JP2020035371A - 宅配ロッカー管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
例えば特許文献1では、宅配物が収容された場合にまずメール等で受取人に着荷通知が成され、その後所定の滞留通知時間を超えても宅配物が取り出されなかったら、受取人に取り出しを促すメールを再送信した。こうすることで、受取人がうっかり宅配物を取り出し忘れていた場合に取り出しを促すことができ、宅配ロッカーが宅配物で一杯になる状況を削減できた。
この構成によれば、宅配ロッカーの使用率が所定の比率に達したら、宅配ロッカーの利用者に対して取り出しを促す通知が成されるため、全ての収容部が埋まって宅配業者が困る事態を削減できる。
尚、使用率とは、ここでは収容部の数に対する宅配物が収容された収容部の割合である。
この構成によれば、宅配物を収容している全ての利用者に取り出しを促すため、全ての収容部が埋まる事態を更に削減できる。
この構成によれば、宅配物を取り出しに来ない受取人に対して取り出しを促す通知が成されるため、配達されたばかりの宅配物の受取人には通知されず、利用者が不快に感じたりすることがない。
この構成によれば、再三の通知にも関わらず宅配物を取り出さない利用者に対しては、管理者がそれを把握できるため、宅配物の強制撤去等を行うことも可能となり、宅配ロッカーの使用率の削減に有効である。
まず、宅配ロッカー管理装置2に、利用者である宅配物の受取人の電話番号等が登録されているものとする。この登録は、利用者端末3から宅配ロッカー管理装置2にアクセスして所定の登録ページ(Webページ)を開いて行われ、宅配物の受取人としての自宅の電話番号、或いは携帯電話の電話番号、更に氏名、住所等が登録される。必要に応じて、合わせて使用する宅配ロッカー1の識別情報も登録される。尚、直接宅配ロッカー管理装置2を操作して登録しても良い。
一方、登録した宅配ロッカー利用者の指示により、物品を発注して宅配業者を利用する際、配達した宅配物に登録した電話番号が記載される。こうして宅配ロッカー1に収容された宅配物の受取人を宅配ロッカー管理装置2が認識することが可能となる。
そして、宅配物を収容した宅配業者は、操作部12を操作して宅配物に記載されている電話番号を入力して扉を閉じ、必要に応じて暗証番号の入力等を行う。入力された電話番号は、宅配ロッカー制御部16の制御により宅配物が収容された収容部の識別情報と共に宅配ロッカー管理装置2に送信される。
この情報を受信した宅配ロッカー管理装置2は、管理装置制御部24が入力された電話番号が登録されている電話番号であるか照合し、一致する番号があったら施錠許可信号を返信する。また、施錠許可信号を返信した管理装置制御部24は、新たな荷物が収容されたことを把握して後述するように収容部11の使用率を更新する。
尚、入力した電話番号が照合できなかったら、宅配ロッカー管理装置2から宅配ロッカー1にエラー信号が返信され、表示部13に電話番号が異なる旨のエラー表示が成される。
一方、宅配ロッカー1から宅配物が取り出されたら、宅配物取り出し情報が宅配ロッカー管理装置2に送信され、それを受信した宅配ロッカー管理装置2は使用率を更新する。
そして、この使用率の情報は、定期的に管理端末4に送信され、管理端末4の図示しない表示部に表示される。
また、更に使用率が予め設定した第2の使用率、例えば90パーセントに達したら、収容されている宅配物の受取人全員に対して、登録されている電話番号の利用者端末3に取り出しを促すメッセージをSMS送信する。
特に、宅配物を収容している全ての利用者に取り出しを促すことで、全ての収容部11が宅配物で埋まる事態を効果的に削減できる。
また、一定時間以上滞留している宅配物の受取人に対して取り出しを促す通知をするよう制御した場合は、配達されたばかりの宅配物の受取人には催促の通知がないため、利用者が不快に感じたりすることがない。
加えて、再三の通知にも関わらず宅配物を取り出さない利用者に対しては、管理端末4に利用者情報が送信されるため、管理者がそれを把握でき、宅配物の強制撤去等を行うことも可能となり、宅配ロッカー1の使用率の削減に有効である。
また、90パーセント等100パーセントに達する前に取り出しを促す通知を実施しているが、100パーセントに達してから通知しても良い。
Claims (4)
- 宅配物を収容する収容部を複数備えた宅配ロッカーと、
前記宅配ロッカーの宅配物収容状況を管理し、必要に応じて宅配物情報を外部に通知する機能を備えた宅配ロッカー管理装置と、
前記宅配ロッカーを利用する宅配物の受取人が、前記宅配ロッカー管理装置から通知される宅配物情報を受けるための利用者端末と、を有し、
前記宅配ロッカー管理装置は、前記利用者端末が登録された通知先記憶部と、
前記収容部の使用率が所定の比率に達したら、収容されている宅配物の少なくとも一部の宅配物の受取人の前記利用者端末を前記通知先記憶部から読み取り、当該利用者端末に対して宅配物の取り出しを促す通知を行う通知制御部と、を有することを特徴とする宅配ロッカー管理システム。 - 前記通知制御部は、前記収容部の使用率が所定の比率に達したら、収容されている全ての宅配物の受取人の前記利用者端末を前記通知先記憶部から読み取り、全ての受取人に対して取り出しを促す通知を行うことを特徴とする請求項1記載の宅配ロッカー管理システム。
- 前記宅配ロッカー管理装置は、収容された個々の宅配物の滞留時間を管理する滞留時間管理部を有し、
前記通知制御部は、前記収容部の使用率が所定の比率に達したら、収容されている宅配物のうち、前記滞留時間管理部の計測時間が一定時間以上経過している宅配物の受取人の前記利用者端末を前記通知先記憶部から読み取って、当該利用者端末に対して前記取り出しを促す通知を行うことを特徴とする請求項1記載の宅配ロッカー管理システム。 - 管理者が宅配ロッカーの使用状況を把握するための管理端末を有し、
前記通知制御部は、前記取り出しを促す通知が所定回送信されたにもかかわらず、取り出されていない宅配物が発生したら、当該宅配物の受取人の情報を前記通知先記憶部から読み取って前記管理端末に通知することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の宅配ロッカー管理システム。
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JP2018163590A JP7101571B2 (ja) | 2018-08-31 | 2018-08-31 | 宅配ロッカー管理システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7016560B1 (ja) * | 2021-05-21 | 2022-02-07 | 株式会社Nice Eze | 宅配システムと宅配方法 |
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