JP2020029049A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】手間をかけずに文書にマーク部を形成することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置100は、画像形成部1と、マーク形成部5と、制御部である第1制御部B1とを備える。画像形成部1は、画像データに基づいて、記録媒体である用紙Pに画像を形成する。マーク形成部5は、画像が形成された用紙Pにマーク部Mを形成する。第1制御部B1は、画像データに含まれる目印データに基づいて、用紙Pにマーク部Mを形成するようにマーク形成部5を制御する。マーク部Mは、画像が形成された用紙Pが真正であることを示す。目印データは目印画像Tを示すデータである。目印画像Tはマーク部Mを用紙Pに形成する位置を示す画像である。【選択図】図3
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
近年、業務の合理化のために、文書の多くは電子ファイルとして作成されている。電子ファイルは、改ざんが容易である。電子ファイルが、改ざんされていないこと、言い換えると、真正であることを証明するため、電子印鑑装置が利用されている。
例えば、特許文献1の電子印鑑装置は、公開鍵暗号方式を利用する電子印鑑により、電子ファイルが真正であることを証明している。特許文献1の電子印鑑装置は、電子ファイルの一部が変更された場合、変更部分を検出し、変更部分の電子印鑑を削除する。
しかしながら、一部の文書は、電子印鑑では真正であることを証明できない。例えば、卒業証明書、資格証明書、契約書、及び取締役会の議事録は、印影、浮き出し模様、シール等のマーク部を文書に形成することによって、文書が真正であること証明することが要求されている。マーク部の形成は、人手によって行われる。マーク部を形成する文書の数が多ければ、多くの手間がかかる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、手間をかけずに文書にマーク部を形成することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成部と、マーク形成部と、制御部とを備える。前記画像形成部は、画像データに基づいて、記録媒体に画像を形成する。前記マーク形成部は、前記画像が形成された前記記録媒体にマーク部を形成する。前記制御部は、前記画像データに含まれる目印データに基づいて、前記記録媒体に前記マーク部を形成するように前記マーク形成部を制御する。前記マーク部は、前記画像が形成された前記記録媒体が真正であることを示す。前記目印データは目印画像を示すデータである。前記目印画像は前記マーク部を記録媒体に形成する位置を示す画像である。
本発明の画像形成装置によれば、手間をかけずに文書にマーク部を形成することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を省略する。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置100を説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の構成を示す図である。図1に示すように、画像形成装置100は、装置本体A1と、後処理装置A2とを備える。
装置本体A1は、用紙Pに画像を形成(印刷)する。装置本体A1は、例えば、複合機である。装置本体A1は、画像形成部1と、読取部2と、原稿搬送部3と、操作部4と、第1制御部B1と、第1通信部T1とを備える。
画像形成部1は、用紙Pに画像を形成する。画像形成部1は、給紙ユニット11と、複数の搬送ローラー12、13と、画像形成ユニット14と、排出ユニット15とを備える。また、画像形成部1は、第1搬送路C1、及び第2搬送路C2を備える。
給紙ユニット11は用紙Pを収容して、画像形成ユニット14に給紙する。給紙ユニット11は、給紙カセット111と、給紙ローラー112と、手差しトレイ113と、給送ローラー114とを有する。
給紙カセット111は、用紙Pを収容する。給紙ローラー112は、給紙カセット111から用紙Pを送出する。手差しトレイ113は、用紙Pが載置される。給送ローラー114は、手差しトレイ113に載置された用紙Pを送出する。用紙Pは記録媒体の一例である。
複数の搬送ローラー12は、給紙ローラー112によって送出された用紙Pを、画像形成ユニット14に送出する。複数の搬送ローラー12は、第1搬送路C1に沿って配置される。
複数の搬送ローラー13は、給送ローラー114によって送出された用紙Pを、画像形成ユニット14に送出する。複数の搬送ローラー13は、第2搬送路C2に沿って配置される。
画像形成ユニット14は、用紙Pに画像を形成する。画像形成ユニット14は、感光体ドラム141と、帯電装置142と、露光装置143と、現像装置144と、転写ローラー145と、クリーニング装置146と、定着装置147とを有する。
帯電装置142は、感光体ドラム141を所定の電位に帯電させる。露光装置143は、画像データに基づきレーザー光を出力して感光体ドラム141を露光することで、画像データに応じた静電潜像を感光体ドラム141上に形成する。
現像装置144は、感光体ドラム141上の静電潜像にトナーを供給して現像し、感光体ドラム141上にトナー像を形成する。転写ローラー145は、感光体ドラム141上のトナー像を用紙Pに転写する。
クリーニング装置146は、転写後に感光体ドラム141に残留する残留トナーを除去する。定着装置147は、加圧及び加熱によって、トナー像を用紙Pに定着させる。
排出ユニット15は、画像が形成された用紙Pを装置本体A1の外部に排出する。排出ユニット15は、第1排出ローラー151と、第1排出トレイ152と、出力ローラー153とを有する。排出ユニット15は、第1排出ローラー151を介して、画像が形成された用紙Pを第1排出トレイ152に排出する。排出ユニット15は、画像が形成された用紙Pを、出力ローラー153によって後処理装置A2に出力する。
読取部2は、原稿の画像を読み取って、原稿の画像を示す画像データを生成する。読取部2は、光源、ミラー、集光レンズ、及び撮像装置を有する。読取部2は、光源から原稿に光を照射し、原稿で反射した光をミラーで反射して集光レンズで集光し、集光した光を撮像装置で電気信号に変える。読取部2は、電気信号を第1制御部B1に送信する。
原稿搬送部3は、原稿を画像読取装置に搬送する。原稿搬送部3は、原稿載置トレイ、原稿搬送装置、及び原稿排出トレイを有する。原稿搬送装置は、原稿載置トレイに載置された原稿を1枚ずつ原稿排出トレイまで、読取部2の読取位置を経由するように搬送する。
操作部4は、ユーザーへの各種メッセージを表示する。操作部4は、ユーザーからの指示を受け付ける。操作部4は、タッチディスプレー41を有する。
タッチディスプレー41は、ディスプレー、及びタッチセンサーを有する。ディスプレーは、各種メッセージを含む画面を表示する。ディスプレーは、例えば、液晶ディスプレー又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレーである。タッチセンサーは、被検知体によるタッチを検知する。タッチセンサーは、被検知体によるタッチを検知した位置を示すタッチ信号を出力する。被検知体は、例えば、ユーザーの手指である。タッチセンサーは、例えば、抵抗膜方式のタッチセンサーである。
第1制御部B1は、画像形成部1が備える各部の動作を制御する。第1制御部B1は、プロセッサー、及び記憶部を備える。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)を備える。記憶部は、半導体メモリーのようなメモリーを備える。記憶部は、HDD(Hard Disk Drive)を備えてもよい。記憶部は、制御プログラムを記憶している。プロセッサーは、制御プログラムを実行することによって、装置本体A1の動作を制御する。
第1通信部T1は、有線通信又は無線通信によって、装置本体A1と後処理装置A2との間で情報を送受信する。第1通信部T1は、外部の情報処理装置、例えば、パーソナルコンピューターとの間でも情報を送受信する。
有線通信の方式は、特に限定されない。有線通信の方式は、例えば、LAN(Local Area Network)、及びUSB(Universal Serial Bus)のようなケーブルを用いる通信方式である。
無線通信の方式は、特に限定されない。無線通信の方式は、例えば、無線LAN、及びBluetooth(登録商標)のような無線通信方式である。
後処理装置A2は、画像が形成された用紙Pを装置本体A1から受け取る。後処理装置A2は、装置本体A1から受け取った用紙Pに対して、マーク部を形成する。具体的には、後処理装置A2は、押印によって印影を形成する。後処理装置A2は、エンボス加工によって浮き出し模様を形成する。後処理装置A2は、シールを貼り付ける。
