JP2020024574A - ノイズ解析装置及びノイズ解析方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】解析対象とする装置のノイズの解析を簡易に行うことが可能な技術を提供する。【解決手段】解析対象とする装置の回路情報を取得する情報取得部と、前記回路情報からスイッチング素子を含む閉回路の情報を抽出する閉回路抽出部と、前記閉回路の情報のうち、前記スイッチング素子の情報を等価回路の情報に置き換えることにより、前記閉回路の情報を等価閉回路情報とする置換部と、前記等価閉回路情報に基づいて、観測点を設定する観測点設定部と、前記等価閉回路情報が示す回路について前記観測点で観測した場合のノイズ量を算出するノイズ解析部とを備えるノイズ解析装置。【選択図】図3

Description

本発明は、ノイズ解析装置及びノイズ解析方法に関する。
近年、電子機器の基板設計において、パワー・インテグリティ(PI)解析を行い、ノイズの発生を十分に抑えた基板構成とすることは、非常に重要な事項となっている。特に、電子機器の多機能化に伴って回路規模が増大する傾向にあると共に、消費電力の増大により適切な電源供給の設計は難しい作業になってきている。
引用文献1では、高速解析しつつ、電源及びグランドの抵抗、容量、インダクタンスによるデカップリングの影響を電源電流計算に反映することで、シミュレーション上においてLSIの不要輻射を現実的な時間で評価することのできる不要輻射解析方法を提案している。
特開2002−164434号公報
DCDCコンバータのノイズ解析を高精度に実施するためには、例えば、回路シミュレーション解析ツールと、電磁界シミュレーション解析ツールを連携して解析することが考えられる。しかし、回路シミュレーション解析ツールにおいて、解析に必要な部品のデータ(例えばSPICE形式のデータ)が入手しにくい。また、入手できたとしても精度が悪く、正しい解析ができないことがあった。
また、電磁界シミュレーション解析ツールにおいて、効率良く解析を行うためにプリント基板などをモデリングすることが難しく、計算量が膨大となり、短時間で解析を行うことができなかった。このため例えば、DCDCコンバータでは、スイッチング回路の動作状態が短い周期で変化するので、この動作を再現して逐次解析することは困難であった。
そこで、本発明の目的は、DCDCコンバータのノイズの解析を簡易に行うことが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のノイズ解析装置は、
解析対象とする装置の回路情報を取得する情報取得部と、
前記回路情報からスイッチング素子を含む閉回路の情報を抽出する閉回路抽出部と、
前記閉回路の情報のうち、前記スイッチング素子の情報を等価回路の情報に置き換えることにより、前記閉回路の情報を等価閉回路情報とする置換部と、
前記等価閉回路情報に基づいて、観測点を設定する観測点設定部と、
前記等価閉回路情報が示す回路について前記観測点で観測した場合のノイズ量を算出するノイズ解析部と、
を備える。
前記解析対象とする装置は、DCDCコンバータであってもよい。
前記ノイズ解析装置は、前記閉回路抽出部が、前記閉回路を第一閉回路とし、前記スイッチング素子を含む閉回路であって前記第一閉回路とは異なる第二閉回路の情報を前記回路情報から抽出し、
前記置換部が、前記第一閉回路の情報に加えて前記第二閉回路の情報を加えた複合回路情報のうち、前記スイッチング素子の情報を等価回路の情報に置き換えることにより、前記複合回路情報を等価閉回路情報としてもよい。
前記ノイズ解析装置は、前記置換部が、前記スイッチング素子を前記等価回路としての電流源に置き換え、
予め前記スイッチング素子に流れる電流を実測したデータを前記電流源から供給される電流のデータとして用いて、前記ノイズ解析部が前記ノイズ量を算出してもよい。
前記ノイズ解析装置は、前記解析対象とする装置の回路以外の構成要素の情報を前記等価閉回路情報に加えた情報について、前記ノイズ解析部が前記ノイズ量を算出してもよい。
前記ノイズ解析装置は、前記解析対象とする装置が、前記スイッチング素子を含む集積回路を備え、
前記閉回路抽出部が、前記集積回路を含む閉回路を前記回路情報から抽出してもよい。
