JP2020019586A - ゴミ箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ゴミの臭いが外部に漏れることを低減することができる開閉可能な上面板を有するゴミ箱を提供する。【解決手段】 ゴミ箱1は、前面板2、後面板3、左右一対の左側面板4及び右側面板5を有する筒状の本体部6と、底面板7と、本体部6に開閉可能に取り付けられる上面板8とを備える。ゴミ袋Bは、ゴミ袋本体B1が、本体部6の中に収容され、袋孔B1aは、前面板2の前フック部2dが挿入されて前フック部2dに引っ掛けられ、袋孔B1bは、上面板8の上フック部8gが挿入されて上フック部8gに引っ掛けられている。上面板8が閉じられると、上フック部8gが前フック部2dに近づき、ゴミ袋本体B1の上面開口が閉じられる。【選択図】 図8

Description

本発明は、ゴミが入れられるゴミ袋を収容するゴミ箱に関する。
従来、帯状の湾曲部材、及び、湾曲部材の両端部に接続され該両端部を結ぶ線を介して線対称な帯状部材であって可撓変形可能な可変部材を有する袋開閉具と、袋開閉具を自立させるスタンドとを備える臭い漏れ防止生ごみ容器が知られている(下記特許文献1参照)。この臭い漏れ防止生ごみ容器によれば、袋開閉具に袋を取り付けた状態で可変部材を湾曲部材に沿うように変形させて袋の上面開口を閉じることができる。
特開2000−168902号公報
しかしながら、特許文献1に記載の臭い漏れ防止生ごみ容器は、袋の中にゴミを入れる場合には、可変部材を元の形状に変形させて袋の上面開口を開く必要があり、このとき可変部材が変形する際の反動で、袋の中のゴミが飛び出るおそれがあり、衛生上問題があった。
また、近年では、有底筒状のゴミ箱の中に収容したゴミ袋の中にゴミを入れ、さらに、ゴミ箱の上面開口を覆う開閉可能な上面板を備えるタイプが増加しているため、このような開閉タイプのゴミ箱においても、気密性を高め、ゴミの臭いが外部に漏れることを低減させることが求められていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ゴミの臭いが外部に漏れることを低減することができる開閉可能な上面板を有するゴミ箱を提供することを目的とする。
本発明のゴミ箱は、上面が開口された袋を内部に収容できる筒状の本体部と、前記本体部の上面開口に被せられる上面板と、前記上面板の少なくとも前端部を前後方向に移動させることで前記本体部の上面開口を閉塞または開放させる移動機構とを有するゴミ箱であって、前記本体部の前方側の上端部に設けられ、前記袋の開口端縁の前端部を保持する第1保持部と、前記上面板に設けられ、前記袋の開口端縁の後端部を保持し、前記上面板の前端部が後方向に移動された場合に前記第1保持部より後方に位置するとともに、前記上面板の前端部を前記後方向に移動された位置から前方向に向けて移動させた場合に、前後方向において前記第1保持部に近づく第2保持部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、上面板の前端部が前方向に移動された場合に、第2保持部が前後方向において第1保持部に近づくことで、第2保持部で保持された袋の後端部が、前後方向において第1保持部で保持された袋の前端部に近づいて、袋の開口が閉じられる。これにより、開閉可能な上面板を有しながらも、上面板の前端部を前方向に移動させるだけで、袋に入れられたゴミの臭いが外部に漏れることを低減することができる。
また、前記第1保持部は、前記袋の前記前端部が引っ掛けられる上方に突出した第1フック部を備え、前記第2保持部は、前記上面板の前端部が前方向に移動された場合に下方に突出し、前記袋の前記後端部が引っ掛けられる第2フック部を備えることが好ましい。
この構成によれば、例えば、袋の前端部及び後端部に孔が形成されたものでは、該袋の孔に第1フック部及び第2フック部を挿入するだけで、容易に袋を保持することができる。
