JP2020032615A - 熱転写シート - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた高速転写適性、ヘッドカス防止性、被転写体への密着性及び耐ブロッキング性を有する、熱転写シートを提供する。【解決手段】熱転写シート10は、着色層11を備える転写層12と、基材13と、背面層14とを備え、着色層11が、エチレン−酢酸ビニル共重合体、テルペン樹脂、ポリオレフィン及び着色材を含み、背面層14が、フィラーを含み、フィラーの平均粒子径と、背面層の厚さとの比(フィラーの平均粒子径/背面層の厚さ)が、0.8以上3.5以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、熱転写シートに関する。
従来、背面層と、樹脂フィルム等の基材と、着色材を含有する着色層を備える転写層と、を備える熱転写シートに対して、サーマルヘッド等を用いて、背面層側からエネルギーを印加し、紙やプラスチックシート等の被転写体上に、転写層を転写し、画像形成を行うことにより、印画物を作製する、熱溶融転写方式が知られている。
熱溶融転写方式により形成される画像は、高濃度で鮮鋭性に優れているため、該方式は、文字、線画等の2値画像の記録に適している。また、熱溶融転写方式によれば、宛名、顧客情報、ナンバリング、バーコード等の可変情報を、コンピューター及び熱転写プリンターを用いて、被転写体に記録できる。
上記印画物の作製に用いられる熱転写シートには、通常、被転写体への高い密着性、及び巻き取り保管時における接着が生じない、高い耐ブロッキング性を有することが求められる。
ところで、近年、印画物の生産性向上を目的として、熱転写シートが備える転写層を高い印字速度(50m/min.程度)で被転写体上に転写できる熱転写プリンターの開発が進んでいるが、従来の熱転写シートを高い印字速度で使用すると、形成される画像に抜けやカスレが生じ、印画物の品位を著しく損なっていたため、改善が求められていた。
また、転写層を高速で転写した場合、通常の印字速度(30〜40m/min.程度)で転写した場合と比べ、背面層へのダメージが大きく、サーマルヘッド表面にヘッドカスが発生し、画像の抜けやカスレの原因となってしまう場合があった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その解決しようとする課題は、優れた高速転写適性、ヘッドカス防止性、被転写体への密着性及び耐ブロッキング性を有する、熱転写シートを提供することである。
本発明の熱転写シートは、着色層を備える転写層と、基材と、背面層とを備え、
着色層が、エチレン−酢酸ビニル共重合体、テルペン樹脂、ポリオレフィン及び着色材を含み、
背面層が、フィラーを含み、
フィラーの平均粒子径と、背面層の厚さとの比(フィラーの平均粒子径/背面層の厚さ)が、0.8以上3.5以下であることを特徴とする。
一実施形態において、フィラーの平均粒子径は、0.05μm以上1.5μm以下である。
一実施形態において、背面層におけるフィラーの含有量は、1質量%以上10質量%以下である。
一実施形態において、背面層の厚さは、0.03μm以上1μm以下である。
一実施形態において、背面層は、(メタ)アクリル樹脂及びシリコーン変性(メタ)アクリル樹脂の少なくとも一方を含む。
一実施形態において、エチレン−酢酸ビニル共重合体のメルトフローレートは、100g/10min.以上1000g/10min.以下である。
一実施形態において、テルペン樹脂の軟化点は、70℃以上140℃以下である。
一実施形態において、ポリオレフィンの融点は、50℃以上140℃以下である。
一実施形態において、転写層の厚さは、0.5μm以上2.5μm以下である。
本発明によれば、優れた高速転写適性、ヘッドカス防止性、被転写体への密着性及び耐ブロッキング性を有する、熱転写シートを提供できる。
本発明の熱転写シートの一実施形態を示す概略断面図である。 本発明の熱転写シートの一実施形態を示す概略断面図である。
(熱転写シート)
本発明の熱転写シート10は、図1に示すように、着色層11を備える転写層12と、基材13と、背面層14とを備える。
また、一実施形態において、転写層12は、図2に示すように、着色層11下に剥離層15をさらに備える。
さらに、一実施形態において、本発明の熱転写シート10は、基材上に離型層やプライマー層をさらに備えていてもよい(図示せず)。
以下、本発明による熱転写シートが備える各層について説明する。
(基材)
基材は、熱転写時に加えられる熱エネルギー(例えば、サーマルヘッドによる熱)に耐え得る耐熱性を有し、基材上に設けられる着色層等を支持できる機械的強度や耐溶剤性を有するものであれば、特に制限なく使用できる。
