JP2020037423A - 振り出し容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物を取り出す際に、内容物が出過ぎることを抑制することが可能な、包装袋を提供する。【解決手段】振り出し容器10は、フランジ13を有するとともに、開口が設けられたカップ状の容器本体11と、容器本体11の開口を覆うとともに、貫通孔12aが設けられた中栓部12と、注出口21aが形成された天面部21と、天面部21から下方に延びるとともに容器本体11のフランジ13に取り付けられる胴体部22と、天面部21から下方に延び、胴体部22の径方向内方に設けられるとともに、収容部23を形成する筒状部24とを有するキャップとを備えている。上下方向において、中栓部12と、キャップ20の筒状部24との間に隙間が形成されている。上下方向から見た場合に、中栓部12の貫通孔12aは、収容部23内に設けられている。【選択図】図2A
Description
本開示は、振り出し容器に関する。
従来より、粉体、顆粒、小片やそれらの混合物などの内容物、例えばふりかけ、調味料、洗剤、栄養剤などに使用するカップ状の振り出し容器が知られている(例えば、特許文献1)。このような振り出し容器では、使用者が、例えばキャップが下方を向くように容器(容器本体)を傾けた状態で容器を振ることにより、内容物が振り出し容器から振り出されるように構成されている。
しかしながら、使用者が内容物を振り出し容器から取り出す際には、使用者は、所望の量の内容物を使用者自身の感覚で振り出す必要がある。この際、振り出し容器から内容物が出過ぎてしまうといった問題がある。とりわけ高齢者にとっては、所望の量の内容物を使用者自身の感覚で振り出すことは困難である。
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、内容物を取り出す際に、内容物が出過ぎることを抑制することが可能な、振り出し容器を提供することを目的とする。
一実施の形態による振り出し容器は、フランジを有するとともに、開口が設けられたカップ状の容器本体と、前記容器本体の前記開口を覆うとともに、貫通孔が設けられた中栓部と、注出口が形成された天面部と、前記天面部から下方に延びるとともに前記容器本体の前記フランジに取り付けられる胴体部と、前記天面部から下方に延びるとともに、前記胴体部の径方向内方に設けられた収容部を形成する筒状部とを有するキャップとを備え、上下方向において、前記中栓部と、前記キャップの前記筒状部との間に隙間が形成され、上下方向から見た場合に、前記中栓部の前記貫通孔は、前記収容部内に設けられている、振り出し容器である。
一実施の形態による振り出し容器において、前記隙間の高さは、1mm以上10mm以内であっても良い。
一実施の形態による振り出し容器において、前記容器本体を密閉する蓋材を更に備えていても良い。
一実施の形態による振り出し容器において、前記キャップは、前記注出口を塞ぐ閉鎖部を更に有していても良い。
一実施の形態による振り出し容器において、前記閉鎖部は、前記キャップの前記天面部に取り付けられ、前記注出口を開閉可能なヒンジ蓋であっても良い。
一実施の形態による振り出し容器において、前記中栓部は、シート成形品であっても良い。
本開示によれば、内容物を取り出す際に、内容物が出過ぎることを抑制することができる。
図1乃至図4により本開示の一実施の形態について説明する。なお、本明細書中、「上」および「下」とは、それぞれ振り出し容器10を正立させた状態(図2A)における上方および下方のことをいう。
図1および図2Aに示すように、振り出し容器10は、開口が設けられたカップ状の容器本体11と、容器本体11の開口を覆う中栓部12と、容器本体11に着脱可能に取り付けられたキャップ20とを備えている。また、振り出し容器10は、容器本体11を密封する蓋材30を更に備えている。
このうち容器本体11は、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル等のプラスチック製カップのほか、紙カップ等であっても良い。また、容器本体11を作製する方法としては、射出成形法やシート成形法を挙げることができる。容器本体11の内部に収容される内容物は特に限定されるものではなく、いりごま、粉末ミルクココア、ふりかけ、塩、顆粒だし等の粉体、顆粒、小片やそれらの混合物等を用いることができる。
容器本体11は、全体として上方から下方に向けて徐々に幅が狭くなっている有底筒状容器からなる。この容器本体11は、容器胴部11aと、容器胴部11aの上端に設けられたフランジ13と、容器胴部11aの下部に形成された容器底部14(図2A参照)とを有している。