さらに、前記本体部及び前記上面板は、段ボール板紙により構成され、前記第1保持部は、前記本体部の前方側に形成され、左右方向に延びる第1前折目線と、前記本体部の前方側の前記第1前折目線の下方に形成され、左右方向に延びる第2前折目線と、前記本体部の前方側の前記第2前折目線の下方に形成され、左右方向に延びる第3前折目線と、前記第3前折目線に沿って折り曲げ可能にするために、前記本体部の前方側の上端縁から下方向に延びて前記第3前折目線の両端に接続される左右一対の第1切れ目線と、前記本体部の前方側の前記第1前折目線と前記第2前折目線との間に、第1始点と第1終点とが形成されて、前記第1フック部を形成するために、前記第1始点及び前記第1終点の下方で前記第2前折目線と前記第3前折目線との間まで上下方向及び左右方向に延びて前記第1始点及び前記第1終点に接続される第1フック部用切れ目線と、を備え、前記第1前折目線に沿って、前記本体部の前方側の前記第1前折目線より上側の第1前部分が内側に折り曲げられ、前記第2前折目線に沿って、前記本体部の前方側の前記第1前折目線と前記第2前折目線との間の第2前部分が内側に折り曲げられ、前記第3前折目線に沿って、前記本体部の前方側の前記第2前折目線と前記第3前折目線との間の第3前部分が内側に折り曲げられて、前記第1フック部が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、第1〜第3前折目線に沿って、本体部の前方側の第1〜第3前部分が内側に折り曲げられるだけで、容易に第1フック部が形成される。さらに、本体部及び上面板が段ボール板紙製、すなわち、ゴミ箱が段ボール板紙製であるので、ゴミ箱自体がゴミによって汚れた場合には、ゴミ箱を容易に分解して廃棄することができる。また、小型のゴミ箱の場合には、ゴミをゴミ箱に入れたままゴミ箱自体を廃棄することができる。これにより、上面板を開放して、袋をゴミ箱から取り出す必要が無く、上面板を開放する場合のゴミの臭いが外部に漏れることを防止することができる。
また、前記第2保持部は、前記上面板の前方に突出して設けられた突出部と、前記突出部に形成され、左右方向に延びる第1上折目線と、前記突出部の前記第1前折目線の後方に形成され、左右方向に延びる第2上折目線と、前記突出部の前記第2上折目線の後方に形成され、左右方向に延びる第3上折目線と、前記突出部の前記第1上折目線と前記第2上折目線との間に第2始点と第2終点とが形成され、前記第2フック部を形成するために、前記第2始点及び前記第2終点の後方で前記第2上折目線と前記第3上折目線との間まで前後方向及び左右方向に延びて前記第2始点及び前記第2終点に接続される第2フック部用切れ目線と、を備え、前記第1上折目線に沿って、前記突出部の前記第1上折目線より前側の第1上部分が内側に折り曲げられ、前記第2上折目線に沿って、前記突出部の前記第1上折目線と前記第2上折目線との間の第2上部分が内側に折り曲げられ、前記第3上折目線に沿って、前記突出部の前記第2上折目線と前記第3上折目線との間の第3上部分が内側に折り曲げられて、前記第2フック部が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、第1〜第3上折目線に沿って、上面板の第1〜第3上部分が内側に折り曲げられるだけで、容易に第2フック部が形成される。
また、前記上面板の前端部が前方向に移動された場合に、前記第1フック部と前記第2フック部とが前後方向において重なることが好ましい。
この構成によれば、上面板の前端部が前方向に移動された場合に、第1フック部と第2フック部とが前後方向において重なるので、重ならないものに比べて、袋の開口の遮蔽される範囲が大きくなり、より一層、袋に入れられたゴミの臭いが外部に漏れることを低減することができる
さらに、所定の位置で前記上面板の開放を規制する規制部を備えることが好ましい。
この構成によれば、上面板が開放し過ぎるのを防止することができる。これにより、上面板が開放し過ぎて、袋に入れられたゴミが外部に飛び出ることを防止することができる。
また、前記本体部の底面の開口を塞ぐ底面板を備えることが好ましい。
この構成によれば、本体部の底面の開口から、ゴミの臭いが外部に漏れることを防止することができる。
さらに、前記上面板は、上折目線を介して前記本体部に連設されていることが好ましい。
この構成によれば、上面板と本体部とが別個に設けられているものに比べて、部品点数を抑制することができ、さらに、ゴミ箱の組み立て性を向上することができる。
