JP2020033119A - 二つ折りシートの製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】二つ折りシートを首尾よく製造する製造方法及び製造装置を提供すること。【解決手段】本発明の二つ折りシートの製造方法は、複数枚のシート材料からなる帯状の積層シートを、該積層シートに張力を付与した状態で一方向に搬送しながら、該積層シートの幅方向の中央域に、搬送方向に延びるスリットが該搬送方向に沿って間欠的に形成された折り線を形成する折り線形成工程と、折り線が形成された積層シートの中央域をガイドプレートに当接させ、且つ該積層シートの幅方向における側部域の両側それぞれをガイドロールに当接させて、該積層シートを水平方向から鉛直方向に立ち上げて、折り線に沿って該積層シートを二つ折りする二つ折り工程とを備える。本発明の製造方法に好適に用いられる製造装置も提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、二つ折りシートの製造方法及び製造装置に関する。
複数枚のシート材料が積層された積層シートは、使い捨ておむつ等の吸収性物品、マスク等の衛生用品、及び使い捨てカイロ等の発熱具等の製品の構成材料として用いられる。これらの製品の製造過程において、帯状の積層シートは、その幅方向に所定の部位で折り返されて、以後の工程に供されることがある。
特許文献1には、連続的に搬送されているウェブの両側縁が互いに近接ないし重なり合うように、該ウェブを2つに折り重ねる工程を有する使い捨て着用物品の製造方法が開示されている。
また特許文献2には、連続的に搬送される吸収性物品用のウェブを、吸収性物品の製造工程の流れ方向と平行な折り曲げ線を基準として、折り曲げ線と前記ウェブの一方の側縁部との間の第1領域と、折り曲げ線と前記ウェブの他方の側縁部との間の第2領域とを重ね合わせる折り装置が開示されている。同文献には、折り曲げ線を基準に第1領域と第2領域とのなす角度を下流側に向かうほど小さくなるように各領域を向い合せるウェブ案内機構を備えていることも開示されている。
特開2003−38566号公報 特開2011−30805号公報
しかし、特許文献1に記載の製造方法及び特許文献2に記載の装置では、シートの搬送過程においてシートのたわみが生じやすく、その結果、シートの意図しない位置で折り返されたり、搬送されるシートの幅方向の端部が意図せず折れた状態で折り重ねられたりしてしまうことがある。また、シートの所定の位置で折り返された場合であっても、シートが折り返された後は、スリット形成等の以後の製造工程が首尾よく行えない場合があった。
したがって、本発明の課題は、従来技術の欠点を解決し得る二つ折りシートの製造方法を提供することにある。
本発明は、複数枚のシート材料からなる帯状の積層シートを、該積層シートに張力を付与した状態で一方向に搬送しながら、該積層シートの幅方向の中央域に、搬送方向に延びるスリットが該搬送方向に沿って間欠的に形成された折り線を形成する折り線形成工程と、
前記折り線が形成された前記積層シートの中央域をガイドプレートに当接させ、且つ該積層シートの幅方向における側部域の両側それぞれをガイドロールに当接させることによって、該積層シートを水平方向から鉛直方向に立ち上げて、前記折り線に沿って該積層シートを二つ折りする二つ折り工程とを備える、二つ折りシートの製造方法を提供するものである。
また本発明は、周方向に沿って延び、該周方向に間隔を置いて配されたカッター刃を周面に有するスリットロールと、該スリットロールに対向して配されているアンビルロールとの間に一方向に搬送される帯状の積層シートを供給して、該積層シートに、その搬送方向に沿って延び、且つ幅方向の中央域にスリットを間欠的に形成可能に構成されているスリット形成部と、
前記折り線が形成された前記積層シートの幅方向における側部域の両側それぞれをガイドロールに当接させることによって、該積層シートを水平方向から鉛直方向に立ち上げて、前記折り線に沿って該積層シートの二つ折りができるように構成されているガイドロールと、
前記スリットが形成された前記積層シートと当接可能に配されているガイドプレートと、
前記ガイドプレートの位置を調整可能な位置調整機構とを備える、二つ折りシートの製造装置を提供するものである。