このうち容器胴部11aは、上方(フランジ13側)から下方(容器底部14側)に向けて徐々に縮径する筒形状を有している。また容器胴部11aの水平断面は、その上端から下端までの任意の箇所において円形状となっている。しかしながら、容器胴部11aの水平断面は楕円形状、または三角形状、四角形状、六角形状、八角形状等の多角形状であっても良い。
フランジ13は、平面視略円環形状をもち、容器胴部11aの上端から側方に向けて水平に突出している。なお、容器本体11が例えば紙カップからなる場合には、フランジ13は、外側に向けてカールさせることにより形成されたものであっても良い。また、容器底部14は、平面視略円形状であり、容器胴部11aの下部に位置している。
中栓部12は、平面視略円形状であり、容器本体11のフランジ13に対して全周にわたってシールされている。中栓部12の材料は、未延伸ナイロンやアルミニウム積層体等とすることができる。中栓部12の厚みは、30μm以上100μmとしても良い。
この中栓部12には貫通孔12aが設けられている。この貫通孔12aは、中栓部12の略中央部に設けられている。図3に示すように、この貫通孔12aは、上下方向から見た場合に、キャップ20の後述する収容部23内に設けられている。これにより、振り出し容器10を上下反転させた際に、貫通孔12aを通過した内容物が収容部23内に収容されることができるようになっている。なお、貫通孔12aは、上下方向から見た場合にキャップ20の後述する収容部23内に設けられていればよく、貫通孔12aは、任意の場所に設けられていても良い。
次に、キャップ20について説明する。
図1および図2Aに示すように、本実施の形態によるキャップ20は、容器本体11のフランジ13に取り付けられる。このキャップ20は、注出口21aが形成された天面部21と、天面部21から下方に延びるとともに容器本体11のフランジ13に取り付けられる胴体部22と、天面部21から下方に延び、胴体部22の径方向内方に設けられるとともに、収容部23を形成する筒状部24(図2A参照)とを有している。
図1乃至図2Bに示すように、天面部21は、平面視略円形状からなる。上述したように、天面部21には、注出口21aが形成されている。図1および図2Bに示すように、注出口21aは、外縁21bが天面部21の外縁に沿った円弧形状を有し、内縁21cが直線形状を有する略半月状に形成されている。この注出口21aは、キャップ20の中心軸線X(図2A参照)からずれた位置に形成されており、上下方向から見た場合に、収容部23とは重ならない位置に形成されている(図2B参照)。このようにして、注出口21aは、後述するように、収容部23に収容された後に中栓部12上に落下した内容物を、振り出し容器10の外部へ取り出すことができるように構成されている。
図1乃至図3に示すように、胴体部22は、略円筒形状からなり、天面部21から下方(容器本体11側)に向けて延びている。また、胴体部22の内面には、容器本体11のフランジ13と係合する係合部28が形成されている。係合部28は、胴体部22の下部内面に形成されている。この係合部28は、胴体部22の内面から径方向内側に向けて突出し、円周方向に沿って互いに離間して配置された複数の突起からなる。なお、係合部28は、胴体部22の内面全周にわたって形成されていても良い。
収容部23は、振り出し容器10を上下反転させた際に、中栓部12の貫通孔12aを通過した内容物を収容する役割を果たす。この収容部23は、キャップ20の天面部21と筒状部24とによって画定されている。これにより、収容部23内には、所定の量よりも多くの内容物が収容されないようになっている。このため、後述するように、使用者が振り出し容器10を使用する際に、収容部23に収容された内容物を中栓部12上に落下させることにより、中栓部12上に存在する内容物の容量が所定の量以下となるように構成されている。
筒状部24は、略円筒形状からなり、天面部21から下方(容器本体11側)に向けて延びている。しかしながら、これに限られるものではなく、筒状部24が四角形筒形状や八角形筒形状等の多角形筒形状を有していても良い。あるいは、筒状部24が上方から下方に向けて均一でない水平断面をもつ筒形状を有していても良い。
この筒状部24と、中栓部12との間には、上下方向において隙間Gが形成されている。この隙間Gの高さDGは、1mm以上10mm以下であることが好ましい。隙間Gの高さDGが1mm以上であることにより、振り出し容器10から内容物を振り出す際に、収容部23に保持された内容物を当該隙間Gから注出口21aへ移動させることができる。また、隙間Gの高さDGが10mm以下であることにより、容器本体11に収容された内容物を収容部23に移動させる際に、内容物が胴体部22と筒状部24との間の領域に入り込むことを抑制することができる。また、隙間Gの高さDGを10mm以下とすることにより、収容部23を形成する筒状部24の上下方向における長さを長くすることができ、収容部23に収容される内容物の容量を大きくすることができる。