後処理装置A2は、マーク形成部5と、排出部6と、第2制御部B2と、第2通信部T2とを備える。また、後処理装置A2は、第3搬送路C3を備える。
マーク形成部5は、画像が形成された用紙Pにマーク部を形成する。マーク形成部5は、押印装置51と、エンボス装置52と、貼付装置53と、複数の搬送ローラー54とを有する。押印装置51、エンボス装置52、貼付装置53、及び複数の搬送ローラー54は、第3搬送路C3に沿って配置される。
押印装置51は、用紙Pに押印して、マーク部としての印影を用紙Pに形成する。具体的には、押印装置51は、スタンプと、供給機構と、押印機構とを有する。スタンプは、用紙Pが真正な文書であることを示す印影を形成する。供給機構はスタンプに印影の形成に必要なインクを供給する。押印機構は、スタンプを用紙Pに押し付けて、印影を用紙Pに形成する。
エンボス装置52は、用紙Pにエンボス加工を施して、マーク部としての浮き出し模様を形成する。具体的には、エンボス装置52は、雄型と、雌型と、加圧機構とを有する。雄型、及び雌型は、浮き出し模様を形成するための型である。加圧機構は、雄型と雌型との間に用紙Pを挟み込んで、雄型と雌型とを加圧し、浮き出し模様を用紙Pに形成する。
貼付装置53は、用紙Pにシールを貼り付けて、マーク部としてのシールを形成する。シールは粘着剤を含む糊面を有している。糊面の粘着性能を維持するため、シールは剥離紙に貼り付けられている。剥離紙は細長いテープ状である。複数のシールが、1つの剥離紙に一定の間隔で一列に貼り付けられる。
糊面と対向するシールの面は、保持テープによって覆われている。シールと保持テープとの間の粘着力は、シールと剥離紙との間の粘着力と比べて弱い。そのため、シールの糊面が用紙Pに貼り付けば、シールと保持テープとは容易に分離する。保持テープと、シールと、剥離紙とからなる三層構造体は、剥離紙が外側になるように、ロール状に巻き取られる。
貼付装置53は、パッドと、駆動ユニットと、供給リールと、分離ローラーと、剥離紙回収リールと、保持テープ回収リールとを有する。パッドは、三層構造体を保持テープ側から押して、シールを用紙Pに貼り付ける。駆動ユニットはパットを上下させる。供給リールは、シールの糊面が用紙Pと対向するように、三層構造体をパットの下に供給する。分離ローラーは、三層構造体から剥離紙だけを分離する。剥離紙回収リールは、三層構造体から分離された剥離紙を巻き取って回収する。保持テープ回収リールは、シールと分離した保持テープを巻き取って回収する。
シールは次のようにして用紙Pに貼り付けられる。三層構造体が、剥離紙が用紙Pと対向するように配置される。分離ローラーが、三層構造体から剥離紙を分離する。分離された剥離紙は、剥離紙回収ローラーが回収する。その結果、シールの糊面と用紙Pとが対向する。駆動ユニットが、パッドを下降させる。パッドが保持テープの上からシールを用紙Pに押し付ける。シールが用紙Pに貼り付く。駆動ユニットが上昇して、シールと保持テープとが分離し、パットと保持テープとが分離する。保持テープ回収ローラーが、残った保持テープを回収する。
複数の搬送ローラー54は、装置本体A1から出力された用紙Pを排出部6まで搬送する。複数の搬送ローラー54は第3搬送路C3に沿って配置されている。
排出部6は、画像、及び/又はマーク部が形成された用紙Pを後処理装置A2の外部に排出する。排出部6は、第2排出ローラー61と、第2排出トレイ62とを有する。排出部6は、第2排出ローラー61を介して、画像、及び/又はマーク部が形成された用紙Pを第2排出トレイ62に排出する。
第2制御部B2は、後処理装置A2が備える各部の動作を制御する。第2制御部B2は、プロセッサー及び記憶部を備える。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)を備える。記憶部は、半導体メモリーのようなメモリーを備え、HDD(Hard Disk Drive)を備えてもよい。記憶部は、制御プログラムを記憶している。プロセッサーは、制御プログラムを実行することによって、後処理装置A2の動作を制御する。
第2通信部T2は、有線通信又は無線通信によって、装置本体A1と後処理装置A2との間で情報を送受信する。有線通信の方式又は無線通信の方式は、第1通信部T1と同一であればよく、特に限定されない。
次に、図2〜図8を参照して、画像形成装置100の構成について更に説明する。図2(a)は、第1用紙P1を示す図である。図2(b)は、第2用紙P2を示す図である。
図2(a)に示すように、第1用紙P1は、文章Cと、日付Dと、目印画像Tとを含んでいる。文章Cは、用紙Pの内容である。例えば、用紙Pが契約書である場合、文章Cは契約内容、及び契約者の氏名を記載した文章である。日付Dは、マーク部Mが形成される日付である。目印画像Tは、マーク部Mが形成される位置を示す画像である。マーク部Mについては、図2(b)を参照して後に説明する。
図2(a)と図2(b)とが示すように、第2用紙P2は、マーク部Mが形成されているか否かにおいてのみ第1用紙P1と異なる。図2に示すマーク部Mは、第2用紙P2が真正であることを示すシールである。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る画像形成装置100の構成について説明する。図3は、本実施形態に係る画像形成装置100の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、装置本体A1と後処理装置A2とは、第1通信部T1と第2通信部T2とを介して、情報の送受信が可能である。なお、第1制御部B1は、第1通信部T1、第2通信部T2、及び第2制御部B2を介して、後処理装置A2の各部を制御できる。
また、装置本体A1は、ネットワークNを介して、パーソナルコンピューター(PC:Personal Computer)である管理者端末PC200と情報の送受信が可能である。装置本体A1は、ネットワークNを介して、パーソナルコンピューターであるユーザー端末PC300と情報の送受信が可能である。
装置本体A1は、管理者端末PC200から、用紙Pに形成するマーク部Mを登録される。装置本体A1は、管理者端末PC200から、対象ユーザーを登録される。対象ユーザーは、画像形成装置100の管理者がマーク部Mの形成を許可したユーザーを示す。対象ユーザーは、例えば、大学の学長、企業の取締役のような組織の代表権を有する者である。
装置本体A1は、ユーザー端末PC300から画像データを受信できる。装置本体A1は、受信した画像データに基づいて、用紙Pに画像を形成する。装置本体A1は、受信した画像データに目印画像Tを示す目印データが含まれている場合、画像形成した用紙Pにマーク部Mを形成する。
ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、又はWAN(Wide Area Network)である。ネットワークNでは、SSL(Secure Sockets Layer)による暗号化通信が行われてもよい。
次に、図4〜図5を参照して、発明の実施形態に係る画像形成装置100の処理について説明する。図4は、画像形成装置100に、マーク部M、及び対象ユーザーが登録されるまでの動作を示すフローチャートである。
図4に示す動作は、画像形成装置100の管理者が、PC200から画像形成装置100にアクセスすることによって開始する。
ステップS101において、管理者が、管理者IDと管理者パスワードとを使用して、PC200から画像形成装置100にログインする。画像形成装置100は、PC200の表示装置にマーク部登録画面G1を表示する。マーク部登録画面G1については、図6を参照して後に説明する。動作はステップS102に進む。
ステップS102において、マーク部登録画面G1の表示中に、管理者は、マーク部Mの登録に必要な情報を入力する。管理者が入力した情報は、第1制御部B1の記憶部に登録される。動作はステップS103に進む。
ステップS103において、画像形成装置100は、PC200の表示装置に対象ユーザー設定画面G2を表示する。対象ユーザー設定画面G2については、図7を参照して後に説明する。動作はステップS104に進む。
ステップS104において、対象ユーザー設定画面G2の表示中に、管理者は、対象ユーザーの登録に必要な情報を入力する。管理者が入力した情報は、第1制御部B1の記憶部に登録される。画像形成装置100に、マーク部M、及び対象ユーザーが登録されたので、図4に示す動作は完了する。
図5は、本実施形態に係る画像形成装置100が印刷ジョブを完了するまでの動作を示すフローチャートである。図5に示す動作は、ユーザーがPC300から画像形成装置100にアクセスすることによって開始する。ユーザーが画像形成装置100にアクセスすると、PC300の表示装置にログイン画面が表示される。
