バイザーを少なくとも回動可能にしている。
当該技術分野において、保護バイザーが所定の軸の周りを回動することができるようにヘルメットの前面開口部に対する保護バイザーの昇降機構を備える、特にオートバイまたは一般的なモータサイクル用の保護ヘルメットが知られている。さらに、このような機構によって、保護バイザーは、中間位置をとることができる。保護バイザーを完全に降下させると、保護バイザーは、外側シェル近くに位置し、ガスケットがあればそこに、または前面開口部を区切るフレームの側部に付着するようになる。保護バイザーを中間位置へ上昇させて、部分的に前面開口部を覆うと、保護バイザーとガスケットとの間、または保護バイザーと前面開口部の側部との間の距離により、ヘルメット内に適切な空気流れを生じさせることができる。一方、保護バイザーを上限まで上昇させると、保護バイザーは、外側シェルに近接するようになり、車両運転時の保護バイザーに当たる気流による衝撃を受ける全体寸法と受圧面が小さくなる。
さらに、同様の昇降機構により、保護バイザーを、完全な下降位置において、上述の前面開口部を囲む外側シェルの端部と同一面とすることができ、同時に、この昇降機構によって、保護バイザー自体を前面開口部から離れるように移動させることにより、ユーザは、これを容易に持ち上げることができる。
以下では、簡単にするために、保護バイザーが、ヘルメットの上述の前面開口部を完全に、またはほぼ完全に覆うときは、ヘルメットの保護バイザーは、完全に下降位置にあるものとし、保護バイザーが、上述の前面開口部に干渉しないか、ほとんど干渉しないときは、保護バイザーは、完全に上昇位置にあるものとする。
種々の公知のバイザーは、効果的ではあるが、構造が複雑である。そのため、製造が難しく、費用がかかってしまう。
さらに、互いに協働しなければならない多数の部材を考えると、保護バイザーをヘルメットに取付けたり、取外したりすることは、ユーザにとって困難なことである。
本発明の課題は、効果的であり、かつ構造的に複雑でない方法で、保護バイザーを動かすことができる保護バイザーの昇降機構を備える保護ヘルメットを提供することである。
本発明の別の課題は、ユーザが保護バイザーを容易にヘルメットに組み立てたり、分解したりすることができる保護バイザーの昇降機構を有する保護ヘルメットを提供することである。
本発明のさらなる課題は、保護ヘルメット自体に容易に実装することができる昇降機構によって、それぞれの保護バイザーの昇降を効果的に操作することができる保護ヘルメットを提供することである。
上述した様々な課題は、以下の一または複数の請求項に係る本発明の実施形態による保護ヘルメットによって達成することができる。特に、第1の独立請求項による保護ヘルメットは、本発明の課題に対応するものあり、好ましい態様は、それに続く従属請求項に記載されている。
本発明の一態様による保護ヘルメットは、ユーザの顔のための前面開口部を定める側衝撃吸収シェルおよび硬質外側シェルと、少なくとも部分的に前記前面開口部を覆う下降位置と、前記前面開口部から外れた上昇位置との間で、少なくとも回動可能な保護バイザーとを備えている。前記保護ヘルメットはさらに、前記保護バイザーの昇降機構(および取付け/取外し機構)を備えており、前記昇降機構は、
前記硬質外側シェルに移動可能または一体的に取付けられ、または、前記硬質外側シェルの単一片として製作され、前記前面開口部に対して側部位置に配置されている、少なくとも一つのベース部材と、
前記保護バイザーのそれぞれの開口に取付けられている、少なくとも一つの固定ピンとを備えている。
前記ベース部材は、前記固定ピンを可逆的に収容するようになっている座部を備えている。特に、前記昇降機構は、前記固定ピン用の少なくとも1つの弾性対抗部材を備えており、前記ベース部材は、前記固定ピンを前記座部から取外すようになっている解錠装置を備えている。より詳細には、前記解錠装置は、前記固定ピンを前記座部から取外すために、前記弾性対抗部材に作用するようになっている。
このように作られた昇降機構は、製作工程が複雑ではないので、簡単に経済的に製作することができる。
特に、固定ピン、弾性対抗部材、および解錠装置の間の相互作用により、保護バイザーがそれぞれの座部に取付けられている状態、および保護バイザーを保護ヘルメットから容易に取り外すことができる状態を、簡単に定めることができる。さらに弾性対抗部材により、保護バイザーを保護ヘルメットに、再び、簡単かつ迅速に取付けることができる。
