JP2020019252A - 透明積層樹脂板 - Google Patents

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勝貴 中瀬
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Katsuya Ito
勝也 伊藤
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Abstract

【課題】太陽光及び蛍光灯等の白色光が照射された場合の色斑の発生が抑制された透明積層樹脂板を提供することを課題とする。【解決手段】透明樹脂成形体(A)の少なくとも片面に3000nm以上150000nm以下のリタデーションを有する配向フィルム(B)を積層した透明積層樹脂板。【選択図】なし

Description

透明樹脂成形体に配向フィルムを積層した透明積層樹脂板に関する。
透明樹脂成形体は、耐物理的衝撃性に優れ、光透過性に優れることから、一般建築物及び高層ビル等で使用される窓材、屋根からの明かり採り、額縁及び展示ケース、自動車及び電車等の車両に使用される窓材等に広く使用されている。特に最近では、ガラスを使用せず、透明な樹脂成形体を使用することで軽量化が図られている。
透明樹脂成形体は、透明で採光性に優れる点においては、無機材料であるガラスに匹敵する。
このような観点から、透明樹脂成形体をガラスに代わる材料とする提案は、多数なされている。しかし、これらは成形による歪みから、色斑が発生しやすく、特に偏光サングラスを通して見た場合に顕著であるという問題がある。
特開平10−44356号公報
透明樹脂成形体をガラス板の代替として使用した場合には、太陽光及び蛍光灯等などの光が照射されると、色斑(虹斑を含む)が観察されるという問題が見つかった。
また、樹脂材料は、ガラスと比較して、色のバリエーションに富み、無色で透明度の高い製品、透明性着色品、及び不透明な着色品等様々な製品に使用されている。例えば、装飾品のカバー及びケース等である。これらの用途においても、例えば、外光が透明樹脂成形体で反射した場合に僅かに色斑を呈するという問題が見つかった。
これらの透明樹脂成形体における色斑の問題等を解決することが課題である。
リタデーションが3000nm以上150000nm以下に制御された配向フィルムを透明樹脂成形体に積層することによって上記の問題が解決されることが見出された。斯かる知見に基づき、下記に代表される発明が提供される。
つまり、代表的な本発明は、以下のとおりである。
項1.
透明樹脂成形体(A)の少なくとも片面に3000nm以上150000nm以下のリタデーションを有する配向フィルム(B)を積層した透明積層樹脂板。
項2.
透明樹脂成形体(A)がアクリル樹脂及びポリカーボネート樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂で形成され、
透明樹脂成形体(A)の厚みが1mm以上である、項1に記載の透明積層樹脂板。
項3.
配向フィルム(B)がポリエステルフィルムである、項1又は2に記載の透明積層樹脂板。
項4.
透明樹脂成形体(A)と配向フィルム(B)の間に接着層(C)を有する、項1〜3のいずれかに記載の透明積層樹脂板。
項5.
配向フィルム(B)の少なくとも片側の表層に保護層(D)を有する、項1〜4のいずれかに記載の透明積層樹脂板。
項6.
窓ガラス代替用、サンルーフ用又は展示ケース用である、項1〜4のいずれかに記載の透明積層樹脂板。
項7.
