JP2020014725A - 吸収性補助パッド - Google Patents

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Abstract

【課題】軟便の漏れを適切に防止することができる低コストの吸収性補助パッドを提供する。【解決手段】吸収性物品に配置される吸収性補助パッド1であって、吸収性補助パッド1は、可撓性を有する柱状の形態であり、吸収性補助パッド1は、長手方向の両端に位置するフラップ部30と、フラップ部30同士の間に位置する吸収性本体20と、に区分され、吸収性本体20は、吸収性補助パッド1の長手方向に沿って延在する吸収体21と、吸収体を覆う液透過性の表面材22と、を有し、フラップ部30は、表面材22のみで構成され、内面が接合することにより平面状に閉塞しており、吸収性物品に固定するための第一の固定手段31を表面に有し、吸収性本体20の短手方向の断面の形状は、略矩形又は略円形であり、吸収性本体20の短手方向の断面の外周及び吸収性補助パッド1の長手方向の寸法を調整した、吸収性補助パッド1を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、軟便の漏れを適切に防止することができる低コストの吸収性補助パッドに関する。
一般的に大人用紙おむつには、テープ止めタイプ、パンツタイプ等があり、これらの吸収性物品は使用者の排泄における介護の必要度に応じて適宜選択されて使用される。これらの吸収性物品は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、両シートの間に配置された吸収体と、で構成されている。このような構成を採用することにより、尿等の体液は、吸収性物品のトップシートを透過して吸収体に吸収され、バックシートにより外部へ漏れないようになっている。
ところで、テープ止めタイプやパンツタイプの紙おむつ(以下、テープ止めタイプ等の紙おむつと称する)は、それ自体を単独で使用する場合と、その内側に尿取りパッドを併用する場合があるが、現在は、尿取りパッドと併用し、尿取りパッドを、トップシート上に重ねて使用する場合がほとんどである。これは、紙おむつ1枚当たりのコストが高いためで、テープ止めタイプ等の紙おむつに比して安価な尿取りパッドで排泄物を吸収して保持した後、尿取りパッドのみを交換することで、排泄後においても、よりコストの高いテープ止めタイプ等の紙おむつを交換せずに済み、経済的に低いコストで吸収性物品を使用できるためである。
ここで、尿取りパッドは、尿量に応じて様々なサイズや形状があり、排泄された尿を確実に吸収して漏れを防止することができる。しかしながら、軟便、水様便、下痢便(以下、軟便と称する)に対しては、吸収性が不十分であり、軟便が尿取りパッド及びテープ止めタイプ等の紙おむつの外部に漏れることがあったため、軟便の漏れを防止することを目的とした尿取りパッドについても検討がなされている。
軟便の漏れを防止することを目的とした尿取りパッドとしては、例えば、特許文献1に、トップシートと、バックシートと、吸収体と、立体ギャザーと、を備えた尿取りパッドにおいて、少なくとも股間部の前端よりも後側の範囲内における、立体ギャザーの突出部位より側方に延在する部分に、衣類側表面から見てカップ状に窪んだカップ部が設けられていることを特徴とする尿取りパッドが開示されている。
特開2014−45980号公報
しかしながら、特許文献1に記載の尿取りパッドにおいても、大量の軟便が排泄された場合には、尿取りパッドの漏れやすい箇所からテープ止めタイプ等の紙おむつにまで軟便が漏れ、さらに、テープ止めタイプ等の紙おむつから軟便が衣服や寝具に漏れてしまう可能性があった。また、尿取りパッドは、テープ止めタイプ等の紙おむつに補助的に用いられるものであるが、広範囲で軟便の漏れを防止しようとするが故に、必然的にサイズが大きくなることから、原材料コストが高くなり、使用者としては、コスト的に十分に満足できないという問題もあった。したがって、本発明は以上の点の課題に鑑みてなされたものであり、軟便の漏れを適切に防止することができる低コストの吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明の発明者らは、上記課題に鑑み、鋭意研究を行った。その結果、以下の態様の吸収性補助パッドによれば、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には、本発明は以下のものを提供する。
