JP2020021264A - 親機、自動火災報知システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

親機、自動火災報知システム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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秀晃 高橋
中川 善紀
Yoshiaki Nakagawa
善紀 中川
隆司 又吉
Ryuji Matayoshi
隆司 又吉
毅 吉井
Takeshi Yoshii
毅 吉井
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Abstract

【課題】火災発生時に、ユーザに対して必要な情報をより与えやすい親機を提供する。【解決手段】親機1は、通信線L1に接続される子機2から火災の発生を通知する火災報を受信する受信部14と、受信部14で受信した火災報に基づいて、火災に関する情報を示す火災情報を表示する表示部15と、表示部15に表示される火災情報の表示態様を設定する設定部171と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に親機、自動火災報知システム、制御方法、及びプログラムに関し、より詳細には、自動火災報知システムの受信機である親機、この親機を備える自動火災報知システム、この親機の制御方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、従来の防災システムの一例が記載されている。
特許文献1記載の防災システムは、回線に設けられた火災やガスなどを感知する感知器と、感知器からの情報を中継器を介して受信する受信機と、を有している。
受信機は、画面表示を行なうディスプレー部、各種機能を表示させるためのファンクションキー等を備えている。受信機のファンクションキーを押せば、感知器の現在の状態(予報)がディスプレー部により表示される。また、火災が発生すれば、ディスプレー部は、火災発生の時刻や場所を表示する。また、別のファンクションキーを押せば、予報から火災発生に至るまでの過程が表示される。また、ディスプレー部に、全体の状態を表示することもできる。
特開平1−46193号公報
ところで、特許文献1の受信機のディスプレー部のような表示部は、表示される文字が小さい等の理由のため、火災の発生時に、必要な情報をユーザが得にくくなる可能性があるという課題があった。
本開示は上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、火災発生時に、ユーザに対して必要な情報をより与えやすい親機、自動火災報知システム、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
本開示の一態様に係る親機は、受信部と、表示部と、設定部と、を備える。前記受信部は、通信線に接続される子機から火災の発生を通知する火災報を受信する。前記表示部は、前記受信部で受信した前記火災報に基づいて、前記火災に関する情報を示す火災情報を表示する。前記設定部は、前記表示部に表示される前記火災情報の表示態様を設定する。
本開示の一態様に係る自動火災報知システムは、前記親機と、前記子機と、を備える。
本開示の一態様に係る制御方法は、自動火災報知システムの親機の制御方法である。この制御方法は、通信線に接続される子機から、火災の発生を通知する火災報を受信することと、受信部で受信した火災報に基づいて、火災に関する情報を示す火災情報を表示することと、表示部に表示される火災情報の表示態様を設定することと、を含む。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに、前記制御方法を実行させる。
本開示によれば、火災発生時に、ユーザに対して必要な情報をより与えやすくなる。
図1は、本開示の一実施形態に係る親機を備える自動火災報知システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、同上の自動火災報知システムの全体構成を示すブロック図である。 図3は、同上の親機の表示部及び操作部の概略構成を示す正面図である。 図4は、同上の表示部の液晶表示部の概略構成を示す正面図である。 図5A及び図5Bは、同上の液晶表示部の一つの表示領域に表示される数字の例を示す説明図である。 図6は、同上の液晶表示部の表示領域に示される特殊文字の例を示す説明図である。 図7A及び図7Bは、同上の液晶表示部の複数の表示領域を用いて表示される数字の例を示す説明図である。
(1)実施形態
(1.1)概要
以下、本実施形態の親機1、及びそれを備える自動火災報知システム100について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の親機1は、図1に示すように、子機2と共に一対の電線31,32に電気的に接続され、一対の電線31,32を流れる電流を変化させることで子機2との間で互いに通信可能である。図2に示すように、親機1には、一対の電線31,32を1つの通信線L1として、複数の通信線L1が接続されている。また、複数の通信線L1の各々には、複数の子機2が接続されている。