前記ノイズ解析装置は、前記解析対象とする装置の外から侵入するノイズの情報を前記等価閉回路情報に加えた情報について、前記ノイズ解析部が前記ノイズ量を算出してもよい。
上記課題を解決するため、本発明のノイズ解析方法は、
解析対象とする装置の回路情報を取得する情報取得ステップと、
前記回路情報からスイッチング素子を含む閉回路の情報を抽出する閉回路抽出ステップと、
前記閉回路の情報のうち、前記スイッチング素子の情報を等価回路の情報に置き換えることにより、前記閉回路の情報を等価閉回路情報とする置換ステップと、
前記等価閉回路情報に基づいて、観測点を設定する観測点設定ステップと、
前記等価閉回路情報が示す回路について前記観測点で観測した場合のノイズ量を算出するノイズ解析ステップと、
をコンピュータが実行する。
前記ノイズ解析方法において、前記解析対象とする装置は、DCDCコンバータであってもよい。
前記ノイズ解析方法は、前記閉回路抽出ステップで、前記閉回路を第一閉回路とし、前記スイッチング素子を含む閉回路であって前記第一閉回路とは異なる第二閉回路の情報を前記回路情報から抽出し、
前記置換ステップで、前記第一閉回路の情報に加えて前記第二閉回路の情報を加えた複合回路情報のうち、前記スイッチング素子の情報を等価回路の情報に置き換えることにより、前記複合回路情報を等価閉回路情報としてもよい。
前記ノイズ解析方法は、前記置換ステップで、前記スイッチング素子を前記等価回路としての電流源に置き換え、
予め前記スイッチング素子に流れる電流を実測したデータを前記電流源から供給される電流のデータとして用いて、前記ノイズ解析ステップで前記ノイズ量を算出してもよい。
前記ノイズ解析方法は、前記解析対象とする装置の回路以外の構成要素の情報を前記等価閉回路情報に加えた情報について、前記ノイズ解析ステップで前記ノイズ量を算出してもよい。
前記ノイズ解析方法は、前記解析対象とする装置が、前記スイッチング素子を含む集積回路を備え、
前記閉回路抽出ステップで、前記集積回路を含む閉回路を前記回路情報から抽出してもよい。
前記ノイズ解析方法は、前記解析対象とする装置の外から侵入するノイズの情報を前記等価閉回路情報に加えた情報について、前記ノイズ解析ステップで前記ノイズ量を算出してもよい。
上記課題を解決するため、本発明は、前記ノイズ解析方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのノイズ解析プログラムであってもよい。また、本発明は、前記ノイズ解析プログラムをコンピュータが読取可能に記憶した記憶媒体であってもよい。
本発明によれば、DCDCコンバータのノイズの解析を簡易に行うことが可能な技術を提供することができる。
ノイズ解析装置の構成を示す図である。 ノイズ解析装置のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係るノイズ解析方法の一例を示す図である。 入力された回路情報の一例を示す図である。 抽出した閉回路情報の一例を示す図である。 DCDCコンバータの一例を示す図である。 等価回路に置換した等価閉回路を示す図である。 等価閉回路に観測点を設定した例を示す図である。 ノイズ解析装置が算出したZパラメータを示す図 ノイズ解析装置が算出した近傍界ノイズ分布を示す図である。 Zパラメータと、その許容値を示す図 スイッチング回路に集積回路を用いた例を示す図である。 置換後の等価閉回路を示す図である。 昇圧型のDCDCコンバータを用いた例を示す図である。 等価回路に置換した等価閉回路を示す図である。 スイッチング回路にLSIを用いた例を示す図である。 置換後の等価閉回路を示す図である。 第一閉回路に加え、第二閉回路を抽出した例を示す図である。 置換した等価閉回路を示す図である。 変形例2に係るノイズ解析方法を示す図である。 変形例3に係るノイズ解析方法を示す図である。
〈第一実施形態〉
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、ノイズ解析装置10の構成を示す図である。このノイズ解析装置10は、DCDCコンバータ20の回路情報を取得し、この回路情報からスイッチング回路を抽出し、このスイッチング回路のスイッチング素子を等価回路に置き換えてノイズ解析を行う。これにより、ノイズ解析装置10は、DCD
Cコンバータ20から発生するノイズのシミュレーションを短時間で行えるようにするもである。
