JP2020023272A - スロープ構造 - Google Patents

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【課題】スロープ構造において、省スペース化およびメンテナンス性の向上を実現する。【解決手段】スロープ構造は、車両10の乗降口11の床面15に凹設された凹部1と、凹部1に設けられた一対のレール3と、スロープ板4及び車輪5を有するスロープ装置2とを備えている。スロープ板4は、平面状の上面部4cをもつ。また、車輪5は、スロープ板4に回転自在に取り付けられ、レール3を走行する。スロープ装置2は、凹部1内に配置されて上面部4cが床面15と略面一になる格納状態と、車輪5がレール3の外側の端部に配置されて上面部4cが乗降口11と外部の地面8との間に斜面を形成する引出状態とに切替可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の乗降口に設けられるスライド式のスロープ構造に関する。
従来、バスや電車などの車両に搭載されるスロープ構造が知られている。スロープ構造は、非使用時には車両内に格納され、使用時には乗降口と車両の外部の地面との間に斜面を形成する。特許文献1には、乗降口の床面の下方に設けられたハウジングに対して引き出し可能に設けられたスロープ板が記載されている。このような引き出し式(スライド式)の構造を採用すれば、使用時にスロープ板を乗降口の外部に設置する作業と、非使用時にスロープ板を床面の下方に格納する作業とが比較的容易となる。
特開平11-151980号公報
しかしながら、前述したように床面の下方に設けられたハウジングにスロープ板を格納する構造では、床面の下方にハウジング及びスロープ板を配置するためのスペースが必要となるため、ボデーフレーム等の部材のレイアウトが制限されうる。また、前述した構造では、スロープ板をスライドさせるための機構が床面の下方(ハウジング内)に設けられることから、メンテナンス時の目視確認が困難であるという課題もある。
本件のスロープ構造は、前述したような課題に鑑み創案されたものであり、省スペース化およびメンテナンス性の向上を実現することを目的の一つとする。
ここで開示するスロープ構造は、車両の乗降口の床面に凹設され、底面と、前記底面および前記床面を斜めに接続する壁面とを有する凹部と、前記凹部に設けられるとともに前記乗降口へ向かって互いに平行に延び、外側の端部が下方へ屈曲した一対のレールと、平面状の上面部をもつスロープ板と前記スロープ板に回転自在に取り付けられて前記レールを走行する車輪とを有し、前記凹部内に配置されて前記上面部が前記床面と略面一になる格納状態と、前記車輪が前記レールの前記外側の端部に配置されて前記上面部が前記乗降口と前記車両の外部の地面との間に斜面を形成する引出状態とに切替可能なスロープ装置と、を備えている。
これにより、スロープ装置が格納状態である場合に、スロープ板の上面部が乗降口の床面として機能する。このため、床面の下方に設けたハウジング内にスロープ装置を格納する従来の構造と比べて、ハウジングが不要となることから、床面の下方の構成が簡素化される。また、床面に凹設された凹部にレールが設けられるため、レールや車輪といった部品が目視しやすくなる。
開示のスロープ構造によれば、省スペース化およびメンテナンス性の向上を実現することができる。
実施形態としてのスロープ構造が適用された車両の乗降口を外部から見た図であり、スロープ装置が引出状態である場合を示している。 図1のスロープ構造の斜視図であり、スロープ装置が格納状態であるとともにカバー部材が閉状態である場合を示している。 図2のA−A矢視断面図である。 図1のスロープ構造の要部を車両前側から見た斜視図であり、スロープ装置が引出状態である場合を示している。 (a)〜(d)は、図1のスロープ構造の格納状態と引出状態との切替手順を説明するための斜視図である。
図面を参照して、実施形態としてのスロープ構造について説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
本実施形態のスロープ構造は、図1に示す車両10に適用されている。車両10は、例えばバスであって、その左側の側面に乗降口11を有する。乗降口11よりも左側は車両10の外部であり、乗降口11の右側には車室が広がっている。本実施形態では、この乗降口11に設けられたスロープ構造について説明するため、以下、車両10の左側を「外側」ともいい、車両10の右側を「内側」ともいう。また、以下の説明における前後方向は、車両10の前後方向に対応する。
乗降口11の内側には、乗降口11へ向かって緩やかに下降傾斜した床面15が形成されている。また、車両10には、乗降口11を開閉するスライド式のドア12が設けられている。ドア12は、車両10の左側の側面に沿って前後方向にスライド可能とされる。
