JP2020037535A - 二酸化炭素メタン化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】CO2からCH4を生成するCO2メタン化システムにおいて、システムの省エネルギー化およびコストの低減を実現できるCO2メタン化システムを提供する。【解決手段】本発明の二酸化炭素メタン化システムは、二酸化炭素からメタンを生成する二酸化炭素メタン化触媒を含む触媒塔(12)と、触媒塔(12)に二酸化炭素を含む気体を供給する二酸化炭素供給装置(11)とを有し、二酸化炭素メタン化触媒は、酸素を分解可能であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、二酸化炭素メタン化システムに関する。
地球温暖化等の環境汚染を防止するためには、二酸化炭素(CO)の排出量を削減することが重要である。COの排出を抑制するためには、分離回収したCOを地中に貯留する等の手段がとられることが多い。一方、再生可能エネルギーの導入促進に伴い、余剰電力が増加する傾向にある。
水素(H)は、主に水の電気分解により得られるため、余剰電力を利用することで安価に大量のHを合成することが可能となる。このようにして得られたHと分離回収したCOとを用いて、メタン(CH)を初めとする燃料へ変換することで、COを貯留せずに有効利用することができる。
特許文献1には、正方晶ジルコニア系担体にNi及び/又はCoを担持してなる二酸化炭素メタン化用触媒において、該正方晶ジルコニア系担体は、Y,La,Ce,Pr,Nd,Sm,Gd,Tb,Dy,Eu,Mg及びCaよりなる群から選ばれる1種又は2種以上の安定化元素を含み、該ジルコニア系担体中の該安定化元素の含有量が、Zrと安定化元素との合計に対して15原子%以下であり、Ni及び/又はCoの担持量が、Zrと安定化元素とNi及び/又はCoとの合計に対して5〜50原子%であることを特徴とする二酸化炭素メタン化用触媒が記載されている。
特開2000−254508号公報
メタン発酵装置からの排ガスのように、酸素(O)が共存するガス中のCOからCHを含むガスを生成する場合、この生成ガス中にはCHに加えてOが含まれる。しかしながら、得られた生成ガスを都市ガス等に利用するためには、生成ガスからOを除去することが必要となる。そこで、従来は、COをCHに変換する触媒塔の後段に、生成ガス中のOを除去するための装置(H燃焼触媒等)を設けていたが、システムの省エネルギー化およびコストの低減の観点で、このような装置を省略できるCOメタン化システムの開発が望まれていた。
上記特許文献1では、反応ガスとしてCOとHをCO:H=1:1〜4の割合で混合したガスが開示されている。しかしながら、反応ガス中にOを含むことは記載が無い。すなわち、COおよびHのみを含む反応ガス中での触媒のCOメタン化活性が検討されているが、Oが共存する反応ガスに対しての触媒活性については確認されていない。また、生成ガスからOを除去する構成については開示も示唆も無い。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、COからCHを生成するCOメタン化システムにおいて、システムの省エネルギー化およびコストの低減を実現できるCOメタン化システムを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、二酸化炭素からメタンを生成する二酸化炭素メタン化触媒を含む触媒塔と、触媒塔に二酸化炭素を含む気体を供給する二酸化炭素供給装置とを有し、二酸化炭素メタン化触媒は、酸素を分解可能であることを特徴とする二酸化炭素メタン化システムである。
本発明のより具体的な構成は、特許請求の範囲に記載される。
本発明によれば、システムの省エネルギー化およびコストの低減を実現できるCOメタン化システムを提供することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明のCOメタン化システムの第1の形態の模式図 図1の触媒塔が備える触媒の一例の模式図 図1の触媒塔が備える触媒の他の一例の模式図 本発明のCOメタン化システムの第2の形態の模式図 本発明のCOメタン化システムの第3の形態の模式図 本発明のCOメタン化システムの第4の形態の模式図 本発明のCOメタン化システムの第5の形態の模式図 本発明のCOメタン化システムの第6の形態の模式図 本発明のCOメタン化システムの第7の形態の模式図 本発明のCOメタン化システムの第8の形態の模式図 実施例のCO転化率と触媒入口温度との関係を示すグラフ 実施例のCH選択率と触媒入口温度との関係を示すグラフ
