JP2020019456A - 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム - Google Patents

車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020019456A
JP2020019456A JP2018146808A JP2018146808A JP2020019456A JP 2020019456 A JP2020019456 A JP 2020019456A JP 2018146808 A JP2018146808 A JP 2018146808A JP 2018146808 A JP2018146808 A JP 2018146808A JP 2020019456 A JP2020019456 A JP 2020019456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
control
temperature
friction material
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018146808A
Other languages
English (en)
Inventor
繁弘 本田
Shigehiro Honda
繁弘 本田
雄太 高田
Yuta Takada
雄太 高田
勝也 八代
Katsuya Yashiro
勝也 八代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2018146808A priority Critical patent/JP2020019456A/ja
Priority to CN201910488901.2A priority patent/CN110803167A/zh
Publication of JP2020019456A publication Critical patent/JP2020019456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units, or advanced driver assistance systems for ensuring comfort, stability and safety or drive control systems for propelling or retarding the vehicle
    • B60W30/18Propelling the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/18Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of braking systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W40/00Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models
    • B60W40/12Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models related to parameters of the vehicle itself, e.g. tyre models
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2520/00Input parameters relating to overall vehicle dynamics
    • B60W2520/10Longitudinal speed

Abstract

【課題】運転支援の自由度を高めることができる車両制御装置、車両制御方法、およびプログラムを提供すること。【解決手段】自車両の周辺環境を認識する周辺認識部(130)と、前記認識部の出力情報に基づいて、前走車両への追従走行制御を含む前記自車両の加減速制御を行う運転制御部(140、150)と、前記運転制御部によって制御される制動装置の状態に基づいて、前記制動装置における摩擦材の温度が閾値以上となることを予測する予測部(138)と、を備え、前記運転制御部は、前記予測部により前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合、前記追従走行制御において縦方向の車両挙動を抑制する、車両制御装置(100)。【選択図】図2

Description

本発明は、車両制御装置、車両制御方法、およびプログラムに関する。
近年、ACC(Adaptive Cruise Control System)やLKAS(Lane Keeping Assistance System)等の運転支援機能について研究が進められている。
これらの運転支援機能のうち加減速を伴う運転支援機能を利用する際、車両が路面勾配の急な降坂を走行する場面において、運転支援制御を継続するとブレーキフェード状態に至ると予測される摩擦材の温度を上回った場合、加速度変化がより小さくなるよう制御特性を変更する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。また、ブレーキパッドの過加熱状態等の異常状態が発生した場合であり、所定時間以上異常状態が解消されない場合に追従制御の実行が停止されることを乗員に報知することで、乗員が追従制御の実行停止タイミングを予測することができるようにする技術が開示されている(例えば、特許文献2)。
特開2005−28896号公報 特開2006−69420号公報
しかしながら、従来の技術においては車両が減速する可能性の予測を活用して、ブレーキフェード状態にならないように制御することは行われていなかった。このため、本来であればブレーキフェード状態にならないような場面でも追従走行制御を抑制する結果、必要以上に運転支援の自由度が制限される場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、運転支援の自由度を高めることができる車両制御装置、車両制御方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る車両制御装置、車両制御方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る車両制御装置は、自車両の周辺環境を認識する周辺認識部と、前記周辺認識部の出力情報に基づいて、前走車両への追従走行制御を含む前記自車両の加減速制御を行う運転制御部と、前記運転制御部によって制御される制動装置の状態に基づいて、前記制動装置における摩擦材の温度が閾値以上となることを予測する予測部と、を備え、前記運転制御部は、前記予測部により前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合、前記追従走行制御において縦方向の車両挙動を抑制する車両制御装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記予測部は、前記自車両が制動によって停止した後に前記摩擦材の温度がピークとなる温度上昇モデルに基づいて、前記制動装置における摩擦材の温度が閾値以上となることを予測するもの。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記予測部は、前記前走車両の有無、前記自車両と前記前走車両との車間距離、前記自車両の積載量、前記自車両の乗員の数、前記自車両の速度、前記自車両の走行路の勾配または紆曲度合、前記自車両の回生ブレーキにより生じた電力の受け入れ余力のうち一部または全部、或いは組み合わせに基づいて、前記摩擦材の温度を予測するもの。
(4):上記(1)から(3)のいずれかの態様において、前記運転制御部は、前記追従走行制御における上限速度を小さくすることで、縦方向の車両挙動を抑制するもの。
(5):上記(1)から(4)のいずれかの態様において、前記運転制御部は、前記予測部により前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合において、自車両の速度が前記周辺認識部により認識された周辺車両より早い場合、前記上限速度を小さくすることで、縦方向の車両挙動を抑制するもの。