基材として、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレート、テレフタル酸−シクロヘキサンジメタノール−エチレングリコール共重合体等のポリエステル、ナイロン6及びナイロン6,6等のポリアミド、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)及びポリメチルペンテン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール及びポリビニルピロリドン(PVP)等のビニル樹脂、ポリアクリレート、ポリメタアクリレート及びポリメチルメタアクリレート等の(メタ)アクリル樹脂、ポリイミド及びポリエーテルイミド等のイミド樹脂、セロファン、セルロースアセテート、ニトロセルロース、セルロースアセテートプロピオネート(CAP)及びセルロースアセテートブチレート(CAB)等のセルロース樹脂、ポリスチレン(PS)等のスチレン樹脂、ポリカーボネート、並びにアイオノマー樹脂等から構成されるフィルム(以下、単に「樹脂フィルム」という。)を使用できる。
上記した樹脂の中でも、耐熱性及び機械的強度という観点から、PET及びPEN等のポリエステルが好ましく、PETが特に好ましい。
なお、本発明において、「(メタ)アクリル」とは「アクリル」と「メタクリル」の両方を包含することを意味する。また、「(メタ)アクリレート」とは「アクリレート」と「メタクリレート」の両方を包含することを意味する。
また、上記した樹脂フィルムの積層体を基材として使用することもできる。樹脂フィルムの積層体は、ドライラミネーション法、ウェットラミネーション法及びエクストリュージョン法等を利用することにより作製できる。
基材が樹脂フィルムである場合、該樹脂フィルムは、延伸フィルムであっても、未延伸フィルムであってもよいが、強度という観点からは、一軸方向又は二軸方向に延伸された延伸フィルムを使用することが好ましい。
基材の厚さは、2μm以上25μm以下であることが好ましく、3μm以上10μm以下であることがより好ましい。これにより、基材の機械的強度及び熱転写時の熱エネルギーの伝達を良好なものとできる。
(転写層)
本発明の熱転写シートが備える転写層は、着色層を少なくとも備える。また、一実施形態において、転写層は、着色層下に剥離層をさらに備える。
転写層の厚さは、0.5μm以上2.5μm以下、0.8μm以上2.2μm以下であることがより好ましく、1.2μm以上2.2μm以下であることが特に好ましい。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性をより向上できる。さらに、本発明の熱転写シートにより作製される印画物の耐擦過性(以下、単に耐擦過性という。)を向上できる。
(着色層)
本発明の熱転写シートは、エチレン−酢酸ビニル共重合体、テルペン樹脂、ポリオレフィン及び着色材を含む着色層を備える。
本発明において、エチレン−酢酸ビニル共重合体とは、エチレンモノマーと、酢酸ビニルモノマーとの共重合により得られる共重合体であるが、本発明の特性を損なわない範囲において、エチレンモノマー及び酢酸ビニルモノマー以外のその他のモノマーを含むことができる。エチレン−酢酸ビニル共重合体における該その他のモノマー由来の構成単位の割合は、10質量%以下であることが好ましく、5質量%以下であることがより好ましく、3質量%以下であることがさらに好ましい。
エチレン−酢酸ビニル共重合体のメルトフローレート(MFR)は、100g/10min.以上1000g/10min.以下であることが好ましく、300g/10min.以上800g/10min.以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性をより向上できる。
なお、本発明においてMFRは、JIS K 7210に準拠し、温度190℃、荷重2.16kgの条件にて測定する。
エチレン−酢酸ビニル共重合体における酢酸ビニルモノマーに由来する構成単位の割合(以下、場合により酢酸ビニル構成割合という。)は、10質量%以上35質量%以下であることが好ましく、14質量%以上30質量%以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性をより向上できる。
なお、本発明において、酢酸ビニル構成割合は、フーリエ変換赤外分光光度計を用い、JIS K 7192に準拠して測定する。
また、着色層は、2種以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体を含むことができる。
着色層におけるエチレン−酢酸ビニル共重合体の含有量は、5質量%以上30質量%以下であることが好ましく、8質量%以上23質量%以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性をより向上できる。
本発明において、テルペン樹脂とは、テルペンモノマーの重合体であり、テルペンモノマーとしては、例えば、α−ピネン、β−ピネン、ジペンテン、リモネン、ミルセン、アロオシメン、オシメン、α−フェランドレン、α−テルピネン、γ−テルピネン、テルピノーレン、1,8−シネオール、1,4−シネオール、α−テルピネオール、β−テルピネオール、γ−テルピネオール及びサビネン等が挙げられる。