本発明のゴミ箱の一実施形態を示す斜視図。 ゴミ箱の本体部の展開状態の平面図。 ゴミ箱の上面板の展開状態の平面図。 ゴミ箱の本体部を示す斜視図。 ゴミ箱の前面板を折り曲げた状態の本体部とゴミ袋とを示す斜視図。 ゴミ箱の上面板を示す斜視図。 VII−VII線縦断面図。 上面板が閉じ位置にある状態のゴミ箱を示す断面図。 上面板が開放位置にある状態のゴミ箱を示す断面図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態のゴミ箱1は、前面板2、後面板3、左右一対の左側面板4及び右側面板5を有する筒状の本体部6と、底面板7と、本体部6の上面開口6aに被せられる上面板8とを備え、本体部6の内部には、ゴミが入れられるゴミ袋B(図5及び図9参照)が収容される。
図2に示すように、本体部6は、大略矩形状に打抜いて形成された段ボール板紙10により組み立てられる。
段ボール板紙10は、図2において展開して示すように、矩形状の前面板2の左端縁(図2における右端縁)に、折目線L1を介して矩形状の左側面板4が連設され、前面板2の右端縁(図2における左端縁)に、折目線L2を介して矩形状の右側面板5が連設されている。右側面板5の後端縁(図2にける左端縁)には、折目線L3を介して後面板3が連設されている。
底面板7は、第1〜第4底蓋フラップ7a〜7dから構成されている。第1底蓋フラップ7aは、折目線L4を介して前面板2の下端縁に連設され、第2底蓋フラップ7bは、折目線L5を介して後面板3の下端縁に連設されている。第3底蓋フラップ7cは、折目線L6を介して左側面板4の下端縁に連設され、第4底蓋フラップ7dは、折目線L7を介して右側面板5の下端縁に連設されている。
後面板3の右端縁(図2における左端縁)には、折目線L8を介して接着片11が連設されている。
前面板2(本体部の前方側)には、上方に突出した前面突出部2aが形成されている。前面突出部2aには、左右方向に延びる折目線L9(第1前折目線)が形成されている。前面板2には、折目線L9の下方に、折目線L10(第2前折目線)が形成され、折目線L10の下方に、折目線L11(第3前折目線)が形成されている。
前面板2(前面突出部2a)の折目線L9より上側が第1前部分20a、折目線L9と折目線L10との間の部分が第2前部分20b、折目線L10と折目線L10との間の部分が第3前部分20cとなる(図4参照)。
前面板2には、前面突出部2aの左右両側面に連続して下方向に延びて、折目線L11の左右両端に接続される左右一対の前面切れ目線21(第1切れ目線)が形成されている。
前面板2には、折目線L9と折目線L10との間に、前面始点22a(第1始点)と前面終点22b(第1終点)とが形成されて、前面始点22aから右方向(図2における左方向)に延びて、折目線L10と折目線L11との間まで下方向に延びて、左方向(図2における右方向)に延びて、前面終点22bの左方(図2における右方)まで上方向に延びた後、前面終点22bまで右方向(図2における左方向)に延びる前フック用切れ目線22(第1フック部用切れ目線)が形成されている。なお、前フック用切れ目線22の内側部分には、折目線L10は形成されていない。また、前フック用切れ目線22は、直線状に限らず、円弧状でもよい。
また、前面板2には、前フック用切れ目線22の前面始点22a及び前面終点22bのそれぞれから斜め下方向に延び、前フック用切れ目線22の上下方向に延びる線に接続される左右一対の前フック用斜め切れ目線23が形成されている。これにより、前フック用切れ目線22と、左右一対の前フック用斜め切れ目線23とで囲まれた部分は、段ボールがカットされている。
前面突出部2aには、位置決め突片2bが形成されている。前面板2には、詳しくは後述するように位置決め突片2bが挿入される位置決め孔2cが形成されている。
後面板3には、上方に突出し、且つ、上方に向かうにつれて幅が狭くなるテーパ状の挿入突片3aが形成されている。後面板3には、挿入突片3aの左右両側面に連続して下方向に延びる左右一対の後面切れ目線25と、左右一対の後面切れ目線25それぞれの下端を接続する左右方向に延びる折目線L12とが形成されている。
挿入突片3aは、折目線L12に沿って折り曲げられた状態で、上面板8に形成される位置決め孔8f(図8及び図9参照)に挿入される。
左側面板4の上後端には、上面板8を回転可能にしつつ、その回転を規制するための左規制切り欠き4a(規制部)が形成されている。右側面板5の上後端には、上面板8を回転可能にしつつ、その回転を規制するための右規制切り欠き5a(規制部)が形成されている。なお、左右規制切り欠き4a,5aに代えて、回転を規制しない切り欠きを形成するようにしてもよい。
