JP2020020519A - ネットワーク中継器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワーク中継器の室内機への収納作業と制御基板との接続作業とを同時に行うことができる、ネットワーク中継器を提供する。【解決手段】ネットワーク中継器1は、空気調和機の室内機10,100に搭載される。ネットワーク中継器1は、対向する2つの面2e,2fを有する外殻2と、外殻2の内部に収容される電子部品9とを備える。2つの面の2e,2fうちいずれか一方の面2eは、外殻2の外側に指掛け部3を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機の室内機に搭載されるネットワーク中継器に関する。
近年、無線で通信する機能を空気調和機に持たせるために、ネットワーク中継器を搭載した空気調和機の室内機が提案されている。ネットワーク中継器は、空気調和機の室内機に内蔵された制御基板に接続され、空気調和機のエネルギー管理、遠隔操作等に用いられる信号を、無線通信により外部のネットワークとの間で送受信する。
ネットワーク中継器を搭載した空気調和機の室内機として、従来、例えば特許文献1に示す空気調和機の室内機が知られている。
この特許文献1に示す空気調和機の室内機において、ネットワーク中継器を搭載するに際しては、前面パネル及び開口部を有する壁部を取り除いた状態でネットワーク中継器が収納される空間にネットワーク中継器を収納し、当該ネットワーク中継器と制御基板とをケーブルで接続した後、壁部を取付け、更に前面パネルを取り付けるようにしている。
ネットワーク中継器を搭載した空気調和機の室内機として、従来、例えば特許文献1に示す空気調和機の室内機が知られている。
この特許文献1に示す空気調和機の室内機において、ネットワーク中継器を搭載するに際しては、前面パネル及び開口部を有する壁部を取り除いた状態でネットワーク中継器が収納される空間にネットワーク中継器を収納し、当該ネットワーク中継器と制御基板とをケーブルで接続した後、壁部を取付け、更に前面パネルを取り付けるようにしている。
しかしながら、この従来の特許文献1に示した空気調和機の室内機において、ネットワーク中継器の収納作業と制御基板との接続作業とが別々に行われており、作業性が悪いという課題があった。
従って、本発明はこの課題を解決するためになされたものであり、その目的は、室内機への収納作業と制御基板との接続作業とを同時に行うことができる、ネットワーク中継器を提供することにある。
従って、本発明はこの課題を解決するためになされたものであり、その目的は、室内機への収納作業と制御基板との接続作業とを同時に行うことができる、ネットワーク中継器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るネットワーク中継器は、空気調和機の室内機に搭載されるネットワーク中継器であって、対向する2つの面を有する外殻と、該外殻の内部に収容される電子部品とを備え、前記2つの面のうちいずれか一方の面は、前記外殻の外側に指掛け部を有することを要旨とする。
本発明に係るネットワーク中継器によれば、ネットワーク中継器の室内機への収納作業と制御基板との接続作業とを同時に行うことができる、ネットワーク中継器を提供できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。また、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。また、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
図1(a),(b),(c)に示すネットワーク中継器1は、図2に示すスロットイン式搭載部を有する空気調和機の室内機10及び図13に示す横スライド式搭載部を有する空気調和機の室内機100の双方に搭載することができる。このネットワーク中継器1は、空気調和機の室内機10、100に内蔵された制御基板(図示せず)に接続され、空気調和機のエネルギー管理、遠隔操作等に用いられる信号が、ネットワーク中継器1を介してネットワークに送受信される。
ここで、ネットワーク中継器1は、図1(a),(b),(c)に示すように、前面2a、後面2b、右側面2c、左側面2d、上面2e、及び下面2fを有する扁平な四角柱状の外殻2と、外殻2の内部に収容される電子部品9とを備えている。
