JP2020022575A - ゲーム機用下部蝶番 - Google Patents

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Abstract

【課題】摺動面の摩耗を防止し、開閉時の摩擦抵抗を低減することができるゲーム機用下部蝶番を提供する。【解決手段】本体枠の下部に固定される固定部1と、前扉の下部に固定される可動部10とを備え、可動部10の水平板部11を、スペーサ20を介して固定部1の水平支持部4上に重ね合わせ、可動部10が回動可能に組み付けられる。固定部の水平支持部上に支軸が突設され、水平支持部上に、支持傾斜凸部6が形成される。水平支持部上の該支軸の周囲に、軸周傾斜凸部7が設けられる。スペーサ20の水平板部上に軸受部が突設され、軸受部には、内部に軸受穴が底部を開口して設けられる。スペーサは、可動部の水平板部に設けた軸孔に軸受部22を下から挿通して、可動部の水平板部の下面に取り付けられる。【選択図】図5

Description

本発明は、スロットマシン、パチンコ機などのゲーム機の前枠を本体枠に対し開閉可能に取り付ける着脱式のゲーム機用蝶番に関し、特に前枠と本体枠の下部に取り付けられる下部蝶番に関する。
従来、パチンコ機などのゲーム機の前枠を本体枠に対し開閉自在に取り付ける蝶番として、上部に取り付けられる上部蝶番と下部に取り付けられる下部蝶番からなる構造の蝶番が、通常使用されている。この蝶番は、上部蝶番、下部蝶番共に固定部と可動部とに分かれて形成され、軸ピンと軸受部の嵌合により可動部側が固定部側に対し回動可能に支持される。つまり、上部蝶番の固定部は本体枠の上角部に固定され、上部蝶番の可動部は前枠の上角部に固定され、下部蝶番の固定部は本体枠の下角部に固定され、下部蝶番の可動部は前枠の下角部に固定されて使用される。
このようなゲーム機用蝶番における前枠と本体枠の下部に固定される蝶番として、従来、本体枠に固定される蝶番固定部の水平板部上に軸ピンが突設され、前枠に固定される蝶番可動部の水平板部に、軸ピンが嵌合される軸受孔が穿設され、蝶番固定部の水平板部上に蝶番可動部の水平板部を重ね合わせるように、その軸ピンを軸受孔に嵌合させて組み付ける構造の蝶番が、使用されている(例えば、下記特許文献1などを参照)。
特開2003−245448号公報
この種の下部蝶番は、比較的構造が簡単で、鋼板を主な材料にして比較的低コストで製造できるという利点があるが、軸ピンと軸受孔を嵌め合わせて、蝶番可動部と蝶番固定部を嵌合させた使用状態で、蝶番可動部の水平板部と蝶番固定部の水平板部が重ね合わされる。このため、ゲーム機の前枠の開閉時、本体枠に対し前枠を回動する際、蝶番可動部の水平板部と蝶番固定部の水平板部の当接面が摺動し、その摺動面には、前枠の略全荷重がかかることとなる。
近年のゲーム機の前枠には、各種の電子機器等が搭載されるため、その荷重は非常に大きく、蝶番可動部の水平板部と蝶番固定部の水平板部の摺動面に大きな荷重がかかり、その状態で可動部が回動する。このため、長期の使用に伴い、水平板部の摺動面が摩擦抵抗により磨耗しやすく、しかも、摩耗の発生により金属粉が摺動面に付着して磨耗が促進され、下部蝶番の摺動部の摩擦抵抗が増大する課題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、摺動面の摩耗を防止し、開閉時の摩擦抵抗を低減することができるゲーム機用下部蝶番を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のゲーム機用下部蝶番は、
ゲーム機の本体枠の下部に固定される固定部と、該ゲーム機の前枠の下部に固定される可動部とを備え、該可動部の水平板部を、スペーサを介して該固定部の水平支持部上に重ね合わせ、該可動部が回動可能に組み付けられるゲーム機用下部蝶番であって、
該固定部の該水平支持部上に支軸が突設されるとともに、該支軸から離れた位置の該水平支持部上に、支持傾斜凸部が形成され、
該水平支持部上の該支軸の周囲に、軸周傾斜凸部が設けられ、
該スペーサの水平板部上に軸受部が突設され、該軸受部には、内部に軸受穴が底部を開口して設けられ、該スペーサは、該可動部の該水平板部に設けた軸孔に該軸受部を下から挿通して、該可動部の該水平板部の下面に取り付けられ、
該スペーサの下面に、該可動部の回動時、該支持傾斜凸部の傾斜面に摺接する支持傾斜凹部が設けられるとともに、該スペーサの該軸受穴の周囲に、該軸周傾斜凸部の傾斜面に摺接する軸周傾斜凹部が設けられ、
該支持傾斜凸部と該支持傾斜凹部の傾斜面及び該軸周傾斜凸部と該軸周傾斜凹部の傾斜面が、該可動部の開放側への回動時、該固定部に対し該可動部を僅かに上昇させる方向に形成されたことを特徴とする。
この発明のゲーム機用下部蝶番によれば、ゲーム機の前枠を開放側に回動させると、固定部の水平支持部上に突設された支軸を軸に、スペーサ付きの可動部が回動を開始し、このとき、スペーサの支持傾斜凹部の傾斜面が固定部上の支持傾斜凸部の傾斜面に乗り上げるように摺動し、且つスペーサの軸周傾斜凹部の傾斜面が固定部の支軸周囲の軸周傾斜凸部の傾斜面に乗り上げるように摺動する。これにより、可動部が固定部に対し僅かに持ち上げられるように回動し、固定部と可動部の摺接部分である、水平支持部と水平板部間の摩擦抵抗が、低減され、摩擦による金属粉の発生も防止され、可動部の回動を円滑に行うことができる。
ここで、上記スペーサは、上記水平板部及び軸受部とともに、合成樹脂により一体成形することが好ましい。
またここで、上記支持傾斜凸部は、上記支軸を中心とする略扇形状に、上記水平支持部上に形成することが好ましい。また、上記支持傾斜凹部は、該支持傾斜凸部に対応する形状で、上記スペーサの下面に形成することが好ましい。
またここで、上記軸周傾斜凸部として、2個の軸周傾斜凸部が、上記固定部の水平支持部上の支軸の周囲に、所定の角度範囲で設けられる構成とすることができる。また、上記軸周傾斜凹部として、2個の軸周傾斜凹部が、上記軸周傾斜凸部に対応する形状で、上記スペーサの下面の軸受穴の周囲に形成することが好ましい。
この発明のゲーム機用下部蝶番によれば、摺動面の摩耗を防止し、開閉時の摩擦抵抗を低減することができる。
本発明の一実施形態を示すゲーム機用下部蝶番の正面図である。 同下部蝶番の左側面図である。 同下部蝶番の右側面図である。 (a)は下部蝶番の斜視図、(b)は下側から見た斜視図である。 下部蝶番の分解斜視図である。 (a)は固定部の正面図、(b)は固定部の左側面図、(c)は固定部の右側面図である。 (a)は固定部の斜視図、(b)は固定部の下側から見た斜視図である。 (a)はスペーサの下側から見た斜視図、(b)は角度を変えた斜視図である。 (a)は可動部とスペーサを重ね合わせた状態の斜視図、(b)はその下側から見た斜視図である。 可動部を閉じたときの、使用形態を示す平面図である。 可動部を開いたときの、使用形態を示す平面図である。 可動部を開いたときの、使用形態を示す斜視図である。 他の実施形態の下部蝶番の分解斜視図である。 さらに他の実施形態の下部蝶番の分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4に示すように、この下部蝶番は、パチンコ機などのゲーム機において、その本体枠30と前枠31の下部に取り付けられる、着脱式の蝶番である。下部蝶番は、本体枠30に固定される固定部1と、前枠31に固定される可動部10と、可動部10の水平板部11の下面に取り付けられ、固定部1の水平支持部4との間に介挿されるスペーサ20とから構成される。
