JP2020018771A - 景品検出センサ装置及び景品検出センサ装置の取り付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り付け作業の負担を低減することが可能な景品検出センサ装置を提供する。【解決手段】景品が展示される展示部から当該展示部よりも下方側に設けられ景品を排出可能な排出口への経路である景品排出経路のいずれかの部位に取り付け可能であって、互いに対向し、かつ、景品が排出される方向に対して直交または傾斜する方向となるように取り付け可能な取り付け部を有する第1ユニット2a及び第2ユニット2bと、第1ユニットと第2ユニットのうち、1つの発光部210a、214c、...、227dがいずれか一方のユニットに設けられ、発光部からの光を受光可能な複数の受光部211b、212b、...、229eがもう一方のユニットに設けられ、1つの発光部と複数の受光部が第1ユニット及び第2ユニットにおいて交互に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、景品検出センサ装置及び景品検出センサ装置の取り付け方法に関する。
展示台に載置された景品に対して、遊戯者の操作内容に応じて移動する取得部を移動させて当該景品を把持し、景品投入口まで運ばれて落下させた場合には、景品が排出口から排出される。このようにして景品を取得することができる景品取得ゲーム装置がある(例えば、特許文献1)。
この景品取得ゲーム装置には、景品投入口の近傍に開閉弁が設けられており、この開閉弁の上に景品が載ったか否かを検出するセンサが設けられているものがある。そして、センサによって景品が検出された場合には、発光ダイオード等を用いて景品等を照明する効果的な演出が行われ、開閉弁が開き、景品が排出される。
特開平9−164264号公報
しかしながら、上述したセンサを用いることで、遊戯者に対して景品の排出に伴う効果的な演出を行うことが可能となるが、このようなセンサの検出結果を店舗側においても有効に活用できることが望ましい。ここで、センサの出力信号を取り出して店舗の管理端末において取り込むことが考えられるが、景品取得ゲーム装置には、センサの出力信号を装置外部に出力することが想定されていない。そのため、センサの出力信号を外部に取り出すためには、景品取得ゲーム装置の稼働を一旦停止させた上で、内部に設けられた電装基板を取り出し、この電装基板の回路図等を参考にしてセンサの出力信号が伝送される経路を探しだし、出力信号を取り出すための信号線等を半田付け等をして取り付け、電装基板を元に戻す必要がある。そうすると、このような改修作業は、電子回路に関する知識が必要であり、また、その作業は非常に手間がかかり、作業時間もかかる。さらに、センサの出力信号が伝送される経路は、景品取得ゲーム装置の機種によって異なる上、景品取得ゲーム装置は、1つの店舗内に多数設置されている場合もある。そうすると、それぞれの景品取得ゲーム装置に、このような改修作業を行うことは、店舗側にとって非常に負担が大きい。また、このような作業は、営業時間外に行う必要があり、決められた時間内に終了しなければならない。
また、景品取得ゲーム装置によっては、このようなセンサが搭載されていない機種もあり、そのような場合には、改修作業自体を行うことができない。
さらに、センサの出力信号を外部に出力する機能を予め有する景品取得ゲーム装置を作成する方法もあるが、外部出力機能を有する景品取得ゲーム装置を新たに設計して作製、店舗内にある既存の景品取得ゲーム装置をそれぞれ入れ替える必要があり、時間的にも金額的にもコストが大きい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、取り付け作業の負担を低減することが可能な景品検出センサ装置及び景品検出センサ装置の取り付け方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、景品が展示される展示部から当該展示部よりも下方側に設けられ前記景品を排出可能な排出口への経路である景品排出経路の内周面側のいずれかの部位に取り付け可能であって、前記排出される景品が間を通過可能に互いに対向し、かつ、前記景品が排出される方向に対して直交または傾斜する方向となるように取り付け可能な取り付け部を有する第1ユニット及び第2ユニットと、前記第1ユニットと前記第2ユニットのうち、1つの発光部がいずれか一方のユニットに設けられ、前記発光部からの光を受光可能な複数の受光部がもう一方のユニットに設けられ、前記1つの発光部と前記複数の受光部が第1ユニット及び第2ユニットにおいて交互に配置される。