〈装置構成〉
ノイズ解析装置10は、図1に示すように、情報取得部11、閉回路抽出部12、置換部13、観測点設定部14、ノイズ解析部15を備えている。
情報取得部11は、解析対象とする電子機器の少なくともDCDCコンバータ20の回路情報を取得する。ここで回路情報は、DCDCコンバータ20の回路を示す情報であり、当該回路を構成する部品の形状や仕様等を示す情報である。例えば当該回路のCAD(computer-aided design)データである。当該回路を構成する部品としては例えば、プリ
ント基板や、当該プリント基板に形成される配線パターン、プリント基板に設けられる素子、当該回路に電力を供給する電源が挙げられる。回路情報としては、例えば、プリント基板の形状や層構成、材質、配線パターンの形状や素子との接続位置、素子の仕様(容量、寸法、電気特性等)を含む。
閉回路抽出部12は、前記回路情報から、スイッチング回路のスイッチング素子を含む閉回路の情報を抽出する。
置換部13は、前記閉回路の情報のうち、スイッチング素子の情報を等価回路の情報に置き換えることにより、閉回路の情報を等価閉回路情報とする。例えば、置換部13は、閉回路に含まれるスイッチング素子のうち少なくとも一つを電流の供給源(ノイズ供給源)に置き換え、この置き換え後の回路の情報を等価閉回路情報とする。
観測点設定部14は、等価閉回路情報に基づいて、ノイズを観測するための観測点を設定する。例えば、前記閉回路において、ノイズの供給源となる電流源と、この電流源からの電流の供給先でノイズを伝搬させる箇所に観測点を設定する。なお、具体的な設定箇所については後述する。
ノイズ解析部15は、前記等価閉回路情報が示す回路について前記観測点で観測した場合のノイズ量を算出する。このノイズ量の算出手法としては、所謂PIシミュレーションといった公知の解析技術を用いることができるため、詳細な説明は省略する。
図2は、ノイズ解析装置10のハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、ノイズ解析装置10は、接続バス110によって相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)101、メモリ102、入出力IF103、通信IF104を有する情報
処理装置(コンピュータ)である。CPU101は、情報処理装置全体の制御を行う中央処理演算装置である。CPU101はプロセッサとも呼ばれる。ただし、CPU101は、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のCPU101がマルチコア構成であってもよい。
メモリ102は、主記憶装置と補助記憶装置とを含む。主記憶装置は、CPU101の作業領域,プログラムやデータの記憶領域,通信データのバッファ領域として使用される。主記憶装置は、例えば、Random Access Memory(RAM),或いはRAMとRead Only Memory(ROM)との組み合わせで形成される。主記憶装置は、CPU101がプログラムやデータをキャッシュしたり、作業領域を展開したりする記憶媒体である。主記憶装置は、例えば、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。補助記憶部は、CPU101により実行されるプログラムや、動作の設定情報などを記憶する記憶媒体である。補助記憶装置は、例えば、HDD(Hard-disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フ
ラッシュメモリ、USBメモリ、メモリカード等である。本実施形態では、不揮発性記憶
媒体である補助記憶装置の記憶領域の一部に回路情報や設定情報等を記憶している。
入出力IF103は、ノイズ解析装置10に接続するセンサや操作部、CDやDVD等の記憶媒体からデータを読み取るディスクドライブ、メモリカード等の記憶媒体に対してデータの読み書きを行うリーダ/ライタ、表示装置、プリンタ等の機器との間でデータの入出力を行うインターフェースである。通信IF104は、通信回線を介して他の装置との通信を行うインターフェース(通信モジュール)である。なお、上記の構成要素はそれぞれ複数に設けられてもよいし、一部の構成要素を設けないようにしてもよい。