(6):上記(4)または(5)の態様において、前記上限速度は、前記自車両の乗員の指定する設定速度と前記自車両の走行する走行路の標識速度とのうち小さい方であり、
前記運転制御部は、前記追従走行制御における上限速度を小さくする場合、前記設定速度を小さくするもの。
(7):上記(1)から(6)の態様において、前記追従走行制御は、前記前走車両と前記自車両との車間距離を目標車間距離に近づける車間距離制御を含み、前記運転制御部は、前記目標車間距離を大きくすることで、前記追従走行制御において縦方向の車両挙動を抑制するもの。
(8):上記(7)の態様において、前記目標車間距離は、段階的に設定される複数の目標車間距離候補の中から選択され、前記運転制御部は、前記予測部により前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合において、最も長い目標車間距離候補が前記目標車間距離に設定されている場合、その状態を維持し、最も長い目標車間距離候補が前記目標車間距離に設定されていない場合、現在設定されている目標車間距離候補よりも長い目標車間距離候補を前記目標車間距離に設定するもの。
(9):上記(7)または(8)の態様において、前記運転制御部は、前記予測部により前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合において、前記周辺認識部により認識された周辺車両の挙動変化があり、前記挙動変化によって自車両の操舵への影響度が基準以上であると予測される場合、前記目標車間距離を大きくするもの。
(10):上記(7)から(9)のいずれかの態様において、前記運転制御部は、前記予測部により前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合において、前記車間距離制御における車間距離の拡大に対する加速の度合を抑制するもの。
(11):上記(1)から(10)のいずれかの態様において、前記運転制御部は、前記予測部により前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合において、前記車間距離制御におけるタイムラグを大きくするもの。
(12):この発明の一態様に係る車両制御方法は、コンピュータが、自車両の周辺環境を認識し、前走車両への追従走行制御を含む前記自車両の加減速制御を行い、前記自車両の加減速制御によって制御される制動装置の状態に基づいて、前記制動装置における摩擦材の温度が閾値以上となることを予測し、前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合、前記追従走行制御において縦方向の車両挙動を抑制する車両制御方法である。
(13):この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、自車両の周辺環境を認識させ、前走車両への追従走行制御を含む前記自車両の加減速制御を行わせ、前記自車両の加減速制御によって制御される制動装置の状態に基づいて、前記制動装置における摩擦材の温度が閾値以上となることを予測させ、前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合、前記追従走行制御において縦方向の車両挙動を抑制させるプログラムである。
(1)〜(14)によれば、追従機能を継続的に提供できるよう制御することができ、運転支援の自由度を高めることができる。
(2)〜(4)によれば、自車両の上限速度を制御することで、追従機能を継続的に提供できるよう好適に制御することができる。
(5)〜(9)によれば、目標車間距離を制御することで、追従機能を継続的に提供できるよう好適に制御することができる。
(10)によれば、回生ブレーキによる蓄電池の充電が行われる場合の摩擦材の温度の予測精度を高めることができ、追従機能を継続的に提供できるよう好適に制御することができる。
(11)によれば、周辺認識部により認識された結果に基づいて、摩擦材の温度の予測精度を高めることができ、追従機能を継続的に提供できるよう好適に制御することができる。
第1の実施形態の自動運転制御装置100を利用した車両システム1の構成図である。 第1制御部120および第2制御部150の機能構成図である。 予測部138による予測手法について説明するための図である。 第1制御部120による処理の流れの一例を示すフローチャートである。 縦方向の車両挙動を抑制する変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の運転支援制御装置300を利用した車両システム1Aの構成図である。 ACC制御部320による処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態の各種制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の車両制御装置、車両制御方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
[全体構成]
図1は、第1の実施形態の自動運転制御装置100を利用した車両システム1の構成図である。車両システム1が搭載される車両は、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどの内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いは二次電池や燃料電池の放電電力を使用して動作する。自動運転制御装置100は「車両制御装置」の一例である。
車両システム1は、例えば、カメラ10と、レーダ装置12と、ファインダ14と、物体認識装置16と、通信装置20と、HMI(Human Machine Interface)30と、車両センサ40と、ナビゲーション装置50と、MPU(Map Positioning Unit)60と、運転操作子80と、自動運転制御装置100と、走行駆動力出力装置200と、ブレーキ装置210と、ステアリング装置220とを備える。これらの装置や機器は、CAN(Controller Area Network)通信線等の多重通信線やシリアル通信線、無線通信網等によって互いに接続される。なお、図1に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、更に別の構成が追加されてもよい。ブレーキ装置210は、「制動装置」の一例である。
カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。カメラ10は、車両システム1が搭載される車両(以下、自車両M)の任意の箇所に取り付けられる。前方を撮像する場合、カメラ10は、フロントウインドシールド上部やルームミラー裏面等に取り付けられる。カメラ10は、例えば、周期的に繰り返し自車両Mの周辺を撮像する。カメラ10は、ステレオカメラであってもよい。
レーダ装置12は、自車両Mの周辺にミリ波などの電波を放射すると共に、物体によって反射された電波(反射波)を検出して少なくとも物体の位置(距離および方位)を検出する。レーダ装置12は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。レーダ装置12は、FM−CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によって物体の位置および速度を検出してもよい。
ファインダ14は、LIDAR(Light Detection and Ranging)である。ファインダ14は、自車両Mの周辺に光を照射し、散乱光を測定する。ファインダ14は、発光から受光までの時間に基づいて、対象までの距離を検出する。照射される光は、例えば、パルス状のレーザー光である。ファインダ14は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。
物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14のうち一部または全部による検出結果に対してセンサフュージョン処理を行って、物体の位置、種類、速度などを認識する。物体認識装置16は、認識結果を自動運転制御装置100に出力する。物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14の検出結果をそのまま自動運転制御装置100に出力してよい。車両システム1から物体認識装置16が省略されてもよい。