また、本発明は、第1ユニットと第2ユニットのうち、1つの発光部がいずれか一方のユニットに設けられ、前記発光部からの光を受光可能な複数の受光部がもう一方のユニットに設けられており、かつ、前記1つの発光部と前記複数の受光部が第1ユニット及び第2ユニットにおいて交互に配置される第1ユニットと第2ユニットを準備し、景品が展示される展示部から当該展示部よりも下方側に設けられ前記景品を排出可能な排出口への経路である景品排出経路の内周面側のいずれかの部位において、前記排出される景品が間を通過可能となるように前記第1ユニットと前記第2ユニットとを互いに対向させ、かつ、前記景品が排出される方向に対して直交または傾斜する方向となるように、前記第1ユニットと前記第2ユニットのそれぞれの取り付け部によって前記景品排出経路に取り付ける景品検出センサ装置の取り付け方法である。
以上説明したように、この発明によれば、景品排出経路の内周面側のいずれかの部位において、当該排出される景品が間を通過可能となるように対向させ、第1ユニットと第2ユニットを取り付けるようにしたので、景品取得ゲーム装置に対して簡単に取り付けすることができ、取り付け作業の負担を低減することができる。
この発明の一実施形態による景品検出センサ装置を適用可能な景品取得ゲーム装置の外観を示す斜視図である。 景品検出センサ装置2の構成を説明する概略斜視図である。 景品落下部10を上方側(展示部12側)から見た概略図である。 景品落下部10に景品検出センサ装置2を取り付けた場合の概略図である。 景品取得管理システムの構成を表す概略機能ブロック図である。 第2の実施形態における景品検出センサ装置2−1の構成を説明する概略斜視図である。
以下、本発明の一実施形態による景品検出センサ装置について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態による景品検出センサ装置を適用可能な景品取得ゲーム装置の外観を示す斜視図である。
景品取得ゲーム装置1は、景品落下部10、景品取出口11、展示部12、取得部13、移動部14、操作部15、コイン投入部16、決済端末装置17を含んで構成される。
景品は、展示部12に載置されている。遊戯者は、ゲーム代金について、コイン投入部16にコインを投入することで現金による決済を行うか、決済端末装置17の近傍にICカード等の決済用の決済媒体を近づけることで、非接触通信を用いた電子マネーによる決済を行う。決済が完了すると、遊戯者は、操作部15を操作することで、取得部13を移動部14による移動が可能な範囲内で移動させ、所定のボタンを押下することで、取得部13を鉛直方向の下方側に移動させることができる。取得部13は、下方側における所定位置まで移動すると、取得部13に設けられた一対の爪部を閉じ、所定距離だけ上方に移動した後、景品落下部10の上方に移動し、爪部を開く。ここで、取得部13によって景品の把持が成功していた場合には、景品が景品落下部10の開口部に落下し、景品が展示される展示部12から当該展示部12よりも下方側に設けられ景品を排出可能な景品取出口への経路である景品排出経路(景品落下部10と景品取出口11との間の経路)を通過し、景品取出口11の近傍に景品が落下する。遊戯者は、景品取出口11のカバーを開くことで、景品を取り出すことができる。
図2は、景品検出センサ装置2の構成を説明する概略斜視図である。
景品検出センサ装置2は、第1ユニット2aが信号線25を介して中継装置27に接続されるとともに、第2ユニット2bが信号線26を介して中継装置27に接続される。
第1ユニット2a及び第2ユニット2bは、景品排出経路のいずれかの部位に取り付け可能であって、互いに対向し、かつ、景品が排出される方向(例えば、展示部12から景品取出口11に向かう方向)に対して直交または傾斜する方向となるように取り付け可能な取り付け部を有する。この取り付け部は、例えば、第1ユニット2aでは、第2ユニット2bに対向する面とは反対側の側面2a1を用いることができ、第2ユニット2bでは、第1ユニット2aに対向する面とは反対側の側面2b1を用いることができる。この取り付け部が取り付けられる部位としては、景品排出経路のいずれかの部位であればよく、例えば、景品排出経路の内周面を利用することができる。
第1ユニット2aは、ベース部材21と、発光部210a、受光部211b、受光部212b、受光部213b、発光部214c、受光部215d、受光部216d、受光部217d、発光部218eを含んで構成される。
ベース部材21の上面には、一方側の端部からもう一方側の端部に向かって、発光部210a、受光部211b、受光部212b、受光部213b、発光部214c、受光部215d、受光部216d、受光部217d、発光部218eの順に配置される。