したがって、本発明は、ヘルメットに保護バイザーを簡単に取付け、取外しができる機構を提供するものである。
本発明の可能な態様によれば、前記解錠装置は、前記ベース部材内で、並進的に移動可能である。
本発明の可能な態様によれば、前記解錠装置は、前記少なくとも一つの弾性対抗部材を、移動および/または変形させるようになっている少なくとも一つの部分、好ましくは少なくとも一つの凸部を備えている。
本発明の可能な態様によれば、前記弾性対抗部材は、バネに拘束されたボディを備えている。
本発明の可能な態様によれば、前記弾性対抗部材は、前記固定ピンと協働するようになっている傾斜面を備えている。これにより、前記固定ピンが前記弾性対抗部材に向かって移動することにより、前記弾性対抗部材の移動および/または変形を引き起こし、前記固定ピンを前記座部に挿入できるようになる。
換言すれば、ユーザが保護バイザーをヘルメットに取付ける際、すなわち、固定ピンをそれぞれの座部に持ってくる際、固定ピンは、弾性対抗部材と接触し、ほとんど抵抗なしに、ユーザは、固定ピンを座部に簡単に挿入することができる。
本発明の可能な態様によれば、前記弾性対抗部材は、前記固定ピンと協働するようになっている結合面を有している。これにより、前記固定ピンが前記座部内に配置されたときに、前記固定ピンと前記結合面との協働によって、前記固定ピンが前記座部から離れるような移動が妨げられ、好ましくは実質的に防止される。
「実質的に防止」とは、保護バイザーにかなりの力を加えることによってのみ、保護バイザーをヘルメットから取り外すことができることを意味する。これは、ヘルメットの変形や破損を引き起こすおそれがあるので、通常のヘルメットでは起こり得ないことである。
本発明の可能なさらなる態様によれば、前記ベース部材は、前記保護バイザーの一つ以上の突起と協働するようになっている歯部を備えている。これにより、バイザーの中間開口位置を定めることができる。
本発明の可能なさらなる態様によれば、前記ベース部材は、前記硬質外側シェルに作られた、または前記硬質外側シェルに一体的に取付けられたハウジング部を備えており、前記ボディは、好ましくは回動可能に、前記ハウジング部に取付けられている。これにより、前記バイザーにさらなる自由度を与えている。
本発明の一実施形態による保護ヘルメットの側面図である。 図1の保護ヘルメットの保護バイザーの昇降機構の斜視図である。 図2に示す保護バイザーを反対側から見た斜視図である。 (a)は、図2に示す昇降機構のベース部材の詳細図であり、(b)は、(a)の一部を示す拡大図である。 (a)は、図4に示す昇降機構のベース部材を反対側から見た詳細図であり、(b)は、弾性対抗部材の拡大図であり、(c)は、保護バイザーと協働する固定ピンおよび第1磁気結合部材の詳細図である。 保護バイザーの部分詳細図である。 ベース部材のガイドの拡大図である。 硬質外側シェルに対する保護バイザーの拘束位置における、図6aのガイドと保護バイザーのフックピンとの結合状態を示す模式図である。 硬質外側シェルに対する保護バイザーの非拘束位置における、図6aのガイドと保護バイザーのフックピンとの結合状態を示す模式図である。 保護バイザーの固定ピンと硬質外側シェルの座部との結合前の工程を示す図である。 保護バイザーの固定ピンと硬質外側シェルの座部との結合中の工程を示す図である。 保護バイザーの固定ピンと硬質外側シェルの座部との結合後の工程を示す図である。 図7aの工程の模式図である。 図7bの工程の模式図である。 図7cの工程の模式図である。 図1のB−B面に沿う図1の保護ヘルメットの部材の部分断面図であり、保護バイザーを保護ヘルメットから分離して示している。 図1のA−A面に沿う図1の保護ヘルメットの部材の部分断面図である。 代替実施形態の固定ピンを示す図である。 図10の固定ピンと結合するボディを示す図である。 図10および図11の固定ピンとボディとの結合を示す模式図である。 図10および図11の固定ピンとボディとの結合を示す模式図である。
添付図面を参照して、本発明の様々な態様を、例示として、かつ、如何なる限定を付すことなく、詳細に説明する。
添付図面に示す、好ましくは、公知の技術によるオートバイまたはスノーモービルなどの乗員室のない車両での使用に適する本発明による保護ヘルメット1は、例えば、ポリカーボネートまたはABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)、またはガラス繊維、または炭素繊維またはアラミド繊維(すなわち、ケブラー(登録商標))製の硬質外側シェル2を備えている。硬質外側シェル2(以下「シェル2」ともいう)は、一般に発泡ポリスチレンなどの衝撃吸収材料で作られた層(図示されていない「内側シェル」とも呼ばれる)で内部が覆われている。詳細は記載していないが、例えば、発泡ゴムのようなライナーが保護ヘルメット1の内側に設けられ、ユーザに快適さを与えている。
保護ヘルメット1におけるユーザの顔、特に少なくとも目が覆われない部分に少なくとも一つの前面開口部3が、シェル2に設けられている。この前面開口部3は、ヘルメットのシェル2に回動可能に取付けられている透明な保護バイザー4によって、少なくとも部分的に覆われている。
保護バイザー4(以下、「バイザー4」ともいう)は、通常、ポリカーボネートなどの高分子材料で作られており、バイザー4自体の昇降機構10によって、保護ヘルメット1の硬質外側シェル2に取付けられている。特に、この昇降機構(簡単に「機構10」とも呼ぶ)により、ヘルメット1の前面開口部3を部分的に、好ましくは完全に覆う位置と、この前面開口部3から完全に、またはほぼ完全に外れた位置との間で、保護バイザー4を昇降させることができる。周知のように、保護バイザー4による上述の覆う位置は、バイザー4が完全に下降した位置と一致しており、一方、上述の外れた位置は、バイザー4が完全に上昇した位置と対応している。
昇降機構10は、シェル2に移動可能にまたは一体的に取付けられているか、または少なくとも部分的にシェル2との単一片として製作されている少なくとも一つのベース部材12を備えている。この昇降機構10は、前面開口部3に対して側部位置に配置されている。
ベース部材12は、いくつかの構成要素で構成されている。このような構成要素の少なくとも一部は、シェル2の単一片として製作することも、シェル2に一体的に取付けることもできる。
図示の実施形態では、ベース部材12は、シェル2に設けられたハウジング部15に取付けられたボディ13を備えている。ボディ13は、ハウジング部15に対して限定された自由度で、回動可能に取付けられている。弾性復帰部材132は、ボディ13とハウジング部15との相対回動を調整している。可能な実施形態では、ボディ13は、欧州特許出願公開第3132702号明細書に記載されているものと同様の方法で、ハウジング部15に回動可能に取付けられている。
蓋片14は、ボディ13を覆うようになっている。蓋片14は、バイザー4に一体的に取付けられる固定ピン41(以下に詳述する)の少なくとも一部が通過できるように穿孔されていることが好ましい。
上述のように、図示の解決策は、本発明によるヘルメット1の可能な実施形態にすぎない。さまざまに変更することが可能である。例として、いくつかの代替可能な実施形態を以下に列挙する(この列挙したものが全てであると考えるべきではない)。
一つの変形例では、蓋片14は存在しない。
さらなる変形例では、蓋片14は、ボディ13と一体として製作される。
さらなる変形例では、ハウジング部15は、シェル2とは別の部材であり、一般にシェル2に一体的に取付けられている。
さらなる変形例では、ボディ13は、ハウジング部15に一体的に取付けられている。
さらなる変形例では、ボディ13は、シェル2との単一片として製作されている。
さらなる変形例としては、上述の変形例の特徴を組み合わせたものがある。
一般に、ベース部材12は、シェル2に取付けられ、固定ピン41を回動可能に、かつ可逆的に保持するように設計されている。
以下に詳述する固定ピン41(以下「ピン41」ともいう)と協働するために、ベース部材12は、ピン41を可逆的に収容するか、または何らかの方法で保持するようになっている少なくとも一つの座部130を備えている。特に、座部130は、ピン41を可逆的に保持しているにもかかわらず、ピン41がベース部材に対して回動できるように成形されている。一般に、このような効果は、固定ピン41と座部130との間でスライドできるようにすることにより達成される。
座部130は、少なくとも一つの弾性対抗部材131を有することが好ましい。図示の実施形態では、互いに対向して配置された2つの弾性対抗部材131が存在する。
「弾性対抗部材」は、弾性的に移動可能および/または弾性的に変形可能な(または何らかの方法で弾性的に変形する)部材のことである。
図示の実施形態では、弾性対抗部材131は、バネ部材である。特に、好ましい実施形態によれば、弾性対抗部材131は、バネ131bに拘束されるボディ131aを有している。そのため、ボディ131aは移動可能であるが、その動きは、バネ131bによって拘束される。一般にバネ131bは、弾性対抗部材131を座部130の「閉」位置、すなわち、弾性対抗部材131を変位させることなく、ピン41を座部130に挿入したり、取り出したりすることができない位置に押し付けている。
弾性対抗部材131は、ピン41に接触すると、ピン41がシェル2に向かって移動できるように、かつ、ピン41が座部130に入ることができるように(すなわち、抵抗しないか、または、ほとんど抵抗しないように)成形されていることが好ましい。さらに、弾性対抗部材131は、ピン41が座部130の内側にある場合に、ピン41とシェル2とが離隔する動きに抵抗するように成形されている。好ましくは、このような目的のために、弾性対抗部材131(以下、「対抗部材」ともいう)はフレアー状であり、一般に、ヘルメットの外側に面する(すなわち、シェル2に面しない)傾斜面S1(特に、図7a〜図7fに示している)が設けられている。ピン41がシェル2に向かって移動する方向で、ピン41と弾性対抗部材131とが接触することにより、弾性対抗部材131は、離隔していく。特に、図示の実施形態では、ピン41は、各弾性対抗部材131の傾斜面S1に沿ってスライドし、バネ131bの作用に対抗して弾性対抗部材131を引き離す。傾斜面S1は、一般に、弾性対抗部材131のボディ131aに配置されている。
図示の実施形態では、以下に詳述するように、ピン41は、フランジ部41a、または対抗部材131と協働するようになっている突起または部分を有している。特に、図7a〜図7fに示すように、ピン41がシェルに向かって移動する際に、フランジ部41aは、対抗部材131の傾斜面S1を押し付ける。これにより、対抗部材131を超えることができるように、バネ131bの作用に逆らって、対抗部材131を離隔させる。ピン41が座部130の内側にある場合(図7cおよび模式図7fに示すように)、シェル2からピン41が離隔する恐れ(つまり、図7cおよび図7fの向きを考慮した右への動き)は、対抗部材131とピン41との間、特に、ピン41と対抗部材131の結合面S2との係合によって妨げられる。このような結合面S2は、フランジ部41aと結合すると、フランジ部41aに干渉するように配置され、一般に、フランジ部41aとほぼ平行な配置となる。
上記の説明は、弾性変形可能であれば、バネを備えていない弾性対抗部材131にも適用することができる。換言すれば、ピン41と弾性対抗部材131との間の結合は、実質的にスナップ結合、または形状結合とすることができる。例えば、第1の面(傾斜面S1に類する面)は、座部130に向かうピン41の動きによって変形することができ、ピン41が進入しやすくなっている。一方、第2の面(結合面S2に類する面)は、ピン41が座部130の内側にあるときには、ピン41に対して実質的に変形せずに結合することが可能であり、ピン41が外れることに対抗することができる。
ベース部材12は、座部130からピン41を取り外すことができるようになっている解錠装置16を備えている。
解錠装置16は、その動きが座部130(特に弾性対抗部材131)に作用するように移動可能であり、ピン41を座部130から取り外すことができることが好ましい。特に解錠装置16は、シェル2に対して少なくとも移動可能であることが好ましい。
可能な態様によれば、解錠装置16は、ユーザが解錠装置16を握って操作することができるハンドル16bまたは同様の部材を備えている。
図に示す実施形態を参照して、解錠装置16は、弾性対抗部材131の少なくとも一つの傾斜壁(または部分的な傾斜壁)131c(図5b)と協働するようになっている少なくとも一つの凸部16a(図4b)を備えていることが好ましい。一般に、凸部16aの数は、弾性対抗部材131の数と等しい。図4、図5には、2つの弾性対抗部材131と解錠装置16の2つの凸部16aが示されている。