本実施形態のスロープ構造は、床面15に凹設された凹部1と、凹部1内に配置可能なスロープ装置2と、凹部1に対してスロープ装置2をスライド移動させるための一対のレール3とを備えている。スロープ装置2は、使用時には図1に示すように凹部1外に配置され、非使用時には図2に示すように凹部1内に配置される。
以下、スロープ装置2が凹部1内に配置された状態を格納状態といい、スロープ装置2が凹部1外に配置された状態(すなわち、格納状態よりも外側に引き出された状態)を引出状態という。スロープ装置2は、レール3に案内されながら左右方向に移動することで、格納状態と引出状態とに切替可能である。
凹部1は、床面15よりも下方に窪んでおり、スロープ装置2を格納するための空間を画成する。本実施形態の凹部1が画成する空間は、略直方体形状であって、その上側と外側とが開放されている。凹部1は、床面15と平行に延びる平面状に形成された底面1aと、底面1a及び床面15を斜めに接続する壁面1bとを有する。なお、凹部1の前側の縁部および後側の縁部には、前述したレール3が延設される。
壁面1bは、底面1aの内側の端辺から床面15まで延びる平面である。壁面1bは、底面1aと床面15との段差を滑らかに埋めるように、鉛直方向に対して傾斜して設けられる。より具体的には、壁面1bは、底面1aから床面15へ向かって(内側へ)上り傾斜する。底面1a及び壁面1bは、スロープ装置2が引出状態である場合に露出して設けられ、スロープ装置2の使用者に対して床面として機能する。また、底面1a及び壁面1bは、スロープ装置2が格納状態である場合にスロープ装置2で覆われる。
本実施形態のスロープ装置2は、略矩形状のスロープ板4と、スロープ板4に対して回転自在に取り付けられた車輪5とを有する。スロープ板4は、凹部1に対応した形状および大きさとされる。ただし、本実施形態のスロープ板4は、その外側の端部である先端部4aと、その内側の端部である基端部4bとがいずれも先細り形状とされている。また、スロープ板4の上面部4cは、平面状に形成される。なお、本実施形態の上面部4cには、スロープ板4を持ち上げやすくするための把手7が設けられている。
スロープ板4は、引出状態では、先端部4aが車両10の外部の地面8に当接して設けられるとともに、上面部4cが乗降口11と地面8との間に斜面を形成する。すなわち、スロープ板4の上面部4cは、引出状態では斜め上方を向き、凹部1の底面1aと地面8との間を接続するように延在する。
また、図2に示すように、スロープ板4は、格納状態では、基端部4bが凹部1の壁面1bに重なって設けられるとともに、上面部4cが乗降口11の床面15と略面一になる。すなわち、スロープ板4の上面部4cは、格納状態では床面15と略同一の平面上に延在し、床面15に対する凹部1の段差を埋める。
車輪5は、スロープ板4の基端部4bの前方および後方に隣接して配置される。図3に示すように、車輪5は、スロープ板4の下面部4dから下方へ突設された支持部4eに対し、前後方向に延びる軸部51を介して回転自在に取り付けられている。車輪5は、軸部51まわりに回転することでレール3を走行する。
支持部4eは、スロープ板4において車輪5を支持するために補強(肉盛り)された部位である。支持部4eは、スロープ板4の前側の端部と後側の端部とに設けられ、これらの端部の間の部位には設けられない。スロープ板4は、支持部4eの設けられない部位の厚みt1が、支持部4eの設けられた部位の厚みt2よりも小さく形成される(t1<t2)。なお、これに対応して、本実施形態の凹部1は、底面1aの前方および後方の各部分が、スロープ板4の支持部4e及びレール3を収容するために、深さが拡大されている。
本実施形態のスロープ板4は、格納状態で凹部1の底面1aに当接する複数の突起4fを有する。突起4fは、スロープ板4の下面部4dから下方へ僅かに(支持部4eよりも小さく)突設される。突起4fは、スロープ装置2が格納状態とされる場合に小石などの挟み込みを防止する機能をもつ。
図2に示すように、レール3は、凹部1の壁面1bの近傍から乗降口11へ向かって互いに平行に延び、凹部1内に固定されている。図3に示すように、本実施形態のレール3は、横断面(レール3の延在方向に対して直交する断面)が凹部1の底面1aに向かって開口する略C字状となるように形成されている。レール3の上面部3dは、平面状に形成され、床面15と面一に設けられる。
図4に示すように、レール3は、凹部1の底面1aに沿う部分3cが直線状に形成されているのに対し、凹部1の底面1aよりも外側に配置される外側の端部3aが下方へ屈曲している。レール3の外側の端部3aは、スロープ装置2が引出状態である場合に、スロープ板4の上面部4cと凹部1の底面1aとの間に生じる段差および隙間を小さくするためのものである。以下、レール3の外側の端部3aを「レール外端部3a」ともいう。なお、図4では、レール3を見やすくするために、凹部1の前側の部分を省略している。