ノイズ解析装置10では、CPU101が、アプリケーションプログラム(ノイズ解析プログラム)を実行することにより、図1に示す情報取得部11、閉回路抽出部12、置換部13、観測点設定部14、ノイズ解析部15といった各処理部として機能する。但し、上記各処理部の少なくとも一部の処理がDSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等によって提供されてもよい。また、
上記各処理部の少なくとも一部が、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の専
用LSI(large scale integration)、その他のデジタル回路であってもよい。また、
上記各処理部の少なくとも一部にアナログ回路を含む構成としてもよい。
〈ノイズ解析方法〉
次に本実施形態のノイズ解析装置10が実行するノイズ解析方法について説明する。図3は、本実施形態に係るノイズ解析方法の一例を示す図である。ノイズ解析装置10は、電源が投入された場合や、ユーザにより解析処理の開始を指示する操作がなされた場合に、図3の処理を開始する。
ステップS10にて、ノイズ解析装置10は、DCDCコンバータ20を含む解析対象機器の回路情報を取得する。例えば、予めCADにより作成された回路情報を記憶装置に記憶しておき、この記憶装置から読み出すことで回路情報を取得する。また、他の装置から受信することでもよい。更に、ユーザが、操作部を操作することにより一部の情報を入力するようにしてもよい。図4は、入力された回路情報の一例を示す図である。なお、図4では、主に回路の平面形状を示したが、回路情報は裏面や層間の基板構成を示す情報も有している。また、回路情報は、形状だけでなく、各部品の種別や仕様等の属性の情報も有している。
ステップS20にて、ノイズ解析装置10は、回路情報に基づき、多くのノイズが発生すると推定されるDCDCコンバータ20のスイッチング素子を含む閉回路の情報を抽出する。図5は、抽出した閉回路情報の一例を示す図、図6は、DCDCコンバータ20の一例を示す図である。図6に示すDCDCコンバータ20は、電源21と接続され、この電源21から入力される電力の電圧を降圧して負荷22へ出力する。DCDCコンバータ20は、入力コンデンサC1や、スイッチング素子Qt,Qb、コイルL1、出力コンデンサC2を有している。なお、図6では、説明の便宜上、主要な要素のみを示し、スイッチング素子Qt,Qbのゲートへ制御信号を供給する制御回路等、一部の要素については省略して示している。
入力コンデンサC1は、一端が電源21の正極に接続され、他端が電源21の負極、即ちGNDライン23と接続されている。スイッチング素子Qtは、一端子(ドレイン)が電源21の正極と接続され、他端子(ソース)がスイッチング素子Qbの一端子(ドレイン)及びコイルL1と接続されている。スイッチング素子Qbは、一端子(ドレイン)がスイッチング素子Qtの一端子(ソース)及びコイルL1と接続され、他端子(ソース)がGNDラインと接続されている。
また、コイルL1は、一端がスイッチング素子Qtのソースとスイッチング素子Qbのドレインとの間に接続され、他端が出力コンデンサC2と接続されている。出力コンデンサC2は、一端がコイルL1及び負荷22、即ちDCDCコンバータの出力端(正極)と接続され、他端がGNDライン23を介して負荷22、即ちDCDCコンバータの出力端(負極)と接続されている。
ノイズ解析装置10は、回路情報から、スイッチング素子やコイル、コンデンサが、図6のように接続されて、DCDCコンバータ20を構成している回路の情報を抽出し、このうち、スイッチング素子Qt,Qbと、この入力側に設けられた入力コンデンサC1と、これらを接続する配線パターンとを閉回路(スイッチング回路)として抽出する(図5)。なお、図5、図6の回路は一例であり、例えば、DCDCコンバータ20が他の構成であってもよい。また、スイッチング素子は、ユニポーラトランジスタに限らず、バイポーラトランジスタであってもよい。