左側面板4は、折目線L1に沿って折り曲げられ、右側面板5は、折目線L2に沿って折り曲げられ、後面板3は、折目線L3に沿って折り曲げられ、第1〜第4底蓋フラップ7a〜7dは、折目線L4〜L7に沿って折り曲げられている。そして、接着片11は、折目線L8に沿って折り曲げられ、この折り曲げられた接着片11は、右側面板5の内面の後端部に接着されている。この状態では、第1〜第4底蓋フラップ7a〜7dは、それぞれ重なり合って係止され、底面板7が形成される。これにより、本体部6は、四角筒状となる(図4参照)。
図3に示すように、上面板8は、大略矩形状に打抜いて形成された段ボール板紙30により形成される。なお、段ボール板紙10と段ボール板紙30とを1つの段ボール板紙により形成するようにしてもよい。
段ボール板紙30を図3において展開して示すように、上面板8は、矩形状の上面本体8aと、上面本体8aの前端縁(図3における下端縁)に折目線L16(第3上折目線)を介して連設された上面突出部8bと、上面本体8aの後端縁(図3における上端縁)に折目線L13を介して連設された開放規制片8cとを備える。開放規制片8cは、後面板3の左右方向の長さより長い。
上面突出部8bには、左右方向に延びる折目線L14(第1上折目線)と、折目線L14の後方(図3における上方)で左右方向に延びる折目線L15とが形成され、折目線L14の後方(図3における上方)に、折目線L16が形成されている。
上面突出部8bの折目線L14より前側が第1上部分31a、折目線L14と折目線L15との間の部分が第2上部分31b、折目線L15と折目線L16との間の部分が第3上部分31cとなる。
上面突出部8bには、折目線L14の前方(図3における下方)に、上面始点32a(第1始点)と上面終点32b(第2終点)とが形成されて、上面始点32aから右方向(図3における左方向)に延びて、折目線L14と折目線L15との間まで後方向(図3における上方向)に延びて、左方向(図3における右方向)に延びて、上面終点32bの左方(図3における右方)まで前方向(図3における下方向)に延びた後、上面終点32bまで右方向(図3における左方向)に延びる上フック用切れ目線32(第2フック部用切れ目線)が形成されている。なお、上フック用切れ目線32の内側部分には、折目線L14は形成されていない。また、上フック用切れ目線32は、直線状に限らず、円弧状でもよい。
また、上面突出部8bには、上フック用切れ目線32の上面始点32a及び上面終点32bのそれぞれから斜め後方向(図3における斜め上方向)に延び、上フック用切れ目線32の前後方向(図3における上下方向)に延びる線の後端に接続される左右一対の上フック用斜め切れ目線33が形成されている。これにより、上フック用切れ目線32と、左右一対の上フック用斜め切れ目線33とで囲まれた部分は、段ボールがカットされている。
上面突出部8bには、位置決め突片8dが形成されている。上面本体8aには、詳しくは後述するように位置決め突片8dが挿入される位置決め孔8eが形成されている。
開放規制片8cには、折目線L13から後方(図3にける上方)に延び、左右方向に延びた後、折目線L13まで前方(図3にける下方)に延びる位置決め孔用切れ目線35が形成されている。
位置決め孔用切れ目線35が形成された部分には、折目線L13は形成されていない。したがって、開放規制片8cを、折目線L13に沿って折り曲げると、位置決め孔用切れ目線35が形成された部分は折り曲げられず、これにより、位置決め孔8f(図8及び図9参照)が形成される。
次に、本体部6及び上面板8の形成工程について説明する。
図4に示すように、左側面板4、右側面板5、後面板3及び第1〜第4底蓋フラップ7a〜7dが、折目線L1〜L7に沿って折り曲げられ、本体部6は、四角筒状に形成されて、さらに、後面板3の挿入突片3aは、折目線L12に沿って折り曲げられている。
折目線L9より上側の第1前部分20aが、折目線L9に沿って内側に折り曲げられ、折目線L9と折目線L10との間の第2前部分20bが、折目線L10に沿って内側に折り曲げられ、折目線L10と折目線L11との間の第3前部分20cが、折目線L11に沿って内側に折り曲げられている。
