JP2020017130A - 情報処理装置、情報処理システム、及び、情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及び、情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のユーザが車両に同乗して移動する場合に、当該ユーザ同士の会話を促進する。【解決手段】車両に同乗して移動する、当該車両に乗車中の複数のユーザそれぞれの、ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得することと、複数のユーザそれぞれのユーザ情報に含まれる複数の話題候補のキーワードそれぞれについて、複数のユーザの関心の高さを示す評価値を算出することと、複数の話題候補のキーワードそれぞれの評価値に基づいて、話題となるキーワードを決定することと、話題となるキーワードから話題情報を生成することと、話題情報を車両に乗車中の複数のユーザに提供することと、を実行する制御部、を備える情報処理装置である。【選択図】図6

Description

本発明は、同一の車両に複数のユーザが同乗して移動するための技術に関する。
交通渋滞の緩和や、燃料代の節約、環境対策などの目的で、一台の車両に複数の乗員が相乗りして移動を行う形態(ライドシェア)が、諸外国を中心に広がっている。また、このような移動形態において、複数のユーザをマッチングするための技術が開発されている。
これに関連する技術として、特許文献1には、車両に相乗りして移動した複数のユーザが行ったインタラクションに関するデータを取得し、当該インタラクションに基づいてさらなる情報提供を行うシステムが記載されている。
米国特許出願公開第2017/0351990号明細書
一般的なライドシェアでは、面識の無い者同士が同一の車両に乗車して移動することが多い。そのため、例えば、乗員同士で会話をしてコミュニケーションを図ろうとした場合に、話しかけにくい、どのような話題を挙げればよいかわからない、といった問題がある。
本開示は上記の課題を考慮してなされたものであり、複数のユーザが車両に同乗して移動する場合に、当該ユーザ同士の会話を促進することを目的とする。
本発明の態様の一つは、
車両に同乗して移動する、前記車両に乗車中の複数のユーザそれぞれの、ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得することと、
前記複数のユーザそれぞれのユーザ情報に含まれる複数の話題候補のキーワードそれぞれについて、前記複数のユーザの関心の高さを示す評価値を算出することと、
前記複数の話題候補のキーワードそれぞれの評価値に基づいて、話題となるキーワードを決定することと、
前記話題となるキーワードから話題情報を生成することと、
前記話題情報を前記複数のユーザに提供することと、
を実行する制御部、
を備える情報処理装置である。
本発明の他の態様の一つは、
車両に同乗して移動する、前記車両に乗車中の複数のユーザそれぞれの、ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得することと、
前記複数のユーザそれぞれのユーザ情報に含まれる話題候補の複数のキーワードそれぞれについて、前記複数のユーザの関心の高さを示す評価値を算出することと、
前記複数のキーワードそれぞれの評価値に基づいて、話題となるキーワードを決定することと、
前記話題となるキーワードから話題情報を生成することと、
前記話題情報を前記複数のユーザに提供することと、
を実行する少なくとも1つの制御部、
を備える情報処理システムである。
本発明の他の態様の一つは、
車両に同乗して移動する、前記車両に乗車中の複数のユーザそれぞれの、ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得することと、
前記複数のユーザそれぞれのユーザ情報に含まれる話題候補の複数のキーワードそれぞれについて、前記複数のユーザの関心の高さを示す評価値を算出することと、
前記複数のキーワードそれぞれの評価値に基づいて、話題となるキーワードを決定することと、
前記話題となるキーワードから話題情報を生成することと、
前記話題情報を前記複数のユーザに提供することと、
を含む情報処理方法である。
本開示によれば、複数のユーザが車両に同乗して移動する場合に、当該ユーザ同士の会話を促進することができる。
図1は、第1実施形態に係るライドシェアサービス提供システムのシステム構成の一例を示す図である。 図2は、ユーザ端末のシステム構成の一例を示す図である。 図3は、ユーザ端末のユーザ情報登録画面の一例を示す図である。 図4は、車載装置のシステム構成の一例を示す図である。 図5は、管理サーバのシステム構成の一例を示す図である。 図6は、第1実施形態に係る管理サーバの話題提供処理のフローチャートの一例である。 図7は、第1実施形態に係る管理サーバのキーワードの評価値算出処理のフローチャートの一例である。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。各実施形態に記載されているハードウェア構成、モジュール構成、機能構成等は、特に記載がない限りは発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本開示の態様の一つは、情報処理装置である。情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、車両に同乗して移動する、当該車両に乗車中の複数のユーザそれぞれの、ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得する。また、制御部は、複数のユーザそれぞれのユーザ情報に含まれる複数の話題候補のキーワードそれぞれについて、ユーザの関心の高さを示す評価値を算出することと、複数の話題候補のキーワードそれぞれの評価値に基づいて、話題となるキーワードを決定することとを実行する。また、制御部は、話題となるキーワードから話題情報を生成することと、話題情報を複数のユーザに提供することと、を実行する。
話題情報は、例えば、話題となるキーワードに関連するニュース、話題となるキーワードに関する質問である。例えば、話題となるキーワードが店舗やレジャー施設等である場合には、話題情報は、営業時間、おススメ商品、当該施設の周辺情報等の情報であってもよい。本開示の態様の一つによれば、車両に乗車中のユーザに関する情報に基づいて提供
される話題情報が生成されるので、当該車両に乗車中のユーザ同士の会話を促進することができる。
また、本開示の態様の一つでは、情報処理装置の制御部は、評価値を、複数のユーザのうち、当該乗車中の車両に乗車する頻度が高いユーザのユーザ情報に含まれる話題候補のキーワードほど、話題となるキーワードとして優先されるように算出するようにしてもよい。話題となるキーワードとして優先されるように算出する方法の一つには、例えば、該当するユーザについて、評価値の算出に用いられる重みを大きく設定する方法がある。これによって、当該乗車中の車両に乗車する頻度が高いユーザの関心のある話題情報が提供される可能性が高くなる。当該乗車中の車両に乗車する頻度が高いユーザについては、当該車両に乗車する経験が豊富であるため、当該ユーザの関心のある話題情報が提供される可能性が高くなることによって、当該ユーザが会話のきっかけを作ってくれたり、会話が盛り上がったりする可能性が高い。
また、本開示の態様の一つでは、情報処理装置の制御部は、評価値を、複数のユーザのうち、車両に乗車した順番が遅いユーザのユーザ情報に含まれる話題候補のキーワードほど、話題となるキーワードとして優先されるように算出するようにしてもよい。これによって、車両に乗車した順番が遅いユーザの関心のある話題情報が提供される可能性が高くなる。車両に乗車した順番が遅いユーザの関心のある話題情報が提供される可能性が高くなることによって、当該ユーザが既に乗車中のユーザ間の会話に参加しやすくすることができ、車両に乗車中のユーザ間の会話を促進することができる。