建材用又は車両用である、項6に記載の透明積層樹脂板。
太陽光及び蛍光灯等の白色光が照射された場合の色斑(虹斑)の発生が抑制された透明積層樹脂板が提供される。好適な一実施形態において、抑制される色斑は、透明積層樹脂板に斜め方向から照射された光の一部が反射する状態で観察される色斑である。
透明積層樹脂板は、少なくとも3000nm以上150000nm以下のリタデーションを有する配向フィルムと透明樹脂成形体が積層されていることが好ましい。配向フィルム、透明樹脂成形体の積層順序は任意である。具体的な積層順序は後述する。一実施形態において、透明積層樹脂板は、透明樹脂成形体の少なくとも一方の面に配向フィルムを有すること、または両面に配向フィルムを有することが好ましい。
<配向フィルム>
配向フィルムのリタデーションは、色斑を低減するという観点から、3000nm以上150000nm以下であることが好ましい。本書において、リタデーションとは、別段の断りがない限り、測定波長589nmにおけるリタデーションを意味する。また、本書において、単に「リタデーション」と記載する場合は、面内リタデーションを意味する。より効果的に色斑の発生を抑制するという観点から、配向フィルムのリタデーションの下限値は、好ましくは4500nm以上、好ましくは6000nm以上、好ましくは7000nmを超えることである。一方、配向フィルムのリタデーションの上限は、それ以上のリタデーションを有する配向フィルムを用いたとしても更なる色斑の改善効果は実質的に得られず、またリタデーションの高さに応じては配向フィルムの厚みも上昇する傾向があるため、透明樹脂板の薄型化への要請に反し兼ねないという観点から、150000nmと設定されるが、更に高い値とすることもできる。しかしながら、リタデーションを高くするためには配向フィルムに厚みが必要であり、薄型化の観点から、配向フィルムのリタデーションは、好ましくは30000nm以下、より好ましくは20000nm以下、さらに好ましくは15000nm以下、特に好ましくは12000nm以下、最も好ましくは10000nm未満である。
透明樹脂成形体の両面に配向フィルムを有する場合、2枚の配向フィルムのリタデーションは同一であっても異なっていても良い。2枚の配向フィルムの配向軸が平行にならずにずれた場合であっても色斑を効果的に低減させるためには、2枚の配向フィルムのリタデーションの値が異なり、その差が、好ましくは1800nm以上、より好ましくは2500nm以上、特に好ましくは3000nm以上となるように設計するとよい。
色斑をより効果的に抑制するという観点から、配向フィルムは、そのリタデーション(Re)と厚さ方向リタデーション(Rth)の比(Re/Rth)が、好ましくは0.2以上であり、好ましくは0.5以上、好ましくは0.6以上である。厚さ方向リタデーションは、フィルム厚さ方向断面から見たときの2つの複屈折△Nxz及び△Nyzにそれぞれフィルム厚みdを掛けて得られるリタデーションの平均値を意味する。Re/Rthが大きいほど、複屈折の作用は等方性を増し、色斑の発生をより効果的に抑制することができる。厚さ方向リタデーションも測定波長589nmで測定される。
Re/Rthの最大値は2.0(即ち、完全な1軸対称性フィルム)であるが、完全な1軸対称性フィルムに近づくにつれて配向方向と直交する方向の機械的強度が低下する傾向がある。よって、ポリエステルフィルムのRe/Rthの上限は、好ましくは1.2以下、好ましくは1.0以下である。
リタデーションは、公知の手法に従って測定することができる。具体的には、2軸方向の屈折率と厚みを測定して求めることができる。商業的に入手可能な自動複屈折測定装置(例えば、KOBRA−21ADH:王子計測機器株式会社製)を用いて求めることもできる。