このようなキャップ20の材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂等の合成樹脂材料を用いることができる。また、キャップ20を作製する方法としては、射出成形法を挙げることができる。
また、振り出し容器10は、容器本体11を密封する蓋材30を更に備えている。蓋材30は、上述した中栓部12に例えばヒートシール等により取り付けられている。この蓋材30は、容器本体11を初期密封する初期密封手段としての役割を果たす。蓋材30が中栓部12に取り付けられることにより、中栓部12の貫通孔12aを塞ぎ、容器本体11の内部が気密に保持されている。蓋材30の材料は、アルミニウムを含む積層体や、透明蒸着フィルムを含む積層体等とすることができる。蓋材30の厚みは、30μm以上100μmとしても良い。
次に、振り出し容器10の使用方法について、図4(a)−(d)を用いて説明する。
まず、図4(a)に示すように、内容物Cが充填された振り出し容器10を準備する。この際、内容物Cは、振り出し容器10の容器本体11に収容されている。なお、中栓部12には、貫通孔12aを初期密封する初期密封手段としての蓋材30が取り付けられている。この場合、図示はしないが、まず、使用者がキャップ20を容器本体11から取り外し、中栓部12から蓋材30を取り外す。これにより、中栓部12の貫通孔12aが露出する。その後、使用者がキャップ20を再び容器本体11に取り付ける。
次に、使用者が、キャップ20の注出口21aが下方を向くように振り出し容器10を上下反転させる。この際、中栓部12の貫通孔12aは、上下方向から見た場合に、キャップ20の収容部23内に設けられている。これにより、図4(b)に示すように、容器本体11に収容されていた内容物Cの一部が、中栓部12の貫通孔12aを通過し、収容部23内に収容される。ここで、収容部23は、キャップ20の天面部21と筒状部24とによって画定されており、収容部23には、所定の量よりも多くの内容物Cが収容されないようになっている。これにより、収容部23には、所定の量以下の内容物Cが収容される。
次いで、使用者が、キャップ20の注出口21aが上方を向くように、振り出し容器10を再び上下反転させる。これにより、図4(c)に示すように、収容部23内に収容されていた内容物Cが、中栓部12上に落下する。ここで、上述したように、収容部23に収容された内容物Cは、所定の量以下になっている。このため、内容物Cを収容部23から中栓部12上に落下させることにより、中栓部12上に存在する内容物Cが、所定の量以下となる。また、収容部23内に収容されていた内容物Cを中栓部12上に落下させる際に、収容部23内に収容されていた内容物Cの一部が、中栓部12の貫通孔12aを通過し、容器本体11内に収容される。このため、中栓部12上に存在する内容物Cの容量が所定の量よりも多くなることはない。
次に、図4(d)に示すように、使用者が振り出し容器10を傾けて、キャップ20の注出口21aから、中栓部12上に落下した内容物Cを振り出し容器10の外部に振り出す。ここで、上述したように、中栓部12上に存在する内容物Cは、所定の量以下になっている。このため、内容物Cを取り出す際に、振り出し容器10から内容物Cが出過ぎることを抑制することができる。
以上のように本実施の形態によれば、上下方向から見た場合に、中栓部12の貫通孔12aがキャップ20の収容部23内に設けられている。これにより、使用者が、キャップ20の注出口21aが下方を向くように振り出し容器10を上下反転させた際に、振り出し容器10の容器本体11内に収容された内容物Cを、収容部23内に収容させることができる。このため、使用者が、キャップ20の注出口21aが上方を向くように、再び振り出し容器10を上下反転させた際に、収容部23から中栓部12上に落下する内容物Cの容量を所定の量以下にすることができる。また、上下方向において、中栓部12と、収容部23を形成する筒状部24との間に隙間Gが形成されている。これにより、収容部23から中栓部12上に落下した内容物Cを注出口21aに向かって移動させることができる。このため、使用者が振り出し容器10を傾けることにより、中栓部12上に存在する内容物Cを、注出口21aから振り出し容器10の外部に振り出すことができる。この結果、所定の量以下の内容物Cが振り出し容器10の外部に振り出されることとなり、振り出し容器10から内容物Cが出過ぎることを抑制することができる。