また、本発明において、テルペン樹脂には、変性テルペン樹脂が含まれ、例えば、テルペンモノマーと芳香族モノマーとの共重合体である、芳香族変性テルペン樹脂が挙げられる。
芳香族モノマーとしては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、p−スチレン、3,4−ジメチルスチレン、o−ジビニルベンゼン、p−ジビニルベンゼン、α−クロロスチレン、p−クロロスチレン、2,4−ジクロロスチレン、ビニルトルエン及び1−ビニルナフタレン等が挙げられる。
また、本発明において、テルペン樹脂には、テルペンモノマーと、フェノールモノマーとの共重合体であるテルペンフェノール樹脂が含まれる。
フェノールモノマーとしては、例えば、フェノール、クレゾール、キシレノール、カテコール、レゾルシン、ヒドロキノン及びビスフェノールA等が挙げられる。
また、本発明の特性を損なわない範囲において、テルペン樹脂は、上記モノマー以外のモノマーを含むことができる。テルペン樹脂における該その他のモノマー由来の構成単位の割合は、10質量%以下であることが好ましく、5質量%以下であることがより好ましく、3質量%以下であることがさらに好ましい。
また、着色層は、2種以上のテルペン樹脂を含むことができる。
テルペン樹脂の軟化点は、70℃以上140℃以下であることが好ましく、90℃以上120℃以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性及び耐ブロッキング性をより向上できる。
なお、本発明において、テルペン樹脂の軟化点は、JIS K 7234に準拠して、測定する。
着色層におけるテルペン樹脂の含有量は、5質量%以上30質量%以下であることが好ましく、7質量%以上25質量%以下であることがより好ましく、8質量%以上23質量%以下であることがさらに好ましい。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性及び耐ブロッキング性をより向上できる。
本発明において、ポリオレフィンとは、α−オレフィンモノマーの重合体であり、α−オレフィンモノマーとしては、例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブチレン、1−ペンテン、1−ヘキセン等が挙げられる。
また、本発明の特性を損なわない範囲においてポリオレフィンは、α−オレフィンモノマー以外のその他のモノマーを含むことができる。該その他のモノマーの含有量は、50質量%以下であることが好ましく、40質量%以下であることがより好ましく、30質量%以下であることがさらに好ましい。
ポリオレフィンの融点は、50℃以上140℃以下であることが好ましく、75℃以上140℃以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性、ヘッドカス防止性及び耐ブロッキング性をより向上できる。
なお、本発明において、ポリオレフィンの融点は、JIS K 7121に準拠して、測定する。
着色層におけるポリオレフィンの含有量は、10質量%以上40質量%以下であることが好ましく、15質量%以上35質量%以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性及び密着性をより向上できる。
着色層は、少なくとも1種の着色材を含む。着色材は、特に限定されるものではなく、要求される色調等に応じ適宜選択することが好ましく、無機顔料、有機顔料及び染料等を使用できる。例えば、バーコード画像を形成したい場合、十分な黒色濃度を有し、光や熱等により変色又は褪色しないものが好ましい。このような着色材としては、例えば、ランプブラック等のカーボンブラック、グラファイト及びニグロシン染料等が挙げられる。
着色層における着色材の含有量は、10質量%以上60質量%以下であることが好ましく、15質量%以上50質量%以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性、ヘッドカス防止性、密着性及び耐ブロッキング性を維持しつつ、被転写体に形成される画像の濃度を向上できる。
本発明の特性を損なわない範囲において、着色層は、エチレン−酢酸ビニル共重合体、テルペン樹脂及びポリオレフィン以外の樹脂材料を含むことができる。例えば、ポリアミド、ビニル樹脂、(メタ)アクリル樹脂、イミド樹脂、セルロース樹脂及びスチレン樹脂等が挙げられる。
本発明の特性を損なわない範囲において、着色層は、充填材、可塑材、帯電防止材、紫外線吸収材、無機粒子、有機粒子、離型材及び分散材等の添加材を含んでいてもよい。
着色層の厚さは、0.2μm以上2μm以下であることが好ましく、0.5μm以上1.5μm以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性及び密着性をより向上できる。