発光部210a、発光部214c、発光部218eのそれぞれは、取り付け部として用いられる側面2a1とは反対側の面に発光素子(例えば、符号210a1)が設けられており、第2ユニット2bを向く方向に光を出射する。この出射された光は、第2ユニット2bに設けられた受光部によって受光可能である。このような発光素子は、中継装置27からの駆動信号に応じて発光する。
受光部211b、受光部212b、受光部213b、受光部215d、受光部216d、受光部217dのそれぞれは、第2ユニット2bを向く面に受光素子(例えば、符号211b1)が設けられており、第2ユニット2bに設けられた発光部から発光された光を受光可能である。各受光素子は、受光した結果を表す出力信号を中継装置27に出力する。
ベース部材21のもう一方側の端部(発光部218eが設けられている方の端部)の近傍からは、信号線25が取り出され中継装置27に接続されており、第1ユニット2aの各発光部及び各受光部への電源が供給されるとともに、各受光部の受光状態に応じた出力信号をそれぞれ中継装置27に供給する。
第2ユニット2bは、ベース部材22と、受光部220a、受光部221a、受光部222a、発光部223b、受光部224c、受光部225c、受光部226c、発光部227d、受光部228e、受光部229eを含んで構成される。
ベース部材22の上面には、一方側の端部からもう一方側の端部に向かって、受光部220a、受光部221a、受光部222a、発光部223b、受光部224c、受光部225c、受光部226c、発光部227d、受光部228e、受光部229eの順に配置される。
発光部223b、発光部227dのそれぞれは、取り付け部として用いられる側面2b1とは反対側すなわち、第1ユニット2aを向く面に発光素子が設けられており、第1ユニット2aを向く方向に光を出射する。この出射された光は、第1ユニット2aに設けられた受光部によって受光可能である。このような発光素子は、中継装置27からの駆動信号に応じて発光する。
受光部220a、受光部221a、受光部222a、受光部224c、受光部225c、受光部226c、受光部228e、受光部229eのそれぞれは、第1ユニット2aを向く方向に受光素子が設けられており、第1ユニット2aに設けられた発光部から発光された光を受光可能である。これら受光部の各受光素子は、受光した結果を表す出力信号を中継装置27に出力する。
ベース部材22のもう一方側の端部(受光部229eが設けられている方の端部)の近傍からは、信号線26が取り出され中継装置27に接続されており、第2ユニット2bの各発光部及び各受光部への電源が供給されるとともに、各受光部の受光状態に応じた出力信号をそれぞれ中継装置27に供給する。
このようにして、第1ユニット2aと第2ユニット2bのうち、1つの発光部、例えば発光部210aが第1ユニット2aに設けられ、この発光部210aから出射された光をもう一方のユニットである第2ユニット2bにおいて、受光可能な複数の受光部として、受光部220a、受光部221a、受光部222aに設けられている。
また、第2ユニット2bに設けられた発光部223bから出射された光は、第1ユニット2aの受光部211b、受光部212b、受光部213bによって受光可能である。同様に、第1ユニット2aに設けられた発光部214cから出射された光は、第2ユニット2bの受光部224c、受光部225c、受光部226cによって受光可能であり、第2ユニット2bに設けられた発光部227dから出射された光は、第1ユニット2aの受光部215d、受光部216d、受光部217dによって受光可能であり、第1ユニット2aに設けられた発光部218eから出射された光は、第2ユニット2bの受光部228e、受光部229eによって受光可能である。ここでは、1つの発光部に対して受光部が複数設けられればよく、1つの発光部に対して3つの受光部、あるいは2つの受光部が設けられる場合について説明するが、1つの発光部からの光を受光できるのであれば、4つ以上の受光部を設けるようにしてもよい。
このように、1つの発光部と複数の受光部とが第1ユニット及び第2ユニットにおいて交互に配置されており、1つの発光部から出射された光は、対向して設けられた複数の受光部によって受光可能となっている。
第1ユニット2aに設けられた発光素子と第2ユニット2bに設けられた受光素子、第1ユニット2aに設けられた受光素子と第2ユニット2bに設けられた発光素子は、お互いに対向する向きとなるように配置されればよい。この対向する向きとしては、発光素子からの光が受光素子によって受光可能な向きとなっていてもよい。
このような設置状態においては、通常、各発光部からの光は、それぞれ対応する複数の受光部によって受光され、各受光部からは、光を受光したことを表す出力信号が中継装置27に供給される。これにより、中継装置27においては、各受光部において光を受光できていると判定することができる。
ここで、遊戯者の操作に応じて景品が景品落下部10の開口部に落下すると、第1ユニットaと第2ユニット2bの間を景品が通過する。その際、第1ユニットaと第2ユニット2bの間のうち、景品が通過した位置において、発光部から複数の受光部に対するいずれかの光が景品によって遮断される。光が遮断された受光部からの出力信号は、光を受光していないことを表す出力信号が中継装置27に供給される。これにより中継装置27は、景品が景品排出経路を通過した、すなわち、景品が展示部12から景品取出口11に移動し、遊戯者によって取得されたことを検出することができる。
ここでは、複数の受光部のうち、少なくともいずれか1つの受光部において、光が遮断されたことを検出することができた場合には、景品が景品排出経路を通過したことを検出することができる。
また、複数の受光部によって光が遮断されたことを検出する場合もあり得る。その場合、複数の受光部におけるそれぞれの出力信号についての非受光状態を表す信号を受信した時刻が一定時間の範囲内である場合には、中継装置27は、1つの景品が複数の受光部について光を遮断したと判定することができる。また、非受光状態を表す信号(例えば所定レベル以下を表す信号)を受信した時刻が一定時間の範囲内を超えた場合には、複数の景品(例えば2個)が通過したとして判定してもよい。
ここで、上述した第1ユニット2aと第2ユニット2bとにおいて、隣接する発光部や受光部の間隔や個数は、任意に設定することができるが、検出対象となる景品の形状やサイズに応じて設定されるようにしてもよい。例えば、景品の形状やサイズよりも小さな間隔となるように設定することで、景品が取得されたことを検出できないまま景品が排出されてしまうことを防止することができ、検出精度を向上させることができる。
また、1つの発光部に対して複数の受光部によって受光するようにした。ここでは、発光部から発光される光の照射範囲は、発光素子からの距離が離れるほど照射範囲が拡大するようになっており、発光部からある程度離れた位置において受光する場合には、受光素子をその照射範囲に収まるように配置できれば受光可能であるため、発光部に対する受光部の位置関係を厳密に調整しなくても受光可能であり、取り付け位置の自由度を向上させることができる。取り付け位置の自由度を向上させることができるため、景品検出センサ装置2を取り付けるにあたり、取り付け位置の調整を簡単に行うことができる。
また、第1ユニット2aと第2ユニット2bとにおいて、隣接する発光部や受光部の間隔を狭めるようにしたり、取り付け対象部位における取り付け個数を増やすことで、分解能を向上させることができるため、幅が狭い景品やサイズが小さな景品であっても精度良く検出することができる。
図3は、景品落下部10を上方側(展示部12側)から見た概略図である。景品落下部10によって形成される景品排出経路のうち、展示部12側の開口部と、景品取出口11側の開口部の間の経路の少なくとも一部は、側面部10aに対して側面部10bが対向しており、側面部10cに対して側面部10dが対向することで形成されており、水平方向における断面は略矩形状である。なお、ここでは、展示部12側の開口部から側面部10bに至るまでの間については、傾斜面が設けられており、展示部12側の開口部の開口面積よりも、側面部10a、側面部10b、側面部10c、側面部10dによって構成される開口部の開口面積の方が狭くなるようになっている。
図4は、図3に示す景品落下部10に景品検出センサ装置2を取り付けた場合の上面側から見た概略図である。ここでは、景品排出経路には、排出経路を構成する内周面のうち、排出口への排出方向に経路を挟むようにして対向する第1側面部と第2側面部があり、第1ユニット2aは第1側面部に取り付けられ、第2ユニット2bは第2側面部に取り付けられる。より具体的に、第1ユニット2aの側面2a1が側面部10aに対して取り付けられており、第2ユニット2bの側面2b1が側面部10bに対して取り付けられる。