本発明によれば、複数枚のシート材料からなる帯状の積層シートを、積層シートの意図する位置で折り返し、積層シートの幅方向の端部を折り重ねることで、二つ折りシートを首尾よく製造することができる。
図1は、本発明の製造装置の一実施形態を示す模式図である。 図2は、図1に示す製造装置における斜視図である。 図3は、本発明の製造装置の別の実施形態を示す模式図である。 図4(a)ないし(c)は、図1に示す製造装置におけるガイドロール部及びガイドプレート部並びにこれらの位置関係を示す搬送方向に直交する断面図である。
以下、本発明の二つ折りシートの製造方法を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1及び2には、本発明の二つ折りシートの製造方法に好適に用いられる製造装置の一実施形態が示されている。同図に示す製造装置10は、製造工程の上流側から下流側に向けて、スリット形成部20、上流側フィード部30、側部域立ち上げ部40、折り誘導部50、及び下流側フィード部60をこの順で備えている。
以下の説明では、特に断りのない限り、積層シート1の搬送方向MDと、各ロール及び積層シート1の接触する部分における回転方向とは同一の方向(長手方向X)を指し、「幅方向」及び「軸方向」は積層シート1の搬送方向MDに直交する方向(符号Yで示す方向)を指す。
スリット形成部20は、上流の工程から一方向に搬送された複数枚のシート材料からなる帯状の積層シート1を切断して、該シート1に搬送方向MDに延びる複数のスリット2を間欠的に形成するための部材である。スリット形成部20は、スリットロール21と、スリットロール21に対向して配されているアンビルロール22とを備えている。スリットロール21とアンビルロール22とは、それらの周面が対向し、且つ所定量のクリアランスが生じるように回転軸が平行に配置されている。本実施形態におけるスリットロール21は、水平方向(図2中、XY平面方向)に供給された積層シート1の厚み方向Zに貫通したスリット2を間欠的に形成できるようになっている。
図2に示すように、スリット形成部20は、スリット刃21aを周面に有するスリットロール21と、周面が平坦なアンビルロール22とを備えている。スリットロール21の軸方向中央部に配されたスリット刃21aは、スリットロール21の周方向に沿って延び、且つ該周方向に間隔を置いて並んで配置されている。つまり、スリット形成部20は、ロータリーダイカッターの態様となっている。スリット形成部20がこのような構成になっていることによって、積層シート1の幅方向Yの中央域に、好ましくは積層シート1の幅方向Yの中央部に、搬送方向MDに延びるスリット2が間欠的に形成された折り線Lを形成することができる。なお中央域とは、積層シート1を幅方向Yに仮想的に三等分したときの中央領域のことをいい、中央域を介した積層シート1の幅方向の左右の領域を側部域という。
所定の位置での二つ折りを一層効果的に行う観点から、図3に示すように、スリット形成部20は、搬送された帯状の積層シート1に対して、スリット2を搬送方向MDに沿って間欠的に形成可能であり、且つ隣り合うスリット2,2間に搬送方向MDに延びる溝部3を形成可能な構成を有することが好ましい。つまり、同図に示す実施態様では、積層シート1における折り線Lは、スリット2と溝部3とが搬送方向MDに沿って交互に形成されたものであることが好ましい。また、スリット2及び溝部3を有する折り線Lは、積層シート1の幅方向Yの中央域に形成されていることが好ましく、積層シート1の幅方向Yの中央部に形成されていることが更に好ましい。このような構成とするためには、例えば同図に示すように、スリット形成部20として、スリット刃21a及び溝部形成部材21bをそれぞれ周面に有するスリットロール21Aと、周面が平坦なアンビルロール22とを備えた態様とすることができる。
上述のとおり、図3に示す製造装置10は、スリット形成部20を備える。スリット形成部20は、スリットロール21Aと、アンビルロール22とを備えている。スリット刃21a及び溝部形成部材21bはそれぞれ、スリットロール21Aの周方向に沿って延び、その周方向に間隔を置いて配されている。溝部形成部材21bは、周方向において隣り合うスリット刃21a,21aの間に配されている。溝部形成部材21bとしては、例えば積層シート1の厚み方向に押し付け可能な凸状部材や、スリット刃21aよりも刃丈が低いカッター刃等の態様が挙げられる。いずれの態様であっても、積層シート1にスリット2が形成されるとともに、該スリット2間に、積層シート1の厚み方向に非貫通である溝部3が積層シート1の幅方向中央域に、好ましくは幅方向中央部に形成できるようになっている。