通信装置20は、例えば、セルラー網やWi−Fi網、Bluetooth(登録商標)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)などを利用して、自車両Mの周辺に存在する他車両と通信し、或いは無線基地局を介して各種サーバ装置と通信する。
HMI30は、自車両Mの乗員に対して各種情報を提示すると共に、乗員による入力操作を受け付ける。HMI30は、各種表示装置、スピーカ、ブザー、タッチパネル、スイッチ、キーなどを含む。
車両センサ40は、自車両Mの速度を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、自車両Mの向きを検出する方位センサ等を含む。
ナビゲーション装置50は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機51と、ナビHMI52と、経路決定部53とを備える。ナビゲーション装置50は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置に第1地図情報54を保持している。GNSS受信機51は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、自車両Mの位置を特定する。自車両Mの位置は、車両センサ40の出力を利用したINS(Inertial Navigation System)によって特定または補完されてもよい。ナビHMI52は、表示装置、スピーカ、タッチパネル、キーなどを含む。ナビHMI52は、前述したHMI30と一部または全部が共通化されてもよい。経路決定部53は、例えば、GNSS受信機51により特定された自車両Mの位置(或いは入力された任意の位置)から、ナビHMI52を用いて乗員により入力された目的地までの経路(以下、地図上経路)を、第1地図情報54を参照して決定する。第1地図情報54は、例えば、道路を示すリンクと、リンクによって接続されたノードとによって道路形状が表現された情報である。第1地図情報54は、道路の勾配、道路の曲率やPOI(Point Of Interest)情報などを含んでもよい。地図上経路は、MPU60に出力される。ナビゲーション装置50は、地図上経路に基づいて、ナビHMI52を用いた経路案内を行ってもよい。ナビゲーション装置50は、例えば、乗員の保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の機能によって実現されてもよい。ナビゲーション装置50は、通信装置20を介してナビゲーションサーバに現在位置と目的地を送信し、ナビゲーションサーバから地図上経路と同等の経路を取得してもよい。
MPU60は、例えば、推奨車線決定部61を含み、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に第2地図情報62を保持している。推奨車線決定部61は、ナビゲーション装置50から提供された地図上経路を複数のブロックに分割し(例えば、車両走行方向に関して100[m]毎に分割し)、第2地図情報62を参照してブロックごとに推奨車線を決定する。推奨車線決定部61は、左から何番目の車線を走行するといった決定を行う。推奨車線決定部61は、地図上経路に分岐箇所が存在する場合、自車両Mが、分岐先に進行するための合理的な経路を走行できるように、推奨車線を決定する。
第2地図情報62は、第1地図情報54よりも高精度な地図情報である。第2地図情報62は、例えば、車線の中央の情報あるいは車線の境界の情報等を含んでいる。また、第2地図情報62には、道路情報、交通規制情報、住所情報(住所・郵便番号)、施設情報、電話番号情報などが含まれてよい。第2地図情報62は、通信装置20が他装置と通信することにより、随時、アップデートされてよい。
運転操作子80は、例えば、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、ステアリングホイール、異形ステア、ジョイスティックその他の操作子を含む。運転操作子80には、操作量あるいは操作の有無を検出するセンサが取り付けられており、その検出結果は、自動運転制御装置100、もしくは、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220のうち一部または全部に出力される。
自動運転制御装置100は、例えば、第1制御部120と、第2制御部150と、記憶部125とを備える。第1制御部120と第2制御部150は、それぞれ、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め自動運転制御装置100のHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで自動運転制御装置100のHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。
記憶部125は、追従走行制御部142によって参照される温度上昇モデル情報125aを記憶する。記憶部125は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)などにより実現される。温度上昇モデル情報125aについては後述する。
図2は、第1制御部120および第2制御部150の機能構成図である。第1制御部120は、例えば、周辺認識部130と、自車両状態認識部135と、行動計画生成部140とを備える。第1制御部120は、例えば、AI(Artificial Intelligence;人工知能)による機能と、予め与えられたモデルによる機能とを並行して実現する。例えば、「交差点を認識する」機能は、ディープラーニング等による交差点の認識と、予め与えられた条件(パターンマッチング可能な信号、道路標示、道路標識などがある)に基づく認識とが並行して実行され、双方に対してスコア付けして総合的に評価することで実現されてよい。これによって、自動運転の信頼性が担保される。行動計画生成部140と第2制御部150を合わせたものは「運転制御部」の一例である。
周辺認識部130は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14から物体認識装置16を介して入力された情報に基づいて、自車両Mの周辺にある物体の位置、および速度、加速度等の状態を認識する。物体の位置は、例えば、自車両Mの代表点(重心や駆動軸中心など)を原点とした絶対座標上の位置として認識され、制御に使用される。物体の位置は、その物体の重心やコーナー等の代表点で表されてもよいし、表現された領域で表されてもよい。物体の「状態」とは、物体の加速度やジャーク、あるいは「行動状態」(例えば車線変更をしている、またはしようとしているか否か)を含んでもよい。
また、周辺認識部130は、例えば、自車両Mが走行している車線(走行車線)を認識する。例えば、周辺認識部130は、第2地図情報62から得られる道路区画線のパターン(例えば実線と破線の配列)と、カメラ10によって撮像された画像から認識される自車両Mの周辺の道路区画線のパターンとを比較することで、走行車線を認識する。なお、周辺認識部130は、道路区画線に限らず、道路区画線や路肩、縁石、中央分離帯、ガードレールなどを含む走路境界(道路境界)を認識することで、走行車線を認識してもよい。この認識において、ナビゲーション装置50から取得される自車両Mの位置やINSによる処理結果が加味されてもよい。また、周辺認識部130は、一時停止線、障害物、赤信号、料金所、その他の道路事象を認識する。
周辺認識部130は、走行車線を認識する際に、走行車線に対する自車両Mの位置や姿勢を認識する。周辺認識部130は、例えば、自車両Mの基準点の車線中央からの乖離、および自車両Mの走行方向の車線中央を連ねた線に対してなす角度を、走行車線に対する自車両Mの相対位置および姿勢として認識してもよい。これに代えて、周辺認識部130は、走行車線のいずれかの側端部(道路区画線または道路境界)に対する自車両Mの基準点の位置などを、走行車線に対する自車両Mの相対位置として認識してもよい。