ステップS30にて、ノイズ解析装置10は、閉回路の情報のうち、スイッチング素子Qt,Qbの情報を等価回路の情報に置き換える。本実施形態では、閉回路に二つのスイッチング素子Qt,Qbが含まれるが、ノイズの影響において支配的なのは、GNDライン23側に接続されたスイッチング素子Qbである。このためGNDライン23側に接続されたスイッチング素子Qbを電流源(ノイズ源)Qbeに置換し、正極側に接続されたスイッチング素子Qtはドレイン−ソース間を導通させる配線パターンQteに置換する。図7は、等価回路に置換した等価閉回路を示す図である。この等価閉回路を示す情報を等価閉回路情報と称す。なお、DCDCコンバータ20が、他の構成をとる場合もGNDライン側に接続されたスイッチング素子を電流源に置換し、そうでないスイッチング素子はソース−ドレイン間を導通させる配線パターンに置換する。また、スイッチング素子が一つである場合には、これを電流源に置換する。
ステップS40にて、ノイズ解析装置10は、等価閉回路情報に基づいて、ノイズを観測するための観測点を設定する。図8は、等価閉回路に観測点を設定した例を示す図である。ノイズ解析装置10は、前記閉回路において、例えば、ノイズの供給源となる電流源Qbeの両端に第一観測点P1a,P1bを設定する。また、ノイズ解析装置10は、この電流源Qbeからの電力を蓄積または放出することでノイズを伝搬させる入力コンデンサC1の両端に第二観測点P2a,P2bを設定する。
ステップS50にて、ノイズ解析装置10は、図8に示す等価閉回路について観測点P1a,P1b,P2a,P2bで観測した場合のノイズ量を算出する。図9は、ノイズ解析装置10が算出したZパラメータを示す図、図10は、ノイズ解析装置10が算出した近傍界ノイズ分布を示す図である。
図9では、横軸に電流源Qbeから供給される電流(正弦波)の周波数をとり、縦軸にインピーダンスをとって、ノイズの大きさを示している。なお、輻射ノイズについて求める場合には、第一観測点P1a,P1b間で観測を行った場合のZ11パラメータを取得し、放射ノイズについて求める場合には、第一観測点P1a,P1bと第二観測点P2a,P2bとの間で観測を行った場合のZ21パラメータを取得する。
また、ノイズ解析装置10は、電流源Qbeから電流を供給する際のノイズ量や、この電流が各配線パターンを流れる際のノイズ量、入力コンデンサC1が電力を蓄積又は放出する際のノイズ量など、各部品で発生するノイズ量を求め、その位置毎に示して、図10のような近傍界ノイズ分布を出力する。
なお、電流源Qbeから供給する電流は、正弦波に限らず、実測データを用いてもよい
。例えば、予めスイッチング素子Qbについて、周波数を変えて動作させた際のドレイン−ソース間の電流を実測し、この実測データを用いてノイズ量の算出、即ちノイズの解析を行ってもよい。これによって、より精度の高い解析結果を得ることができる。
ステップS60にて、ノイズ解析装置10は、ステップS50で算出したノイズ量の可否、即ちノイズ量が許容値以下に抑えられているか否かを判定する。例えば、図11のようにZパラメータについて、周波数毎の許容値(図11中の破線)51を設定しておき、ステップS50で算出したノイズ量が許容値51を超えていればNG(否)、超えていなければOK(可)と判定する。
ノイズ解析装置10は、ステップS60で肯定判定であれば、図3の処理を終了し、否定判定であれば、ステップS70へ移行する。
ステップS70にて、ノイズ解析装置10は、ユーザに対し、ノイズ量が許容できない値であることを通知して修正を促す。例えば、ノイズ解析装置10は、図11に示すように、許容値51を超えたノイズのピークが現れた周波数(図11では600MHz)を求め、この周波数の近傍ノイズ分布を表示することにより、どのようにノイズが伝搬し、どの箇所からノイズが発生しているか、即ち改善すべき箇所を示す。これにより、例えばユーザが、配線パターンの幅や長さ等を変えて取り回しを変更できるようにしている。
ユーザによって回路情報が変更された場合には、図3の処理を再度実行して、変更後の回路情報を取得し、ステップS60で肯定判定されるまで繰り返す。
これにより、ノイズ量を十分に抑えた設計を達成できる。そして、本実施形態では、電子機器のなかでもノイズの発生が多いDCDCコンバータ20のスイッチング回路に限定し、このスイッチング素子Qt,Qbを等価回路に置き換えてノイズの解析を行うので、簡易にノイズの発生量が算出でき、短時間でノイズの解析を行うことができる。