図1に示すように、親機1は、受信部14と、表示部15と、設定部171とを備えている。
受信部14は、通信線L1を介して子機2から送信される信号を受信する。特に、受信部14は、子機2から、火災の発生を通知する信号である火災報を受信する。
表示部15は、受信部14で受信した火災報に基づいて、火災に関する情報を示す火災情報を表示する。火災情報は、文字と数字と記号とのうちの少なくとも一つにより表現され、例えば文字、数字、記号、又はその組み合わせによって表示部15に表示される。火災情報の内容は、例えば、火災報を通知した子機2に接続されている通信線L1を示す情報、又は火災報を通知した子機2が設置されている場所の情報を含む。通信線L1を示す情報は、例えば、各通信線L1に予め割り当てられている回線番号、又は各通信線L1が配線されている場所の情報等である。子機2が設置されている場所の情報は、例えば、各子機2に対して予め対応付けて登録された場所の名前(子機2が設置されている場所の名称、例えば集合住宅であれば部屋番号等)等である。
設定部171は、表示部15に表示される火災情報の表示態様を設定する。一例において、表示態様は、文字、数字、又は記号の大きさを含む。つまり、設定部171は、火災情報の表示に用いられる文字、数字、記号の大きさを設定(変更又は登録)する。特に、設定部171は、操作者から操作部16(後述する)を介して受け付けた操作入力に応じて、又は、通信インターフェイス19(後述する)を介して受け取った情報に応じて、火災情報の表示に用いられる文字、数字、記号の大きさを設定する。
このように、本実施形態の親機1が設定部171を備えているため、操作者(ユーザ)は、火災の発生時に表示部15に表示される火災情報の表示態様を、設定部171を介して設定(変更又は登録)することができる。そのため、操作者(ユーザ)自身が、例えば文字の大きさを変える等して必要な情報が見やすくなるように火災情報の表示態様を設定することで、親機1は、火災発生時にユーザに対して必要な情報をより与えやすくなる。
(1.2)全体構成
以下では、図2に示すように、本実施形態の自動火災報知システム100が集合住宅A1(例えば、マンション)に用いられる場合を例示する。もちろん、本実施形態の自動火災報知システム100は、集合住宅A1に限らず、例えば戸建住宅、商業施設、病院、ホテル、雑居ビル等、様々な建物に用いられてもよい。
本実施形態の自動火災報知システム100は、図2に示すように、1棟の集合住宅A1に対して、1台の親機1と、複数台(ここでは、16台)の子機B1〜B16と、が設けられている。また、この自動火災報知システム100では、複数(ここでは4つ)の通信線L1(L11〜L14)が親機1に接続されている。各通信線L1には、2以上(ここでは4台)の子機2が接続されている。詳しくは、通信線L11には子機B1〜B4が接続され、通信線L12には子機B5〜B8が接続され、通信線L13には子機B9〜B12が接続され、通信線L14には子機B13〜B16が接続されている。また、各通信線L1の終端(親機1と反対側の端部)においては、一対の電線31,32間が終端抵抗C1を介して電気的に接続されている。そのため、親機1は、一対の電線31,32間に流れる電流を監視することで、一対の電線31,32の断線を検知することが可能である。以下の説明では、子機B1〜B16の各々を区別しないで説明する場合には、「子機2」として説明する。
ここにおいて、複数の子機2の各々は、第1の子機21と第2の子機22とのうちのいずれか一方である。
第1の子機21は、火災の発生を検知したときに、一対の電線31,32間を短絡させることで、火災の発生を通知する信号(以下、「火災報」という)を親機1に送信する。すなわち、ここでの第1の子機21は、いわゆるP型(Proprietary-type)の自動火災報知システムに使用されている接点型火災感知器である。第1の子機21から火災報が送信された場合、親機1は、どの子機2(第1の子機21)から火災報が送信されているかを知ることはできない。したがって、この場合、親機1は、通信線L1単位で発報元を特定する。
第2の子機22は、火災の発生を検知したときに、一対の電線31,32を伝送される伝送信号を用いて、通信により火災報を親機1に送信する。また第2の子機22は、発報時(火災報の送信時)に、火災報の発報元のアドレス(識別子)を要求するアドレス要求を含む伝送信号を親機1から受け取ると、伝送信号を用いて、予め割り当てられたアドレスを親機1に送信する。すなわち、第2の子機22から火災報が送信された場合、親機1は、発報元の第2の子機22と通信することで、子機2(第2の子機22)単位で発報元の特定が可能となる。
自動火災報知システム100は、基本的には、熱感知器や煙感知器や炎感知器等からなる子機2にて火災の発生を検知し、子機2から受信機である親機1へ火災発生の通知(火災報)が為されるように構成されている。ただし、子機2は、火災の発生を検知する感知器に限らず、発信機などを含んでいてもよい。発信機は、押しボタンスイッチ(図示せず)を有し、人が火災を発見した場合に押しボタンスイッチを手動で操作する(押す)ことにより、親機1へ火災発生の通知を行う装置である。
なお、自動火災報知システム100は、防排煙設備(図示せず)や非常用放送設備(図示せず)等の他設備との連動機能を有していてもよい。この場合、自動火災報知システム100は、火災の発生時に、防排煙設備の防火扉を制御したり、非常用放送設備にて音響または音声により火災の発生を報知したりすることが可能である。
ところで、一般的な自動火災報知システムには、P型(Proprietary-type)とR型(Record-type)との2種類のシステムが存在する。P型の自動火災報知システムは、子機が一対の電線間を電気的に短絡することで親機に火災発生を通知する。R型の自動火災報知システムは、伝送線を伝送される伝送信号を用いて、子機が通信により親機に火災発生を通知する。
本実施形態の自動火災報知システム100は、P型を基本としている。そして、本実施形態の自動火災報知システム100では、P型の自動火災報知システムが設置されていた集合住宅A1において、既存の配線(通信線L1)をそのまま使用し、親機1及び複数台の子機2(第1の子機21、第2の子機22)を入れ替えた場合を想定する。ここで、一 部の子機2は既存の子機をそのまま使用してもよい。もちろん、本実施形態の自動火災報知システム100は、新規に導入される自動火災報知システムとしても採用可能である。
以下、親機1及び子機2の構成について詳細に説明する。なお、以下では、複数台の子機2のうち1台の第1の子機21と、1台の第2の子機22とについて説明し、残りの子機2については説明を省略する。また、以下では複数の通信線L1のうちの1つの通信線L1に焦点を当てて説明する。
(1.3)子機の構成
まず、子機2(第1の子機21および第2の子機22)の構成について、図1を参照して説明する。図1では、一つの通信線L1に接続された感知器からなる第1の子機21および第2の子機22を1台ずつ図示し、その他の子機2については図示を省略している。各子機2は、集合住宅A1の部屋、階段、廊下等に設置される。
図1に示すように、第1の子機21は、(第1の)ダイオードブリッジ211と、(第1の)電源部212と、(第1の)センサ213と、サイリスタ214と、駆動部215と、を備えている。
ダイオードブリッジ211は、入力端に一対の電線31,32が電気的に接続され、出力端に電源部212及びサイリスタ214が電気的に接続されている。電源部212は、一対の電線31,32から電力を供給されることで、第1の子機21の動作用の電力を生成する。センサ213は、例えば煙の濃度の変化、温度の変化、一酸化炭素等のガス濃度の変化を検知することで、火災の発生を検知する。駆動部215は、センサ213の出力に応じてサイリスタ214をオンすることで、一対の電線31,32間を短絡させる。
この構成により、第1の子機21は、火災の発生を検知すると、サイリスタ214をオンして一対の電線31,32間を電気的に短絡させた短絡状態とすることにより、親機1に対して火災報を通知する。
図1に示すように、第2の子機22は、(第2の)ダイオードブリッジ221と、(第2の)電源部222と、(第2の)センサ223と、送信部224と、受信部225と、制御部226と、記憶部227と、を備えている。
ダイオードブリッジ221は、入力端に一対の電線31,32が電気的に接続され、出力端に電源部222と、送信部224と、受信部225とが電気的に接続されている。電源部222は、一対の電線31,32から電力を供給されることで、第2の子機22の動作用の電力を生成する。センサ223は、例えば煙の濃度の変化、温度の変化、一酸化炭素等のガス濃度の変化を検知することで、火災の発生を検知する。制御部226は、送信部224および受信部225を制御して、センサ223の出力に応じて、送信部224から親機1に火災報及び伝送信号を送信したり、親機1からの伝送信号を受信部225で受信したりする。
送信部224は、一対の電線31,32に流れる電流を変化させることで、親機1に信号を送信する。つまり、送信部224は、一対の電線31,32から電流を引き込んで変化させることで、電流信号を親機1に送信する。
受信部225は、親機1からの伝送信号を、一対の電線31,32上の電圧信号(電圧変化)として受信する。つまり、親機1が一対の電線31,32から引き込む電流の電流値は、抵抗12での電圧降下の大きさに相当する。したがって、受信部225は、親機1で引き込む電流の電流値で表される信号を、電圧信号として受信する。
記憶部227は、第2の子機22に予め割り当てられているアドレス(識別子)を記憶する。複数台の第2の子機22には、それぞれ固有のアドレスが割り当てられている。各アドレスは、複数台の第2の子機22の各々の設置場所(たとえば部屋番号)と対応付けられて、親機1の記憶部170に記憶される。
(1.4)親機の構成
本実施形態における親機1は、子機2から火災発生の通知(火災報)を受けるP型受信機としての機能を有している。親機1は、例えば建物(集合住宅A1)の管理室に設置される。
親機1は、図1に示すように、受信部14、表示部15に加えて、印加部11と、抵抗12と、送信部13と、操作部16と、制御部17と、記憶部170と、予備電源18と、通信インターフェイス(図1では「通信I/F」)19とを備えている。
印加部11は、制御部17に制御されることにより、所定の電圧を一対の電線31,32に対して印加する。ここでは一例として、印加部11が一対の電線31,32間に印加する電圧は直流24Vとするが、この値に限定する趣旨ではない。
抵抗12は、印加部11と一対の電線31,32の少なくとも一方との間に接続されている。図1の例では、抵抗12は、一対の電線31,32のうち一方(高電位側)の電線31と印加部11との間に挿入されている。ただし、この例に限らず、抵抗12は、他方(低電位側)の電線32と印加部11との間に挿入されていてもよいし、一対の電線31,32の両方と印加部11との間にそれぞれ挿入されていてもよい。
抵抗12は、抵抗12を流れる電流を電圧降下により抵抗12の両端間の電位差(電圧)に変換する第1の機能と、一対の電線31,32間が短絡したときに一対の電線31,32に流れる電流を制限する第2の機能と、の2つの機能を有している。要するに、抵抗12は、電流−電圧変換素子としての第1の機能と、電流制限素子としての第2の機能とを兼ね備えている。ここでは一例として、抵抗12の抵抗値は470Ωとするが、この値に限定する趣旨ではない。
送信部13は、抵抗12と一対の電線31,32との間に電気的に接続されている。送信部13は、一対の電線31,32から流れ込む電流を変化させることで、伝送信号を第2の子機22に送信する。つまり、送信部13は、印加部11から抵抗12に流れる電流の引き込みにより、一対の電線31,32を流れる電流を変化させることで、伝送信号を第2の子機22に送信する。
受信部14は、抵抗12と一対の電線31,32との間に電気的に接続されている。受信部14は、一対の電線31,32間が第1の子機21により短絡されている状態と、短絡されていない状態とを識別する。受信部14は、これにより、第1の子機21が一対の電線31,32間を短絡することによって送信する火災報を受信する。
また、受信部14は、一対の電線31,32から電流を引き込むことで第2の子機22から送信される信号を、一対の電線31,32間の電圧変化として受信する。つまり、第2の子機22が一対の電線31,32から引き込む電流の電流値は、抵抗12での電圧降下の大きさに相当する。したがって、受信部14は、第2の子機22が一対の電線31,32から引き込む電流を変化させたときに一対の電線31,32上に生じる電圧変化(電圧信号)を、伝送信号として受信する。また、受信部14は、第2の子機22がアドレス要求に対する応答として送信したアドレスを、受信する。これにより、親機1は、どの第2の子機22が火災報を通知したのかを知ることができる。
表示部15は、例えば、親機1の筐体の正面に設けられている。表示部15は、各種の表示を行なう。図3に示すように、表示部15は、複数の表示灯151、及び液晶表示部152を備えている。
複数の表示灯151の各々は、例えばLED(Light Emitting Diode)を備えている。複数の表示灯151の各々は、制御部17により、点灯・消灯・点滅等が制御される。複数の表示灯151のうちのいくつか(図3の例では、左端の20個の表示灯151)は、複数の通信線L1にそれぞれ対応付けられている。通信線L1に対応付けられたこれらの表示灯151の各々は、例えば赤色LEDを備えており、点灯することで、対応する通信線L1を通して火災報が通知されていることを示し、点滅することで、対応する通信線L1で断線が発生していることを示す。また、複数の表示灯151のうちの別のいくつかは、親機1の状態をそれぞれ示している。これらの表示灯151は、例えば、赤色LEDを備える発信機灯、緑色LEDを備える交流電源灯、赤色LEDを備えるトラブル灯等を含む。発信機灯は、点滅することにより、いずれかの通信線L1に接続されている発信機の押し釦が押されたことを示す。交流電源灯は、点灯することにより、親機1に電源が投入されていることを示す。トラブル灯は、点滅することにより、親機1又はいずれかの通信線L1に異常が起きていることを示す。
液晶表示部152は、制御部17に制御されることで、種々の情報を表示する。液晶表示部152は、文字と数字と記号とのうちの少なくとも一つによって、情報を表示する。本実施形態の液晶表示部152は、図4に示すように、複数の表示領域1520を有しており、基本的には、一つの表示領域1520を用いて一つの文字、数字、又は記号を表示することで、例えば複数の文字を含む文章を表示するように構成されている。液晶表示部152は、特に、子機2から受信した火災報の内容を示す情報を表示する。液晶表示部152には、例えば、火災が発生したこと、火災が発生した階(フロア)、又は火災が発生した場所等を示す情報が、火災情報として表示される。また、液晶表示部152には、自動火災報知システム100の各種の設定を行なう際の情報(確認のメッセージ等も含む)等も、表示される。液晶表示部152の具体構成については、(1.5)の欄で説明する。
操作部16は、自動火災報知システム100の各種の設定等を行う際の入力操作を受け付ける。操作部16は、複数の押し釦161を備えている。複数の押し釦161は、液晶表示部152に表示されている表示内容を切り替えるための選択スイッチ釦、液晶表示部152に表示されている表示内容を実行するための実行スイッチ釦を含む。また、複数の押し釦161は、液晶表示部152に文字、数字、記号等を表示させるための入力スイッチ釦等を、更に含む。
通信インターフェイス19は、ここでは、メモリカード等の記録媒体が装着可能なカードスロットである。通信インターフェイス19は、例えば操作部16への入力操作に応じて、装着されたカードスロットに記憶された情報を制御部17に送信する。なお、通信インターフェイス19は、外部の装置からの通信線が接続されるコネクタ等であってもよい。
予備電源18は、蓄電池を備えている。ここで、親機1は、商用電源、自家発電設備等を主電源としている。印加部11は、電力の供給元を、主電源の停電時に主電源から予備電源18に自動的に切り替え、主電源の復旧時には予備電源18から主電源に自動的に切り替える。このように、予備電源18を備えていることで、停電に際しても自動火災報知システム100の動作用の電源を確保可能である。
制御部17は、送信部13及び受信部14を制御して、送信部13から信号を送信させたり、子機2からの信号を受信部14で受信させたりする。また、制御部17は、表示部15の表示灯151の点灯・消灯等を制御したり、液晶表示部152に表示される表示内容を制御したりする。制御部17は、例えば、CPU(Central Processing Unit)及びメモリを有するコンピュータを主構成としており、メモリに格納されているプログラムをCPUで実行することにより、種々の機能を実現する。プログラムは、予めコンピュータのメモリに記録されていてもよいし、メモリカードのような記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通して提供されてもよい。
制御部17は、いずれかの通信線L1を介して受信部14が火災報を受信すると、この火災報に基づいて、表示灯151を点灯させ、また、火災に関する情報を示す火災情報を液晶表示部152に表示させる。一例において、火災情報の内容は、火災報を通知した子機2に接続されている通信線L1を示す情報を含む。制御部17は、例えば、第1の子機21から火災報を受け取った場合、火災報を受け取った通信線L1を示す情報を液晶表示部152に表示させる。別例において、火災情報の内容は、火災報を通知した子機2が設置されている場所の情報を含む。制御部17は、例えば、第2の子機22から火災報を受け取った場合、この第2の子機22から送信されるアドレスに基づき、火災報を受け取った第2の子機22を示す情報を液晶表示部152に表示させる。これらの火災情報の内容(液晶表示部152に表示される内容)は、記憶部170に記憶されている。制御部17は、どの通信線L1及び/又は子機2から火災報が送信されたのかに基づいて、記憶部170から情報を読み出し、読み出した情報を液晶表示部152に表示させる。
例えば、通信線L11が集合住宅A1の1階に配線されている場合において、受信部14が通信線L11を介して火災報を受信した場合、制御部17は、1階で火災が発生したことを示す情報を液晶表示部152に表示させる。この場合、例えば、「1F カサイ ハッセイ」のようなメッセージが、液晶表示部152に表示される。
例えば、子機B1が第2の子機22であって、集合住宅A1の1021号室に設置されている場合において、受信部14が子機B1から火災報を受信した場合、制御部17は、1021号室で火災が発生したことを示す情報を液晶表示部152に表示させる。この場合、例えば、「1021号 カサイ ハッセイ」のようなメッセージが、液晶表示部152に表示される。
本実施形態の制御部17は、通信線L1又は子機2から火災報が通知されたときに液晶表示部152で表示される火災情報の内容(記憶部170に記憶される火災情報の内容)を設定するために、設定部171を備えている。
設定部171は、受信部14で火災報を受信したときに液晶表示部152で表示される情報(火災情報)を、設定する。設定部171は、特に、操作者による操作部16への入力操作に応じて、受信部14で火災報を受信したときに液晶表示部152に表示される火災情報の設定(変更又は登録)を行う。本実施形態の親機1では、設定部171は、通信線L1ごと、及び子機2ごと(第2の子機22ごと)に、火災情報を設定することが可能である。
例えば、記憶部170には、通信線L11の子機B1から火災報を受信した場合に液晶表示部152に表示される火災情報(以下、「第1火災情報」という)として、「L001−01 カサイ ハッセイ」のようなメッセージが、デフォルトで記憶されている。ここで、メッセージ中の「L001」は通信線L11の回線番号を示し、「−01」は、子機B1のアドレスを示している。制御部17は、操作部16を介して、第1火災情報の変更後の内容に関する情報を受け付ける。変更後の第1火災情報の内容は、操作部16への操作(文字、数字、記号等を表示させるための入力スイッチ釦への操作)によって、ユーザ自身が入力した内容であり、例えば「1021号 カサイ ハッセイ」のようなメッセージである。そして、操作部16への操作によって、変更後の第1火災情報の内容が確定されると、設定部171は、変更後の第1火災情報の内容を子機B1に対応付けて記憶部170に記憶させる。これにより、制御部17は、第1火災情報を変更した後において受信部14が子機B1から火災報を受信した場合には、変更後の第1火災情報である「1021号 カサイ ハッセイ」というメッセージを、液晶表示部152に表示させる。なお、他の子機B2〜B16に対応する火災情報の内容、通信線L11〜L14に対応する火災情報の内容についても、同様に変更可能である。
さらに、設定部171は、液晶表示部152で表示される火災情報の表示態様も、設定(変更又は登録)可能に構成されている。特に、設定部171は、液晶表示部152に表示される火災情報を示す文字、数字、記号の大きさを、設定可能に構成されている。例えば、設定部171は、操作部16を介して特定の記号(例えば#)の入力を受け付けることで、文字、数字、記号の大きさを設定(変更又は登録)するように構成されている。例えば、記憶部170に記憶されている第1火災情報(メッセージ内容)の先頭に、特定の記号(#)が含まれている場合、制御部17は、特定の文字以外の第1火災情報の内容を、通常表示よりも大きな文字、数字、記号で表示させる。例えば、制御部17は、通常表示の四倍の大きさの文字で、液晶表示部152に第1火災情報を表示させる。一方、制御部17は、記憶部170に記憶されている第1火災情報(メッセージ内容)の先頭に上記特定の記号が含まれていない場合、第1火災情報の内容を、通常表示で液晶表示部152に表示させる。
このように、設定部171では、表示態様を変更したい(文字を大きくしたい)情報を指定して、表示態様の設定(変更又は登録)を行なうことができる。すなわち、設定部171は、火災情報の内容ごとに、表示態様を設定(変更又は登録)している。これにより、ユーザは、火災情報の内容ごとに表示態様を変更するかどうかを決めることができるので、親機1は、火災発生時にユーザに対して必要な情報をより与えやすくなる。また、設定部171は、子機2ごとに表示態様を設定することが可能である。これにより、ユーザは、火災情報の表示態様を変更したい特定の子機2について、火災情報の表示態様を設定(変更又は登録)することができるので、使い勝手を向上させることができる。
なお、設定部171は、外部装置を用いて入力された火災情報の変更内容を、通信インターフェイス19を介して受け取り、受け取った内容に基づいて、液晶表示部152に表示させる火災情報を設定(変更又は登録)してもよい。
(1.5)表示態様の具体例
次に、表示態様の変更方法の一具体例について、図4〜図7Bを参照して説明する。
本実施形態の表示部15の液晶表示部152は、上下及び左右に並ぶ複数の表示領域1520を備えている。ここでの液晶表示部152は、図4に示すように、横16、縦2の計32個の表示領域1520を備えている。また、各表示領域1520はマトリクスディスプレイであって、横5、縦7の計35個の小領域を備えている。各小領域は、例えばバックライト(複数の小領域に対して一つのバックライトが用いられてもよい)と、偏光方向が互いに直交する第1及び第2の偏光板と、第1及び第2の偏光板の間に配置された液晶層と、を備えている。各小領域は、液晶層に電圧を印加する状態と印加しない状態とを切り替えることで、バックライトからの光を透過する点灯状態と透過しない消灯状態とが切り替えられる。
液晶表示部152は、通常表示においては、各小領域を点灯状態とするか消灯状態とするかにより色分けすることによって、1つの表示領域1520に1つの文字又は数字又は記号を表示させる。図5A、図5Bに、35個の小領域を適宜色分けすることで、表示領域1520に数字の1、数字の2を表示させる場合の例を示す。
一方、制御部17は、拡大表示(通常表示よりも大きく表示させる場合)においては、複数の表示領域1520のうちの2以上の表示領域、ここでは4個の表示領域1520を用いて、一つの文字、数字、又は記号(ここでは、数字)を表示させる。そのために、例えば、記憶部170には、拡大表示用の専用記号(以下、「外字」という)E1〜E8が記憶されている(図6参照)。例えば、外字E1は、表示領域1520における35の小領域のうち、左端の2列(計14個)の小領域を消灯状態とし、残りの小領域を点灯状態として表示される記号である。また、外字E2は、表示領域1520における35の小領域のうち、左上の4個及び左下の4個(計8個)の小領域を消灯状態とし、残りの小領域を点灯状態として表示される記号である。なお、図示は省略するが、35個の小領域すべてを点灯状態とした表示も、外字E0として記憶されている。本実施形態の親機1では、これらの外字E0〜E8を、横2、縦2の計4個の表示領域1520に適宜表示させることで、拡大表示を行なう。
例えば、数字の1を拡大表示する場合には、左上、右上、左下、右下の4つの表示領域1520に、それぞれE0,E1,E0,E1の外字を表示させればよい(図7A参照)。また、数字の2を拡大表示する場合には、左上、右上、左下、右下の4つの表示領域1520に、それぞれE4,E1,E7,E3の外字を表示させればよい(図7B参照)。同様に、数字の0を拡大表示する場合には、E6,E1,E7,E1の外字を、数字の3を拡大表示する場合には、E4,E1,E8,E1の外字を、左上、右上、左下、右下の4つの表示領域1520に表示させればよい。また、数字の4を拡大表示する場合には、E7,E1,E0,E1の外字を、数字の5を拡大表示する場合には、E4,E7,E8,E1の外字を、左上、右上、左下、右下の4つの表示領域1520に表示させればよい。数字の6を拡大表示する場合には、E4,E2,E7,E1の外字を、数字の7を拡大表示する場合には、E6,E1,E0,E1の外字を、左上、右上、左下、右下の4つの表示領域1520に表示させればよい。数字の8を拡大表示する場合には、E5,E1,E7,E1の外字を、数字の3を拡大表示する場合には、E5,E1,E8,E1の外字を、左上、右上、左下、右下の4つの表示領域1520に表示させればよい。
このように、本実施形態の親機1では、2以上(ここでは、4個)の表示領域1520を用いて、一つの文字、数字、又は記号(ここでは、数字)を拡大表示させている。これにより、液晶表示部152として比較的安価な液晶を用いることができ、コスト削減につながる。
また、図5A、図5B、図7A、図7Bから明らかなように、本実施形態の親機1では、文字、数字、又は記号の大きさに応じて、その太さを変更している。これにより、拡大表示の際に、文字、数字、記号が見やすくなる。
なお、液晶表示部152による表示態様の変更方法はこの例に限られない。
(2)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、親機1の制御部17と同様の機能は、制御方法、コンピュータプログラム、又はコンピュータプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化されてもよい。
一態様に係る制御方法は、受信部14と表示部15とを備える親機1の制御方法である。受信部14は、通信線L1に接続される子機2から火災の発生を通知する火災報を受信する。表示部15は、受信部14で受信した火災報に基づいて、火災に関する情報を示す火災情報を表示する。この制御方法は、表示部15に表示される火災情報の表示態様を設定することを含む。
また、一態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに、上記の制御方法を実行させるプログラムである。
本開示における自動火災報知システム100において、親機1の制御部17等は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における親機1の制御部17としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。更に、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
また、親機1の制御部17における複数の機能が、1つの筐体内に集約されていることは、制御部17に必須の構成ではない。つまり、制御部17の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。更に、制御部17の少なくとも一部の機能がクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
表示部15は、図4に示すマトリクスディスプレイを用いた液晶表示部152に限られない。例えば、表示部15は、液晶表示部152の表示領域1520の代わりに7セグメントディスプレイを備えていてもよい。
設定部171は、火災情報の内容ごとに表示態様を設定する構成でなくてもよい。設定部171は、火災情報について一括して、表示態様を設定してもよい。例えば、設定部171は、火災情報を表示する際には、各種設定を行なう際に表示する文字よりも大きな文字で情報を表示するよう設定してもよい。また、設定部171は、子機2ごとに火災情報の表示態様を設定する構成に限られず、例えば、すべての子機2について一括して火災情報の表示態様を設定する構成であってもよい。
設定部171は、表示部15(液晶表示部152)に表示される火災情報を示す文字、数字、記号の色を設定可能であってもよい。
(3)態様
以上説明した実施形態及び変形例から明らかなように、第1態様の親機(1)は、受信部(14)と、表示部(15)と、設定部(171)と、を備える。受信部(14)は、通信線(L1)に接続される子機(2)から火災の発生を通知する火災報を受信する。表示部(15)は、受信部(14)で受信した火災報に基づいて、火災に関する情報を示す火災情報を表示する。設定部(171)は、表示部(15)に表示される火災情報の表示態様を設定する。
この態様によれば、操作者(ユーザ)が、設定部(171)により火災情報の表示態様を設定することで、親機(1)は、火災発生時にユーザに対して必要な情報をより与えやすくなる。
第2の態様の親機(1)では、第1の態様において、設定部(171)は、火災情報の内容ごとに、表示態様を設定する。
この態様によれば、操作者(ユーザ)は、内容ごとに表示態様を設定(変更又は登録)できるので、親機(1)は、火災発生時に、ユーザに対して必要な情報をより与えやすくなる。
第3の態様の親機(1)では、第2の態様において、子機(2)が複数ある。設定部(171)は、子機(2)ごとに、表示態様を設定する。
この態様によれば、操作者は、火災情報の表示態様を変更したい特定の子機(2)について、火災情報の表示態様を設定(変更又は登録)することができるので、親機(1)の使い勝手を向上させることができる。
第4の態様の親機(1)では、第1〜第3のいずれか一つの態様において、火災情報は、文字と数字と記号とのうちの少なくとも一つにより表される。表示態様は、文字、数字、又は記号の大きさを含む。
この態様によれば、操作者(ユーザ)は、表示態様としての文字、数字、又は記号の大きさを設定(変更又は登録)できるので、親機(1)は、火災発生時に、ユーザに対して必要な情報をより与えやすくなる。