自車両状態認識部135は、例えば、温度取得部136と、予測部138とを備える。温度取得部136は、自車両Mのブレーキ装置210で用いられる摩擦材(例えば、ブレーキパッドやブレーキライニング)の温度を取得する。温度取得部136は、例えば、前輪における摩擦材の温度と、後輪における摩擦材の温度とを別々に取得する。温度取得部136は、摩擦材の設置箇所、またはその周辺部材に温度センサが取り付けられる場合にはそれぞれの温度センサから入力される検出結果を摩擦材の温度としてもよいし、車両センサ40により検出された自車両Mの車速等に基づく冷却度合に基づいて温度を推定してもよい。また、温度取得部136は、温度センサの検出結果と自車両Mの速度に基づいて摩擦材の温度を推定してもよい。温度取得部136は、取得した温度を予測部138に出力する。
予測部138は、温度取得部136により取得された温度および周辺認識部130により認識された自車両Mの周辺情報に基づいて、摩擦材の最高到達温度が閾値を超えることを予測する(閾値を超えるか否かを、判定ないし推定する)。最高到達温度とは、例えば、自車両Mが現在の速度Vで走行している状態から、比較的強い基準制動度合で停止する場合の摩擦材の到達温度のことである。基準制動度合とは、周辺物体への接触が迫っている場合の緊急的なブレーキ相当の度合ではなく、通常の注意を払って運転が行われている場合に、何らかの事象でかけられるブレーキ程度の度合である。予測部138は、予測結果(摩擦材の最高到達温度が閾値を超えることの通知)を後述する追従走行制御部142に出力する。
なお、予測部138は、自車両Mにおいて回生ブレーキが作動可能である場合には、自車両Mの備える蓄電池の充電余力に基づいて、回生ブレーキを作動させることを前提として摩擦材の最高到達温度を予測してもよい。予測部138は、例えば、蓄電池に受け入れ余力がある場合(すなわち、自車両Mを停止させるエネルギーをすべて蓄電できる場合)には、摩擦材の温度上昇はしないと予測する。また、予測部138は、例えば、蓄電池の受け入れ余力があるが自車両Mを停止させるエネルギーの全てを蓄電できない場合には、回生ブレーキによる減速が行われた後に、摩擦材を用いるブレーキ装置によって自車両Mを停止させる、或いは回生ブレーキと摩擦材を用いるブレーキ装置とを併用するものとして摩擦材の最高到達温度を予測する。
行動計画生成部140は、原則的には推奨車線決定部61により決定された推奨車線を走行し、更に、自車両Mの周辺状況に対応できるように、自車両Mが自動的に(運転者の操作に依らずに)将来走行する目標軌道を生成する。目標軌道は、例えば、速度要素を含んでいる。例えば、目標軌道は、自車両Mの到達すべき地点(軌道点)を順に並べたものとして表現される。軌道点は、道なり距離で所定の走行距離(例えば数[m]程度)ごとの自車両Mの到達すべき地点であり、それとは別に、所定のサンプリング時間(例えば0コンマ数[sec]程度)ごとの目標速度および目標加速度が、目標軌道の一部として生成される。また、軌道点は、所定のサンプリング時間ごとの、そのサンプリング時刻における自車両Mの到達すべき位置であってもよい。この場合、目標速度や目標加速度の情報は軌道点の間隔で表現される。
行動計画生成部140は、目標軌道を生成するにあたり、自動運転のイベントを設定してよい。自動運転のイベントには、定速走行イベント、低速追従走行イベントを含む追従走行イベント(以下に説明する追従走行制御)、車線変更イベント、分岐イベント、合流イベント、テイクオーバーイベントなどがある。行動計画生成部140は、起動させたイベントに応じた目標軌道を生成する。
行動計画生成部140は、例えば、追従走行制御を行う追従走行制御部142を備える。追従走行制御は、例えば、ACC(Adaptive Cruise Control System)やCACC(Cooperative Adaptive Cruise Control)に相当する制御である。追従走行制御とは、自車両Mの前方を自車両Mと同じ方向に走行する車両(以下、前走車両)に対して、一定の車間距離を自動的に保つように走行する制御である。追従走行制御部142は、前走車両との車間距離Dが目標車間距離D*に対して十分に大きい(あるいは前走車両が認識されない)場合は、設定速度(上限速度)で走行するように定速走行制御を行う。そうでない場合、追従走行制御部142は、車間距離Dを目標車間距離D*に近づけるように速度フィードバック制御を行う。例えば、制御対象が相対速度VMut(自車両Mの速度V−前走車両の速度)であり、PI制御を行うものとすると、速度フィードバック制御は、簡易的に式(1)で表される。式中、Kpは比例ゲインであり、Kiは積分ゲインである。行動計画生成部140は、上記のように決定された相対速度を実現するように、目標軌道に付随する目標加速度や目標速度を決定して第2制御部150に出力する。
Figure 2020019456
また、追従走行制御部142は、予測部138により、摩擦材の最高到達温度が閾値を超えることが予測された場合、追従走行制御において縦方向の車両挙動を抑制する。これについては後述する。
第2制御部150は、行動計画生成部140によって生成された目標軌道を、予定の時刻通りに自車両Mが通過するように、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220を制御する。
図2に戻り、第2制御部150は、例えば、取得部152と、速度制御部154と、操舵制御部156とを備える。取得部152は、行動計画生成部140により生成された目標軌道(軌道点)の情報を取得し、メモリ(不図示)に記憶させる。速度制御部154は、メモリに記憶された目標軌道に付随する速度要素に基づいて、走行駆動力出力装置200またはブレーキ装置210を制御する。操舵制御部156は、メモリに記憶された目標軌道の曲がり具合に応じて、ステアリング装置220を制御する。速度制御部154および操舵制御部156の処理は、例えば、フィードフォワード制御とフィードバック制御との組み合わせにより実現される。一例として、操舵制御部156は、自車両Mの前方の道路の曲率に応じたフィードフォワード制御と、目標軌道からの乖離に基づくフィードバック制御とを組み合わせて実行する。
走行駆動力出力装置200は、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。走行駆動力出力装置200は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機などの組み合わせと、これらを制御するECUとを備える。ECUは、第2制御部150から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。電動機は、回生ブレーキとして機能してもよい。
ブレーキ装置210は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、第2制御部150から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ブレーキ装置210は、運転操作子80に含まれるブレーキペダルの操作によって発生させた油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置210は、上記説明した構成に限らず、第2制御部150から入力される情報に従ってアクチュエータを制御して、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
ステアリング装置220は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、第2制御部150から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
[追従を緩やかにする制御]
以下、予測部138による予測手法と、追従走行制御部142による追従を緩やかにする制御とについて説明する。
図3は、予測部138による予測手法について説明するための図である。図示する例は、ある速度で走行していた自車両において制動がなされ、速度がゼロになって停止する際の温度変化を示している。図中、時刻t1においてブレーキトルクが立ち上がり、減速Gが発生して自車両Mの速度が低下し始める。時刻t2において、自車両Mの速度がゼロとなり、減速Gもゼロになる。比較的強い制動力が作用する場合、前輪側の摩擦材の温度Tfと後輪側の摩擦材の温度Trは、時刻t1とt2の間にピークを付けるのでは無く、時刻t2以降にピークを付ける。図3の例では、時刻t3に前輪側の摩擦材の温度Tfがピークを付け、それより後の時刻t4に後輪側の摩擦材の温度Trがピークを付ける。
