JP2020027529A - 管本数計数装置 - Google Patents
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Abstract
Description
通常、管の本数は目視あるいは画像処理などによる自動計数により行われる。自動計数によって管の本数を計数する計数装置の例として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
また、管とカメラを近接させて測定を行っており、管端が揃っていないと、データ取得中に、移動するカメラが管端に衝突する可能性があるため、測定前に管端を揃える必要がある。これに対し、管端を揃える前に管本数を確認し、不足の場合は管を補充、超過の場合は管を抜き取るようにし、確認後に管を束ねた方が、過不足の場合に再度管端を揃える作業を行わなくてよくなるが、従来の計数装置では、上述したように、測定前に管端を揃える必要があるため、手間がかかる。
前記管束の端面を照明する照明装置と、
この照明装置によって照明された前記管束の端面を撮影する撮影装置と、
この撮影装置によって撮影した管束端面画像を二値化処理して、二値化画像を取得する二値化画像取得装置と、
この二値化画像取得装置によって取得した前記二値化画像から前記管の中空部の数を算出する算出処理装置と、を備えていることを特徴とする。
また、管束の端面とは、複数の管の端面がほぼ面一に揃っている状態の場合、同一平面上に位置している全ての管端面(管の内空部の端面を含む)および隣り合う管どうしの間の隙間の端面のことを言い、複数の管の端面が不揃いの場合、同一平面上に位置する管端面(管の内空部の端面を含む)、異なる平面上に位置する管端面(管の内空部の端面を含む)および隣り合う管どうしの間の隙間の端面を合わせた全ての管端面のことを言う。
また、従来と異なり、撮影装置が移動せず固定であるので、管束端面画像を速やかに取得でき、極短時間に管束中の管の本数の計数することができるとともに、管束の端面の撮影中に、管端が撮影装置に衝突する虞も殆ど無い。
すなわち、上述したような場合、管束端面画像を二値化処理しても影部である中空部が円形図形とならず、管の本数をうまく計数できない場合がある。このような場合に、二値化処理した二値化画像から円弧を抽出し円形図形に補正したうえで、円形図形を抽出することによって、管の本数を確実に計数することができる。
図1は、本実施の形態の管本数計数装置の概略構成を示す図である。
管本数計数装置は、複数の管3を積み重ねてなる管束Kにおける管3の本数を計数する装置であり、照明装置11と、撮影装置12と、画像処理装置13と、表示装置14とを備えている。
支持枠5は、底板5aと、この底板5aの両側部に設けられた側板5b,5bとを備えており、側板5b,5bは上方に向かうほど開くように水平面に対して傾斜している。また、底板5aおよび側板5b,5bの長さ(図2において紙面と直交する方向の長さ)は管3の軸方向の長さとほぼ等しくなっている。また、底板5aは基板4に設置されており、側板5b,5bは基板4に固定された補強部材6,6によって背面側から補強されている。
そして、このような支持枠5には、複数の管3がクレーンによって搬送され、当該管3は同じ方向に揃えられる、つまり管軸が平行になるようにして揃えられ、さらに、複数の管3の管端面3aがほぼ面一になるように揃えられる。複数の管3は例えば断面視において外形が正六角形状に積み重ねられたうえで、結束バンド7(図1参照)によって結束されて、管束Kとなる。
枠体11aは、当該枠体11aの管束Kの軸方向視における中心が、管束Kの中央線L上に位置するように配置されるとともに、管束Kの端面から所定距離離間して配置されている。このような枠体11aは図示しないフレーム等に固定されている。
発光部11bとしては、例えばLEDが使用される。複数の発光部11bは、枠体11aの4つの辺部の管束Kの端面側に向く面にそれぞれ所定間隔で複数配置されるとともに、撮影装置12を管束Kに軸方向視において取り囲むように配置されている。
なお、発光部11bは、LED以外のものであってもよい。例えば、LEDと同様にして配置された電球であってもよいし、枠体11aの4つの辺部に沿って延在する蛍光灯であってもよい。
また、照明装置11により照らす管端面と反対側の管端面からの外光が管内に入光すると撮影される画像の輝度に影響し、検出精度が落ちる。このため、照明装置11により光を照射する管端面と反対側の管端面には入光を回避する暗幕などの遮光器具(図示略)を設けることが好ましい。
画像処理装置13は、例えばパソコン(パーソナルコンピュータ)によって構成され、図示しないCPU、ROM、RAM、ハードディスク装置等を備えている。また、画像処理装置13は、二値化画像取得装置15と算出処理装置16とを備えている。