解錠装置16を(図4bに示されている向きで下向きに)動かすことにより、凸部16aは、弾性対抗部材131の傾斜壁131cに作用して、それらを引き離す。可能な態様によれば、解錠装置16は、ピン41自体の軸方向への移動を促進する突起部16dを備えている。特に、ピン41が弾性対抗部材131から取り外された後、突起部16dは、ピン41にあるフランジ部41aの下部に接触するようになる。弾性対抗部材131の結合面S2によってもたらされる障害は、もはや存在せず、これらの突起部16dとピン41との間の結合により、バイザーの外側に向かう軸方向の移動が起こり、その結果、バイザーは、徐々に移動し、座部130から取り出される。
座部130からピン41を取り外すことができる方向への解錠装置16の動きは、バネ16cまたは同様の弾性装置によって阻止されることが好ましい。解錠装置16は、ボディ13と蓋片14との間に設置されていることが好ましい。このように、解錠装置16が操作されないときは、自動的に蓋片14の下に配置されたままとなり、突起部16dは、バイザー4のピン41が座部130に進入することを妨げることはない。
しかし、所与の閾値を超える力を加えることにより、ピン41を座部130から取り外すことが可能な実施形態があり、これにより、弾性対抗部材131を移動および/または変形させることができる。安全上の理由から、バイザー4がシェル2から取り外されないようにするために、このような力は、十分に大きくなければならない。このような実施形態では、解錠装置を省略することができる。
可能な実施形態によれば、ベース部材12は、バイザー4の一つ以上の突起4bと協働するようになっている歯部133を備えている。突起4bと歯部133との結合により、シェル2に対して、バイザー4が安定した角度位置を取ることができる。バイザー4に所定の閾値を超える力を作用させることにより、歯部133を弾性的に移動および/または変形させることができる(たとえば、バネ133aを圧縮することにより)。これにより、バイザー4は、上述の安定した位置に移動できるようになる。
さらに、ベース部材12には、バイザー4のフックピン4cと協働するようになっているガイド151を設けることが好ましい。フックピン4cは、側面視において、ほぼ「L字状」であり、フックピン4cの一部がガイド151に結合するようになっていることが好ましい。特に、ガイド151は、長さ方向に沿って深さが変化する溝151aを有している。フックピン4cは、バイザーの単一片として製作されてもよく、またはバイザーに取付けられた部材であってもよい。
このように、フックピン4cは、図6bに模式的に示されているように、その一部(一般に「L」の短辺)が少なくとも部分的に溝151aに入るように、ガイド151と結合している。このような状態において、フックピン4cとガイド151の溝151aとの結合により、バイザー4とシェル2とが偶発的に分離してしまうことを防止している。溝151aは、図6cに模式的に示されているように、バイザー4が最大開口位置にあるときに、その高さがゼロになるように成形されている。この状態では、フックピン4cは、ガイド151に拘束されていない。その代わりに、バイザー4が他の位置にいるときは、シェル2とバイザー4との間の離隔する動きを防止するために、フックピン4cと溝151aとの間は、結合していることが好ましい。このようにして、バイザー4が最大開口位置にあるときにのみ、シェル2からバイザー4を取り外すことができる。
可能な態様によれば、溝151aは、フックピン4c(ひいてはバイザー)の所定の位置を定めるようになっている空洞を設けてもよい。このような位置は、一般に、十分な安定性を有しているため、フックピン4cを空洞の一つから外すには、大きな力が必要である。
ピン41は、例えばバイザー4のそれぞれの開口4aに挿入することにより、バイザー4に一体的に取付けることができる。さらに、ピン41は、座部130と協働することにより、選択的にバイザー4をシェル2に取付け、かつシェル2から取り外すことができる。
上述のように、可能な実施形態では、ピン41は、座部130の弾性対抗部材131と実質的に「スナップフィット」方式で、ピン41を選択的に拘束および解放するようになっているフランジ部41aを有している。
図に示す、可能な実施形態では、ピン41は、中空円筒部材41cが突出する実質的に平面的な基部41bを有している。フランジ部41aは、中空円筒部材41cの外壁に設けられている。「フランジ部」とは、中空円筒部材41cから側方に突出する任意の部分または突起を意味している。
可能な変形例では、ピン41に溝を設け、そこに、例えばスナップ結合によって、関連する弾性対抗部材131の一部を結合させることができる。
