JP2020033056A - 包装容器 - Google Patents

包装容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2020033056A
JP2020033056A JP2018161387A JP2018161387A JP2020033056A JP 2020033056 A JP2020033056 A JP 2020033056A JP 2018161387 A JP2018161387 A JP 2018161387A JP 2018161387 A JP2018161387 A JP 2018161387A JP 2020033056 A JP2020033056 A JP 2020033056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
box
pair
packaging container
back plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018161387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7102291B2 (ja
Inventor
純一 大竹
Junichi Otake
純一 大竹
道代 長峯
Michiyo Nagamine
道代 長峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rengo Co Ltd filed Critical Rengo Co Ltd
Priority to JP2018161387A priority Critical patent/JP7102291B2/ja
Publication of JP2020033056A publication Critical patent/JP2020033056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7102291B2 publication Critical patent/JP7102291B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】ヒンジ部を中心として2つの箱体を円滑に開閉することのできる包装容器を提供する。【解決手段】本発明は、第1箱体1Aと第2箱体1Bとがヒンジ線H(ヒンジ部)を介して開閉可能に連設された包装容器1であって、ヒンジ線Hは、第1箱体1Aの第1背面板13と第2箱体1Bの第2背面板23との間に形成され、第1背面板13と第2背面板23とは、第1箱体1Aと第2箱体1Bとが閉じた状態で、ヒンジ線Hとは反対側の端部からヒンジ線Hに向かって正面側に傾斜している。【選択図】図7

Description

本発明は、包装容器に関する。
2つの箱体をヒンジ部で連結した所謂クラムシェルカートンと呼ばれる包装容器が知られている。
例えば、特許文献1には、中央のA−B線の左右に対称的に函体を形成してなる包装用折畳み紙函が開示されている。包装用折畳み紙函を閉じた状態で、2つの函体の背面はA−B線を挟んで略同一平面を形成している。2つの函体は、A−B線を支点として開閉する。
実公昭41−8312号公報
上記した包装用折畳み紙函では、A−B線が谷折りされながら2つの函体が開くように構成されている。しかしながら、この包装用折畳み紙函では、2つの函体の背面とA−B線とが略同一平面上に配置されているため、図10に示すように、2つの函体を開く過程で、A−B線の一部分(または全部)が谷折りされずに山折りされてしまうことがあった。すると、2つの函体を円滑に開閉できなくなることがあった。また、A−B線の一部分が山折りされた状態で2つの函体を無理やり開くと、A−B線の両端部が裂けてしまう場合があった。したがって、上記した包装用折畳み紙函では、2つの函体の開閉によって、外観が崩れるだけでなく、物品を収納することができなくなる虞もあった。
本発明は、上記課題を解決するために、ヒンジ部を中心として2つの箱体を円滑に開閉することのできる包装容器を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明は、第1箱体と第2箱体とがヒンジ部を介して開閉可能に連設された包装容器であって、前記ヒンジ部は、前記第1箱体の第1背面板と前記第2箱体の第2背面板との間に形成され、前記第1背面板と前記第2背面板とは、前記第1箱体と前記第2箱体とが閉じた状態で、前記ヒンジ部とは反対側の端部から前記ヒンジ部に向かって正面側に傾斜している。
この場合、前記第1箱体は、第1外面板と、前記第1外面板の前端部に配置された第1正面板と、前記第1外面板の後端部に配置された前記第1背面板と、前記第1外面板の両側端部に配置された一対の第1側板と、を有し、前記第2箱体は、第2外面板と、前記第2外面板の前端部に配置された第2正面板と、前記第2外面板の後端部に配置された前記第2背面板と、前記第2外面板の両側端部に配置された一対の第2側板と、を有し、前記第1背面板と前記第2背面板とは、前記ヒンジ部を介して連設されていることが好ましい。
上記した目的を達成するため、本発明は、第1箱体と第2箱体とがヒンジ部を介して開閉可能に連設された包装容器であって、前記第1箱体は、対向配置された第1外面板および第1内面板と、前記第1外面板と前記第1内面板との前端部の間に配置された第1正面板と、前記第1外面板と前記第1内面板との後端部の間に配置された第1背面板と、前記第1外面板と前記第1内面板の何れか一方の両側端部に連設された一対の第1内側片と、
