JP2020029675A - 大便器用脱臭装置 - Google Patents
大便器用脱臭装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020029675A JP2020029675A JP2018154843A JP2018154843A JP2020029675A JP 2020029675 A JP2020029675 A JP 2020029675A JP 2018154843 A JP2018154843 A JP 2018154843A JP 2018154843 A JP2018154843 A JP 2018154843A JP 2020029675 A JP2020029675 A JP 2020029675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- deodorizing
- air
- air passage
- toilet bowl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Abstract
Description
第1の発明によれば、1つの風路中に水脱臭部と酸化触媒を配置した簡易な構成により、水溶性の高い臭気成分と、これら臭気成分より水溶性は低いが酸化分解性の高い臭気成分の両方を効果的に脱臭することができる。大型化および複雑化の抑止と脱臭性能を両立することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記酸化触媒は、前記水脱臭部よりも、前記脱臭風路における下流側に設けられる。
第2の発明によれば、吸気口から空気と一緒に吸い込まれた埃や紙片等の粉塵を、水脱臭部で捕捉することができ、酸化触媒に粉塵等が流れることによる酸化触媒の性能低下を抑制することができる。また、芳香剤などに含まれるアルコール成分を水脱臭部で水に溶解させることができ、酸化触媒へのアルコール成分の付着を抑制することができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記ファン装置は、前記水脱臭部よりも、前記脱臭風路における下流側に設けられる。
第3の発明によれば、吸気口から空気と一緒に吸い込まれた粉塵を、水脱臭部で捕捉することができ、粉塵等がファン装置へ到達してしまうことも抑制できる。
第4の発明は、第2または第3の発明において、前記水脱臭部と前記酸化触媒との間に設けられ、前記水脱臭部の水が前記酸化触媒側へ飛散することを抑制する飛散抑制手段をさらに有する。
第4の発明によれば、水脱臭部の水への溶解でアルコール成分の酸化触媒への付着を効果的に抑止しつつ、さらに、飛散抑制手段によってアルコール成分の溶解した水が酸化触媒側へ飛散するのを抑制し、酸化触媒がアルコール成分の溶解した水に被水することを抑止できる。
第5の発明は、第4の発明において、前記水脱臭部は、水を溜めることが可能な水溜め部を有し、前記水溜め部に溜められた水の水面が、前記脱臭風路の一部を形成する。
第5の発明によれば、溜めた水でアルコール溶解できるため、例えばノズルからのミスト噴霧等に比べて、より飛散を抑制することができる。
第6の発明は、第5の発明において、前記飛散抑制手段は、前記水溜め部の底面から前記脱臭風路内へ向けて突出する水受け壁を有する。
第6の発明によれば、簡単な構成により、アルコール成分の溶解した水が酸化触媒側へ飛散するのを抑制することができる。
第7の発明は、第5または第6の発明において、前記飛散抑制手段は、前記水溜め部に形成され、前記脱臭風路の断面積を拡大する拡大部を有する。
第7の発明によれば、風路断面積が拡大することで風速を低減させることができ、水脱臭部の水の下流側への飛散を抑制することができる。
図2に示すように、脱臭装置10は、水脱臭ユニット20と、制御部30とを有する。
図4は、図3の水脱臭ユニット20からカバー22を外した状態の斜視図である。
図5は、水脱臭ユニット20の断面斜視図である。
図7は、脱臭装置10における排水動作時の断面図である。
また、第2空間52(絞り部)で空気が加速されると、空気が水Wを押す圧力が高まり、水Wを水溜め部50に保持しておく効果も高まる。
また、負圧を形成する手段として、空気の吸排気のために脱臭装置に元々必要なファン装置という最小限の電気的構成要素で、水を溜めることと排水を実現でき、負圧を形成するためのポンプなどを別途設ける必要がなく、コスト低減および小型化が可能になる。
また、水溜め部50底面を下り傾斜にすることで、水溜め部50から水が排水されやすくなり、水溜め部50に残る水をより少なくすることができ、バイオフィルムの形成を抑制する効果を高くできる。
本発明における水脱臭部は、例えば、吸入された空気に水を噴出する構成を備えるものでもよい。
Claims (7)
- 大便器用脱臭装置であって、
空気を吸気する吸気口を形成する吸気部と、
脱臭した空気を排気する排気口を形成する排気部と、
前記吸気口と前記排気口とを連通し空気を流通させる脱臭風路に設けられたファン装置と、
前記脱臭風路に設けられ、吸気した空気を水により脱臭する水脱臭部と、
前記脱臭風路に設けられた酸化触媒と、
を有する大便器用脱臭装置。 - 前記酸化触媒は、前記水脱臭部よりも、前記脱臭風路における下流側に設けられる請求項1記載の大便器用脱臭装置。
- 前記ファン装置は、前記水脱臭部よりも、前記脱臭風路における下流側に設けられる請求項2記載の大便器用脱臭装置。
- 前記水脱臭部と前記酸化触媒との間に設けられ、前記水脱臭部の水が前記酸化触媒側へ飛散することを抑制する飛散抑制手段をさらに有する請求項2または3に記載の大便器用脱臭装置。
- 前記水脱臭部は、水を溜めることが可能な水溜め部を有し、
前記水溜め部に溜められた水の水面が、前記脱臭風路の一部を形成する請求項4記載の大便器用脱臭装置。 - 前記飛散抑制手段は、前記水溜め部の底面から前記脱臭風路内へ向けて突出する水受け壁を有する請求項5記載の大便器用脱臭装置。
- 前記飛散抑制手段は、前記水溜め部に形成され、前記脱臭風路の断面積を拡大する拡大部を有する請求項5または6に記載の大便器用脱臭装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018154843A JP7179257B2 (ja) | 2018-08-21 | 2018-08-21 | 大便器用脱臭装置 |
KR1020190099228A KR102699370B1 (ko) | 2018-08-21 | 2019-08-14 | 대변기용 탈취 장치 |
CN201910753042.5A CN110847314B (zh) | 2018-08-21 | 2019-08-15 | 大便器用除臭装置 |
TW108129431A TWI799633B (zh) | 2018-08-21 | 2019-08-19 | 馬桶用除臭裝置 |