これにより、図5に示すように、位置決め突片2bが位置決め孔2cに挿入されて、前面板2の第1〜第3前部分20a〜20cが折り曲げられた状態で位置決めされ、さらに、前面板2の前フック用切れ目線22及び前フック用斜め切れ目線23により、板状で左右両側面に上方に向けて外側に傾斜した部分を有する前フック部2dが形成されている。
ゴミ袋Bは、袋状に形成されたゴミ袋本体B1の側面上端部の対向する位置に、袋孔B1a,B1bが形成されている。ゴミ袋Bは、ゴミ袋本体B1が、本体部6の中に収容され、袋孔B1aは、前面板2の前フック部2dが挿入されて前フック部2dに引っ掛けられ、袋孔B1bは、上面板8の上フック部8g(図8参照)が挿入されて上フック部8gに引っ掛けられている。なお、図5、図8及び図9では、ゴミ袋Bの厚みを誇張して描いている。
図6及び図7に示すように、上面突出部8bの折目線L14より前側の第1上部分31aが、折目線L14に沿って内側に折り曲げられ、折目線L14と折目線L15との間の第2上部分31bが、折目線L15に沿って内側に折り曲げられ、折目線L15と折目線L16との間の第3上部分31cが、折目線L16に沿って内側に折り曲げられている。
これにより、位置決め突片8dが位置決め孔8eに挿入されて、上面突出部8bの第1〜第3上部分31a〜31cが折り曲げられた状態で位置決めされ、さらに、上面板8の上フック用切れ目線32及び上フック用斜め切れ目線33により、板状で左右両側面に下方に向けて外側に傾斜した部分を有する上フック部8gが形成されている。
図8に示すように、後面板3の挿入突片3aが上面板8の位置決め孔8fに挿入されると、上面板8は、挿入突片3aの部分を回転中心として開閉(回転)可能となり、上面開口6aを閉塞(図8参照)または上面開口6aを開放させる(図9参照)。本実施形態では、上面板8を移動させる移動機構は、後面板3の挿入突片3aと、上面板8の位置決め孔8fとを備える。
本実施形態では、上面板8が開放されて、上面板8の前端部が後方向に移動された場合(図8参照)には、上面板8の上フック部8gは、前面板2の前フック部2dより後方に位置する。そして、上面板8が閉じられて、上面板8の前端部が後方向に移動された位置(図8参照)から前方向に移動された場合(図9参照)には、上面板8の上フック部8gは、前後方向において前面板2の前フック部2dに近づく。
上面板8が、閉じ位置(図8参照)から開放位置(図9参照)まで開放(回転)された場合、開放規制片8cが、左側面板4の左規制切り欠き4aを形成する側面、及び右側面板5の右規制切り欠き5aを形成する側面に当接して開放が規制され、図9に示す開放位置が最大に開放された位置となる。これにより、上面板8が開放し過ぎるのを防止することができる。これにより、上面板8が開放し過ぎて、ゴミ袋Bに入れられたゴミが外部に飛び出ることを防止することができる。
図9に示す状態で、ゴミ箱1の使用者(以下、単に使用者という)は、ゴミ袋Bのゴミ袋本体B1を、本体部6の中に収容した後、袋孔B1aに、前面板2の前フック部2dを挿入して前フック部2dに引っ掛け、袋孔B1bに、上面板8の上フック部8gを挿入して上フック部8gに引っ掛ける。なお、ゴミ袋としては、孔(2箇所が望ましい)が形成されているものが好ましく、例えば、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等で購入した物品が入れられる一般的なビニール袋を、ゴミ袋として使用することができる。すなわち、本実施形態のゴミ箱1では、専用のゴミ袋を用意する必要がない。さらに、孔が形成されていない袋でも、袋の前側の上端縁部を、前フック部2dと第2前部分20bとの隙間に挟み込ませ、袋の後側の上端縁部を、上フック部8gと第1上部分31aとの隙間に挟み込ませるようにして保持させることで、孔が形成されていない袋をゴミ袋として使用することができる。
使用者は、上面板8を開放位置(図9参照)まで開放した状態で、ゴミをゴミ袋Bの中に入れる。上面板8が開放位置にある場合、ゴミ袋本体B1の上面が開口されているので、ゴミ袋Bの中にゴミを入れることができる。
そして、使用者は、ゴミをゴミ袋Bの中に入れた後、上面板8を回転させて閉じる(図8参照)。上面板8が閉じられると、上フック部8gが、前後方向において前フック部2dに近づくことで、上フック部8gにより保持されたゴミ袋Bの前端部が、前後方向において前フック部2dにより保持されたゴミ袋Bの後端部に近づき、ゴミ袋本体B1の上面開口が閉じられる。
