JP7368789B2 - トイレ空間用脱臭装置 - Google Patents
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Description
また、例えば、特許文献2に示すものが知られている。特許文献2に記載のトイレ空間用脱臭装置は、市水を供給する給水路と、水を貯水し悪臭を含んだ空気が導入される消臭室と、消臭室に貯水した水を排水する排水路と、便器内の開口部とを連通する水路とを有し、排水路には、一定期間ごとに水を排水路から排水する開閉弁を備える。
ここで、特許文献2のように水中に空気を導入する形態においては、吸引した気体に水を噴出させる形態に比べて、ファン装置が被水することを抑制することができる。しかし、消臭室内に貯水した水に含まれるゴミ等が、排水路中に設けられた開閉弁でゴミかみを生じさせる可能性がある。そのため、開閉弁を閉じられない止水不良状態となり、貯水が行えなくなり、脱臭を行えなくなる懸念がある。また、開閉弁が閉じた状態が続いた場合、粘着性のゴミが開閉弁に付着することで、開閉弁の固着が生じる可能性がある。そのため、開閉弁が固着し開閉弁が開けられない状態で消臭室に水が供給される場合、排水路以外から水が排出されてしまい、漏水が生じる懸念がある。
第1の発明によれば、排水部材は第1姿勢の際に、排水口の上下方向の位置が水溜め部の下面より上側に位置することで水溜め部に水を溜め、第2の姿勢の際に、排水口の上下方向の位置が水溜め部の下面より下側に位置することで水溜め部の水を排出することができる。そのため、水溜め部に水を溜める状態と水溜め部から水を排水する状態とを、開閉弁のように弁が弁座に接触する状態と接触しない状態とで切り替えるような形態に比べて、開閉弁のゴミかみによる止水不良を抑止することができる。また、水溜め部に水を溜める状態と水溜め部から水を排水する状態とを、開閉弁のように弁が弁座に接触する状態と接触しない状態とで切り替えるような形態に比べて、開閉弁の固着による漏水を抑止することができる。
第2の発明は、第1の発明において、上記排水部材は、上記排水口の上下方向の位置が上記第1姿勢と上記第2姿勢との間に位置する、第3姿勢に変更可能に構成される。
第2の発明によれば、排水部材を第3姿勢とすることで、水溜め部に溜める水の水位を第1姿勢にしたときに比べて小さくすることができる。そのため、ファン装置への水の引き込みを抑止できる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、記水溜め部に溜めた水の水位が上記第1姿勢の上記排水部材の上記排水口の上下方向の位置を超える場合に、上記水溜め部に溜めた水を排水するオーバーフロー手段を有する。
第3の発明によれば、水溜め部に過剰な給水が生じたときにオーバーフロー手段より排水することができる。
第4の発明は、第3の発明において、上記オーバーフロー部は、上記吸気口下端面を下方へ切欠いて形成される凹部である。
第4の発明によれば、仮に排水口が閉塞してしまった場合には、凹部より、排水することができる。
図3は、図2の水脱臭ユニット20からカバー22を外した状態の斜視図である。
図4は、本実施形態の水脱臭ユニット20の断面図である。
図5は、本実施形態の水脱臭ユニットにおける第1姿勢時の断面図である。
図6は、本実施形態の水脱臭ユニットにおける第2姿勢時の断面図である。
なお、図5および図6においては水溜め部50に溜められた水を図示せずに省略している。
本実施形態の脱臭装置は、駆動部が水脱臭ユニット全体を駆動させることで排水部材を第1姿勢と第2姿勢とに変更する点が、上述した第1実施形態とは異なる。従って、ここでは、本発明の第2実施形態の、第1実施形態とは異なる部分のみを説明し、同様の構成、作用、効果については説明を省略する。図7は、本発明の第2実施形態の水脱臭ユニットにおける第1姿勢時の断面図である。
この形態においては、回転軸部270aを回転軸として伝達部270bが上方へ回動すると、伝達部270bの回転軸部270a側とは逆側の端部にてケース21の下面を押し上げていくことができる。これにより、駆動部270が上方へ駆動すると、ケース21の駆動部270が設けられた側と同じ側(即ち、排水部材225と逆側)が上方へと持ち上げられる。よって、駆動部270が上方へ回動することでケース排水口225aが下方を向く第2姿勢とすることができる。
なお、トイレ空間用脱臭装置の中でも、特に、衛生洗浄装置200に設けられる脱臭装置は小型化が要請されるところ、排水口25aからボウル部101に向けて排水する構成は、ボウル部101に溜められた水の中に排水する構成や、排水配管に排水する構成より、脱臭装置の複雑化および大型化を抑制することができる。
Claims (3)
- 気体を吸気する吸気部と、脱臭した気体を排気する排気部と、を連通する脱臭風路を形成し、
上記脱臭風路には、上記吸気部から気体を引き込むファン装置と、水を溜めることが可能な水溜め部と、を備え、
上記水溜め部に水を供給する給水部と、
排水口を形成し上記水溜め部と連通する排水部材と、を有し、
上記排水部材は、上記排水口が上方を向くことで上記水溜め部に水を溜める第1姿勢と、上記排水口が下方を向くことで上記水溜め部に溜めた水を上記排水口から排水する第2姿勢と、に姿勢を変更可能に構成され、
上記第1姿勢における上記排水口の上下方向の位置は上記水溜め部の下面より上側に位置し、上記第2姿勢における上記排水口の上下方向の位置は上記水溜め部の下面より下側に位置し、
上記排水部材は、上記排水口の上下方向の位置が上記第1姿勢と上記第2姿勢との間に位置する、第3姿勢に変更可能に構成されるトイレ空間用脱臭装置。 - 上記水溜め部に溜めた水の水位が上記第1姿勢の上記排水部材の上記排水口の上下方向の位置を超える場合に、上記水溜め部に溜めた水を排水するオーバーフロー手段を有する請求項1に記載のトイレ空間用脱臭装置。
- 上記オーバーフロー部は、上記吸気口下端面を下方へ切欠いて形成される凹部である請求項2に記載のトイレ空間用脱臭装置。
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