US16/545,190 US11492790B2 (en) | 2018-08-21 | 2019-08-20 | Flush toilet deodorizing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018154843A JP7179257B2 (ja) | 2018-08-21 | 2018-08-21 | 大便器用脱臭装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020029675A true JP2020029675A (ja) | 2020-02-27 |
JP7179257B2 JP7179257B2 (ja) | 2022-11-29 |
Family
ID=69623980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018154843A Active JP7179257B2 (ja) | 2018-08-21 | 2018-08-21 | 大便器用脱臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7179257B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0381432A (ja) * | 1989-08-24 | 1991-04-05 | Mitsubishi Electric Corp | 水洗便器の脱臭装置 |
JPH03125732A (ja) * | 1989-10-11 | 1991-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 脱臭装置 |
JPH07324365A (ja) * | 1994-06-01 | 1995-12-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 衛生洗浄装置 |
US5493737A (en) * | 1994-09-28 | 1996-02-27 | Chu; Kung-Ming | Toilet apparatus with device for deodorization |
JP2005155152A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 便座装置 |
JP2012144876A (ja) * | 2011-01-11 | 2012-08-02 | Panasonic Corp | 衛生洗浄装置 |
JP2018035655A (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-08 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
-
2018
- 2018-08-21 JP JP2018154843A patent/JP7179257B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0381432A (ja) * | 1989-08-24 | 1991-04-05 | Mitsubishi Electric Corp | 水洗便器の脱臭装置 |
JPH03125732A (ja) * | 1989-10-11 | 1991-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 脱臭装置 |
JPH07324365A (ja) * | 1994-06-01 | 1995-12-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 衛生洗浄装置 |
US5493737A (en) * | 1994-09-28 | 1996-02-27 | Chu; Kung-Ming | Toilet apparatus with device for deodorization |
JP2005155152A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 便座装置 |
JP2012144876A (ja) * | 2011-01-11 | 2012-08-02 | Panasonic Corp | 衛生洗浄装置 |
JP2018035655A (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-08 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7179257B2 (ja) | 2022-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7179256B2 (ja) | トイレ空間用脱臭装置 | |
JP7212309B2 (ja) | トイレ空間用脱臭装置 | |
CN110847314B (zh) | 大便器用除臭装置 | |
JP7245429B2 (ja) | トイレ空間用脱臭装置および衛生洗浄装置 | |
JP2020029675A (ja) | 大便器用脱臭装置 | |
JP7261391B2 (ja) | トイレ空間用脱臭装置 | |
KR102702004B1 (ko) | 토일렛 공간용 탈취 장치 및 위생 세정 장치 | |
JP2020066990A (ja) | トイレ空間用脱臭装置および衛生洗浄装置 | |
KR20100131897A (ko) | 변기탈취장치 | |
JP7330432B2 (ja) | トイレ空間用脱臭装置 | |
JP7482388B2 (ja) | トイレ空間用脱臭装置および衛生洗浄装置 | |
JP7395123B2 (ja) | トイレ空間用脱臭装置 | |
JP2021127622A (ja) | トイレ空間用脱臭装置 | |
JP7368789B2 (ja) | トイレ空間用脱臭装置 | |
JP2022048839A (ja) | トイレ空間用脱臭装置及び衛生洗浄装置 | |
JP2020063622A (ja) | トイレ空間用脱臭装置 | |
JP2021127679A (ja) | トイレ空間用脱臭装置 | |
KR200219365Y1 (ko) | 좌변기 악취 제거 장치 | |
KR100438217B1 (ko) | 악취 제거 기능을 갖는 수세식 좌변기 | |
JPH03286052A (ja) | 脱臭装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210615 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220524 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220719 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221017 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221030 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7179257 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |