JP2020035063A - 商品販売データ処理装置、プログラム、表示制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】商品販売データ処理承知は、タッチパネル操作で操作可能な表示操作部と、前記表示操作部の表示領域と表示とを制御する制御部とを有し、前記表示操作部は、少なくとも当該取引における合計金額を表示する第1表示領域と、商品選択に使用する商品選択ボタンを表示する領域を備える第2表示領域とを含む表示領域を有し、前記制御部は、前記第2表示領域に表示する前記商品選択ボタンの選択操作がなされると、前記選択された前記商品選択ボタンの商品を示す情報を前記第2表示領域に拡大表示する。
【選択図】図11
Description
特許文献1の清算装置は、店員用操作表示手段である液晶タッチパネル上に、商品指定ボタンや割引ボタン、品券ボタンなど、計量した商品の清算に用いる様々な選択ボタンを表示している。
商品販売データ処理装置は、タッチパネル操作で操作可能な表示操作部と、
前記表示操作部の表示領域と表示とを制御する制御部とを有し、
前記表示操作部は、少なくとも当該取引における合計金額を表示する第1表示領域と、商品選択に使用する商品選択ボタンを表示する領域を備える第2表示領域とを含む表示領域を有し、
前記制御部は、前記第2表示領域に表示する前記商品選択ボタンの選択操作がなされると、前記選択されたボタンの商品を示す情報を第2表示領域に拡大表示することを特徴とする。
コンピュータを、
タッチパネル操作で操作可能な表示操作部、
前記表示操作部の表示領域と表示とを制御する制御部、として機能させ、
前記表示操作部は、少なくとも当該取引における合計金額を表示する第1表示領域と、商品選択に使用する商品選択ボタンを表示する領域を備える第2表示領域とを含む表示領域を有し、
前記制御部は、前記第2表示領域に表示する前記商品選択ボタンの選択操作がなされると、前記選択されたボタンの商品を示す情報を第2表示領域に拡大表示するように機能させることを特徴とする。
商品販売データ処理装置のタッチパネル操作で操作可能な表示操作部の表示制御方法であって、
前記表示操作部は、少なくとも当該取引における合計金額を表示する第1表示領域と、商品選択に使用する商品選択ボタンを表示する領域を備える第2表示領域とを含む表示領域を有し、
前記表示操作部の表示領域と表示とを制御する表示制御ステップを有し、
前記表示制御ステップは、前記第2表示領域に表示する前記商品選択ボタンの選択操作がなされると、前記選択されたボタンの商品を示す情報を第2表示領域に拡大表示することを特徴とする。
なお、図1では、ラベル印刷装置2の店員用表示操作部6を有する側を前面、その反対側を後面とし、図1の手前側を右側面、図1の奥側を左側面としている。
また、計量装置1は、店員や顧客による商品の選択を検知する後述の商品選択器51と無線や有線などの通信手段により接続可能である。計量装置1は、複数の商品選択器51と通信可能である。
なお、図示していない撮像部(CCDカメラ等)を計量装置1が備えていてもよい。撮像部を備える場合、表示部(店員用表示操作部6)の下方または左右何れか側方に撮像部(CCDカメラ等)を配置させ、載置部3aに積載され物品(商品)を撮像し、撮像して得られた画像を解析して物品(商品)を特定する特定情報を抽出し、計量装置1が記憶する物品(商品)の特定情報と照合し合致するまたは近似する特定情報に基づき物品(商品)を特定し画面に表示するようにしてもよい。なお、近似する特定情報に基づき物品(商品)を特定する場合は、表示部(店員用表示操作部6)または客用表示部7に近似する特定情報を有する物品(商品)を選択可能に表示させて選択させるようにしてもよい。なお、計量装置1が記憶する物品(商品)の特定情報と撮像した画像を解析し抽出した特定情報とを照合し合致する場合は、選択画面を表示させずに、後述の図11の様に特定された物品(商品)を画面に表示する。これにより、操作性が向上し店員(オペレータ)の手数や操作の時間等を削減することができるという効果を奏する。
すなわち、計量装置1を操作する店員と顧客が計量装置1を対向する位置で計量を行う場合、客用表示部7は、店員用表示操作部6の表示面と反対側の面に表示画面を向けて、商品を購入する顧客が取引内容を確認できるように表示を行う。客用表示部7は、少なくとも現在計量装置1で取引中の取引情報を表示するが、取引明細を表示して、顧客が取引全体の内容を確認できるようにしても良い。
また、店員用表示操作部6と客用表示部7の表示画面をタッチパネルディスプレイにして、店員(オペレータ)や客が画面をタッチしてデータを入力できるようにしてもよい。客が要望(所望)する情報を客側に表示し任意に選択させるようにしてもよい。これにより、店員(オペレータ)が客に質問しなければならないこと(例えば、買物袋の必要有り無しやその数、買い上げる物品(商品)の数量など)を客側の画面に表示し選択入力してもらうことにより、客は必要な個数を店員に画面操作で申告することができるので容易であり、当該取引に係る時間を短縮させることができるとともに、店員(オペレータ)の負荷や操作の手数を分散させ軽減(削減)することができるので操作性向上と顧客満足度をアップさせることができる。
なお、通信部116が、ICチップ付きのIDカード58(通信機能付き)と通信を行うことにより、制御部111がIDカード58を認識して、店員を識別してもよい。
例えば、店員が顧客から商品の注文を受け付けた場合、店員は、その商品に関連付けられている商品選択器51をタッチする等の操作を行うことにより、商品選択器51が、選択された商品の商品ID(商品データ)等を計量装置1に送信する。計量装置1はその商品選択器51から送信された商品IDや商品選択器51の識別番号等の信号を受信することで、顧客により注文された商品を、容易に短時間に特定することができる。
例えば、店員は、顧客から商品の注文を受け付けた場合、店員は、その商品に関連付けられている商品選択器51をタッチする等の操作を行う。CPU511は、商品に対応付けられている商品ID(商品データ)を、記憶部516から読み出して、通信部(送信部513、受信部512)から、商品データ等を計量装置1に送信する。
IDカード58は、店員の氏名(店員Aさんや店員Dさん等)や店員識別情報等を表示する表示部580を有する。また、IDカード58は、ICチップ60を有する。ICチップ60は、通信部581、記憶部582、制御部583等を有する。なお、表示部580は、制御部583の制御により所定の表示を行う電子ペーパ、液晶表示装置、有機EL表示装置などであってもよいし、店員の氏名が印刷されたものであってもよい。
記憶部582には、店員用識別情報(店員ID)やIDカード固有の識別情報等が記憶されている。
店員用表示操作部6は、計量装置1の操作を行う店員等の操作者が操作するためのタッチ操作可能な表示装置付きのタッチパネルである。店員用表示操作部6は、図7に示したように、複数の表示領域を有する。
詳述すると、店員用表示操作部6の複数の表示領域は、取引内容を表示する第1表示領域11、登録商品の一覧を表示する第2表示領域21、計量装置1で決済可能な決済種別(例えば、現金、クレジットカード、電子マネー等)を選択可能な操作ボタンとして表示する第3表示領域31、計量装置1が検知した店員の店員情報(店員の識別情報や店員の氏名等)を表示する第4表示領域41などを有する。これら第1表示領域11から第4表示領域41の各領域内に表示される情報は、操作や状況に応じて表示内容が変更され、操作や状況に対応させて各対象領域に各種ボタンを選択操作可能に表示する。
第2表示領域21の取引明細表示領域22は、商品の質量(重量)や数量を表示する重量数量表示部24と、商品の名称を表示する商品表示部25と、商品の金額を表示する金額表示部26とを有する。また、第2表示領域21の金額表示部26の下部には、合計金額表示部27が設けられている。
計量装置1を操作する操作者(店員)は、第2表示領域21によって、一取引において複数の商品を計量する場合に、どの商品まで計量したのかを簡易に確認することができる。
なお、計量器3の載置部に商品が載置されていない場合など、計量器3からの計量データが最小値以下を示す場合、制御部は、重量アンダーフロー(UF)などと第2表示領域21に表示してもよい。この場合、制御部は、重量表示部13にUF(アンダーフロー)を表示してもよい。
なお、決済種別毎の選択ボタン以外に選択された商品を拡大表示する場合には、値引きや割引を行うためのボタンを表示する。なお、決済種別の選択ボタンと値引き及び割引きの選択ボタンが表示されるのは、取引明細表示領域が表示されている場合に表示される。なお、商品選択ボタン28が選択され、その選択された商品が拡大表示されている場合には、決済種別の選択ボタンは商品の登録時には不要であるため値引きや割引を行うためのボタンのみを表示する制御がなされる。言い換えると、第3表示領域31には、操作状況に応じて操作に必要なボタンのみを表示するように制御がなされる。また、操作状況に応じて操作に不要なボタンを表示しない(非表示または表示領域内より削除する)ようにしてもよい。このため、計量装置1を操作する操作者は、計量装置1を操作する操作状況に応じて操作可能なボタンのみを表示するので直観的に操作することができ、不要なボタンや他の画面に遷移することなく領域ごとに選択的に表示されるボタンを操作すればよいので操作ミスも減少させることができる。
なお、図7、図8に示した第3表示領域31は、メニューボタンとプリパックボタンとの2つの操作ボタン32(320a,320b)を表示しているが、取引を開始する前の操作で操作に必要な選択可能な操作ボタン32の数に応じて表示する操作ボタン32の数が変化する。メニューボタン(操作ボタン320a)は、計量装置1のメインメニュー画面に戻るためのボタンであり、プリパックボタン(操作ボタン320b)は、後述のプリパック画面120に移るためのボタンである。なお、プリパックボタン(操作ボタン320b)は、値付け画面への切り替えであり、事前に物品(商品)にラベルを貼付するためのラベルを発行する画面となる。予めスケジュールされた商品にラベルを貼付するために商品毎の数量指示や計量指示データに基づいてラベル発行するものであってもよい。
詳細には、計量装置1のセンサ10や通信部により店員のIDカード58を検知した場合、店員用表示操作部6の第4表示領域41は、図7に示す初期画面から図9(a)に示すように、店員を検知したことを示す店員ボタン42を表示する。また、店員用表示操作部6の第4表示領域41は、計量装置1のセンサ等が複数の店員を検知した場合、図9(b)に示すように、制御部は、複数の店員ボタン42を第4表示領域41に表示する。複数の店員のうち一方の店員が計量装置1を操作するとき、その店員は、自己を示す店員ボタン42を選択したのち計量装置1を操作することができる。言い換えると、センサ10が店員を検知すると、その店員が計量装置1を操作することができる状態になる。つまり、店員が計量装置1を操作するためのログインボタンを店員用表示操作部6に設ける必要が無い。または、計量装置1の制御部は、計量装置1から最も近い店員が操作していると判断して、その店員に対して計量装置1を操作可能に許可しても良い。これにより、操作性が向上させることができる。
なお、計量装置1は、計量装置1を操作する店員のログインがなされていない場合、計量装置1での商品登録等の操作が出来ないようになっている。
このように、計量装置1の店員用表示操作部6は、現在の計量装置1の操作に不要な操作ボタン32を表示せず、操作ボタン32の表示数が増加する場合、表示領域の表示内容や項目数に応じて、第3表示領域31の領域を拡大して必要な操作ボタン32を表示し、他の表示領域である第1表示領域11と第2表示領域21と第4表示領域41とは、領域を縮小する。
すなわち、計量装置1の操作者(店員)は、計量装置1の操作を直観的に行うことができ、計量作業が迅速に行うことができる。また、計量装置1の店員用表示操作部6は、現在の計量装置1の操作に使用するボタンのみを表示させる制御がなされる。また、現在の計量装置1の操作に使用しないボタンを表示しない(不要なボタンを非表示)にする方式であってもよい。このため、操作者(店員)は、計量装置1の操作を直観的に行うことができるため、計量装置1の操作の習熟に要する学習期間を短縮できる。
このため、計量装置1は、登録画面の第2表示領域21の取引明細表示領域22や商品選択ボタン表示領域23を消去して、後述する選択商品拡大画面61に切り替わっても、店員が選択中の商品数を店員に報知することができる。
なお、この報知部43は店員ボタン42に設ける以外に、店員ボタン42の近傍に設けても良い。
また、第3表示領域31に表示する操作ボタン32として、後述する指定割引ボタン33、固定割引ボタン34を表示している。
詳細には、制御部は、図8に示す第2表示領域21の取引明細表示領域22と商品選択ボタン表示領域23を消去して、消去した取引明細表示領域22と商品選択ボタン表示領域23の領域に、図11に示すように、第2表示領域21を画面領域内に設定し選択商品拡大画面61を表示する。この選択商品拡大画面61は、例えば、商品選択ボタン28の商品の画像62を拡大して表示する。
また、制御部は、図11に示した戻るボタン63の操作を検知した場合、遷移前の画面、例えば、図11に示す選択商品拡大画面61から図8に示す登録画面に戻る処理を行う。
また、選択商品拡大画面61は、取引内容を表示する第1表示領域11と、計量装置1の操作に必要な選択可能な操作ボタンのみを表示する第3表示領域31と計量装置1が検知した店員を表示する第4表示領域41とを同じ画面に表示する。また、第3表示領域31の表示するアイコン(押下ボタン等の表示内容)は、遷移させた画面のモードに応じて表示内容を変更する。この場合、選択商品拡大画面61を表示するモードであるので、第3表示領域31に表示する操作ボタン32として、拡大表示した商品に対し値引きまたは割引を行うために指定割引ボタン33と固定割引ボタン34とを表示している。
なお、図11や図10の取引内容を表示する第1表示領域11の左上の「PLU 107」の表示(個数売り商品情報表示部191)は、個数で販売する商品である場合に表示し、この場合は、商品番号107が呼び出されたことを表しており、領域66を個数の入力および表示領域に変更する。また、拡大表示した商品が計量商品である場合は、計量装置のイラストとS(スケール)表示(量り売り表示部181,182)を行い、計量皿に商品を載置させる必要がある旨をオペレータに知らせる役割も兼ねている。
第1表示領域11、第3表示領域31は、現在取り扱っている商品の属性に応じて表示内容を変えるようにしている。このような表示制御を行うことにより、例えば値引き割引き等を行うための他の画面に切り替える等の手数と時間を削減(無くすこと)ができるので操作性を向上させることができ、また、オペレータは直感的に連続した操作を一つの画面内で行うことができるため、当該装置の操作教育を行う時間を削減(軽減)することができるという効果も奏する。
選択商品拡大画面61を表示する状態の店員用表示操作部6は、例えば、第1表示領域11の重量表示部13(数量表示部)に、商品の数量を指定や変更するための数量変更領域64を有する。数量変更領域64は、例えば、2つの領域を有し、商品の数量を加算する加算領域65と、商品の数量を減算する減算領域66(領域)を備える。
制御部111は、加算領域65への操作を検出した場合、商品の数量を加算する処理を行い、減算領域66への操作を検出した場合、商品の数量を減算する処理を行う。
すなわち、計量装置1の操作を行う店員は、現在選択している商品を大きな画像62で確認でき、商品の間違いを防止できる。また、選択商品拡大画面61が商品選択ボタン28の商品の画像62を拡大して表示する場合は、計量装置1の操作を行う店員が、どの商品選択ボタン28を操作したのかを画像で直観的に確認し易い。また、選択商品拡大画面61を表示する状態の店員用表示操作部6は、同じ画面に数量変更領域64を有するので、選択した商品に間違いがないかを容易に確認しながら、同じ画面で数量を変更できる。
また、数量変更領域64は、第1表示領域11の重量表示部13に設けることに限らず、例えば、選択商品拡大画面61の画像62に設けても良い。数量変更領域64を画像62に設ける場合、操作者(店員)は、選択した商品をより容易に確認できる状態で、商品の数量を選択できる。また、商品を割引する場合は、指定割引ボタン33や固定割引ボタン34を操作する。
この図12の登録画面の第2表示領域21の取引明細表示領域22に表示されている商品は、商品の重量数量表示部24や商品表示部25や金額表示部26をタッチ、クリックやダブルクリック、ダブルタップ等の操作をすると、計量装置1の操作者は、当該商品をキャンセルすることができる。
また、取り消し線30を表示する商品の重量数量表示部24や商品表示部25や金額表示部26をタッチやクリックやダブルクリック、ダブルタップ等の操作をすると、キャンセルを取り消すことができる。
なお、上述したキャンセル表示は、取り消し線30に限られるものではなく、反転表示やグレー表示、斜線表示などであってもよい。
また、店員用表示操作部6は、図12や図13に示す画面で、店員ボタン42を操作すると、図14に示すような会計画面に遷移する。この画面は、この店員が商品登録した明細を確認するための画面でもある。図14に示すように、第3表示領域31に、計量装置1の操作に必要な操作ボタン32である操作ボタン32a〜32fを表示している。操作ボタン32aは、計量する商品の決済を現金で行うための現金決済ボタンである。操作ボタン32bは、計量する商品の決済をクレジットカードで行うためのクレジットカード決済ボタンである。
操作ボタン32cは、計量する商品の決済を割り引くための割引ボタンである。
操作ボタン32dは、計量する商品の決済から値下げするための値下げボタンである。操作ボタン32eは、小計モードをキャンセルするためのキャンセルボタンである。操作ボタン32fは、割引を取りやめるためのキャンセルボタンである。
店員用表示操作部6は、決済方法が現金の操作ボタン32、又は決済方法がクレジットカード払いの操作ボタン32bの操作を検知した場合、図15に示す精算画面70に移行する。言い換えると、計量装置1を操作する操作者が、顧客の希望する決済方法が現金の時は操作ボタン32aを操作し、顧客の希望する決済方法がクレジットカードの時は操作ボタン32bを操作すると、別途精算ボタン等を操作しなくても精算が行われる。従って、図13に示す画面において第3表示領域31に表示された決済種別である操作ボタン32a、32bの何れかのボタンが操作されると図15の画面に遷移する。
また、精算画面70を表示した状態で、戻るボタン63の操作が検出された場合、図7の初期画面や図8に示す登録画面に戻る。
また、図15に示す精算画面70は、会員情報を入力可能な別画面に遷移する会員情報ボタン71、取引終了後に訂正を行うときの訂正ボタン72を備える。訂正ボタン72の操作を検出した場合、店員用表示操作部6は、精算が終了した取引内容を修正する画面に遷移する。
計量装置1は、図7等に示す画面のプリパックボタン(操作ボタン32b)の操作が検出された場合、図16に示すように、プリパック商品を作るためのプリパック画面120に遷移する。プリパック商品とは、上述の計り売りの販売形態とは別に、商品を予め計量して値付包装した商品にラベルを貼付するためのラベルを発行するための画面を言う。プリパック商品には、計量した商品価格や商品情報やバーコードを印字したラベルを貼付する。プリパック商品の精算は、図示していないバーコードスキャナで当該バーコードを読み取って精算を行う。
つまり、プリパック商品は、商品を予め計量や数量入力を行い値付包装する商品なので、店員が作業の空き時間を見てプリパックすることがきる。計量装置1を操作する作業者は、プリパック商品を計量するときに、プリパックボタン(操作ボタン32b)を操作して、図16に示すプリパック画面120を表示させ、プリパック作業を行う。
例えば、制御部111は、表示操作部(店員用表示操作部6)の第1表示領域11に、常に商品の計量情報を表示するように構成されていることが好ましい。なお、制御部111は、計量部(計量器3)により商品を計量していない場合には、その旨を表示する。
すなわち、制御部111は、商品選択ボタン28等の選択操作を検出した場合、その選択されたボタン(商品選択ボタン28等)に関連付けられた商品を示す情報を第2表示領域21に拡大表示するので、操作状況に応じて容易に取引情報を入力することができる計量装置1等の商品販売データ処理装置を提供することができる。また、商品販売データ処理装置の現在の操作状況を容易に認識することができ、誤った商品を選択して計量を行うことを防止し、所望の商品を確実に選択して計量を行う商品販売データ処理装置を提供することができる。
また、上記実施形態では、商品選択ボタン28の選択操作を検出した場合、その選択された商品選択ボタン28の商品を示す拡大情報が、その商品の画像である。すなわち、商品選択ボタン28に関連付けられた商品の画像が拡大表示されるので、操作者(店員)は、計量装置1の現在の操作状況を容易に認識することができ、誤操作を防止することができる。
すなわち、計量装置1の操作者の店員は、商品の選択を行うとき、迷うことなく計量装置を操作することができる。
すなわち、計量装置の操作者は、第1表示領域11に表示された、量り売り表示部181,182や、個数売り商品情報表示部191を見ることで、選択された商品が計量商品または非計量商品(個数売り商品等)であるかを、容易に認識することができる。
すなわち、操作者は、拡大表示させた商品の入力の確定がなされると、少なくとも表示操作部(店員用表示操作部6)の第3の表示領域に当該取引(商品の商取引)を決済する決済種別を示す操作ボタンを操作することで、決済の操作に必要なボタンを容易に判断できるので、操作が容易になる。