前記第1外面板と前記第1内面板の何れか他方の両側端部に連設された一対の第1外側片と、前記第1外面板と前記第1内面板の何れか一方の両側端部と一対の第1内側片との境界に形成された一対の第1スリットと、前記一対の第1外側片の先端部に連設され、前記一対の第1スリットに差し込まれる一対の第1差込片と、を有し、前記第2箱体は、対向配置された第2外面板および第2内面板と、前記第2外面板と前記第2内面板との前端部の間に配置された第2正面板と、前記第2外面板と前記第2内面板との後端部の間に配置された第2背面板と、前記第2外面板と前記第2内面板の何れか一方の両側端部に連設された一対の第2内側片と、前記第2外面板と前記第2内面板の何れか他方の両側端部に連設された一対の第2外側片と、前記第2外面板と前記第2内面板の何れか一方の両側端部と一対の第2内側片との境界に形成された一対の第2スリットと、前記一対の第2外側片の先端部に連設され、前記一対の第2スリットに差し込まれる一対の第2差込片と、を有し、前記第1背面板と前記第2背面板とは、前記ヒンジ部を介して連設され、前記第1スリットと前記第2スリットとは、前記第1差込片と前記第2差込片とに対して前記ヒンジ部の側に相対的にずれて配置され、前記第1差込片と前記第2差込片とが前記第1スリットと前記第2スリットとに差し込まれ、且つ前記第1内面板と前記第2内面板とを向き合わせて前記第1箱体と前記第2箱体とが閉じた状態で、前記第1背面板と前記第2背面板とは、前記ヒンジ部とは反対側の端部から前記ヒンジ部に向かって正面側に傾斜している。
この場合、前記第1内面板と前記第2内面板の何れか一方には、係合穴が形成され、前記第1内面板と前記第2内面板の何れか他方には、前記第1箱体と前記第2箱体とが閉じた状態で、前記係合穴に係合する突起部が形成されていることが好ましい。
この場合、前記第1内面板には、前記第1箱体に収容した物品を露出させる第1開口部が形成され、前記第2内面板には、前記第2箱体に収容した物品を露出させる第2開口部が形成されていることが好ましい。
本発明によれば、第1箱体と第2箱体とがヒンジ部を介して開閉可能に連設された包装容器にて、ヒンジ部を中心として2つの箱体を円滑に開閉することができる。
本発明の一実施形態に係る包装容器を閉じた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る包装容器を開いた内側を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る包装容器を開いた外側を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る包装容器のブランクを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る包装容器の第1および第2差込片と第1および第2スリットとのずれを示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る包装容器の第1および第2差込片を第1および第2スリットに差し込んだ状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る包装容器を閉じた状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る包装容器であって、突起部を係合穴に差し込む過程を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る包装容器を開いた内側を示す斜視図である。 従来の包装用折畳み紙函を示す斜視図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、各図に示す「Fr」は「前」を示し、「Rr」は「後」を示し、「L」は「左」を示し、「R」は「右」を示し、「U」は「上」を示し、「D」は「下」を示している。また、本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[包装容器の概要]
図1ないし図3を参照して、包装容器1の構成について説明する。図1は包装容器1を閉じた状態を示す斜視図である。図2は包装容器1を開いた内側を示す斜視図である。図3は包装容器1を開いた外側を示す斜視図である。図4は包装容器1のブランク5を示す平面図である。
図1および図2に示すように、包装容器1は、第1箱体1Aと第2箱体1Bとがヒンジ線H(ヒンジ部の一例)を介して開閉可能に連設された所謂クラムシェルカートンである。第1箱体1Aと第2箱体1Bとは、左右方向に長く、厚み方向に薄い略直方体状に形成されている。第1箱体1Aと第2箱体1Bとは、略同一の大きさに形成されている。第1箱体1Aと第2箱体1Bとは、重ね合わせた状態で略直方体形状を構成する。各々の箱体1A,1Bには、物品(図示せず)が収容される。
図3に示すように、ヒンジ線Hは、第1箱体1Aの第1背面板13と第2箱体1Bの第2背面板23との間に形成されている。第1箱体1Aと第2箱体1Bとは、ヒンジ線Hを軸にして相互に回動されることで横並びに開いた状態になる(図2も参照)。なお、本明細書では、特に明示しない限り、方向や位置を示す用語は、第1箱体1Aと第2箱体1Bとを重ね合わせた状態(閉じた状態)を基準とした方向や位置を示すものとする。
包装容器1は、図4に示すブランク5を組み立てることで形成される。ブランク5は、一枚の板紙(厚紙)を抜型等で打ち抜いて形成されている。なお、図2は、包装容器1の外面(表面)側を示している。また、図面に示す「X」は紙の繊維(紙目)が延びる「紙目方向」を示し、「Y」は紙目方向に直交する「直交方向」を示している。