第1ユニット2aと第2ユニット2bにおいて、取り付け部の取り付けは、第1ユニット2aの側面2a1と側面部10aとの間及び第2ユニット2bの側面2b1と側面部10bとの間に粘着材を介して粘着させることで取り付けるようにしてもよいし、接着材で接着することで取り付けるようにしてもよい。粘着材あるいは接着材を用いることで任意の位置に対し、景品落下部10の内周面に特別な加工(ねじによって固定するための孔を開ける等)を行うことなく、簡単に取り付けることができる。なお、ねじ孔が予め設けられている場合には、その孔を利用してねじによって取り付けるようにしてもよい。
第1ユニット2aと第2ユニット2bのそれぞれの信号線は、景品落下部10の内周面に沿って景品落下部10の外部に引き回される。ここでは、景品落下部10のいずれかの側面部どうしの間に信号線を外部に取り出すことができる程度の隙間があれば、その隙間を利用して外部に取り出すことができる。隙間がない場合には、景品落下部10の景品取出口11側の開口部から外側に信号線を取り回すことで外部に取り出すようにしてもよい。このようにして取り出された信号線は、中継装置27の接続端子に接続される。中継装置27は、景品検出センサ装置2から得られた出力信号を取得することで、他の機器に対して、この出力信号に応じた検出結果を出力することができる。このように、景品検出センサ装置2を用いることで、景品取得ゲーム装置1の景品排出経路の内周面において、対向するようにして、景品検出センサ装置2の第1ユニットと第2ユニットを取り付けるようにしたので、既存の景品取得ゲーム装置1に対して簡単に取り付けすることができ、景品が排出されたか否かの結果を景品検出センサ装置2から中継装置27を介して外部の装置において簡単に取得することが可能となる。
ここでは、景品取得ゲーム装置1の電装基板を取り出し、回路図を参照して既存のセンサの出力信号が伝送される経路を特定し、その出力信号を分岐して取り出すための信号線を半田付け等をして接続する必要がないため、電子回路に関する特別な知識が不要であり、作業の手間を簡単にし、かつ、作業時間を短縮することが可能である。
なお、中継装置27は、景品取得ゲーム装置1において、例えば、コイン投入部16が収容されている収容領域には他の機器を収容可能な空きスペースがあるため、その空きスペースに収容される。そのため、景品取得ゲーム装置1の外部からは、中継装置27が視認できない領域(あるいは視認しにくい領域)に収容可能である。
また、ここで、第1ユニット2aと第2ユニット2bについて景品排出経路に取り付けた場合、側面部10aあるいは側面部10bよりも内周面側へ幅方向のサイズがある程度小さいため、景品が景品排出経路を通過する際に、景品の一部が第1ユニット2aあるいは第2ユニット2bに引っ掛かることはない。仮に引っ掛かる可能性がある場合には、側面部10aあるいは側面部10bから景品排出経路の中心側に向かって傾斜する傾斜部材を設けるようにしてもよい。
また、景品取得ゲーム装置1の機種によっては、この景品落下部10の開口部と展示部12との間に円筒状のガイド部材、あるいは装飾が施された演出部材が取り付けられる場合もある。この場合、展示部12側から景品落下部10側を見た場合には、景品排出経路の水平方向における開口部の開口形状が円形であるように見える。しかし、多くの機種において、ガイド部材(あるいは装飾部材)よりも下方側(展示部12側を基準としたとき、景品取出口11に向かう方向を下流側であり、その反対の方向を上流側とする)においては、断面が矩形状になるように4つの側面部によって形成されている。そのため、このような部位を利用して景品検出センサ装置2を取り付けすることが可能である。
図5は、上述の景品取得ゲーム装置1、景品検出センサ装置2、中継装置27を用いて構成される景品取得管理システムの構成を表す概略機能ブロック図である。
中継装置27には、景品検出センサ装置2が接続されるとともに、決済端末装置17、コインメック18が接続されるとともにゲートウェイ装置45に接続される。
中継装置27は、景品取得ゲーム装置の稼働状況を表す稼働情報をゲートウェイ装置45を介して売上集計サーバ70に送信する。この稼働情報には、例えば、景品検出センサ装置2の検出結果、決済端末装置17に対してICカード17aを近接させたことに応じて行われる電子マネー決済の決済情報(金額、決済日時等)や、コインメック18を利用して現金によって決済された決済情報(金額、決済日時等)、景品検出センサ装置2が取り付けられた対象の景品取得ゲーム装置1を識別する識別情報、中継装置27を識別する識別情報等を含めることができる。これにより、中継装置27は、稼働情報をゲートウェイ装置45を介して売上集計サーバ70に送信することができる。
ゲートウェイ装置45は、インターネット等のネットワークを介して売上集計サーバ70に接続される。ゲートウェイ装置45は、中継装置27と売上集計サーバ70との間においてゲートウェイとして機能する。
売上集計サーバ70は、中継装置27から送信される稼働情報を受信し、内部のハードディスク装置等の記憶部に記憶する。ここでは、複数の中継装置27から稼働情報を受信し、各中継装置27から受信したそれぞれの稼働情報を中継装置27毎に記憶することができる。
施設管理者端末80は、景品取得ゲーム装置1が設置された店舗に設けられ、その店舗の店長や店員等、店舗を管理する施設管理者によって操作される。施設管理者は、施設管理者端末80を操作することによって、自店舗における景品取得ゲーム装置1における景品が排出された個数や決済金額(売り上げ)等を確認することができる。ここでは、店舗に設置された複数の景品取得ゲーム装置1に対し、それぞれ景品検出センサ装置2が取り付けられている場合には、それらの景品取得ゲーム装置1については、景品が排出された数が、景品が排出された時刻とともに中継装置27から送信され売上集計サーバ70に記憶されている。そのため、施設管理者は、その店舗内にあるそれぞれの景品取得ゲーム装置1について、施設管理者端末80を用いることで、稼働情報を確認することができる。ここでは、景品の排出された個数だけでなく、どの景品取得ゲーム装置1において景品がどの程度排出されたか、また、どの程度の売り上げがあったかの関係性も把握することができる。
図6は、第2の実施形態における景品検出センサ装置2−1の構成を説明する概略斜視図である。
第2実施形態における景品検出センサ装置2−1と第1実施形態における景品検出センサ装置2とで異なる点は、景品検出センサ装置2−1では、景品検出センサ装置2おけるベース部材21、ベース部材22を用いるのではなく、発光部や受光部が連結部材を介して連結されることで、第1ユニット2c、第2ユニット2dが構成される点である。
景品検出センサ装置2−1において、発光部と受光部の位置関係は景品検出センサ装置2と同様であるが、発光部や受光部の間に連結部材が設けられる。この連結部材は、連結方向において、隣接する発光部、受光部、他の連結部材と連結可能となっており、発光部や受光部の間が所定の距離となるように間に介挿される。
例えば、第1ユニット2cにおいて、発光部230aと受光部233bとの間には、連結部材231b、連結部材232bが連結される。これに対してさらに、他の発光部あるいは受光部が連結部材を介して連結されることで、第1ユニット2cが構成される。第1ユニット2cからは、信号線25aを介して、中継装置27と接続される。また、第2ユニット2dにおいて、受光部240aと受光部243aとの間には、連結部材241a、連結部材242aが介挿される。これに対してさらに、他の発光部あるいは受光部が連結部材を介して連結されることで、第2ユニット2dが構成される。第2ユニット2dからは、信号線26aを介して、中継装置27と接続される。
ここでは、発光部、受光部、連結部材は、それぞれ、隣接する発光部、受光部、連結部材のいずれかに対して連結される部位において、電気的に接続するための接続端子が設けられており、発光部、受光部、連結部材がそれぞれ連結されると、お互いの接続端子についても電気的に接続される。これにより、各発光部、各受光部に対する電気信号等については、信号線25aまたは信号線26a側に接続された発光部、受光部又は連結部材を経由し、自身が連結されている第1ユニット2c又は第2ユニット2dの信号線25a又は信号線26bに対して電気的に接続される。
ここで、連結部材どうし、あるいは連結部材と発光部あるいは受光部とは、お互いに隣り合う面において、お互いに嵌合可能な凹凸形状が形成された凹凸部が設けられており、この凹凸部同士で嵌合することで連結することができる。なお、この連結は、嵌合する他に、粘着材や接着材で接合することで連結させるようにしてもよい。
第1ユニット2cは、側面2c1を取り付け部として、景品落下部10の内周面のいずれかの部位に取り付けられ、第2ユニット2dは、側面2d1を取り付け部として、景品落下部10の内周面のいずれかの部位に取り付けられる。この取り付けは、第1の実施形態と同様に、粘着材、接着材で取り付けられてもよく、ねじ等で取り付けられてもよい。
また、上述した、景品検出センサ装置2、景品検出センサ装置2−1は、ベース部材の長手方向における長さを、景品取得ゲーム装置1の景品排出経路の取り付け対象部位に応じた長さのものを準備し、発光部及び受光部の数について、その長手方向の長さに応じた数となるように、発光部及び受光部を各ベース部材に配置すればよい。このような長さに設定した景品検出センサ装置2(景品検出センサ装置2−1)を取り付け対象の店舗に持参することで、長手方向の長さ調整を店舗において実施しなくてすみ、その店舗において取り付け対象の景品取得ゲーム装置1に対して簡単に取り付けることができる。これにより店舗において行う作業は取り付け作業ですむ。