また、本開示の態様の一つでは、情報処理装置の制御部は、評価値を、複数のユーザのうち、車両に乗車している時間が長いユーザのユーザ情報に含まれる話題候補のキーワードほど、話題となるキーワードとして優先されるように算出するようにしてもよい。これによって、車両に乗車している時間が長いユーザの関心のある話題情報が提供される可能性が高くなる。車両に乗車している時間が長いユーザについては、車両内の雰囲気になじんでいる可能性が高いため、当該ユーザの関心のある話題情報が提供される可能性が高くなることによって、当該ユーザが会話のきっかけを作ってくれたり、会話が盛り上がったりする可能性が高い。
また、本開示の態様の一つでは、情報処理装置の制御部は、ユーザ情報を、それぞれ重みが設定されている複数の取得源から取得し、話題候補のキーワードの評価値を、話題候補のキーワードが含まれるユーザ情報の取得源に応じた重みに基づいて算出するようにしてもよい。ユーザ情報の取得源は、例えば、複数のユーザのそれぞれについて、予め設定されたユーザの属性情報及び関心のあることを示す情報、ユーザの移動履歴、及び、SNSのうち少なくとも一つである。
ユーザ情報の取得源ごとにユーザ情報に含まれるキーワードの性質が異なるので、ユーザ情報の取得源ごとに重みが設定されていることによって、ユーザ情報の取得源を考慮して、車両に乗車中にユーザに提供される話題となるキーワードを決定し、当該キーワードに基づいて話題情報を生成することができる。
また、本開示の態様の一つによれば、情報処理装置の制御部は、複数のユーザに話題情報の提供を所望していない第1のユーザが含まれている場合に、複数の話題候補のキーワードから、第1のユーザのユーザ情報に含まれているキーワードを除外するようにしてもよい。これによって、話題情報の提供を所望していない第1のユーザの関心のある話題情報は提供される可能性が低くなるので、第1のユーザが会話に巻き込まれる可能性も低くなり、第1のユーザが車両内で快適に過ごすことができる可能性も向上する。
また、本開示の態様の一つでは、情報処理装置の制御部は、評価値が所定の閾値以上の話題候補のキーワードが存在しない場合に、予め設定されているより多くの人が関心のあることを示す複数のキーワードから話題となるキーワードを決定するようにしてもよい。予め設定されているより多くの人が関心のあることを示す複数のキーワードは、例えば、天気、季節、温度、国民的関心事(オリンピック、各スポーツのワールドカップ等)である。例えば、車両に乗車中の複数のユーザの関心が分散している場合には、評価値が所定の閾値以上の話題候補のキーワードが存在しない可能性が高い。したがって、本開示の態様の一つによれば、車両に乗車中のユーザの関心のあることが分散している場合でも、会話のきっかけとなる話題を提供することができる。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るライドシェアサービス提供システム1のシステム構成の一例を示す図である。ライドシェアサービス提供システム1は、ユーザが携帯するユーザ端末10と、管理サーバ20と、車両100とを含む。以下、車両への乗車を希望するユーザを乗車ユーザと称し、車両の運行を行うユーザを運転ユーザと称する。
ユーザ端末10は、乗車ユーザが利用するモード(以下、乗車ユーザモード)と、運転ユーザが利用するモード(以下、運転者モード)に切り替え可能に構成される。以下、乗車ユーザモードで動作しているユーザ端末10をユーザ端末10Aと称する。また、運転者モードで動作しているユーザ端末をユーザ端末10Bと称する。ユーザ端末10Aとユーザ端末10Bとを区別しない場合には、単に、ユーザ端末10と称する。各モードにおける動作の詳細については後述される。
乗車ユーザは、ユーザ端末10Aを介して、乗車予約要求と自身の移動に関する情報とを管理サーバ20に登録する。自身の移動に関する情報とは、例えば、乗車ユーザの出発地、目的地、移動の開始を希望する日時などである。また、運転ユーザは、ユーザ端末10Bを介して、自身の移動に関する情報を管理サーバ20に登録する。運転ユーザの移動に関する情報とは、すなわち、運転ユーザが運行する車両の移動に関する情報である。例えば、車両の運行を開始する日時、走行経路などである。乗車ユーザの移動に関する情報、および、運転ユーザの移動に関する情報を、以降、移動スケジュールと称する。
これらの情報は、例えば、ユーザ端末10にインストールされた、ライドシェアサービスを利用するためのアプリケーションソフトウェアによって、生成および登録することができる。ただし、これらの情報は、必ずしもユーザ端末10を利用して登録されなくてもよい。例えば、ネットワークに接続可能な任意の端末(スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ等)やパーソナルコンピュータを利用して登録されてもよい。
車両100は、ライドシェアサービス提供システム1に登録されている車両であって、車両による移動を提供する。車両100は、例えば、運転ユーザの所有の車両であってもよいし、ライドシェアサービス提供システム1が所有する車両であってもよい。車両100の使用スケジュールは、管理サーバ20が管理している。なお、ライドシェアサービス提供システム1に登録されている車両100は複数であるが、図1では、車両100は1台のみ示されている。
管理サーバ20は、ユーザ端末10によって登録された移動スケジュールを管理し、乗車ユーザのユーザ端末10Aからの乗車予約要求に応じて、ユーザ同士をマッチングする装置である。マッチングとは、移動スケジュールに基づいて、運転ユーザと乗車ユーザとを結び付けることである。なお、例えば、運転ユーザが車両100を所有しておらず、ライドシェアサービス提供システム1が所有する車両100が用いられる場合には、マッチ
ングとは、移動スケジュールに基づいて、運転ユーザと乗車ユーザと車両100とを結び付けることを含む。管理サーバ20は、登録された移動スケジュールに基づいてユーザのマッチングを行い、運転ユーザが運行する車両の運行経路、乗車ユーザを乗車させる地点、乗車ユーザを降車させる地点などを決定する。
管理サーバ20は、マッチングが完了すると、乗車予約情報を、ユーザ端末10Aおよびユーザ端末10Bに送信する。乗車予約情報は、例えば、運転ユーザID、乗車ユーザID、乗車ユーザと車両との合流予定場所、合流予定時刻、移動経路、乗車ユーザの目的地、到着予定時刻、他の同乗者の有無等を含む。乗車予約情報とともに、例えば、運転ユーザが運行する車両に関する情報、乗車ユーザおよび運転ユーザに関する情報も送信される。車両に関する情報には、例えば、車種、色、ナンバープレート情報等が含まれる。乗車ユーザおよび運転ユーザに関する情報には、例えば、性別、年齢等が含まれる。乗車予約情報を受信した各々のユーザ(運転ユーザと乗車ユーザ)が乗車予約を承認することによって、乗車ユーザと運転ユーザとのマッチングが確定し、乗車予約が成立する。これにより、運転ユーザと、乗車ユーザとが合流して移動することが可能になる。
第1実施形態に係るライドシェアサービス提供システム1においては、ユーザ端末10A、ユーザ端末10B、および管理サーバ20が、ネットワークによって相互に接続される。ネットワークには、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークは、携帯電話等の電話通信網、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信網を含んでもよい。
第1実施形態では、ライドシェアサービス提供システム1は、複数のユーザが乗車中の車両100に対して、話題提供サービスを提供する。話題提供サービスとは、例えば、車両100に搭載されている車載装置30を通じて、乗車中の複数のユーザが興味又は関心のある話題を提供するサービスである。車載装置30は、例えば、コミュニケーションロボット、カーナビゲーションシステム、データ通信装置、運転ユーザのユーザ端末等である。