ステップS201において、ログイン画面表示中に、ユーザーがユーザー名とパスワードとを入力すると、第1制御部B1がユーザーをログイン処理する。動作はステップS202に進む。
ステップS202において、ユーザーがPC200から画像形成装置100に画像データを送信する。画像形成装置100が画像データを受信する。動作はステップS203に進む。
ステップS203において、画像データが目印データを含んでいるか否かを第1制御部B1が判定する。目印データを含んでいると第1制御部B1が判定した場合(ステップS203のYes)は、動作はステップS204に進む。目印データを含んでいないと第1制御部B1が判定した場合(ステップS203のNo)は、動作はステップS211に進む。
ステップS204において、ユーザーが対象ユーザーであるか否かを第1制御部B1が判定する。対象ユーザーであると第1制御部B1が判定した場合(ステップS204のYes)は、動作はステップS205に進む。対象ユーザーでないと第1制御部B1が判定した場合(ステップS204のNo)は、動作はステップS221に進む。
ステップS205において、画像データが示す画像を用紙Pに形成するように、第1制御部B1が画像形成部1を制御する。動作はステップS206に進む。
ステップS206において、マーク部Mを用紙Pに形成するように、第1制御部B1がマーク形成部5を制御する。具体的には、貼付装置53がマーク部Mであるシールを用紙Pに貼り付ける。動作はステップS207に進む。
ステップS211において、画像データが示す画像を用紙Pに形成するように、第1制御部B1が画像形成部1を制御する。動作はステップS207に進む。
ステップS221において、第1制御部B1が、PC200の表示装置にエラー画面G3を表示する。エラー画面G3については、図8を参照して後に説明する。動作はステップS222に進む。
ステップS222において、エラー画面G3の表示中に、ユーザーの選択にしたがって、マーク部Mを形成せずに印刷ジョブを実行するか否かを第1制御部B1が判定する。印刷ジョブを実行すると第1制御部B1が判定した場合(ステップS222のYes)は、動作はステップS223に進む。印刷ジョブを実行しないと第1制御部B1が判定した場合(ステップS222のNo)は、動作はステップS207に進む。
ステップS223において、画像を用紙Pに形成するように、第1制御部B1が画像形成部1を制御する。動作はステップS207に進む。
ステップS207において、ユーザーがPC300を介して画像形成装置100にログアウト処理すると、第1制御部B1がユーザーをログアウト処理する。
次に、図6〜図8を参照して、管理者端末PC200、及びユーザー端末PC300の表示装置に表示される操作画面を説明する。図6は、マーク部登録画面G1を示す。マーク部登録画面G1は、画像形成装置100の管理者がマーク部Mを登録する際に、管理者端末PC200の表示装置に表示される画面である。
図6に示すように、マーク部登録画面G1は、マーク部欄G11と、方法欄G12と、位置欄G13と、日付欄G14と、目印画像欄G15と、「登録」キーG16と、「キャンセル」キーG17とを表示する。「登録」キーG16、及び「キャンセル」キーG17は、ソフトキーである。
マーク部欄G11は、用紙Pに形成されるマーク部Mを表示する欄である。
方法欄G12は、マーク部Mの形成方法を設定する欄である。方法欄G12は、ドロップダウンリストG121を表示する。ドロップダウンリストG121は、マーク部Mの形成方法を示す。図6の方法欄G12は、マーク部Mの形成方法として「シールを貼り付ける。」が選択されていることを示す。
位置欄G13は、マーク部Mの形成位置を設定する欄である。位置欄G13は、ドロップダウンリストG131と、記入欄132とを表示する。ドロップダウンリストG131は、目印画像Tの形成位置とマーク部Mの形成位置との位置関係を設定する欄である。記入欄132は、目印画像Tの形成位置とマーク部Mの形成位置との間の距離を記入する欄である。図6の位置欄G13は、「目印画像の上端」から「10mm」の位置にマーク部Mが形成されることを示す。
日付欄G14は、マーク部Mを形成する日付Dを用紙Pに画像形成するか否かを選択する欄である。日付欄G14は、チェックボックスG141を表示する。チェックボックスG141は、マーク部Mを形成する用紙Pにマーク部Mを形成する日付Dを記載するか否かを選択するチェックボックスである。図6の日付欄G14は、日付Dを用紙Pに画像形成することを示す。
目印画像欄G15は、目印画像Tを設定する欄である。目印画像欄G15は、目印画像表示欄G151と、ファイル名表示欄G152と、「変更」キーG153とを表示する。目印画像表示欄G151は、目印画像Tを表示する欄である。ファイル名表示欄G152は、目印画像Tを示すファイル名を表示する欄である。「変更」キーG153は、目印画像Tを変更する際に使用するキーである。「変更」キーG153はソフトキーである。
図6の目印画像欄G15は、目印画像Tが目印画像表示欄G151に示される画像であることを示す。図6の目印画像欄G15は、目印画像Tが、ファイル名表示欄G152に示されるファイル名で保存されていることを示す。
ユーザーが「登録」キーG16を押した場合、マーク部M、及び目印画像Tが画像形成装置100の第1制御部B1の記憶部に記憶される。反対に、「キャンセル」キーG17を押した場合、マーク部M、及び目印画像Tは画像形成装置100の第1制御部B1の記憶部に記憶されない。
図7は、対象ユーザー設定画面G2を示す。対象ユーザー設定画面G2は、画像形成装置100の管理者がマーク部Mの対象ユーザーを設定する際に、管理者端末PC200の表示装置に表示される画面である。
図7に示すように、対象ユーザー設定画面G2は、マーク欄G21と、ユーザー欄G22と、「登録」キーG23と、「キャンセル」キーG24とを表示する。「登録」キーG23、及び「キャンセル」キーG24は、ソフトキーである。
マーク欄G21は、用紙Pに形成されるマーク部Mを表示する欄である。
ユーザー欄G22は、対象ユーザーを入力する欄である。ユーザー欄G22は、ユーザー名欄G221と、パスワード欄G222とを表示する。ユーザー名欄G221は、対象ユーザーとして登録されるユーザーのユーザー名を記入する欄である。パスワード欄G222は、対象ユーザーとして登録されるユーザーのパスワードを記入する欄である。図7のユーザー欄G22は、ユーザー名である「Yamada」と、パスワードである「256135」とが入力されたことを示す。
ユーザーが「登録」キーG23を押した場合、対象ユーザーが画像形成装置100の第1制御部B1の記憶部に記憶される。反対に、ユーザーが「キャンセル」キーG24を押した場合、対象ユーザーは画像形成装置100の第1制御部B1の記憶部に記憶されない。
図8はエラー画面G3を示す。エラー画面G3は、ユーザーが画像形成装置100の対象ユーザーに含まれていないときに、ユーザー端末PC300の表示装置に表示される画像である。
図8に示すように、エラー画面G3は、エラー表示G31と、「はい」キーG32と、「いいえ」キーG33とを表示する。「はい」キーG32、及び「いいえ」キーG33は、ソフトキーである。
エラー表示G31は、ユーザーが対象ユーザーではないので、用紙Pにマーク部Mを形成できないことを表示している。また、エラー表示G31は、マーク部Mを形成せず画像データを画像形成(出力)するか否かを尋ねている。
ユーザーが「はい」キーG32を押した場合、用紙Pに画像だけを形成するように、第1制御部B1が画像形成部1、及びマーク形成部5を制御する。反対に、ユーザーが「いいえ」キーG33を押した場合、用紙Pを出力しないように、第1制御部B1が画像形成部1、及びマーク形成部5を制御する。
図1〜図8を参照して説明したように、本実施形態では、ユーザーが対象ユーザーであり、且つ画像データが目印データを含んでいる場合には、用紙Pに画像、及びマーク部Mを形成する。したがって、真正であることを証明したい文書に、手間をかけずにマーク部Mを形成することができる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(4))。図面は、理解し易くするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合がある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1〜図8を参照して説明したように、本発明の実施形態では、画像形成装置100がカラー複合機であるが、本発明はこれに限定されない。例えば、画像形成装置100がモノクロ複合機でもよいし、画像形成装置100がカラープリンター、又はモノクロプリンターでもよい。
(2)図1〜図8を参照して説明したように、本発明の実施形態では、画像形成装置100は、電子写真方式の複合機であったが、本発明はこれに限定されない。画像形成装置100は、例えば、インクジェット記録方式の複合機であってもよい。
(3)図1〜図8を参照して説明したように、本発明の実施形態では、画像形成装置100は、装置本体A1と後処理装置A2に分離していたが、本発明はこれに限定されない。画像形成装置100は、例えば、同一の筐体に収容されていてもよい。
(4)図1〜図8を参照して説明したように、本発明の実施形態では、画像形成装置100は、画像形成した用紙Pにシールを貼り付けたが、本発明はこれに限定されない。画像形成装置100は、画像形成した用紙Pに押印してもよく、画像形成した用紙Pに浮き出し模様を形成してもよい。また、画像形成装置100は、複数のマーク部Mを形成してもよい。例えば、押印とシールとの2つのマーク部Mを形成してもよい。
本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。
1 画像形成部
2 読取部
3 原稿搬送部
4 操作部
5 マーク形成部
100 画像形成装置
A1 装置本体
A2 後処理装置
B1 第1制御部
B2 第2制御部
M マーク部
P 用紙
T 目印画像
T1 第1通信部
T2 第2通信部
2 読取部
3 原稿搬送部
4 操作部
5 マーク形成部
100 画像形成装置
A1 装置本体
A2 後処理装置
B1 第1制御部
B2 第2制御部
M マーク部
P 用紙
T 目印画像
T1 第1通信部
T2 第2通信部
Claims (6)
- 画像データに基づいて、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記画像が形成された前記記録媒体にマーク部を形成するマーク形成部と、
前記画像データに含まれる目印データに基づいて、前記記録媒体に前記マーク部を形成するように前記マーク形成部を制御する制御部と
を備え、
前記マーク部は、前記画像が形成された前記記録媒体が真正であることを示し、
前記目印データは目印画像を示すデータであり、
前記目印画像は前記マーク部を前記記録媒体に形成する位置を示す画像である、画像形成装置。 - 前記制御部は、
ユーザーが、予め登録された対象ユーザーであるか否かを判定し、
前記対象ユーザーであると判定した場合には、前記マーク部を前記記録媒体に形成するように前記マーク形成部を制御し、
前記対象ユーザーは、画像形成装置の管理者が前記マーク部の形成を許可したユーザーを示す、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成部が、前記マーク部が形成される日付を前記記録媒体に形成する、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記マーク部が印影である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記マーク部が浮き出し模様である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記マーク部がシールである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018156356A JP2020029049A (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018156356A JP2020029049A (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020029049A true JP2020029049A (ja) | 2020-02-27 |
Family
ID=69623545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018156356A Pending JP2020029049A (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020029049A (ja) |
-
2018
- 2018-08-23 JP JP2018156356A patent/JP2020029049A/ja active Pending
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