ここで、ネットワーク中継器1は、図1(a),(b),(c)に示すように、前面2a、後面2b、右側面2c、左側面2d、上面2e、及び下面2fを有する扁平な四角柱状の外殻2と、外殻2の内部に収容される電子部品9とを備えている。
そして、ネットワーク中継器1の外殻2の対向する2つの面としての上面2eと下面2fのうちいずれか一方の面としての上面2eの後縁には、外殻2の外側に指掛け部3が設けられている。指掛け部3は、外殻2の上面2eから突出している。また、指掛け部3は、外殻2の左右幅方向の全域にわたって延びている。このように、指掛け部3は、外殻2の上面2eから突出していることで、ネットワーク中継器1をネットワーク中継器収納空間12a(図8参照)、106(図17参照)に挿入する際に、作業者が容易に指を掛けることができる。
また、ネットワーク中継器1の外殻2の対向する上面2eと下面2fのうちの下面2fの後端部には、外殻2の外側に指滑り止め部5が設けられている。指滑り止め部5は、下面2fから外殻2の内側に凹んだ凹み部51と凸部52とにより形成されている。指滑り止め部5は、外殻2の下面2fの後端部の左右方向中央部において半円形状に形成される。
また、ネットワーク中継器1の外殻2の前面2aには、内部に収容された電子部品9と接続された雌型コネクタ部8が設けられている。
また、ネットワーク中継器1の外殻2の前面2aには、内部に収容された電子部品9と接続された雌型コネクタ部8が設けられている。
更に、ネットワーク中継器1の外殻2の上面2eには、室内機10、100に形成されたネットワーク中継器収納空間12a(図8参照)、106(図17参照)に挿入する際の逆差しを防止するための一対の逆差し防止突起4が設けられている。各逆差し防止突起4は、外殻2の上面の左側縁と右側縁のそれぞれに設けられている。また、各逆差し防止突起4は、外殻2の前面2aと後面2bとの間でやや後面2b寄りの部分に設けられている。
また、ネットワーク中継器1の外殻2の上面2eには、取り付け前に必要な情報A及び取り付け後に必要な情報Bを表示した第1ラベル6が貼付されている。取り付け前に必要な情報Aは、商品名、製造番号、FCCID等の販売者にとって必要な情報である。また、取り付け後に必要な情報Bは、ネットワーク中継器1と前述のネットワークに接続された通信機器(いわゆるルータ)とを無線で接続するために必要となるネットワーク中継器の名前(SSID)やパスワード(暗号キー)などのユーザー及び作業者にとって必要な情報である。なお、情報A及び情報Bはネットワーク中継器1の外殻2の上面2eに貼付された第1ラベル6に表示されているが、印刷等により外殻2に直接表示するようにしてもよい。
ここで、第1ラベル6を外殻2の上面2eに貼付するに際し、取り付け後に必要な情報Bが、ネットワーク中継器1を横スライド式搭載部を有する室内機100のネットワーク中継器収納空間106に挿入して取り付けした後に視認可能な位置となるように、図1(A)に示すように、取り付け後に必要な情報Bを外殻2の後面2b側に位置させ、取り付け前に必要な情報Aは取り付けた後に視認されない外殻2の前面2a側に位置させるようにする。
そして、第1ラベル6の取り付け前に必要な情報Aを表示した部分と取り付け後に必要な情報Bを表示した部分との間には、挿入規制線6aが引かれている。第1ラベル6を外殻2の上面2eに貼付するに際し、図1(A)に示すように、挿入規制線6aが逆差し防止突起4の前端縁と前後方向においてほぼ一致する位置となるように貼付する。挿入規制線6aの作用については後述する。
また、ネットワーク中継器1の外殻2の後面2bには、取り付け後に必要な情報Bがネットワーク中継器1をスロットイン式搭載部を有する室内機10のネットワーク中継器収納空間12aに挿入して取り付けた後に視認可能となるように、取り付け後に必要な情報Bを記載した第2ラベル7が貼付されている。
また、ネットワーク中継器1の外殻2の後面2bには、取り付け後に必要な情報Bがネットワーク中継器1をスロットイン式搭載部を有する室内機10のネットワーク中継器収納空間12aに挿入して取り付けた後に視認可能となるように、取り付け後に必要な情報Bを記載した第2ラベル7が貼付されている。