また、振り出し容器10を傾けることにより、一旦収容部23内に収容され、中栓部12上に落下した内容物Cを注出口21aから振り出すので、人手による微調整を行うことなく、略一定量の内容物Cを振り出し容器10から振り出すことができる。
(第1変形例)
次に、図5を参照して、振り出し容器10の第1変形例について説明する。図5は、振り出し容器10の第1変形例を示す断面図である。図5において、図1乃至図4に示す形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
次に、図5を参照して、振り出し容器10の第1変形例について説明する。図5は、振り出し容器10の第1変形例を示す断面図である。図5において、図1乃至図4に示す形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図5に示す振り出し容器10において、キャップ20は、注出口21aを塞ぐ閉鎖部25を更に有している。本変形例においては、閉鎖部25は、キャップ20の天面部21に取り付けられ、注出口21aを開閉可能なヒンジ蓋40である。このヒンジ蓋40は、平らな蓋板41と、蓋板41の外周に形成された平面視略円弧状の蓋側壁42とを有している。ヒンジ蓋40は、ヒンジ軸43を中心として天面部21に対して回動自在となっている。天面部21には、ヒンジ蓋40の蓋板41を収容する収容凹部26が形成されている。注出口21aは、この収容凹部26の内側に設けられている。
また、ヒンジ蓋40のうち、蓋側壁42の内側で回転半径の最も大きな部分には蓋突起44が形成されている。この蓋突起44が、キャップ20の胴体部22に形成された凹陥部27に嵌合することにより、ヒンジ蓋40が胴体部22に係止される。このとき、ヒンジ蓋40の蓋板41は、注出口21aを完全に覆う。このように、蓋側壁42の蓋突起44と凹陥部27とが係止し、ヒンジ蓋40が注出口21aを覆うことにより、不用意な内容物Cの漏れを未然に防止することができる。また、ヒンジ蓋40の外面の、ヒンジ軸43を回転軸とする回転半径の最も大きな部分に、ヒンジ蓋40を開き易くする突出片45が設けられている。なお、閉鎖部25としては、ヒンジ蓋40に限らず、注出口21aを塞ぐことができれば任意の閉鎖部材が用いられても良い。
(第2変形例)
次に、図6および図7を参照して、振り出し容器10の第2変形例について説明する。図6は、振り出し容器10の第2変形例を示す断面図であり、図7は、図6の中栓部を示す斜視図である。図6および図7において、図1乃至図4に示す形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
次に、図6および図7を参照して、振り出し容器10の第2変形例について説明する。図6は、振り出し容器10の第2変形例を示す断面図であり、図7は、図6の中栓部を示す斜視図である。図6および図7において、図1乃至図4に示す形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図6および図7に示す振り出し容器10において、中栓部12は、シート成形品である。本変形例においては、中栓部12は、容器本体11のフランジ13に取り付けられる中栓フランジ12bと、中栓フランジ12bの径方向内方に設けられ水平方向(図6の左右方向)に対して傾斜する第1傾斜部12cと、第1傾斜部12cの径方向内方に設けられ水平方向に対して傾斜する第2傾斜部12dと、第2傾斜部12d上に設けられた筒部12eとを含んでいる。このうち中栓フランジ12bは、例えば超音波シール等によって、容器本体11のフランジ13に溶着されることにより、フランジ13に取り付けられていても良い。また、図示はしないが、中栓フランジ12bは、キャップ20と容器本体11のフランジ13との間に挟み込まれることにより、フランジ13に取り付けられていても良い。
第1傾斜部12cは、中栓フランジ12bから径方向内方に向かうにつれて下方に傾斜している。本変形例において、第1傾斜部12cの外面は、容器本体11の容器胴部11aの内面に全周にわたって接触している。また、第2傾斜部12dは、第1傾斜部12cから径方向内方に向かうにつれて上方に傾斜している。
また、筒部12eは、略円筒形状からなり、筒部12eには、上述した貫通孔12aが設けられている。本変形例においては、筒部12eの上端が収容部23内に位置するように構成されている。また、本変形例においては、蓋材30は、筒部12eの上端に、例えばヒートシール等により取り付けられている。