可能な態様によれば、昇降機構10は、少なくとも第1および第2の磁気結合部材11a、11bを備えている。一般に、2つの磁気結合部材11a、11bの少なくとも一方は、磁石であり、他方の部材は、磁性材料または強磁性材料で作ることができる。説明の便宜上、このような部材を、今後、「磁性部材」と呼ぶこともあるが、このような部材の一つを、実際には、少なくとも部分的に強磁性材料で作ることができることを除外するものではない。
第1の磁性部材11aは、固定ピン41に取り付けられているか、ピン41の単一片として製作されている。図示の実施形態では、第1の磁性部材11aは、ピン41の中空円筒部材41cの内側に挿入された磁石である。ピン41の一部が、磁性材料または強磁性材料でできていてもよい。このような実施形態は、「ピン41の単一片として製作された磁性部材」の範疇に含まれる。
第2の磁性部材11bは、ベース部材12に取り付けられているか、ベース部材12の単一片として製作されている。図示の実施形態では、第2の磁性部材11bは、ベース部材12の蓋片14に取り付けられた磁石である。
バイザー4がシェル2に組み立てられたときに、磁性部材11a、11bは、この2つの磁性部材が互いに引き合うように、十分近接するように配置されているので、バイザー4がシェル2から外れることに対抗するようになる。
特に、上述の好ましい態様によれば、ピン41を、座部130の内側に挿入するために、弾性対抗部材131を移動および/または変形させなければならない。したがって、ピン41が座部130の近くに配置されたときに、2つの磁性部材11a、11bの間の引力が、弾性対抗部材131の抵抗よりも大きくなるように、磁性部材を成形および配置することが好ましい。換言すれば、2つの磁性部材11a、11bを互いに近づけることにより、さらなる外力を加えることなく、特に、ユーザが押す必要もなく、確実にピン41を座部130に挿入することができる。
図10〜図12bに示す可能な実施形態では、フランジ部41aは、少なくとも一つの歯134と協働している。2つ以上の歯134があることが好ましい。以下の説明では、簡単にするために、2つの歯134の場合を説明する。しかし、異なる数、すなわち、2より多い数の歯134の場合でも、単一の歯134の場合でも、適用することができる。ピン41は、歯134(または単一の歯134)に対して回動可能であるので、歯134がフランジ部41aと結合し、ピン41がシェル2から離隔するのを妨げるフランジ部41aと歯134との間の相対位置、および離隔する動きが妨げられない相対位置を規定することができる。
歯134は、ベース部材12、好ましくはボディ13に一体的に取付けられている。フランジ部41aは、歯134に位置することができる欠落部41bを有している。特に、ピン41が座部130に挿入するためにシェル2に向かって移動するときに、歯134は、フランジ部41aの欠落部41bに位置するようにベース部材12に配置されている。したがって、ピン41の動きは、歯134によって妨げられることはない。一般に、歯134と欠落部41bとが一致することは、バイザー4が全開した位置で生じる。続いて、ピン41が座部130に挿入され、バイザー4が少なくとも部分的に閉じられると、歯134(特に歯134のヘッド部)は、フランジ部41aと位置するようになる。こうして、ピン41は、歯134とピン41のフランジ部41aとの係合によっても、シェル2から離隔することが妨げられている。
図10〜図12bには、ヘルメット1の一部の部材のみが示されている。他の部材は、図1〜図9の実施形態のものと実質的に同一である。歯134に十分なスペースを確保するために、他の部材に小さな形状変更を加えてもよい。
使用に際し、バイザー4は、初めに、シェル2から取り外されている。次に、バイザー4をシェル2に近づけ、ピン41をそれぞれの座部130の近くに持ってくる。
上述のように、好ましい態様によれば、このような接近により、バイザー4を自動的にシェル2に留めることができる。実際、2つの磁性部材間の引力により、ピン41は、座部130に入ることができる。特に、上述の好ましい実施形態を参照して、磁性部材11a、11b間の引力により、ピン41が座部130の弾性対抗部材131を移動および/または変形させることができる。