次に、ネットワーク中継器1を搭載するスロットイン式搭載部を有する空気調和機の室内機10及びその搭載方法について、図2乃至図12を参照して説明する。
図2は、ネットワーク中継器1が搭載されたスロットイン式搭載部を有する空気調和機の室内機10の斜視図であり、この室内機10は、図示しない送風ファン、熱交換器、電気部品収納部材を取り付けたドレパン組立体等を収容した筐体11を備えている。筐体11の前側の壁部12は、左右方向に長く延びる形状を有し、前面パネル13によって覆われる。そして、壁部12の右端上方側には、ネットワーク中継器1が配置されている。以下、ネットワーク中継器1が配置されている箇所を「ネットワーク中継器の搭載部」という。
図2は、ネットワーク中継器1が搭載されたスロットイン式搭載部を有する空気調和機の室内機10の斜視図であり、この室内機10は、図示しない送風ファン、熱交換器、電気部品収納部材を取り付けたドレパン組立体等を収容した筐体11を備えている。筐体11の前側の壁部12は、左右方向に長く延びる形状を有し、前面パネル13によって覆われる。そして、壁部12の右端上方側には、ネットワーク中継器1が配置されている。以下、ネットワーク中継器1が配置されている箇所を「ネットワーク中継器の搭載部」という。
壁部12におけるネットワーク中継器1の搭載部には、図8に示すように、前後方向に延び、前方に開口するネットワーク中継器収納空間12aが形成されている。ネットワーク中継器収納空間12aには、図示しない制御基板に接続された雄型コネクタが配置されている。
そして、壁部12におけるネットワーク中継器1の搭載部には、図3、図4、図7及び図8に示すように、ネットワーク中継器収納空間12aの前方にカバー部材14が取り付けられる。カバー部材14は、図3、図4、図7及び図8に示すように、ネットワーク中継器収納空間12aに通じる開口部14bを有する底部14aを備えている。底部14aは、後側に一段凹んだ段差部14cを備え、開口部14bは段差部14cにおいて前後方向に貫通するように形成されている。開口部14bは、ネットワーク中継器1の外殻2の挿通を許容する大きさに形成される。また、段差部14cには、図8に示すように、ネットワーク中継器1がネットワーク中継器収納空間12aに正規の状態で挿入されるとき(言い換えれば、ネットワーク中継器収納空間12aの開口部14bに対して、ネットワーク中継器1の挿入時の表裏の向き(図7、図8に示す左右方向の向き)が正しい状態で挿入されるとき)に、ネットワーク中継器1に設けられた逆差し防止突起4の通過を許容する貫通溝14dが形成されている。
そして、壁部12におけるネットワーク中継器1の搭載部には、図3、図4、図7及び図8に示すように、ネットワーク中継器収納空間12aの前方にカバー部材14が取り付けられる。カバー部材14は、図3、図4、図7及び図8に示すように、ネットワーク中継器収納空間12aに通じる開口部14bを有する底部14aを備えている。底部14aは、後側に一段凹んだ段差部14cを備え、開口部14bは段差部14cにおいて前後方向に貫通するように形成されている。開口部14bは、ネットワーク中継器1の外殻2の挿通を許容する大きさに形成される。また、段差部14cには、図8に示すように、ネットワーク中継器1がネットワーク中継器収納空間12aに正規の状態で挿入されるとき(言い換えれば、ネットワーク中継器収納空間12aの開口部14bに対して、ネットワーク中継器1の挿入時の表裏の向き(図7、図8に示す左右方向の向き)が正しい状態で挿入されるとき)に、ネットワーク中継器1に設けられた逆差し防止突起4の通過を許容する貫通溝14dが形成されている。
そして、ネットワーク中継器1を室内機10に搭載するに際しては、図3及び図5に示すように、作業者がネットワーク中継器1の上面2eに形成された指掛け部3に指を掛けつつ他方の下面2fを押えてネットワーク中継器1の前面2a側を先頭にしてカバー部材14の開口部14bからネットワーク中継器収納空間12a内に挿入する。すると、図4、図8及び図9に示すように、ネットワーク中継器1がネットワーク中継器収納空間12aに収納される。このとき、ネットワーク中継器収納空間12aに配置された雄型コネクタに、ネットワーク中継器1の雌型コネクタ部8が嵌合して接続される。これにより、ネットワーク中継器1と制御基板とが接続される。
従って、本実施形態に係るネットワーク中継器1によっては、ネットワーク中継器1の室内機10への収納作業と制御基板との接続作業とを同時に行うことができる。
従って、本実施形態に係るネットワーク中継器1によっては、ネットワーク中継器1の室内機10への収納作業と制御基板との接続作業とを同時に行うことができる。
また、ネットワーク中継器1において、外殻2の下面2fは、外殻2の外側に指滑り止め部5を有するので、作業者がネットワーク中継器1の上面2eに形成された指掛け部3に指を掛けつつ他方の下面2fにある指滑り止め部5を押えてネットワーク中継器1の前端側を先頭にしてカバー部材14の開口部14bからネットワーク中継器収納空間12a内に挿入することができる。この指滑り止め部5により、指の滑りは抑止されるので、ネットワーク中継器1の挿入をより確実に行うことができる。
また、ネットワーク中継器収納空間12a内には、図8に示すように、ネットワーク中継器1が過剰に押し込まれようとしたときに、ネットワーク中継器1の前面2aが当接する過度挿入規制部12bが設けられている。従って、ネットワーク中継器1がネットワーク中継器収納空間12aに挿入されたときに、ネットワーク中継器1がネットワーク中継器収納空間12a内に過剰に押し込まれることが防止され、過剰な差込によるコネクタの破損を防止することができる。
また、ネットワーク中継器収納空間12a内には、図8に示すように、ネットワーク中継器1が過剰に押し込まれようとしたときに、ネットワーク中継器1の前面2aが当接する過度挿入規制部12bが設けられている。従って、ネットワーク中継器1がネットワーク中継器収納空間12aに挿入されたときに、ネットワーク中継器1がネットワーク中継器収納空間12a内に過剰に押し込まれることが防止され、過剰な差込によるコネクタの破損を防止することができる。
なお、例えば、外殻2の対向する2つの面として、図6(b)に示すように、上面2e及び下面2fの双方が、外殻2の外側に突出する指掛け部3を有すると、後述の横スライド式搭載部を有する空気調和機の室内機100のネットワーク中継器収納空間106内に収納することができない。しかし、本実施形態に係るネットワーク中継器1の場合、図5に示すように、上面2e及び下面2fのうちの上面2eのみが、外殻2の外側に突出する指掛け部3を有する。このため、本実施形態に係るネットワーク中継器1であれば、スロットイン式搭載部を有する空気調和機の室内機10のネットワーク中継器収納空間12aのみならず、図13に示す横スライド式搭載部を有する空気調和機の室内機100のネットワーク中継器収納空間106内にも収納することができる。
また、本実施形態に係るネットワーク中継器1の場合、外殻2の上面2eに、室内機10に形成されたネットワーク中継器収納空間12aに挿入する際の逆差し防止突起4が設けられている。また、カバー部材14の段差部14cには、ネットワーク中継器1に設けられた逆差し防止突起4の通過を許容する貫通溝14dが形成されている。このため、ネットワーク中継器1をカバー部材14の開口部14bからネットワーク中継器収納空間12a内に挿入する際に、表裏を逆さにせずに正規の状態で挿入すれば、逆差し防止突起4が貫通溝14dを通過し、ネットワーク中継器1がネットワーク中継器収納空間12aに収納される。
一方、ネットワーク中継器1の表裏を逆さにした状態で開口部14bからネットワーク中継器収納空間12a内に挿入すると、図10及び図11に示すように、ネットワーク中継器1に設けられた逆差し防止突起4がカバー部材14の底部14aに当接し、それ以上のネットワーク中継器1の挿入が阻止される。
また、ネットワーク中継器1を前後逆にした状態で開口部14bからネットワーク中継器収納空間12a内に挿入しようとすると、ネットワーク中継器1の後面2b側が先頭になって指掛け部3が外殻2の上面2eから突出している分だけネットワーク中継器1の後面2bの高さが高くなる。従って、図12に示すように、ネットワーク中継器1の後面2bがカバー部材14の段差部14cに当接して開口部14bを通過しない。このため、ネットワーク中継器1の前後逆にした逆差しが防止される。
また、ネットワーク中継器1を前後逆にした状態で開口部14bからネットワーク中継器収納空間12a内に挿入しようとすると、ネットワーク中継器1の後面2b側が先頭になって指掛け部3が外殻2の上面2eから突出している分だけネットワーク中継器1の後面2bの高さが高くなる。従って、図12に示すように、ネットワーク中継器1の後面2bがカバー部材14の段差部14cに当接して開口部14bを通過しない。このため、ネットワーク中継器1の前後逆にした逆差しが防止される。