レール外端部3aは、スロープ板4の前述した厚みt1の分だけ下降するように形成される。レール外端部3aには、スロープ装置2が引出状態である場合に車輪5が配置される。本実施形態のレール外端部3aは、車輪5の走行を規制する端壁部3bを有する。レール外端部3aは、端壁部3bで車輪5を受け止めることにより、車輪5の外側への移動を阻止し、スロープ装置2を引出状態に保持する。
なお、一対のレール外端部3a間(すなわち、凹部1の底面1aの外側)には、スロープ装置2が引出状態である場合にスロープ板4の基端部4bを配置するためのスペースが確保されている。具体的には、凹部1の底面1aの外側には、凹部1aの底面1aよりも急勾配で外側へ向かって下降傾斜した端面1cが設けられている。
スロープ装置2が引出状態である場合、車輪5がレール外端部3aに配置されることで、スロープ板4の基端部4bは凹部1の底面1aよりも外側かつ下方で端面1cに近接して配置される。また、この場合、スロープ板4の上面部4cは、凹部1の底面1aと略連続して(微小な隙間を介して)設けられる。
図2及び図4に示すように、本実施形態のスロープ構造は、凹部1の外側を閉鎖可能なカバー部材6を備えている。カバー部材6は、断面がL字状となるように屈曲された平板で構成されている。カバー部材6は、凹部1の外側かつ下方に取り付けられたヒンジ61により、前後方向に延びる軸まわりに回動自在に設けられている。カバー部材6は、ヒンジ61により回動することで、図2に示すように凹部1の外側を閉鎖する閉状態と、図4に示すように凹部1の外側を開放する開状態とに切替可能である。カバー部材6には、カバー部材6を閉状態に固定する図示しないロック機構が設けられる。
図2に示すように、カバー部材6は、スロープ装置2が格納状態である場合に閉状態とされる。この場合、カバー部材6は、スロープ板4の先端部4aを上方から覆うように設けられ、スロープ装置2の外側への移動を規制する。また、カバー部材6は、スロープ装置2が格納状態から引出状態に切り替えられる場合に回動させられて、開状態に切り替えられる。図4に示すように、カバー部材6は、開状態である場合に凹部1よりも外側かつ下方に配置され、スロープ板4との干渉が回避される。
以下、図5(a)〜(d)を参照して、スロープ装置2の格納状態と引出状態との切替手順について説明する。図5(a)〜(d)では、前述したスロープ構造の後側の半分を示し、前側の半分は省略している。スロープ装置2を格納状態から引出状態へと切り替える場合は、図5(a)に示すように、まず閉状態であるカバー部材6を回動させ、図5(b)に示すようにカバー部材6を開状態に切り替える。これにより、凹部1の外側が開放されて、スロープ装置2が凹部1内から外側へと引出可能となる。
次に、図5(c)に示すように、スロープ板4を外側へと引き出し、車輪5をレール3に沿って外側へと走行させる。このとき、把手7を掴むとスロープ板4を引き出しやすくなる。そして、車輪5がレール外端部3aまで移動したら、図5(d)に示すようにスロープ板4の先端部4aを地面8に当接させる。この結果、スロープ板4の上面部4cにより、凹部1の底面1aと地面8との間に斜面が形成される。また、このとき、スロープ板4の上面部4cは、凹部1の底面1aと略連続して(微小な隙間を介して)設けられる。
スロープ装置2を引出状態から格納状態へと切り替える場合は、前述した作業を反対の手順で実施すればよい。具体的には、図5(c)に示すように、まずスロープ板4を持ち上げて内側へと押し込み、車輪5をレール3に沿って内側へと走行させる。このとき、把手7を掴むとスロープ板4を持ち上げやすくなる。そして、車輪5が凹部1の壁面1bと並ぶ位置まで移動したら、図5(b)に示すようにスロープ板4を凹部1の底面1aに重ねるように降ろし、スロープ装置2を凹部1内に配置する。この結果、凹部1の底面1a及び壁面1bがスロープ板4で覆われるとともに、スロープ板4の上面部4cが床面15と略面一になる。
次いで、開状態であるカバー部材6を回動させ、図5(a)に示すようにカバー部材6を閉状態に切り替える。これにより、スロープ板4の先端部4aがカバー部材6で覆われる。最後に、ロック機構でカバー部材6を閉状態に固定する。この結果、カバー部材6により、スロープ板4の外側への移動が規制される。このため、スロープ装置2が格納状態に保持される。
[2.作用,効果]
前述したスロープ構造によれば、図2に示すように、スロープ装置2が格納状態である場合にスロープ板4の上面部4cが床面15と略面一に設けられるため、スロープ板4の上面部4cを床面15と同様に機能させることができる。すなわち、スロープ装置2を床面15の下方に完全にしまい込むのではなく、スロープ装置2を凹部1内に配置し、スロープ板4の上面部4cを露出させることで、スロープ装置2の格納スペースをコンパクト化しつつ、床面15に対する凹部1の段差を埋めることができる。