本変形例によれば、第1傾斜部12cが中栓フランジ12bから径方向内方に向かうにつれて下方に傾斜している。これにより、振り出し容器10を傾けて、内容物Cを振り出し容器10の外部に振り出す際に、中栓部12に存在する内容物Cを、キャップ20の天面部21に設けられた注出口21aに向かってスムーズに移動させることができる。
また、本変形例によれば、第2傾斜部12dが第1傾斜部12cから径方向内方に向かうにつれて上方に傾斜している。これにより、容器本体11内に収容された内容物Cの残量が少なくなった場合であっても、図4(b)に示す状態において、容器本体11内の内容物Cを第2傾斜部12dに沿って、収容部23に容易に移動させることができる。また、第1傾斜部12cの外面が、容器本体11の容器胴部11aの内面に全周にわたって接触しているため、第1傾斜部12cの外面と、容器胴部11aの内面との間に内容物Cが入り込むこともない。このため、容器本体11内に収容された内容物Cの残量が少なくなった場合であっても、容器本体11内の内容物Cを収容部23に容易に移動させることができる。
さらに、本変形例によれば、筒部12eの上端が収容部23内に位置するように構成されているため、筒部12eを通過し、収容部23内に収容される内容物Cが、胴体部22と筒状部24との間の領域に入り込むことを更に効果的に抑制することができる。
本開示は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
10 振り出し容器
11 容器本体
12 中栓部
12a 貫通孔
13 フランジ
20 キャップ
21 天面部
21a 注出口
22 胴体部
23 収容部
24 筒状部
25 閉鎖部
30 蓋材
40 ヒンジ蓋
G 隙間
11 容器本体
12 中栓部
12a 貫通孔
13 フランジ
20 キャップ
21 天面部
21a 注出口
22 胴体部
23 収容部
24 筒状部
25 閉鎖部
30 蓋材
40 ヒンジ蓋
G 隙間
Claims (6)
- 振り出し容器において、
フランジを有するとともに、開口が設けられたカップ状の容器本体と、
前記容器本体の前記開口を覆うとともに、貫通孔が設けられた中栓部と、
注出口が形成された天面部と、前記天面部から下方に延びるとともに前記容器本体の前記フランジに取り付けられる胴体部と、前記天面部から下方に延び、前記胴体部の径方向内方に設けられるとともに、収容部を形成する筒状部とを有するキャップとを備え、
上下方向において、前記中栓部と、前記キャップの前記筒状部との間に隙間が形成され、
上下方向から見た場合に、前記中栓部の前記貫通孔は、前記収容部内に設けられている、振り出し容器。 - 前記隙間の高さは、1mm以上10mm以内である、請求項1に記載の振り出し容器。
- 前記容器本体を密閉する蓋材を更に備える、請求項1または2に記載の振り出し容器。
- 前記キャップは、前記注出口を塞ぐ閉鎖部を更に有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の振り出し容器。
- 前記閉鎖部は、前記キャップの前記天面部に取り付けられ、前記注出口を開閉可能なヒンジ蓋である、請求項4に記載の振り出し容器。
- 前記中栓部は、シート成形品である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の振り出し容器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018164824A JP2020037423A (ja) | 2018-09-03 | 2018-09-03 | 振り出し容器 |
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JP (1) | JP2020037423A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7289570B1 (ja) | 2022-05-17 | 2023-06-12 | 株式会社 徳倉 | 振り出し容器 |
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2018
- 2018-09-03 JP JP2018164824A patent/JP2020037423A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7289570B1 (ja) | 2022-05-17 | 2023-06-12 | 株式会社 徳倉 | 振り出し容器 |
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