また、ネットワーク中継器1を室内機10から取り外すときには、作業者がネットワーク中継器1の上面2eに形成された指掛け部3に指を掛けつつ下面2fを押えてネットワーク中継器1をネットワーク中継器収納空間12aから引き出せばよい。これにより、ネットワーク中継器収納空間12aに配置された雄型コネクタとネットワーク中継器1の雌型コネクタ部8との嵌合が解除され、ネットワーク中継器1と制御基板との接続状態が解除され、ネットワーク中継器1を室内機10から取り外すことができる。
次に、ネットワーク中継器1を搭載する横スライド式搭載部を有する空気調和機の室内機100及びその搭載方法について、図13乃至図20を参照して説明する。
図13は、ネットワーク中継器1が搭載された横スライド式搭載部を有する空気調和機の室内機100の斜視図であり、この室内機100は、図示しない送風ファン、熱交換器、電気部品収納部材を取り付けたドレパン組立体等を収容した筐体101を備えている。筐体101の前側の壁部102は、左右方向に長く延びる形状を有し、前面パネル103によって覆われる。そして、壁部102の右端側には、ネットワーク中継器1の搭載部が配置されている。
図13は、ネットワーク中継器1が搭載された横スライド式搭載部を有する空気調和機の室内機100の斜視図であり、この室内機100は、図示しない送風ファン、熱交換器、電気部品収納部材を取り付けたドレパン組立体等を収容した筐体101を備えている。筐体101の前側の壁部102は、左右方向に長く延びる形状を有し、前面パネル103によって覆われる。そして、壁部102の右端側には、ネットワーク中継器1の搭載部が配置されている。
壁部102におけるネットワーク中継器1の搭載部には、図14乃至図18に示すように、前方が開口するネットワーク中継器収容凹部104が形成されている。ネットワーク中継器1は、下面2f側からネットワーク中継器収容凹部104の開口に向かって収容される。ネットワーク中継器収容凹部104に収容されたネットワーク中継器1は、左右方向にスライドされることで、ネットワーク中継器収納空間106内に収納される。従って、ネットワーク中継器収容凹部104の開口は、ネットワーク中継器1を下面2f側から収容可能な大きさ(上下左右方向方向の幅と前後方向の深さ)を有する。
そして、ネットワーク中継器収容凹部54の左端壁104aには、図17に示すように、ネットワーク中継器1が収納されるネットワーク中継器収納空間106に通じる開口部105が形成され、開口部105を介してネットワーク中継器収納空間106とネットワーク中継器収容凹部104とが連通している。開口部105は、ネットワーク中継器1の外殻2の前面2a側が左右方向に通過可能なように、外殻2を左右方向(図17における紙面に対して直交する方向)に沿って切断した断面形状よりもやや大きな矩形状に形成されている。
また、ネットワーク中継器1が収納されるネットワーク中継器収納空間16(壁部102の内部)には、図18に示すように、制御基板(図示せず)に接続された雄型コネクタ107が設けられている。
そして、ネットワーク中継器1を室内機100に搭載するに際し、先ず、前面パネル103を開いた状態で、作業者は、図14に示すように、ネットワーク中継器1を前面2a側を開口部105側(左側)に向けてネットワーク中継器収容凹部104に収容する。このとき、指掛け部3がネットワーク中継器収容凹部104の底に対して上になるようにする。
そして、ネットワーク中継器1を室内機100に搭載するに際し、先ず、前面パネル103を開いた状態で、作業者は、図14に示すように、ネットワーク中継器1を前面2a側を開口部105側(左側)に向けてネットワーク中継器収容凹部104に収容する。このとき、指掛け部3がネットワーク中継器収容凹部104の底に対して上になるようにする。
次いで、作業者は、図15に示すように、ネットワーク中継器1の後面2b側を押さえつつネットワーク中継器1を開口部105(左側)に向けて押圧し、ネットワーク中継器1の前面2a側を開口部105を通過させてネットワーク中継器収納空間106内に挿入する。すると、図15乃至図18に示すように、ネットワーク中継器1の前面2a側の約半分がネットワーク中継器収納空間106に収納される。このとき、ネットワーク中継器収納空間106内に配置された雄型コネクタ107に、ネットワーク中継器1の雌型コネクタ部8が嵌合して接続される。これにより、ネットワーク中継器1と制御基板とが接続される。
従って、本実施形態に係るネットワーク中継器1によっては、ネットワーク中継器1の室内機100への収納作業と制御基板との接続作業とを同時に行うことができる。
従って、本実施形態に係るネットワーク中継器1によっては、ネットワーク中継器1の室内機100への収納作業と制御基板との接続作業とを同時に行うことができる。
ここで、前述したように、ネットワーク中継器1において、図5に示すように、上面2e及び下面2fのうちの上面2eのみが、外殻2の外側に突出する指掛け部3を有する。このため、スロットイン式搭載部を有する空気調和機の室内機10のネットワーク中継器収納空間12aのみならず、図13に示す横スライド式搭載部を有する空気調和機の室内機100のネットワーク中継器収納空間106内にも収納することができる。
また、ネットワーク中継器1において、外殻2の上面2eに、室内機100に形成されたネットワーク中継器収納空間106に挿入する際の逆差し防止突起4が設けられている。逆差し防止突起4は、図17に示すように、ネットワーク中継器1の前面2a側の約半分がネットワーク中継器収納空間106に収納されて雄型コネクタ107に接続されたときに、ネットワーク中継器収容凹部104の左端壁104aに当接する直前の位置に設けられている。このため、ネットワーク中継器1をネットワーク中継器収納空間106内に挿入する際に、表裏を逆さにせずに正規の状態で挿入すると、逆差し防止突起4がネットワーク中継器収容凹部104の左端壁104aに当接する直前の位置に位置する。これにより、ネットワーク中継器1の過度の挿入が規制され、過剰な差し込みによる接続端子の破損を防止することができる。
また、ネットワーク中継器1において、外殻2の上面2eに、室内機100に形成されたネットワーク中継器収納空間106に挿入する際の逆差し防止突起4が設けられている。逆差し防止突起4は、図17に示すように、ネットワーク中継器1の前面2a側の約半分がネットワーク中継器収納空間106に収納されて雄型コネクタ107に接続されたときに、ネットワーク中継器収容凹部104の左端壁104aに当接する直前の位置に設けられている。このため、ネットワーク中継器1をネットワーク中継器収納空間106内に挿入する際に、表裏を逆さにせずに正規の状態で挿入すると、逆差し防止突起4がネットワーク中継器収容凹部104の左端壁104aに当接する直前の位置に位置する。これにより、ネットワーク中継器1の過度の挿入が規制され、過剰な差し込みによる接続端子の破損を防止することができる。
また、逆差し防止突起4の上面2eからの突出高さは、図19に示すように、指掛け部3の上面2eからの突出高さと同程度である。そして、図19に示すように、ネットワーク中継器1を表裏を逆さにした逆差しの状態でネットワーク中継器収納空間106内に挿入しようとすると、ネットワーク中継器1に設けられた逆差し防止突起4の突出高さ分だけ外殻2の前面2aの位置が高くなるから、ネットワーク中継器1の外殻2の前面2aがネットワーク中継器収容凹部104の左端壁104aに当接する。これより、それ以上のネットワーク中継器1の挿入が阻止される。
また、図20に示すように、ネットワーク中継器1を前後を逆さにした逆差しの状態でネットワーク中継器収納空間106内に挿入しようとすると、ネットワーク中継器1に設けられた逆差し防止突起4の突出高さ分だけ外殻2の後面2bの位置が高くなるから、ネットワーク中継器1の外殻2の後面2bがネットワーク中継器収容凹部104の左端壁104aに当接する。これより、それ以上のネットワーク中継器1の挿入が阻止される。
更に、横スライド式搭載部を有する室内機100の場合、前述したように、図15に示すように、ネットワーク中継器1のネットワーク中継器収納空間106への挿入後において、ネットワーク中継器1の前面2a側の約半分がネットワーク中継器収納空間106に収納され、ネットワーク中継器1の後面2b側の約半分が露出する。このため、ネットワーク中継器1をどこまで挿入してよいかの目印がないと、ネットワーク中継器1の挿入量が不足し、ネットワーク中継器1と制御基板との接続不良を起こすおそれがある。
更に、横スライド式搭載部を有する室内機100の場合、前述したように、図15に示すように、ネットワーク中継器1のネットワーク中継器収納空間106への挿入後において、ネットワーク中継器1の前面2a側の約半分がネットワーク中継器収納空間106に収納され、ネットワーク中継器1の後面2b側の約半分が露出する。このため、ネットワーク中継器1をどこまで挿入してよいかの目印がないと、ネットワーク中継器1の挿入量が不足し、ネットワーク中継器1と制御基板との接続不良を起こすおそれがある。
これに対して、本実施形態のネットワーク中継器1の場合、ネットワーク中継器1において、前述したように、第1ラベル6の取り付け前に必要な情報Aを表示した部分と取り付け後に必要な情報Bを表示した部分との間には、挿入規制線6aが引かれている。そして、第1ラベル6を外殻2の上面2eに貼付するに際し、図1(A)に示すように、挿入規制線6aが逆差し防止突起4の前端縁と前後方向においてほぼ一致する位置となるように貼付する。このため、作業者は、ネットワーク中継器1のネットワーク中継器収納空間106への挿入に際し、ネットワーク中継器1の第1ラベル6に引かれた挿入規制線6aがネットワーク中継器収容凹部104の左端壁104aに至るところまでネットワーク中継器1を押し込めば挿入量不足を解消することができる。
また、ネットワーク中継器1を室内機100から取り外すときには、作業者がネットワーク中継器1の上面2eに形成された指掛け部3に指を掛けてネットワーク中継器1をネットワーク中継器収納空間106から引き出せばよい。これにより、ネットワーク中継器収納空間106に配置された雄型コネクタ107とネットワーク中継器1の雌型コネクタ部8との嵌合が解除され、ネットワーク中継器1と制御基板との接続状態が解除され、ネットワーク中継器1を室内機100から取り外すことができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、指掛け部3は、外殻2の上面2eに設けられているが、外殻2の下面2fに設けられてもよい。この場合、指滑り止め部5は、外殻2の上面2eに設けると良い。
また、指掛け部3は、外殻2の上面2eから突出している必要は必ずしもなく、当該上面2eの一部を凹ませることで、指掛け部3を形成してもよい。
例えば、指掛け部3は、外殻2の上面2eに設けられているが、外殻2の下面2fに設けられてもよい。この場合、指滑り止め部5は、外殻2の上面2eに設けると良い。
また、指掛け部3は、外殻2の上面2eから突出している必要は必ずしもなく、当該上面2eの一部を凹ませることで、指掛け部3を形成してもよい。
また、外殻2の下面2fは、外殻2の外側に指滑り止め部5を有する必要は必ずしもない。また、指滑り止め部5を形成する場合、外殻2の下面2fから外殻2の内側に凹んだ凹み部51と凸部52とにより形成される必要は必ずしもなく、外殻2の下面2fから突出するようにしてもよく、また、外殻2の指滑り止め部5に静止摩擦係数の高いシート状の部材を取り付けるようにしてもよい。
また、逆差し防止突起4を必ずしも設けなくても良い。
また、逆差し防止突起4を必ずしも設けなくても良い。
1 ネットワーク中継器
2 外殻
2a 前面
2b 後面
2c 右側面
2d 左側面
2e 上面(一方の面)
2f 下面(他方の面)
3 指掛け部
4 逆差し防止突起
5 指滑り止め部
6 第1ラベル
7 第2ラベル
8 コネクタ部
9 電子部品
10 室内機
11 筐体
12 壁部
12a ネットワーク中継器収納空間
12b 過度挿入規制部
13 前面パネル
14 カバー部材
14a 底部
14b 開口部
14c 段差部
14d 貫通溝
51 凹み部
52 凸部
100 室内機
101 筐体
102 壁部
103 前面パネル
104 ネットワーク中継器収容凹部
104a 左端壁
105 開口部
106 ネットワーク中継器収納空間
107 コネクタ
A 取り付け前に必要な情報
B 取り付け後に必要な情報
2 外殻
2a 前面
2b 後面
2c 右側面
2d 左側面
2e 上面(一方の面)
2f 下面(他方の面)
3 指掛け部
4 逆差し防止突起
5 指滑り止め部
6 第1ラベル
7 第2ラベル
8 コネクタ部
9 電子部品
10 室内機
11 筐体
12 壁部
12a ネットワーク中継器収納空間
12b 過度挿入規制部
13 前面パネル
14 カバー部材
14a 底部
14b 開口部
14c 段差部
14d 貫通溝
51 凹み部
52 凸部
100 室内機
101 筐体
102 壁部
103 前面パネル
104 ネットワーク中継器収容凹部
104a 左端壁
105 開口部
106 ネットワーク中継器収納空間
107 コネクタ
A 取り付け前に必要な情報
B 取り付け後に必要な情報
Claims (5)
- 空気調和機の室内機に搭載されるネットワーク中継器であって、
対向する2つの面を有する外殻と、該外殻の内部に収容される電子部品とを備え、
前記2つの面のうちいずれか一方の面は、前記外殻の外側に指掛け部を有することを特徴とするネットワーク中継器。 - 前記指掛け部は、前記一方の面から突出していることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク中継器。
- 前記2つの面のうち他方の面は、前記外殻の外側に指滑り止め部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク中継器。
- 前記指滑り止め部は、前記他方の面から前記外殻の内側に凹んだ凹み部と凸部とにより形成されることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク中継器。
- 前記一方の面に、前記室内機に形成されたネットワーク中継器収納空間に挿入する際の逆差し防止突起を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載のネットワーク中継器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018144191A JP2020020519A (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | ネットワーク中継器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018144191A JP2020020519A (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | ネットワーク中継器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020020519A true JP2020020519A (ja) | 2020-02-06 |
Family
ID=69589701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018144191A Pending JP2020020519A (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | ネットワーク中継器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020020519A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000087549A (ja) * | 1998-09-09 | 2000-03-28 | Cemedine Co Ltd | 接着剤塗布用櫛ベラ |
JP2006014011A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Toshiba Corp | ネットワーク家電機器 |
JP2015124976A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-06 | ダイキン工業株式会社 | 室内機 |
-
2018
- 2018-07-31 JP JP2018144191A patent/JP2020020519A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000087549A (ja) * | 1998-09-09 | 2000-03-28 | Cemedine Co Ltd | 接着剤塗布用櫛ベラ |
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