[ブランク]
図4に示すように、ブランク5は、紙目方向に長い略長方形状に形成されている。ブランク5は、第1外面板10と、第1内面板11と、第1正面板12と、第1背面板13と、一対の第1内側片14と、一対の第1外側片15と、一対の第1差込片16と、4つの第1内フラップ17と、第2外面板20と、第2内面板21と、第2正面板22と、第2背面板23と、一対の第2内側片24と、一対の第2外側片25と、一対の第2差込片26と、4つの第2内フラップ27と、継代片9と、を備えている。
第2外面板20、第2背面板23、第1背面板13、第1外面板10、第1正面板12、第1内面板11、第2内面板21、第2正面板22および継代片9は、この順番で紙目方向に一列に連設されている。第2外面板20、第1外面板10、第1内面板11および第2内面板21は、略同一の大きさで、直交方向に長い略長方形状に形成されている。また、第2背面板23、第1背面板13、第1正面板12および第2正面板22は、略同一の大きさで、直交方向に長い略長方形状に形成されている。第2背面板23等の紙目方向の寸法は、第2外面板20等の紙目方向の寸法よりも十分に短く設定されている。継代片9は、第2外面板20等よりも紙目方向に短く、第2背面板23等よりも紙目方向に長い、略長方形状(台形状)に形成されている。
第2外面板20と第2背面板23とは、第1折曲線L1を介して連設されている。第1背面板13と第2背面板23とは、ヒンジ線Hを介して連設されている。第1外面板10と第1背面板13とは、第1折曲線L1を介して連設されている。第1外面板10、第1正面板12、第1内面板11、第2内面板21、第2正面板22および継代片9は、第2折曲線L2を介して連設されている。なお、正確には、第1内面板11と第2内面板21との境界には、2本の第2折曲線L2が近接して平行に形成されている。
<係合穴、突起部>
第1内面板11には2つの係合穴30が形成され、第2内面板21には2つの突起部31が形成されている。詳細には、係合穴30は、第1正面板12と第1内面板11との境界の第2折曲線L2に沿って形成されたスリットである。2つの係合穴30は、第2折曲線L2の中間部分にて直交方向に互いに離れた位置に形成されている。突起部31は、第2内面板21と第2正面板22との境界の第2折曲線L2から第2内面板21に向かって延びた突起切断線31Aによって区画されている。2つの突起部31は、2つの係合穴30と対応する位置に形成されている。詳細は後述するが、2つの突起部31は、第1箱体1Aと第2箱体1Bとが閉じた状態で、2つの係合穴30に係合する。
<第1開口部、第2開口部>
また、第1内面板11には第1開口部32が形成され、第2内面板21には第2開口部33が形成されている。第1および第2開口部32,33は、第1および第2内面板11,21の周縁部を除いて略全域に形成されている。第1および第2開口部32,33は、これらの輪郭に沿って第1および第2内面板11,21に形成された開口切断線32A,33Aによって区画されている。第1開口部32は、長方形の1つの角部から内側に向かって略台形状に突出した部分を有する略L字状に形成されている。第2開口部33は、長方形状に形成されている。
<第1内側片>
一対の第1内側片14は、第3折曲線L3を介して第1内面板11の直交方向の両側端部に連設されている。第1内側片14は、第1内面板11から先端に向かって徐々に幅狭くなる略台形状に形成されている。第1内側片14の直交方向の寸法(延出寸法)は、第1正面板12の紙目方向の寸法よりも短く設定されている。
<第1スリット>
第1内面板11の両側端部と一対の第1内側片14との境界(第3折曲線L3)には、一対の第1スリット18が形成されている。第1スリット18は、第3折曲線L3に沿って形成された切目である。第1スリット18は、第1内面板11の紙目方向の両端部から間隔D1をあけた第3折曲線L3の中間部分に形成されている。
<第1外側片>
一対の第1外側片15は、第3折曲線L3を介して第1外面板10の直交方向の両側端部に連設されている。第1外側片15は、第1正面板12側の一辺を内側に傾斜させた略台形状に形成されている。第1外側片15の直交方向の寸法(延出寸法)は、第1正面板12等の紙目方向の寸法と略同一に設定されている。
<第1差込片>
一対の第1差込片16は、第3折曲線L3を介して一対の第1外側片15の先端部に連設されている。第1差込片16は、先端側両角を円弧状に面取りされた略長方形状に形成されている。第1差込片16の紙目方向の寸法は、第1スリット18の紙目方向の寸法と略同一に設定されている。第1差込片16は、第1外面板10と第1正面板12との境界から間隔D2をあけ、且つ第1外面板10と第1背面板13との境界から間隔D3をあけた第3折曲線L3の中間部分に形成されている。ここで、間隔D2は間隔D3よりも短いため、第1差込片16は、第1外面板10(第1外側片15)の紙目方向中央よりも第1正面板12の側(ヒンジ線Hから離れる方向)にずれた位置に形成されている(ずれ量=(D3−D2)/2)。また、第1スリット18の両側の間隔D1は、間隔D2よりも長く、且つ間隔D3よりも短く設定されている。
<第2内側片>
一対の第2内側片24は、第3折曲線L3を介して第2内面板21の直交方向の両側端部に連設されている。第2内側片24は、上記した第1内側片14と略同一形状に形成されている。
<第2スリット>
