JP2020013721A - 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 - Google Patents

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隆博 今西
Takahiro Imanishi
隆博 今西
大輔 黒田
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Abstract

【課題】拡散板を支持する支持部材による輝度ムラの発生を抑制する。【解決手段】被照射体20に光を照射する照明装置30であって、光源52と、前記光源52を底部31Aに収容し、前記被照射体20側に開口するシャーシ31と、前記シャーシ31の開口に配される拡散板60と、前記シャーシ31の底部31Aと前記拡散板60との間に介在し、前記拡散板60を支持する支持部材53と、を備え、前記シャーシ31の底部31Aは、前記拡散板60の面内における中心60Aを含む中心領域60Bと重畳し前記支持部材53が配置されない非配置部36と、前記非配置部36を取り囲むように環状に前記支持部材が配置された環状配置部37とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、照明装置、表示装置及びテレビ受信装置に関する。
従来、液晶表示装置の一例として、下記特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の液晶表示装置は、液晶パネルの裏面側全体に光源が配された、いわゆる直下型バックライト装置を備えており、バックライト装置は、光源からの光を拡散させる拡散板と、拡散板を裏側(光源側)から支持する支持部材(支持ピン)と、拡散板と液晶パネルとの間に介在し所定の光学作用を付与する光学シートと、を有する。これらバックライト装置の各部材は、液晶パネル側に開口する略箱型のシャーシに収容されている。
特許5198662号公報
上記した特許文献1に記載された支持ピンは、シャーシの底部に配された光源(LED)の実装基板上に設けられている。シャーシの底部は、LEDの発熱等により液晶パネル側に反ることがあり、これによりLEDの実装基板に反りが生じると、支持ピンが拡散板を液晶パネル側に押し出す応力が発生してしまう。このため支持ピンが配された箇所では、拡散板、及びその先の光学シートが液晶パネル側に押し出されて、液晶パネルに接触してしまうことがある。接触部分は液晶パネルにおいて白ムラ(他の部分に対して輝度値が高い輝度ムラの一種)となって表れ、表示品位の低下を引き起こす。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、拡散板を支持する支持部材による輝度ムラの発生を抑制することを目的とする。
本発明の照明装置は、被照射体に光を照射する照明装置であって、光源と、前記光源を底部に収容し、前記被照射体側に開口するシャーシと、前記シャーシの開口に配される拡散板と、前記シャーシの底部と前記拡散板との間に介在し、前記拡散板を支持する支持部材と、を備え、前記シャーシの底部は、前記拡散板の面内における中心を含む中心領域と重畳し前記支持部材が配置されない非配置部と、前記非配置部を取り囲むように環状に前記支持部材が配置された環状配置部と、を有する。
このようにすれば、通常、シャーシの底部において反りが大きくなる中央側に、支持部材が非配置となる非配置部が設けられるため、支持部材により拡散板、及びその先の光学シートが液晶パネル側に押し出されて、液晶パネルに接触してしまう事態を避けることができる。これにより支持部材に起因した液晶パネルにおける輝度ムラを抑制することができるようになる。また、非配置部を取り囲むように環状に支持ピンが配置される環状配置部を設けることで、拡散板を安定的に支持できるようになる。
本発明によれば、拡散板を支持する支持部材による輝度ムラの発生を抑制することができる。
本発明の実施形態1に係るテレビ受信装置の分解斜視図 本発明の実施形態1に係る液晶表示装置の分解斜視図 本発明の実施形態1に係る液晶表示装置を図2のIII-III線に沿って切断した断面図 図3の部分拡大図 拡散板と支持部材との位置関係を示す分解斜視図 シャーシに収容されたLED、支持部材、反射シート、反射シート保持部材を示す上面図 変形例1に係る支持部材を備えた液晶表示装置について図6に相当する上面図 変形例2に係る支持部材を備えた液晶表示装置について図6に相当する上面図
<実施形態1>
実施形態1を図1から図6を参照して説明する。本実施形態では、バックライト装置30(照明装置の一例)を備えた液晶表示装置(表示装置の一例)10、及びそれを搭載したテレビ受信装置10TVについて例示する。なお、各図面の一部には、X軸、Y軸、及びZ軸を示しており、各軸方向が各図で共通した方向となるように描かれている。
