JP2020018148A - 回転電機制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの電源と2つのインバータを備え、2つのインバータの出力が1つの回転電機に接続される構成の回転電機制御システムにおいて、回転電機の駆動方法に応じて、損失が最も少ない駆動方法を選択することである。【解決手段】回転電機制御システム10において、制御装置60は、損失比較部62と、損失最少選択部64とを含む。損失比較部62は、回転電機30の各動作点について、第1インバータ20のみを用いる場合の第1損失、第2インバータ22のみを用いる場合の第2損失、第1インバータ20と第2インバータ22の双方を用いる場合の双方動作損失を算出して比較する。損失最少選択部64は、比較の結果に基づき、損失の最も少ない駆動方法を選択して回転電機を動作させる。【選択図】図1

Description

本開示は、回転電機制御システムに係り、特に、2つの電源と2つのインバータを有し、2つのインバータの出力が1つの回転電機に接続された構成における回転電機制御システムに関する。
特許文献1には、2つの電源と、2つのインバータを有し、2つのインバータの出力で1つのモータを駆動するモータシステムが開示されている。このシステムでは、スター結線のモータの各相について、直列接続した2つの巻線で構成し、一方のインバータを各相の巻線端に接続し、他方のインバータを巻線同士の中間点に接続する。したがって、一方のインバータからの出力で、直列接続した2つの巻線(第1の駆動巻線)を使用してモータを駆動し、他方のインバータからの出力で中間点から内側の巻線(第2駆動巻線)を使用してモータを駆動することができる。
特開2000−324871号公報
2つの電源と2つのインバータを有し、2つのインバータの出力が1つの回転電機に接続された構成においては、回転電機の駆動方法として三通りの可能性がある。すなわち、2つのインバータのいずれか1つを用いる方法について2通りあり、もう1つは、2つのインバータを共に用いる方法である。
2つのインバータの出力が1つの回転電機に接続される構成において、いずれか一方のインバータのみを用いて回転電機を駆動する場合は、他方のインバータは、上アーム素子の制御端子の全てを正極側母線に接続する上アーム素子の全部オン状態、または、下アーム素子の制御端子の全てを正極側母線に接続する下アーム素子の全部オン状態を取る。このため、他方のインバータにおけるスイッチング損失が低減する。
2つのインバータを共に用いる場合には、回転電機に対する電圧ベクトルVを一定に維持しながら、電圧ベクトルVを、一方側のインバータ用の電圧ベクトルV1と、他方側のインバータ用の電圧ベクトルV2に分配できる。例えば、V1=V2と分配すると、2つの電源に流れる電流は同じとなって、二次電池である電源のバッテリ損失は2つの電源で同じになる。分配がV1≠V2の場合は、2つの電源でバッテリ損失が異なってくる。
また、2つのインバータのうち、いずれか一方のインバータのみを用いる場合には、一方のインバータに接続される電源を流れる電流は、2つのインバータを共に用いる場合に比較して大きくなる。例えば、2つのインバータを共に用いてV1=V2と分配する場合にそれぞれの電源に流れる電流に比較して、1つのインバータのみを用いる場合の電源を流れる電流は2倍になり、2つのインバータを共に用いる場合よりもバッテリ損失が大きくなる。
このように、2つの電源と2つのインバータを有し、2つのインバータの出力が1つの回転電機に接続された構成においては、回転電機の駆動方法として三通りあるが、回転電機の駆動方法によって、三通りのそれぞれの損失が異なり得る。そこで、回転電機の駆動方法に応じて、損失が最も少ない駆動方法を選択できる回転電機制御システムが要望される。