すなわち、第2表示領域21が取引明細表示領域22を有するので、操作者は、取引内容の取引明細を容易に確認することができる。また、計量装置の操作者は、取引内容と取引明細の一覧を同一の画面で容易に確認することができる。また、操作者は、計量した商品などの取引内容と取引明細の一覧を同一の画面で確認しながら、計量装置の商品選択ボタンなどの操作ボタンを操作することができるため、計量装置の操作が簡易になる。
すなわち、簡単な構成で、商品の個数売りや量り売りに応じて、最適な金額表示を行うことができる計量装置などの商品販売データ処理装置を提供することができる。
詳細には、計量装置1は、店員を識別する媒体を検知する検知部を有し、制御部111は、前記検知部によりその媒体が検知されると、表示操作部(店員用表示操作部6)にその媒体の識別情報に基づき店員の検知を表示する第4表示領域41を表示する処理を行う。
計量装置1は、センサ10による検知結果や通信部116等の通信結果等により、計量装置1に対する店員の近接を検知した場合、店員用表示操作部6の第4表示領域41に店員の検知を示す表示を行う。計量装置1への店員の近接を検知する手段としては、例えば、店員により所持されている無線機能付きICカードなどのIDカード58(店員を識別する媒体)と通信可能な通信部であってもよいし、店員の識別情報を示すバーコードや二次元コードなどのコードが表示されたIDカード(店員を識別する媒体)を光学的に読み取るコードリーダなどであってもよい。また、計量装置1は、例えば店員の顔や指紋等の特徴情報を記憶する記憶部と、店員の指紋や顔等を撮像する撮像部を有し、撮像部により得られた画像と、記憶部に記憶されている特徴情報とに基づく認証処理により、店員の近接を検知してもよい。
すなわち、計量装置1は、計量装置を操作するためにログイン等の操作が不要なため、計量装置1の操作が容易である。また、計量装置の操作者が複数いる場合、操作者は、店員用表示操作部6の第4表示領域41を見ることで、誰が計量装置を操作しているのかを容易に確認することができる。
詳細には、選択商品拡大画面61を表示する状態の店員用表示操作部6は、例えば、第1表示領域11の重量表示部13に、商品の数量を指定や変更するための数量変更領域64を有する。数量変更領域64は、例えば、2つの領域を有し、商品の数量を加算する加算領域65と、商品の数量を減算する減算領域66を備える。制御部111は、加算領域65への操作を検出した場合、商品の数量を加算する処理を行い、減算領域66への操作を検出した場合、商品の数量を減算する処理を行う。例えば、商品選択ボタン28による商品選択時、デフォルトの商品の個数が1個となるように設定されている場合、1個から2個へ加算、又は1個から0個への減算等の変更や指定を容易に行うことができる。
すなわち、選択商品拡大画面61にて、商品の数量等の取引内容を容易に変更可能な計量装置1を提供することができる。
なお、本発明は計量装置に限定されず、POSレジスタ(金銭登録装置)や券売機(販売機含む)等の商品販売のために商品を登録し、該登録した商品に基づいて代金決済を行う装置であればどの様な装置であってもよい。
すなわち、操作や状況に応じて容易に取引情報を入力することができる商品販売データ処理装置のプログラムを提供することができる。
すなわち、操作や状況に応じて容易に取引情報を入力することができる商品販売データ処理装置の表示制御方法を提供することができる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
3…計量器(計量部)
6…店員用表示操作部(表示操作部)
11…第1表示領域
16…第5表示領域
21…第2表示領域
22…取引明細表示領域
23…商品選択ボタン表示領域
28…商品選択ボタン
31…第3表示領域
41…第4表示領域
61…選択商品拡大画面(選択商品拡大表示部)
64…数量変更領域
65…加算領域
66…減算領域
111…制御部(CPU)
Claims (11)
- タッチパネル操作で操作可能な表示操作部と、
前記表示操作部の表示領域と表示とを制御する制御部とを有し、
前記表示操作部は、少なくとも当該取引における合計金額を表示する第1表示領域と、商品選択に使用する商品選択ボタンを表示する領域を備える第2表示領域とを含む表示領域を有し、
前記制御部は、前記第2表示領域に表示する前記商品選択ボタンの選択操作がなされると、前記選択されたボタンの商品を示す情報を第2表示領域に拡大表示する
ことを特徴とする商品販売データ処理装置。 - 前記制御部は、前記選択された前記商品選択ボタンの商品を示す情報を第2表示領域に拡大表示すると、前記選択された商品の値引き又は割引きを行う操作ボタンを表示させた第3表示領域を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。 - 前記制御部は、前記選択された商品が計量商品である場合、当該選択された商品が計量商品であることを示す旨の識別情報の表示と、前記選択された商品が非計量商品である場合、当該選択された商品が計量商品でないことを示す旨の識別情報の表示とを態様を変えて前記第1表示領域に表示する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の商品販売データ処理装置。 - 前記制御部は、前記拡大表示させた商品の入力の確定がなされると、少なくとも当該取引を決済する決済種別を操作ボタンとして選択可能に表示させた第3表示領域を表示する
ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の商品販売データ処理装置。 - 前記制御部は、前記拡大表示させた商品の入力の確定がなされると、前記第2表示領域に、前記確定した商品の取引内容を表示する取引明細表示領域と、商品選択ボタンを表示する商品選択ボタン表示領域とを表示する
ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の商品販売データ処理装置。 - 前記制御部は、前記第2表示領域の前記取引明細表示領域に表示された商品をキャンセルする操作を検出した場合、当該商品がキャンセルされたことを示す表示態様に表示を変更する処理を行う
ことを特徴とする請求項5に記載の商品販売データ処理装置。 - 商品の質量を計量する計量部を有し、
前記制御部は、前記拡大表示した商品が計量を必要とする商品である場合、前記第1表示領域に前記拡大表示した商品の質量と、その質量に応じた金額を表示し、前記拡大表示した商品が計量を必要としない商品である場合は、前記拡大表示した商品の数量と、その数量に応じた金額を表示する
ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の商品販売データ処理装置。 - 店員を識別する媒体を検知する検知部を有し、
前記制御部は、前記検知部により媒体が検知されると、前記表示操作部に前記媒体の識別情報に基づき店員の検知を表示する第4表示領域を表示する
ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の商品販売データ処理装置。 - 前記選択されたボタンの商品を示す拡大情報は、商品を識別する画像、または商品を識別する文字情報である
ことを特徴とする請求項1から請求項8の何れか一項に記載の商品販売データ処理装置。 - コンピュータを、
タッチパネル操作で操作可能な表示操作部、
前記表示操作部の表示領域と表示とを制御する制御部、として機能させ、
前記表示操作部は、少なくとも当該取引における合計金額を表示する第1表示領域と、商品選択に使用する商品選択ボタンを表示する領域を備える第2表示領域とを含む表示領域を有し、
前記制御部は、前記第2表示領域に表示する前記商品選択ボタンの選択操作がなされると、前記選択されたボタンの商品を示す情報を第2表示領域に拡大表示するように機能させることを特徴とする商品販売データ処理装置のプログラム。 - 商品販売データ処理装置のタッチパネル操作で操作可能な表示操作部の表示制御方法であって、
前記表示操作部は、少なくとも当該取引における合計金額を表示する第1表示領域と、商品選択に使用する商品選択ボタンを表示する領域を備える第2表示領域とを含む表示領域を有し、
前記表示操作部の表示領域と表示とを制御する表示制御ステップを有し、
前記表示制御ステップは、前記第2表示領域に表示する前記商品選択ボタンの選択操作がなされると、前記選択されたボタンの商品を示す情報を第2表示領域に拡大表示することを特徴とする表示制御方法。
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