JP2020026908A - 熱交換器の製造方法 - Google Patents

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祥啓 古賀
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建人 櫻井
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則義 宮嶋
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Abstract

【課題】熱交換効率を向上させることができる。【解決手段】成形工程は、成形体における第1流通路R1を形成する部位であって、第1流体の流通方向及び当該流通方向に交差する方向に点在する複数の凸部25が表面に設けられたシート状の第1成形体を成形する第1成形工程と、成形体における第2流通路R2を形成する部位であるシート状の第2成形体を成形する第2成形工程と、第1成形体と第2成形体を積層する積層工程とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、熱交換器の製造方法に関する。
特許文献1には、熱交換器の製造方法について記載されている。
図13に示すように、セラミック製のシート材51の表面に円筒状のローラー52を用いて複数のリブ53を形成している。リブ53を形成したシート材51を複数積層して積層体を作製し、積層体を焼成した後、ケースに収納して熱交換器を製造している。
特開2002−5593号公報
特許文献1の熱交換器では、複数のリブ53は、シート材51の一端側の端部から他端側の端部まで連続して設けられている。流体は、複数のリブ53の間をリブ53に沿って流通するため、流体の流れが整流状態となりやすい。流体の流れが整流状態であると、熱輸送を行いにくい。そのため、熱交換効率が低いという課題を有している。本発明は、こうした事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、熱交換効率を向上させることができる熱交換器の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の熱交換器の製造方法は、複数の第1流通路と、複数の第2流通路と、上記第1流通路と上記第2流通路を区画する区画壁とを備え、上記第1流通路を流通する第1流体と、上記第2流通路を流通する第2流体との間で上記区画壁を介して熱交換が行われる炭化ケイ素製の熱交換器の製造方法であって、炭化ケイ素粒子を含む原料組成物を用いて、上記第1流通路及び上記第2流通路を備える成形体を成形する成形工程と、上記成形体を脱脂して多孔体を作製する脱脂工程と、上記多孔体に金属ケイ素を含浸させる含浸工程とを有し、上記成形工程は、上記成形体における上記第1流通路を形成する部位であって、上記第1流体の流通方向及び当該流通方向に交差する方向に点在する複数の凸部が表面に設けられたシート状の第1成形体を成形する第1成形工程と、上記成形体における上記第2流通路を形成する部位を有する第2成形体を成形する第2成形工程と、上記第1成形体と上記第2成形体を積層する積層工程とを有することを要旨とする。
上記構成によれば、第1成形体に、第1流体の流通方向及び当該流通方向に交差する方向に点在する複数の凸部が形成されることによって、第1流通路を流通する第1流体と第1流通路を形成する区画壁との間に形成される熱の移動を阻害する境界層ができにくくなる。これにより、第1流通路を流通する第1流体の熱輸送を促進させることができるため、熱交換効率を向上させることができる。
本発明の熱交換器の製造方法について、上記積層工程において、上記第1成形体の上記凸部の先端を、上記第1成形体に重ねられた上記第1成形体又は上記第2成形体に当接させることが好ましい。上記構成によれば、凸部を介して、凸部が設けられた第1成形体と、この第1成形体に積層された他の第1成形体又は第2成形体との間における熱伝導を促進させることができる。そのため、熱交換効率を向上させることができる。