本開示に係る回転電機制御システムは、第1電源の正極側母線及び負極側母線に接続された第1インバータと、第2電源の正極側母線及び負極側母線に接続された第2インバータと、第1インバータ及び第2インバータに接続された回転電機と、制御装置と、を備え、制御装置は、回転電機の各駆動方法について、第1インバータのみを用いて回転電機を動作させた場合の第1損失、第2インバータのみを用いて回転電機を動作させた場合の第2損失、及び、第1インバータと第2インバータの双方を用いて回転電機を動作させた場合の双方動作損失をそれぞれ算出して比較する損失比較部と、比較の結果に基づき、損失の最も少ない駆動方法を選択して回転電機を動作させる損失最少選択部と、を含む。
上記構成の回転電機制御システムによれば、損失の最も少ない駆動方法を選択できる。
実施の形態に係る回転電機制御システムの構成図である。 図1における制御装置のブロック図である。 実施の形態に係る回転電機制御システムにおいて、三通りの駆動方法についてそれぞれの損失を算出し、損失が少なくなる駆動方法を選択する手順を示すフローチャートである。 図3において、2つのインバータの一方側のみを用いる場合の損失特性を示すマップの例である。 図3において、2つのインバータを共に用いる場合の損失特性を示すマップの例である。
以下に図面を用いて本開示に係る実施の形態につき、詳細に説明する。以下では、車両に搭載される回転電機制御システムを述べるが、これは説明のための例示であって、車両搭載以外の用途に用いられてもよい。以下では、車両として、ハイブリッド車両を述べるが、これは説明のための例示であって、二次電池の電力で回転電機を駆動して走行する二次電池式電動車両であればよい。例えば、内燃機関を備えず、二次電池の電力のみで走行する電気自動車であってもよい。以下では、全ての図面において対応する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、ハイブリッド車両に搭載される回転電機制御システム10の構成図である。以下では、回転電機制御システム10を、特に断らない限り、システム10と呼ぶ。システム10は、第1電源12、第2電源14、第1インバータ20、第2インバータ22、回転電機30、及び制御装置60を含む。
第1電源12と第2電源14とは、充放電が可能な二次電池である。二次電池としては、高電圧用のリチウムイオン組電池が用いられる。端子間電圧は、約200Vから約300Vである。リチウムイオン組電池は、単電池または電池セルと呼ばれる端子間電圧が1Vから数Vのリチウムイオン電池を複数個組み合わせたもので、上記の所定の端子間電圧を出力する。リチウムイオン組電池に代えて、ニッケル水素組電池等を用いてもよく、あるいは、電気二重層キャパシタ等の大容量コンデンサを用いてもよい。
第1電源12の端子間電圧である第1電源電圧VB1、第1電源12に流れる第1電源電流IB1、第2電源14の端子間電圧である第2電源電圧VB2、第2電源14に流れる第2電源電流IB2は、それぞれ適当な検出手段によって検出される。検出されたVB1,IB1,VB2,IB2は、適当な信号線を介して制御装置60に伝送される。
第1インバータ20は、第1電源12側と回転電機30側との間に配置される三相電力変換回路である。第2インバータ22は、第2電源14側と回転電機30側との間に配置される三相電力変換回路である。第1電源12と第1インバータ20との間に設けられるコンデンサ16と、第2電源14と第2インバータ22との間に設けられるコンデンサ18は、平滑用コンデンサである。
第1インバータ20と第2インバータ22とは、基本構成が同じであるので、第1インバータ20を主に述べる。第1インバータ20の第1電源12側は、第1電源12の正極側母線40と負極側母線41の間に接続され、直流電力が入出力する側である。回転電機30側は、三相電力線に接続され、三相交流電力が入出力する側である。第1インバータ20は、回転電機30を発電機として機能させるときは、回転電機30からの交流三相回生電力を直流電力に変換し、第1電源12側に充電電力として供給する交直変換機能を有する。また、回転電機30をモータとして機能させるときは、第1電源12側からの直流電力を交流三相駆動電力に変換し、回転電機30に交流駆動電力として供給する直交変換機能を有する。かかる第1インバータ20の動作は、制御装置60の制御の下で行われる。
第1インバータ20は、並列接続されたU相レグ44、V相レグ46、W相レグ48の3つのレグを有する。各相レグはいずれも、直列接続された上アーム素子と下アーム素子とで構成される。例えば、U相レグ44は、上アーム素子44aと下アーム素子44bとが直列接続されて構成される。同様に、V相レグ46は、上アーム素子46aと下アーム素子46bとが直列接続され、W相レグ48は、上アーム素子48aと下アーム素子48bとが直列接続されて構成される。図1において下アーム素子44bに代表させて示すように、各上アーム素子と下アーム素子は、いずれも、スイッチング素子56と、スイッチング素子56と逆方向に電流を流す整流素子58とが並列接続されて構成される。スイッチング素子56としては、例えばIGBT等のトランジスタが用いられ、整流素子58としては、例えば逆流ダイオードが用いられる。
同様に、第2インバータ22の第2電源14側は、正極側母線42と負極側母線43に接続され、直流電力が入出力する側であり、回転電機30側は、三相電力線に接続され、三相交流電力が入出力する側である。第2インバータ22は、並列接続されたU相レグ50、V相レグ52、W相レグ54の3つのレグを有する。U相レグ50は、上アーム素子50aと下アーム素子50bとが直列接続され、V相レグ52は、上アーム素子52aと下アーム素子52bとが直列接続され、W相レグ54は、上アーム素子54aと下アーム素子54bとが直列接続されて、それぞれ構成される。
回転電機30は、車両に搭載されるモータ・ジェネレータ(MG)であって三相同期型回転電機である。回転電機30は、第1インバータ20及び第2インバータ22を介して第1電源12及び第2電源14から電力が供給されるときはモータとして機能し、図示しないエンジンによる駆動時、あるいは車両の制動時には発電機として機能する。
回転電機30は、U相コイル30u、V相コイル30v、W相コイル30wを有する。U相コイル30u、V相コイル30v、W相コイル30wのそれぞれの一端には、第1インバータ20が接続され、U相コイル30u、V相コイル30v、W相コイル30wのそれぞれの他端には、第2インバータ22が接続される。U相コイル30uの一端は、第1インバータ20のU相レグ44の上アーム素子44aと下アーム素子44bの接続点に接続され、U相コイル30uの他端は、第2インバータ22のU相レグ50の上アーム素子50aと下アーム素子50bの接続点に接続される。V相コイル30vの一端は、第1インバータ20のV相レグ46の上アーム素子46aと下アーム素子46bの接続点に接続され、V相コイル30vの他端は、第2インバータ22のV相レグ52の上アーム素子52aと下アーム素子52bの接続点に接続される。W相コイル30wの一端は、第1インバータ20のW相レグ48の上アーム素子48aと下アーム素子48bの接続点に接続され、W相コイル30wの他端は、第2インバータ22のW相レグ54の上アーム素子54aと下アーム素子54bの接続点に接続される。
例えば、第1インバータ20の上アーム素子のスイッチング素子56をオンすることで回転電機30の対応する相のコイルに向けて電流が流れ、下アーム素子のスイッチング素子56をオンすることで回転電機30の対応する相のコイルから電流が引き抜かれる。第2インバータ22についても同様である。したがって、回転電機30が力行の際には、第1電源12からの電力が第1インバータ20を介して回転電機30に供給され、回生(発電)の際には回転電機30からの電力が第1インバータ20を介して第1電源12に供給される。第2インバータ22、第2電源14についても、回転電機30と同様の電力のやり取りを行う。
制御装置60は、車両の動作等に関する車両情報、回転電機30の動作等に関する回転電機情報等に基づいて、第1インバータ20と第2インバータ22のスイッチング信号の生成制御を行う。ここでは、回転電機30の各動作点について、第1インバータ20のみを用いる場合、第2インバータ22のみを用いる場合、及び、第1インバータ20と第2インバータ22の双方を用いる場合について損失をそれぞれ算出し比較する損失比較部62を含む。そして、比較の結果に基づき、損失の最も少ない駆動方法を選択して回転電機30を動作させる損失最少選択部64を含む。これらの詳細については後述する。
記憶装置66は、制御装置60との間で交信し、制御装置60が実行するプログラムを格納し、制御装置60が実行する演算の算出結果等を一時的に記憶するメモリ装置である。ここでは、制御装置60の損失比較部62において用いられる損失特性マップファイルを格納する。損失特性マップファイルは、第1インバータ20のみを用いる場合における動作点毎の損失特性に関する第1損失マップファイル67、第2インバータ22のみを用いる場合における動作点毎の損失特性に関する第2損失マップファイル68を含む。さらに、第1インバータ20と第2インバータ22の双方を用いる場合における動作点毎の損失特性に関する双方動作損失マップファイル69を含む。これらの詳細については後述する。
図2は、制御装置60において、スイッチング信号の生成制御に関する部分のブロック図である。制御装置60は、車両制御部70、三相電圧指令算出部72、及び、第1インバータ制御部74と第2インバータ制御部76とを含む。
車両制御部70は、アクセルペダルの操作量、ブレーキペダルの操作量、車速等の車両走行に関する車両情報に基づき、回転電機30の出力要求に関するトルク指令を算出する。なお、道路状況や、目的地等のナビゲーション情報等も車両制御部70に供給されるとよい。
算出されたトルク指令は、三相電圧指令算出部72の電流指令生成部80に供給される。電流指令生成部80は、トルク指令に基づいて、回転電機30のベクトル制御における目標となる電流指令であるd軸電流指令idcomとq軸電流指令iqcomとを算出する。三相/二相変換部82には、回転電機30におけるU相コイル30u、V相コイル30v、W相コイル30wの現在の電流である三相電流iu,iv,iwが供給される。また、第1電源12の第1電源電圧VB1、第2電源14の第2電源電圧VB2、回転電機30のロータ回転角θも三相/二相変換部82に供給される。そして、三相/二相変換部82は、各相電流iu,iv,iwを、d軸電流idとq軸電流iqとに変換する。電流指令生成部80からのd軸電流指令idcom及びq軸電流指令iqcomと、三相/二相変換部82からの現在のd軸電流id及びq軸電流iqとは、PI制御部84に供給される。PI制御部84は、P(比例)制御、I(積分)制御等のフィードバック制御により、回転電機30に対する電圧指令である電圧ベクトルVを算出する。電圧ベクトルVは、d軸電圧指令vdとq軸電圧指令vqとを含む。なお、予測制御等のフィードフォワード制御を組み合わせてもよい。
算出された電圧ベクトルVは、分配部86に供給される。分配部86は、電圧ベクトルVを、第1インバータ20用の電圧ベクトルV1と、第2インバータ22用の電圧ベクトルV2とに分配する。電圧ベクトルV1は、第1インバータ20に対するd軸電圧指令vd1とq軸電圧指令vq1とを含み、電圧ベクトルV2は、第2インバータ22に対するd軸電圧指令vd2とq軸電圧指令vq2とを含む。
分配部86の電圧ベクトルの分配において、回転電機30に対する電圧ベクトルVを維持しつつ、第1インバータ20用の電圧ベクトルV1及び第2インバータ22用の電圧ベクトルV2のそれぞれの大きさの変更を行うことができる。また、回転電機30に対する電圧ベクトルVを維持しつつ、第1インバータ20用の電圧ベクトルV1及び第2インバータ22用の電圧ベクトルV2のそれぞれの位相の変更を行うことができる。位相の変更として電流ベクトルIの位相との間を調整することで、力率の変更ができる。また、回転電機30に対する電圧ベクトルVを維持しつつ、第1インバータ20用の電圧ベクトルV1及び第2インバータ22用の電圧ベクトルV2のそれぞれの正負の変更を行うことができる。電圧ベクトルの向きにより、力行か回生かは変わるので、回転電機30に対する電圧ベクトルVを維持しつつ、第1インバータ20用の電圧ベクトルV1及び第2インバータ22用の電圧ベクトルV2の間で、力行と回生の分配を行うことが可能である。このように、電圧ベクトルVの分配を通して、回転電機30の動作制御の自由度が向上する。
分配部86からの第1インバータ20用の電圧ベクトルV1を構成するd軸電圧指令vd1とq軸電圧指令vq1は、第1インバータ20用の二相/三相変換部88に供給される。入力されたvd1,vq1は、第1インバータ20用の三相の電圧指令Vu1,Vv1,Vw1に変換されて出力される。同様に、第2インバータ22用の電圧ベクトルV2を構成するd軸電圧指令vd2とq軸電圧指令vq2は、第2インバータ22用の二相/三相変換部90に供給され、第2インバータ22用の三相の電圧指令Vu2,Vv2,Vw2に変換されて出力される。
第1インバータ20用の二相/三相変換部88からの三相の電圧指令Vu1,Vv1,Vw1は第1インバータ制御部74に供給される。第1インバータ制御部74は、PWM用の搬送波である三角波と電圧指令Vu1,Vv1,Vw1の比較によって第1インバータ20における各スイッチング素子56のON/OFF用のスイッチング信号を生成し、これを第1インバータ20に供給する。
同様に、第2インバータ22用の二相/三相変換部90からの三相の電圧指令Vu2,Vv2,Vw2は第2インバータ制御部76に供給される。第2インバータ制御部76は、PWM用の搬送波である三角波と電圧指令Vu2,Vv2,Vw2の比較によって第2インバータ22における各スイッチング素子56のON/OFF用のスイッチング信号を生成し、これを第2インバータ22に供給する。
このようにして、制御装置60からの信号によって、第1インバータ20、第2インバータ22のスイッチングが制御され、所望の電流が回転電機30に供給される。
上記では、d軸電流指令idcom、q軸電流指令iqcom等に基づいてPI演算することで、回転電機30に対する電圧ベクトルVを算出した。そして、これを分配して、第1インバータ20用の電圧ベクトルV1と第2インバータ22用の電圧ベクトルV2を算出した。これに代えて、PI演算を行なわずに、直接的に、第1インバータ20用の電圧ベクトルV1と第2インバータ22用の電圧ベクトルV2を生成してもよい。
上記では、三相電圧指令算出部72は、車両制御部70と別の構成とした。これに代えて、車両制御部70が三相電圧指令算出部72の機能を実行してもよい。あるいは、三相電圧指令算出部72を下位のマイクロプロセッサ等で構成してもよい。三相電圧指令算出部72の一部または全部をハードウェアで構成してもよい。また、三相電圧指令算出部72を複数のマイクロプロセッサで構成することができ、この場合には、三相電圧指令算出部72の機能を各マイクロプロセッサで分担して実行することができる。あるいは、複数のマイクロプロセッサで構成する場合、各マイクロプロセッサが、三相電圧指令算出部72の全体の処理を実行できるように構成してもよい。また、回転電機制御システム10において第1インバータ20と第2インバータ22の制御を2つのマイクロプロセッサを用いて制御してもよい。この構成によれば、1つのマイクロプロセッサが故障しても他のマイクロプロセッサのみで回転電機30の動作制御が可能となる。
次に、制御装置60における損失比較部62と損失最少選択部64の内容について、図3〜図5を用いて説明する。図3は、図1の回転電機制御システム10における三通りの駆動方法についてそれぞれの損失を算出し、損失が少なくなる駆動方法を選択する手順を示すフローチャートである。図4は、記憶装置66に格納されている第1損失マップファイル67の例を示す図である。第2損失マップファイル68も、図4とほぼ同じ内容である。図5は、双方動作損失マップファイル69の例を示す図である。
図3の手順は、制御装置60において、制御周期毎に実行される。各制御周期毎に、回転電機30の動作点が検出される(S10)。回転電機30の動作点は、トルクと回転数で与えられる。動作点のトルクは、トルク指令の値を用いてよい。動作点の回転数は、図示しない適当な回転数検出手段による検出値が用いられる。
動作点が検出されると、その動作点における損失が算出される。回転電機制御システム10は、第1インバータ20と第2インバータ22を備えるので、その組み合わせによって、三通りの動作状態があるので、検出された動作点における三通りの損失の算出が行われる。三通りの動作状態は、第1インバータ20のみで回転電機30を動作させる状態、第2インバータ22のみで回転電機30を動作させる状態、第1インバータ20と第2インバータ22の双方を用いて回転電機30を動作させる状態である。三通りの損失は、第1インバータ20のみを用いる場合の第1損失、第2インバータ22のみを用いる第2損失、第1インバータ20と第2インバータ22の双方を用いる場合の双方動作損失である。これらの損失の算出順序は、どのようにしてもよいが、図3では、第1損失算出(S12)、第2損失算出(S14)、双方動作損失算出(S20)の順序として説明する。
第1損失算出(S12)は、記憶装置66に記憶されている第1損失マップファイル67を用いて行われる。第1損失マップファイル67の例を図4に示す。第1損失マップファイル67は、複数の損失マップの集合体である。各損失マップは、第1電源電圧VB1毎に、横軸を回転数とし、縦軸をトルクとして、予め実験やシミュレーションで(トルク,回転数)で与えられる各動作点についての損失を求めた結果を1つのマップとしたものである。
第1損失は、第1電源12におけるバッテリ損失、第1インバータ20及び第2インバータ22におけるインバータ損失、回転電機30における回転電機損失の総和である。
インバータ損失のうち、第1インバータ20における損失は、回転数に応じて変更される搬送波の周波数に基づいて算出される。第2インバータ22の損失であるが、第1インバータ20のみを用いて回転電機30を動作させる場合は、第2インバータ22は、上アーム素子50a,52a,54aの全てをオン状態とし、下アーム素子50b,52b,54bの全てをオフ状態にする。または、下アーム素子50b,52b,54bの全てをオン状態とし、上アーム素子50a,52a,54aの全てをオフ状態とする。このため、第2インバータ22のスイッチング損失が低減する。インバータ損失の全体は、搬送波の周波数に基づく第1インバータ20の損失と、上アーム素子の全てまたは下アーム素子の全てがオン状態である第2インバータ22の損失の和である。
第1インバータ20のみを用いて回転電機30を動作させる場合は、回転電機30の駆動電力は第1電源12からのみ供給される。第2電源14における第2電源電流IB2=0であるが、第1電源12における第1電源電流IB1は、双方動作状態の場合のIB1よりも大きくなる。例えば、双方動作状態において、回転電機30に対する電圧ベクトルVを、第1インバータ20用の電圧ベクトルV1と第2インバータ22用の電圧ベクトルV2の間で、50%:50%のV1=V2=(V/2)と分配した場合を考える。(第1電源12の内部抵抗r1)=(第2電源14の内部抵抗r2)の場合、回転電機30に対する電流ベクトルの大きさは一定であるが、電圧ベクトルが半分となるので、第1インバータ20及び第2インバータ22の電力はそれぞれ(1/2)となる。そのため、第1電源電流IB1と第2電源電流IB2は、50%:50%に分配される。これに対し、第1インバータ20のみを用いる場合は、50%:50%の分配比における第1電源12を流れる第1電源電流IB1(50%)の2倍となる。第1電源12のバッテリ損失は、(IB1)×r1であるので、双方駆動で50%:50%に分配した場合の4倍となる。第2電源14を流れる第2電源電流IB2=0であるので、第2電源14のバッテリ損失はゼロである。したがって、第1電源12及び第2電源14の全体のバッテリ損失は、双方駆動で50%:50%に分配した場合の第1電源12及び第2電源14の全体のバッテリ損失の2倍となる。
回転電機30における回転電機損失は、コイル電流におけるリップル電流損と、鉄心を用いる場合の鉄損の合計である。そのため、電源電圧、双方向動作における分配比、位相変更にて、鉄損が異なり、回転電機損失は回転電機30の動かし方で異なってくる。
図4には、動作点Pを通る等損失曲線の例を示す。等損失曲線は、上記で述べたバッテリ損失、インバータ損失、回転電機損失の総和が同じとなる動作点を結んだ曲線である。図4の第1損失マップファイル67において、第1電源電圧VB1、回転電機30の動作点(トルク,回転数)を検索パラメータとして検索することで、動作点Pにおける第1損失が算出される。
第2損失算出(S14)は、記憶装置66に記憶されている第2損失マップファイル68を用いて行われる。第2損失マップファイル68の内容は、第1損失マップファイル67の内容とほぼ同じであるので、これ以上の説明を省略する。
双方動作損失算出(S20)は、双方動作において与えられる分配比に基づいて、3段階の手順に分けて実行される。まず、分配比が与えられた双方動作における第1インバータ20側の損失算出(S16)と、分配比が与えられた双方動作における第2インバータ22側の損失算出(S18)が行われる。次に、S16の算出結果とS18の算出結果を合計し、回転電機30における回転電機損失を加算する双方動作損失算出である(S20)。
一例として、回転電機30に対する電圧ベクトルVを、第1インバータ20用の第1電圧ベクトルV1と第2インバータ22用の第2電圧ベクトルV2の間で、50%:50%のV1=V2=(V/2)と分配した場合を述べる。電圧ベクトルVを、第1インバータ20用の第1電圧ベクトルV1と第2インバータ22用の第2電圧ベクトルV2の間で、50%:50%のV1=V2=(V/2)と分配した場合を考える。(第1電源12の内部抵抗r1)=(第2電源14の内部抵抗r2)として、回転電機30に対する電流ベクトルIも50%:50%に分配されるので第1電源電流IB1(50%)=第2電源電流IB2(50%)={(回転電機30に流れる電流)/2}となる。
S16における第1電源12側の損失算出は、第1電源12におけるバッテリ損失、第1インバータ20におけるインバータ損失、回転電機損失の和として算出される。第1電源12におけるバッテリ損失は、第1電源電流IB1(50%)=第2電源電流IB2(50%)={(回転電機30に流れる電流)/2}に基づいて算出される。第1インバータ20におけるインバータ損失は、回転数に応じて変更される搬送波の周波数に基づいて算出される。S18における第2電源14側の損失算出は、第2電源14におけるバッテリ損失、第2インバータ22におけるインバータ損失の和として算出される。その内容は、S16で述べた内容と同じであるので、これ以上の説明を省略する。S16における第1電源12側の損失算出と、S18における第2電源14側の損失算出が終わると、これらを加算し、さらに回転電機30の回転電機損失を加算して、双方動作損失の算出が行われる(S20)。
双方動作損失算出(S20)は、記憶装置66に記憶されている双方動作損失マップファイル69を用いて行われる。双方動作損失マップファイル69の例を図5に示す。双方動作損失マップファイル69は、複数の階層の損失マップの集合体である。各層の損失マップは、分配比毎の複数の損失マップの集合体である。図5では、3種類の分配比に対応して、三層の損失マップの集合体を示す。各層の損失マップは、第1電源電圧VB1及び第2電源電圧VB2毎に、横軸を回転数とし、縦軸をトルクとして、予め実験やシミュレーションで(トルク,回転数)で与えられる各動作点についての損失を求めた結果を1つのマップとしたものである。第1電源電圧VB1=第2電源電圧VB2の場合は、図4で述べた第1損失マップファイル67と同様の内容である。
図5には、三種類の分配比の内で中間の分配比が与えられた場合の動作点Qを通る等損失曲線の例を示す。等損失曲線は、上記で述べたバッテリ損失、インバータ損失、回転電機損失の総和で算出された双方動作損失が同じとなる動作点を結んだ曲線である。図5の双方動作損失マップファイル69において、分配比、第1電源電圧VB1及び第2電源電圧VB2、回転電機30の動作点(トルク,回転数)を検索パラメータとして検索することで、動作点Qにおける双方動作損失が算出される。
図3に戻り、S12からS20までの算出が済むと、次に、損失比較が行われる。ここでは、第1損失、第2損失、双方動作損失の大小関係の比較が行われる。図3の手順においては、初めに、第1損失が最小か否かの判定が行われる(S22)。S22の判定が肯定される場合は、第1インバータ20のみを用いる動作制御が選択される(S24)。S22の判定が否定されると、次に、第2損失が最小か否かの判定が行われる(S26)。S26の判定が肯定される場合は、第2インバータ22のみを用いる動作制御が選択される(S28)。S26の判定が否定される場合は、第1インバータ20と第2インバータ22の双方を用いる双方動作制御が選択される(S30)。S10からS22、及びS26の処理手順は、制御装置60の損失比較部62の機能によって実行され、S24,28,S30の処理手順は、制御装置60の損失最少選択部64の機能によって実行される。
上記では、予め分配比が与えられるとして、第1損失、第2損失、与えられた分配比の下での双方動作損失の3つの損失の比較を行った。分配比が予め与えられない場合には、例えば、5通りの分配比についてそれぞれ双方動作損失を算出し、この5通りの分配比の下の各双方動作損失と、第1損失、第2損失の合計で7つの損失の比較を行い、そのうちで最小の損失となる動作制御を選択できる。5通りの分配比は説明のための例示であって、回転電機制御システム10の仕様等に応じて、それ以外の複数の分配比を用いてよい。
上記では、損失算出のために記憶装置66に予め記憶した損失マップを用いたが、損失マップの読出しに代えて、計算式に基づいて最小の損失となる動作制御を求めてもよい。
上記構成の回転電機制御システム10によれば、第1電源12及び第2電源14、第1インバータ20及び第2インバータ22を有し、第1インバータ20と第2インバータ22の出力が回転電機30に接続された構成を備える。この構成において、回転電機30の動作点に応じて、損失が最も少ない駆動方法を選択できる。
10 (回転電機制御)システム、12 第1電源、14 第2電源、16,18 コンデンサ、20 第1インバータ、22 第2インバータ、30 回転電機、30u U相コイル、30v V相コイル、30w W相コイル、40,42 正極側母線、41,43 負極側母線、44,50 U相レグ、44a,46a,48a,50a,52a,54a 上アーム素子、44b,46b,48b,50b,52b,54b 下アーム素子、46,52 V相レグ、48,54 W相レグ、56 スイッチング素子、58 整流素子、60 制御装置、62 損失比較部、64 損失最少選択部、66 記憶装置、67 第1損失マップファイル、68 第2損失マップファイル、69 双方動作損失マップファイル、70 車両制御部、72 三相電圧指令算出部、74 第1インバータ制御部、76 第2インバータ制御部、80 電流指令生成部、82 三相/二相変換部、84 PI制御部、86 分配部、88 第1インバータ用の二相/三相変換部、90 第2インバータ用の二相/三相変換部。

Claims (1)

  1. 第1電源の正極側母線及び負極側母線に接続された第1インバータと、
    第2電源の正極側母線及び負極側母線に接続された第2インバータと、
    前記第1インバータ及び前記第2インバータに接続された回転電機と、
    制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記回転電機の各駆動方法について、前記第1インバータのみを用いて前記回転電機を動作させた場合の第1損失、前記第2インバータのみを用いて前記回転電機を動作させた場合の第2損失、及び、前記第1インバータと前記第2インバータの双方を用いて前記回転電機を動作させた場合の双方動作損失をそれぞれ算出して比較する損失比較部と、
    比較の結果に基づき、損失の最も少ない駆動方法を選択して前記回転電機を動作させる損失最少選択部と、
    を含む、回転電機制御システム。
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