積層シートの搬送時の張力を安定させるとともに、スリットの意図しない形成不良を防止する観点から、スリット形成部20の配置位置よりも下流に、積層シート1の張力を調整可能な上流側フィード部30が備えられていることが好ましい。図1に示すように、上流側フィード部30は、一対のフィードロール31,31が、これらの軸方向Yをスリットロール21及びアンビルロール22と一致させ且つ互いに対向して配されており、フィードロール31,31間に積層シート1が供給且つ挟持できるようになっている。
図1及び図2に示す製造装置10は、側部域立ち上げ部40を備えている。側部域立ち上げ部40は、折り線Lが形成された積層シート1を搬送しつつ、該積層シート1の幅方向Yにおける側部域の両側それぞれを水平方向(図2中、XY平面方向)から鉛直方向Zに立ち上げて、積層シート1の搬送過程で、積層シート1の折り線Lに沿って二つ折りにできるようになっている。側部域立ち上げ部40は、上流側フィード部30と、後述する折り誘導部50における積層シート1との当接領域との間に設けられている。
側部域立ち上げ部40は、図4(a)に示すように、それぞれ従動回転可能な一対のガイドロール41,41と、これらのロール41の一端とそれぞれ連結し、各ロール41,41を一定の角度となるように支持し且つ各ロール41のなす角度を調整可能な支持部材42から構成されている。本実施形態では、各ロール41,41の軸のなす角度が所定の角度となるようにV字状に配置されている。各ガイドロール41と支持部材42とは、金属等の材料から構成されており、少なくともガイドロール41の表面は滑らかとなっている。側部域立ち上げ部40は、積層シート1の搬送方向に沿って単独で備えられていてもよく、図1及び図2に示すように複数備えられていてもよい。
製造装置10は、図1及び図2に示すように、上流側フィード部30の搬送方向下流側に折り誘導部50を備えている。折り誘導部50は、ガイドプレート51を備えている。図1に示すように、ガイドプレート51は、その側面視において逆台形状となっており、鉛直方向Zに位置する上端部51a及び下端部51bを有している。またガイドプレート51は、その主面が鉛直方向Zに略沿って延びるように配されている。ガイドプレート51における少なくとも下端部51bは、折り線が形成された積層シート1とその中央域で当接可能に配されており、これによって、積層シート1とガイドプレート51との当接部位を、好ましくは当接部位として折り線を基点として、積層シート1の二つ折りができるようになっている。図4(b)に示すように、ガイドプレート51は、積層シート1の搬送方向MDに直交する断面視において、幅方向Yの長さが鉛直方向Zの上端部51aから下端部51bに向けて漸次減少するテーパー形状となっている。これに代えて、ガイドプレート51は、積層シート1と当接する下端部51b側のみがテーパー形状となっていてもよい。
所定の位置で首尾よく折り曲げやすくする観点から、積層シート1に形成された折り線に沿って、シートの二つ折りを首尾よく行う観点から、ガイドプレート51は、その下端部51bと、積層シート1における折り線の位置とが一致して当接するように配置されていることが好ましい。
積層シート1とガイドプレート51との当接に起因した意図しない摩擦及び破断を防ぐ観点から、ガイドプレート51は、その表面に摩擦低減処理が施されていることが好ましい。摩擦低減処理としては、例えばアルマイト処理、金属メッキ処理、フッ素樹脂コーティング等の表面処理が挙げられる。また同様の観点から、図4(b)に示すように、少なくとも下端部51bにおける先端形状は丸みを帯びていることが好ましい。
折り誘導部50は、該ガイドプレート51の位置を調整可能な位置調整機構(図示せず)を備えていることが好ましい。位置調整機構は、ガイドプレート51と接続されており、該ガイドプレート51を長手方向Xに沿う前後方向及び鉛直方向Zに沿う上下方向に移動できるようになっており、ガイドプレート51と積層シート1との押し当て又は離間によって、積層シート1に張力の付与度合を調整できるようになっている。位置調整機構としては、例えばジャッキ、エアーシリンダー、油圧シリンダー又はボールねじ等を用いることができ、これらを用いてガイドプレート51の位置を手動又は自動で調整できるようになっている。このような構成となっていることによって、積層シート1の意図しない搬送のぶれや折り線形成のぶれに応じて、積層シート1とガイドプレート51との当接位置を適切な位置に調整することができ、その結果、積層シート1の二つ折りを一層効果的に行うことができる。
製造装置10は、図1及び図2に示すように、折り誘導部50の搬送方向下流側に下流側フィード部60を備えている。下流側フィード部60は、一対の押さえロール61,61を備えており、該ロール61,61によって、二つ折りされた積層シート1を挟持して、該シート1を下流側へ搬送するものである。一対の押さえロール61,61は、これらの軸方向がともに鉛直方向Zに沿って垂直に延びており、これらのロール61,61の間に二つ折りされた積層シート1が供給されて搬送される。また、一対の押さえロール61,61は、上流側フィード部30との間で積層シート1に張力を付与可能な構成となっている。このような構成となっていることによって、折り線Lが形成された積層シート1は、折り線Lを軸として水平方向(図2中、XY平面方向)から鉛直方向Zに立ち上げられるとともに、積層シート1の一方の面どうしを当接させ且つ積層シート1の面が鉛直方向に沿うように二つ折りされる。
以上は、本発明の製造方法において好適に用いられる製造装置に関する説明であったところ、以下に本発明の製造方法について説明する。本発明の製造方法は、積層シートにスリットを間欠的に有する折り線を形成する折り線形成工程と、形成された折り線に沿って積層シートの二つ折りを行う二つ折り工程とを備える。
まず、複数枚のシート材料からなる帯状の積層シートにスリットを間欠的に形成して、積層シート1に折り線を形成する(折り線形成工程)。詳細には、図1及び図2に示すように、スリット形成部20としてスリットロール21及びアンビルロール22を用い、スリットロール21とアンビルロール22との間に、上流の工程から搬送された帯状の積層シート1を供給する。スリットロール21とアンビルロール22との間に供給された積層シート1は、張力が付与された状態で一方向に搬送されながら、スリットロール21に配された複数のスリット刃21aによって複数のスリット2が形成される。これらのスリット2は、積層シート1の搬送方向MDに沿って延び且つ該積層シート1の幅方向Yの中央域に搬送方向に沿って間欠的に形成され、スリット2が形成された部分が搬送方向MDに沿って延びる折り線Lとなる。本実施形態において形成されるスリット2は、該スリット2の延びる方向と搬送方向MDとが一致している。
積層シート1への張力の付与は、上流側フィード部30におけるフィードロール31,31と、下流側フィード部60における押さえロール61,61と、必要に応じてガイドプレート51とによって調整することができる。例えば、上流側フィード部30の積層シート1の送り速度と、下流側フィード部60の積層シート1の送り速度を上流側フィード部30の積層シート1の送り速度よりも速くして、積層シート1へ張力を付与することができる。また、これに代えて、上流側フィード部30の積層シート1の送り速度と、下流側フィード部60の積層シート1の送り速度とを同じにして、ガイドプレート51を搬送されている積層シート1に押し当てることによって、積層シート1の張力を調節してもよい。
図3に示す製造装置10を用いて折り線Lを形成する場合、スリット形成部20としてスリットロール21A及びアンビルロール22を用い、スリットロール21Aとアンビルロール22との間に、上流の工程から搬送された帯状の積層シート1を供給する。スリットロール21Aとアンビルロール22との間に供給された積層シート1は、張力が付与された状態で一方向に搬送されながら、スリットロール21Aに配された複数のスリット刃21aによって複数のスリット2が間欠的に形成されるとともに、スリット刃21a,21a間に位置する溝部形成部材21bの押し付け等によって溝部3がスリット2間に形成される。これらのスリット2及び溝部3は、積層シート1の搬送方向MDに沿って延び且つ該積層シート1の幅方向Yの中央域に搬送方向MDに沿って間欠的且つ交互に形成され、スリット2及び溝部3が形成された部分が搬送方向MDに沿って延びる折り線Lとなる。積層シート1への張力の付与は、上述のように行われる。このようにスリット2及び溝部3を形成することによって、二つ折りにおける基点の位置決めを容易に行うことができ、その結果、積層シート1を所望の位置で首尾よく二つ折りすることができる。
積層シート1に形成するスリット2の搬送方向MDにおける長さは、目的とする製品の仕様に応じて適宜変更することができるが、10mm以上が好ましく、20mm以上が更に好ましく、150mm以下が好ましく、100mm以下が更に好ましい。同様に、積層シート1における隣り合うスリット2の搬送方向MDにおける間隔は、製造される製品の仕様に応じて適宜変更することができるが、5mm以上が好ましく、10mm以上が更に好ましく、200mm以下が好ましく、100mm以下が更に好ましい。スリット2の搬送方向MDにおける長さ及び隣り合うスリット2の間隔は、積層シート1の張力の付与度合や、スリット形成部20の各ロールのクリアランス、スリットロール21(又は同ロール21A)におけるスリット刃21aの周方向の間隔等を調整することによって、適宜変更することができる。
同様に、積層シート1に形成された溝部3の搬送方向MDにおける長さは、目的とする製品の仕様に応じて適宜変更することができるが、1mm以上が好ましく、2mm以上が更に好ましく、10mm以下が好ましく、5mm以下が更に好ましい。スリット2の搬送方向MDにおける長さは、積層シート1の張力の付与度合や、スリット形成部20の各ロールのクリアランス、スリットロール21Aにおける溝部形成部材21bの周方向の間隔等を調整することによって、適宜変更することができる。
続いて、折り線形成工程を経て折り線が形成された積層シートを、その折り線に沿って二つ折りを行う(二つ折り工程)。詳細には、折り線Lが形成された積層シート1をガイドプレート51に当接させた状態で搬送し、その搬送過程で、上流側フィード部30と折り誘導部50との間に配された側部域立ち上げ部40によって、積層シートの幅方向における側部域の両側それぞれを水平方向(図2中、XY平面方向)から鉛直方向Zに立ち上げて、折り線Lに沿って二つ折りを行う。本工程においては、積層シート1をその幅方向Yに沿って断面視したときに略V字状となるように搬送し、積層シート1の一方の面どうしを当接させるように二つ折りを行う。積層シート1に形成された折り線Lは、積層シート1の幅方向Yに沿うV字状の屈曲部に位置するように搬送されることが、積層シートの二つ折りを所望の位置で首尾よく行う観点から好ましい。
二つ折り工程においては、折り線Lの位置と、ガイドプレート51における下端部との位置とが一致するように当接させて、積層シート1の二つ折りを行うことが好ましい。また、ガイドプレート51と積層シート1との当接度合を調整して、積層シート1の張力を調整することも好ましい。このような条件で積層シートの二つ折りを行うことで、積層シートが搬送されている状態であっても、積層シート1の幅方向中央域に形成された折り線を基点として二つ折りを首尾よく行うことができるとともに、積層シート1のたわみを防いで、積層シート1の意図しない部分の折れ曲がりを防ぐことができる。その結果、不良品の少ない製品の製造を行うことができる。
積層シート1の搬送過程における幅方向両端部の意図しない折れ曲がりを防ぎつつ、該シート1の二つ折りを首尾よく行う観点から、側部域立ち上げ部40における各ロール41,41の軸のなす角度θ(図4(a)参照)は、30度以上120度以下であることが好ましく、45度以上90度以下であることが更に好ましい。側部域立ち上げ部40が搬送方向MDに沿って複数備えられている場合、二つ折りを一層首尾よく行う観点から、搬送方向MDの下流側に配置された各ガイドロール41のなす角度θが、搬送方向MDの上流側に配置された各ガイドロール41のなす角度θよりも漸次減少していることも好ましい。
同様の観点から、側部域立ち上げ部40は、その搬送過程において複数備えられていることが好ましく、そのうち少なくとも一つが上流側フィード部30と折り誘導部50との間に備えられていることが更に好ましい。また、側部域立ち上げ部40は、積層シート1の下面と接触し且つガイドプレート51の鉛直方向下方を挟み込むように配置し、側部域立ち上げ部40とガイドプレート51との間に積層シート1が搬送されるようにすることも好ましい(図4(c)参照)。このような構成となっていることによって、積層シート1の幅方向端部の意図しない折れや、積層シート1の意図しないたわみを防いで、積層シート1の二つ折りを効率的に行えるという利点もある。