配向フィルムは、公知の手法を適宜選択して製造することができる。例えば、配向フィルムは、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、シンジオタクチックポリスチレン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、シクロオレフィン樹脂、液晶性ポリマー樹脂、及びセルロース系樹脂に液晶化合物を添加した樹脂から成る群より選択される一種以上を用いて製造することができる。従って、配向フィルムは、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフィルム、シンジオタクチックポリスチレンフィルム、ポリエーテルエーテルケトンフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィルム、シクロオレフィンフィルム、液晶性フィルム、セルロース系樹脂に液晶化合物が添加されたフィルムであり得る。
配向フィルムの好ましい原料樹脂は、ポリカーボネート、ポリエステル、及びシンジオタクチックポリスチレンから成る群より選択される一種以上の樹脂である。これらの樹脂は透明性に優れるとともに、熱的、機械的特性にも優れており、延伸加工によって容易にリタデーションを制御することができる。ポリエチレンテレフタレート及びポリエチレンナフタレートに代表されるポリエステルは固有複屈折が大きく、フィルムの厚みが薄くても比較的容易に大きなリタデーションが得られるので配向フィルムの原料として好ましい。特に、ポリエチレンナフタレートは、ポリエステルの中でも固有複屈折率が大きいことから、リタデーションを特に高くしたい場合や、リタデーションを高く保ちながらフィルム厚みを薄くしたい場合に好適である。
<配向フィルムの製造方法>
以下に、ポリエステルフィルムを例に、配向フィルムの製造方法を説明する。ポリエステルフィルムは、任意のジカルボン酸とジオールとを縮合させて得ることができる。ジカルボン酸としては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、2,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、ジフェニルスルホンカルボン酸、アントラセンジカルボン酸、1,3−シクロペンタンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、マロン酸、ジメチルマロン酸、コハク酸、3,3−ジエチルコハク酸、グルタル酸、2,2−ジメチルグルタル酸、アジピン酸、2−メチルアジピン酸、トリメチルアジピン酸、ピメリン酸、アゼライン酸、ダイマー酸、セバシン酸、スベリン酸、ドデカジカルボン酸等を挙げることができる。
ジオールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、デカメチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサジオール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン等を挙げることができる。
ポリエステルフィルムを構成するジカルボン酸成分とジオール成分はそれぞれ1種又は2種以上を適宜組み合わせて用いても良い。ポリエステルフィルムを構成する具体的なポリエステル樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等が挙げられ、好ましくはポリエチレンテレフタレート及びポリエチレンナフタレートであり、好ましくはポリエチレンテレフタレートである。ポリエステル樹脂は他の共重合成分を含んでも良く、機械強度の点からは共重合成分の割合は3モル%以下が好ましく、好ましくは2モル%以下、更に好ましくは1.5モル%以下である。これらの樹脂は透明性に優れるとともに、熱的、機械的特性にも優れる。また、これらの樹脂は、延伸加工によって容易にリタデーションを制御することができる。
ポリエステルフィルムは、一般的な製造方法に従って得ることができる。具体的には、ポリエステル樹脂を溶融し、シート状に押出し成形された無配向ポリエステルをガラス転移温度以上の温度において、ロールの速度差を利用して縦方向に延伸した後、テンターにより横方向に延伸し、熱処理を施すことにより配向ポリエステルフィルムが挙げられる。ポリエステルフィルムは、一軸延伸フィルムであっても、二軸延伸フィルムであっても良い。上記配向フィルムは斜め45度に延伸されたものであってもよい。
ポリエステルフィルムを得るための製造条件は、公知の手法に従って適宜設定することが出来る。例えば、縦延伸温度及び横延伸温度は、通常80〜130℃であり、好ましくは90〜120℃である。縦延伸倍率は、通常1.0〜3.5倍であり、好ましくは1.0倍〜3.0倍である。また、横延伸倍率は、通常2.5〜6.0倍であり、好ましくは3.0〜5.5倍である。
リタデーションを特定範囲に制御することは、延伸倍率や延伸温度、フィルムの厚みを適宜設定することにより行うことができる。例えば、縦延伸と横延伸の延伸倍率差が高いほど、延伸温度が低いほど、フィルムの厚みが厚いほど高いリタデーションを得やすくなる。逆に、縦延伸と横延伸の延伸倍率差が低いほど、延伸温度が高いほど、フィルムの厚みが薄いほど低いリタデーションを得やすくなる。また、延伸温度が高いほど、トータル延伸倍率が低いほど、リタデーションと厚さ方向リタデーションの比(Re/Rth)が低いフィルムが得やすくなる。逆に、延伸温度が低いほど、トータル延伸倍率が高いほど、リタデーションと厚さ方向リタデーションの比(Re/Rth)が高いフィルムが得られる。更に、熱処理温度は、通常140〜240℃が好ましく、好ましくは180〜240℃である。
ポリエステルフィルムにおけるリタデーションの変動を抑制する為には、フィルムの厚み斑が小さいことが好ましい。リタデーション差をつけるために縦延伸倍率を低くすると、縦厚み斑の値が高くなる場合がある。縦厚み斑の値は延伸倍率のある特定の範囲で非常に高くなる領域があるため、そのような範囲を外すように製膜条件を設定することが望ましい。
配向フィルムの厚み斑は5.0%以下であることが好ましく、4.5%以下であることがさらに好ましく、4.0%以下であることがよりさらに好ましく、3.0%以下であることが特に好ましい。フィルムの厚み斑は、任意の手段で測定することができる。例えば、フィルムの流れ方向に連続したテープ状サンプル(長さ3m)を採取し、市販される測定器(例えば、(株)セイコー・イーエム製電子マイクロメータ ミリトロン1240)を用いて、1cmピッチで100点の厚みを測定し、厚みの最大値(dmax)、最小値(dmin)、平均値(d)を求め、下記式にて厚み斑(%)を算出することができる。
厚み斑(%)=((dmax−dmin)/d)×100
配向フィルムの厚みは特に制限されない。例えば、配向フィルムの厚みの下限は、20μm以上が好ましく、より好ましくは50μm以上であり、特に好ましくは60μm以上である。また、配向フィルムの厚みの上限は300μm以下が好ましく、より好ましくは200μm以下、さらにより好ましくは150μm以下、特に好ましくは100μm以下である。
<透明樹脂成形体>
透明樹脂成型体は、透明性を有する熱可塑性樹脂から、公知の手法を適宜選択して製造することができる。透明樹脂成形体の原料樹脂として、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、及びポリメチルペンテン(PMP)等が挙げられる。これらの中でも、機械的強度に優れているという観点から、ポリカーボネート(PC)、及びアクリル樹脂なら成る群より選択される1種以上が好ましい。
透明樹脂成形体は、任意の形状であり得、例えば、フィルム又はシート等の平面状、曲面状、筐体又は筐体の一部であり得る。
透明樹脂成形体は、典型的に、リタデーションが150nm以上ある部分が存在する。透明成形体のリタデーションは、3000nm未満が好ましく、より好ましくは2500nm以下、さらに好ましくは2000nm以下である。
透明樹脂成形体の厚みは任意であるが、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上、さらに好ましくは3mm以上である。上限は20mmである。1mm未満では、透明積層樹脂板として十分は強度を持つことができない。20mmを超えると平面性が困難になる。
透明樹脂成形体の製造方法は、特に限定されず、熱可塑性樹脂組成物について一般に採用されている成形法を任意に採用することができる。例えば、透明樹脂成形体が未延伸シートである場合には、溶融押出し法、カレンダー成形法、射出成形法、シートのプレス成形法、真空成形法、圧空成形法等を挙げることができる。透明樹脂成形体は多層シートであってもよく、延伸又は未延伸フィルムをインモールド成形、インサート成形等したものであってもよい。
