JP2009122368A - 液晶表示装置及び支柱 - Google Patents
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Abstract
【課題】光拡散板のバックライト側への変形を規制する支柱を作製するための成形金型の費用が低減でき、該支柱部品の在庫管理が容易となる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶パネル1と、液晶パネル1の背面側に配置した光拡散板3と、光拡散板3の背面側に位置して光拡散板3を照射するバックライト8を保持するバックライトシャーシ6とを備え、光拡散板3のバックライト8側への変形を規制するために、バックライトシャーシ6における位置により高さが異なる複数の支柱を光拡散板3に向けてバックライトシャーシ6に立設してある液晶表示装置において、支柱の夫々は、バックライトシャーシ6への取付部2dを備えた同一形状且つ同一寸法の基部材2と、基部材2に取り付けられる高さの異なる先端部材(キャップ体7a,7b,7c)とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】液晶パネル1と、液晶パネル1の背面側に配置した光拡散板3と、光拡散板3の背面側に位置して光拡散板3を照射するバックライト8を保持するバックライトシャーシ6とを備え、光拡散板3のバックライト8側への変形を規制するために、バックライトシャーシ6における位置により高さが異なる複数の支柱を光拡散板3に向けてバックライトシャーシ6に立設してある液晶表示装置において、支柱の夫々は、バックライトシャーシ6への取付部2dを備えた同一形状且つ同一寸法の基部材2と、基部材2に取り付けられる高さの異なる先端部材(キャップ体7a,7b,7c)とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶パネルの背面側に配置した光拡散板のバックライト側への変形を規制する支柱を設けた液晶表示装置、及び支柱に関する。
液晶表示装置は、薄型、低消費電力を特徴とするが、自己発光型のディスプレイと異なり、液晶パネルの背面側に配置したバックライトから光を照射し、液晶の電気光学特性を制御して画像を表示させている。
従来、光拡散板の前側に配設された光学シートが、内部温度の上昇により膨張変形する光拡散板に押し出されて液晶パネルの背面に当接した場合に、年輪状の縞模様「ニュートンリング」が生じて表示画像の画質が低下するのを避けるために、液晶パネルとバックライトとの間に配置する光拡散板をバックライト側へ凸となる球面状に形成している。また光拡散板が膨張した時の反りによるバックライト側への変形を規制するために、光拡散板の球面形状に沿って該光拡散板との間隔を一定に保つように高さが異なる複数の支柱を夫々、バックライトを保持する複数個のランプクリップの夫々に設け、該支柱付きのランプクリップをバックライトシャーシに保持させている(特許文献1参照)。尚、該支柱付きのランプクリップは、バックライトを保持する保持部と支柱とを合成樹脂材料にて一体成形して作製している。
特開2007−33962号公報
従来、光拡散板の前側に配設された光学シートが、内部温度の上昇により膨張変形する光拡散板に押し出されて液晶パネルの背面に当接した場合に、年輪状の縞模様「ニュートンリング」が生じて表示画像の画質が低下するのを避けるために、液晶パネルとバックライトとの間に配置する光拡散板をバックライト側へ凸となる球面状に形成している。また光拡散板が膨張した時の反りによるバックライト側への変形を規制するために、光拡散板の球面形状に沿って該光拡散板との間隔を一定に保つように高さが異なる複数の支柱を夫々、バックライトを保持する複数個のランプクリップの夫々に設け、該支柱付きのランプクリップをバックライトシャーシに保持させている(特許文献1参照)。尚、該支柱付きのランプクリップは、バックライトを保持する保持部と支柱とを合成樹脂材料にて一体成形して作製している。
高さの異なる支柱を有するランプクリップを一体成形にて作製するためには、支柱の高さが異なるランプクリップの数の金型が必要となる。しかし、該ランプクリップの金型はランプを挟んで保持する部分及びバックライトシャーシへの取付部分の構造が複雑であるので高価なものになり、金型の数が増えると金型費用がかさむことになる。また、支柱の高さだけが異なる多種類のランプクリップを保管する必要があるため、部品の在庫管理も煩雑になる。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、成形用の金型費用を低減することができるとともに、部品の在庫管理が容易となる液晶表示装置を提供することを目的とする。
また他の目的は、他物の保持機能と他物への取付け機能とを有し、種々の用途に好適に使用できる支柱を提供することにある。
また他の目的は、他物の保持機能と他物への取付け機能とを有し、種々の用途に好適に使用できる支柱を提供することにある。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルと、該液晶パネルの背面側に配置した光拡散板と、該光拡散板の背面側に位置して該光拡散板を照射するバックライトを保持するバックライトシャーシとを備え、前記光拡散板の前記バックライト側への変形を規制するために、前記バックライトシャーシにおける位置により高さが異なる複数の支柱を前記光拡散板に向けて前記バックライトシャーシに立設してある液晶表示装置において、前記支柱の夫々は、前記バックライトシャーシへの取付部を備えた基部材と、該基部材に取り付けられる高さの異なる先端部材とを有することを特徴とする。
本発明によれば、光拡散板のバックライト側への変形を規制するための複数の支柱は、基部材を共通にして、該基部材に高さの異なる先端部材を取り付けることにより高さの異なる支柱が得られ、これらの高さが異なる複数の支柱の高さをバックライトシャーシにおける位置により定まる高さに合わせ、該支柱の基部材に備えた取付部によって基部材をバックライトシャーシに取り付けることにより、支柱を光拡散板に向けてバックライトシャーシに立設させることができる。
本発明に係る液晶表示装置は、前述の発明における前記基部材は、前記バックライトを保持する保持部を有することを特徴とする。
本発明によれば、バックライトを保持する保持部を有し、先端部材を取り付けた基部材をバックライトシャーシに取り付けて支柱をバックライトシャーシに立設させ、該バックライトシャーシに立設した支柱の保持部にバックライトを保持させる。
本発明によれば、バックライトを保持する保持部を有し、先端部材を取り付けた基部材をバックライトシャーシに取り付けて支柱をバックライトシャーシに立設させ、該バックライトシャーシに立設した支柱の保持部にバックライトを保持させる。
本発明に係る液晶表示装置は、前述の発明における前記基部材は、板部と、該板部の一面に立設された突起部と、前記一面に設けられ、前記バックライトを挟んで保持するクリップと、前記板部の他面に設けられ、前記バックライトシャーシに設けた取付孔に挿入して固定される前記取付部とを備え、前記先端部材は前記突起部の先端部に装着されるキャップ体にて構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、板部の一面に立設された突起部の先端部に高さの異なるキャップ体を装着することにより高さの異なる支柱が得られ、板部の他面に設けた取付部をバックライトシャーシの取付孔に挿入して固定させて板部をバックライトシャーシに取り付け、該バックライトシャーシに取り付けた板部の一面に設けたクリップにバックライトを挟んで保持させる。
本発明によれば、板部の一面に立設された突起部の先端部に高さの異なるキャップ体を装着することにより高さの異なる支柱が得られ、板部の他面に設けた取付部をバックライトシャーシの取付孔に挿入して固定させて板部をバックライトシャーシに取り付け、該バックライトシャーシに取り付けた板部の一面に設けたクリップにバックライトを挟んで保持させる。
本発明に係る液晶表示装置は、前述の発明における前記光拡散板は前記バックライト側へ凸状に湾曲させてあり、前記支柱の夫々は先端が該光拡散板の凸形状に沿うように前記先端部材の高さを設定してあることを特徴とする。
本発明によれば、液晶パネルの背面側に配置した光拡散板をバックライト側へ凸状に湾曲させることにより、膨張時に光拡散板が反って液晶パネルに接近することによる表示画像の画質低下を回避し、各支柱の先端が光拡散板の凸形状に沿うにして、バックライト側へ凸状に湾曲させた光拡散板のバックライト側への変形を規制することができる。