このような状況を図7a〜図7cに示し、図7d〜図7fにさらに模式化して示している。図7aおよび7dでは、ピン41は、座部130の近くに配置されている。図7bおよび図7eでは、ピン41は、座部130にさらに近づき、弾性対抗部材131と接触して、それらを動かして、引き離す。特に、図示の実施形態によれば、フランジ部41aは、弾性対抗部材131の傾斜面S1と協働している。
図7cおよび図7fでは、ピン41は、確実に座部130に入り込んでいる。特に、図示の実施形態では、フランジ部41aは、弾性対抗部材131を越えている。こうして、バイザー4は、シェル2に回動可能に取付けられている。
ピン41を座部130内で回動させることができる。バイザー4をシェル2から取り外すことが必要なときは、常に、ピン41を座部130から取り外さなければならない。通常、座部130は、そのような動きを妨げている。図示の実施形態では、ピン41は、図7cの状態にある。バイザー4がシェル2から離隔する恐れのある動き(すなわち、図7cの向きを考慮した右への動き)は、フランジ部41aと弾性対抗部材131の結合面S2との間の係合によって妨げられる。
図に示され、本明細書で詳細に説明されている実施形態では、弾性対抗部材に傾斜面S1が設けられ、ピン41の側面は、ピン自体の軸にほぼ平行であることに留意すべきである。代替および同等の実施形態では、ピン41にも(またはピン41にのみ)傾斜面が設けられている。したがって、図示されているものに対して、動く方向が逆になるような代替的、等価的な解決案を提供することが可能である。
そのため、ピン41を動かせるようにするために、ユーザは、解錠装置16を操作することが好ましい。
図示の実施形態では、ユーザは、ハンドル16bを操作して解錠装置16を押下する。このようにして、凸部16aが弾性対抗部材131の傾斜壁131cと接触し、それらを引き離す。これにより、弾性対抗部材131は、ピン41を座部130から取り外し、ひいてはバイザー4をシェル2から取り外せるように十分に間隔を空けている。解錠装置16を押下し続けることにより、突起部16dがピン41に作用し始め、バイザー4を座部130から軸方向に移動させ、すなわち、昇降機構10からバイザー4を取り外すように作用する。
さらに、図示の実施形態では、解錠装置16の操作は、バイザー4がその最大開口位置にあるときにのみ行うことができる。この構成では、フックピン4cは、溝付きガイド151によって拘束されていないため、バイザー4をヘルメットの昇降機構10から確実に取り外すことができる。
図10〜図12bの実施形態を参照して、バイザーの閉位置では、上述の部材に加えて、歯134とフランジ部41aの係合も、バイザーの取り外しを妨げている。代わりに、バイザーの開位置では、歯134は、欠落部41bと位置するようになっているため、ピン41の移動は、歯134によって妨げられることはない。
1 保護ヘルメット
2 硬質外側シェル(シェル)
3 前面開口部
4 保護バイザー(バイザー)
4a 開口
4b 突起
4c フックピン
10 昇降機構
11a 第1磁気結合部材(磁性部材)
11b 第2磁気結合部材(磁性部材)
12 ベース部材
13 ボディ
14 蓋片
15 ハウジング部
16 解錠装置
16a 凸部
16b ハンドル
16d 突起部
41 固定ピン(ピン)
41a フランジ部
41b 欠落部
41c 中空円筒部材
130 座部
131 弾性対抗部材(対抗部材)
131a ボディ
131b バネ
131c 傾斜壁
132 弾性復帰部材
133 歯部
134 歯
151 ガイド
151a 溝
S1 傾斜面
S2 結合面

Claims (11)

  1. 硬質外側シェル(2)と、
    ユーザの顔のための前記硬質外側シェルの前面開口部(3)と、少なくとも部分的に前記前面開口部(3)を覆う下降位置と、前記前面開口部(3)から外れた上昇位置との間で、少なくとも回動可能な保護バイザー(4)と、前記保護バイザー(4)を昇降させるための昇降機構(10)とを備える保護ヘルメット(1)であって、
    前記昇降機構(10)は、
    ・前記硬質外側シェル(2)に移動可能または一体的に取付けられ、または、前記硬質外側シェル(2)の単一片として製作され、かつ、前記前面開口部(3)に対して側部位置に配置されている、少なくとも一つのベース部材(12)と、
    ・前記保護バイザー(4)のそれぞれの開口(4a)に取付けられる、少なくとも一つの固定ピン(41)とを備えており、
    前記ベース部材(12)は、前記固定ピン(41)を回動可能かつ可逆的に収容するようになっている座部(130)を備えており、