(1)本発明の第1の態様は、吸収性物品に配置される吸収性補助パッドであって、前記吸収性補助パッドは、可撓性を有する柱状の形態であり、前記吸収性補助パッドは、長手方向の両端に位置するフラップ部と、フラップ部同士の間に位置する吸収性本体と、に区分され、前記吸収性本体は、前記吸収性補助パッドの長手方向に沿って延在する吸収体と、前記吸収体を覆う液透過性の表面材と、を有し、前記フラップ部は、前記表面材のみで構成され、内面が接合することにより平面状に閉塞しており、吸収性物品に固定するための第一の固定手段を表面に有し、前記吸収性本体の短手方向の断面の形状は、略矩形又は略円形であり、前記吸収性本体の短手方向の断面の外周は、60mm以上140mm以下であり、前記吸収性補助パッドの長手方向の寸法は、800mm以上1500mm以下であることを特徴とするものである。
(2)本発明の第2の態様は、(1)に記載の吸収性補助パッドであって、前記表面材が、親水性サーマルボンド不織布又は親水性スパンボンド不織布であることを特徴とするものである。
(3)本発明の第3の態様は、(1)又は(2)に記載の吸収性補助パッドであって、
前記吸収体が、吸収性繊維のみ、吸収性繊維と高吸収性ポリマーの混合物、親水性不織布の積層体、のいずれかの態様で構成されることを特徴とするものである。
(4)本発明の第4の態様は、(1)から(3)のいずれかに記載の吸収性補助パッドであって、前記第一の固定手段が、フック部材又は粘着剤であることを特徴とするものである。
(5)本発明の第5の態様は、(1)から(4)のいずれかに記載の吸収性補助パッドであって、前記吸収性本体が、吸収性物品に固定するための第二の固定手段を表面に有することを特徴とするものである。
本発明の吸収性補助パッドによれば、軟便の漏れを適切に防止することができ、かつ、低コスト化を実現できる。
本発明の吸収性補助パッドの側面図である。 図1のX1−X断面図である。 本発明の吸収性補助パッドの使用例を示す図面である。 図3のA1−A1断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について、詳細に説明する。なお、本発明の実施形態の説明の全体を通して、同じ要素には同じ符号を付している。
本明細書の説明において、吸収性補助パッド1の着用時とは、吸収性補助パッド1の装着時及び装着後の少なくとも一方をいう。吸収性補助パッド1の長手方向とは、柱状の吸収性補助パッド1の側面において、一方のフラップ部30と、吸収性本体20、他方のフラップ部30が順に配される方向であり、図中Xで表す方向である。一方、吸収性補助パッド1の短手方向とは、長手方向に対して横又は直交する方向であり、図中Yで表す方向である。さらに、身体側表面とは、吸収性補助パッド1及び該吸収性補助パッド1に用いる各部材、テープ止めタイプ等の紙おむつ40に例示される吸収性物品及び該吸収性物品に用いる各部材、の表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側に配される面であり、衣類側表面とは、該表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側とは反対側に向けられる面である。
<吸収性補助パッド>
図1は本発明の吸収性補助パッド1の側面図、図2は図1のX1−X断面図、図3は本発明の吸収性補助パッド1の使用例を示す図面、図4は図3のA1−A1断面図である。なお、図4では、吸収性物品の部材である、吸収体やバックシートについては、省略している。
本明細書において、吸収性物品とは、特に限定されず、テープ止めタイプ等の紙おむつ40、尿取りパッド、軽失禁パッド等を指す。
吸収性補助パッド1は、可撓性を有する柱状の形態であり、長手方向の両端に位置するフラップ部30と、フラップ部30同士の間に位置する吸収性本体20と、に区分され、吸収性本体20は吸収性補助パッド1の長手方向に沿って延在する吸収体21と、吸収体21を覆う表面材22と、を有する。吸収性本体20が、軟便を堰き止めつつ、軟便に含まれる水分を吸収することができるため、軟便の漏れを適切に防止することができる。