図12は、スイッチング回路に集積回路を用いた例を示す図である。図12において、IC52は、MOSFET(スイッチング素子)を内蔵した集積回路である。IC52は、電源入力端子Vinが電源21の正極と接続し、スイッチング端子Lxが、コイルL1と接続し、パワーGND端子PGがGNDライン23と接続している。
この場合、ノイズ解析装置10は、前述と同様にステップS10で回路情報を取得し、ステップS20にて、入力コンデンサC1と、IC52と、これらを接続する配線パターンとを閉回路(スイッチング回路)として抽出する。
ステップS30にて、ノイズ解析装置10は、IC52内のスイッチング素子Qbが配置されているスイッチング端子Lx−パワーGND端子PG間を電流源Qbeに置き換える。また、スイッチング素子Qtが配置されている電源入力端子Vin−スイッチング端子Lx間を配線パターンQteに置き換える。図13は、置換後の等価閉回路を示す図である。なお、この電流源Qbeや配線パターンQteと置き換える箇所の情報は、IC52の属性情報として回路情報に含めておく。
ステップS40にて、ノイズ解析装置10は、スイッチング端子LxとパワーGND端子PGとに第一観測点P1a,P1bを設定し、入力コンデンサC1の両端に第二観測点P2a,P2bを設定する。ステップS50〜S70については前述と同様である。
このように、スイッチング回路に集積回路を用いた場合でも前述と同様に等価回路に置き換えて、短時間でノイズの解析を行うことができる。
図14は、昇圧型のDCDCコンバータ20Aを用いた例を示す図である。図14に示すDCDCコンバータ20Aは、電源21と接続され、この電源21から入力される電力の電圧を昇圧して負荷22へ出力する。
DCDCコンバータ20Aは、コイルL2や、スイッチング素子Qt,Qb、出力コンデンサC2を有している。なお、図14では、説明の便宜上、主要な要素のみを示し、一部の要素については省略して示している。
コイルL2は、一端が電源21の正極に接続され、他端がスイッチング素子Qtのソースとスイッチング素子Qbのドレインとの間に接続されている。スイッチング素子Qtは、一端が出力コンデンサC2及び負荷22、即ちDCDCコンバータの出力端(正極)と接続され、他端がスイッチング素子Qbの一端子(ドレイン)と接続されている。スイッチング素子Qbは、一端子(ドレイン)がスイッチング素子Qtの一端子(ソース)及びコイルL1と接続され、他端子(ソース)がGNDラインと接続されている。
出力コンデンサC2は、一端がスイッチング素子Qtのドレイン及び負荷22、即ちDCDCコンバータの出力端(正極)と接続され、他端がGNDライン23を介して負荷22、即ちDCDCコンバータの出力端(負極)と接続されている。
ノイズ解析装置10は、前述と同様にステップS10で回路情報を取得する。ステップS20にて、ノイズ解析装置10は、回路情報から、スイッチング素子やコイル、コンデンサが、図14のように接続されて、昇圧型のDCDCコンバータ20Aを構成している回路の情報を抽出し、このうち、スイッチング素子Qt,Qbと、この出力側に設けられた出力コンデンサC2と、これらを接続する配線パターンとを閉回路(スイッチング回路)として抽出する。
ステップS30にて、ノイズ解析装置10は、閉回路の情報のうち、スイッチング素子Qt,Qbの情報を等価回路の情報に置き換える。この置換は、図6の例と同様であり、ノイズ解析装置10は、GNDライン23側に接続されたスイッチング素子Qbを電流源(ノイズ源)Qbeに置換し、ノイズ解析装置10については、正極側に接続されたスイッチング素子Qtはドレイン−ソース間を導通させる配線パターンQteに置換する。図15は、等価回路に置換した等価閉回路を示す図である。
ステップS40にて、ノイズ解析装置10は、等価閉回路情報に基づいて、ノイズを観測するための観測点を設定する。例えば、ノイズ解析装置10は、前記閉回路において、ノイズの供給源となる電流源Qbeの両端に第一観測点P1a,P1bを設定する。また、ノイズ解析装置10は、この電流源Qbeからの電力を蓄積または放出することでノイズを伝搬させる出力コンデンサC2の両端に第二観測点P2a,P2bを設定する。
このように、前述の例(図6)と異なるDCDCコンバータ20Aを用いた場合でも同様に等価回路に置き換えて、短時間でノイズの解析を行うことができる。
