JP2020035698A - 車両用灯具 - Google Patents

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和則 岩▲崎▼
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秀丸 小谷野
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shunta Takagi
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Abstract

【課題】光源からの熱の影響でレンズの脚部が劣化するのを抑制した車両用灯具を提供する。【解決手段】本発明の車両用灯具は、ヒートシンク(10)と、ヒートシンク(10)上に設けられる光源装置(20)と、光源装置(20)上に設けられるレンズ部材(30)と、を備え、光源装置(20)は、光源(22)と、光源(22)とヒートシンク(10)の間に位置する熱伝達部材(21)と、を備え、レンズ部材(30)は、光源(22)からの光を前方側に照射するレンズ(31)と、レンズ(31)と一体成形され、熱伝達部材(21)上に配置される脚部(32)と、を備え、光源装置(20)が、光源(22)と脚部(32)の間の位置に位置するように熱伝達部材(21)上に設けられ、光源(22)から脚部(32)への放射熱を抑制する断熱部材を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は車両用灯具に関するものである。
特許文献1には、放熱フィンを備えた支持プレート(いわゆる、ヒートシンクである)に基板と発光素子を有する光源が取り付けられるとともに、支持プレートに取り付けられたレンズホルダに、投影レンズの脚部が取り付けられた車両用灯具が開示されている。
特開2011−228196号公報
ところで、光源が取り付けられる部材に対してホルダ等を介してレンズを取り付ける形態とすると、光源に対するレンズの位置精度が悪くなるという問題がある。
一方で、光源が取り付けられる部材にレンズの脚部を取り付けるようにすると、アクリル系樹脂等で形成された脚部を有するレンズ等においては、光源からの熱の影響で劣化するおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、光源からの熱の影響でレンズの脚部が劣化するのを抑制した車両用灯具を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の構成によって把握される。
(1)本発明の車両用灯具は、ヒートシンクと、前記ヒートシンク上に設けられる光源装置と、前記光源装置上に設けられるレンズ部材と、を備え、前記光源装置は、光源と、前記光源と前記ヒートシンクの間に位置する熱伝達部材と、を備え、前記レンズ部材は、前記光源からの光を前方側に照射するレンズと、前記レンズと一体成形され、前記熱伝達部材上に配置される脚部と、を備え、前記光源装置が、前記光源と前記脚部の間の位置に位置するように前記熱伝達部材上に設けられ、前記光源から前記脚部への放射熱を抑制する断熱部材を備えている。
(2)上記(1)の構成において、前記断熱部材は、前記光源と外部コネクタとの間の電気的な接続を行う電気配線を内蔵する絶縁樹脂で形成されたコネクタ接続部材である。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記断熱部材は、前記光源の光を照射する方向で見て、前記光源と前記脚部の間の位置に位置する部分の高さが前記光源の表面の高さ以上である。
(4)上記(1)から(3)のいずれか1つの構成において、前記熱伝達部材は、前記光源を設置する光源設置面と、前記光源設置面よりも前記光源の光を照射する方向側に位置し、前記脚部を設置する脚部設置面と、を備えている。
(5)上記(1)から(3)のいずれか1つの構成において、前記熱伝達部材は、前記光源を設置する光源設置面と、前記光源の光を照射する方向で見てほぼ同じ位置に位置する前記脚部を設置する脚部設置面と、前記光源設置面と前記脚部設置面の間に位置する溝部と、を備えている。
本発明によれば、光源からの熱の影響でレンズの脚部が劣化するのを抑制した車両用灯具を提供することができる。
本発明に係る第1実施形態の車両用灯具を備えた車両の平面図である。 本発明に係る第1実施形態の灯具ユニットの分解斜視図である。 本発明に係る第1実施形態の灯具ユニットの断面図である。 本発明に係る第2実施形態の灯具ユニットの断面図である。 本発明に係る第3実施形態の灯具ユニットの断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する。)について詳細に説明する。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
また、実施形態及び図中において、特に断りがない場合、「前」、「後」は、各々、車両102の「前進方向」、「後進方向」を示し、「上」、「下」、「左」、「右」は、各々、車両102に乗車する運転者から見た方向を示す。
なお、言うまでもないが「上」、「下」は鉛直方向での「上」、「下」でもあり、「左」、「右」は水平方向での「左」、「右」でもある。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る第1実施形態の車両用灯具を備えた車両102の平面図である。
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態の車両用灯具は、車両102の前方側の左右のそれぞれに設けられる車両用の前照灯(101L、101R)であり、以下では単に車両用灯具と記載する。
本実施形態の車両用灯具は、車両前方側に開口したハウジング(図示せず)と開口を覆うようにハウジングに取り付けられるアウターレンズ(図示せず)を備え、ハウジングとアウターレンズとで形成される灯室内に灯具ユニット1(図2及び図3参照)等が配置されている。
図2は本発明に係る第1実施形態の灯具ユニット1の分解斜視図であり、例えば、灯具ユニット1は、ロービーム配光パターン又はハイビーム配光パターン等を形成する。
図2に示すように、灯具ユニット1は、ヒートシンク10と、ヒートシンク10に設けられる光源装置20と、光源装置20上に設けられるレンズ部材30と、を備えている。
(ヒートシンク10)
ヒートシンク10は、光源装置20を配置するベース部11と、ベース部11の裏面から後方側に延在するように設けられ、車両幅方向に並ぶ複数の放熱フィン12と、ベース部11の鉛直方向(図2の上下方向)の中央側に設けられ、前方側に突出する車両幅方向に離間した一対の位置決めピン11Aと、を備えている。
また、ベース部11には、位置決めピン11Aよりも車両幅方向の中央側に離間して設けられた一対のネジ螺合孔11Bが形成されている。
なお、一対の位置決めピン11A、及び、一対のネジ螺合孔11Bは、ベース部11の上下方向の中央側の位置で、車両幅方向にほぼ一列に並ぶように設けられている。
そして、一対のネジ螺合孔11Bには、後述する光源装置20、及び、レンズ部材30を共止めするように一対のネジNが螺合固定される。
放熱フィン12は、それぞれ鉛直方向の一方側(図2では上側)にベース部11よりも延在しており、ベース部11より鉛直方向に延在している部分(図2では上側の部分)が、後述する光源装置20の接続部23Bを収容可能にベース部11側から後方側に切欠かれたような形状になっている。
本実施形態では、ヒートシンク10は、ベース部11、放熱フィン12、及び、位置決めピン11A等が一体成形されたアルミダイカスト製のヒートシンク10になっているが、これに限定される必要はなく、熱伝導率の高い金属又は樹脂等を用いて形成されたものであればよい。
(光源装置20)
光源装置20は、熱伝達部材21と、熱伝達部材21上に配置された光源22と、熱伝達部材21上に配置され、光源22に対応する位置に設けられた開口部23Aと外部コネクタが接続される接続部23Bを有するコネクタ接続部材23と、を備えている。
なお、接続部23Bは、熱伝達部材21よりも鉛直方向の一方側(図2では上側)に位置し、熱伝達部材21よりも一部が後方側に出っ張るように設けられており、先に触れたように、この出っ張った部分が、放熱フィン12の後方側に切欠かれたような形状の部分に位置することになる。
本実施形態では、熱伝達部材21は、光源22とヒートシンク10のベース部11の間に双方に接触するように位置し、光源22で発生する熱を速やかに広い範囲に拡散しつつ、熱を効率よくヒートシンク10に伝達して光源22の冷却効率を高める役目を果たす。
このため、本実施形態では、熱伝達部材21に光源22よりも外径の大きいアルミ製の板材を用いているが、材料はアルミに限定される必要はなく、熱伝導率の高いアルミ以外の金属又は樹脂等であってもよい。