このような温度上昇の傾向は、温度上昇モデル情報125aによって規定されている。温度上昇モデル情報125aは、自車両Mの現在の速度Vと摩擦材の温度TfまたはTrを入力すると、制動後の最高到達温度を出力する温度上昇モデルを含む。温度上昇モデルは以下の式(2)、(3)で表される。式中、TfMAXは前輪側の摩擦材の(予測)最高到達温度であり、TrMAXは後輪側の摩擦材の(予測)最高到達温度である。ξは、各種補正パラメータである。
TfMAX=h(V,Tf,ξ) …(2)
TrMAX=h(V,Tr,ξ) …(3)
補正パラメータξは、例えば、前走車両の有無、自車両Mと前走車両との車間距離、自車両Mの積載量、自車両Mの乗員の数、自車両Mの走行路の勾配または紆曲度合、自車両Mの回生ブレーキにより生じた電力の受け入れ余力などが含まれる。温度上昇モデルでは、これらのパラメータの値に応じた温度上昇カーブの調整量が規定されている。予測部138は、この温度上昇モデルに自車両Mの速度Vや各種補正パラメータξを入力することで、制動後の最高到達温度を導出する。
予測部138は、前走車両が存在する場合に、前走車両が存在しない場合(自車両Mが定速走行する場合)よりも最高到達温度TfMAXやTrMAXをより大きく導出するように設定されている。また、予測部138は、前走車両との車間距離が所定距離より短い場合に、最高到達温度TfMAXやTrMAXをより大きく導出するように設定されている。また、予測部138は、自車両Mの速度Vが速いほど、最高到達温度TfMAXやTrMAXをより大きく導出するように設定されている。
また、予測部138は、自車両Mの乗員の数や積載する荷物の大きさや数量に応じて自車両Mの車両総重量(自車両Mの重量と、荷物の積載量や乗員の重量の合計)を導出し、摩擦材の最高到達温度の予測に用いてもよい。予測部138は、例えば、摩擦材の最高到達温度を導出する際に、導出した車両総重量を用いて最高到達温度を予測し、車両総重量が重いほど、最高到達温度TfMAXやTrMAXをより大きく導出するように設定されている。もしくは、予測部138は、車両総重量を導出せず、自車両Mの乗員の数や積載する荷物の数量が多いほど、最高到達温度TfMAXやTrMAXをより大きく導出するように設定されてもよい。
また、予測部138は、例えば、勾配が登坂である場合、走行路が平坦である場合よりブレーキ操作が行われる可能性が低いことから、走行路が平坦である場合よりも最高到達温度TfMAXやTrMAXをより小さく導出するように設定されてもよい。また、予測部138は、自車両Mの走行路の勾配が降坂である場合、走行路が平坦である場合よりブレーキ操作が行われる可能性が高いことから、走行路が平坦である場合よりも最高到達温度TfMAXやTrMAXをより大きく導出するように設定されてもよい。
また、予測部138は、自車両Mの走行路にカーブ路が所定値以上である場合、走行路が直線的である場合よりブレーキ操作が行われる可能性が高いことから、最高到達温度TfMAXやTrMAXをより大きく導出するように設定されてもよい。所定値は、例えば、カーブ路の総距離、単位時間あたりのカーブ路遭遇回数、またはカーブ路の曲率等を示す値が設定される。
また、予測部138は、周辺認識部130により自車両Mの走行を妨げる事象(例えば、前走する前走車両の停車や、前走車両とは異なる前走車両が自車両Mの走行方向前方に割り込み、走行路上の落下物など)を認識した場合、最高到達温度TfMAXやTrMAXをより大きく導出するように設定されてもよい。
追従走行制御部142は、予測部138によって前輪側の摩擦材の最高到達温度TfMAXが閾値Tf#を上回ることが予測された場合、或いは、後輪側の摩擦材の最高到達温度TrMAXが閾値Tr#を上回ることが予測された場合、自車両Mの走行方向前方の前走車両との目標車間距離Dを大きく変更したり、設定速度(上限速度)を小さくするVことで、縦方向の車両挙動を抑制する。なお、追従走行制御部142は、前輪側の摩擦材の最高到達温度TfMAXにのみ着目して縦方向の車両挙動を抑制してもよいし、後輪側の摩擦材の最高到達温度TrMAXにのみ着目して縦方向の車両挙動を抑制してもよい。
なお、追従走行制御部142の決定した内容に基づいて第2制御部150が目標車間距離Dを大きくする際に、自車両Mの速度が一時的に遅くなる可能性があるが、第2制御部150は目標車間距離Dを確保できた後に元の速度Vに戻させてもよいし、元の速度Vより遅くなった状態を保ってもよい。また、追従走行制御部142は目標車間距離Dを大きくさせる際に、併せて自車両Mの上限速度を小さくしてもよい。
なお、追従走行制御部142は、自車両Mの乗員により設定速度が指定されている場合には、その指定された速度を考慮して縦方向の車両挙動を抑制してもよい。追従走行制御部142は、上限速度(設定速度の上限)として、標識速度(道路標識等により提示される制限速度:以下、標識速度Vr)または乗員により指定された速度を設定する。例えば、乗員により指定された速度が標識速度Vr未満である場合、乗員により指定された速度が上限速度となる。また、例えば、自車両Mの速度Vが乗員により指定された速度であった場合には、追従走行制御部142は、自車両Mの速度Vを小さくすることよりも自車両Mの走行方向前方の前走車両との目標車間距離Dを大きくすることを優先的に実行し、目標車間距離Dを確保できた後に元の速度Vに戻させる。また、追従走行制御部142は、周辺認識部130によって自車両Mの走行路に標識速度Vrの指定があることが認識された場合には、その標識速度Vrを考慮して縦方向の車両挙動を抑制する。追従走行制御部142は、例えば、標識速度VrがV未満である場合、自車両Mの速度を標識速度Vrに変更させる。
また、例えば、図3の例において追従走行制御部142が自車両Mの速度Vを維持した状態で目標車間距離Dを大きくすると決定した場合、前走車両の速度が遅い場合や、前走車両の速度が一定でない場合であり、目標車間距離Dをスムーズに変更できないが、車線変更によって目標車間距離Dを大きくすることが実現すると予測される場合には、自車両Mは車線変更を行ってもよい。
[目標車間距離の変更]
追従走行制御部142は、ACCにより運転制御が行われる場合において、自車両Mの目標車間距離Dが乗員によって「長距離、中距離」等、目標車間距離候補を段階的に設定可能である場合、予測部138の予測値に基づいて、目標車間距離Dの段階が選択されてもよい。追従走行制御部142は、例えば、目標車間距離Dが「長距離」である場合に、縦方向の車両挙動を抑制すると決定した場合には、乗員によって設定された「長距離」の設定を尊重して、「長距離」の状態を維持する。また、縦方向の車両挙動の抑制を緩和する(自由度を高める)と決定した場合には、「長距離」の状態から「中距離」の状態に変更する。段階「長距離」が「第1距離」の一例である場合には、段階「中距離」が「第2距離」の一例に該当する。なお、目標車間距離Dは、「長距離、中距離、短距離」等、多段階に設定可能であってもよい。
[周辺認識結果に基づく車両挙動設定]
追従走行制御部142は、周辺認識部130により認識された自車両Mの周辺を走行する前走車両の挙動変化によって自車両Mの操舵への影響があるか否かを予測してもよい。例えば、追従走行制御部142は、周辺認識部130により自車両Mの前方を走行する前走車両の車線変更等の挙動変化が認識され、その挙動変化が自車両Mの操舵への影響度が基準以上であると予測される場合、目標車間距離Dを現在設定されている距離より長く変更するようにする。自車両Mの操舵への影響度とは、例えば、速度の変化率や、操舵角の変更度合によって評価される度合である。
また、追従走行制御部142は、温度取得部136により取得された摩擦材の温度が所定の値(例えば、追従制御を所定時間継続した場合に摩擦材の温度が閾値を超過する可能性がある所定値以上の温度)以上である場合、前走車両との車間距離が目標車間距離Dよりも長い場合や、前走車両の自車両Mとの相対速度が大きい場合であっても、自車両Mの車間距離制御における車間距離の拡大に対する加速の度合を抑制する。このとき、追従走行制御部142は、自車両Mに前走車両との車間距離を詰めたり、速度Vを早くしたりする制御を行うことは避け、前走車両を積極的に追尾させないようにする。追従走行制御部142は、例えば、上述の式(1)における比率ゲインKpや積分ゲインKiを小さくすることで、自車両Mが車間距離を拡大させるまでのタイムラグを設け、前走車両を積極的に追尾させないようにする。
[フローチャート]
図4は、第1制御部120による処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、温度取得部136は、摩擦材の温度を取得する(ステップS100)。次に、周辺認識部130は、自車両Mの周辺状況を認識する(ステップS102)。次に、予測部138は、摩擦材の最高到達温度を予測する(ステップS104)。次に、追従走行制御部142は、予測部138が予測した最高到達温度が、閾値以上か否かを判定する(ステップS106)。追従走行制御部142は、閾値以上であると判定した場合、縦方向の車両挙動を抑制する変更を行う(ステップS108)。閾値以上であると判定しなかった場合、本フローの処理を終了する。
図5は、図4に示したフローチャートのステップS108において行われる縦方向の車両挙動を抑制する変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、追従走行制御部142は、周辺認識部130により前走車両の挙動変化を認識されたかを判定する(ステップS200)。追従走行制御部142は、前走車両の挙動変化を認識されたと判定された場合、目標車間距離D*を大きくする(ステップS202)。追従走行制御部142は、前走車両の挙動変化を認識されたと判定した場合、周辺認識部130により認識された車間距離Dが目標車間距離D*よりも大きいか否かを判定する(ステップS204)。追従走行制御部142は、車間距離Dが目標車間距離D*よりも大きいと判定した場合、ステップS202の処理を行う。追従走行制御部142は、車間距離Dが目標車間距離D*よりも大きいと判定しなかった場合、前走車両との相対速度VMutが大きい(例えば、所定の閾値速度以上)か否かを判定する(ステップS206)。追従走行制御部142は、前走車両との相対速度VMutが大きいと判定した場合、上限速度を小さくする(ステップS208)。追従走行制御部142は、前走車両との相対速度VMutが大きいと判定しなかった場合、本フローチャートの処理を終了する。
以上説明したように、実施形態の自動運転制御装置100は、自車両Mの周辺環境を認識する周辺認識部130と、周辺認識部130の出力情報に基づいて、自車両Mへの追従走行制御を含む車両の加減速制御を行う運転制御部(140、150)と、運転制御部によって制御されるブレーキ装置210の摩擦材の温度に基づいて、摩擦材の温度が閾値以上となることを予測する予測部138と、を備え、予測部138により摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合、運転制御部が自車両Mの縦方向の車両挙動を抑制することにより、ブレーキフェード状態とならない程度に速度上限を好適に制御することができる。この結果、追従走行制御が継続的に行われ、乗員に運転支援の自由度を高めることができる。
なお、上述の実施形態において、予測部138による最高到達温度を調整する際に、周辺認識部130により認識される自車両Mの周辺状況に加えて、自車両Mの走行する季節、時間帯、天候、路面の状態(例えば、路面が濡れているか否か)がさらに考慮されてもよい。
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態の運転支援制御装置300について説明する。なお、第2の実施形態において、追従走行は、自動運転の一部としてではなく、運転支援機能によって実現されるものとして説明する。運転支援制御装置300は、「車両制御装置」の他の一例である。
図6は、第2の実施形態の運転支援制御装置300を利用した車両システム1Aの構成図である。車両システム1Aは、第1の実施形態の車両システム1と比較すると、自動運転制御装置100に代えて運転支援制御装置300を備える点が異なる。運転支援制御装置300は、認識部310と、ACC制御部320と、記憶部330とを備える。運転支援制御装置300の記憶部330には、温度上昇モデル情報330aが格納されている。なお、第2の実施形態において、ACC制御部320が「運転制御部」の一例である。
認識部310は、周辺認識部312と、温度取得部314と、予測部316を備える。周辺認識部312は、周辺認識部130と同等の機能を有する。温度取得部314は、温度取得部136と同等の機能を有する。予測部316は、予測部138と同等の機能を有する。ACC制御部320は、第1の実施形態の追従走行制御部142と同様に、前走車両との車間距離Dが目標車間距離D*に対して十分に大きい場合は、設定速度で走行するように定速走行制御を行う。そうでない場合、ACC制御部320は、車間距離Dを目標車間距離D*に近づけるように速度フィードバック制御を行う。また、ACC制御部320は、温度取得部314により取得された摩擦材の温度に基づいて、縦方向の車両挙動を抑制する制御(例えば、設定速度Vを小さくする、または車間距離を大きくする)を行う。
[フローチャート]
図7は、ACC制御部320による処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図7に示すフローチャートのステップS308の処理は、図5に示したフローチャートの処理をACC制御部320が行うものである。
まず、温度取得部314は、摩擦材の温度を取得する(ステップS300)。次に、周辺認識部312は、自車両Mの周辺状況を認識する(ステップS302)。次に、予測部316は、摩擦材の最高到達温度を予測する(ステップS304)。次に、追従走行制御部142は、予測部316が予測した最高到達温度が、閾値以上か否かを判定する(ステップS306)。ACC制御部320は、閾値以上であると判定した場合、縦方向の車両挙動を抑制する変更を行う(ステップS308)。閾値以上であると判定しなかった場合、本フローの処理を終了する。
以上説明したように、第2の実施形態の車両システム1Aは、第1の実施形態と同様に、温度取得部314により取得された温度に基づいて自車両Mの速度または目標車間距離を制御することによって縦方向の車両挙動を変更することができ、ACC等の運転支援機能の設定変更を好適に制御することができる。
[ハードウェア構成]
図8は、実施形態の各種制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図示するように、各種制御装置は、通信コントローラ100−1、CPU100−2、ワーキングメモリとして使用されるRAM100−3、ブートプログラムなどを格納するROM100−4、フラッシュメモリやHDDなどの記憶装置100−5、ドライブ装置100−6などが、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。通信コントローラ100−1は、自動運転制御装置100以外の構成要素との通信を行う。記憶装置100−5には、CPU100−2が実行するプログラム100−5aが格納されている。このプログラムは、DMA(Direct Memory Access)コントローラ(不図示)などによってRAM100−3に展開されて、CPU100−2によって実行される。これによって、第1制御部120、第2制御部150、ACC制御部320のうち一部または全部が実現される。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサは、前記記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、
車両の周辺環境を認識し、
前走車両への追従走行制御を含む前記自車両の加減速制御を行い、
前記自車両の加減速制御によって制御される制動装置の状態に基づいて、前記制動装置における摩擦材の温度が閾値以上となることを予測し、
前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合、前記追従走行制御において縦方向の車両挙動を抑制する、