本実施形態のテレビ受信装置10TVは、図1に示すように、液晶表示装置10と、液晶表示装置10を挟むようにして収容する表裏両キャビネット10Ca、10Cbと、電源10Pと、テレビ信号を受信するチューナー10Tと、スタンド10Sとを備える。テレビ受信装置10TVは、全体として横長の方形をなしており、スタンド10Sに横置き状態で載置される。
液晶表示装置10は、表示パネルである液晶パネル20と、液晶パネル20に光を照射するバックライト装置30と、を備え、これらが枠状をなすベゼル40などにより一体的に保持されるようになっている。ベゼル40は、液晶パネル20の表側の周縁部に沿って延在しており、液晶表示装置10の表側の外観を構成している。ベゼル40は、剛性に優れた金属製や樹脂製とされる。
液晶パネル20は、画像を表示可能な表示面が表側を向いた姿勢で組み付けられている。液晶パネル20は、全体として横長な方形状(矩形状)をなしている。液晶パネル20は、透明な(高い透光性を有する)一対のガラス基板が所定のギャップを隔てた状態で貼り合わせられるとともに、両ガラス基板間に液晶層(図示しない)が封入された構成とされる。一方のガラス基板には、互いに直交するソース配線とゲート配線とに接続されたスイッチング素子(例えばTFT)と、そのスイッチング素子に接続された画素電極、さらには配向膜等が設けられ、他方のガラス基板には、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)等の各着色部が所定配列で配置されたカラーフィルタや対向電極、さらには配向膜等が設けられている。このうち、ソース配線、ゲート配線、および対向電極などには、図示しない駆動回路基板から画像を表示するのに必要な画像データや各種制御信号が供給されるようになっている。なお、両ガラス基板の外側には偏光板(図示しない)が配されている。
バックライト装置30は、図2に示すように、光出射側(液晶パネル20側)に向けて開口した略箱型をなすシャーシ31と、シャーシ31の開口を覆うようにして配される拡散板60と、拡散板60から出射した光に所定の光学作用を付与する光学シート33と、シャーシ31の外周縁部に沿って配され拡散板60の外周縁部及び光学シート33の外周縁部をシャーシ31との間で挟んで保持するフレーム15と、を備える。シャーシ31内には、拡散板60の直下となる位置に対向状に配されるLED52と、LED52が実装されたLED基板51と、シャーシ31の底部31Aと拡散板60との間に配され、拡散板60を裏側(LED52側)から支持する支持ピン53(支持部材の一例)と、シャーシ31内の光を拡散板60側に反射させる反射シート70とが収容されている。このように本実施形態に係るバックライト装置30は、液晶パネル20の下側(裏側)にLED52が対向して配される、いわゆる直下型のバックライト装置をなすものとされる。
シャーシ31は金属製とされ、図3に示すように液晶パネル20と同様に横長な方形状をなす底部31Aと、底部31Aの各辺の外端からそれぞれ表側(光出射側)に向けて立ち上がる側部31Bと、各側部31Bの立ち上がり端から外向きに張り出す受け部31Cと、受け部31Cの外周縁から裏側に向けて延びる側板31Dとから主に構成され、全体としては表側に向けて開口した浅い略箱型をなしている。底部31Aの裏側外部には、液晶パネル20に駆動信号を供給するコントロール基板等の基板類(図示しない)が取り付けられている。
光学シート33は可撓性を有し、液晶パネル20およびシャーシ31の底板31Aと同様に平面視で横長の方形状をなす。光学シート33は、図2及び図3では簡略化して1枚で記載しているが、実際には拡散シート、レンズシート、反射型偏光板等が積層されたものである。光学シート33は、液晶パネル20と拡散板60との間に介在して配されることで、拡散板60からの出射光に所定の光学作用を付与しつつ液晶パネル20に向けて出射させる。
拡散板60は、図3に示すように、その板厚が光学シート33よりも厚いものとされ、その外周縁部が反射シート70を挟んでシャーシ31の受け部31Cと重ね合わされている。拡散板60は、例えばほぼ透明な樹脂製の基材内に拡散粒子を多数分散して設けた構成とされ、透過する光を拡散させる。LED52からZ軸方向に沿って発せられた光は、拡散板60の裏側の板面(光入射面)に入射して、拡散板60の表側の板面(光出射面)から光学シート33側へ拡散するように出射される。
LED基板51は、図3に示すように方形状をなしており、シャーシ31の底部31Aに沿って延在して収容されている。このLED基板51の板面のうち、表側を向いた板面(実装面)には、複数のLED52がX軸方向(行方向)及びY軸方向(列方向)についてそれぞれほぼ等間隔に行列状(マトリクス状、碁盤目状)に並列して配されている。LED52は、実装面の面内に配索形成された金属膜からなる配線パターン(図示しない)によって相互が電気的に接続されている。LED基板51の基材は、例えばアルミニウムなどの金属製とされ、その表面に絶縁層を介して既述した配線パターンが形成されている。なお、LED基板51の基材に用いる材料としては、合成樹脂等の絶縁材料を用いることも可能である。LED基板51にはまた、図4に示すように、板厚方向に貫通する複数の挿通孔54が形成されており、その孔には支持ピン53が挿通される第1挿通孔54Aと、後述する反射シート保持部材72が挿通される第2挿通孔54Bとが含まれる。
支持ピン53は、図4に示すように、LED基板51の第1挿通孔54Aに挿通される固定部55と、固定部55から拡散板60側に突出して拡散板60を当接して支持する支持部56と、LED基板51の板面に沿う板面部57とを有する。固定部55は、LED基板51の第1挿通孔54Aを通じて、シャーシ31の底部31Aに形成された取付部35に差し込まれて、LED基板51及びシャーシ31に固定される。本実施形態においては、取付部35は開口であり、この開口に先端部が分岐した弾性体をなす固定部55が差し込まれ、当該先端部に形成された板面方向の突起がシャーシ31の底部31Aの下面に係止されることで、固定部55がシャーシ31の底部31Aに固定されている。支持ピン53は樹脂材料からなり、少なくともLED52からの照射光が当たる部分は光反射率の高い表面を有することが好ましい。例えば、表面の色を白色にしたり、表面の材質に酸化チタンや硫酸バリウム等の光反射率の高い物質を混入したものを用いることが挙げられる。このようにすれば、LED52からの照射光が支持ピン53に吸収されにくくなる。
支持ピン53は、図5に示すように、拡散板60の面内における中心60Aを含む中心領域60Bを取り囲むように環状をなして配され、LED基板51及びシャーシ31の底部31Aに固定されている。支持ピン53の支持部56は、拡散板60の中心領域60Bには当接せず、中心領域60Bより外側(外周縁部側)の周辺領域60Cに当接することで拡散板60全体を支持している。言い換えると、シャーシ31の底部31Aは、拡散板60の中心領域60Bと重畳し支持ピン53が配されない非配置部36と、非配置部36を取り囲むように環状に支持ピン53が配置された環状配置部37とを有する。
支持ピン53はまた、図6に示すように、環状配置部37において、その中心からの距離が異なるように同心環状に配されている。本実施形態において支持ピン53は、中心からの距離が異なる5つの同心円状に配されている。支持ピン53の配列間隔は、同一環上においてほぼ等間隔とされる。
反射シート70は、表面が光の反射性に優れた白色を呈するものとされており、シャーシ31の内面をほぼ全域にわたって覆う大きさを有している。反射シート70は、図3に示すように全体としては略擂鉢状をなしており、LED52及び拡散板60の裏面から漏れた光を拡散板60側に反射する。反射シート70は、シャーシ31の底部31Aに沿って延在するとともに底部31Aの大部分を覆う大きさの底シート70Aと、底シート70Aの各外端から表側に立ち上がるとともに底シート70Aに対して傾斜状をなす4つの立ち上がりシート70Bと、各立ち上がりシート70Bの外端から外向きに延出するとともにシャーシ31の受け部31Cに載せられる延出シート70Cとから構成されている。この反射シート70の底シート70AがLED基板51におけるLED52の実装面に重なるよう配されている。
反射シート70の底シート70Aには、図4に示すように、複数の貫通孔73が形成されており、貫通孔73には、LED52を貫通させるLED用貫通孔73Aと、支持ピン53を貫通させる支持部材用貫通孔73Bと、後述する反射シート保持部材72を貫通させる反射シート保持部材用貫通孔73Cとが含まれる。支持ピン53の固定部55は、支持部材用貫通孔73B、及びLED基板51の第1挿通孔54Aを通じてシャーシ31の取付部35に差し込まれており、支持ピン53は反射シート70をLED基板51及びシャーシ31に押止している。
反射シート保持部材72は、図4に示すように、LED基板51の第2挿通孔54Bに挿通される挿通部75と、反射シート70及びLED基板51の板面に沿う板状部76とを有する。挿通部75は、支持ピン53の固定部55と同様に、反射シート70の反射シート保持部材用貫通孔73C、及びLED基板51の第2挿通孔54Bを通じてシャーシ31の取付部35に固定されている。反射シート保持部材72は、図5及び図6に示すように、行列状に配されたLED52の行方向(X軸方向)及び列方向(Y軸方向)に沿って、LED52の間に配されている。反射シート保持部材72は、反射シート70の底シート70A全体に亘って配されるが、全てのLED52間に配されている必要はない。反射シート保持部材72により、支持ピン53の非配置部36においても、反射シート70はLED基板51及びシャーシ31の底部31Aに押止されている。
以上説明したように、本実施形態の照明装置は、液晶パネル20(被照射体)に光を照射するバックライト装置30(照明装置)であって、LED52(光源)と、前記LED52を底部31Aに収容し、前記液晶パネル20側に開口するシャーシ31と、前記シャーシ31の開口に配される拡散板60と、前記シャーシ31の底部31Aと前記拡散板60との間に介在し、前記拡散板60を支持する支持ピン53(支持部材)と、を備え、前記シャーシ31の底部31Aは、前記拡散板60の面内における中心60Aを含む中心領域60Bと重畳し前記支持ピン53が配置されない非配置部36と、前記非配置部36を取り囲むように環状に前記支持ピン53が配置された環状配置部37と、を有する。
通常、シャーシ31の底部31Aは、LED52の発熱や使用環境に起因して高温膨張や湿度膨張が生じると液晶パネル20側に凸状に反って変形してしまう。その反りの程度は中央側が最も大きい。このため、シャーシ31の底部31Aと拡散板60との間の距離は、拡散板60の中心領域60Bが最も小さくなり、この中心領域60Bとシャーシ31の底部31Aとの間に支持ピン53が配されると、支持ピン53により拡散板60が押し出される応力が大きくなる。このため、シャーシ31の底部31Aにおいて、中心領域60Bと重畳する部分を支持ピン53が配置されない非配置部36とすると、支持ピン53により拡散板60が押し出される応力を弱めることができるようになる。その結果、拡散板60、及びその先の光学シート33が液晶パネル20側に押し出されて、液晶パネル20に接触してしまう事態を避けることができる。これにより液晶パネル20との接触が生じないため、液晶パネル20における白ムラ(輝度ムラの一種)を抑制可能となる。また、非配置部36を取り囲むように環状配置部37を設け、環状に支持ピン53を配置することで、拡散板60を安定的に支持できるようになる。
また、シャーシ31が液晶パネル20側に凸状に反る際、その反りの程度は中央側から外周縁部側に向かって放射状に低下していく。このため、環状配置部37において支持部材53を同心環状に複数配することで、このような反りの分布に合わせて支持ピン53が配置されることとなるため、拡散板60の反りを効果的に抑制できると共に、拡散板60をより安定的に支持できるようになる。
なお、上記した中心領域60Bは、拡散板60全体の板面積のうち10%から20%程度の面積を占めることが好ましい。10%未満となる場合、非配置部36が小さすぎて拡散板60に対する支持ピン53の応力が大きいままとなり、拡散板60及び光学シート33が液晶パネル20側に押し出されて、液晶パネル20に接触してしまう。また、20%を超える場合、非配置部36が大きくなり過ぎて、拡散板60を安定的に支持できなくなる恐れがある。
<変形例>
支持ピンの配置の変形例を図7及び図8に示す。図7は同心楕円状に配される支持ピン153を示す変形例1、図8は同心菱形状に配される支持ピン253を示す変形例2である。変形例1及び変形例2において、実施形態1と同様の構成、作用及び効果については重複する説明は省略する。
変形例1及び変形例2のいずれにおいても、支持ピン153及び支持ピン253は同一環上において略等間隔に配列されており、拡散板60の面内を全方位に亘ってほぼ等しい力で支持している。変形例1においては、支持ピン153の配列間隔は、中央側の環状配置部37の方が外周縁部側の環状配置部37よりも小さい。一方、変形例2においては、支持ピン253の配列間隔は、中央側の環状配置部37の方が外周縁部側の環状配置部37よりも大きい。拡散板60の反りの分布は液晶パネル20の大きさや形状、シャーシ31の形状、及び拡散板60の保持構造等によって変化するため、支持ピンの配列間隔は拡散板60の反りの分布に応じて適宜変更される。また、同心環状をなす各環状配置部37の間隔(環状の中心からの距離の差)も拡散板60の反りの分布に応じて適宜変更される。さらに、支持ピンは環状に配置されていればよく、環状の形状は、上記した円状、楕円状、菱形状以外に限られず、拡散板60の反りの分布に応じて適宜設計可能である。
図7の変形例2で示すように、支持ピン253の配列間隔を、中央側の環状配置部37の方が外周縁部側の環状配置部37よりも大きくすると、中央側の支持ピン253の配置密度が小さくなる。反りが大きい中央側の拡散板60に対する支持ピン253の応力を外周縁部側の環状配置部37に比して弱めることが出来るようになる。ただし、既述したように、拡散板60の反りの分布によっては、中央側の環状配置部37の方が外周縁部側の環状配置部37よりも支持ピン153の配列が小さくなるようにしてもよい(図6の変形例1)。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、支持ピンはLED基板を貫通し、シャーシの底部に差し込まれてLED基板及びシャーシに固定されている例を示したが、シャーシの底部と拡散板の間に介在していればよく、例えば支持ピンがLED基板と接続され、LED基板がシャーシの底部と接続されることで、支持ピンがシャーシの底部に固定されていてもよい。また、支持ピンは接着剤やネジ止め等で各部材に接続されていてもよい。
(2)上記実施形態では、支持ピンの支持部の太さが略一様な棒状である例を示したが、太さが一様である必要はなく、円錐状等であっても構わない。また、支持部において拡散板と当接する部分を平坦面にすると、拡散板に対する局所的な応力を緩和することができる。
(3)上記実施形態では、シャーシが金属製とされた場合を例示したが、シャーシを合成樹脂製等とすることも可能である。
(4)上記実施形態では、光学シートが積層構造である例を示したが、1層以上あればよく、また各層を構成する光学シートの種類や組み合わせも適宜選択可能である。波長変換シート等を用いてもよい。
(5)上記した実施形態では、光源としてLEDを用いたものを示したが、有機EL等の他の光源を用いることも可能である。
(6)上記実施形態では、液晶表示装置及びテレビ受信装置は、全体として横長の方形をなしており、横置き状態で設置される例を示したが、縦長の方形をなし、縦置き状態で設置されていてもよい。またその他の形状のものにも適用可能である。
10…液晶表示装置(表示装置)、10TV…テレビ受信装置、20…液晶パネル(表示パネル)、30…バックライト装置(照明装置)、31…シャーシ、31A…シャーシの底部、33…光学シート、36…非配置部、37…環状配置部、51…LED基板(基板)、52…LED(光源)、53,153,253…支持ピン(支持部材)、54, 54A, 54B…挿通孔、55…固定部、56…支持部、60…拡散板、60A…拡散板の面内における中心、60B…中心領域、70…反射シート、73, 73A, 73B, 73C…貫通孔

Claims (10)

  1. 被照射体に光を照射する照明装置であって、
    光源と、
    前記光源を底部に収容し、前記被照射体側に開口するシャーシと、
    前記シャーシの開口に配される拡散板と、
    前記シャーシの底部と前記拡散板との間に介在し、前記拡散板を支持する支持部材と、を備え、
    前記シャーシの底部は、前記拡散板の面内における中心を含む中心領域と重畳し前記支持部材が配置されない非配置部と、前記非配置部を取り囲むように環状に前記支持部材が配置された環状配置部と、を有する照明装置。
  2. 前記支持部材は、前記環状の中心からの距離が異なるように同心環状に配されている請求項1記載の照明装置。
  3. 前記支持部材の配列間隔は、同一環上において略等しい請求項1または請求項2記載の照明装置。
  4. 前記拡散板の前記中心領域の面積は、前記拡散板全体の板面積の10%から20%の範囲にある請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記光源を実装する基板を備え、
    前記支持部材は、前記基板に設けられた挿通孔に挿通される固定部と、前記固定部から前記拡散板側に突出して前記拡散板を支持する支持部とを有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記基板と前記シャーシの底部との間に反射シートを備え、
    前記反射シートは複数の貫通孔を有しており、
    前記支持部材は、前記貫通孔を貫通している請求項5記載の照明装置。
  7. 前記反射シートの前記貫通孔のうち、前記支持部材が貫通していない貫通孔に貫通される反射シート保持部材を備える請求項6記載の照明装置。
  8. 前記支持部材は、光反射率の高い表面を有する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 請求項1から請求項8いずれか1項に記載の照明装置と、前記照明装置から照射される光を利用して画素を表示する表示パネルと、を備える表示装置。
  10. 請求項9記載の表示装置を備えるテレビ受信装置。
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