透明樹脂成形体は、延伸されていなくても、成形時の流動又は歪みの名残で分子が配向している。特に、射出成型体では分子が不規則な配向を有している。これが原因となって、外光が透明樹脂成形体に照射された際に、色斑が観察されると推察されるが、透明樹脂成形体の少なくとも一方の面に配向フィルムを積層するという簡便な構成で、色斑発生を抑制することができる。
透明樹脂成形体は、同一の、または異種の樹脂からなるものを積層することも可能である。
透明積層樹脂板の構造は、上述する配向フィルム、透明樹脂成形体が積層されている限り、任意である。想定される透明積層樹脂板の好適な積層順序(構成)を下記に例示する。
(1)配向フィルム/透明樹脂成形体
(2)透明樹脂成形体/配向フィルム/透明樹脂成形体
(3)配向フィルム/透明樹脂成形体/配向フィルム
透明樹脂成形体を偏光サングラスを通して見る場合、透明樹脂成形体の観察者から見て反対面の表面界面で反射が起こり、透明樹脂成形体の反対側界面を透過して来る光の場合はP波成分が多くなり、透明樹脂成形体の反対側界面を反射して来る光の場合はS波成分が多くなり、これらの偏光成分が透明樹脂成形体の部分的な配向方向の違い、リタデーション差により部分的に偏光状態に差が生じ、これら偏光成分が各波長で偏光サングラスを透過する量に差を生じるためである。
この場合、偏光が生じた後透明樹脂成形体に入光するよりも先に配向フィルムを設ける方が色斑の解消効果が高い傾向にある。従って、(1)の場合で透明樹脂成形体の偏光サングラスをかけた観察者の反対側の面に配向フィルムを設けるか、(3)の形態がより好ましい。
(1)の場合をより具体的に説明すると、室内から外を見るためのもの、例えば、自動車などの乗り物の窓やサンルーフ、住居やオフィス、商業施設などの室内外の境に設けられる窓やサンルーフの場合は、車外や室外に配向フィルムを配置することが好ましい。一方、ショウウインドウや展示ケース、看板などのカバーウインドウやカバーケース、額縁、外部から見る以外の可能性がない物品のカバーや部品などの場合は、観察者側の反対側に配向フィルムを配置することが好ましい。建築物の窓でも、単なる採光用や飾りのためのものである場合も観察者側の反対側に配向フィルムを配置することが好ましい。
また、両面から見られるような場合がある部分、例えば、玄関部の窓や商業施設の窓(特に1階から5階くらいまでで、外部に見せることも目的とした窓)、室内のパーテションや個々の店や部屋の出入り口や窓、エレベータの窓、エスカレータの透明サイドパネル、屋内外の歩道や通行制限・制御のための壁(柵の代わりとなるような透明壁類)などは(3)の形態が好ましい。
もちろん、自動車の窓やサンルーフ、住居やオフィス、商業施設などの室内外の境に設けられる窓やサンルーフの場合であっても、外観を良くしたい場合には(3)の形態であることも良い。
なお、(3)の形態の場合、両面の配向フィルムの配向方向がなす角度は15度以内であることが好ましく、さらに好ましくは10度以内、特に好ましくは7度以内である。15度を超えると、色斑が解消しにくくなる場合がある。
配向フィルムと透明樹脂成形体は、接着剤または粘着剤で積層される。また、接着剤の他、それらの接着を促進するための機能層(易接着層)を介して積層されていても良い。接着剤としては通常のフィルムラミネートなどに用いられる。接着剤としてはイソシアネート硬化系、エポキシ硬化系のものが好ましく、特にイソシアネート硬化系のものが好ましい。また、アクリル系の紫外線硬化系ものもの好ましい。粘着剤はアクリル系の基材レスの粘着剤を用いることが好ましい。
色斑の効果的な低減や透明性をより高くするため、接着剤や粘着剤の屈折率をna、配向フィルムの面内の平均屈折率をnf、透明樹脂成形体の平均屈折率をnmとした場合、nf−naの絶対値、nm−naの絶対値がいずれも0.2以下であることが好ましく、より好ましくは0.18以下、さらに好ましくは0.15以下、特に好ましくは0.13以下、最も好ましくは0.1以下である。また、さらに効果を出すためには、nm−0.05≦na≦nf+0.05であることが好ましく、nm−0.02≦na≦nf+0.02であることがより好ましく、nm≦na≦またはnm≦na≦nfであることが最も好ましい。