そして、熱伝達部材21は、コネクタ接続部材23を挟んで対向するベース部11の一対の位置決めピン11Aに対応する位置に設けられたベース部11の一対の位置決めピン11Aを通す一対の位置決め孔24Aと、コネクタ接続部材23を挟んで対向するベース部11のネジ螺合孔11Bに対応する位置に設けられたネジNを通す一対のネジ孔24Bと、を備えており、位置決めピン11Aで位置決めされた状態でネジNによってヒートシンク10に対して固定できるようになっている。
光源22は、基板22Aと、基板22A上に設けられた発光チップ22Bと、を備え、本実施形態では、発光チップ22BにLEDチップが用いられたLED光源(発光ダイオード光源)になっているが、発光チップにLDチップ(レーザーダイオードチップ)を用いたLD光源(レーザー光源)としてもよい。
例えば、光源22がLD光源の場合には、光を透過する発光領域を有する基板と、基板の裏面側に配置され、発光領域を発光させるための光を出射するLDチップ(発光チップ)と、を備えるような光源22とすればよく、発光領域上に蛍光体を設けるようにしてもよい。
なお、光源22にLD光源を用いると、LED光源の場合よりレンズ部材30の小型化等が行い易いという利点がある。
コネクタ接続部材23は、例えば、耐熱性に優れた電気絶縁性の樹脂(単に絶縁樹脂ともいう。)を用いたインサート成形で、光源22と外部コネクタとの電気的な接続を行うための電気配線(図示せず)を内部に収容するように形成された部材であり、その電気配線(図示せず)の一端側が開口部23Aに導出され光源22との電気的な接続が行われ、その電気配線(図示せず)の他端側が接続部23B内に導出され、外部コネクタとの電気的な接続が行われるようになっている。
なお、コネクタ接続部材23と熱伝達部材21は、例えば、接着剤、又は、ネジ等の固定手段で一体化されている。
また、コネクタ接続部材23は、必ずしも、電気絶縁性の樹脂である必要はなく、電気絶縁性であれば、樹脂以外の材料を使用することが可能である。
しかしながら、後ほど説明するように、コネクタ接続部材23は、断熱部材としての役割を果たすため、熱伝導率の低い材料を用いることが好ましく、電気を通さない樹脂は、一般的に熱伝導率が低いため電気絶縁性の樹脂を用いることが好ましい。
(レンズ部材30)
レンズ部材30は、光源22からの光を前方側に照射するレンズ31と、熱伝達部材21上に配置される脚部32と、を備え、レンズ部材30は、樹脂(例えば、アクリル系樹脂)で、脚部32がレンズ31と一体に成形された一体成形の部材になっている。
具体的には、レンズ部材30は、レンズ31の車両幅方向のそれぞれの側面から後方側に延在する一対の脚部32を備えている。
そして、その一対の脚部32の間の離間距離が鉛直方向で見たコネクタ接続部材23の光源22に対応する位置の車両幅方向の幅よりも離間するように設けられている。
また、脚部32は、それぞれ車両幅方向外側に折れ曲がるように形成され、熱伝達部材21上に接触するように配置される固定部32Aを有するものになっている。
そして、この固定部32Aには、それぞれベース部11に設けられた位置決めピン11Aに対応する位置に設けられた位置決めピン11Aを通す位置決め孔33Aと、ベース部11に設けられたネジ螺合孔11Bに対応する位置に設けられたネジNを通すネジ孔33Bと、が設けられている。
したがって、レンズ部材30が、位置決めピン11Aで位置決めされた状態でネジNによって光源装置20と共にヒートシンク10に対して固定できるようになっている。
図3は本実施形態の灯具ユニット1の断面図であり、レンズ31の光軸に沿って水平方向に切断した断面を上側から見た模式図になっている。
図3に示すように、コネクタ接続部材23は、光源22の周囲を囲う部分の一部が、光源22と脚部32の間の位置に位置するように熱伝達部材21上に設けられており、光源22から脚部32への放射熱を抑制する断熱部材として機能するようにされている。
なお、本実施形態では、光源22と外部コネクタとの間の電気的な接続を行う電気配線(図示せず)を内蔵する絶縁樹脂で形成されたコネクタ接続部材23が、光源装置20の断熱部材を兼ねたものとしているが、これに限定される必要はなく、光源装置20が、光源22と脚部32の間の位置に位置するように熱伝達部材21上に設けられ、光源22から脚部32への放射熱を抑制することだけを目的とした断熱部材を備えるものであってもよい。
この場合でも断熱部材には熱伝導率の低い材料を用いることが好ましく、電気絶縁性の樹脂を好適に用いることができる。
そして、熱伝達部材21自体が光源22の熱によって温度が高くなるところ、光源22からの放射熱までもが加わると、更に温度が高くなるため、熱伝達部材21の表面に設置される脚部32(より詳しくは、固定部32A)が熱による影響で劣化するおそれがある。
しかしながら、本実施形態のように、光源装置20が、光源22と脚部32の間の位置に位置するように熱伝達部材21上に設けられ、光源22から脚部32(より詳しくは、固定部32A)への放射熱を抑制する断熱部材を備えることで、脚部32(より詳しくは、固定部32A)が熱による影響で劣化するのを抑制することができる。
なお、断熱部材は、光源22の光を照射する方向で見て(図3の上方向)、光源22と脚部32の間の位置に位置する部分の高さが光源22の表面(より詳細には発光チップ22Bの表面)の高さ以上であることが好ましく、これによって、光源22から脚部32の固定部32Aへの放射熱を確実に抑制することができる。
ただし、先に少し触れたように、光源22がLD光源の場合には、基板22Aの裏面側に発光チップであるLDチップが設けられる場合がある。
その場合には、光源22の表面は基板22Aの表面側の表面又は基板22Aの表面側に設けられる蛍光体の表面となり、断熱部材は、光源22と脚部32の間の位置に位置する部分の高さがその光源22の表面、つまり、基板22Aの表面側の表面又は基板22Aの表面側に設けられる蛍光体の表面の高さ以上であることが好ましい。
このように、断熱部材は、光源22の光を照射する方向で見て(図3の上方向)、光源22と脚部32の間の位置に位置する部分の高さが最も光源22の光を照射する方向側となる表面の高さ以上であることが好ましい。
一方、本実施形態では、光源22が取り付けられている熱伝達部材21に対してレンズ部材30の脚部32が設置されることになるため、光源22に対するレンズ31の位置精度を高くすることができる。
(第2実施形態)
次に図4を参照して、本発明に係る第2実施形態の灯具ユニット1について説明する。
図4は、本実施形態の灯具ユニット1の断面図であり、図3と同様に、レンズ31の光軸に沿って水平方向に切断した断面を上側から見た模式図になっている。
なお、本実施形態の灯具ユニット1も、第1実施形態の灯具ユニット1とほぼ同様の構成であり、熱伝達部材21の一部が異なるだけであるため、以下では、主に、この異なる点について説明を行い、第1実施形態と同様である点については説明を省略する場合がある。
図4に示すように、本実施形態では、熱伝達部材21の光源22を配置する部分が凹むように形成されている。
このため、熱伝達部材21は、光源22を設置する光源設置面SF1と、光源設置面SF1よりも光源22の光を照射する方向側(図4の上側)に位置し、脚部32(より詳しくは、固定部32A)を設置する脚部設置面SF2と、を備えるものになっている。
なお、図4が断面図であるため、コネクタ接続部材23が宙に浮いているかのように見えているが、熱伝達部材21に形成されている光源22を配置する凹み部分は、図2の上下方向で見たときの光源22の幅よりも若干大きい程度のため、その凹み部分になっている箇所以外で、コネクタ接続部材23は熱伝達部材21と接触するように配置されている。
そして、本実施形態のように、脚部設置面SF2を光源設置面SF1よりも光源22の光を照射する方向側に位置させると、光源22の熱は、熱伝達部材21を介してヒートシンク10側に伝わりやすく、その分、脚部設置面SF2側に伝わらなくなり、より一層、脚部32(より詳しくは、固定部32A)の温度が高くなることを抑制することができる。
したがって、より一層、脚部32(より詳しくは、固定部32A)が熱による影響で劣化するのを抑制することができる。
(第3実施形態)
次に図5を参照して、本発明に係る第3実施形態の灯具ユニット1について説明する。
図5は、本実施形態の灯具ユニット1の断面図であり、図3と同様に、レンズ31の光軸に沿って水平方向に切断した断面を上側から見た模式図になっている。
なお、本実施形態の灯具ユニット1も、第1実施形態の灯具ユニット1とほぼ同様の構成であり、熱伝達部材21の一部が異なるだけであるため、以下では、主に、この異なる点について説明を行い、第1実施形態と同様である点については説明を省略する場合がある。
図5に示すように、本実施形態では、熱伝達部材21の光源22を配置する部分と、脚部32(より詳しくは、固定部32A)を設置する部分と、の間に溝部G1が形成されている。
なお、この溝部G1は、光源22の周囲を囲むようなものであってもよいが、光源22と脚部32の間の位置に直線状に設けられたものであってもよい。
このため、熱伝達部材21は、光源22を設置する光源設置面SF1と、光源22の光を照射する方向(図5の上方向)で見てほぼ同じ位置に位置する脚部32(より詳しくは、固定部32A)を設置する脚部設置面SF2と、光源設置面SF1と脚部設置面SF2の間に位置する溝部G1と、を備えるものになっている。
そして、本実施形態のように、光源設置面SF1と脚部設置面SF2の間に溝部G1が設けられていると、光源設置面SF1から脚部設置面SF2側に熱が伝わり難くなり、より一層、脚部32(より詳しくは、固定部32A)の温度が高くなることを抑制することができる。
このため、より一層、脚部32(より詳しくは、固定部32A)が熱による影響で劣化するのを抑制することができる。
以上、具体的な実施形態を基に本発明の説明を行ってきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、レンズ部材30のレンズ31として光が入射する入射面がほぼ平面状で、光が出射する出射面が前方側に突出するように形成され、所定の配光パターンを形成する配光制御を行う自由曲面で形成されたものを示している。
しかしながら、レンズ31は、このようなものに限定される必要はなく、レンズ31は、例えば、カットオフラインを形成するためのシェード部と、シェード部よりも入射面側に設けられ、基本光路の前方側焦点がほぼシェード部に一致するように形成されたリフレクタ面と、が一体に形成された複合光学レンズのようなものであってもよい。
このように、本発明は具体的な実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態に変更や改良を行ったものも発明の技術的範囲に含まれるものであり、そのことは当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 灯具ユニット
10 ヒートシンク
11 ベース部
11A 位置決めピン
11B ネジ螺合孔
12 放熱フィン
20 光源装置
21 熱伝達部材
22 光源
22A 基板
22B 発光チップ
23 コネクタ接続部材
23A 開口部
23B 接続部
24A 位置決め孔
24B ネジ孔
30 レンズ部材
31 レンズ
32 脚部
32A 固定部
33A 位置決め孔
33B ネジ孔
G1 溝部
N ネジ
SF1 光源設置面
SF2 脚部設置面
101L、101R 車両用の前照灯
102 車両

Claims (5)

  1. ヒートシンクと、
    前記ヒートシンク上に設けられる光源装置と、
    前記光源装置上に設けられるレンズ部材と、を備え、
    前記光源装置は、
    光源と、
    前記光源と前記ヒートシンクの間に位置する熱伝達部材と、を備え、
    前記レンズ部材は、
    前記光源からの光を前方側に照射するレンズと、
    前記レンズと一体成形され、前記熱伝達部材上に配置される脚部と、を備え、
    前記光源装置が、前記光源と前記脚部の間の位置に位置するように前記熱伝達部材上に設けられ、前記光源から前記脚部への放射熱を抑制する断熱部材を備えていることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記断熱部材は、前記光源と外部コネクタとの間の電気的な接続を行う電気配線を内蔵する絶縁樹脂で形成されたコネクタ接続部材であることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記断熱部材は、前記光源の光を照射する方向で見て、前記光源と前記脚部の間の位置に位置する部分の高さが前記光源の表面の高さ以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用灯具。
  4. 前記熱伝達部材は、
    前記光源を設置する光源設置面と、
    前記光源設置面よりも前記光源の光を照射する方向側に位置し、前記脚部を設置する脚部設置面と、を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
  5. 前記熱伝達部材は、
    前記光源を設置する光源設置面と、
    前記光源の光を照射する方向で見てほぼ同じ位置に位置する前記脚部を設置する脚部設置面と、
    前記光源設置面と前記脚部設置面の間に位置する溝部と、を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
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