第5の態様の親機(1)では、第4の態様において、表示部(15)は、上下と左右とのうち少なくとも一方に並ぶ複数の表示領域(1520)を有する。設定部(171)は、複数の表示領域(1520)のうちの2以上の表示領域を用いて一つの文字、数字、又は記号を表示させるように、表示態様を設定する。
第5の態様において、複数の表示領域(1520)の各々は、通常表示において、一つの文字、数字、又は記号を表示することが好ましい。
この態様によれば、2以上の表示領域(1520)を用いて一つの文字、数字、又は記号を表示させることができるので、1つの表示領域(1520)で一つの文字、数字、又は記号を表示させる場合に比べて、文字、数字、又は記号が見やすくなる。
第6の態様の親機(1)では、第4又は第5の態様において、設定部(171)は、文字、数字、又は記号の大きさに応じてその太さを変えるように、表示態様を設定する。
この態様によれば、文字、数字、又は記号の大きさに応じてその太さを変えるので、文字、数字、又は記号が見やすくなる。
第7の態様の親機(1)では、第1〜第6のいずれか一つの態様において、火災情報の内容は、火災報を通知した子機(2)に接続されている通信線(L1)を示す情報、又は子機(2)が設置されている場所の情報を含む。
この態様によれば、操作者(ユーザ)は、火災の発生場所を示す情報の表示態様を設定(変更又は登録)することができる。これにより、操作者(ユーザ)は、火災の発生時に特に重要となる火災の発生場所を示す情報を、容易に知ることが可能となる。
第8の態様の自動火災報知システム(100)は、第1〜第7のいずれか一つの態様の親機(1)と、子機(2)と、を備える。
この態様によれば、火災発生時に、操作者(ユーザ)に対して必要な情報をより与えやすくなる。
第9の態様の制御方法は、自動火災報知システム(100)の親機(1)の制御方法である。この制御方法は、通信線(L1)に接続される子機(2)から、火災の発生を通知する火災報を受信することと、受信部(14)で受信した火災報に基づいて、火災に関する情報を示す火災情報を表示することと、表示部(15)に表示される火災情報の表示態様を設定することと、を含む。
この態様によれば、火災発生時に、操作者(ユーザ)に対して必要な情報をより与えやすい。
第10の態様のプログラムは、コンピュータシステムに、第9の態様の制御方法を実行させるプログラムである。
この態様によれば、火災発生時に、操作者(ユーザ)に対して必要な情報をより与えやすい。
第2〜7の態様に係る構成については、親機(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 親機
14 受信部
15 表示部
1520 表示領域
171 設定部
2 子機
L1 通信線
100 自動火災報知システム

Claims (10)

  1. 通信線に接続される子機から火災の発生を通知する火災報を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した前記火災報に基づいて、前記火災に関する情報を示す火災情報を表示する表示部と、
    前記表示部に表示される前記火災情報の表示態様を設定する設定部と、
    を備える、
    親機。
  2. 前記設定部は、前記火災情報の内容ごとに、前記表示態様を設定する、
    請求項1に記載の親機。
  3. 前記子機が複数あり、
    前記設定部は、前記子機ごとに、前記表示態様を設定する、
    請求項2に記載の親機。
  4. 前記火災情報は、文字と数字と記号とのうちの少なくとも一つにより表され、
    前記表示態様は、文字、数字、又は記号の大きさを含む、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の親機。
  5. 前記表示部は、上下と左右とのうち少なくとも一方に並ぶ複数の表示領域を有し、
    前記設定部は、前記複数の表示領域のうちの2以上の表示領域を用いて一つの文字、数字、又は記号を表示させるように、前記表示態様を設定する、
    請求項4に記載の親機。
  6. 前記設定部は、文字、数字、又は記号の大きさに応じてその太さを変えるように、前記表示態様を設定する、
    請求項4又は5に記載の親機。
  7. 前記火災情報の内容は、前記火災報を通知した前記子機に接続されている前記通信線を示す情報、又は前記火災報を通知した前記子機が設置されている場所の情報を含む、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の親機。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の親機と、
    前記子機と、
    を備える、
    自動火災報知システム。
  9. 自動火災報知システムの親機の制御方法であって、
    通信線に接続される子機から火災の発生を通知する火災報を受信することと、
    前記受信部で受信した前記火災報に基づいて、前記火災に関する情報を示す火災情報を表示することと、
    前記表示部に表示される前記火災情報の表示態様を設定することと、を含む、
    制御方法。
  10. コンピュータシステムに、請求項9に記載の制御方法を実行させる、
    プログラム。
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