本発明によれば、液晶パネルの背面側に配置した光拡散板をバックライト側へ凸状に湾曲させることにより、膨張時に光拡散板が反って液晶パネルに接近することによる表示画像の画質低下を回避し、各支柱の先端が光拡散板の凸形状に沿うにして、バックライト側へ凸状に湾曲させた光拡散板のバックライト側への変形を規制することができる。
本発明に係る液晶表示装置は、前述の発明における前記先端部材は前記基部材よりも軟質の材料により構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、光拡散板のバックライト側への変形が大きくなって、光拡散板の背部が支柱の先端部材に当たった場合において、基部材よりも軟質の材料である先端部材の当接部分が変形して衝撃を吸収するので、光拡散板に傷が付き難く、支柱の損傷も避けることができる。
本発明によれば、光拡散板のバックライト側への変形が大きくなって、光拡散板の背部が支柱の先端部材に当たった場合において、基部材よりも軟質の材料である先端部材の当接部分が変形して衝撃を吸収するので、光拡散板に傷が付き難く、支柱の損傷も避けることができる。
本発明に係る支柱は、板部と、該板部の一面に立設された突起部と、前記一面に設けられ、保持対象物を保持する保持部と、前記板部の他面に設けられ、支持物に取り付けられる取付部とを備えた基部材、及び、前記突起部に取り付けられる先端部材を有することを特徴とする。
本発明によれば、基部材の板部の一面に立設された突起部に先端部材を取り付けてなる支柱を、基部材の板部の他面に設けた取付部にて支持物に取り付け、基部材の板部の一面に設けた保持部に保持対象物を保持させる。
本発明によれば、基部材の板部の一面に立設された突起部に先端部材を取り付けてなる支柱を、基部材の板部の他面に設けた取付部にて支持物に取り付け、基部材の板部の一面に設けた保持部に保持対象物を保持させる。
本発明に係る液晶表示装置によれば、光拡散板のバックライト側への変形を規制するための高さの異なる支柱を成形にて作製する金型としては、バックライトシャーシへの取付部を含み、比較的複雑な形状の基部材用の1つの金型と、基部材に比較して簡易な形状で小型の先端部材用の複数の金型が必要となる。その結果、構造が複雑で高価となる基部材用の金型が1つで済み、複数必要となる先端部材用の金型は簡易な構造で小型、安価となるので、全体として金型費用が低減される。また、部品としては、バックライトシャーシへの取付部も備えて比較的複雑な構造の基部材を1種類保管し、複数種類保管するのは小型の先端部材であるので、部品の在庫管理も容易となる。従って、光拡散板のバックライト側への変形を規制する支柱を作製するための成形金型の費用が低減でき、該支柱部品の在庫管理が容易となる液晶表示装置が提供される。
本発明に係る液晶表示装置によれば、前述の発明において、光拡散板の変形を規制するための支柱を構成する基部材にバックライトを保持する保持部を備え、バックライトの保持機能も持たせたので、部品点数の増加が避けられる。またバックライトを保持する保持部の追加により基部材用の金型はさらに複雑な構造で高価になるが、この金型費用の増加は基部材用の1つの金型にとどまるので、金型費用の増加を抑制できる。
本発明に係る液晶表示装置によれば、前述の発明において、板部の一面に支柱を構成する突起部とバックライトを保持するクリップとを設け、板部の他面にバックライトシャーシへの取付部を設けた従来型のランプ保持具の構造を採用し、突起部の先端部に高さの異なる複数種類のキャップ体を装着して高さの異なる複数の支柱を構成するようにしたので、バックライトの保持部付きの光拡散板規制用支柱を設計する手間、コストを抑制することが可能となる液晶表示装置が提供される。
本発明に係る液晶表示装置によれば、前述の発明において、光拡散板をバックライト側へ凸状に湾曲させて、光拡散板が液晶パネルに接近することによる表示画像の画質低下を回避しつつ、バックライト側へ凸状に湾曲させた光拡散板のバックライト側への変形を適正に規制することができる液晶表示装置が提供される。
本発明に係る液晶表示装置によれば、前述の発明において、先端部材を基部材よりも軟質の材料にて構成することにより、光拡散板のバックライト側への変形が大きい場合においても、光拡散板及び支柱の損傷を避けることができる液晶表示装置が提供される。