第2内面板21の両側端部と一対の第2内側片24との境界には、一対の第2スリット28が形成されている。第2スリット28は、上記した第1スリット18と略同一寸法に形成されている。第2スリット28は、第3折曲線L3に沿って形成された切目であって、第2内面板21の紙目方向の両端部から間隔D1をあけた第3折曲線L3の中間部分に形成されている。
<第2外側片>
一対の第2外側片25は、第3折曲線L3を介して第2外面板20の直交方向の両側端部に連設されている。第2外側片25は、上記した第1外側片15と略同一形状に形成されている。
<第2差込片>
一対の第2差込片26は、第3折曲線L3を介して一対の第2外側片25の先端部に連設されている。第2差込片26は、上記した第1差込片16と略同一形状に形成されている。第2差込片26は、第2外面板20の紙目方向端部から間隔D2をあけ、且つ第2外面板20と第2背面板23との境界から間隔D3をあけた第3折曲線L3の中間部分に形成されている。第2差込片26(第2外側片25)は、第1および第2背面板13,23を中心として第1差込片16(第1外側片15)と対称に形成されている。
<第1内フラップ>
4つの第1内フラップ17は、第4折曲線L4を介して第1正面板12と第1背面板13との直交方向の両側端部に連設されている。第1正面板12に連設された第1内フラップ17は、第1内面板11側の一辺を内側に傾斜させた略台形状に形成されている。第1背面板13に連設された第1内フラップ17は、第1背面板13から先端に向かって徐々に幅狭くなる略台形状に形成されている。第1内フラップ17の直交方向の寸法(延出寸法)は、第1外側片15の延出寸法と略同一に設定されている。
<第2内フラップ>
4つの第2内フラップ27は、第4折曲線L4を介して第2正面板22と第2背面板23との直交方向の両側端部に連設されている。第2正面板22に連設された第2内フラップ27は、第2内面板21側の一辺を内側に傾斜させた略台形状に形成されている。第2背面板23に連設された第2内フラップ27は、第1背面板13から先端に向かって第1内フラップ17の側に傾いた略平行四辺形状に形成されている。第2内フラップ27の直交方向の寸法(延出寸法)は、第1内フラップ17の延出寸法と略同一に設定されている。
なお、第2折曲線L2および第4折曲線L4は、板紙の表面から直線状に凹ませた汎用罫線である。第1折曲線L1、ヒンジ線Hおよび第3折曲線L3は、汎用罫線上に複数の切目を所定間隔に並べたリード罫線である。なお、第1〜第4折曲線L1〜L4およびヒンジ線Hは、汎用罫線やリード罫線に限らず、板紙を折り曲げるための線であれば如何なるものでもよい。
[包装箱の組立]
次に、図4ないし図8を参照して、包装容器1の組立工程について説明する。図5は第1および第2差込片16,26と第1および第2スリット18,28とのずれを示す側面図である。図6は第1および第2差込片16,26を第1および第2スリット18,28に差し込んだ状態を示す側面図である。図7は包装容器1を閉じた状態を示す側面図である。図8は突起部31を係合穴30に差し込む過程を示す斜視図である。なお、包装容器1は、作業者によって手作業で製造されてもよいし、製函機等によって自動または半自動で製造されてもよい。ここでは、一例として、作業者が手作業で包装容器1を製造する場合について説明する。また、第1および第2内面板11,21は開口切断線32A,33Aに沿って切断され、第1および第2開口部32,33が開口しているものとする。
作業者は、ブランク5(図4参照)の裏面を上方に向けた状態とし、第1背面板13と第2背面板23とをヒンジ線Hに沿って裏面側に凸となるように谷折りして折り重ねる。続いて、作業者は、第1外面板10と第2外面板20とを第1折曲線L1に沿って表面側に凸となるように略直角に折り曲げる。この状態で、折り重ねられた第1および第2背面板13,23は、第1外面板10と第2外面板20との間に起立した姿勢で設けられる。
次に、作業者は、第1正面板12を第2折曲線L2に沿って略直角に折り曲げて第1外面板10に対して立ち上げる。続いて、作業者は、第1内面板11、第2正面板22および継代片9を第2折曲線L2に沿って略直角に折り曲げ、継代片9を第2外面板20の裏面に接着する。
この状態で、第1外面板10および第1内面板11は上下方向に対向配置され、第2外面板20および第2内面板21は上下方向に対向配置されている(図2参照)。第1内面板11と第2内面板21との間の2本の第2折曲線L2は、折り重ねられた第1および第2背面板13,23の先端部(ヒンジ線H)の略直上に配置されている。また、第1正面板12は、第1外面板10と第1内面板11との一端部(閉じた状態で前端部)の間に配置され、第1背面板13は、第1外面板10と第1内面板11との他端部(閉じた状態で後端部)の間に配置されている。第2正面板22は、第2外面板20と第2内面板21との一端部(前端部)の間に配置され、第2背面板23は、第2外面板20と第2内面板21との他端部(後端部)の間に配置されている。以上によって、左右両端面が開口した第1箱体1Aと第2箱体1Bとが形成される(図5参照)。
次に、作業者は、左右両端面が開口した第1箱体1Aと第2箱体1Bとの内部に物品を収容する。この状態で、第1箱体1Aに開口した第1開口部32は第1箱体1Aに収容した物品を露出させ、第2箱体1Bに開口した第2開口部33は第2箱体1Bに収容した物品を露出させている。
次に、図5に示すように、作業者は、第1内フラップ17を第4折曲線L4に沿って内側に折り曲げた後、第1内側片14を第3折曲線L3に沿って内側に折り曲げる。続いて、作業者は、第1外側片15と第1差込片16とを第3折曲線L3に沿って内側に折り曲げ、第1差込片16を第1スリット18に差し込む。これと同様に、作業者は、第2内フラップ27、第2内側片24、第2外側片25および第2差込片26を内側に折り曲げ、第2差込片26を第2スリット28に差し込む。