また、ベース部材21、ベース部材22の長手方向の長さが、景品排出経路における景品が排出される方向に対して直交する方向の長さよりも長い場合には、直交する方向よりも傾斜した方向にすることで収まるようであれば、傾斜した状態で取り付けるようにしてもよい。これにより、様々なサイズの景品排出経路の取り付け部位であっても、柔軟に取り付けることができる。
また、上述した実施形態において、第1ユニット、第2ユニットは、長手方向において直線状となるように構成される場合について説明したが、長手方向において湾曲するようにしてもよい。例えば、景品落下部10の円筒状である内周面に取り付ける場合には、その内周面の曲面に沿うようにして湾曲させて取り付けるようにしてもよい。
上述した実施形態において、景品排出経路を構成する壁面において、第1ユニットと第2ユニットを複数組み設けるようにしてもよい。例えば、図4における景品落下部10における側面部10aと側面部10bに景品検出センサ装置を設けるとともに、側面部10cに第1ユニット2a、側面部10dに第2ユニット2bをさらに設けるようにしてもよい。これにより、検出精度を向上させることができる。また景品検出センサ装置2は、景品落下部10の景品排出経路の落下方向に対して、複数段となるように設けるようにしてもよい。これにより、上段側の景品検出センサ装置2の検出可能範囲を通過しなかった場合であっても、下段側の景品検出センサ装置2によって景品を検出することが可能となり、検出精度を向上させることができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 景品取得ゲーム装置
2,2−1 景品検出センサ装置
10 景品落下部
11 景品取出口
12 展示部
13 取得部
14 移動部
15 操作部
16 コイン投入部
17 決済端末装置
2a,2c 第1ユニット
2b,2d 第2ユニット
21,22 ベース部材
2a1,2b1 側面
210a,214c,218e,223b,227d,230a 発光部
211b,212b,213b,215d,216d,217d,220a,221a,222a,224c,225c,226c,228e,229e,240a.243a 受光部
231b,232b,241a,242a 連結部材
25,25a,26,26a 信号線
27 中継装置

Claims (3)

  1. 景品が展示される展示部から当該展示部よりも下方側に設けられ前記景品を排出可能な排出口への経路である景品排出経路の内周面側のいずれかの部位に取り付け可能であって、前記排出される景品が間を通過可能に互いに対向し、かつ、前記景品が排出される方向に対して直交または傾斜する方向となるように取り付け可能な取り付け部を有する第1ユニット及び第2ユニットと、
    前記第1ユニットと前記第2ユニットのうち、1つの発光部がいずれか一方のユニットに設けられ、前記発光部からの光を受光可能な複数の受光部がもう一方のユニットに設けられ、
    前記1つの発光部と前記複数の受光部が第1ユニット及び第2ユニットにおいて交互に配置される
    景品検出センサ装置。
  2. 前記景品排出経路を構成する内周面のうち、前記排出口への排出経路を挟むようにして対向する第1側面部と第2側面部を有し、
    前記第1ユニットは前記第1側面部に取り付けられ、前記第2ユニットは前記第2側面部に取り付けられる
    請求項1記載の景品検出センサ装置。
  3. 第1ユニットと第2ユニットのうち、1つの発光部がいずれか一方のユニットに設けられ、前記発光部からの光を受光可能な複数の受光部がもう一方のユニットに設けられており、かつ、前記1つの発光部と前記複数の受光部が第1ユニット及び第2ユニットにおいて交互に配置される第1ユニットと第2ユニットを準備し、
    景品が展示される展示部から当該展示部よりも下方側に設けられ前記景品を排出可能な排出口への経路である景品排出経路の内周面側のいずれかの部位において、前記排出される景品が間を通過可能となるように前記第1ユニットと前記第2ユニットとを互いに対向させ、かつ、前記景品が排出される方向に対して直交または傾斜する方向となるように、前記第1ユニットと前記第2ユニットのそれぞれの取り付け部によって前記景品排出経路に取り付ける
    景品検出センサ装置の取り付け方法。
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