着色層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、基材等の上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(背面層)
本発明の熱転写シートは、転写層が設けられていない基材の面に、フィラーを少なくとも1種含む背面層を備える。
背面層に含まれるフィラーは、有機フィラーであっても、無機フィラーであってもよく、これらを併用してもよい。
有機フィラーとしては、例えば、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、(メタ)アクリル樹脂、ポリアミド、フッ素樹脂、フェノール樹脂、ポリオレフィン及びシリコーン樹脂等の樹脂材料を含む粒子が挙げられる。
また、無機フィラーとしては、タルク及びカオリン等の粘土鉱物、炭酸カルシウム及び炭酸マグネシウム等の炭酸塩、水酸化アルミニウム及び水酸化マグネシウム等の水酸化物、硫酸カルシウム等の硫酸塩、シリカ等の酸化物、グラファイト、硝石、並びに窒化ホウ素等が挙げられる。
上記した中でも、ヘッドカス防止性及び耐ブロッキング性という観点からは、樹脂材料を含む粒子が好ましく、メラミン樹脂及びベンゾグアナミン樹脂の少なくとも一方を含む粒子がより好ましく、メラミン樹脂及びベンゾグアナミン樹脂を含む粒子がさらに好ましい。
フィラーの形状は、球状、楕円状、円柱状及び角柱状等のいずれであってもよく、ヘッドカス防止性及び耐ブロッキング性という観点からは、球状であることが好ましい。
また、フィラーの真球率は、1以上1.3以下であることが好ましく、1以上1.1以下であることがより好ましい。
なお、本発明において、真球率とは、フィラーの最長径/最短径を意味する。
また、フィラーは、その表面が、シランカップリング材等の表面処理材により処理されたものであってもよい。
フィラーの平均粒子径は、0.05μm以上1.5μm以下であることが好ましく、0.1μm以上1.2μm以下であることがより好ましく、0.1μm以上1.0μm以下であることが特に好ましい。これにより、本発明の熱転写シートのヘッドカス防止性及び耐ブロッキング性をより向上できる。
なお、本発明において、平均粒子径は、体積平均粒子径を意味し、JIS Z 8819−2に準拠して測定する。
背面層におけるフィラーの含有量は、1質量%以上10質量%以下であることが好ましく、3質量%以上7質量%以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートのヘッドカス防止性及び耐ブロッキング性をより向上できる。
一実施形態において、背面層は、樹脂材料を含み、例えば、セルロース樹脂、スチレン樹脂、ビニル樹脂、ポリエステル、ポリウレタン、(メタ)アクリル樹脂及びこれらの変性樹脂等が挙げられる。これらの中でもヘッドカス防止性及び耐ブロッキング性という理由から、(メタ)アクリル樹脂及びシリコーン変性(メタ)アクリル樹脂が好ましく、シリコーン変性(メタ)アクリル樹脂がより好ましい。
背面層における樹脂材料の含有量は、80質量%以上99質量%以下であることが好ましく、85質量%以上95質量%以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートのヘッドカス防止性及び耐ブロッキング性をより向上できる。
本発明の特性を損なわない範囲において、背面層は、上記添加材を含むことができる。
背面層の厚さは、0.03μm以上1μm以下であることが好ましく、0.05μm以上0.6μm以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートのヘッドカス防止性及び耐ブロッキング性をより向上できる。
本発明の熱転写シートにおいて、背面層に含まれるフィラーの平均粒子径と、背面層の厚さとの比(フィラーの平均粒子径/背面層の厚さ)が、0.8以上3.5以下であり、1以上3以下であることが好ましい。これにより、本発明の熱転写シートのヘッドカス防止性及び耐ブロッキング性を顕著に向上できる。
背面層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、基材上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(剥離層)
一実施形態において、本発明の熱転写シートが備える転写層は、着色層下に剥離層を備える。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性をより向上できる。
一実施形態において、剥離層は、ワックスを主構成成分として含む。ワックスとしては、例えば、蜜蝋、鯨蝋、木蝋、米ぬか蝋、カルナバワックス、キャンデリラワックス及びモンタンワックス等の天然ワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、酸化ワックス、オゾケライト、セレシン、エステルワックス及びポリエチレンワックス等の合成ワックス、マルガリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、フロイン酸及びベヘニン酸等の高級飽和脂肪酸、ステアリルアルコール及びベヘニルアルコール等の高級飽和一価アルコール、ソルビタンの脂肪酸エステル等の高級エステル、ステアリン酸アミド並びにオレイン酸アミド等の高級脂肪酸アミド等が挙げられる。
これらの中でも、高速転写適性という観点からは、カルナバワックス及びパラフィンワックスが好ましい。
なお、剥離層は、ワックスを2種以上含むことができる。
剥離層におけるワックスの含有量は、70質量%以上99質量%以下であることが好ましく、80質量%以上98質量%以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性をより向上できる。
また、一実施形態において、剥離層は、樹脂材料を主構成成分として含む。剥離層が主構成成分として樹脂材料を含むことにより、印画物の耐擦過性をより向上できる。樹脂材料としては、例えば、(メタ)アクリル樹脂、セルロース樹脂、ビニル樹脂、ポリウレタン、シリコーン樹脂及びフッ素樹脂等が挙げられる。
剥離層における樹脂材料の含有量は、70質量%以上99質量%以下であることが好ましく、80質量%以上98質量%以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性及び耐擦過性をより向上できる。
剥離層の厚さは、0.1μm以上3μm以下であることが好ましく、0.2μm以上2μm以下であることがより好ましい。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性及び耐擦過性をより向上できる。
剥離層の形成は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、基材等の上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(離型層)
一実施形態において、本発明の熱転写シートは、基材と、転写層との間に離型層を備える。これにより、本発明の熱転写シートの高速転写適性をより向上できる。
一実施形態において、離型層は、樹脂材料を含み、例えば、(メタ)アクリル樹脂、ポリウレタン、アセタール樹脂、ポリアミド、ポリエステル、メラミン樹脂、ポリオール樹脂、セルロース樹脂及びシリコーン樹脂等が挙げられる。
また、一実施形態において、離型層は、シリコーンオイル、リン酸エステル系可塑材、フッ素系化合物、ワックス、金属石鹸及びフィラー等の離型材を含む。
離型層の厚さは、特に限定されず、例えば、0.2μm以上2μm以下とすることができる。
離型層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、基材等の上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(プライマー層)
一実施形態において、本発明の熱転写シートは、任意の層間にプライマー層を備える。これにより、隣接する層の密着性を向上できる。
一実施形態において、プライマー層は、ポリエステル、ビニル樹脂、ポリウレタン、(メタ)アクリル樹脂、ポリアミド、ポリエーテル、スチレン樹脂及びセルロース樹脂等の樹脂材料を含む。
プライマー層の厚さは、特に限定されず、例えば、0.2μm以上2μm以下とすることができる。
プライマー層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、基材上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
次に実施例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
実施例1
厚さ4.5μmのPETフィルムを準備し、PETフィルムの一方の面に、下記組成の剥離層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ0.5μmの剥離層を形成させた。
<剥離層形成用塗工液>
・カルナバワックス 50質量部
(コニシ(株)製)
・パラフィンワックス 50質量部
(コニシ(株)製)
・水 100質量部
・イソプロパノール(IPA) 100質量部
上記のようにして形成させた剥離層上に、下記組成の着色層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ1μmの着色層を形成させた。
<着色層形成用塗工液>
・カーボンブラック 40質量部
・エチレン−酢酸ビニル共重合体 20質量部
(三井デュポンケミカル(株)製、エバフレックス(登録商標)EV 220ETR、MFR150g/10min.、融点71℃、酢酸ビニル構成割合28質量%)
・テルペン樹脂 20質量部
(ヤスハラケミカル(株)製、ポリスター(登録商標)T100、テルペンフェノール樹脂、軟化点100±5℃)
・ポリオレフィン 20質量部
(日本製紙(株)製、アウローレン(登録商標)100S、融点75〜85℃)
・メチルエチルケトン(MEK) 100質量部
・トルエン 100質量部
PETフィルムの他方の面に、下記組成の背面層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ0.1μmの背面層を形成させ、熱転写シートを得た。
<背面層形成用塗工液>
・シリコーン変性(メタ)アクリル樹脂 9.5質量部
(ナトコ(株)製、ポリアロイ(登録商標)NSA−X55)
・フィラー 0.5質量部
(日本触媒(株)製、エポスター(登録商標)SS、平均粒子径0.1μm)
・MEK 20質量部
・トルエン 20質量部
実施例2〜25及び比較例1〜7
基材の厚さ、剥離層の厚さ、着色層の構成及び厚さ、並びに背面層の構成及び厚さの少なくとも1つを、表1及び2に示す値に変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写シートを作製した。
なお、表1及び2中の各成分の詳細は以下の通りであり、表においてMFRの単位は省略した。
<着色層>
(エチレン−酢酸ビニル共重合体)
・エバフレックス(登録商標)EV210ETR:三井デュポンケミカル(株)製、MFR400g/10min.、融点73℃、酢酸ビニル構成割合28質量%
・エバフレックス(登録商標)EV205WR:三井デュポンケミカル(株)製、MFR800g/10min.、融点73℃、酢酸ビニル構成割合28質量%
(テルペン樹脂)
・ポリスター(登録商標)T130:ヤスハラケミカル(株)製、テルペンフェノール樹脂、軟化点130±5℃
・ポリスター(登録商標)T80:ヤスハラケミカル(株)製、テルペンフェノール樹脂、軟化点80±5℃
・YSレジンTO105:ヤスハラケミカル(株)製、軟化点105±5℃
・YSレジンPX1000:ヤスハラケミカル(株)製、軟化点100±5℃
(ポリオレフィン)
・アウローレン(登録商標)150S:日本製紙(株)製、融点105〜135℃
・アウローレン(登録商標)200S:日本製紙(株)製、融点60〜70℃
・アウローレン(登録商標)350S:日本製紙(株)製、融点65〜75℃
・セラマー1608:東洋アドレ(株)製、融点78℃
<背面層>
(シリコーン変性(メタ)アクリル樹脂)
・ポリアロイ(登録商標)SX−082:ナトコ(株)製
・ポリアロイ(登録商標)NSA−B20:ナトコ(株)製
(フィラー)
・エポスター(登録商標)S、日本触媒(株)製、平均粒子径0.2μm
・エポスター(登録商標)S6、日本触媒(株)製、平均粒子径0.4μm
・エポスター(登録商標)S12、日本触媒(株)製、平均粒子径1.2μm
比較例7
背面層形成用塗工液の組成を以下のように変更すると共に、背面層の厚さを0.2μmとした以外は、実施例1と同様にして、熱転写シートを作製した。
<背面層形成用塗工液>
・スチレン−アクリロニトリル共重合体 11質量部
・線状飽和ポリエステル 0.3質量部
・ステアリルリン酸亜鉛 6質量部
・メラミン樹脂粒子(平均粒子径0.4μm) 3質量部
・MEK 80質量部
<<高速転写適性評価−1>>
上記実施例及び比較例において得られた熱転写シート、並びに解像度300dpiの端面型サーマルヘッドを備えるプリンター(Markem Imaje社製、SDX60)を使用し、被転写体であるPETフィルムとLLDPEフィルムとの積層体(大日本印刷(株)製、以下、被転写体1という。)のPETフィルム面上に、印字濃度130%、印字速度40m/min.の条件で、2ドットの文字パターン画像及びバーコード画像を形成し、印画物1を得た。
また、被転写体を延伸PPフィルムと無軸延伸PPフィルムとの積層体(以下、被転写体2という。)の延伸PPフィルム面上に同様に画像を形成し、印画物2を得た。
上記2種の被転写体に形成された画像を目視により観察し下記評価基準に基づき評価した。評価結果を表1〜3にまとめた。
(評価基準)
A:印画物1、2ともに抜け及びカスレが見られず、良好な画像が形成されていることを確認できた。
B:印画物1、2のいずれか一方に抜け及びカスレが見られず、良好な画像が形成されていることを確認できたが、他方に形成された画像には、実用上問題のない程度の抜けやカスレが見られた。
NG:印画物1、2ともに実用上問題となる程度の抜け及びカスレが見られた。
<<高速転写適性評価−2>>
印字速度を50m/min.に変更した以外は、上記同様画像を形成し、評価した。評価結果を表1〜3にまとめた。
<<高速転写適性評価−3>>
印字速度を60m/min.に変更した以外は、上記同様画像を形成し、評価した。評価結果を表1〜3にまとめた。
<<ヘッドカス防止性評価>>
上記実施例及び比較例において得られた熱転写シート、並びに解像度300dpiの端面型サーマルヘッドを備えるプリンター(Markem Imaje社製、SDX60)を使用し、被転写体1のPETフィルム面上に、印字濃度130%、印字速度40m/min.の条件で、3ドットの文字パターン画像を形成し、印画物を1000枚作製した。
次いで、サーマルヘッドにテープ(スリーエム社製、Scotch(登録商標)tape(BK−24))を貼り付け、1分静置した後に剥離した。剥離後のテープ及び印画物に形成された画像を目視により観察し、下記評価基準に基づいて評価した。評価結果を表1〜3にまとめた。
(評価基準)
A:ヘッドカスの付着がほとんど見られなかった。
B:ヘッドカスの付着が少し見られたが、形成された画像の抜け及びカスレが見られず、実用上問題のない程度であった。
NG:ヘッドカスの付着が多く見られ、形成された画像の抜け及びカスレが見られた。
<<密着性評価>>
高速転写適性試験−1において作製した印画物1のバーコード画像上に、25℃、相対湿度60%の環境下において、テープ(スリーエム社製、Scotch(登録商標)tape(BK−24))を貼り付け、擦過試験機(スガ試験機(株)製)を用いて200gの圧力を1回均等にかけ密着させた。その状態で10分静置後、テープを剥離した。剥離後のバーコード画像を目視により観察し、下記評価基準に基づいて評価した。評価結果を表1〜3にまとめた。
(評価基準)
A:テープの剥離前後で、画像に変化が見られなかった。
B:テープの剥離により、画像の一部に欠けの発生が見られたが、実用上問題のない程度であった。
NG:テープの剥離により、画像に大きな欠けが見られ、バーコードチェッカー(Honeywell社製、Quick Check 850)による判定結果がE、F又は判定不可であり、実用上問題があった。
<<耐ブロッキング性評価>>
上記実施例及び比較例において得られた熱転写シートを2枚ずつ着色層と、背面層とが向き合うように重ね合わせ、0.196MPaの圧力をかけて、45℃、相対湿度85%において24時間静置した。静置後、着色層と背面層とを剥がし、下記評価基準に基づいて評価した。評価結果を表1〜3にまとめた。
(評価基準)
A:着色層と背面層を容易に剥がすことができる。
B:着色層と背面層の貼り付きが僅かに発生するが、実用上問題ない。
NG:着色層と背面層の貼り付きが発生し、実用上も問題がある。
<<耐擦過性評価>>
高速転写適性試験−1において作製した印画物1のバーコード画像を、耐摩擦試験機(スガ試験機(株)製)により、500gの負荷をかけ、段ボール紙により擦過した。50往復及び100往復擦過後のバーコード画像の状態を目視により観察し、下記評価基準に基づいて評価した。評価結果を表1〜3にまとめた。
(評価基準)
A:100往復擦過後もバーコード画像に欠けが見られなかった。
B:50往復擦過後のバーコード画像に欠けが見られなかったが、100往復擦過後のバーコード画像には欠けが見られた。
C:50往復擦過後のバーコード画像に欠けが見られた。
Figure 2020032615
Figure 2020032615
Figure 2020032615
10:熱転写シート、11:着色層、12:転写層、13:基材、14:背面層、15:剥離層

Claims (9)

  1. 着色層を備える転写層と、基材と、背面層とを備え、
    前記着色層が、エチレン−酢酸ビニル共重合体、テルペン樹脂、ポリオレフィン及び着色材を含み、
    前記背面層が、フィラーを含み、
    前記フィラーの平均粒子径と、前記背面層の厚さとの比(フィラーの平均粒子径/背面層の厚さ)が、0.8以上3.5以下であることを特徴とする、熱転写シート。
  2. 前記フィラーの平均粒子径が、0.05μm以上1.5μm以下である、請求項1に記載の熱転写シート。
  3. 前記背面層における前記フィラーの含有量が、1質量%以上10質量%以下である、請求項1又は2に記載の熱転写シート。
  4. 前記背面層の厚さが、0.03μm以上1μm以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱転写シート。
  5. 前記背面層が、(メタ)アクリル樹脂及びシリコーン変性(メタ)アクリル樹脂の少なくとも一方を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱転写シート。
  6. 前記エチレン−酢酸ビニル共重合体のメルトフローレートが、100g/10min.以上1000g/10min.以下である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱転写シート。
  7. 前記テルペン樹脂の軟化点が、70℃以上140℃以下である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱転写シート。
  8. 前記ポリオレフィンの融点が、50℃以上140℃以下である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の熱転写シート。
  9. 前記転写層の厚さが、0.5μm以上2.5μm以下である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の熱転写シート。
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