ここで、第1スリット18と第2スリット28とは、第1差込片16と第2差込片26とに対してヒンジ線Hの側に相対的にずれて配置されていた(図5の符号「S」参照)。このため、第1差込片16は、第1外面板10や第1外側片15をヒンジ線Hに向けて平行移動させながら第1スリット18に差し込まれる。これと同様に、第2差込片26は、第2外面板20等をヒンジ線Hに向けて平行移動させながら第2スリット28に差し込まれる。つまり、第1および第2差込片16,26は、第1および第2外面板10,20を互いに引き寄せながら第1および第2スリット18,28に差し込まれる(図6に示す白抜き矢印参照)。
以上によって、第1箱体1Aと第2箱体1Bとをヒンジ線Hで連結された包装容器1が形成される。図2および図6に示すように、この状態では、第1内面板11と第2内面板21とは重なり合っていないため、第1箱体1Aと第2箱体1Bとは開いた状態になっている。なお、第1箱体1Aと第2箱体1Bとは、180度開いた状態とはならず、第2折曲線L2およびヒンジ線Hで僅かに折れた姿勢となる。
図1および図7に示すように、作業者が第1内面板11と第2内面板21とを向き合わせるように第1箱体1Aと第2箱体1Bとをヒンジ線Hおよび2本の第2折曲線L2に沿って折り畳むと、第1箱体1Aと第2箱体1Bとが閉じた状態になる。
なお、図8に示すように、第1箱体1Aと第2箱体1Bとを閉じた状態に保持したい場合、作業者は、2つの突起部31を突起切断線31Aに沿って切断して立ち上げ、立ち上げた2つの突起部31を2つの係合穴30に差し込んでもよい。これにより、第1および第2箱体1A,1Bを閉じた状態にロックすることができ、例えば、包装容器1の運搬中に第1および第2箱体1A,1Bが開くことを抑制することができる。
上記したように、第1および第2差込片16,26は、ヒンジ線Hに向かってずれながら第1および第2スリット18,28に差し込まれていた(図5および図6参照)。したがって、図7に示すように、第1差込片16と第2差込片26とが第1スリット18と第2スリット28とに差し込まれ、且つ第1内面板11と第2内面板21とを向き合わせて第1箱体1Aと第2箱体1Bとが閉じた状態で、第1背面板13と第2背面板23とは、ヒンジ線Hとは反対側の端部からヒンジ線Hに向かって正面側に傾斜している。すなわち、第1背面板13は第1外面板10の後端部からヒンジ線Hに向かって第1正面板12の側に傾斜し、第2背面板23は第2外面板20の後端部からヒンジ線Hに向かって第2正面板22の側に傾斜している。換言すれば、第1背面板13と第2背面板23とは、ヒンジ線Hを正面側(前方)に凹ませた略V字状に屈曲している。更に換言すれば、第1背面板13と第2背面板23とは、ヒンジ線Hで僅かに谷折りされている。
一方で、第1正面板12と第2正面板22とは、第1背面板13と第2背面板23と平行となるように傾斜している。すなわち、第1正面板12と第2正面板22とは、第1および第2内面板11,21の前端部を前方に突き出した略V字状に形成されている。したがって、第1および第2箱体1A,1Bは、側方から見ると略平行四辺形状に形成されている。なお、第1および第2内フラップ17,27の傾斜した一辺(または二辺)は、側面を略平行四辺形とされた第1および第2箱体1A,1Bの第1および第2外面板10,20や第1および第2内面板11,21に沿うようになっている(図6および図7参照)。
[包装容器の開閉作用]
以上のように組み立てられた包装容器1では、ヒンジ線Hが谷折りされながら第1および第2箱体1A,1Bが開かれる。仮に、第1および第2箱体1A,1Bが閉じた状態において、第1背面板13、第2背面板23およびヒンジ線Hが略同一平面上に配置されている場合について考える。この場合、ヒンジ線Hに特別な加工がなされない限り、第1および第2箱体1A,1Bを開く過程で、ヒンジ線Hが谷折りされる確率と山折りされる確率は略同等であると考えられるため、ヒンジ線Hの一部分が谷折りされずに山折りされてしまう虞がある。また、仮に、第1および第2箱体1A,1Bが閉じた状態において、ヒンジ線Hが後方に突き出すように第1および第2背面板13,23が傾斜している場合について考える。この場合、第1および第2背面板13,23がヒンジ線Hで山折りされた状態であるため、第1および第2背面板13,23が高い剛性を有していないと、ヒンジ線Hで谷折りするための力を十分に伝達できず、第1および第2背面板13,23をヒンジ線Hで谷折りすることが困難になる。
以上のような問題に対し、本実施形態に係る包装容器1では、ヒンジ線Hが包装容器1の内側に凹むように、第1背面板13と第2背面板23とが傾斜していた(図7参照)。この構成では、第1および第2箱体1A,1Bが閉じた状態において、ヒンジ線Hが僅かに谷折りされているため、第1および第2箱体1A,1Bを開くと、ヒンジ線Hは自然に谷折りされることになる(図2および図3参照)。これにより、第1および第2箱体1A,1Bを開く過程において、ヒンジ線Hの一部分(または全部)が山折りされることを抑制することができる。その結果、ヒンジ線Hを中心として2つの箱体1A,1Bを円滑に開閉することができる。
また、本実施形態に係る包装容器1では、第1および第2スリット18,28が、第1および第2差込片16,26よりもヒンジ線Hの側に相対的にずれた構成とした(図5参照)。この構成では、一対の第1差込片16はヒンジ線Hに接近した位置で一対の第1スリット18に差し込まれ、一対の第2差込片26もヒンジ線Hに接近した位置で一対の第2スリット28に差し込まれる。この構成によれば、第1および第2差込片16,26を第1および第2スリット18,28に差し込むことで、第1および第2背面板13,23を正面側に凸となるように傾斜させることができる(図7参照)。これにより、第1および第2背面板13,23を接着剤等で固定して傾斜させる場合に比べて、第1および第2背面板13,23を簡単に傾斜させることができ、傾斜状態を保持することができる。
また、本実施形態に係る包装容器1では、第1および第2箱体1A,1Bに収容された物品が第1および第2開口部32,33から露出する構成とした。この構成によれば、第1および第2箱体1A,1Bを開いた状態で店頭展示することで、顧客が第1および第2箱体1A,1Bに収容された物品を確認することができる。これにより、販売促進効果を高めることができる。
なお、本実施形態に係る包装容器1では、第1および第2外面板10,20に対向する第1および第2内面板11,21が設けられていたが、これに限らず、第1および第2内面板11,21は省略されてもよい。つまり、変形例に係る包装容器1では、図9に示すように、第1および第2箱体1A,1Bが、内面(開いた状態で上面)を開放されたトレイ状に形成されてもよい。この場合、一対の第1側板40が第1外面板10の両側端部に連設(配置)され、一対の第2側板41が第2外面板20の両側端部に連設(配置)されていることが好ましい。そして、第1側板40は、第1背面板13を傾斜させた状態で、第1内フラップ17(または第1正面板12および第1背面板13)に接着されることが好ましい。また、第2側板41は、第2背面板23を傾斜させた状態で、第2内フラップ27(または第2正面板22および第2背面板23)に接着されることが好ましい。
また、本実施形態(変形例を含む。以下同じ。)に係る包装容器1では、第1および第2差込片16,26がヒンジ線Hから離れる方向にずれて形成されていた。この構成によって、第1および第2スリット18,28に対する第1および第2差込片16,26の差し込み位置をずらし、第1および第2背面板13,23を傾斜させていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1および第2スリット18,28が、ヒンジ線Hに近づく方向にずれて形成され、第1および第2差込片16,26が第1内面板11の紙目方向の両端部から等間隔をあけた第3折曲線L3の中間部分に形成されてもよい(図示せず)。また、例えば、第1および第2スリット18,28がヒンジ線Hに近づく方向にずれて形成され、第1および第2差込片16,26がヒンジ線Hから離れる方向にずれて形成されてもよい(図示せず)。
また、包装容器1の第1および第2背面板13,23の傾斜角度は、自由に設定することができる。また、第1および第2スリット18,28または第1および第2差込片16,26のずれ量は、第1および第2背面板13,23の傾斜角度を考慮して自由に設定することができる。
また、本実施形態に係る包装容器1では、ヒンジ部の一例としてのヒンジ線Hが1本のリード罫線等の折曲線で形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、ヒンジ部は、近接した平行な2本以上のヒンジ線Hで構成されていてもよい(図示せず)。また、例えば、ヒンジ部は、複数の切目を入れる等して板紙のコシを弱くした帯状領域(段ボールシートであれば段潰しをした帯状領域)であってもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る包装容器1では、第1内側片14が第1内面板11に連設され、第1外側片15が第1外面板10に連設されていたが、これに限らず、第1内側片14が第1外面板10に連設され、第1外側片15が第1内面板11に連設されてもよい(図示せず)。これと同様に、第2内側片24が第2外面板20に連設され、第2外側片25が第2内面板21に連設されてもよい(図示せず)。これらの場合、第1および第2スリット18,28は、第1および第2外面板10,20と第1および第2内側片14,24との境界に形成されることになる(図示せず)。
また、本実施形態に係る包装容器1では、第1および第2差込片16,26が第1および第2スリット18,28に差し込まれる構成であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1および第2スリット18,28と第1および第2差込片16,26とを省略し、第1および第2外側片15,25が、第1および第2背面板13,23を傾斜させた状態で、第1および第2正面板12,22と第1および第2背面板13,23とに接着される、または第1および第2内フラップ17,27に接着されてもよい。
また、本実施形態に係る包装容器1では、係合穴30が第1内面板11に形成され、突起部31が第2内面板21に形成されていたが、これに限らず、係合穴30が第2内面板21に形成され、突起部31が第1内面板11に形成されてもよい。また、係合穴30および突起部31は、第1および第2内面板11,21の前端部に形成されていたが、これに限らず、例えば、第1および第2内面板11,21の側端部等、前端部以外に形成されてもよい。また、係合穴30および突起部31は各々2つ形成されていたが、これに限らず、各々1つ以上形成されていればよい。また、係合穴30および突起部31は、不要であれば、省略してもよい。
また、本実施形態に係る包装容器1では、略L字状の第1開口部32や略長方形状の第2開口部33が形成されていたが、第1および第2開口部32,33の形状、大きさ、形成位置は自由に設定することができる。また、第1および第2開口部32,33は、不要であれば、省略してもよい。
また、本実施形態に係る包装容器1では、第1箱体1Aと第2箱体1Bとが、略同一の大きさとなる略直方体状に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。第1箱体1Aと第2箱体1Bとは、異なる大きさに形成されてもよい。また、第1箱体1Aと第2箱体1Bとは、平面から見て四角形以外の多角形状を成す立体形状であってもよい。つまり、第1箱体1Aと第2箱体1Bとの形状や寸法は任意に変更されてもよい。
また、本実施形態に係る包装容器1では、第1および第2正面板12,22も傾斜していたが、これに限らず、第1および第2正面板12,22が、第1および第2外面板10,20等に対して略直角を成すように、第1および第2外面板10,20と第1および第2内面板11,21との寸法を調整してもよい。
また、本実施形態に係る包装容器1は、板紙で形成されていたが、これに限らず、例えば、樹脂製の板、紙製または樹脂製の段ボールシート等で形成されていてもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る包装容器における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。
1 包装容器
1A 第1箱体
1B 第2箱体
10 第1外面板
11 第1内面板
12 第1正面板
13 第1背面板
14 第1内側片
15 第1外側片
16 第1差込片
18 第1スリット
20 第2外面板
21 第2内面板
22 第2正面板
23 第2背面板
24 第2内側片
25 第2外側片
26 第2差込片
28 第2スリット
30 係合穴
31 突起部
32 第1開口部
33 第2開口部
40 第1側板
41 第2側板
H ヒンジ線(ヒンジ部)

Claims (5)

  1. 第1箱体(1A)と第2箱体(1B)とがヒンジ部(H)を介して開閉可能に連設された包装容器(1)であって、
    前記ヒンジ部は、前記第1箱体の第1背面板(13)と前記第2箱体の第2背面板(23)との間に形成され、
    前記第1背面板と前記第2背面板とは、前記第1箱体と前記第2箱体とが閉じた状態で、前記ヒンジ部とは反対側の端部から前記ヒンジ部に向かって正面側に傾斜していることを特徴とする包装容器。
  2. 前記第1箱体は、
    第1外面板(10)と、
    前記第1外面板の前端部に配置された第1正面板(12)と、
    前記第1外面板の後端部に配置された前記第1背面板(13)と、
    前記第1外面板の両側端部に配置された一対の第1側板(40)と、を有し、
    前記第2箱体は、
    第2外面板(20)と、
    前記第2外面板の前端部に配置された第2正面板(22)と、
    前記第2外面板の後端部に配置された前記第2背面板(23)と、
    前記第2外面板の両側端部に配置された一対の第2側板(41)と、を有し、
    前記第1背面板と前記第2背面板とは、前記ヒンジ部を介して連設されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 第1箱体(1A)と第2箱体(1B)とがヒンジ部(H)を介して開閉可能に連設された包装容器(1)であって、
    前記第1箱体は、
    対向配置された第1外面板(10)および第1内面板(11)と、
    前記第1外面板と前記第1内面板との前端部の間に配置された第1正面板(12)と、
    前記第1外面板と前記第1内面板との後端部の間に配置された第1背面板(13)と、
    前記第1外面板と前記第1内面板の何れか一方の両側端部に連設された一対の第1内側片(14)と、
    前記第1外面板と前記第1内面板の何れか他方の両側端部に連設された一対の第1外側片(15)と、
    前記第1外面板と前記第1内面板の何れか一方の両側端部と一対の第1内側片との境界に形成された一対の第1スリット(18)と、
    前記一対の第1外側片の先端部に連設され、前記一対の第1スリットに差し込まれる一対の第1差込片(16)と、を有し、
    前記第2箱体は、
    対向配置された第2外面板(20)および第2内面板(21)と、
    前記第2外面板と前記第2内面板との前端部の間に配置された第2正面板(22)と、
    前記第2外面板と前記第2内面板との後端部の間に配置された第2背面板(23)と、
    前記第2外面板と前記第2内面板の何れか一方の両側端部に連設された一対の第2内側片(24)と、
    前記第2外面板と前記第2内面板の何れか他方の両側端部に連設された一対の第2外側片(25)と、
    前記第2外面板と前記第2内面板の何れか一方の両側端部と一対の第2内側片との境界に形成された一対の第2スリット(28)と、
    前記一対の第2外側片の先端部に連設され、前記一対の第2スリットに差し込まれる一対の第2差込片(26)と、を有し、
    前記第1背面板と前記第2背面板とは、前記ヒンジ部を介して連設され、
    前記第1スリットと前記第2スリットとは、前記第1差込片と前記第2差込片とに対して前記ヒンジ部の側に相対的にずれて配置され、
    前記第1差込片と前記第2差込片とが前記第1スリットと前記第2スリットとに差し込まれ、且つ前記第1内面板と前記第2内面板とを向き合わせて前記第1箱体と前記第2箱体とが閉じた状態で、前記第1背面板と前記第2背面板とは、前記ヒンジ部とは反対側の端部から前記ヒンジ部に向かって正面側に傾斜していることを特徴とする包装容器。