本発明の吸収性補助パッド1は、本発明の吸収性補助パッド1は、図3及び図4に示すように、テープ止めタイプ等の紙おむつ40の身体側表面に、直接配置させることもでき、また、図示しないが、テープ止めタイプ等の紙おむつ40のトップシート42の身体側表面に、例えば、別途尿取りパッドを装着させ、尿取りパッドのトップシートの身体側表面に、配置させることもできる。
具体的には、例えば、図3及び図4に示すように、テープ止めタイプ等の紙おむつ40の吸収性物品のトップシート42表面上に、股部bに位置する排尿領域及び排便領域を前部aから後部cにかけて囲い、かつ、テープ止めタイプ等の立体ギャザー41の内側に沿うように、略U字状に配置することにより、吸収性補助パッド1が軟便を堰き止め、吸収性物品からの軟便の漏れを防止することができる。
また、略U字状に限定されず、略O字状に配置することで、同様に、軟便を堰き止め、吸収性物品からの軟便の漏れを防止することができる。
また、本発明の吸収性補助パッド1は、吸収体21と表面材22とからなるシンプルな構成であるため、原材料コスト及び加工コストを抑えることができる。
吸収性補助パッド1の長手方向の寸法は、800mm以上1500mm以下である。吸収性補助パッド1の長手方向の寸法を上記の範囲に調整することにより、着用する吸収性物品の態様、大きさ、形状に合わせて、軟便の漏れを適切に防止できる吸収性補助パッド1を提供することができる。吸収性補助パッド1の長手方向の寸法は、1000mm以上1200mm以下であることが好ましい。
[吸収性本体]
吸収性本体20は、吸収性補助パッド1の長手方向に沿って延在する吸収体21と、吸収体21を覆う液透過性の表面材22と、を有し、吸収性本体20の短手方向の断面の形状は、略矩形又は略円形であり、吸収性本体20の短手方向の断面の外周は、60mm以上140mm以下である。これにより、フィット性が確保でき、軟便を堰き止めつつ、軟便に含まれる水分を吸収することができるため、軟便の漏れを適切に防止することができる。
また、上記のように、吸収性本体20は、軟便を堰き止めつつ、軟便に含まれる水分を吸収する重要な役割を担うため、吸収性本体20の長手方向の寸法は、吸収性補助パッド1の長手方向の寸法に対して、75%以上95%以下であることが好ましい。
さらに、吸収性本体20は、吸収性物品に固定するための第二の固定手段(図示しない)を表面に有することが好ましい。吸収性本体20が第二の固定手段を表面に有することにより、吸収性補助パッド1を吸収性物品に装着した後の着用時のズレを効果的に防止することができる。第二の固定手段は、後述するフラップ部30に設ける第一の固定手段31同士を結ぶ直線状に配置させることが好ましい。これにより、吸収性補助パッド1を略U字状や略O字状に吸収性物品に配置させる際に、ねじれることなく、確実に吸収性物品に固定させることができる。
第二の固定手段としては、フック部材、粘着剤等を用いることができる。また、第二の固定手段を保護するための剥離シートを有していてもよく、この剥離シートは、吸収性補助パッド1の包装シートと一体となっていてもよい。
(圧縮率)
本発明の吸収性本体20の無荷重の厚さ(以下、「圧縮前の厚さ」とする)は、15mm以上35mm以下であることが好ましく、20mm以上30mm以下であることがより好ましい。また、吸収性本体20に、縦及び横の寸法が50mmであるアクリルプレートを乗せ、さらに、アクリルプレートの上に688gの重りを乗せた状態での吸収性本体20の厚さ(以下、「圧縮後の厚さ」とする)は、5mm以上15mm以下であることが好ましく、8mm以上10mm以下であることがより好ましい。さらに、{圧縮前の厚さ(mm)−圧縮後の厚さ(mm)}/圧縮前の厚さ(mm)×100の式で算出される数値を、吸収性本体20の圧縮率(%)とし、圧縮率(%)は、フィット性の観点から、30%以上60%以下であることが好ましく、45%以上55%以下であることがより好ましい。圧縮前後の厚さ及び圧縮率を上記の範囲とすることで、吸収性本体20が、体圧がかかった身体に隙間なくフィットし、軟便の漏れを効果的に防止することができ、かつ、着用時の痛みや褥瘡を防止することができる。
(吸収体)
吸収性本体20に用いる吸収体21は、次の態様のいずれかを用いることが好ましい。吸収性本体20に用いる吸収体21の基材は、軟便を吸収できるものであれば、特に限定されないが、吸収性繊維のみ、吸収性繊維と高吸収性ポリマーの混合物、親水性不織布の積層体、のいずれかの態様で構成されることが好ましい。
吸収性繊維は、一般に生理用ナプキンや紙おむつ、尿取りパッド等の吸収性物品に使用されるものであれば特に制限はなく、例えば、フラッフパルプ、コットン、レーヨン、アセテート、ティッシュ、吸収紙等が挙げられるが、これらの中でも、適度な通液性及び吸収性の観点から、フラッフパルプを使用することが好ましい。斯かるフラッフパルプとしては、木材パルプ、合成繊維、ポリマー繊維、非木材パルプ等を綿状に解繊したものを挙げることができる。吸収体21が吸収性繊維のみで構成される場合には、吸収性能及び肌触りを損なわないよう、100g/m以上800g/m以下の坪量とすることが好ましい。
吸収体21が、吸収性繊維に加えて、高吸収性ポリマー(SAP)を含有する場合において、SAPとしては、体液を吸収し、かつ、逆流を防止できるものであれば特に制限はなく、ポリアクリル酸ナトリウム系共重合体、ポリアスパラギン酸塩系共重合体、(デンプン−アクリル酸)グラフト共重合体、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物等の材料から形成されたものを使用することができる。これらの中でも、重量当たりの吸収量の観点から、ポリアクリル酸ナトリウム系共重合体が好ましい。この場合において、吸収性能及び肌触りを損なわないよう、SAPの坪量は、50g/m以上500g/m以下とすることが好ましく、吸収性繊維の坪量は、100g/m以上800g/m以下とすることが好ましい。また、肌触り、吸収速度及び吸収量の観点から、吸収体21の重量に対するSAPの重量は、50質量%以下であることが好ましい。吸収性繊維にSAPを混合する場合には、吸収性繊維及びSAPの形態は、吸収性繊維中にSAP粒子を混合して形成すればよい。
吸収体21が親水性不織布の積層体である場合には、親水性不織布は1種に限定されず、複数を用いてもよい。この場合において、複数枚の親水性不織布が積層されていてもよいし、親水性不織布を蛇腹状に折り畳んで積層体を構成してもよい。
親水性不織布の素材としては、親水化処理したポリプロピレンやポリエチレン等の合成繊維やレーヨン等の再生繊維を用いることができ、親水性不織布の加工法としては、スパンボンド法、スパンレース法、エアレイド法、メルトブロー法等の公知の加工法を用いることができる。これらの素材及び加工法で作られる親水性不織布のうち、本発明の吸収性補助パッド1に用いる親水性嵩高不織布としては、適度な通液性及び吸収性の観点から、パルプ含有エアレイド不織布、バインダーを使用せずに木材パルプを交絡させたポリプロピレンメルトブローン不織布、又は、レーヨンスパンレース不織布を用いることが好ましい。親水性不織布の坪量は、15g/m以上200g/m以下とすることが好ましい。
なお、吸収体21の吸収性の観点から、上記のパルプ含有エアレイド不織布に含まれるパルプの重量は、吸収体21の重量に対して、80%以上であることが好ましく、上記のバインダーを使用せずに木材パルプを交絡させたポリプロピレンメルトブローン不織布に含まれる木材パルプの重量は、吸収体21の重量に対して、60%以上80%以下であることが好ましい。
(表面材)
表面材22は、吸収体21に向けて体液を速やかに通過させるものであり、吸収体21を覆っている。表面材22は、肌と当接するシートとなることから、柔らかな感触で、肌に刺激を与えないような基材、例えば、サーマルボンド不織布、スパンボンド不織布、サーマルボンド/スパンボンドを積層した複合不織布、開口ポリエチレンフィルム等の開口性フィルム、ポリエチレンフォーム、ウレタンフォーム等の発泡フィルム、又はこれらを積層した複合シートといった材料から形成される。表面材22は、単層であっても、複数層積層していてもよく、ドライタッチ性を付与するために多数の透孔が形成されていてもよい。なお、本発明に用いる表面材22としては、親水性サーマルボンド不織布、又は、親水性スパンボンド不織布であることが好ましい。不織布の素材としては、ポリプロピレンやポリエチレン等の合成繊維やレーヨン等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。
表面材22の坪量は、加工性及び強度の点から、15g/m以上200g/m以下であることが好ましい。表面材22には、肌への刺激を低減させるために、ローション、酸化防止剤、抗炎症成分、pH調整剤、抗菌剤、保湿剤等を適用してもよい。
[フラップ部]
吸収性補助パッド1は、長手方向の両端に位置するフラップ部30と、フラップ部30同士の間に位置する吸収性本体20と、に区分され、フラッ部プ30は吸収体21を有さず、吸収性本体20に用いる表面材22が延在する態様で、表面材22のみで構成される。さらに、フラップ部30において、図2に示すように、表面材22の内面が接合することにより平面状に閉塞している。これにより、吸収性本体20に用いる吸収体21が外に漏れることを防止することができ、かつ、平面状に閉塞することで、吸収性物品へ固定しやすくなる。
さらに、フラップ部30は、吸収性物品に固定するための第一の固定手段31を表面に有している。この場合において、一方のフラップ部30に設けられる第一の固定手段31と、他方のフラップ部30に設けられる第一の固定手段31と、は、吸収性補助パッド1の長手方向の平行線上に設けられることが好ましい。これにより、吸収性補助パッド1を略U字状や略O字状に吸収性物品に配置させる際に、ねじれることなく、吸収性物品に固定させることができる。
また、フラップ部30は、平面状に閉塞した態様となるが、図2に示すように、第一の固定手段31が配置される部分及び当該部分の長手方向平行線上における、フラップ部30の表面材22は、吸収性本体20の表面材22から段差を有さずに該表面材22からフラットに延在した状態であることが好ましい。これにより、吸収性補助パッド1と吸収性物品の間に隙間が生じず、軟便の漏れを防止することができ、吸収性補助パッド1と吸収性物品との固定性も向上する。
フラップ部30の内側の面の接合は、ヒートシール、超音波シール、ホットメルト接着剤により行うことができる。
第一の固定手段31としては、フック部材、粘着剤等を用いることができる。また、第一の固定手段31を保護するための剥離シートを有していてもよく、この剥離シートは、吸収性補助パッド1の包装シートと一体となっていてもよい。
第一の固定手段31の長手方向の寸法は、フラップ部30の長手方向の寸法に対して30%以上90%以下であることが好ましく、第一の固定手段31の短手方向の寸法は、フラップ部30の短手方向の寸法に対して30%以上90%以下であることが好ましい。
1 吸収性補助パッド
20 吸収性本体
21 吸収体
22 表面材
30 フラップ部
31 第一の固定手段
40 テープ止めタイプ等の紙おむつ
41 テープ止めタイプ等の紙おむつの立体ギャザー
42 テープ止めタイプ等の紙おむつのトップシート

Claims (5)

  1. 吸収性物品に配置される吸収性補助パッドであって、
    前記吸収性補助パッドは、可撓性を有する柱状の形態であり、
    前記吸収性補助パッドは、長手方向の両端に位置するフラップ部と、フラップ部同士の間に位置する吸収性本体と、に区分され、
    前記吸収性本体は、前記吸収性補助パッドの長手方向に沿って延在する吸収体と、前記吸収体を覆う液透過性の表面材と、を有し、
    前記フラップ部は、前記表面材のみで構成され、内面が接合することにより平面状に閉塞しており、吸収性物品に固定するための第一の固定手段を表面に有し、
    前記吸収性本体の短手方向の断面の形状は、略矩形又は略円形であり、
    前記吸収性本体の短手方向の断面の外周は、60mm以上140mm以下であり、
    前記吸収性補助パッドの長手方向の寸法は、800mm以上1500mm以下である、吸収性補助パッド。
  2. 前記表面材が、親水性サーマルボンド不織布又は親水性スパンボンド不織布である、請求項1に記載の吸収性補助パッド。
  3. 前記吸収体が、吸収性繊維のみ、吸収性繊維と高吸収性ポリマーの混合物、親水性不織布の積層体、のいずれかの態様で構成される、請求項1又は2に記載の吸収性補助パッド。
  4. 前記第一の固定手段が、フック部材又は粘着剤である、請求項1から3のいずれかに記載の吸収性補助パッド。
  5. 前記吸収性本体が、吸収性物品に固定するための第二の固定手段を表面に有する、請求項1から4のいずれかに記載の吸収性補助パッド。
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