よって、スロープ装置を格納するためのハウジングを床面の下方に配置し、このハウジングにスロープ装置を格納する従来の構造と比べて、ハウジングが不要となることから床面15の下方の構成を簡素化することができる。このため、省スペース化を実現することができる。これにより、周辺部材(ボデーフレーム等)のレイアウトの自由度を高めることができる。
また、レール3が床面15に凹設された凹部1に設けられるため、レール3及びレール3を走行する車輪5等の部品を目視しやすくすることができる。これにより、スロープ構造のメンテナンス性を向上させることができる。さらに、スロープ装置2は、車輪5がレール3を走行することでスロープ板4が移動するスライド式であるため、格納状態と引出状態との切り替え作業を容易にすることができる。
図4に示すように、レール外端部3aが下方へ屈曲しているため、車輪5がレール外端部3aに配置された場合に、スロープ板4と凹部1との間に生じる段差および隙間を小さくすることができるとともに、スロープ板4の移動を規制することができる。より具体的には、スロープ装置2が引出状態である場合に、凹部1の底面1aに対してスロープ板4の上面部4cを略連続した状態に配置することができ、かつ、スロープ装置2を引出状態に保持されやすくすることができる。この結果、図1に示すように、スロープ装置2の使用時、凹部1の底面1aと地面8との間に略連続した斜面を安定して形成することができる。よって、スロープ装置2の使用性を向上させることができる。
また、凹部1の壁面1bが底面1aと床面15とを斜めに接続するため、床面15に対する凹部1の段差の影響を小さくすることができる。すなわち、凹部1の底面1aと床面15とを鉛直方向に対して傾斜した壁面1bで接続することにより、例えば車椅子の使用者にとって、凹部1の底面1aと床面15との段差を乗り越えやすくすることができる。これによっても、スロープ装置2の使用性を向上させることができる。
スロープ板4の厚みを小さくするほど、スロープ板4を配置するための凹部1の深さを小さくできるため、凹部1の底面1aと床面15との段差を小さくできる。一方で、スロープ板4の厚みを大きくするほど、スロープ板4に要求される強度および剛性を確保しやすくなる。
これに対し、前述したスロープ板4は、支持部4eの設けられた部位の厚みt2が、他の部位の厚みt1よりも大きく形成されている。このため、車輪5を支持するために要求される強度および剛性を支持部4eにより確保しつつも、支持部4eが設けられない部位では厚みt1を小さく形成することができる。よって、スロープ板4では支持部4eにより車輪5を適切に支持しながらも、凹部1のうち、スロープ板4の支持部4eが配置されない領域ではその深さを小さく抑えることができる。この結果、車輪5によるスロープ板4のスライド移動を安定化しつつも、凹部1の底面1aと床面15との段差を縮小化することができる。
凹部1の外側を覆うカバー部材6が設けられるため、スロープ装置2が格納状態である場合にカバー部材6を閉状態とすることで、スロープ装置2の外側への移動を規制することができるとともに、外側からのスロープ構造の見栄えをよくすることができる。また、スロープ装置2が格納状態である場合に、閉状態とされたカバー部材6でスロープ板4の先端部4aを上方から覆う構成とすることにより、スロープ板4の先端部4aを保護することができる。
[3.変形例]
前述したスロープ構造の構成は一例である。前述したスロープ構造からカバー部材6を省略して、構成を簡素化してもよい。また、スロープ板4から支持部4eや把手7を省略してもよい。なお、スロープ板4の先端部4a及び基端部4bは、先細り形状でなくてもよい。また、レール3の形状も前述したものに限定されない。例えば、前述した端壁部3bに代えて、同様の機能をもつ突起部を設けてもよい。
前述したスロープ構造は、車両10の左側の側面以外に設けられた乗降口に対しても同様に適用可能である。また、乗降口11の床面15は、前述したように傾斜していなくてもよい。
1 凹部
1a 底面
1b 壁面
2 スロープ装置
3 レール
3a 外側の端部
4 スロープ板
4c 上面部
5 車輪
8 地面
10 車両
11 乗降口
15 床面

Claims (1)

  1. 車両の乗降口の床面に凹設され、底面と、前記底面および前記床面を斜めに接続する壁面とを有する凹部と、
    前記凹部に設けられるとともに前記乗降口へ向かって互いに平行に延び、外側の端部が下方へ屈曲した一対のレールと、
    平面状の上面部をもつスロープ板と前記スロープ板に回転自在に取り付けられて前記レールを走行する車輪とを有し、前記凹部内に配置されて前記上面部が前記床面と略面一になる格納状態と、前記車輪が前記レールの前記外側の端部に配置されて前記上面部が前記乗降口と前記車両の外部の地面との間に斜面を形成する引出状態とに切替可能なスロープ装置と、を備えた
    ことを特徴とするスロープ構造。
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