JP2020018570A - 椅子 - Google Patents
椅子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020018570A JP2020018570A JP2018144419A JP2018144419A JP2020018570A JP 2020018570 A JP2020018570 A JP 2020018570A JP 2018144419 A JP2018144419 A JP 2018144419A JP 2018144419 A JP2018144419 A JP 2018144419A JP 2020018570 A JP2020018570 A JP 2020018570A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- bracket
- fixed
- inner shell
- movable bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Abstract
Description
「座と背もたれとを備えており、前記背もたれは、着座者がもたれ掛かるとばね手段に抗して後傾動するように当該背もたれの左右両側に配置した背支柱に連結されている構成であって、
前記背支柱は、前記背もたれの側面に密接するように配置されており、
前記背もたれに、前記背支柱に向けて横向きに開口した凹所が形成されており、前記凹所に前記ばね手段を配置している」
という構成になっている。
「前記背もたれの凹所には、当該凹所に固定された可動ブラケットと、前記背支柱に固定された固定ブラケットとが配置されており、前記可動ブラケットと固定ブラケットとの間に前記ばね手段を配置している」
という構成になっている。
「前記固定ブラケットには、前記背支柱に進入する露出部を有する枢支ピンが固定されている一方、
前記背支柱には、前記枢支ピンの露出部を手前から落とし込みできる軸受け溝が形成されており、
かつ、前記固定ブラケットは、前記枢支ピンの下方に配置されたボルトによって前記背支柱に固定されており、前記ボルトは、前記背支柱の外側面から挿通されている」
という構成になっている。
「前記可動ブラケットは、前面板と後面板と内外側板とを有して筒状の略形態を成しており、前記左右側板に前記枢支ピンが貫通固定されている一方、
前記固定ブラケットは、後面板と左右側板とを有していて前記可動ブラケットの内部に配置されており、前記可動ブラケットの外側板に、前記ボルトが貫通する逃がし穴が形成されており、前記逃がし穴は、前記可動ブラケットの回動を許容するように長穴になっている」
という構成になっている。
「前記可動ブラケットと固定ブラケットとは金属製であり、前記可動ブラケットに、前記背支柱の側面に密接する合成樹脂製のサイドブラケットを設けている」
という構成になっている。
「前記背もたれは、合成樹脂製の背インナーシェルに背クッションを張った構造であり、前記背インナーシェルの背面に、その左右両端まで一連に延びる金属製の補強板が配置されていて、前記補強板は、前記背インナーシェルに形成された凹溝に嵌まり込んでおり、
かつ、前記補強板と前記背インナーシェルと前記可動ブラケットとがビスで共締めされて、前記補強板は表皮材で覆われている」
という構成になっている。
次に、本願発明の実施形態を説明する。本願発明は、オフィス等で使用されている回転椅子に適用している。まず、図1,2を参照して、椅子の概要を説明する。椅子は、座1と背もたれ2と脚装置3とを備えている。脚装置3は、5本の枝杆とガスシリンダよりなる脚支柱4とを備えており、各枝杆の先端にキャスタを設けている一方、脚支柱4の上端にベース(図示せず)を嵌着している。脚支柱4は、座1の前後中間点よりも少し後ろに配置されている。
次に、背支柱7に対する背もたれ2の取付け構造を、図3以下の図面も参照して説明する。図3(A)に示すように、背もたれ2は、樹脂製の背インナーシェル10の前面に背クッション11を重ね配置した構造であり、背インナーシェル10の左右側部が、背用傾動ユニット12を介して背支柱7の上端部に後傾動可能に取付けられている。背クッション11は、クロス等の表皮材で覆われている。また、背インナーシェル10の背面も表皮材で覆われている。従って、表皮材は袋状に形成されている。
図1(A)のとおり、背支柱7の上端部に肘掛け9を取り付けることができるが、肘掛け9を取付けていない状態では、例えば図5に示すように、背支柱7の上部は上カバー30で覆われている。上カバー30の外面はその下方の部位と同一面になっている。従って、上カバー30で覆われている部分は、その下方の部位から段落ちして少し細くなっている。例えば図3(A)(C)に示すように、段部に符号7bを付している。
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えば、ばね手段としては、トーションバーやねじりばね、或いは板ばねなども採用可能である。また、アウターブラケットとインナーブラケットとは必ずしも必要はない。強度面での条件が許せば、枢支ピンを背もたれに直接に固定したり、背支柱に固定した枢支ピンを背もたれに直接挿通したりすることも可能である。
5 ベース
7 背支柱
10 背インナーシェル
11 背クッション
12 背用傾動ユニット
13 アウターブラケット
14 インナーブラケット
15 サイドブラケット
15a 外向き凸部
16 凹所
17 枢支ピン
18 ばね手段の一例としてコイルばね
20 補強板
25 軸受け溝
26 横向きボルト
29 円弧穴(逃がし穴)
30 上カバー
Claims (6)
- 座と背もたれとを備えており、前記背もたれは、着座者がもたれ掛かるとばね手段に抗して後傾動するように当該背もたれの左右両側に配置した背支柱に連結されている構成であって、
前記背支柱は、前記背もたれの側面に密接又は近接するように配置されており、
前記背もたれに、前記背支柱に向けて横向きに開口した凹所が形成されており、前記凹所に前記ばね手段を配置している、
椅子。 - 前記背もたれの凹所には、当該凹所に固定された可動ブラケットと、前記背支柱に固定された固定ブラケットとが配置されており、前記可動ブラケットと固定ブラケットとの間に前記ばね手段を配置している、
請求項1に記載した椅子。 - 前記固定ブラケットには、前記背支柱に進入する露出部を有する枢支ピンが固定されている一方、
前記背支柱には、前記枢支ピンの露出部を手前から落とし込みできる軸受け溝が形成されており、
かつ、前記固定ブラケットは、前記枢支ピンの下方に配置されたボルトによって前記背支柱に固定されており、前記ボルトは、前記背支柱の外側面から挿通されている、
請求項2に記載した椅子。 - 前記可動ブラケットは、前面板と後面板と内外側板とを有して筒状の略形態を成しており、前記左右側板に前記枢支ピンが貫通固定されている一方、
前記固定ブラケットは、後面板と左右側板とを有していて前記可動ブラケットの内部に配置されており、前記可動ブラケットの外側板に、前記ボルトが貫通する逃がし穴が形成されており、前記逃がし穴は、前記可動ブラケットの回動を許容するように長穴になっている、
請求項3に記載した椅子。 - 前記可動ブラケットと固定ブラケットとは金属製であり、前記可動ブラケットに、前記背支柱の側面に密接する合成樹脂製のサイドブラケットを設けている、
請求項2〜4のうちのいずれかに記載した椅子。 - 前記背もたれは、合成樹脂製の背インナーシェルに背クッションを張った構造であり、前記背インナーシェルの背面に、その左右両端まで一連に延びる金属製の補強板が配置されていて、前記補強板は、前記背インナーシェルに形成された凹溝に嵌まり込んでおり、