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。ただし、ここで取り上げた実施形態に限定されることはなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜組み合わせや改良が可能である。
図1は本発明のCOメタン化システムの第1の形態の模式図である。図1に示すように、第1の形態のCOメタン化システムは、COからCHを生成するCOメタン化触媒を含む触媒塔12と、触媒塔12にCOを含む気体を供給するCO供給装置11と、触媒塔12にHを供給するH供給装置14とを有する。
CO供給装置11は、CHの原料となるCOを触媒塔12に供給する装置であり、メタン発酵装置等を用いることができる。また、H供給装置14は、CHの原料となるHを触媒塔12に供給する装置であり、水(HO)の電気分解装置等を用いることができる。
第1の形態のCOメタン化システムは、触媒塔12に設けられる触媒が、COをメタン化する能力を有するとともにOを分解する能力を有する新規な触媒である。このような構成によって、CO供給装置11から触媒塔12に供給されるCOを含む気体(反応ガス)にOが含まれる場合であっても、COをCHに転化することができ、触媒塔12から排出されるCHを含むガス(生成ガス)中のO濃度を低減できるものである。したがって、O除去装置を別に設ける必要が無く、システムの省エネルギー化およびコストの低減を図ることができる。
図2Aは図1の触媒塔が備える触媒の一例の模式図である。以下に、O共存ガスを原料とし、Hを用いてCOをCHへ変換するのに好適な新規触媒の1例について説明する。
図2Aにおいて、COメタン化触媒100は、担体1の表面に触媒成分2(第1の触媒成分)が担持された構成を有している。担体1は、Ce、La、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびLuのうち少なくともいずれか1種類を含む。触媒成分2は、少なくともNiを含む。
図2Bは図1の触媒塔が備える触媒の他の一例の模式図である。本図に示すCOメタン化触媒110は、担体1の表面に触媒成分2が担持され、かつ、追加成分3(第2の触媒成分)が担持された構成を有している。担体1は、図2Aと同様に、Ce、La、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびLuのうち少なくともいずれか1種類を含む。触媒成分2も、図1Aと同様に、少なくともNiを含む。そして、追加成分3は、Pt、RhおよびPdのうち少なくともいずれか1種類を含む。
本発明の触媒系におけるCOメタン化反応は、次のメカニズムで進行すると考えている。まず、触媒表面にCO及びHが吸着する。COは、下記反応式(1)のようにOが引き抜かれて一酸化炭素(CO)となり、更に下記反応式(2)のようにCOとHが反応してCHが生成する。下記反応式(1)及び(2)の反応を合わせて、下記反応式(3)のように表すことができる:
CO+H→CO+H …反応式(1)
CO+3H→CH+HO …反応式(2)
CO+4H→CH+2HO …反応式(3)
触媒表面へのCO及びHの吸着量が少ない場合、上記反応式(1)〜(3)の反応が進行しない。また、上記反応式(1)の反応速度が遅い場合、COがCHやCOに変換されずにCOのまま排出される。上記反応式(2)の反応速度が遅い場合、COから変換されたCOがCHに変換されずにCOとして排出される。
図2Aに示すメタン化触媒100は、担体を構成する元素(担体成分)としてCe、La、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびLuのうち少なくともいずれか1種類を含む場合、CO吸着量やOを引き抜く量が増加するため、上記反応式(1)の反応が促進される。
触媒成分2としてNiを含む場合、H吸着量が増加するため、上記反応式(1)〜(3)の反応が促進される。また、図2Bに示すメタン化触媒110は、追加成分3としてPt、RhおよびPdのうち少なくともいずれか1種類を含む場合、Oを引き抜く速度が速くなるため、上記反応式(1)の反応が促進される。
触媒成分2の量は、担体1の有効成分100質量部に対して0.1〜40質量部の範囲にあることが好ましい。ここで、「質量部」は、各成分のグラム換算での含有比率を表したものである。また、「0.1〜40質量部」のように記載した場合、「0.1質量部以上40質量部以下」を意味するものとする。
また、追加成分3の量は、担体1の有効成分100質量部に対して0.1〜1質量部の範囲にあることが好ましい。以下の記載においては、単に「質量部」を用いて表示した場合は、担体1の有効成分100質量部に対する値を意味する。ここで、「担体1の有効成分」とは、担体1に含まれる有効成分を結合するためにバインダ成分等の添加物が用いられる場合には、その添加物を除いた担体1の成分であって、触媒を作製する際に必須となる担体1の成分をいう。
触媒成分2の量もしくは追加成分3の量が0.1質量部よりも少ない場合、その成分の添加効果が充分に発現せず、COメタン化性能が低下する可能性がある。また、触媒成分2の量が40質量部より多い場合には、担体1の露出面積が減少し、COメタン化性能が充分に発現しない可能性がある。また、追加成分3の量が1質量部より多い場合には、担体1又は触媒成分2の露出面積が減少し、COメタン化性能が充分に発現しない可能性がある。
COメタン化触媒100、110においては、その一部でも、触媒成分2の量が0.1〜40質量部となっていれば、その部分においては、上記効果を発現させることができる。また、追加成分3の量が0.1〜1質量部となる部分が存在すれば、その部分においては、上記効果を効率的に発現させることができる。
例えば、COメタン化触媒100、110の形態の例として、次の(1)及び(2)の場合が考えられる:
(1)触媒成分2および追加成分3を含まない層として板状もしくは粒状の担体1があり、その表面に触媒成分2および追加成分3を含む担体1が存在する
(2)触媒成分2および追加成分3を含まない粒状の担体1の表面上に触媒成分2および追加成分3を含む担体1が存在する
上記(1)および(2)のいずれの場合においても、触媒成分2および追加成分3を含む担体1に含有されている担体成分に対し、触媒成分2の量が0.1〜40質量部、追加成分3の量が0.1〜1質量部となる部分が存在することが好ましい。
触媒成分2および追加成分3は、担体成分を含む担体1と接触していることが好ましく、担体成分を含む担体1の表面に触媒成分2および追加成分3が設けられた状態が好ましい。
追加成分3としては、Pt、Rh、Pdの他に、Ir、Ru、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、CuおよびZn等の金属を用いることができる。
担体1は、CO吸着点となる他に、触媒成分2及び追加成分3の分散度を高める役割をするものと考えられる。担体1は担体成分を含むが、担体成分の比表面積を50〜300m/gとすると、COメタン化性能にとって好ましい。また、担体成分の粒径を0.5〜15μmとすると、COメタン化性能にとって好ましい。
担体1としては、Ce、La、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびLuの他に、Al、Zr、Ti、SiおよびMg等を含む金属酸化物や複合酸化物等を用いることができる。
COメタン化触媒100、110の形状は、用途に応じ、各種の形状で適用できる。粒状を初めとし、ペレット状、板状、粉末状、ハニカム形状等のものが適用できる。ハニカム形状のCOメタン化触媒100、110は、コージェライトおよびステンレス鋼等の各種材料で形成されたハニカム構造体に各種成分を担持した触媒粉末をコーティングして得られる。この場合、ハニカム構造等の基材に担体1をコーティングした後に触媒成分2及び追加成分3を担持しても、触媒成分2及び追加成分3を担持した担体1を基材にコーティングしてもよい。
COメタン化触媒100、110の調製方法は、含浸法、混練法、共沈法、ゾルゲル法、イオン交換法および蒸着法等の物理的調製方法や、化学反応を利用した調製方法等、いずれも適用可能である。触媒成分2及び追加成分3の出発原料としては、硝酸化合物、酢酸化合物、錯体化合物、水酸化物、炭酸化合物、有機化合物等の種々の化合物や、金属および金属酸化物を用いることができる。
上述したように、本実施形態のCOメタン化触媒100、110に流入する原料ガス(反応ガス)中に、H及びCO以外に、Oが含まれていても、COメタン化と同時にO除去ができる。O濃度は、モル基準で0.1〜20%であることが好ましい。O濃度が20mol%よりも高い場合、HがOとの反応に大量に消費されるため、COのメタン化反応が進行しない可能性がある。反応ガス中にOが含まれる場合、大部分のOは、Hと反応して水になるため、COと反応するHの量が少なくなり、CHの生成量が減少する。この時の反応は、以下の反応式(4)の通りである:
+2H→2HO …反応式(4)
ただし、COの副生はないため、COのメタン化とO除去とを同時に行うことができる。この時、Hモル濃度をCOモル濃度の4倍とO濃モル度の2倍を加えた濃度に調整することで、COとOを全てCHと水に変換することが可能である。