すなわち、管束Kを管軸方向から見た場合(端面を見た場合)、管束Kの複数の管3の中空部3bおよび隣り合う管3,3どうしの隙間は影により暗く、管端面3aは丸いリング状で明るい状態となる。ここに、上述した照明装置11によって常に均一な状態にて光を管束Kの全ての管3の端面側に照射することでコントラストをつけ、当該管3の管端面3aと中空部3bの差異を明確にする。具体的には、撮影装置12の後方から管束Kの端面に向けて、照明を当てることにより撮影を行う。そうすると撮影した管束端面画像では、複数の管3の全てにおいて、管端面3aと中空部3bとで濃淡が生じるため、この濃淡を有する管束端面画像を二値化画像取得装置15に取り込んで二値化処理し、二値化画像を取得する。なお、管束Kの背景も影により暗くなる。この背景はハッチングで示している。
すなわち、算出処理装置16は、図4に示すように、二値化画像における中空部3bの外縁を形成する円形図形3cを抽出することによって、管3の中空部3bの数を算出する。二値化画像においては、閾値を適宜設定することによって、管3の中空部3bと管端面3aとの境界を円形図形3cとして抽出できるので、この円形図形3cの数を算出することによって、管束K中の管3の数を算出する。
すなわち、管端面3aが揃っていない場合や、管3に段が形成された段付き管である場合、二値化画像が管端面3aに相当する円形図形3cを示さないことが多い。つまり管束端面画像を二値化処理しても影部である中空部3bが円形図形3cとならず、管3の本数をうまく計数できない場合がある。このような場合には、計数上、管3が不足していると判断され得る。
そして、算出処理装置16が、抽出された正規の円形図形3cと補正した円形図形3cとの数を合計することによって、正確な管本数を算出する。
これでも合計の管本数と結束予定本数が不一致の場合には、管本数に過不足があるとして、別途管本数の調整作業を行う。
また、従来と異なり、撮影装置12が移動せず固定であるので、管束端面画像を速やかに取得でき、極短時間に管束中の管の本数の計数することができるとともに、管束の端面の撮影中に、管端が撮影装置12に衝突する虞も殆ど無い。
さらに、算出処理装置16は、円形図形3cの一部が欠損している場合、当該円形図形3cの円弧3dを円形図形3cに補正したうえで、円形図形3cを抽出するので、管束Kにおける管端が不揃いの場合や、段付き管である場合であっても管3の本数を確実に計数することができる。
加えて、撮影装置12のレンズの後方に照明装置11の発光部11bを配置したので、撮影装置12に発光部11bからの照明が直接入光することを防止でき、この点においても、より鮮明な管束端面画像を得ることができる。
このように、鮮明な管束端面画像を得ることができるので、管束K中の管3の本数を確実に計数することができる。
3a 管端面
3b 中空部
3c 円形図形
11 照明装置
12 撮影装置
12b 発光部
15 二値化画像取得装置
16 算出処理装置
Claims (4)
- 管軸を平行にして複数の管を積み重ねてなる管束における前記管の本数を計数する管本数計数装置であって、
前記管束の端面を照明する照明装置と、
この照明装置によって照明された前記管束の端面を撮影する撮影装置と、
この撮影装置によって撮影した管束端面画像を二値化処理して、二値化画像を取得する二値化画像取得装置と、
この二値化画像取得装置によって取得した前記二値化画像から前記管の中空部の数を算出する算出処理装置と、
を備えていることを特徴とする管本数計数装置。 - 前記算出処理装置は、前記二値化画像における中空部の外縁を形成する円形図形を抽出することによって、前記管の中空部の数を算出することを特徴とする請求項1に記載の管本数計数装置。
- 前記算出処理装置は、前記円形図形の一部が欠損している場合、当該円形図形の円弧を円形図形に補正したうえで、前記円形図形を抽出することを特徴とする請求項2に記載の管本数計数装置。
- 前記照明装置は複数の発光部を備え、
複数の前記発光部は、前記撮影装置を取り囲むように配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の管本数計数装置。
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JPH04238592A (ja) * | 1991-01-23 | 1992-08-26 | Kobe Steel Ltd | 結束棒鋼自動検数装置 |
JP2011058970A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Denso Corp | 管端面検査装置及び管端面検査方法 |
JP2013246749A (ja) * | 2012-05-29 | 2013-12-09 | Jfe Steel Corp | 管の結束内本数計測方法および装置 |
CN104866857A (zh) * | 2015-05-26 | 2015-08-26 | 大连海事大学 | 一种棒材的计数方法 |
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