これにより、上面板8が閉じられた場合にも、ゴミ袋Bの上面開口が閉じられない従来のものに比べて、ゴミ袋Bに入れられたゴミの臭いが外部に漏れることを低減することができる。特に、使用済みおむつ等の臭いが強く、且つ、毎日発生するものをゴミとして捨てる場合に、臭いの漏れを低減することに効果的である。
また、図8に示すように、上面板8が閉じ位置にある場合、前面板2の前フック部2dと、上面板8の上フック部8gとが、前後方向において重なり、その重なった部分では、ゴミ袋Bの上面開口が遮蔽されるので、より一層、ゴミ袋Bに入れられたゴミの臭いが外部に漏れることを低減することができる。
さらに、本実施形態では、ゴミ箱1は、段ボール板紙製であるので、ゴミ箱1に入れられたゴミを廃棄する場合、ゴミ袋Bをゴミ箱1から取り出すことなく、ゴミ袋Bを収容した状態のゴミ箱1自体を廃棄することができる。これにより、上面板8を開放して、ゴミ袋Bをゴミ箱1から取り出す必要が無く、上面板8を開放する場合の臭いの外部への漏れを防止することができる。
なお、上記実施形態では、ゴミ箱1を段ボール板紙10,30により構成しているが、樹脂や金属等により構成してもよい。
上記実施形態では、本体部6を四角筒状に形成しているが、円筒状や三角筒状でもよく、さらに、底面板7を設けないようにしてもよい。
上記実施形態では、上面板8を、前面板2、後面板3、及び左右側面板4,5を有する本体部6とは別に設けているが、上面板8を本体部6に一体に形成してもよい。この場合、上面板8は、後面板3の上端縁に上折目線を介して連設され、挿入突片3a及び位置決め孔用切れ目線35は形成されない。
上記実施形態では、前フック部2d及び上フック部8gにより、ゴミ袋Bの前端部及び後端部を保持しているが、ゴミ袋Bの保持方式は適宜変更可能であり、例えば、磁石による保持や、ピンの差し込みによる保持でもよい。このような磁石やピンによる保持の場合、孔が形成されていない袋もゴミ袋として使用することができる。
上記実施形態では、上面板8を閉じ位置まで回転した場合に、ゴミ袋Bの後端部が前端部を覆うようにしているが、上面板8を閉じ位置まで回転した場合に、ゴミ袋Bの上面開口が少しでも閉じられるようにすればよい。
上記実施形態では、上面板8を回転させることで、上面板8の少なくとも前端部を前後方向に移動させて、本体部6の上面開口6aを閉塞または開放させているが、上面板8の移動方法は適宜変更可能であり、例えば、上面板8を前後方向にスライド可能に設け、スライドにより、本体部6の上面開口6aを閉塞または開放させるようにしてもよい。この場合にも、閉じ位置までスライドした場合に、ゴミ袋Bの上面開口が少しでも閉じられるようにすればよい。
上記実施形態では、上面板8が閉じ位置にある場合、前面板2の前フック部2dと、上面板8の上フック部8gとを、前後方向に重なるようにしているが、重ならないようにしてもよい。
1…ゴミ箱、2…前面板(本体部の前方側)、2d…前フック部(第1フック部)、3…後面板、4…左側面板、4a…左規制切り欠き(規制部)、5…右側面板、5a…右規制切り欠き(規制部)、6…本体部、6a…上面開口、7…底面板、7a〜7d…第1〜第4底蓋フラップ、8…上面板、8g…上フック部(第2フック部)、20a〜20c…第1〜第3前部分、21…前面切れ目線(第1切れ目線)、22…前フック用切れ目線(第1フック部用切れ目線)、22a…前面始点(第1始点)、22b…前面終点(第1終点)、31a〜31c…第1〜第3上部分、32…上フック用切れ目線(第2フック部用切れ目線)、32a…上面始点(第2始点)、32b…上面終点(第2終点)、L1〜L17…折目線、B…ゴミ袋

Claims (8)

  1. 上面が開口された袋を内部に収容できる筒状の本体部と、
    前記本体部の上面開口に被せられる上面板と、
    前記上面板の少なくとも前端部を前後方向に移動させることで前記本体部の上面開口を閉塞または開放させる移動機構とを有するゴミ箱であって、
    前記本体部の前方側の上端部に設けられ、前記袋の開口端縁の前端部を保持する第1保持部と、