本発明に係る支柱によれば、支持物への取付部及び保持対象物の保持部を備えた基部材に設けた突起部に先端部材を取り付けて支柱を構成するので、支柱の高さ変更、先端部材の材料変更等を行う場合に基部材はそのまま使用して先端部材だけを変更し、また支持物又は保持対象物の形状等に適合させて取付部又は保持部を形成することで、他物の保持機能と他物への取付け機能とを有し、種々の用途に好適に使用できる支柱が提供される。
以下、本発明に係る液晶表示装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る液晶表示装置の構造を示す側面断面図である。該液晶表示装置は、液晶パネル1と、液晶パネル1の背面側に位置する光拡散板3と、光拡散板3の背面側に位置して光拡散板3を照射するバックライト8とを備えている。
図1は、本発明に係る液晶表示装置の構造を示す側面断面図である。該液晶表示装置は、液晶パネル1と、液晶パネル1の背面側に位置する光拡散板3と、光拡散板3の背面側に位置して光拡散板3を照射するバックライト8とを備えている。
バックライト8は複数の直線状の冷陰極蛍光管にて構成され、該複数の蛍光管を前面が開口された直方体状の箱体からなるバックライトシャーシ6の内部に横置き状態で縦方向に並置させている。バックライト8はランプ保持具2に保持され、該ランプ保持具2はバックライトシャーシ6の底壁6aに設けた取付孔15に取り付けてある。バックライトシャーシ6の内部の壁面には反射膜12が形成してある。
液晶パネル1は、前面及び後面の周縁部を2つの枠状の挟持部材13,14にて挟持し、一方の挟持部材14をバックライトシャーシ6の周縁部6bの外周面にビス止めして固定している。
光拡散板3は、バックライト8からの光を拡散させて、液晶パネル1の背面を均一に照射するための拡散シート、R−BEF及びD−BEF等の光学シートが積層された積層体である。光拡散板3はバックライト8側へ凸となる曲面状に湾曲させてある。光拡散板3の後面の周縁部をバックライトシャーシ6の周縁部6bの前面にて保持し、光拡散板3の前面の周縁部を枠体11にて保持した状態で、該枠体11をバックライトシャーシ6の周縁部6bの外周面にビス止めして固定している。
液晶パネル1、光拡散板3、バックライト8及びバックライトシャーシ6は、前面キャビネット4及び背面キャビネット5により形成された空間内に配置されている。背面キャビネット5の周縁部には上下方向に沿う内壁面からなる受け部5aが形成され、該受け部5aに固定された支持枠10にバックライトシャーシ6の周縁部6bの後面をビス止めして固定している。
次に光拡散板規制用支柱の基部材を構成するランプ保持具2の構造について説明する。図2はランプ保持具2の側面図、図3は正面図、図4は背面図である。
ランプ保持具2は、縦長の扁平な板部2aと、板部2aの一面の中央に板面に垂直な方向に向けて立設した略円錐状の突起部2bと、該突起部2bから板部2aの縦長方向の互いに逆側へ等距離離れて位置するように板部2aの一面に設けた2個のクリップ2cとを備えている。各クリップ2cは側面から見て円を形成するように突出し先端が開いた形状の2つの円弧状アームを備え、該2つのアームの円弧状部分の内径はバックライト8の蛍光管の管径と同程度であり、2つのアームの先端側の間隔はバックライト8の蛍光管の管径よりも狭い。従って、クリップ2cの2つのアームの間にバックライト8の蛍光管を押し込むことで、バックライト8の蛍光管を2つの円弧状アームの内側に両側から挟んで保持することができる。
ランプ保持具2は、縦長の扁平な板部2aと、板部2aの一面の中央に板面に垂直な方向に向けて立設した略円錐状の突起部2bと、該突起部2bから板部2aの縦長方向の互いに逆側へ等距離離れて位置するように板部2aの一面に設けた2個のクリップ2cとを備えている。各クリップ2cは側面から見て円を形成するように突出し先端が開いた形状の2つの円弧状アームを備え、該2つのアームの円弧状部分の内径はバックライト8の蛍光管の管径と同程度であり、2つのアームの先端側の間隔はバックライト8の蛍光管の管径よりも狭い。従って、クリップ2cの2つのアームの間にバックライト8の蛍光管を押し込むことで、バックライト8の蛍光管を2つの円弧状アームの内側に両側から挟んで保持することができる。
板部2aの他面には、板部2aの一面側の各クリップ2cの位置と一致させて、ランプ保持具2をバックライトシャーシ6の取付孔15に取り付けるための取付部2dを備えている。バックライトシャーシ6の底壁6aに設けた取付孔15は貫通孔であり、取付部2dは取付孔15に挿入したときに抜け止め機能を果たすように、板面に垂直な方向に向けて立設した柱部分と、該柱部分の先端に連なり板面側に向けて板面に対して斜めに屈曲した2つの引っ掛け部分とを備えたフック形状を有する。
ランプ保持具2は、硬質の合成樹脂材料を同一形状且つ同一寸法に成形して作製している。ランプ保持具2用の合成樹脂材料として耐熱性、光反射性に優れたポリカーボネート樹脂を使用しているが、これに限るものではない。
ランプ保持具2の突起部2bの先端には、高さの異なる先端部材7が取り付けられる。先端部材7は、具体的には突起部2bの先端部に装着されるキャップ体7a,7b,7cに形成してある。図5はキャップ体7a,7b,7cの一例を示す側面断面図である。キャップ体7a,7b,7cは先端を丸めた略円錐形の外形を有し、突起部2bの先端部に装着するための凹部を底部側に有する。本実施形態では、高さが一番高いキャップ体7a、次に高さが高いキャップ体7b、高さが一番低いキャップ体7cの3種類を用いて、支柱の高さを3段階に設定している。キャップ体7a,7b,7cは軟質の合成樹脂材料を成形して作製している。キャップ体7a,7b,7c用の合成樹脂材料として、耐熱性、透光性に優れ、ランプ保持具2の材料よりも軟質の材料であるシリコン樹脂を使用しているが、これに限るものではない。また、硬質の合成樹脂材料を使用してもよい。
図6は、キャップ体7a,7b,7cを装着したランプ保持具2の配置を示すバックライトシャーシ6の正面図であり、図7は図6のVII−VII線における断面模式図である。
バックライトシャーシ6は液晶パネル1の画面形状に合わせて横長の長方形に形成されている。光拡散板3のバックライト8側へ凸となる曲面は縦方向の曲率が横方向の曲率より大きい略楕円面に形成してある。バックライトシャーシ6の中央領域では光拡散板3がバックライト8側へ突出する突出量が最も大きいので、高さが一番低いキャップ体7cを装着したランプ保持具2を1個配置している。次にバックライトシャーシ6の中央領域から外周側に離れた領域では光拡散板3がバックライト8側へ突出する突出量が小さくなるので、キャップ体7cを装着したランプ保持具2を中心として横長の略楕円形をなすように中間の高さのキャップ体7bを装着したランプ保持具2を6個配置している。これら6個のランプ保持具2に装着したキャップ体7bの先端は破線で示すように等高線をなす。さらに該キャップ体7bを装着した6個のランプ保持具2を取り囲むように、高さが一番高いキャップ体7aを装着したランプ保持具2を18個配置している。これら18個のランプ保持具2に装着したキャップ体7aの先端は破線で示すように等高線をなす。上記各ランプ保持具2の配置箇所に対応するバックライトシャーシ6の底壁6aに取付孔15を設け、各取付孔15に各ランプ保持具2を取り付けてある。
バックライトシャーシ6は液晶パネル1の画面形状に合わせて横長の長方形に形成されている。光拡散板3のバックライト8側へ凸となる曲面は縦方向の曲率が横方向の曲率より大きい略楕円面に形成してある。バックライトシャーシ6の中央領域では光拡散板3がバックライト8側へ突出する突出量が最も大きいので、高さが一番低いキャップ体7cを装着したランプ保持具2を1個配置している。次にバックライトシャーシ6の中央領域から外周側に離れた領域では光拡散板3がバックライト8側へ突出する突出量が小さくなるので、キャップ体7cを装着したランプ保持具2を中心として横長の略楕円形をなすように中間の高さのキャップ体7bを装着したランプ保持具2を6個配置している。これら6個のランプ保持具2に装着したキャップ体7bの先端は破線で示すように等高線をなす。さらに該キャップ体7bを装着した6個のランプ保持具2を取り囲むように、高さが一番高いキャップ体7aを装着したランプ保持具2を18個配置している。これら18個のランプ保持具2に装着したキャップ体7aの先端は破線で示すように等高線をなす。上記各ランプ保持具2の配置箇所に対応するバックライトシャーシ6の底壁6aに取付孔15を設け、各取付孔15に各ランプ保持具2を取り付けてある。
図6のように高さの異なるキャップ体7a,7b,7cを装着したランプ保持具2を配置することにより、各ランプ保持具2のキャップ体7a,7b,7cの先端がバックライト8側へ凸の曲面状に湾曲した光拡散板3の凸形状に沿うようにキャップ体7a,7b,7cの高さを設定してある。具体的には、各ランプ保持具2のキャップ体7a,7b,7cの先端がなす包絡面とバックライト8側へ凸の曲面状に湾曲した光拡散板3との間隔を一定になるように設定している。尚、図6中、16はランプを両端で保持し給電するソケットであり、バックライト8の位置を仮想線にて一部示している。
なお、前述の実施の形態では、光拡散板3をバックライト8側へ凸の略楕円面状となるように湾曲させたが、液晶パネル1の画面により略楕円面以外の球面等の曲面にてバックライト8側へ凸に湾曲させてもよい。また、光拡散板3を湾曲させずに、平面状に形成してもよい。この平面状の光拡散板の場合にも、光拡散板が膨張してバックライト8側へ変形するのを規制するため、バックライトシャーシ6の中央領域に高さの低い先端部材7を装着したランプ保持具2を配置し、バックライトシャーシ6の周縁領域に高さの高い先端部材7を装着したランプ保持具2を配置することが好ましい。
また、前述の実施の形態では、先端部材7を高さが3段階に異なるキャップ体7a,7b,7cにて構成したが、先端部材7の高さの段階は2段階あるいは4段階以上に構成してもよい。また先端部材7の形状はキャップ体の形状に限らない。
また、前述の実施の形態では、1つのランプ保持具2に2個のバックライト8を保持する構成としたが、1つのランプ保持具2に、1個又は3個以上のバックライト8を保持するようにしてもよい。
また、前述の実施の形態では、本発明に係る支柱を液晶表示装置における光拡散板の変形規制用支柱として用いたが、その他、種々の用途の支柱に用いることができる。
1 液晶パネル
2 ランプ保持具(基部材、支柱)
2a 板部
2b 突起部
2c クリップ(保持部)
2d 取付部
3 光拡散板
6 バックライトシャーシ
7 先端部材(支柱)
7a キャップ体
7b キャップ体
7c キャップ体
8 バックライト
2 ランプ保持具(基部材、支柱)
2a 板部
2b 突起部
2c クリップ(保持部)
2d 取付部
3 光拡散板
6 バックライトシャーシ
7 先端部材(支柱)
7a キャップ体
7b キャップ体
7c キャップ体
8 バックライト
Claims (6)
- 液晶パネルと、該液晶パネルの背面側に配置した光拡散板と、該光拡散板の背面側に位置して該光拡散板を照射するバックライトを保持するバックライトシャーシとを備え、前記光拡散板の前記バックライト側への変形を規制するために、前記バックライトシャーシにおける位置により高さが異なる複数の支柱を前記光拡散板に向けて前記バックライトシャーシに立設してある液晶表示装置において、
前記支柱の夫々は、前記バックライトシャーシへの取付部を備えた基部材と、該基部材に取り付けられる高さの異なる先端部材とを有することを特徴とする液晶表示装置。 - 前記基部材は、前記バックライトを保持する保持部を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記基部材は、板部と、該板部の一面に立設された突起部と、前記一面に設けられ、前記バックライトを挟んで保持するクリップと、前記板部の他面に設けられ、前記バックライトシャーシに設けた取付孔に挿入して固定される前記取付部とを備え、前記先端部材は前記突起部の先端部に装着されるキャップ体にて構成してあることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
- 前記光拡散板は前記バックライト側へ凸状に湾曲させてあり、前記支柱の夫々は先端が該光拡散板の凸形状に沿うように前記先端部材の高さを設定してあることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の液晶表示装置。
- 前記先端部材は前記基部材よりも軟質の材料により構成してあることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の液晶表示装置。
- 板部と、該板部の一面に立設された突起部と、前記一面に設けられ、保持対象物を保持する保持部と、前記板部の他面に設けられ、支持物に取り付けられる取付部とを備えた基部材、及び、前記突起部に取り付けられる先端部材を有することを特徴とする支柱。
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