側部域立ち上げ部40の配置位置として、フィードロール31からガイドロール41までの搬送方向MDに沿う距離X1は、製造装置10の寸法及び搬送される積層シート1の寸法やシート材料の構成に応じて適宜変更可能であるが、フィードロール31から押さえロール61までの搬送方向MDに沿う距離X2に対する距離X1の比(X1/X2)として、1/10以上が好ましく、1/8以上がより好ましく、1/4以上が更に好ましく、また3/5以下が好ましく、1/2以下がより好ましく、1/3以下が更に好ましい。例えば本実施形態では、フィードロール31の軸を基準位置として、第1側部域立ち上げ部40Aが250mm離れた距離に配置されており、第2側部域立ち上げ部40Bが350mm離れた距離に配置されており、第3側部域立ち上げ部40Cが450mm離れた距離に配置されており、下流側フィード部60が800mm離れた距離に配置されている。
積層シート1の搬送過程における幅方向両端部の意図しない折れ曲がりを防ぎつつ、該シート1の二つ折りを首尾よく行う観点から、側部域立ち上げ部40におけるガイドロール41の軸方向の長さL4(図4参照)は、積層シート1の幅方向Yの長さL1(図2参照)に応じて適宜変更することができるが、積層シート1の幅方向Yの長さL1に対する長さL4の比(L4/L1)が、0.5以上が好ましく、1以上が更に好ましく、2以下が好ましく、1.5以下が更に好ましい。例えば本実施形態では、積層シート1の幅方向Yの長さL1が350mmであり、ガイドロール41の軸方向の長さL4が250mmである。
積層シート1のたわみを防いで、積層シート1の二つ折りを首尾よく行う観点から、積層シート1との当接部位であるガイドプレート51の下端部51bの搬送方向に沿う長さL2(図1参照)は、5mm以上が好ましく、10mm以上が更に好ましく、50mm以下が好ましく、40mm以下が更に好ましい。このように、下端部51bの搬送方向に沿う長さが所定の範囲となっていることによって、スリット2が形成された積層シート1の搬送過程において、積層シート1とガイドプレート51との当接に起因したスリット2を基点とした意図しない破断を防ぎつつ、積層シート1に対して、シートの二つ折りが首尾よく行える適切な張力を付与することができる。
以上の工程を経て、スリットが形成された積層シート1が下流の工程に搬送される。本実施形態では、スリット2が形成された部分が二つ折りされた積層シート1の一端となり、該端が鉛直方向下方側に位置した状態で搬送されることになる。このように、本発明によれば、積層シート1の搬送中に意図しない位置で折り返されたり、積層シート1の端部が意図せず折れることを防いで、所望の位置で二つ折りされたシートを首尾よく製造することができる。
積層シート1は、上述のとおり複数枚のシート材料から構成されている。シート材料としては、例えば不織布、織布等の通気性シートや、フィルム、ラミネート等の非通気性シート、発熱組成物を含む発熱体シート等が挙げられ、製品の設計に応じて適宜組み合わせて用いることができる。これらのシート材料は、それぞれ独立して、伸縮性を有していてもよく、非伸縮性であってもよい。
伸縮性を有するシート材料としては、構成繊維として少なくとも弾性繊維を含む不織布が挙げられ、例えばエアスルー不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布及びスパンレース不織布などを単独で又は複数用いることができる。
通気性シートは、熱融着繊維を含んで形成されていることが好ましい。熱融着性繊維としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリビニルアルコール等のポリオレフィン系繊維、ポリエステル系繊維、ポリエチレン−ポリプロピレン複合繊維、ポリエチレン−ポリエステル複合繊維、低融点ポリエステル−ポリエステル複合繊維、繊維表面が親水性であるポリビニルアルコール−ポリプロピレン複合繊維、並びにポリビニルアルコール−ポリエステル複合繊維等が挙げられる。複合繊維を用いる場合には、芯鞘型複合繊維及びサイド・バイ・サイド型複合繊維の何れをも用いることができる。これらの熱融着性繊維は、各々単独で用いることもでき、又は2種以上を混合して用いることもできる。
発熱体シートに含まれる発熱組成物としては、被酸化性金属、炭素成分及び水等を含んでいることが好ましい。発熱組成物を構成する被酸化性金属の粒子としては、酸化反応熱を生ずる金属が用いられ、例えば、鉄、アルミニウム、亜鉛、マンガン、マグネシウム、及びカルシウムから選ばれる1種又は2種以上の粉末や繊維が挙げられる。中でも、取扱い性、安全性、製造コスト、保存性及び安定性の点から鉄が好ましく、特に鉄粉が好ましい。鉄粉としては、例えば、還元鉄粉、及びアトマイズ鉄粉などが挙げられる。発熱体の発熱組成物を構成する被酸化性金属の粒子の粒径は、例えば0.1〜300μm程度とすることができる。発熱組成物を構成する炭素成分は、保水能、酸素供給能、及び触媒能の少なくとも1つの機能を有するものであり、この3つを兼ね備えているものが好ましい。炭素成分として、例えば、活性炭、アセチレンブラック、及び黒鉛から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。これらの中でも、湿潤時に酸素を吸着しやすいことや、発熱体中の水分を一定に保つ観点から、活性炭が好ましく用いられる。より好ましくは、椰子殻炭、木粉炭及びピート炭から選ばれる1種又は2種以上の微細な粉末状物又は小粒状物が用いられる。中でも、発熱体の水分量を所望の範囲に保ちやすいことから、木粉炭が好ましい。
本発明の製造方法及び製造装置は、伸縮性を有するシート材料を含む積層シートや、発熱体シート等の比較的質量が大きい構成材料からなるシート材料を含み且つ質量分布が幅方向中央域に偏っている積層シートを二つ折りする際に特に好適である。このようなシート材料を含む二つ折りされた積層シートは、例えばマスク型発熱体、アイマスク型発熱体等の製品に用いられる。
積層シートからなる二つ折りシートを用いた製品の一例であるマスク型発熱体は、例えば着用者の肌対向面側に配される通気性且つ伸縮性の表面シートと、着用者の非肌対向面側に配される通気性且つ伸縮性の裏面シートと、これらのシートの間に挟まれた発熱体シートとを有しており、表面シートの一方の面が互い当接し且つ該面が内面側となるように、積層シートに形成された折り線の部分で二つ折りされている。
発熱体シートは、通気性シートと、非通気性シートと、これらのシートの間に発熱組成物とを有するものである。発熱体シートは、二つ折りされたマスク型発熱体において、スリットを有する折り線に対称に配された右側領域及び左側領域にそれぞれ配されている。マスク型発熱体における折り線の位置は、マスク型発熱体の着用状態において着用者の鼻及び口の位置と略一致するように配され、スリット部分から鼻及び口を露出できるようになっている。一対の発熱体シートは、折り線を対称とした位置に配されるようになる。
このような製品に用いられる積層シート1を首尾よく二つ折りするためには、上述のとおり、積層シート1に張力が付与されていることが好ましい。一方、積層シート1に伸縮性を有するシート材料が含まれている場合、上流側フィード部30及び下流側フィード部60による張力のみを付与させた状態では、二つ折り工程において過度な張力が付与されてしまうことがあり、これに起因して、伸縮性を有するシート材料が過度に伸長してしまうことがある。また、発熱体シート等の質量が大きいシート材料を用いた場合、該シート材料の配置位置等に起因して積層シートの質量分布に偏りが生じ、積層シートの搬送過程において、重力に起因したたわみが生じることがある。特に、マスク型発熱体に用いられる積層シートは、該積層シートの製造工程において、発熱体シートが搬送される伸縮性シート材料の幅方向中央域に一対対称配置されるので、製造された積層シートは、その幅方向中央域が重くなるように質量分布が偏っている。すなわち、この積層シートは、その幅方向中央域の坪量が他の領域よりも高くなっている。またこの積層シートは、その厚みが厚いので、所望の位置で二つ折りしたり、二つ折り後に所望の位置にスリットを形成したりすることが容易でない。
この点に関して、図1ないし図4に示す製造装置は、上流側フィード部30及び下流側フィード部60での張力の付与に加えて、ガイドプレート51と積層シート1との当接具合によって積層シートの張力を調整することもできるので、スリットが形成された積層シートへの過度な張力の付与を防ぎつつ、折り線を基点とした二つ折りが可能となる。また、質量分布の偏りを有する積層シートを搬送し二つ折りを行う場合であっても、その搬送過程に側部域立ち上げ部40を有しているので、積層シートは、その幅方向側部域が側部域立ち上げ部40によって支持され且つ側部域の両側を鉛直方向に立ち上げながら搬送されるので、過度な張力を付与しなくても積層シートの意図しない端部の折れ曲がりを防ぎつつ、所望の位置での二つ折りが可能となる。更に、積層シートの搬送過程において、その所望の位置にスリットを形成するとともに、その形成位置を折り線とすることで、積層シートにスリットが製品に残るように形成され、折り線等の所望の位置で首尾よく二つ折りすることができる。
以上のとおり、本発明によれば、伸縮性を有するシート材料を含む積層シート、発熱体シート等の比較的質量が大きいシート材料を含む積層シート、及び質量分布が偏っている積層シート等の種々の積層シートに対して、その所望の位置にスリットを形成しつつ、積層シートの意図しない部分での折り返しや幅方向両端部の意図しない折れ曲がりを防いで二つ折りすることができる。その結果、不良品の少ない製品を製造することができ、製品の製造効率を高めることができる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されない。
1 積層シート
2 スリット
3 溝部
10 製造装置
20 スリット形成部
21,21A スリットロール
22 アンビルロール
30 上流側フィード部
40 側部域立ち上げ部
50 折り誘導部
51 ガイドプレート
60 下流側フィード部

Claims (7)

  1. 複数枚のシート材料からなる帯状の積層シートを、該積層シートに張力を付与した状態で一方向に搬送しながら、該積層シートの幅方向の中央域に、搬送方向に延びるスリットが該搬送方向に沿って間欠的に形成された折り線を形成する折り線形成工程と、
    前記折り線が形成された前記積層シートの中央域をガイドプレートに当接させ、且つ該積層シートの幅方向における側部域の両側それぞれをガイドロールに当接させることによって、該積層シートを水平方向から鉛直方向に立ち上げて、前記折り線に沿って該積層シートを二つ折りする二つ折り工程とを備える、二つ折りシートの製造方法。
  2. 前記二つ折り工程において、前記折り線の位置と前記ガイドプレートとを当接させて、前記積層シートの二つ折りを行う、請求項1に記載の二つ折りシートの製造方法。
  3. 前記折り線形成工程において、前記搬送方向に隣り合う前記スリット間に該搬送方向に延びる溝部を形成して前記折り線を形成する、請求項1又は2に記載の二つ折りシートの製造方法。
  4. 前記積層シートと前記ガイドプレートとの当接度合によって、前記積層シートの張力を調整する、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の二つ折りシートの製造方法。
  5. 前記積層シートは、伸縮性を有するシート材料を含む、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の二つ折りシートの製造方法。
  6. 前記積層シートは、その幅方向中央域が重くなるように質量分布が偏っている、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の二つ折りシートの製造方法。
  7. 周方向に沿って延び、該周方向に間隔を置いて配されたカッター刃を周面に有するスリットロールと、該スリットロールに対向して配されているアンビルロールとの間に一方向に搬送される帯状の積層シートを供給して、該積層シートに、その搬送方向に沿って延び、且つ幅方向の中央域にスリットを間欠的に形成可能に構成されているスリット形成部と、
    折り線が形成された前記積層シートの幅方向における側部域の両側それぞれをガイドロールに当接させることによって、該積層シートを水平方向から鉛直方向に立ち上げて、前記折り線に沿って該積層シートの二つ折りができるように構成されているガイドロールと、
    前記スリットが形成された前記積層シートと当接可能に配されているガイドプレートと、
    前記ガイドプレートの位置を調整可能な位置調整機構とを備える、二つ折りシートの製造装置。
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