    前記上面板に設けられ、前記袋の開口端縁の後端部を保持し、前記上面板の前端部が後方向に移動された場合に前記第1保持部より後方に位置するとともに、前記上面板の前端部を前記後方向に移動された位置から前方向に向けて移動させた場合に、前後方向において前記第1保持部に近づく第2保持部と、を備えることを特徴とするゴミ箱。
  2. 請求項1に記載のゴミ箱において、
    前記第1保持部は、前記袋の前記前端部が引っ掛けられる上方に突出した第1フック部を備え、
    前記第2保持部は、前記上面板の前端部が前方向に移動された場合に下方に突出し、前記袋の前記後端部が引っ掛けられる第2フック部を備えることを特徴とするゴミ箱。
  3. 請求項2に記載のゴミ箱において、
    前記本体部及び前記上面板は、段ボール板紙により構成され、
    前記第1保持部は、
    前記本体部の前方側に形成され、左右方向に延びる第1前折目線と、
    前記本体部の前方側の前記第1前折目線の下方に形成され、左右方向に延びる第2前折目線と、
    前記本体部の前方側の前記第2前折目線の下方に形成され、左右方向に延びる第3前折目線と、
    前記第3前折目線に沿って折り曲げ可能にするために、前記本体部の前方側の上端縁から下方向に延びて前記第3前折目線の両端に接続される左右一対の第1切れ目線と、
    前記本体部の前方側の前記第1前折目線と前記第2前折目線との間に、第1始点と第1終点とが形成されて、前記第1フック部を形成するために、前記第1始点及び前記第1終点の下方で前記第2前折目線と前記第3前折目線との間まで上下方向及び左右方向に延びて前記第1始点及び前記第1終点に接続される第1フック部用切れ目線と、を備え、
    前記第1前折目線に沿って、前記本体部の前方側の前記第1前折目線より上側の第1前部分が内側に折り曲げられ、
    前記第2前折目線に沿って、前記本体部の前方側の前記第1前折目線と前記第2前折目線との間の第2前部分が内側に折り曲げられ、
    前記第3前折目線に沿って、前記本体部の前方側の前記第2前折目線と前記第3前折目線との間の第3前部分が内側に折り曲げられて、前記第1フック部が形成されていることを特徴とするゴミ箱。
  4. 請求項3に記載のゴミ箱において、
    前記第2保持部は、
    前記上面板の前方に突出して設けられた突出部と、
    前記突出部に形成され、左右方向に延びる第1上折目線と、
    前記突出部の前記第1前折目線の後方に形成され、左右方向に延びる第2上折目線と、
    前記突出部の前記第2上折目線の後方に形成され、左右方向に延びる第3上折目線と、
    前記突出部の前記第1上折目線と前記第2上折目線との間に第2始点と第2終点とが形成され、前記第2フック部を形成するために、前記第2始点及び前記第2終点の後方で前記第2上折目線と前記第3上折目線との間まで前後方向及び左右方向に延びて前記第2始点及び前記第2終点に接続される第2フック部用切れ目線と、を備え、
    前記第1上折目線に沿って、前記突出部の前記第1上折目線より前側の第1上部分が内側に折り曲げられ、
    前記第2上折目線に沿って、前記突出部の前記第1上折目線と前記第2上折目線との間の第2上部分が内側に折り曲げられ、
    前記第3上折目線に沿って、前記突出部の前記第2上折目線と前記第3上折目線との間の第3上部分が内側に折り曲げられて、前記第2フック部が形成されていることを特徴とするゴミ箱。
  5. 請求項4に記載のゴミ箱において、
    前記上面板の前端部が前方向に移動された場合に、前記第1フック部と前記第2フック部とが前後方向において重なることを特徴とするゴミ箱。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴミ箱において、
    所定の位置で前記上面板の開放を規制する規制部を備えることを特徴とするゴミ箱。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のゴミ箱において、
    前記本体部の底面の開口を塞ぐ底面板を備えることを特徴とするゴミ箱。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のゴミ箱において、
    前記上面板は、上折目線を介して前記本体部に連設されていることを特徴とするゴミ箱。
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