  4. 前記第1内面板と前記第2内面板の何れか一方には、係合穴(30)が形成され、
    前記第1内面板と前記第2内面板の何れか他方には、前記第1箱体と前記第2箱体とが閉じた状態で、前記係合穴に係合する突起部(31)が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の包装容器。
  5. 前記第1内面板には、前記第1箱体に収容した物品を露出させる第1開口部(32)が形成され、
    前記第2内面板には、前記第2箱体に収容した物品を露出させる第2開口部(33)が形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の包装容器。
JP2018161387A 2018-08-30 2018-08-30 包装容器 Active JP7102291B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018161387A JP7102291B2 (ja) 2018-08-30 2018-08-30 包装容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018161387A JP7102291B2 (ja) 2018-08-30 2018-08-30 包装容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020033056A true JP2020033056A (ja) 2020-03-05
JP7102291B2 JP7102291B2 (ja) 2022-07-19

Family

ID=69666911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018161387A Active JP7102291B2 (ja) 2018-08-30 2018-08-30 包装容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7102291B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB493031A (en) * 1938-04-29 1938-09-30 Hugh Stevenson & Sons Ltd Improvements in and relating to boxes having hinged lids
JPS55173422U (ja) * 1979-05-31 1980-12-12
JP2018039541A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 紀伊産業株式会社 ヒンジ構造およびヒンジ構造を用いた容器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB493031A (en) * 1938-04-29 1938-09-30 Hugh Stevenson & Sons Ltd Improvements in and relating to boxes having hinged lids
JPS55173422U (ja) * 1979-05-31 1980-12-12
JP2018039541A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 紀伊産業株式会社 ヒンジ構造およびヒンジ構造を用いた容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP7102291B2 (ja) 2022-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5955077B2 (ja) 包装用箱
JP2009007029A (ja) 包装箱
JP5836101B2 (ja) 包装用箱
JP5642413B2 (ja) 緩衝機能付包装用箱
JP2009067449A (ja) 包装箱
JP2018193114A (ja) 包装箱
JP2015034020A (ja) 表示機能付き包装用箱
JP2008056262A (ja) 包装用箱
JP2020033056A (ja) 包装容器
JP7242474B2 (ja) 包装箱
JP7242424B2 (ja) 包装容器
JP5464920B2 (ja) 閉口維持機能付包装用箱
JP7409989B2 (ja) 包装箱
JP3881728B2 (ja) 仕切付包装用箱
JP2019214402A (ja) 包装箱
JP3194136U (ja) 再封可能な包装箱
JP2019077466A (ja) 包装箱
JP3238478U (ja) 包装箱
JP3223048U (ja) パネル付き包装箱
JP7081988B2 (ja) 包装箱
JP6988685B2 (ja) トレイ
JP2019043618A (ja) 包装用箱
JP3172649U (ja) 包装用箱
JP7405898B2 (ja) 包装箱
JP7443961B2 (ja) ブランクシート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7102291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150