例えば、車載装置30に対して、車両100に乗車中のユーザのいずれかが、話題提供要求の操作を行うと、車載装置30から管理サーバ20へ話題提供要求メッセージを送信する。管理サーバ20は、車載装置30から話題提供要求メッセージを受信すると、当該車両100に乗車中の各ユーザのユーザ属性情報と、各ユーザの興味又は関心のあることを示す情報であるユーザ関心情報とを取得する。ユーザの興味又は関心のあることを示す情報の取得源は、例えば、管理サーバ20に予め登録されている各ユーザが興味又は関心のあることについての情報、SNS(Social Network Service)で各ユーザによってウェブ上に公開されている情報、各ユーザの移動履歴、話題の提供履歴等である。ユーザ関心情報に含まれる情報は、例えば、キーワード、キーフレーズである。したがって、SNSで公開されている情報からは、キーワード抽出が行われ、抽出されたキーワードがユーザ関心情報として扱われる。ユーザ関心情報は、「ユーザ情報」の一例である。ユーザ関心情報に含まれるキーワードは、「話題候補のキーワード」の一例である。
管理サーバ20は、車両100に乗車中の各ユーザのユーザ関心情報に含まれるキーワードについて、評価値を算出する。キーワードの評価値は、例えば、当該キーワードが含まれているユーザ関心情報の取得源と、ユーザの重みと、に基づいて算出される。ユーザの重みは、例えば、乗車頻度、乗車順等に基づいて決定される。
管理サーバ20は、例えば、所定の閾値よりも評価値の高いキーワードを話題となるキーワードとして決定する。管理サーバ20は、選択したキーワードに基づいて話題情報を
生成する。話題情報は、例えば、選択したキーワードに関する質問、ニュース、公開されている情報等である。管理サーバ20は、生成した話題情報を車載装置30へ送信する。例えば、話題となるキーワードが野球のチーム名「AAA」である場合には、チームAAAの試合結果のニュース等が話題情報として生成される。
車載装置30は、管理サーバ20から話題情報を受信すると、当該話題情報を出力する。例えば、話題情報は、テキストデータであり、車載装置30に搭載される読み上げ機能によって車載装置30から音声として出力される。または、例えば、話題情報は音声データであり、車載装置30によって再生されることによって音声として出力される。なお、第1実施形態では、車両100に乗車中のユーザ同士の会話を促進させるために、話題情報は音声として出力されることを前提とするが、これに限定されず、話題情報は、テキストでディスプレイに表示されてもよい。
図2は、ユーザ端末10のシステム構成の一例を示す図である。ユーザ端末10は、例えば、スマートフォン、携帯電話端末、タブレットコンピュータ、個人情報端末、ノートブックコンピュータ、ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ等)といった小型のコンピュータである。なお、ユーザ端末10は、ユーザ所有のものであってもよいし、車両に備えられているものであってもよい。ユーザ端末10は、例えば、ハードウェア構成要素として、制御部101、記憶部102、無線通信部103、入出力部104を含む。
制御部101は、ユーザ端末10が行う制御を司る演算装置である。制御部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置によって実現すること
ができる。制御部101は、例えば、機能構成要素として、表示処理部1011と、入力受付部1012と、サーバ通信部1013とを備える。各機能構成要素は、例えば、後述する記憶部102に記憶されたプログラムを制御部101が実行することによって実現される。
表示処理部1011は、例えば、後述の入出力部104に所定の画面を表示させる処理を実行する。例えば、第1実施形態では、表示処理部1011は、後述のユーザ情報登録画面を入出力部104の画面に表示させる。ユーザ情報登録画面は、例えば、管理サーバ20に登録される、ユーザの属性、ユーザが興味又は関心のあること等の情報を設定する画面である。
入力受付部1012は、例えば、後述の入出力部104から入力される、表示中の画面に対応するユーザ操作を受け付ける。具体的には、入力受付部1012は、入出力部104へ入力される、ユーザ情報登録画面におけるユーザ情報の登録の入力操作を受け付け、操作内容からユーザ情報の登録要求を生成し、ユーザ情報の登録要求をユーザ情報登録画面において入力された情報とともに、サーバ通信部1013に出力する。
サーバ通信部1013は、管理サーバ20とのインタフェースである。サーバ通信部1013は、例えば、入力受付部1012から、ユーザ情報の登録要求を受けると、無線通信部103を通じて、管理サーバ20へユーザ情報の登録要求と、ユーザ情報登録画面において入力された情報とを送信する。
記憶部102は、例えば、主記憶装置と補助記憶装置を含む。主記憶装置は、制御部101によって実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが展開されるメモリである。補助記憶装置は、制御部101において実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが記憶される装置である。補助記憶装置には、制御部101で実行されるプログラムをアプリケーションとしてパッケージ化したものを記憶してもよい。また、これらのアプリケーションを実行するためのオペレーティングシステムを
記憶してもよい。補助記憶装置に記憶されたプログラムが主記憶装置にロードされ、制御部101によって実行されることで、上述の機能構成要素の処理が行われる。
主記憶装置は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含んでもよい。また、補助記憶装置は、EPROM(Erasable Programmable ROM)やハード
ディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)を含んでもよい。さらに、補助記憶装置
は、リムーバブルメディア、すなわち可搬記録媒体を含んでもよい。リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、あるいは、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)のようなディスク記録媒体である。
無線通信部103は、ユーザ端末10をネットワークに接続するための無線通信インタフェースである。無線通信部103は、例えば、無線LANや、3G、LTE、5G等の移動体通信サービスを介して、ネットワークへのアクセスを提供する。
入出力部104は、利用者が行った入力操作を受け付け、利用者に対して情報を提示する。第1実施形態では、入出力部104は、タッチパネルディスプレイである。すなわち第1実施形態では、入出力部104は、例えば、液晶ディスプレイとその制御手段、タッチパネルとその制御手段を含む。
なお、図2に示される構成は一例であり、図示された機能の全部または一部は、専用に設計された回路を用いて実行されてもよい。また、図示された以外の、主記憶装置および補助記憶装置の組み合わせによってプログラムの記憶ないし実行を行ってもよい。
図3は、ユーザ端末10のユーザ情報登録画面の一例を示す図である。ユーザ情報登録画面は、例えば、ユーザに関する情報を管理サーバ20に登録するための画面である。ユーザ情報登録画面は、例えば、ユーザ端末10の、ライドシェアサービスを利用するためのアプリケーションソフトウェアのメニュー画面からユーザ情報登録のメニューが選択されると表示される。
図3に示されるユーザ情報登録画面には、ユーザ名の入力欄、性別の選択肢のラジオボタン、SNSとの連携を選択するチェックボックス、住所の入力欄、興味のあるトピックの選択肢のチェックボックス、話題提供サービス不要を選択するチェックボックス、登録ボタンが含まれている。
例えば、SNSとの連携を選択するチェックボックスにチェックが入力されると、当該ユーザのユーザ関心情報の取得源にSNSを追加することが示される。例えば、SNSとの連携を選択するチェックボックスにチェックが入力されると、SNSのユーザ名の入力欄が表示される。SNSのユーザ名の入力欄に入力されたユーザ名は、ユーザ情報の登録要求とともに管理サーバ20へ送信される情報の一つである。
例えば、興味のあるトピックの選択肢のチェックボックスにチェックが入力されると、当該トピックについてより詳細なトピックを選択する選択肢が表示される。例えば、スポーツのチェックボックスにチェックが入力されると、その下部に、野球、テニス、サッカー、といったスポーツの種類の選択肢が表示される。さらに、例えば、野球が選択された場合には、好きな野球チームを選択する選択肢が表示されるようにしてもよい。チェックボックスにチェックが選択肢は、入力された当該ユーザの興味あるトピックとして当該選択肢が選択されたこととなり、当該チェックボックスのトピックを示すワードは、ユーザ情報の登録要求とともに管理サーバ20へ送信される。
例えば、話題提供サービス不要を選択するチェックボックスにチェックが入力されると
、当該ユーザは話題提供サービスを受けないことが示され、話題提供不要の情報がユーザ情報の登録要求とともに管理サーバ20に送信される。話題提供サービス不要のユーザについては、例えば、ユーザ関心情報の取得が行われなかったり、他のユーザのユーザ関心情報に含まれる話題候補のキーワードから当該ユーザのユーザ関心情報に含まれる話題候補のキーワードと重複するキーワードが除外されたりする。
登録ボタンが選択されることは、ユーザ情報の登録要求の操作が入力されることである。入力受付部1012は、登録ボタンが選択されたことを検出し、ユーザ情報の登録要求と、ユーザ情報登録画面に入力された情報を含む管理サーバ20に登録するユーザ情報とを生成し、サーバ通信部1013を通じて管理サーバ20へ送信する。なお、ユーザ情報登録画面に含まれる情報は、図3に示される例に限定されない。
図4は、車載装置30のシステム構成の一例を示す図である。車載装置30は、例えば、コミュニケーションロボット、カーナビゲーションシステム、データ通信装置、運転ユーザのユーザ端末等である。車載装置30は、制御部301、記憶部302、通信部303、スピーカ304、入出力部305を含む。
通信部303は、車載装置30をネットワークに接続するための通信インタフェースである。通信部303は、例えば、ネットワークインタフェースボードや、無線通信のための無線通信回路を含んで構成される。例えば、通信部303は、ユーザ端末等の他の端末と近距離無線通信方式によって接続し、当該ユーザ端末を通じてネットワークに接続してもよい。この場合、車載装置30が送受信するデータは、当該ユーザ端末を介して送受信される。
入出力部305は、利用者が行った入力操作を受け付け、利用者に対して情報を提示する。第1実施形態では、入出力部305は、タッチパネルディスプレイである。すなわち第1実施形態では、入出力部305は、例えば、液晶ディスプレイとその制御手段、タッチパネルとその制御手段を含む。
記憶部302は、主記憶装置と補助記憶装置を含んで構成される。主記憶装置は、制御部301によって実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが展開されるメモリである。補助記憶装置は、制御部301において実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが記憶される装置である。主記憶装置および補助記憶装置については、記憶部102と同様であるため、詳細な説明は省略する。
制御部301は、車載装置30が行う制御を司る演算装置である。制御部301は、例えば、CPUなどの演算処理装置である。制御部301は、機能構成要素として、サーバ通信部3011、音声読上部3012、入力受付部3013を備える。これらの機能構成要素は、例えば、記憶部302に記憶されたプログラムが制御部301によって実行されることで実現される。なお、図4では、話題情報がテキストデータであり、車載装置30が話題情報を読み上げて提供することを前提としている。
サーバ通信部3011は、管理サーバ20とのインタフェースである。サーバ通信部3011は、例えば、入力受付部3013から、話題提供要求の入力を受け、管理サーバ20へ送信する。また、サーバ通信部3011は、例えば、通信部303を通じて、管理サーバ20から話題情報を受信する。サーバ通信部3011は、管理サーバ20から話題情報を受信すると、音声読上部3012に出力する。
音声読上部3012は、サーバ通信部3011から話題情報が入力されると、話題情報(テキストデータ)を音声データに変換し、スピーカ304に出力する。なお、話題情報
が音声データである他の実施形態では、例えば、音声読上部3012の代わりに音声データを再生する音声再生部を有することとなる。
入力受付部3013は、入出力部305に対して入力された操作を受け付ける。例えば、第1実施形態では、入力受付部3013は、入出力部305に対して入力された話題提供要求の操作を受け付け、話題提供要求をサーバ通信部3011へ出力し、サーバ通信部3011を通じて管理サーバ20へ送信する。話題提供要求とともに、例えば、車載装置30の識別情報である車載装置IDを送信される。
図5は、管理サーバ20のシステム構成の一例を示す図である。管理サーバ20は、一般的なコンピュータにより構成される。すなわち、管理サーバ20は、CPUやGPU等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROM、ハードディスクドライブ、リムーバブルメディア等の補助記憶装置を有するコンピュータである。なお、リムーバブルメディアは、例えば、USBメモリ、あるいは、CDやDVDのようなディスク記録媒体であってもよい。補助記憶装置には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納され、そこに格納されたプログラムを主記憶装置の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、後述するような、所定の目的に合致した各機能を実現することができる。ただし、一部または全部の機能はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。なお、管理サーバ20は、単一のコンピュータで構成されてもよいし、互いに連携する複数台のコンピュータによって構成されてもよい。
管理サーバ20は、制御部201、記憶部202、通信部203を含む。通信部203は、管理サーバ20をネットワークに接続するための通信インタフェースである。通信部203は、例えば、ネットワークインタフェースボードや、無線通信のための無線通信回路を含んで構成される。
記憶部202は、主記憶装置と補助記憶装置を含んで構成される。主記憶装置は、制御部201によって実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが展開されるメモリである。補助記憶装置は、制御部201において実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが記憶される装置である。主記憶装置および補助記憶装置については、記憶部102と同様であるため、詳細な説明は省略する。
記憶部202は、ユーザ情報データベース(DB)2021、車両情報DB 2022、乗車予約情報DB 2023、移動履歴DB 2024、話題履歴DB 2025を含む。ユーザ情報DB 2021、車両情報DB 2022、乗車予約情報DB 2023、移動履歴DB 2024、話題履歴DB 2025は、例えば、制御部201によって実行されるデータベース管理システム(DBMS)のプログラムが、記憶部202に記憶されるデータを管理することで構築される。ユーザ情報DB 2021、車両情報DB 2022、乗車予約情報DB 2023、移動履歴DB 2024、話題履歴DB 2025は、例えばリレーショナルデータベースである。
ユーザ情報DB 2021は、ユーザに関する情報を記憶するデータベースである。ユーザ情報DB 2021には、例えば、各ユーザについて、ユーザ端末10のユーザ情報登録画面に入力された情報が格納される。より具体的には、ユーザ情報DB 2021に格納される情報には、例えば、ユーザID、ユーザ名、住所、出身地、性別、年代、興味又は関心のあることを示す情報、SNSのユーザ名、話題提供サービスの要又は不要を示す情報、移動スケジュール等が含まれる。
車両情報DB 2022は、ライドシェアサービス提供システム1に登録されている車
両100に関する情報を記憶するデータベースである。車両情報DB 2022に格納されている情報には、例えば、車両ID、車両IDに搭載されている車載装置30の車載装置ID、所有者ID、車種、車体の色、車両識別番号、移動スケジュール等が含まれている。
乗車予約情報DB 2023には、例えば、マッチングが確定されている未完了の乗車予約情報が含まれている。乗車予約情報DB 2023に格納されている乗車予約情報は、例えば、1人の乗車ユーザの1回の乗車につき1つ用意される。乗車予約情報には、例えば、乗車予約の運転ユーザID、乗車ユーザID、車両ID、出発地(乗車ユーザの乗車地)、出発時刻、目的地(乗車ユーザの降車地)、目的地への到着時刻等が格納されている。
移動履歴情報DB 2024には、例えば、各ユーザのライドシェアサービスによって移動した履歴情報が格納されている。例えば、移動履歴情報DB 2024には、各ユーザについて、過去にライドシェアサービスの提供実績のある乗車予約情報が格納される。
話題履歴情報DB 2025には、例えば、各ユーザの話題提供サービスによって提供された実績のある話題情報が格納されている。話題履歴情報DB 2025には、各ユーザについて、話題情報とともに、話題情報の生成元となったキーワード、提供された日時、乗車していた車両の車両ID、同乗していたユーザのユーザID等が格納されている。
制御部201は、管理サーバ20が行う制御を司る演算装置である。制御部201は、例えば、CPUなどの演算処理装置である。制御部201は、機能構成要素として、端末通信部2011、予約処理部2012、マッチング処理部2013、経路生成部2014、話題決定部2015、評価値算出部2016を備える。これらの機能構成要素は、例えば、記憶部202に記憶されたプログラムを制御部201によって実行することで実現される。制御部201は、「制御部」の一例である。
端末通信部2011は、ユーザ端末10、車載装置30とのインタフェースである。端末通信部2011が受信するデータには、第1実施形態では、例えば、ユーザ端末10からのユーザ情報の登録要求、車載装置30からの話題提供要求等がある。また、端末通信部2011が送信するデータには、例えば、車載装置30への話題情報がある。ユーザ情報の登録要求は、端末通信部2011から予約処理部2012に出力され、ユーザ情報の登録要求とともに受信されるユーザに関する情報は、予約処理部2012によってユーザ情報DB 2021に格納される。話題提供要求は、端末通信部2011から話題決定部2015へ出力される。
予約処理部2012は、乗車予約に関する制御を行う。具体的には、予約処理部2012は、端末通信部2011を通じて、ユーザ端末10Aから乗車予約要求を受信する。ユーザ端末10Aからは、例えば、乗車予約要求とともに、移動スケジュール(出発地、目的地、移動の開始を希望する日時等)が受信される。
予約処理部2012は、ユーザ端末10Aから乗車予約要求を受信した場合には、マッチング処理部2013に、マッチングを依頼する。予約処理部2012は、マッチング処理部2013から、例えば、ユーザ端末10Aの乗車ユーザについてマッチングされた運転ユーザの情報を受ける。予約処理部2012は、ユーザ端末10Aの乗車ユーザについてマッチングされた運転ユーザのユーザ端末10Bへ、端末通信部2011を通じて、乗車予約要求を送信する。乗車予約要求とともに、乗車予約情報も送信される。乗車予約情報は、例えば、合流予定地点及び合流予定時刻、乗車ユーザの出発地及び目的地、到着希望時刻等を含む。乗車予約情報とともに、例えば、ユーザ情報DB 2021から取得さ
れる、乗車ユーザのユーザID、属性等を含む乗車ユーザに関する情報も送信される。
予約処理部2012は、端末通信部2011を通じて、ユーザ端末10Bから乗車予約要求に対するOK応答を受信した場合には、当該乗車予約の成立を判定し、乗車ユーザのユーザ端末10Aへ、乗車予約の成立を通知する。乗車予約成立の通知とともに、例えば、乗車予約情報、運転ユーザの情報も送信される。運転ユーザの情報には、例えば、ユーザ情報DB 2021から取得される、運転ユーザID、属性、車両の情報等も含まれている。
また、予約処理部2012は、例えば、乗車予約が成立した場合に、当該乗車予約に応じた経路の生成を経路生成部2014に依頼する。経路生成部2014から乗車予約に応じた経路情報の入力を受けると、予約処理部2012は、当該経路情報を乗車予約と紐づけて乗車予約情報DB 2023に格納する。経路情報には、例えば、経路、目的地への到着予定時刻等が含まれている。なお、同じ車両に乗車する他の乗車ユーザが存在する場合には、他の乗車ユーザの合流予定地点、目的地を含む経路が生成される。同じ車両に乗車する他の乗車ユーザが存在する場合には、経路情報には、該当する乗車ユーザの乗車順、降車順が含まれてもよい。
マッチング処理部2013は、予約処理部2012からの依頼に応じて、乗車予約要求の送信元のユーザ端末10Aに対応する乗車ユーザと運転ユーザと車両100とのマッチングを行う。マッチング処理部2013のマッチング方法は、周知の技術のいずれであってもよく、特定の方法に限定されない。例えば、マッチング処理部2013は、ユーザ情報DB 2031から、乗車予約の要求元の乗車ユーザと、移動スケジュールが重複する運転ユーザと車両100とを抽出する。移動スケジュールが重複するとは、例えば、乗車ユーザと運転ユーザとの移動スケジュールにおいて、移動時期(出発時刻から到着時刻)が重複し、出発地又は/及び目的地の方面が同じであることである。マッチング処理部2013は、抽出された運転ユーザ及び車両100の中から、例えば、ランダムに、又は、評価値、属性等に基づいて、乗車予約の要求元の乗車ユーザのマッチング相手を選択する。
また、マッチング処理部2013は、例えば、乗車ユーザの出発地及び目的地、運転ユーザの走行経路に基づいて、合流予定地点を決定する。また、マッチング処理部2013は、乗車ユーザの移動の開始を希望する日時と運転ユーザの車両の運行を開始する日時とに基づいて、合流予定時刻を決定する。合流予定地点、合流予定時刻の決定方法は、周知の技術のいずれであってもよく、特定の方法に限定されない。マッチング処理部2013は、選択した運転ユーザの情報、合流予定地点、合流予定時刻等を予約処理部2012に出力する。
経路生成部2014は、予約処理部2012からの依頼に従って、経路を生成する。例えば、経路生成部2014は、予約処理部2012から乗車予約が成立した乗車ユーザ及び運転ユーザの移動スケジュールの入力を受け、運転ユーザの出発地から乗車ユーザの出発地、乗車ユーザの目的地、運転ユーザの目的地の順で経由する経路を生成する。該当する車両に乗車する乗車ユーザが複数存在する場合には、運転ユーザの出発地から目的地までの間に各ユーザの出発地と目的地とを経由するような経路が生成される。経路の生成方法は、周知の技術のいずれであってもよい。経路生成部2014は、各ユーザの出発地及び目的地の到着予定時刻、乗車順、降車順、各経由地(各ユーザの出発地及び目的地)間の経路を含む経路情報を予約処理部2012に出力する。
話題決定部2015は、端末通信部2011から話題提供要求が入力されると、該当する車両100に乗車中のユーザを特定する。該当する車両100とは、話題提供の要求元
の車載装置30が搭載されている車両である。例えば、話題提供要求とともに、話題提供要求の送信元である車載装置30の車載装置IDも受信される。話題決定部2015は、車両情報DB 2022から、受信した車載装置IDに対応する車両100の車両IDを取得する。次に、話題決定部2015は、乗車予約情報DB 2022から、取得した車両IDに該当する乗車予約を参照し、運転ユーザID、乗車ユーザIDを取得することで、車両100に乗車中のユーザを特定する。
話題決定部2015は、特定した各ユーザについて、ユーザ関心情報を取得する。話題決定部2015は、ユーザ関心情報を、例えば、ユーザ情報DB 2021に格納されている興味又は関心のあることを示す情報、乗車予約情報DB 2023に格納されている乗車予約情報、移動履歴DB 2024及び話題履歴DB 2025に格納されている履歴情報、及び、該当するSNSのユーザIDによって公開されている情報から取得する。なお、ユーザの関心情報はこれらから取得されることに限定されず、例えば、上記取得源のうちの1つ、又は、2つ又は3つの組合せから取得されるのでもよい。
SNSからのユーザ関心情報の取得は、例えば、ユーザ情報DB 2021に、SNSのユーザ名が登録されている場合に行われる。SNSからユーザ関心情報を取得する場合には、話題決定部2015は、例えば、SNSのユーザ名から当該ユーザがSNS上で公開している情報を取得し、ユーザの興味あることを示すキーワードの抽出処理を行う。キーワード抽出処理は、例えば、キーワード抽出ツール等を用いて行われる。
話題決定部2015は、話題提供要求の対象の車両100に乗車中のユーザの中に、話題提供サービス不要が設定されているユーザがいる場合には、第1実施形態では、当該ユーザのユーザ関心情報に含まれるキーワードの一部又は全部を、他のユーザのユーザ関心情報から削除する。これによって、話題提供サービス不要が設定されているユーザが興味又は関心のある話題が当該車両100内で提供される可能性が低くなるため、当該ユーザが話題に参加せずに過ごすことができる。なお、話題提供サービス不要が設定されているユーザがいる場合の処理はこれに限定されず、例えば、当該ユーザのユーザ関心情報を取得しない等の処理であってもよい。
話題決定部2015は、話題提供サービス不要が設定されているユーザ以外のユーザのユーザ関心情報に含まれるキーワードそれぞれについて、評価値の算出を、評価値算出部2016に依頼し、各キーワードの評価値を取得する。評価値は、例えば、車両100に乗車中の複数のユーザの、キーワードに対する興味又は関心の高さを示す指標値である。
話題決定部2015は、キーワードの評価値に基づいて、話題提供要求の対象である車両100に乗車中のユーザへ提供する話題のキーワードを決定する。例えば、話題決定部2015は、評価値が最も高いキーワード、又は、所定の閾値よりも評価値の高いキーワードからランダムに1つ選択されたキーワードを、話題提供要求の対象である車両100に乗車中のユーザへ提供する話題のキーワードとして決定する。
話題決定部2015は、話題のキーワードから話題情報を生成する。例えば、話題決定部2015は、話題のキーワードに関するニュース情報を検索し、最新のニュースを話題情報として取得してもよいし、話題のキーワード関する質問文を生成して話題情報としてもよい。話題情報は、例えば、人工知能(AI)に話題のキーワードを入力することによって作成してもよい。なお、話題情報は、第1実施形態ではテキストデータを想定する。話題決定部2015は、話題情報を話題提供の要求元の車載装置30に送信する。
評価値算出部2016は、話題決定部2015からの依頼に応じて、ユーザ関心情報に含まれるキーワードの評価値を算出する。評価値算出部2016は、例えば、(1)各ユ
ーザ(各ユーザ関心情報)について各キーワードのポイントを算出し、(2)各ユーザ(各ユーザ関心情報)についてユーザの重みとキーワードのポイントとを乗じた値を算出し、(3)各キーワードについて、各ユーザの重みとポイントとを乗じた値の合計値を1つのキーワードの評価値として算出する。
(1)各ユーザ(各ユーザ関心情報)についての各キーワードのポイントの算出は、例えば、以下の様に行われる。例えば、取得源に応じたポイントが設定されている。例えば、取得源がユーザ情報DB 2021又は乗車予約情報DB 2023である場合には10ポイント、取得源が移動履歴DB 2024又は話題履歴DB 2025である場合には5ポイント、SNSである場合にはSNS上での出現回数×0.1ポイント、等である。取得源に応じて設定されているポイントは、各取得源の重み付けの一例である。なお、取得源の種類に対するポイント数の設定は、一例であって、これに限定されない。例えば、取得源が移動履歴DB 2024である場合の方が、取得源がユーザ情報DB 2021である場合よりもポイント数が大きくてもよい。ポイント数がより大きく設定される取得源ほど、重みも大きくなり、優先されることとなる。取得源に応じて設定されているポイントは、「複数の取得源に応じた重み」の一例である。
第1実施形態では、1ユーザのユーザ関心情報について、キーワードのポイントは、当該キーワードが取得された取得源に設定されているポイントとなる。1ユーザにつき、同じキーワードが複数の取得源から取得されている場合には、取得源に設定されているポイントの合計値となる。例えば、ユーザAのユーザ関心情報について、キーワードXが、ユーザ情報DB 2021、移動履歴DB 2024、SNSから取得された場合には、当該キーワードXのポイントは、10ポイント+5ポイント+10(出現回数)×0.1ポイント=16ポイントとなる。
(2)各ユーザ(各ユーザ関心情報)について、ユーザの重みとキーワードのポイントとを乗じた値の算出は、以下の様に行われる。例えば、評価値が大きいほど話題のキーワードとして選択される優先度が高い場合には、ユーザの重みが大きいほど、当該ユーザの興味及び関心のあることが話題として選択される優先度が高くなることが示される。ユーザの重みは、例えば、話題提供要求の対象の車両100への乗車頻度が大きく、乗車順が後になるほど大きく、又は、乗車時間は長いほど大きく設定される。対象の車両100への乗車頻度、乗車順、乗車時間は、例えば、移動履歴DB 2024、乗車予約情報DB
2023に格納される情報に基づいて取得される。ユーザの重み係数は、一つに限定されず、複数設定されてもよい。ユーザの重みは、所定の数値範囲内で設定される。
(3)各キーワードについて、各ユーザの重みとポイントとを乗じた値の合計値を算出して評価値とすることは、例えば、以下の通りである。話題提供要求の対象の車両100に、ユーザA、ユーザB、ユーザCが乗車中であることを想定する。キーワードXについて、ユーザの重みとポイントとを乗じた値は、ユーザAは15ポイント、ユーザBは5ポイント、ユーザCは10ポイントである場合には、キーワードXの評価値は各ユーザの合計の30ポイントとなる。
以上をまとめると、第1実施形態では、キーワードの評価値は、以下の通りに示される。
Figure 2020017130
なお、キーワードの評価値の算出方法は、上述の方法に限定されない。なお、管理サーバ20の各機能構成素のいずれか、またはその処理の一部は、ネットワークN1に接続される他のコンピュータにより実行されてもよい。例えば、端末通信部2011、予約処理部2012、マッチング処理部2013、経路生成部2014、話題決定部2015、評価値算出部2016の処理は、別々のコンピュータにより実行されてもよい。
<処理の流れ>
図6は、第1実施形態に係る管理サーバ20の話題提供処理のフローチャートの一例である。図6に示される処理は、例えば、所定の周期で繰り返し実行される。図6に示される処理の実行主体は、管理サーバ20の制御部201であるが、便宜上、機能構成を主体として説明する。
S101では、話題決定部2015は、端末通信部2011を通じて、車載装置30から話題提供要求を受信したか否かを判定する。車載装置30から話題提供要求が受信された場合には(S101:YES)、処理がS102に進む。車載装置30から話題提供要求が受信されていない場合には(S101:NO)、図6に示される処理が終了する。
S102では、話題決定部2015は、話題提供要求の対象の車両100を特定し、当該車両100に乗車中のユーザを特定し、当該ユーザについてユーザ関心情報を取得する。話題提供要求の対象の車両100は、例えば、車両情報DB 2022に基づいて特定される。話題提供要求の対象の車両100に乗車中のユーザは、例えば、乗車予約情報DB 2023に基づいて特定される。ユーザ関心情報は、例えば、ユーザ情報DB 2021、乗車予約情報DB 2023、移動履歴DB 2024、話題履歴DB 2025、SNS上で公開されている情報から取得される。
S103では、話題決定部2015は、話題提供要求の対象の車両100に乗車中のユーザに、話題提供サービス不要が設定されているユーザがいるか否かを判定する。当該判定は、例えば、ユーザ情報DB 2021に基づいて行われる。話題提供要求の対象の車両100に乗車中のユーザに、話題提供サービス不要が設定されているユーザがいる場合には(S103:YES)、処理がS104に進む。話題提供要求の対象の車両100に乗車中のユーザに、話題提供サービス不要が設定されているユーザがいない場合には(S103:NO)、処理がS105に進む。
S104では、話題決定部2015は、話題提供サービス不要が設定されていないユーザのユーザ関心情報に含まれるキーワード(話題候補キーワード)から、話題提供サービス不要が設定されているユーザのユーザ関心情報に含まれるキーワードを削除する。以降、図6において、ユーザと称する場合には、話題提供要求の対象の車両100に乗車中のユーザのうち、話題提供サービス不要を設定しているユーザ以外のユーザを指していることとする。
S105では、話題決定部2015は、全ユーザのユーザ関心情報に含まれる各キーワードの評価値について、算出を評価値算出部2016に依頼して取得する。
S106では、話題決定部2015は、閾値以上の評価値のキーワードがあるか否かを判定する。閾値は、例えば、予め設定されているユーザ一人当たりの閾値に、話題提供要求の対象の車両100に乗車中のユーザのうち、話題提供サービス不要が設定されているユーザ以外のユーザの人数を乗じた値である。閾値以上の評価値のキーワードがある場合には(S106:YES)、処理がS107に進む。閾値未満の評価値のキーワードがない場合には(S106:NO)、処理がS108に進む。
S107では、話題決定部2015は、閾値以上の評価値のキーワードの中から話題のキーワードを決定する。例えば、話題決定部2015は、評価値の最も高いキーワード又はランダム選択したキーワードを話題のキーワードに決定する。
S108では、話題決定部2015は、閾値以上の評価値のキーワードがないので、予め設定されている共通キーワードの中から話題のキーワードを決定する。共通のキーワードは、例えば、天気、温度、国民的イベント(オリンピック、ワールドカップ等)の、大多数の人が興味又は関心を持っている可能性の高いことを示すキーワードである。例えば、話題提供要求の対象の車両100に乗車中のユーザの興味又は関心のあることが分散している場合には、キーワードの評価値が全体的に低くなり、閾値を超える評価値のキーワードがない可能性がある。その場合には、大多数の人が興味又は関心を持っている可能性の高い話題を提供することによって、乗車中のユーザ同士の会話がスムーズに開始されるきっかけを提供することができる。
S109では、話題決定部2015は、話題のキーワードに基づいて、話題情報を生成する。S110では、話題決定部2015は、生成した話題情報を、話題提供の要求元の車載装置30へ、端末通信部2011を通じて送信する。その後、図6に示される処理が終了する。
図7は、第1実施形態に係る管理サーバ20のキーワードの評価値算出処理のフローチャートの一例である。図7に示される処理は、図6のS105の処理に相当する処理である。図7も図6と同様に、機能構成要素を主体として説明される。また、図7においても、ユーザと称する場合には、話題提供要求の対象の車両100に乗車中のユーザのうち、話題提供サービス不要を設定しているユーザ以外のユーザを指していることとする。
S201では、評価値算出部2016は、各ユーザのユーザ関心情報について、当該ユーザ関心情報に含まれる各キーワードのポイントを算出する。キーワードのポイントは、取得源に設定されたポイントの合計値である。
S202では、評価値算出部2016は、各ユーザの重みを取得する。ユーザの重みは、例えば、乗車予約情報DB 2023、移動履歴DB 2024等に格納されている情報に基づいて取得される。
S203では、評価値算出部2016は、各キーワードについて、各ユーザの重みと各ユーザのユーザ関心情報についての当該キーワードのポイントとを乗じた値を、全ユーザ分合計して、評価値を算出する。その後、図7に示される処理が終了し、処理が図6のS106に進む。
<第1実施形態の作用効果>
第1実施形態では、管理サーバ20によって、車両100に乗車中のユーザの興味又は
関心のあることについて話題情報が生成され、車両100の車載装置30に送信される。車載装置30は、管理サーバ20から受信した話題情報を音声として出力する。話題情報は、車両100に乗車中のユーザの興味又は関心の高さを示す評価値に基づいて決定されたキーワードに基づいて生成されるので、車載装置30から出力された音声に反応して会話を開始するユーザとそれに応じるユーザとが発生する可能性が高くなり、車両100の乗車中の複数のユーザ間での会話を促進することができる。
評価値は、ユーザの重みと、キーワードの取得源に設定されているポイントとに基づいて求められる。ユーザの重みは、例えば、車両100に乗車する頻度の高いユーザほど大きく設定されてもよい。この場合には、車両100に乗車する頻度の高いユーザについては、話題の履歴情報がより多く収集されている可能性が高く、さらに、車両100が運転ユーザ所有のものである場合には、運転ユーザと会話している実績も多いため、当該ユーザが会話のきっかけを作ってくれる可能性が高い。また、車両100に乗車する頻度の高いユーザの関心の高い話題が提供される可能性が高いので、当該ユーザを中心に会話が盛り上がる可能性も高くなる。
また、ユーザの重みは、例えば、車両100に乗車した順番が遅いユーザほど大きく設定されてもよい。この場合には、後から乗車したユーザの関心の高い話題が提供される可能性が高いので、後から乗車したユーザが既に乗車中のユーザ間の会話に参加しやすくなる。
また、ユーザの重みは、例えば、車両100の乗車している時間が長いユーザほど大きく設定されてもよい。車両100に乗車している時間が長いユーザは、車両内の雰囲気になじんでいる可能性が高く、当該ユーザが会話を促進してくれる可能性が高い。
また、キーワードの取得源に応じてポイントを設定することによって、取得源ごとに重み付けを行うことができる。例えば、ユーザ情報DB 2021に格納されているユーザの関心又は興味のあることに関する情報から取得されるキーワードは、ユーザ自身が関心又は興味が高いことを認識している情報である。例えば、移動履歴DB 2023から取得されるキーワードは、ユーザの移動行動の傾向によって示される関心の高さを示す情報である。例えば、SNSから取得されるキーワードには、ユーザ自身が認識していない興味又は関心が高い情報を含む可能性が高い。このように、取得源によって取得されるキーワードの性質が異なるため、どの取得源の性質を重視するかによって、重み付けを行うことができる。
また、第1実施形態では、車両100に乗車中のユーザの中に、話題提供サービス不要を設定しているユーザが含まれている場合には、当該ユーザのユーザ関心情報に含まれるキーワードは、他のユーザのユーザ関心情報に含まれるキーワードから除外する。こにれよって、話題提供サービス不要を設定しているユーザの関心のある話題情報は提供されない可能性が低くなるので、当該ユーザが会話に巻き込まれる可能性も低くなり、当該ユーザは車両内で快適に過ごすことができる。
また、第1実施形態では、評価値が閾値以上となるキーワードが存在しない場合には、共通キーワードから話題のキーワードが決定される。共通キーワードは、天気、温度、国民的関心事を示す当たり障りのないキーワードであるので、車両100に乗車中のユーザの関心のあることが分散している場合でも、会話のきっかけとなる話題を提供することができる。
<変形例>
例えば、評価値から決定された話題のキーワードが地名、ランドマーク、店舗等の土地
に関するキーワードである場合には、管理サーバ20は、当該車両100が話題のキーワードに関する地点付近を走行中に、当該キーワードに関する話題情報を生成し、話題提供の要求元の車載装置30へ送信するようにしてもよい。この場合、車載装置30又は車両100はGPS等の位置取得手段を備え、車載装置30は車両100の位置を管理サーバ20に所定の周期で通知する。
これによって、車両100が走行している周辺の情報であって、且つ、車両100に乗車中のユーザが興味又は関心のある情報が話題情報として提供されるので、車両100に乗車中のユーザの会話をより促進することができる。
また、例えば、話題となるキーワードとして、温度、湿度、音量等の車両100が搭載するセンサによって取得される情報に関するキーワードが選択された場合には、管理サーバ20は車載装置30に当該センサの検出値を取得し、検出値に基づいて話題情報を生成してもよい。例えば、共通キーワードから「温度」が話題のキーワードとして選択された場合に、話題決定部2015は、車両100内の温度を取得し、「車内は暑くないですか?」といった質問の話題情報を生成する。
<その他の実施形態>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
第1実施形態では、管理サーバ20が話題情報を生成するが、話題情報を車載装置30が生成するようにしてもよい。この場合の車載装置30は、「情報処理装置」の一例である。車載装置30が話題決定部2015と評価値算出部2016の機能を備えることによって、実現可能である。この場合には、車載装置30は、例えば、管理サーバ20のユーザ情報DB 2021、乗車予約情報DB 2022、移動履歴DB 2024、話題履歴DB 2025を用いるようにしてもよい。
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本発明は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD−ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1 :ライドシェアサービス提供システム
10 :ユーザ端末
20 :管理サーバ
30 :車載装置
100 :車両
201 :制御部
202 :記憶部
203 :通信部
2011 :端末通信部
2012 :予約処理部
2013 :マッチング処理部
2014 :経路生成部
2015 :話題決定部
2016 :評価値算出部

Claims (10)

  1. 車両に同乗して移動する、前記車両に乗車中の複数のユーザそれぞれの、ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得することと、
    前記複数のユーザそれぞれのユーザ情報に含まれる複数の話題候補のキーワードそれぞれについて、前記複数のユーザの関心の高さを示す評価値を算出することと、
    前記複数の話題候補のキーワードそれぞれの評価値に基づいて、話題となるキーワードを決定することと、
    前記話題となるキーワードから話題情報を生成することと、
    前記話題情報を前記複数のユーザに提供することと、
    を実行する制御部、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記評価値を、前記複数のユーザのうち、前記車両に乗車する頻度が高いユーザのユーザ情報に含まれる話題候補のキーワードほど、前記話題となるキーワードとして優先されるように算出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記評価値を、前記複数のユーザのうち、前記車両に乗車した順番が遅いユーザのユーザ情報に含まれる話題候補のキーワードほど、前記話題となるキーワードとして優先されるように算出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記評価値を、前記複数のユーザのうち、前記車両に乗車している時間が長いユーザのユーザ情報に含まれる話題候補のキーワードほど、前記話題となるキーワードとして優先されるように算出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記ユーザ情報を、それぞれ重みが設定されている複数の取得源から取得し、
    前記話題候補のキーワードの評価値を、前記話題候補のキーワードが含まれるユーザ情報の取得源に応じた重みに基づいて算出する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記複数の取得源は、前記複数のユーザのそれぞれについて、予め設定されたユーザの属性情報及び関心のあることを示す情報、ユーザの移動履歴、及び、SNS(Social Network Service)のうちの少なくとも1つである、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記複数のユーザに前記話題情報の提供を所望していない第1のユーザが含まれている場合に、前記複数の話題候補のキーワードから、前記第1のユーザのユーザ情報に含まれているキーワードを除外する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記評価値が所定の閾値以上の前記話題候補のキーワードが存在しない場合に、予め設定されているより多くの人が関心のあることを示す複数のキーワードから前記話題となるキーワードを決定する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 車両に同乗して移動する、前記車両に乗車中の複数のユーザそれぞれの、ユーザに関す
    る情報であるユーザ情報を取得することと、
    前記複数のユーザそれぞれのユーザ情報に含まれる話題候補の複数のキーワードそれぞれについて、前記複数のユーザの関心の高さを示す評価値を算出することと、
    前記複数のキーワードそれぞれの評価値に基づいて、話題となるキーワードを決定することと、
    前記話題となるキーワードから話題情報を生成することと、
    前記話題情報を前記複数のユーザに提供することと、
    を実行する少なくとも1つの制御部、
    を備える情報処理システム。
  10. 車両に同乗して移動する、前記車両に乗車中の複数のユーザそれぞれの、ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得することと、
    前記複数のユーザそれぞれのユーザ情報に含まれる話題候補の複数のキーワードそれぞれについて、前記複数のユーザの関心の高さを示す評価値を算出することと、
    前記複数のキーワードそれぞれの評価値に基づいて、話題となるキーワードを決定することと、
    前記話題となるキーワードから話題情報を生成することと、
    前記話題情報を前記複数のユーザに提供することと、
    を含む情報処理方法。
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