図16は、スイッチング回路にLSIを用いた例を示す図である。図16において、LSI53は、MOSFET(スイッチング素子)を内蔵した集積回路である。LSI53は、電源入力端子VDDがコイルL1と接続し、GND端子VSSがGNDライン23と接続している。コンデンサC3,C4は、一端がLSI53の電源入力端子VDDとコイルL1との間に接続し、他端がGNDライン23と接続している。
ノイズ解析装置10は、前述と同様にステップS10で回路情報を取得し、ステップS20にて、LSI53と、出力コンデンサC2と、これらを接続する配線パターンとを閉
回路(スイッチング回路)として抽出する。
ステップS30にて、ノイズ解析装置10は、LSI53内のスイッチング素子Qbが配置されている電源入力端子VDD−GND端子VSS間を電流源Qbeに置き換える。図17は、置換後の等価閉回路を示す図である。なお、この電流源Qbeと置き換える箇所の情報は、LSI53の属性情報として回路情報に含めておく。
ステップS40にて、ノイズ解析装置10は、電源入力端子VDDとGND端子VSSとに第一観測点P1a,P1bを設定する。また、ノイズ解析装置10は、等価閉回路情報に基づき、電流源Qbeからの電力を蓄積または放出することでノイズを伝搬させる出力コンデンサC2の両端に第二観測点P2a,P2bを設定する。なお、コンデンサC2〜C4のうち、何れに第二観測点P2a,P2bを設定するかは、回路情報に示される各コンデンサの配置や仕様などによって特定できる。例えば、閉回路中で最もノイズの発生量が多い素子の両端に設定する。ステップS50〜S70については前述と同様である。
このように、スイッチング回路にLSIを用いた場合でも前述と同様に等価回路に置き換えて、短時間でノイズの解析を行うことができる。
〈変形例1〉
前述の実施形態では、ステップS20で、図7に示すように一つの閉回路を抽出したが、これに限らず複数の閉回路を抽出してもよい。なお、他の構成は、前述の実施形態と同じであるので、再度の説明を省略する。
本例のノイズ解析装置10は、例えば、前述のスイッチング素子Qbと入力コンデンサC1を含む閉回路を第一閉回路とし、スイッチング素子Qbを含む閉回路であって第一閉回路とは異なる第二閉回路の情報を回路情報から抽出する。図18は、第一閉回路に加え、スイッチング素子Qbと、出力コンデンサC2と、コイルL1と、これらを接続する配線パターンとを含む第二閉回路を抽出した例を示している。
ステップS30にて、ノイズ解析装置10は、第一閉回路の情報に加えて第二の情報を加えた複合回路情報のうち、スイッチング素子Qbの情報を等価回路(電流源Qbe)の情報に置き換えることにより、前記複合回路情報を等価閉回路情報とする。図19は、置換した等価閉回路を示す図である。この等価閉回路情報を用いてノイズ解析を行う以降のステップS40〜S70については前述と同様である。なお、本例では、二つの閉回路を抽出したが、第二閉回路を複数抽出し、三つ以上の閉回路を抽出し、これらの等価閉回路情報を用いてノイズ解析を行うようにしてもよい。
このように、閉回路を複数抽出することにより、広い範囲でノイズ解析を行うことができる。
〈変形例2〉
前述の実施形態では、回路情報に基づいてノイズ解析を行ったが、回路以外の構成要素の情報を加えてノイズ解析を行ってもよい。なお、この他の構成は、前述の実施形態と同じであるため、再度の説明を省略する。
図20は、変形例2に係るノイズ解析方法を示す図である。なお、ステップS10〜S40については、前述の図3の例と同じである。
ステップS45にて、ノイズ解析装置10は、電子機器の回路以外の構成要素の情報を等価閉回路情報に追加する。なお、回路以外の構成要素とは、例えば、筐体、シャーシ、
シールドなど、回路の周囲に存在するものである。これら構成要素の形状や、位置、材質等の情報を等価閉回路情報に追加する。
ステップS50にて、ノイズ解析装置10は、ステップS45で構成要素の情報を加えた等価閉回路情報について、ノイズ解析を行いノイズ量を算出する。
これにより、筐体等の構成要素が存在する実機に近い状態でノイズ解析を行うことができる。
〈変形例3〉
前述の変形例2では、回路以外の構成要素の情報を加えてノイズ解析を行ったが、更に外から侵入するノイズの情報を加えてノイズ解析を行ってもよい。なお、この他の構成は、前述の変形例2と同じであるため、再度の説明を省略する。