触媒塔12に供給される原料ガス中には、CO、HおよびO以外に、窒素(N)が含まれていてもよい。N濃度は、モル基準で0.1〜95%であることが好ましい。N濃度が95mol%よりも高い場合、H及びCOの触媒表面への吸着が阻害され、充分に反応が進行しない可能性がある。
図3は本発明のCOメタン化システムの第2の形態の模式図である。本形態のCOメタン化システムは、触媒塔12の後段に、冷却塔等の水分(HO)除去装置が設けられている。生成ガス中の水分を除去することによって、高濃度のCHガスを得ることができる。
図4は本発明のCOメタン化システムの第3の形態の模式図である。図4に示す形態のCOメタン化システムは、触媒塔12の後段に、HO回収・供給装置17が設けられている。HO回収・供給装置17は、生成ガス中のHOを除去した上で、H供給装置14に回収したHOを供給できる構成を有するものである。このようなリサイクルの構成を有することによって、図3の形態のCOメタン化システムよりもCHを生成する際の資源を節約することができる。
図5は本発明のCOメタン化システムの第4の形態の模式図である。図5に示す形態のCOメタン化システムは、触媒塔12、HO除去装置13の後段にCO回収装置15が設けられている。このような構成を有することによって、余剰のCOを回収することができ、CHとCOを分離するとともに、COメタン化システム外へのCOの排出を防ぐことが可能となる。
なお、本形態において、CO回収装置15の代わりにH回収装置を備えていてもよい。図6は本発明のCOメタン化システムの第5の形態の模式図である。図6に示すように、H回収装置19を備えることで、余剰のHを回収することができる。従って、CHとHを分離するとともに、COメタン化システム外へのHの排出を防ぐことが可能となる。
図7は本発明のCOメタン化システムの第6の形態の模式図である。図7に示す形態のCOメタン化システムは、触媒塔12、HO除去装置13の後段に、CO回収・供給装置18が設けられている。このような構成を有することによって、図5に示す形態のCOメタン化システムのようにCOを回収することに加え、回収したCOを触媒塔12におけるCOのメタン化に用いることができる。したがって、COをCOメタン化システム外に排出することなく、再度メタン化反応に用いることができ、CHを生成する際の資源を節約することができる。
なお、本形態において、CO回収・供給装置18の代わりにH供給・回収装置を備えていてもよい。図8は本発明のCOメタン化システムの第7の形態の模式図である。図8に示すように、H回収・供給装置20を備えることで、余剰のHを回収することができる。従って、CHとHを分離するとともに、HをCOメタン化システム外に排出することなく、再度メタン化反応に用いることができ、CHを生成する際の資源を節約することができる。
図9は本発明のCOメタン化システムの第8の形態の模式図である。図9に示す形態のCOメタン化システムは、S除去装置(脱硫装置)16を触媒塔12の前段に備えている。このような構成を有することによって、反応ガス中の硫黄(S)を除去することができ、COメタン化反応へのSによる阻害を防ぐことが可能となる。
また、S除去装置16によってSが除去されたCOを、触媒塔12に再び供給できる構成としている。このような構成にすることで、COをCOメタン化システム外に排出することなく、再度メタン化反応に用いることができ、CHを生成する際の資源を節約することができる。
以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明は以下の実施例により限定されるものではない。
[実験1]
(1)触媒の調整
CeO粉末を基材とし、これに触媒成分として硝酸ニッケル水溶液(Ni(NO水溶液)を含浸した。その後、120℃で乾燥し、続いて500℃で2時間焼成した。得られた粉末をプレス成形した後、粉砕した。そして、粒径範囲が0.85mm〜1.7mmになるように整粒した。以上の方法により、CeO100質量部に対して元素換算でNiが10質量部含まれる触媒サンプルを得た。
(2)触媒のCOメタン化性能の評価
得られた触媒サンプルに対して、次の条件でCOメタン化性能試験を行った。まず始めに、見かけの体積が3mLの触媒サンプルを石英ガラス製反応管中に充填した。この反応管を電気炉内に設置し、反応管に導入されるガス温度が180〜500℃となるように加熱制御した。なお、本明細書においては、このガス温度を「触媒入口温度」という。反応管には、HとCOとのモル比をH/CO=4とした反応ガスを、空間速度19000h−1で導入した。反応ガスの組成は、H:8mol%、CO:2mol%、N:90mol%とした。まず、前処理として400℃でHを反応管に1時間流通した。次に、室温で反応ガスを導入し、180〜500℃まで昇温して、COメタン化性能を測定した。