    前記ベース部材(12)の前記座部(130)は、前記固定ピン(41)用の少なくとも1つの弾性対抗部材(131)を備えており、
    前記ベース部材(12)は、前記弾性対抗部材(131)に作用して、前記固定ピン(41)を前記座部(130)から取り外すようになっている解錠装置(16)を備えていることを特徴とする保護ヘルメット(1)。
  2. 前記ベース部材(12)は、ボディ(13)と、前記ボディ(13)に取付けられた蓋片(14)とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の保護ヘルメット(1)。
  3. 前記解錠装置(16)は、前記ベース部材(12)内で、並進的に移動可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の保護ヘルメット(1)。
  4. 前記解錠装置(16)は、前記少なくとも1つの弾性対抗部材(131)を移動および/または変形させるような部分、好ましくは少なくとも1つの凸部(16a)を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の保護ヘルメット(1)。
  5. 前記弾性対抗部材(131)は、バネ(131b)に連結されたボディ(131a)を備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の保護ヘルメット(1)。
  6. 前記弾性対抗部材(131)に近づく前記固定ピン(41)の移動により、前記弾性対抗部材(131)の移動および/または変形を引き起こし、前記固定ピン(41)を前記座部(130)に挿入できるようにするために、前記弾性対向部材(131)は、前記固定ピンと協働するようになっている傾斜面(S1)を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の保護ヘルメット(1)。
  7. 前記弾性対抗部材(131)は、前記固定ピン(41)と協働する結合面(S2)を有しており、前記固定ピン(41)が前記座部(130)に挿入されたときに、前記固定ピン(41)と前記結合面(S2)との協働によって、前記座部(130)から離れる前記固定ピン(41)の移動が妨げられ、好ましくは実質的に防止されるようになっていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の保護ヘルメット(1)。
  8. 前記少なくとも一つの固定ピン(41)を軸方向に移動させて、前記バイザー(4)を前記昇降機構(10)の前記座部(130)から遠ざけるようにするために、前記解錠装置(16)は、前記固定ピン(41)と協働するようになっている少なくとも一つの突起部(16d)を備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の保護ヘルメット(1)。
  9. 前記ベース部材(12)は、前記バイザー(4)の一つ以上の突起(4b)と協働するようになっている歯部(133)を備えていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の保護ヘルメット(1)。
  10. 前記ベース部材(12)は、前記硬質外側シェル(2)に作られた、または前記硬質外側シェル(2)に一体的に取付けられたハウジング部(15)を備えており、前記ボディ(13)は、好ましくは回動可能に、前記ハウジング部(15)に取付けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の保護ヘルメット(1)。
  11. 前記昇降機構(10)は、少なくとも第1および第2の磁気結合部材(11a、11b)を備えており、前記第1の磁気結合部材(11a)は、前記固定ピン(41)に取り付けられているか、前記固定ピン(41)の単一片として製作されており、前記第2の磁気結合部材(11b)は、前記ベース部材(12)に取り付けられているか、前記ベース部材(12)の単一片として製作されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の保護ヘルメット(1)。
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