固定部1は、図5〜図7に示すように、例えば金属板をプレス加工して形成され、水平取付部3の左側に、垂直取付部2を垂直に立ち上げるように曲折し、平板状の水平取付部3の前部に、水平支持部4が形成される。水平支持部4上に、支軸5が垂直に突設され、支軸5の元部周囲に、2個の軸周傾斜凸部7が設けられる。2個の軸周傾斜凸部は、水平支持部4上の支軸5の周囲に、約90度の角度範囲で、約90度の間隔をおいて、円弧状に設けられる。この2個の軸周傾斜凸部7は、図7に示すように、その上面に傾斜面を円周方向に有して形成される。各軸周傾斜凸部7の傾斜面は、平面視において、円弧状のスロープとして、時計方向にその厚さ(高さ)を徐々に増すように形成されている。
さらに、図7に示すように、支軸5から離れた位置の水平支持部4上に、支持傾斜凸部6が形成される。この支持傾斜凸部6は、支軸5を中心とする扇形状に形成され、その高さ(厚さ)は、平面視で時計方向に徐々に増すように、約90度の範囲で形成される。
一方、可動部10は、図5に示すように、例えば金属板をプレス加工して形成され、水平板部11の後部に、垂直取付部12を垂直に立ち上げるように曲折し、平板状の水平板部11の前部に、軸孔11aを形成して構成される。垂直取付部12には複数の取付孔が穿設される。水平板部11の軸孔11aは、スペーサ20の軸受部22が下側から挿通可能に形成される。
スペーサ20は、合成樹脂により板状に一体成形され、スペーサ20の水平板21部上には軸受部22が突設される。軸受部22には、内部に軸受穴22aが底面に開口して形成され、下向きのカップ状に形成される。このスペーサ20は、可動部10の水平板部11に設けた軸孔11aに、軸受部22を下から挿通して、可動部10の水平板部11の下面に、図5に示すように、取付ネジ19を取付孔25に挿通して取り付けられる。なお、スペーサ20は、耐摩耗性が高く、摺動時の摩擦抵抗が少なく、摩耗が少ない合成樹脂材料を使用して成形することが好ましく、金属で製作することもできる。
図8に示すように、スペーサ20の下面に、支持傾斜凹部23が設けられ、支持傾斜凹部23は、固定部1の水平支持部4上に設けた支持傾斜凸部6に対応する形状に形成され、スペーサ20を取着した可動部10を、固定部1の水平支持部4上に重ね合わせたとき、支持傾斜凸部6が支持傾斜凹部23と嵌合するようになっている。つまり、支持傾斜凹部23は、扇形状に形成され、その深さが、平面視で時計方向に徐々に増すように、約90度の範囲で形成される。
また、スペーサ20の支持傾斜凹部23の傾斜面は、可動部10の開放側への回動時、固定部1の支持傾斜凸部6の傾斜面に摺接することにより、固定部1に対し可動部10を僅かに上昇させる方向、つまり支持傾斜凸部6の傾斜面とは逆方向に傾斜して形成される。
さらに、スペーサ20の下面の軸受穴22aの周囲に、2個の軸周傾斜凹部24が設けられる。2個の軸周傾斜凹部24は、固定部1の支軸5の周囲に設けた軸周傾斜凸部7に対応する形状に形成され、スペーサ20を取着した可動部10を、固定部1の水平支持部4上に重ね合わせ、支軸5を軸受部22の軸受穴22aに挿入したとき、2個の軸周傾斜凸部7が、各々、軸周傾斜凹部24と嵌合するようになっている。つまり、各軸周傾斜凹部24は、平面視において、時計方向にその深さが徐々に増すように形成され、凹部底面に円弧状のスロープが形成される。
また、スペーサ20の2個の軸周傾斜凹部24の傾斜面は、各々、可動部10の開放側への回動時、固定部1の軸周傾斜凸部7の傾斜面に摺接することにより、固定部1に対し可動部10を僅かに上昇させる方向、つまり軸周傾斜凸部7の傾斜面とは逆方向に傾斜して形成される。