ように構成されている、自動運転制御装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…車両システム、10…カメラ、12…レーダ装置、14…ファインダ、16…物体認識装置、20…通信装置、40…車両センサ、50…ナビゲーション装置、53…経路決定部、54…第1地図情報、61…推奨車線決定部、62…第2地図情報、80…運転操作子、100…自動運転制御装置、120…第1制御部、130…周辺認識部、135…自車両状態認識部、136…温度取得部、138…予測部、140…行動計画生成部、142…追従走行制御部、150…第2制御部、152…取得部、154…速度制御部、156…操舵制御部、200…走行駆動力出力装置、210…ブレーキ装置、220…ステアリング装置、300…運転支援制御装置、312…周辺認識部、314…温度取得部、316…予測部、320…ACC制御部

Claims (13)

  1. 自車両の周辺環境を認識する周辺認識部と、
    前記周辺認識部の出力情報に基づいて、前走車両への追従走行制御を含む前記自車両の加減速制御を行う運転制御部と、
    前記運転制御部によって制御される制動装置の状態に基づいて、前記制動装置における摩擦材の温度が閾値以上となることを予測する予測部と、
    を備え、
    前記運転制御部は、前記予測部により前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合、前記追従走行制御において縦方向の車両挙動を抑制する、
    車両制御装置。
  2. 前記予測部は、前記自車両が制動によって停止した後に前記摩擦材の温度がピークとなる温度上昇モデルに基づいて、前記制動装置における摩擦材の温度が閾値以上となることを予測する、
    請求項1記載の車両制御装置。
  3. 前記予測部は、前記前走車両の有無、前記自車両と前記前走車両との車間距離、前記自車両の積載量、前記自車両の乗員の数、前記自車両の速度、前記自車両の走行路の勾配または紆曲度合、前記自車両の回生ブレーキにより生じた電力の受け入れ余力のうち一部または全部、或いは組み合わせに基づいて、前記摩擦材の温度を予測する、
    請求項1または2に記載の車両制御装置。
  4. 前記運転制御部は、前記追従走行制御における上限速度を小さくする、
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の車両制御装置。
  5. 前記運転制御部は、前記予測部により前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合において、
    自車両の速度が前記周辺認識部により認識された周辺車両より早い場合、前記追従走行制御における上限速度を小さくすることで、縦方向の車両挙動を抑制する、
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載の車両制御装置。
  6. 前記上限速度は、前記自車両の乗員の指定する設定速度と前記自車両の走行する走行路の標識速度とのうち小さい方であり、
    前記運転制御部は、前記追従走行制御における上限速度を小さくする場合、前記設定速度を小さくする、
    請求項4または5に記載の車両制御装置。
  7. 前記追従走行制御は、前記前走車両と前記自車両との車間距離を目標車間距離に近づける車間距離制御を含み、
    前記運転制御部は、前記目標車間距離を大きくする、
    請求項1から6のうちいずれか1項に記載の車両制御装置。
  8. 前記目標車間距離は、段階的に設定される複数の目標車間距離候補の中から選択され、
    前記運転制御部は、前記予測部により前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合において、
    最も長い目標車間距離候補が前記目標車間距離に設定されている場合、その状態を維持し、
    最も長い目標車間距離候補が前記目標車間距離に設定されていない場合、現在設定されている目標車間距離候補よりも長い目標車間距離候補を前記目標車間距離に設定する、
    請求項7に記載の車両制御装置。
  9. 前記運転制御部は、前記予測部により前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合において、
    前記周辺認識部により認識された周辺車両の挙動変化があり、前記挙動変化によって自車両の操舵への影響度が基準以上であると予測される場合、前記目標車間距離を大きくする、
    請求項7または8に記載の車両制御装置。
  10. 前記運転制御部は、前記予測部により前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合において、
    前記車間距離制御における車間距離の拡大に対する加速の度合を抑制する、
    請求項7から9のうちいずれか一項に記載の車両制御装置。
  11. 前記運転制御部は、前記予測部により前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合において、
    前記車間距離制御におけるタイムラグを大きくする、
    請求項7から10のうちいずれか一項に記載の車両制御装置。
  12. コンピュータが、
    自車両の周辺環境を認識し、
    前走車両への追従走行制御を含む前記自車両の加減速制御を行い、
    前記自車両の加減速制御によって制御される制動装置の状態に基づいて、前記制動装置における摩擦材の温度が閾値以上となることを予測し、
    前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合、前記追従走行制御において縦方向の車両挙動を抑制する、
    車両制御方法。
  13. コンピュータに、
    自車両の周辺環境を認識させ、
    前走車両への追従走行制御を含む前記自車両の加減速制御を行わせ、
    前記自車両の加減速制御によって制御される制動装置の状態に基づいて、前記制動装置における摩擦材の温度が閾値以上となることを予測させ、
    前記摩擦材の温度が閾値以上となることが予測された場合、前記追従走行制御において縦方向の車両挙動を抑制させる、
    プログラム。
JP2018146808A 2018-08-03 2018-08-03 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム Pending JP2020019456A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018146808A JP2020019456A (ja) 2018-08-03 2018-08-03 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
CN201910488901.2A CN110803167A (zh) 2018-08-03 2019-06-05 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018146808A JP2020019456A (ja) 2018-08-03 2018-08-03 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020019456A true JP2020019456A (ja) 2020-02-06

Family

ID=69487364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018146808A Pending JP2020019456A (ja) 2018-08-03 2018-08-03 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2020019456A (ja)
CN (1) CN110803167A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113983092A (zh) * 2021-10-18 2022-01-28 吉林大学 一种摩擦片工作状态可视化监测方法、系统
JP7394095B2 (ja) 2021-09-17 2023-12-07 株式会社アドヴィックス 車両運動制御装置
CN113983092B (zh) * 2021-10-18 2024-04-19 吉林大学 一种摩擦片工作状态可视化监测方法、系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115675430B (zh) * 2022-11-21 2023-07-04 清华大学 长下坡路段汽车制动热失效预测和主动干预系统及方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07123534A (ja) * 1993-10-25 1995-05-12 Hitachi Ltd 車間距離制御方法