図21は、変形例3に係るノイズ解析方法を示す図である。なお、ステップS10〜S45については、前述の図20の例と同じである。
ステップS47にて、ノイズ解析装置10は、DCDCコンバータの外、或は電子機器の外から侵入するノイズの情報を記憶装置から読み出して等価閉回路情報に追加する。なお、外から侵入するノイズの情報は、予め当該電子機器に外から侵入するノイズを実測し、記憶装置に記憶しておく。
ステップS50にて、ノイズ解析装置10は、ステップS47で外から侵入するノイズの情報を加えた等価閉回路情報について、ノイズ解析を行いノイズ量を算出する。
これにより、外部環境による影響を含めたノイズ解析を行うことができる。なお、本変形例3では、変形例2に係る図20の処理にステップS47の処理を加えたが、これに限らず前述の実施形態に係る図3の処理にステップS47の処理を加えた構成とし、回路以外の構成要素の情報を加える処理(ステップS45)を省略してもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
10 :ノイズ解析装置
11 :情報取得部
12 :閉回路抽出部
13 :置換部
14 :観測点設定部
15 :ノイズ解析部
20 :DCDCコンバータ
20A :DCDCコンバータ
21 :電源
22 :負荷
23 :GNDライン
51 :許容値
53 :LSI

Claims (8)

  1. 解析対象とする装置の回路情報を取得する情報取得部と、
    前記回路情報からスイッチング素子を含む閉回路の情報を抽出する閉回路抽出部と、
    前記閉回路の情報のうち、前記スイッチング素子の情報を等価回路の情報に置き換えることにより、前記閉回路の情報を等価閉回路情報とする置換部と、
    前記等価閉回路情報に基づいて、観測点を設定する観測点設定部と、
    前記等価閉回路情報が示す回路について前記観測点で観測した場合のノイズ量を算出するノイズ解析部と、
    を備えるノイズ解析装置。
  2. 前記解析対象とする装置はDCDCコンバータであることを特徴とする請求項1に記載のノイズ解析装置。
  3. 前記閉回路抽出部が、前記閉回路を第一閉回路とし、前記スイッチング素子を含む閉回路であって前記第一閉回路とは異なる第二閉回路の情報を前記回路情報から抽出し、
    前記置換部が、前記第一閉回路の情報に加えて前記第二閉回路の情報を加えた複合回路情報のうち、前記スイッチング素子の情報を等価回路の情報に置き換えることにより、前記複合回路情報を等価閉回路情報とする請求項1又は2に記載のノイズ解析装置。
  4. 前記置換部が、前記スイッチング素子を前記等価回路としての電流源に置き換え、
    予め前記スイッチング素子に流れる電流を実測したデータを前記電流源から供給される電流のデータとして用いて、前記ノイズ解析部が前記ノイズ量を算出する請求項1〜3の何れか一項に記載のノイズ解析装置。
  5. 前記解析対象とする装置の回路以外の構成要素の情報を前記等価閉回路情報に加えた情報について、前記ノイズ解析部が前記ノイズ量を算出する請求項1〜4の何れか一項に記載のノイズ解析装置。
  6. 前記解析対象とする装置が、前記スイッチング素子を含む集積回路を備え、
    前記閉回路抽出部が、前記集積回路を含む閉回路を前記回路情報から抽出する請求項1〜5の何れか一項に記載のノイズ解析装置。
  7. 前記解析対象とする装置の外から侵入するノイズの情報を前記等価閉回路情報に加えた情報について、前記ノイズ解析部が前記ノイズ量を算出する請求項1〜6の何れか一項に記載のノイズ解析装置。
  8. 解析対象とする装置の回路情報を取得するステップと、
    前記回路情報からスイッチング素子を含む閉回路の情報を抽出するステップと、
    前記閉回路の情報のうち、前記スイッチング素子の情報を等価回路の情報に置き換えることにより、前記閉回路の情報を等価閉回路情報とするステップと、
    前記等価閉回路情報に基づいて、観測点を設定するステップと、
    前記等価閉回路情報が示す回路について前記観測点で観測した場合のノイズ量を算出するステップと、
    をコンピュータが実行するノイズ解析方法。
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