かつ、前記補強板と前記背インナーシェルと前記可動ブラケットとがビスで共締めされて、前記補強板は表皮材で覆われている、
請求項2〜5のうちのいずれかに記載した椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018144419A JP7121577B2 (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018144419A JP7121577B2 (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | 椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020018570A true JP2020018570A (ja) | 2020-02-06 |
JP7121577B2 JP7121577B2 (ja) | 2022-08-18 |
Family
ID=69589238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018144419A Active JP7121577B2 (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | 椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7121577B2 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53145778A (en) * | 1977-05-25 | 1978-12-19 | Nissan Motor | Seat with huckleback supporting device |
JPS57187233U (ja) * | 1981-05-25 | 1982-11-27 | ||
JPS63119425U (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-02 | ||
JPH0255008A (ja) * | 1988-08-18 | 1990-02-23 | Minoru Maeda | 椅子 |
JPH04133756U (ja) * | 1991-06-04 | 1992-12-11 | 株式会社イトーキクレビオ | 椅子における背もたれの傾動支持装置 |
JPH11113665A (ja) * | 1997-10-08 | 1999-04-27 | Delta Kogyo Co Ltd | シートのナックル構造 |
JP2013063177A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Itoki Corp | 椅子 |
JP2018007727A (ja) * | 2016-07-11 | 2018-01-18 | 株式会社内田洋行 | 椅子 |
-
2018
- 2018-07-31 JP JP2018144419A patent/JP7121577B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53145778A (en) * | 1977-05-25 | 1978-12-19 | Nissan Motor | Seat with huckleback supporting device |
JPS57187233U (ja) * | 1981-05-25 | 1982-11-27 | ||
JPS63119425U (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-02 | ||
JPH0255008A (ja) * | 1988-08-18 | 1990-02-23 | Minoru Maeda | 椅子 |
JPH04133756U (ja) * | 1991-06-04 | 1992-12-11 | 株式会社イトーキクレビオ | 椅子における背もたれの傾動支持装置 |
JPH11113665A (ja) * | 1997-10-08 | 1999-04-27 | Delta Kogyo Co Ltd | シートのナックル構造 |
JP2013063177A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Itoki Corp | 椅子 |
JP2018007727A (ja) * | 2016-07-11 | 2018-01-18 | 株式会社内田洋行 | 椅子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7121577B2 (ja) | 2022-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4295266B2 (ja) | 椅子の背凭れ装置 | |
JP2006110000A (ja) | 椅子の背凭れ構造 | |
JP7429275B2 (ja) | 椅子 | |
JP4160742B2 (ja) | ロッキング椅子 | |
JP2020018570A (ja) | 椅子 | |
JP5451027B2 (ja) | ロッキング椅子 | |
JPH04133756U (ja) | 椅子における背もたれの傾動支持装置 | |
JP2019083956A (ja) | 椅子 | |
JP2020000727A (ja) | 椅子 | |
JP7307537B2 (ja) | 椅子 | |
JP4050527B2 (ja) | 背もたれ付き椅子 | |
JP6117521B2 (ja) | ネスティング可能なロッキング椅子 | |
JP2020018572A (ja) | 椅子 | |
JP7217105B2 (ja) | 椅子 | |
JP2020018571A (ja) | 椅子 | |
JP7208734B2 (ja) | 椅子 | |
JPH0255006A (ja) | 椅子 | |
JP7382179B2 (ja) | 椅子 | |
JPS595395Y2 (ja) | 椅子における座板傾動装置 | |
JP6695218B2 (ja) | 背凭れ、ランバーサポート、及び椅子 | |
JP6643047B2 (ja) | 椅子の背もたれ | |
KR200367084Y1 (ko) | 싱크로 틸트 타입 의자의 팔걸이 구조 | |
JPH0681605B2 (ja) | 椅 子 | |
JP2002165665A (ja) | 非回転式椅子 | |
JPH1175981A (ja) | 椅子の傾動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220406 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220603 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220706 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220805 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7121577 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |