JP2020030917A - 回路遮断器 - Google Patents
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Abstract
Description
上記の回路遮断器において、第2トリップ部材には、貫通孔が複数形成されていることが好ましい。
上記の回路遮断器において、第2トリップ部材には、複数の貫通孔が格子状に配置されていることが好ましい。
図1に示される本実施形態の回路遮断器10は、単相三線式の電路等に配置される回路遮断器である。図1に示されるように、本実施形態の回路遮断器10は、ハウジング20の左側壁部21において外部に露出するように設けられる電源側端子31と、ハウジング20の右側壁部22において外部に露出するように設けられる負荷側端子41とを備えている。なお、図1では、ハウジング20の上カバーの図示が省略されている。電源側端子31には電源側配線が接続される。負荷側端子41には負荷側配線が接続される。回路遮断器10は、電源側端子31と負荷側端子41とが電気的に接続されている状態と、それらの接続が遮断されている状態とを切り替えることにより、電源側配線と負荷側配線との電気的な接続状態を切り替えることの可能な装置である。回路遮断器10は、電源側端子31及び負荷側端子41を3つずつ備えることにより、単相三線に対応する3つの電路を構成している。
回路遮断器10は、一端部に電源側端子31が設けられる固定接触子30と、一端部に負荷側端子41が設けられる負荷側端子金具40と、ハウジング20の内部に設けられる可動接触子50と、可動接触子50を保持するセパレータ60と、ハウジング20の上方から突出するように設けられるハンドル70とを備えている。
電磁コイル91は、オイルダッシュポット93の外周に配置されている。電磁コイル91は、自身を流れる電流、すなわち可動接触子50から負荷側端子41に向かって流れる電流に基づいて磁気を形成する。
次に、トリップ機構120の動作例について説明する。
(1)掛合片100は、トリップアーム110に係合する係合部103と、磁気式引き外し装置90により押圧される押圧部104とが形成された板状の部材からなる。掛合片100には、その板厚方向に貫通する貫通孔105が形成されている。このような構成によれば、掛合片100の貫通孔105を空気が通過可能であるため、回路遮断器10の内部の通気性を確保することができる。また、可動接触子50が固定接触子30から離隔する際にアーク放電が発生するが、このアークの圧を掛合片100の貫通孔105を通じて抜くことも可能である。
(3)掛合片100には、複数の貫通孔105が格子状に配置されている。このような構成によれば、図4に示されるように、掛合片100には、複数の貫通孔105を区画するように柱状部108a,108bが形成されるようになる。柱状部108aは、掛合片100の上下方向に延びるように形成され、且つ複数の貫通孔105を左右方向に区画している部分である。柱状部108bは、掛合片100の左右方向に延びるように形成され、且つ複数の貫通孔105を上下方向に区画している部分である。これらの柱状部108a,108bが掛合片100の変形を抑制するため、複数の貫通孔105を掛合片100に形成しつつも、掛合片100の強度を確保することが可能である。
・掛合片100における複数の貫通孔105の配置態様は適宜変更可能である。例えば、掛合片100には複数の貫通孔105が千鳥状に配置されていてもよい。
・回路遮断器10は、磁気式引き外し装置90に代えて、例えば熱動電磁式の引き外し装置を備えるものであってもよい。
・本開示は上記の具体例に限定されるものではない。上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素、及びその配置、条件、形状等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
30:固定接触子
31:電源側端子
41:負荷側端子
50:可動接触子
90:磁気式引き外し装置
100:掛合片(第2トリップ部材)
103:係合部
104:押圧部
105:貫通孔
110:トリップアーム(第1トリップ部材)
Claims (3)
- 電源側端子及び負荷側端子の間の電路上に設けられる固定接触子及び可動接触子を有し、前記可動接触子が前記固定接触子に対して接触及び離隔することにより前記電源側端子及び前記負荷側端子の間の電路を接続及び遮断することの可能な回路遮断器であって、
前記固定接触子に接触している姿勢で前記可動接触子を保持することの可能な通常位置、及び前記固定接触子から前記可動接触子を離隔させるトリップ位置に変位可能な第1トリップ部材と、
前記通常位置に位置している前記第1トリップ部材に係合することにより、前記第1トリップ部材を前記通常位置に保持する第2トリップ部材と、
前記可動接触子が前記固定接触子に接触している状態において前記電路に過電流が流れた際に前記第2トリップ部材を押圧して前記第2トリップ部材に対する前記第1トリップ部材の係合を解除することにより、前記第1トリップ部材を前記トリップ位置に変位させる引き外し装置と、を備え、
前記第2トリップ部材は、前記第1トリップ部材に係合する係合部と、前記引き外し装置により押圧される押圧部とを有する板状の部材からなり、
前記第2トリップ部材には、その板厚方向に貫通する貫通孔が形成されている
回路遮断器。 - 前記第2トリップ部材には、前記貫通孔が複数形成されている
請求項1に記載の回路遮断器。 - 前記第2トリップ部材には、複数の前記貫通孔が格子状に配置されている
請求項2に記載の回路遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018154766A JP2020030917A (ja) | 2018-08-21 | 2018-08-21 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018154766A JP2020030917A (ja) | 2018-08-21 | 2018-08-21 | 回路遮断器 |
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JP2020030917A true JP2020030917A (ja) | 2020-02-27 |
Family
ID=69622712
Family Applications (1)
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JP2018154766A Pending JP2020030917A (ja) | 2018-08-21 | 2018-08-21 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2020030917A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08315706A (ja) * | 1995-05-22 | 1996-11-29 | Matsushita Electric Works Ltd | 消弧装置 |
JP2012186065A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 回路遮断器 |
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2018
- 2018-08-21 JP JP2018154766A patent/JP2020030917A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH08315706A (ja) * | 1995-05-22 | 1996-11-29 | Matsushita Electric Works Ltd | 消弧装置 |
JP2012186065A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 回路遮断器 |
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