この結果から、CO転化率:XCO2(%)及びCH選択率:SCH4(%)を下記式(1)及び(2)により算出した:
CO2=(Fin,CO2−Fout,CO2)÷Fin,CO2×100 …式(1)
式中、Fin,CO2は反応管に流入したCO量を、Fout,CO2は反応管から流出したCO量を表している。
CH4=Fout,CH4÷(Fout,CH4+Fout,co)×100 …式(2)
式中、Fout,CH4は反応管から流出したCH量を、Fout,COは反応管から流出したCO量を表している。
[実験2]
[実験1]と同様に触媒サンプルを作製し、触媒のCOメタン化性能の評価において、反応ガスの組成を、H:8mol%、CO:2mol%、O:1.6mol%、N:88.4mol%とした以外は、実施例1と同様の方法でCOメタン化性能試験を行った。
図10は実施例のCO転化率と触媒入口温度との関係を示すグラフであり、図11は実施例のCH選択率と触媒入口温度との関係を示すグラフである。また、表1には実験1および実験2の最大CO転化率とCH選択率をまとめている。
Figure 2020037535
図10に示すように、実験1は、180℃から240℃まで、CO転化率が急激に上昇して80%を超え、280℃で極大となっている。300℃以上においては、CO転化率は緩やかに減少している。また、実験2は、180℃から300℃までの範囲で、CO転化率が高く、260℃で極大となっている。この範囲では、CO転化率は40%以上となっている。300℃以上においては、CO転化率は緩やかに減少している。
実験2は、反応ガスに少量のOが共存する組成のガスを触媒に供給した場合の実験結果であるが、反応ガス中のHの一部がOと反応したため、実験1と比較してCOとの反応量が低下し、CO転化率が減少したと考えられる。すなわち、実験に使用した触媒が、Oと反応していることが示されている。
実験2は、この場合においては、実験1に比べてCO転化率が低くなるものの、300℃未満でCO転化率40%以上を維持することができる。これは、実用化に十分対応できるレベルである。
図11に示すように、実験1は、180〜350℃でCH選択率がほぼ100%となっている。また、実験2は、180〜300℃でCH選択率がほぼ100%となっている。
CH選択率については、実験1と実験2は同程度であった。そのため、実験に使用した触媒は、O共存下でもCOを副生することなく、COのメタン化が可能であることがわかる。
以上、説明したとおり、本発明によれば、システムの省エネルギー化およびコストの低減を実現できるCOメタン化システムを提供できることが実証された。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…担体、2…触媒成分、3…追加成分、100、110…COメタン化触媒、11…CO供給装置、12…触媒塔、13…HO除去装置、14…H供給装置、15…CO回収装置、16…S除去装置、17…HO回収・供給装置、18…CO回収・供給装置、19…H回収装置、20…H回収・供給装置。

Claims (20)

  1. 二酸化炭素からメタンを生成する二酸化炭素メタン化触媒を含む触媒塔と、
    前記触媒塔に前記二酸化炭素を含む気体を供給する二酸化炭素供給装置とを有し、
    前記二酸化炭素メタン化触媒は、酸素を分解可能であることを特徴とする二酸化炭素メタン化システム。
  2. 前記二酸化炭素を含む気体に含まれる酸素の濃度は、0.1モル%以上20モル%以下であり、
    前記触媒塔から排出される前記メタンを含む気体に含まれる酸素の濃度は、0.1モル%未満であることを特徴とする請求項1に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  3. 前記二酸化炭素メタン化触媒は、Ce、La、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびLuのうち少なくともいずれか1つの担体成分を含む担体と、前記担体に担持され、少なくともNiを含む触媒成分を有することを特徴とする請求項1に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  4. 前記担体は、Ceと、Zr、La、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびLuからなる群から選択された1種類以上とを含むことを特徴とする請求項3に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  5. 前記触媒成分であるNiの含有量は、前記担体の有効成分100質量部に対して0.1〜40質量部であることを特徴とする請求項3に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  6. 前記触媒成分は、追加成分としてPt、RhおよびPdからなる群から選択された1種類以上を更に含むことを特徴とする請求項3に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  7. 前記二酸化炭素を含む気体は、窒素を更に含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  8. 前記二酸化炭素を含む気体に含まれる窒素の濃度は、0.1〜95モル%であることを特徴とする請求項7に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  9. 前記二酸化炭素供給装置がメタン発酵装置であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  10. 水を電気分解して水素を発生し、前記水素を前記触媒塔に供給する水素供給装置を更に備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  11. 前記触媒塔の後段に設けられ、前記触媒塔から発生した水を除去する水除去装置を更に備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  12. 前記触媒塔の後段に設けられ、前記触媒塔から発生した水を除去して回収し、回収した前記水を前記水素供給装置に供給する水回収・供給装置を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  13. 前記触媒塔の後段に設けられ、前記触媒塔から発生した二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収装置を更に備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  14. 前記触媒塔の後段に設けられ、前記触媒塔から発生した二酸化炭素を回収して前記触媒塔に再び供給する二酸化炭素回収・供給装置を更に備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  15. 前記触媒塔の後段に、前記触媒塔から排出される水素を回収する水素回収装置をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  16. 前記触媒塔の後段に、前記触媒塔から排出される水素を回収し、回収した前記水素を前記触媒塔に供給する水素回収・供給装置をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  17. 前記触媒塔に供給される前記二酸化炭素を含む気体に含まれる二酸化炭素濃度および酸素濃度を測定する装置を更に備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  18. 前記触媒塔に供給される前記二酸化炭素を含む気体に含まれる水素のモル濃度、二酸化炭素のモル濃度および酸素のモル濃度が、以下の式を満たすことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の二酸化炭素メタン化システム。
    水素のモル濃度=4×二酸化炭素のモル濃度+2×酸素のモル濃度
  19. 前記触媒塔の前段に、前記触媒塔に供給される前記二酸化炭素を含む気体に含まれる硫黄分を除去する脱硫装置をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の二酸化炭素メタン化システム。
  20. 前記触媒塔の前段に、前記触媒塔に供給される前記二酸化炭素を含む気体に含まれる硫黄分を除去する脱硫装置をさらに備え、前記脱硫装置で前記気体から分離した二酸化炭素を前記触媒塔に供給することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の二酸化炭素メタン化システム。
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