JP2005028896A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Nissan Motor Co Ltd 追従走行制御装置
JP2005202579A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Toyota Motor Corp 車両速度制御装置
JP2013018298A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Isuzu Motors Ltd 先行車追従走行制御装置及び先行車追従走行方法
US20170297573A1 (en) * 2016-04-15 2017-10-19 Ford Global Technologies, Llc Brake Fade And Brake Capacity Based Powertrain Operation
JP2018086949A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 マツダ株式会社 車両制御装置
WO2018099864A1 (en) * 2016-11-30 2018-06-07 Jaguar Land Rover Limited Controller for a braking system of a vehicle

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4747935B2 (ja) * 2006-04-28 2011-08-17 日産自動車株式会社 車線逸脱防止装置
CN106240458B (zh) * 2016-07-22 2017-12-12 浙江零跑科技有限公司 一种基于车载双目相机的车辆前方碰撞预警方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07123534A (ja) * 1993-10-25 1995-05-12 Hitachi Ltd 車間距離制御方法
JP2005028896A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Nissan Motor Co Ltd 追従走行制御装置
JP2005202579A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Toyota Motor Corp 車両速度制御装置
JP2013018298A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Isuzu Motors Ltd 先行車追従走行制御装置及び先行車追従走行方法
US20170297573A1 (en) * 2016-04-15 2017-10-19 Ford Global Technologies, Llc Brake Fade And Brake Capacity Based Powertrain Operation
JP2018086949A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 マツダ株式会社 車両制御装置
WO2018099864A1 (en) * 2016-11-30 2018-06-07 Jaguar Land Rover Limited Controller for a braking system of a vehicle

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7394095B2 (ja) 2021-09-17 2023-12-07 株式会社アドヴィックス 車両運動制御装置
CN113983092A (zh) * 2021-10-18 2022-01-28 吉林大学 一种摩擦片工作状态可视化监测方法、系统
CN113983092B (zh) * 2021-10-18 2024-04-19 吉林大学 一种摩擦片工作状态可视化监测方法、系统

Also Published As

Publication number Publication date
CN110803167A (zh) 2020-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110949388B (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质
US11072331B2 (en) Vehicle control device, vehicle control method and vehicle control program
US20190084561A1 (en) Vehicle control apparatus, vehicle control method, and vehicle control program
JPWO2019171576A1 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7085371B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7429143B2 (ja) 移動体制御装置、移動体制御方法、およびプログラム
JP7201550B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
CN111511621B (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质
JP7071250B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム
JP7112374B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP6744367B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7313298B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7000202B2 (ja) 車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム
JP2021014175A (ja) 車両制御システム、車両制御方法、及びプログラム
JP7161458B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
US20190294174A1 (en) Vehicle control system, vehicle control method, and storage medium
JP2020019456A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2022048583A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7080091B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2021160426A (ja) 移動体制御装置、移動体制御方法、およびプログラム
JP7125969B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7232166B2 (ja) 予測装置、車両システム、予測方法、およびプログラム
JP7166988B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2021009624A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7123867B2 (ja) 車両制御装置、車両制御装方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210216