このように、スペーサ20付きの可動部10は、前枠の開操作時、固定部1上で開放側へ回動したとき、支持傾斜凸部6と支持傾斜凹部23の傾斜面が摺接し、且つ軸周傾斜凸部7と軸周傾斜凹部24の傾斜面が摺接することにより、固定部1に対し可動部10を僅かに上昇させるようになっている。
なお、この実施形態では、可動部10が固定部1に対し約90度開く間に、可動部10が僅かに上昇するように、支持傾斜凸部6と支持傾斜凹部23の角度範囲は、約90度とし、2個の軸周傾斜凸部7と2個の軸周傾斜凹部24の角度範囲は約90度としたが、可動部10の開放側への角度に応じて、その角度範囲は変えることができる。また、2個の軸周傾斜凸部7と2個の軸周傾斜凹部24は、3個或いは4個として、支軸5の周囲または軸受穴22aの周囲に設けることもできる。
上記のように構成された固定部1は、図10に示すように、その垂直取付部2と水平取付部3を、ゲーム機の本体枠30の内側の左側下部の取付面に当て、その水平支持部4を前方に出した状態で、取付孔と固定ねじを用いて、ゲーム機の本体枠30側に固定される。
一方、可動部10の下面に、図9に示すように、スペーサ20が取り付けられる。スペーサ20は、その軸受部22を、可動部10の水平板部11の軸孔11aに挿通させた状態で、その下面に重ね合わせ、取付ネジ19を取付孔25に挿入して、水平板部11の下面に取り付けられる。
スペーサ付きの可動部10は、その水平板部11をゲーム機の前枠31の左側下部の底面に当てると共に、その垂直取付部12を前枠31の左側下部の内側に当て、その垂直取付部12に穿設した取付孔及び固定ねじを用いて、その軸受部22を前方に出した状態で固定される。
そして、本体枠30の上部と前枠31の上部には、別の分離形蝶番が取り付けられ、前枠31を本体枠30に対し装着する場合、例えば前枠31を持ち本体枠30に対し所定角度開いた状態で、先ず、可動部10(スペーサ20)の軸受部22の軸受穴22aを、固定部1の支軸5に嵌め込み、次に図示しない上部の分離形蝶番の可動部を固定部に嵌め込む。
この状態で、前枠31は、本体枠30に対し蝶番を介して開閉可能に取り付けられ、前枠31を閉じると、図10のような閉鎖状態となる。この状態で、固定部1の水平支持部4上に設けた支持傾斜凸部6には、スペーサ20の下面の支持傾斜凹部23が適正に嵌り、軸周傾斜凸部7に、スペーサ20の軸周傾斜凹部24が適正に嵌合する。適正嵌合状態では、水平支持部4上にスペーサ20の下面が密着し、基準位置となる。
前枠31を本体枠30に対し開くと、図11,12に示すように、可動部10が支軸5を中心に、固定部1に対し時計方向に回動し、可動部10のスペーサ20が固定部1上を摺動する。このとき、スペーサ20の支持傾斜凹部23の傾斜面が固定部1の支持傾斜凸部6の傾斜面上を摺接し、且つスペーサ20の軸周傾斜凹部24の傾斜面が支軸5の回りの軸周傾斜凸部7の傾斜面上を摺接する。
このとき、支持傾斜凹部23の下向きの傾斜面が支持傾斜凸部6の上向きの傾斜面上に乗り上げるように摺動し、且つ軸周傾斜凹部24の下向きの傾斜面が軸周傾斜凸部7の上向きの傾斜面上に乗り上げるように摺動し、これにより、可動部10つまり前枠31が僅かに、基準位置から、例えば1mmから数mmの高さだけ持ち上げられ上昇する。
このため、可動部10のスペーサ20の水平板部21の下面が、固定部1の水平支持部4に接触していたとしても、その摩擦抵抗は非常に小さくなり、円滑に前枠31を開閉することができる。また、従来の蝶番のように金属部が相互に摺動する蝶番に比して、摺動部分の磨耗が低減され、摩擦による金属粉の発生も防止することができる。また、相互に摺動する金属部間に、単純なシート状のスペーサを介挿した従来の蝶番に比しても、摩擦抵抗を低減し、スペーサの摩耗を低減することができる。
なお、上記実施形態とは逆に、図13に示すように、固定部1Aの支軸5から離れた位置の水平支持部上に、支持傾斜凹部6Aを設け、水平支持部上の支軸5の周囲に、軸周傾斜凹部7Aを設け、スペーサ20Aの下面の軸受穴22aの周囲に、軸周傾斜凹部7Aの傾斜面に摺接する軸周傾斜凸部24Aを設け、スペーサ20Aの水平板部の下面に、支持傾斜凹部6Aの傾斜面に摺接する支持傾斜凸部23Aを設けるように構成することもできる。
このような構成によっても、可動部11の開放側への回動時、支持傾斜凸部23Aが支持傾斜凹部6Aの傾斜面に摺接し、軸周傾斜凸部24Aが軸周傾斜凹部7Aの傾斜面に摺接し、固定部1Aに対し可動部11を僅かに上昇させ、摩擦抵抗を低減させることができる。
図14は、さらに他の実施形態を示している。この例では、可動部10Bの水平板部11Bの下面に、支軸5Bが下向きに突設され、スペーサ20Bが固定部1B上に、取り付けられる。スペーサ20Bの下面に軸受部22Bが突設され、その内側に、軸受部22B上に開口して軸受穴22bが設けられる。
可動部10Bの支軸5Bから離れた位置の水平板部11Bに、支持傾斜凸部16Bを設け、支軸5Bの周囲に、軸周傾斜凸部17Bが設けられる。また、スペーサ20B上の軸受穴22bの周囲に、軸周傾斜凸部17Bの傾斜面に摺接する軸周傾斜凹部24Bが設けられ、スペーサ20Bの水平板部21の上面に、支持傾斜凸部16Bの傾斜面に摺接する支持傾斜凹部23Bが設けられる。
このような構成によっても、可動部11Bの開放側への回動時、支持傾斜凸部16Bと支持傾斜凹部23Bの傾斜面が摺接し、軸周傾斜凸部17Bと軸周傾斜凹部24Bの傾斜面が摺接し、固定部1Bとスペーサ20Bに対し可動部11Bを僅かに上昇させ、摩擦抵抗を低減させることができる。
また、図14に示した、可動部10Bとスペーサ20Bの接触部に設けた支持傾斜凸部16Bと支持傾斜凹部23B、及び軸周傾斜凸部17Bと軸周傾斜凹部24Bの関係は、各々、凹部と凸部を逆にし、可動部10Bの下面に支持傾斜凹部を設け、その支軸5Bの周囲に軸周傾斜凹部を設け、スペーサ20B上に、支持傾斜凸部を設け、軸受穴22bの周囲に軸周傾斜凸部を設けることもできる。
1 固定部
2 垂直取付部
3 水平取付部
4 水平支持部
5 支軸
6 支持傾斜凸部
7 軸周傾斜凸部
10 可動部
11 水平板部
11a 軸孔
12 垂直取付部
19 取付ネジ
20 スペーサ
21 水平板部
22 軸受部
22a 軸受穴
23 支持傾斜凹部
24 軸周傾斜凹部
25 取付孔
30 本体枠
31 前枠

Claims (8)

  1. ゲーム機の本体枠の下部に固定される固定部と、該ゲーム機の前扉の下部に固定される可動部とを備え、該可動部の水平板部を、スペーサを介して該固定部の水平支持部上に重ね合わせ、該可動部が回動可能に組み付けられるゲーム機用下部蝶番であって、
    該固定部の該水平支持部上に支軸が突設されるとともに、該支軸から離れた位置の該水平支持部上に、支持傾斜凸部が形成され、
    該水平支持部上の該支軸の周囲に、軸周傾斜凸部が設けられ、
    該スペーサの水平板部上に軸受部が突設され、該軸受部には、内部に軸受穴が底部を開口して設けられ、該スペーサは、該可動部の該水平板部に設けた軸孔に該軸受部を下から挿通して、該可動部の該水平板部の下面に取り付けられ、
    該スペーサの下面に、該可動部の回動時、該支持傾斜凸部の傾斜面に摺接する支持傾斜凹部が設けられるとともに、該スペーサの該軸受穴の周囲に、該軸周傾斜凸部の傾斜面に摺接する軸周傾斜凹部が設けられ、
    該支持傾斜凸部と該支持傾斜凹部の傾斜面及び該軸周傾斜凸部と該軸周傾斜凹部の傾斜面が、該可動部の開放側への回動時、該固定部に対し該可動部を僅かに上昇させる方向に形成されたことを特徴とするゲーム機用下部蝶番。
  2. 前記スペーサは、前記水平板部及び前記軸受部とともに、合成樹脂により一体成形されたことを特徴とする請求項1記載のゲーム機用下部蝶番。
  3. 前記支持傾斜凸部は、前記支軸を中心とする略扇形状に、前記水平支持部上に形成されたことを特徴とする請求項1記載のゲーム機用下部蝶番。
  4. 前記支持傾斜凹部は、前記支持傾斜凸部に対応する形状で、前記スペーサの下面に形成されたことを特徴とする請求項3記載のゲーム機用下部蝶番。
  5. 前記軸周傾斜凸部として、2個の軸周傾斜凸部が、前記固定部の水平支持部上の支軸の周囲に、所定の角度範囲で設けられたことを特徴とする請求項1記載のゲーム機用下部蝶番。
  6. 前記軸周傾斜凹部として、2個の軸周傾斜凹部が、前記軸周傾斜凸部に対応する形状で、前記スペーサの下面の軸受穴の周囲に形成されたことを特徴とする請求項5記載のゲーム機用下部蝶番。
  7. ゲーム機の本体枠の下部に固定される固定部と、該ゲーム機の前扉の下部に固定される可動部とを備え、該可動部の水平板部を、スペーサを介して該固定部の水平支持部上に重ね合わせ、該可動部が回動可能に組み付けられるゲーム機用下部蝶番であって、
    該固定部の該水平支持部上に支軸が突設されるとともに、該支軸から離れた位置の該水平支持部上に、支持傾斜凹部が形成され、
    該水平支持部上の該支軸の周囲に、軸周傾斜凹部が設けられ、
    該スペーサの水平板部上に軸受部が突設され、該軸受部には、内部に軸受穴が底部を開口して設けられ、該スペーサは、該可動部の該水平板部に設けた軸孔に該軸受部を下から挿通して、該可動部の該水平板部の下面に取り付けられ、
    該スペーサの下面に、該可動部の回動時、該支持傾斜凹部の傾斜面に摺接する支持傾斜凸部が設けられるとともに、該スペーサの該軸受穴の周囲に、該軸周傾斜凹部の傾斜面に摺接する軸周傾斜凸部が設けられ、
    該支持傾斜凹部と該支持傾斜凸部の傾斜面及び該軸周傾斜凹部と該軸周傾斜凸部の傾斜面が、該可動部の開放側への回動時、該固定部に対し該可動部を僅かに上昇させる方向に形成されたことを特徴とするゲーム機用下部蝶番。
  8. ゲーム機の本体枠の下部に固定される固定部と、該ゲーム機の前扉の下部に固定される可動部とを備え、該可動部の水平板部を、スペーサを介して該固定部の水平支持部上に重ね合わせ、該可動部が回動可能に組み付けられるゲーム機用下部蝶番であって、
    該可動部の該水平板部の下面に支軸が突設されるとともに、該支軸から離れた位置の該水平板部の下面に、支持傾斜凸部が形成され、
    該水平板部の下面の該支軸の周囲に、軸周傾斜凸部が設けられ、
    該スペーサの水平板部の下面に軸受部が突設され、該軸受部には、該支軸が嵌入可能な軸受穴が開口して設けられ、該スペーサは、該固定部に設けた軸孔に上から挿入して、該固定部の該水平支持部上に取り付けられ、
    該スペーサ上に、該可動部の回動時、該支持傾斜凸部の傾斜面に摺接する支持傾斜凹部が設けられるとともに、該スペーサの該軸受穴の周囲に、該軸周傾斜凸部の傾斜面に摺接する軸周傾斜凹部が設けられ、
    該支持傾斜凸部と該支持傾斜凹部の傾斜面及び該軸周傾斜凸部と該軸周傾斜凹部の傾斜面が、該可動部の開放側への回動時、該固定部と該スペーサに対し該可動部を僅かに上昇させる方向に形成されたことを特徴とするゲーム機用下部蝶番。
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