本発明の熱交換器の製造方法について、上記第1成形工程において、上記凸部はプレス成形で形成されることが好ましい。上記構成によれば、凸部をプレス成形で形成することにより、凸部を微細化したり、凸部を密集した状態で形成することが容易になる。
本発明の熱交換器の製造方法について、上記凸部が形成された第1成形体における対向する一対の端部には、側壁が設けられており、上記側壁は、上記プレス成形で形成されることが好ましい。上記構成によれば、凸部と側壁を同時に成形することができるため、熱交換器を効率良く製造することができる。
本発明の熱交換器の製造方法について、上記凸部は、角柱状もしくは楕円柱状となるように形成されていることが好ましい。上記構成によれば、凸部における第1流体の流通抵抗を小さくすることができるとともに、熱輸送をさらに促進させることでできる。
本発明によれば、熱交換効率を向上させることができる。
熱交換器の斜視図。 図1の2−2線断面図。 図1の3−3線断面図。 成形工程の説明図。 第1成形工程の説明図。 第2成形工程の説明図。 積層工程の説明図。 容器内に積層体を配置した状態を示す説明図。 容器内の温度変化を示すグラフ。 凸部の幅方向の断面図。 変更例の凸部の幅方向の断面図。 別の変更例の凸部の幅方向の断面図。 従来技術の熱交換器における成形工程の説明図。
以下、熱交換器の一実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態の熱交換器10は、第1流通路(ガス流通路R1)を備える第1流通部(ガス流通部20)と、第2流通路(熱媒体流通路R2)を備える第2流通部(熱媒体流通部30)とが並設された状態で構成されている。並設方向の両端部に熱媒体流通部30が配置され、各熱媒体流通部30の内側にそれぞれ3層のガス流通部20が配置されている。ガス流通部20の内側に1層の熱媒体流通部30が配置されている。そして、ガス流通路R1を流通するガスと、熱媒体流通路R2を流通する液状の熱媒体との間で、熱交換が行われるように構成されている。
次に、熱媒体流通部30について説明する。
図1、2に示すように、熱媒体流通部30は、矩形状の板材で構成される底壁31と、底壁31の対向する一対の端部から立設する側壁32と、各側壁32の中間位置で底壁31から立設する中央壁33とを備える。熱媒体流通部30は、底壁31と同一形状で構成され、側壁32及び中央壁33上に配置される天壁34を備える。側壁32及び中央壁33上に天壁34が配置されることによって、底壁31と天壁34との間に熱媒体流通路R2を構成する2つの貫通孔C2が形成されている。そのため、底壁31、側壁32、中央壁33、及び、天壁34は、熱媒体流通路R2を区画する区画壁として機能する。
図1における熱交換器10の中央部と下端部に位置する熱媒体流通部30は、天壁34として、後述するガス流通部20の底壁21を用いている。すなわち、熱交換器10の中央部と下端部に位置する熱媒体流通部30は、上側に積層されたガス流通部20の底壁21を、天壁34として兼用している。
ここで、図1に示すように、熱交換器10において貫通孔C2の延びる方向を「幅方向DX」といい、貫通孔C2の配列する方向を「前後方向DY」といい、ガス流通部20と熱媒体流通部30が並設された方向を「上下方向DZ」という。
図2に示すように、貫通孔C2の幅方向DX一端側に熱媒体の流入口15aが形成されるとともに、貫通孔C2の幅方向DX他端側に熱媒体の流出口15bが形成され、流入口15aと流出口15bの間に熱媒体流通路R2が形成されている。熱媒体流通部30における底壁31及び天壁34の厚さは、0.1〜1.0mmであることが好ましい。熱媒体流通部30における側壁32及び中央壁33の厚さは、0.1〜1.0mmであることが好ましい。熱媒体流通路R2を流通する熱媒体としては、例えば、公知の液状の熱媒体を用いることができる。公知の熱媒体としては、例えば、冷却水(Long Life Coolant:LLC)や、エチレングリコール等の有機溶剤が挙げられる。
次に、ガス流通部20について説明する。
図1、3に示すように、ガス流通部20は、矩形状の板材で構成される底壁21と、底壁21の幅方向DXに対向する一対の端部から立設する側壁22と、底壁21と同一形状で構成され、側壁22上に配置される天壁23とを備える。側壁22上に天壁23が配置されることによって、底壁21と天壁23との間にガス流通路R1を構成する貫通孔C1が形成されている。そのため、底壁21、側壁22、及び、天壁23は、ガス流通路R1を区画する区画壁として機能する。
図1における熱媒体流通部30の下側に位置するガス流通部20は、天壁23として、熱媒体流通部30の底壁31を用いている。また、ガス流通部20同士が積層された箇所における下側に位置するガス流通部20は、天壁23として、上側に位置するガス流通部20の底壁21を用いている。すなわち、ガス流通部20は、上側に積層された熱媒体流通部30又はガス流通部20の底壁31、21を、天壁23として兼用している。
図3に示すように、貫通孔C1の前後方向DY一端側にガスの流入口16aが形成されるとともに、貫通孔C1の前後方向他端側にガスの流出口16bが形成され、流入口16aと流出口16bの間にガス流通路R1が形成されている。
ガス流通部20の底壁21の表面には、ガスの流通方向、及び、ガスの流通方向に交差する方向に、複数の凸部25が点在する状態で設けられている。すなわち、凸部25は、ガスの流通方向である前後方向DYに沿って複数設けられているとともに、ガスの流通方向に交差する方向である幅方向DXに沿って複数設けられている。具体的には、図3に示すように、複数の凸部25は、幅方向DXに沿って等間隔で配列した凸部列を有し、この凸部列が、前後方向DYに沿って等間隔で複数並設されている。前後方向DYに隣り合う凸部列は、各凸部列における凸部25同士の間隔の1/2だけ凸部25の位置が幅方向DXにずれて並設されている。すなわち、前後方向DYにおける一つおきの凸部列において、幅方向DXにおける凸部25の位置が同じ位置となるように構成されている。
図1、3に示すように、凸部25は、湾曲状に突出した先細形状となっている。具体的には、幅方向DXに直交する断面形状及び前後方向DYに直交する断面形状が、共に、楕円形を短軸に沿って切断した形状となっている。凸部25の横断面形状は、前後方向DYに延びた楕円形状となっている。凸部25の高さである上下方向DZの寸法は、側壁22の上下方向DZの寸法と等しいことが好ましく、1.0〜4.0mmであることが好ましい。凸部25の幅方向DXの寸法は、0.1〜1.0mmであることが好ましい。凸部25の前後方向DYの寸法は、1.0〜5.0mmであることが好ましい。凸部列における凸部25同士の幅方向DXの間隔は、0.4〜4.0mmであることが好ましい。凸部列同士の前後方向の間隔は、1.0〜5.0mmであることが好ましい。
ガス流通部20における底壁21、及び、天壁23の厚さは、0.1〜1.0mmであることが好ましい。ガス流通部20における側壁22の厚さは、0.1〜1.0mmであることが好ましい。ガス流通路R1を流通するガスとしては、例えば、内燃機関の排気ガス、内燃機関への吸気ガスが挙げられる。
熱媒体流通部30、及び、ガス流通部20を構成する材料は、炭化ケイ素を主成分として含む炭化ケイ素製の材料である。炭化ケイ素を主成分として含む材料は、熱伝導率が高く、熱交換効率を高くすることができる。ここで、「主成分」とは、50質量%以上を意味するものとする。
次に、熱交換器10の流路構成について説明する。
図1に示すように、熱交換器10は、ガス流通部20と熱媒体流通部30が接続された状態で構成されている。そして、熱媒体流通部30の貫通孔C2とガス流通部20の貫通孔C1とは、互いに直交する方向に延びるように構成されている。具体的には、熱媒体流通部30の貫通孔C2は、幅方向DXに延びるように構成され、ガス流通部20の貫通孔C1は、前後方向DYに延びるように構成されている。そして、ガス流通部20の貫通孔C1を流通するガスと、熱媒体流通部30の貫通孔C2を流通する熱媒体との間で、区画壁を介して熱交換が行われる。
図4〜9に基づいて、熱交換器10の一製造方法について説明する。
熱交換器10は、以下に記載する成形工程、脱脂工程、含浸工程を経ることにより製造される。
(成形工程)
成形工程は、シート状の第1成形体18を成形する第1成形工程と、シート状の第2成形体19を成形する第2成形工程と、第1成形体18と第2成形体19を積層する積層工程とを有する。
[第1成形工程]
第1成形体18の成形に用いる原料組成物として、炭化ケイ素粒子と、有機バインダーと、分散媒とを含有する粘土状の混合物を調製する。
有機バインダーとしては、例えば、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースが挙げられる。これらの有機バインダーの中でも、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースが特に好ましい。また、上記の有機バインダーのうちの一種のみを用いてもよいし、二種以上を併用してもよい。
分散媒としては、例えば、水、有機溶剤が挙げられる。有機溶剤としては、例えば、エタノールが挙げられる。また、上記の分散媒のうちの一種のみを用いてもよいし、二種以上を併用してもよい。
また、混合物中にその他の成分を更に含有させてもよい。その他の成分としては、例えば、炭化ケイ素以外の材質からなるセラミック粒子、可塑剤、潤滑剤が挙げられる。炭化ケイ素以外の材質からなるセラミック粒子としては、炭化タンタル、炭化タングステン等の炭化物、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、窒化ホウ素等の窒化物からなるセラミック粒子が挙げられる。可塑剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル等のポリオキシアルキレン系化合物が挙げられる。潤滑剤としては、例えば、グリセリンが挙げられる。
図4に示すように、この粘土状の混合物を用いて、矩形板状の成形体17を成形する。この成形体17は、例えば、押出成形により成形することができる。
次に、図5に示すように、矩形板状の成形体17をプレス成形して、矩形状の板材で構成される底壁21と、底壁21の幅方向DXに対向する一対の端部から立設する側壁22とを有する第1成形体18を成形する。底壁21には、上下方向DZ上方に突出した凸部25が複数点在した状態で設けられている。プレス成形は、矩形板状の成形体17の下方に平板状の金型(図示せず)を配置するとともに、矩形板状の成形体17の上方に第1成形体18の上面と凹凸関係が逆に構成された金型(図示せず)を配置して、上下両方から金型同士が近づく方向にプレスして行う。矩形板状の成形体17が厚さ方向に押圧されることによって、凸部25と側壁22とを有する第1成形体18が得られる。プレス成形によって、金型の形状に応じた凸部25を作製することができるため、凸部25を微細化したり、凸部25を密集した状態で形成することが容易になる。
[第2成形工程]
第2成形体19の成形に用いる原料組成物としては、第1成形体18と同じ原料組成物からなる粘土状の混合物を用いる。この粘土状の混合物を用いて、第1成形工程と同様に矩形板状の成形体17を成形する。
次に、図6に示すように、矩形板状の成形体17をプレス成形して、側壁32と、中央壁33とを有するシート状の第2成形体19を成形する。プレス成形には、矩形板状の成形体17の下方に平板状の金型(図示せず)を配置するとともに、矩形板状の成形体17の上方に第2成形体19の上面と凹凸関係が逆に構成された金型(図示せず)を配置して、上下両方から金型同士が近づく方向にプレスして行う。矩形板状の成形体17が厚さ方向に押圧されることによって、側壁32と中央壁33を有する第2成形体19が得られる。
[積層工程]
図7に示すように、第1成形体18と第2成形体19を所定の順番で積層して、成形体(積層体24)を形成する。第1成形体18の側壁22上に、他の第1成形体18の底壁21又は第2成形体19の底壁31が載置される。また、第2成形体19の側壁32上に、第1成形体18の底壁21が載置される。上端に位置する第2成形体19の上部には、天壁34として、別途、第2成形体の原料組成物と同じ粘土状の混合物を用いて成形した矩形状の板材を配置する。第1成形体18に設けられた凸部25と側壁22は、同じ高さで構成されているため、第1成形体18の側壁22上に載置された他の第1成形体18の底壁21の下面、又は、第2成形体19の底壁31の下面に、凸部25の先端が当接した状態となる。第1成形体18の上面側は、後述の脱脂工程及び含浸工程を経て、ガス流通部20を構成する。第2成形体19の上面側は、後述の脱脂工程及び含浸工程を経て、熱媒体流通部30を構成する。
第1成形体18と第2成形体19は、接着剤層を介して積層させてもよい。接着剤としては、無機バインダーと無機粒子の混合物を用いることができる。無機バインダーとしては、シリカゾル、アルミナゾルが挙げられ、無機粒子としては炭化ケイ素、窒化ケイ素が挙げられる。必要に応じて、積層体24に対して乾燥処理を行う。乾燥処理の具体的方法としては、例えば、マイクロ波乾燥機、熱風乾燥機、誘電乾燥機、減圧乾燥機、真空乾燥機、凍結乾燥機等を用いた乾燥処理が挙げられる。
(脱脂工程)
脱脂工程は、積層体を加熱することによって、積層体に含まれる有機分を焼失させる工程である。脱脂工程を経ることにより、炭化ケイ素粒子同士が接触した状態で配置された骨格部分を有する多孔体が得られる。
(含浸工程)
含浸工程は、多孔体の区画壁の内部に金属ケイ素を含浸させる工程である。含浸工程を経ることにより、区画壁を構成する炭化ケイ素粒子間に金属ケイ素が充填される。
ここで、本実施形態の製造方法では、脱脂工程及び含浸工程を、異なる温度域による多段階の加熱処理によって連続的に行う。
図8に示すように、グラファイト等からなる有底箱状の耐熱性の容器40内に積層体24を配置する。図8では、積層体24について、その断面形状を省略して図示している。積層体24は、容器40の底面に配置された支持具41の上に載置されることにより、支持具41を介して容器40内に配置される。支持具41は、積層体24の下面の一部のみに接触する大きさ及び形状に形成されており、積層体24の下面の一点又は数点において積層体24を支持する。支持具41の数は単数であってもよいし、複数であってもよい。
支持具41の形状としては、例えば、角柱状、円柱状、角錐台状、円錐台状が挙げられる。これらの中でも、積層体24の下面との接点を少なくできる点から、角錐台状、円錐台状が特に好ましい。
支持具41は、毛細管現象を生じさせる程度の大きさの連続した気孔を有する多孔質材により構成される。支持具41を構成する多孔質材としては、例えば、炭化ケイ素からなる多孔質材、黒鉛等の炭素からなる多孔質材が挙げられる。支持具41を構成する多孔質材の気孔率は、例えば、20〜60%である。
また、容器40の底面と支持具41に載置された積層体24との間の隙間Sに粉末状、粒状、塊状等の固体状の金属ケイ素42を配置する。金属ケイ素42としては、その純度が98%未満の金属ケイ素を用いることが好ましい。固体状の金属ケイ素は、その純度が低くなるにしたがって融点が低くなる傾向がある。そのため、低純度の金属ケイ素を用いることにより、含浸工程に要する加熱温度を低く抑えることができる。その結果、製造コストを抑制することができる。なお、金属ケイ素の純度は、例えば、95%以上である。
容器40内に収容される金属ケイ素42の量は、例えば、積層体24から得られる多孔体の気孔容積と支持具41の気孔容積の和に相当する量(例えば、上記和の1.00〜1.05倍の体積に相当する量)とする。この場合には、熱交換器10の気孔率を0%に近づけることができる。また、金属ケイ素42の使用量が抑えられて、製造コストを抑制することができる。
上記のように、容器40内に積層体及び金属ケイ素42を配置した状態として、焼成炉等の公知の加熱手段を用いて、アルゴンや窒素等の不活性雰囲気下又は真空下にて容器40を加熱する。このとき、容器40に対して異なる温度域による多段階の加熱を行う。
具体的には、図9に示すように、容器40内の温度を、第1温度まで昇温させ、第1温度にて一定時間、保持することにより一次加熱を行う。その後、容器40内の温度を、第1温度よりも高い第2温度まで昇温させ、一定時間、保持することにより二次加熱を行う。その後、容器40内の温度を降下させる。
一次加熱は、脱脂工程に相当する加熱処理である。一次加熱の第1温度は、有機分が焼失する温度かつ金属ケイ素の融点未満の温度であり、積層体24に含まれる有機分の種類に応じて設定される。一次加熱により、積層体24に含まれる有機分が焼失して、積層体24は多孔体となる。このとき、容器40内の温度(第1温度)は、金属ケイ素の融点未満の温度であるため、容器40内に収容された金属ケイ素42は、固体の状態が維持される。
第1温度は、例えば、400℃以上1400℃以下の温度であることが好ましく、450℃以上1000℃以下の温度であることがより好ましい。上記温度範囲に設定することにより、金属ケイ素42の溶融を抑制しつつ、有機分をより確実に焼失させることができる。
一次加熱は、積層体24に含まれる有機分が完全に除去されるまで行うことが好ましい。例えば、事前の予備試験により、積層体24に含まれる有機分が除去された状態の多孔体となる加熱時間を測定しておき、その加熱時間の経過をもって、容器40内の温度を第1温度から第2温度に昇温する。
二次加熱は、含浸工程に相当する加熱処理である。二次加熱の第2温度は、金属ケイ素の融点以上に設定される。二次加熱により、容器40内に収容された金属ケイ素42が溶融する。そして、溶融した金属ケイ素は、毛細管現象によって、多孔質材からなる支持具41を通じて多孔体の区画壁を構成する炭化ケイ素粒子の隙間に入り込み、その隙間に金属ケイ素42が含浸される。このとき、多孔体における熱媒体流通部及びガス流通部間の境界部分にも金属ケイ素42が含浸されることにより、熱媒体流通部及びガス流通部間の境界部分は消失する。
これにより、区画壁を構成する炭化ケイ素粒子の隙間に金属ケイ素42が含浸されており、複数の熱媒体流通部及びガス流通部が一体化してなる熱交換器10が得られる。
第2温度は、例えば、1420℃以上の温度であることが好ましい。上記温度範囲に設定することにより、金属ケイ素をより確実に含浸させることができる。
また、第2温度は、例えば、2000℃以下の温度であることが好ましく、1900℃以下の温度であることがより好ましい。上記温度範囲に設定することにより、設備やエネルギー等の観点において、製造コストを抑制することができる。さらに、多孔体の熱膨張が抑制されて、熱膨張に起因する破損が生じ難くなる。
また、第2温度は、成形工程に用いた混合物に含まれる炭化ケイ素の焼結温度未満(例えば、2000℃以下)の温度であることが好ましい。上記温度範囲に設定することにより、得られる熱交換器10は、その構成成分である炭化ケイ素粒子の殆どが焼結されずに、それぞれ独立して存在する未焼結の状態となる。この未焼結の状態は、ヤング率が高く、変形し難い性質を有しており、熱交換器として有用である。
二次加熱は、多孔体の各壁を構成する炭化ケイ素粒子の隙間に金属ケイ素が十分に含浸されるまで行うことが好ましい。例えば、容器40内に収容される金属ケイ素42の量が、多孔体の気孔容積と支持具41の気孔容積の和に相当する量である場合には、全ての金属ケイ素42が含浸されたことをもって、金属ケイ素が十分に含浸されたと判断することができる。
そして、二次加熱の後は、容器40内の温度を降下させ、容器40から熱交換器10を取り出し、熱交換器10の下面に一体化している支持具41を分離する。これにより、熱交換器10が得られる。
上記の含浸工程を経ることにより、複数のガス流通路R1と、複数の熱媒体流通路R2と、ガス流通路R1と熱媒体流通路R2を区画する区画壁とを備え、ガス流通路R1を流通するガスと、熱媒体流通路R2を流通する液状の熱媒体との間で区画壁を介して熱交換が行われる熱交換器10を得ることができる。
次に、本実施形態の作用及び効果について記載する。
(1)成形工程は、成形体におけるガス流通路を形成する部位であって、ガスの流通方向及び当該流通方向に交差する方向に点在する複数の凸部が表面に設けられたシート状の第1成形体を成形する第1成形工程を有する。また、成形体における熱媒体流通路を形成する部位を有する第2成形体を成形する第2成形工程と、第1成形体と第2成形体を積層する積層工程とを有する。
第1成形体に、ガスの流通方向及び当該流通方向に交差する方向に点在する複数の凸部が形成されることによって、ガス流通部を流通するガスは、複数の凸部の間を曲線的に流通する。これにより、ガスとガス流通路を形成する区画壁との間に形成される熱の移動を阻害する境界層ができにくくなるため、ガスが整流状態で流通する従来の態様に比べて、ガスによる熱輸送を促進させることができる。したがって、熱交換効率を向上させることができる。
(2)積層工程において、第1成形体の凸部の先端を、第1成形体に重ねられた第1成形体又は第2成形体に当接させる。凸部を介して、凸部が設けられた第1成形体と、この第1成形体に積層された他の第1成形体又は第2成形体との間における熱伝導を促進させることができる。したがって、熱交換効率を向上させることができる。
(3)第1成形工程において、凸部はプレス成形で形成される。凸部をプレス成形で形成することにより、凸部を微細化したり、凸部を密集した状態で形成することが容易になる。
(4)凸部が形成された第1成形体における対向する一対の端部には、側壁が設けられており、側壁は、プレス成形で形成される。したがって、凸部と側壁を同時に成形することができるため、熱交換器を効率良く製造することができる。
(5)凸部は、先細形状となるように形成されている。したがって、凸部におけるガスの流通抵抗を小さくすることができる。
本実施形態は、次のように変更して実施することも可能である。また、上記実施形態の構成や以下の変更例に示す構成を適宜組み合わせて実施することも可能である。
・第1流通路を流通する第1流体は、ガスに限定されない。第2流通路を流通する第2流体は、熱媒体に限定されない。第1流体が熱媒体であり、第2流体がガスであってもよい。第1流体と第2流体が両方ともガスであってもよいし、両方とも熱媒体であってもよい。
・第1流通路及び第2流通路を流通する流体は、第1流体及び第2流体のみに限定されない。例えば、第2流通路に第2流体と、第2流体とは異なる第3流体を流通させてもよい。
・ガス流通部と熱媒体流通部の積層形態は、3層のガス流通部と1層の熱媒体流通部を交互に積層した態様に限定されない。ガス流通部と熱媒体流通部の積層形態は、適宜選択することができる。
・本実施形態では、熱媒体流通部の幅方向DX一端側に熱媒体の流入口が形成され、幅方向DX他端側に熱媒体の流出口が形成されていたが、この態様に限定されない。幅方向DX一端側に熱媒体の流出口が形成され、幅方向DX他端側に熱媒体の流入口が形成されていてもよい。ガス流通部も同様に、流入口と流出口の位置が逆であってもよい。
・凸部の形状は、本実施形態の形状に限定されない。例えば、凸部の縦断面が台形状のような直線的に先細となる形状であってもよい。凸部は、先細形状でなくてもよく、円柱状や、角柱状であってもよい。
・凸部の先端は、ガス流通部に重ねられた他のガス流通部又は熱媒体流通部の下面に当接していなくてもよい。すなわち、凸部の高さは、ガス流通部の側壁の高さより低くてもよい。
・図10に示すように、本実施形態の凸部25の断面形状は、底壁21の下面側が平面で構成されるが、この態様に限定されない。プレス工程において、矩形板状の成形体の下方に平板状の金型を用いることに代えて、上方に突出した金型を用いることによって、例えば、図11に示すような、底壁21の下面側に凹部26が形成された凸部25を形成してもよい。底壁21の下面側に凹部26が形成されることによって、下面側の表面積を大きくすることができる。
・図12に示すように、凸部25は、ガス流通部20の底壁21の上面側と下面側の両方に設けられていてもよい。
・凸部の形成方法は、プレス成形に限定されない。例えば、別途、凸部のみを成形しておいて、第1成形体の底壁上に接合してもよいし、第1成形体を射出成形してもよい。
・凸部の配置構成は、本実施形態の配置構成に限定されない。すなわち、複数の凸部が、幅方向DXに沿って等間隔で配列した凸部列を有し、この凸部列が、前後方向DYに沿って等間隔で複数並設された構成に限定されない。複数の凸部が、ガスの流通方向及び当該流通方向に交差する方向に点在していれば、例えば、凸部が不規則(ランダム)に配置された構成であってもよい。
・本実施形態において、第1成形体の側壁は、プレス成形によって形成されていたが、この態様に限定されない。例えば、プレス成形によって凸部を形成した後、別途成形した側壁を接合してもよい。また、底壁と側壁が一体となった状態で押出し成形した後、プレス成形で凸部のみを形成してもよい。
・本実施形態において、第2成形体の側壁は、プレス成形によって形成されていたが、この態様に限定されない。例えば、第2成形体を、底壁と側壁が一体となった状態で押出し成形してもよい。底壁と側壁を別々に成形した後、両者を接合してもよい。
・熱媒体流通部は、熱媒体流通路を構成する2つの貫通孔が形成された態様に限定されない。各側壁の中間位置に設けられた中央壁に代えて、複数の立壁を設けることによって、3つ以上の貫通孔が形成されていてもよい。中央壁を省略して、1つの貫通孔が形成されていてもよい。
・熱媒体流通部は、シート状の第2成形体を用いて形成する態様に限定されない。熱媒体流通部として、複数のセルが配列したハニカム構造体を用いてもよい。
・脱脂工程と含侵工程の間に焼成工程を入れてもよい。脱脂された多孔体を焼成することにより、多孔体の強度を向上させ、含侵工程において破損することを防ぐことができる。焼成工程では、温度を2100℃〜2250℃、保持時間を1〜5時間とすることができる。
R1…第1流通路(ガス流通路)、R2…第2流通路(熱媒体流通路)、10…熱交換器、18…第1成形体、19…第2成形体。

Claims (5)

  1. 複数の第1流通路と、複数の第2流通路と、前記第1流通路と前記第2流通路を区画する区画壁とを備え、前記第1流通路を流通する第1流体と、前記第2流通路を流通する第2流体との間で前記区画壁を介して熱交換が行われる炭化ケイ素製の熱交換器の製造方法であって、
    炭化ケイ素粒子を含む原料組成物を用いて、前記第1流通路及び前記第2流通路を備える成形体を成形する成形工程と、
    前記成形体を脱脂して多孔体を作製する脱脂工程と、
    前記多孔体に金属ケイ素を含浸させる含浸工程とを有し、
    前記成形工程は、
    前記成形体における前記第1流通路を形成する部位であって、前記第1流体の流通方向及び当該流通方向に交差する方向に点在する複数の凸部が表面に設けられたシート状の第1成形体を成形する第1成形工程と、
    前記成形体における前記第2流通路を形成する部位を有する第2成形体を成形する第2成形工程と、
    前記第1成形体と前記第2成形体を積層する積層工程とを有することを特徴とする熱交換器の製造方法。
  2. 前記積層工程において、前記第1成形体の前記凸部の先端を、前記第1成形体に重ねられた前記第1成形体又は前記第2成形体に当接させる請求項1に記載の熱交換器の製造方法。
  3. 前記第1成形工程において、前記凸部はプレス成形で形成される請求項1又は2に記載の熱交換器の製造方法。
  4. 前記凸部が形成された第1成形体における対向する一対の端部には、側壁が設けられており、
    前記側壁は、プレス成形で形成される請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱交換器の製造方法。
  5. 前記凸部は、角柱状もしくは楕円柱状となるように形成されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱交換器の製造方法。
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