ここで、配向フィルムの面内の平均屈折率は、実施例のリタデーション(Re)を求める際に測定したNxとNyの平均値とし、フィルムからランダムに5箇所のサンプルの平均である。また、透明樹脂成形体の平均屈折率は、同様にして求めるか、透明樹脂成形体の分子の配向が複雑でこの方法では求めにくい場合には、成形体からランダムに5箇所のサンプルを切り出し、屈折率を測定してその平均を算出する。なお、接着剤はプレーンのPETフィルムに接着剤を約20μmの厚みで塗工して硬化させたサンプルを屈折率計で測定する。
また配向フィルムが最表面となる場合に、機能層(易接着層)を設け、その上に光拡散層、反射防止層を設けることができる。易接着層としては、特開2017−95734、特開2016−164668、特開2015−87694、特開2014−65887、特開2011−174074などの技術が適用できる。また、配向フィルムの少なくとも片側の表層には、保護層(D)としてハードコート層やプロテクト層を設けることができる。透明積層樹脂板の最表面には、保護層(D)としてハードコート層やプロテクト層を設けることができる。これらはコーティングやフィルムの貼り合せなどが適用できる。ハードコートは、特開2017−155152(リンテック)、特開2016−180082(日本触媒)、特開2013−237797(荒川化学)、特開2005−162836(アデカ)などの技術が適用できる。ハードコートを設けた透明積層樹脂板のハードコート面硬度は2H以上が好ましく、3H以上がさらに好ましい。ハードコート剤は各社から市販されており、特に制限なく用いることができる。ハードコートを設ける場合は易接着層を設けることも好ましい。
一実施形態において、透明積層樹脂板は、建築物の窓ガラス代替として使用される。一実施形態において、透明積層樹脂板は、自動車、電車、船舶、及び飛行機等の乗り物の窓ガラス(フロントガラスを含む)代替、として使用される。一実施形態において、透明積層樹脂板は、展示ケース又は額縁用のガラス板代替として使用される。透明積層樹脂板の形状、大きさは任意であり、特に制限されるものではなく、平面状または曲面状であってよい。
一実施形態において、透明積層樹脂板は、ガラス代替用であって、ガラスに積層される態様を除く。
一実施形態において、偏光した光が、透明積層樹脂板の少なくとも一方の面から、透明積層樹脂板面の法線方向と平行に入射し、透明樹脂板に入射する直前の前記光が偏光した光のみからなる場合を除く態様で使用される。「偏光した光が透明積層樹脂板の少なくとも一方の面から、透明積層樹脂板面の法線方向と平行に入射し、透明樹脂板に入射する直前の前記光が偏光した光のみからなる場合」とは、具体的には、例えば、画像表示装置において、偏光板や反射型偏光フィルムを透過した光が透明積層樹脂板の法線方向から入射するような位置で、透明積層樹脂板を使用するような場合である。一実施形態において、透明積層樹脂板は、液晶表示装置や有機ELディスプレイ等の画像表示装置用途を除く。
また透明樹脂成形体上にアルミなどの金属を蒸着し、その反対面に配向フィルムを貼ることで鏡、ミラーなどとして使用することもできる。いわゆる通常の鏡の上に、本発明における透明樹脂成形体を設けることも可能である。
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は、下記実施例によって制限を受けるものではなく、本発明の趣旨に適合し得る範囲で適宜変更を加えて実施することも可能であり、それらは、いずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
<配向フィルムの作製>
配向フィルム1
固有粘度0.62dl/gのPET樹脂ペレットを135℃で6時間減圧乾燥(1Torr)した後、押出機に供給し、285℃で溶解した。このポリマーを、ステンレス焼結体の濾材(公称濾過精度10μm粒子95%カット)で濾過し、口金よりシート状にして押し出した後、静電印加キャスト法を用いて表面温度30℃のキャスティングドラムに巻きつけて冷却固化し、未延伸フィルムを作った。
上記未延伸フィルムにポリエステル樹脂の水分散体とウレタン変性イソシアネート化合物からなる易接着コート液を塗布し、テンター延伸機に導き、フィルムの端部をクリップで把持しながら、温度125℃の熱風ゾーンに導き、幅方向に4.0倍に延伸した。次に、幅方向に延伸された幅を保ったまま、225℃で、30秒間処理し、さらに幅方向に3%の緩和処理を行い、フィルム厚み約100μmの一軸配向の配向フィルム1を得た。リタデーション値は10200nmであった。Rthは、13233nm、Re/Rth比は0.771であった。面内の平均屈折率は1.65であった。
配向フィルム2
未延伸フィルムの厚みを変更することにより、フィルムの厚みを約80μmとする以外は、配向フィルム1と同様にして一軸配向の配向フィルム2を得た。リタデーション値は8300nmであった。Rthは、10700nm、Re/Rth比は0.776であった。面内の平均屈折率は1.65であった。
配向フィルム3
未延伸フィルムの厚みを変更することにより、フィルムの厚みを約50μmとする以外は、配向フィルム1と同様にして一軸配向の配向フィルム3を得た。リタデーション値は5200nmであった。Rthは6600nm、Re/Rth比は0.788であった。面内の平均屈折率は1.65であった。
配向フィルム4
未延伸フィルムを、加熱されたロール群及び赤外線ヒーターを用いて105℃に加熱し、その後周速差のあるロール群で走行方向に2.0倍延伸した後、配向フィルム1と同様の方法で幅方向に4.0倍延伸した以外は配向フィルム1と同様にして、フィルム厚み約50μmの二軸配向の配向フィルム4を得た。リタデーション値は3200nmであった。Rthは7340nm、Re/Rth比は0.436であった。面内の平均屈折率は1.67であった。
配向フィルムのリタデーション(Re)は、次の通り測定した。即ち、二枚の偏光板を用いて、フィルムの配向主軸方向を求め、配向主軸方向が直交するように4cm×2cmの長方形を切り出し、測定用サンプルとした。このサンプルについて、直交する二軸の屈折率(Nx,Ny)、及び厚さ方向の屈折率(Nz)をアッベ屈折率計(アタゴ社製、NAR−4T)によって589nmの波長で求め、前記二軸の屈折率差の絶対値(|Nx−Ny|)を屈折率の異方性(△Nxy)として求めた。フィルムの厚みd(nm)は電気マイクロメータ(ファインリューフ社製、ミリトロン1245D)を用いて測定し、単位をnmに換算した。屈折率の異方性(△Nxy)とフィルムの厚みd(nm)の積(△Nxy×d)より、リタデーション(Re)を求めた。
また、リタデーションの測定と同様の方法でNx、Ny、Nzとフィルム厚みd(nm)を求め、(△Nxz×d)、(△Nyz×d)の平均値を算出して厚さ方向リタデーション(Rth)を求めた。△Nxz=|Nx−Nz|、△Nyz=|Ny−Nz|である。
<透明樹脂成形体の作製>
(透明樹脂成形体1)
樹脂として、熱変形温度140℃の住友ダウ(株)製のポリカーボネート樹脂「カリバー301−10」を用いた。この樹脂を押出機にて溶融混練し、フィードブロック及びダイの順に供給した。そして、ダイから押出した溶融樹脂を、対向配置した第1冷却ロールと第2冷却ロールとの間に挟みこんで成形及び冷却し、厚さ5.5mmを有する単層構成の樹脂板を得た。これを透明樹脂成形体とした。平均屈折率は1.59であった。
(透明樹脂成形体2)
(メタ)アクリル樹脂(メタクリル酸メチル単位94質量%、アクリル酸メチル単位6質量%)を溶融混練機によって混合し、(メタ)アクリル樹脂組成物を作製した。(メタ)アクリル樹脂組成物のビカット軟化温度は101℃、MFRは1.3g/10分である。この樹脂を押出機にて溶融混練し、フィードブロック及びダイの順に供給した。そして、ダイから押出した溶融樹脂を、対向配置した第1冷却ロールと第2冷却ロールとの間に挟みこんで成形及び冷却し、厚さ5.5mmを有する単層構成の樹脂板を得た。これを透明樹脂成形体とした。平均屈折率は1.49であった。
透明樹脂成形体のリタデーション(Re)は、KOBRA(21ADH、王子計測機器(株)製)を用いて、波長589nmにおけるリタデーション値を測定した。
<透明積層樹脂板の作製1>
配向フィルムの易接着面に紫外線硬化型接着剤(三菱ガス化学社製LPK-2000、屈折率1.62)を塗布し、透明樹脂成形体を貼り合わせて紫外線を照射して片面に配向フィルムを有する透明積層樹脂板を作製した。
<色斑の評価試験A>
透明積層樹脂板の平面に対して、一方の面側に太陽光の代替として自然光LED(CCS製、自然光LED EXLN-NW022050E11JW)を配置し、もう一方の面側から透明積層樹脂板の表面を、正面及び斜め方向から観察し、下記の評価基準に従って評価した。透明積層樹脂板は、透明樹脂成形体が配向フィルムよりも視認側となるように配置した。
<評価基準>
◎: 色斑は観察されない。
○: 薄く色斑が観察されるが視認性に問題なし。
×: はっきりとした色斑が観察される。
評価結果を下記の表1に示す。
表1に示される通り、配向フィルムを積層していない場合でははっきりとした色斑が観察されたが、配向フィルム1〜4のいずれかを積層することによってその色斑が解消されることが確認された。また、配向フィルム1又は2を用いた場合には、より顕著に色斑が解消されることが確認された。
<色斑の評価試験B>
透明積層樹脂板の透明樹脂成形体に、透明樹脂成形体面の法線方向に対し45度斜め方向から太陽光の代替として自然光LED(CCS製、自然光LED EXLN-NW022050E11JW)の光を照射し、透明積層樹脂板の平面に対し自然光LEDを配置した側と同一側から、透明積層樹脂板の表面を正面及び斜め方向から観察した以外は、上記色斑の評価試験Aと同様に評価した。透明積層樹脂板は、透明樹脂成形体が配向フィルムよりも視認側となるように配置した。
評価結果を下記の表2に示す。
表2に示される通り、透明樹脂成形体に斜め方向から太陽光が入射する場合も、配向フィルムが積層されていない透明樹脂成形体の場合は、色斑が観察されることが確認された。一方、配向フィルム1〜4のいずれかを積層することによって、その色斑が解消されることが確認された。また、配向フィルム1又は2を用いた場合には、より顕著に色斑が解消されることが確認された。
<透明積層樹脂板の作製2>
配向フィルム2の製造において両面に易接着コートを行い、得られた配向フィルムの片面にハードコート加工を行った。ハードコートはライオン・スペシャリティ・ケミカルズ社製FR808を用い、ハードコートの厚みは5μmであった。
ハードコート加工を行った配向フィルム2の非ハードコート面に透明積層樹脂板の作製1と同様にして接着剤を塗工し、透明樹脂成形体1の両面にハードコート加工を行った配向フィルム2を有する透明積層樹脂板を得た。2枚の配向フィルムの配向方向は平行になるようにした。色斑の評価試験A、Bとも色斑は観察されなかった。
透明積層樹脂板は、一般建築物及び高層ビル等で使用される窓材、屋根からの明かり採り、額縁及び展示ケース、自動車及び電車等の車両に使用される窓材等に広く使用することができる。特に、ガラスを使用せず、透明な樹脂成形体を使用することで軽量化が可能となる。

Claims (7)

  1. 透明樹脂成形体(A)の少なくとも片面に3000nm以上150000nm以下のリタデーションを有する配向フィルム(B)を積層した透明積層樹脂板。
  2. 透明樹脂成形体(A)がアクリル樹脂及びポリカーボネート樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂で形成され、
    透明樹脂成形体(A)の厚みが1mm以上である、請求項1に記載の透明積層樹脂板。
  3. 配向フィルム(B)がポリエステルフィルムである、請求項1又は2に記載の透明積層樹脂板。
  4. 透明樹脂成形体(A)と配向フィルム(B)の間に接着層(C)を有する、請求項1〜3のいずれかに記載の透明積層樹脂板。
  5. 配向フィルム(B)の少なくとも片側の表層に保護層(D)を有する、請求項1〜4のいずれかに記載の透明積層樹脂板。
  6. 窓ガラス代替用、サンルーフ用又は展示ケース用である、請求項1〜4のいずれかに記載の透明積層樹脂板。
  7. 建材用又は車両用である、請求項6に記載の透明積層樹脂板。
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