JP2014029813A - 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 - Google Patents

照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光源基板と給電部材との接続信頼性を向上させる。
【解決手段】バックライト装置12は、LED24と、LED24が設けられるLED基板25と、LED駆動回路基板30と、LED基板25とLED駆動回路基板30とのうちの一方側に設けられ、内部に嵌合空間ISを有する給電側コネクタ32と、LED基板25とLED駆動回路基板30とのうちの他方側に設けられ、給電側コネクタ32の嵌合空間ISに嵌合されるLED基板側コネクタ31であって、給電側コネクタ32との電気的な接続を図るためのLED基板側端子部34を有するLED基板側コネクタ31と、給電側コネクタ32に設けられ、嵌合空間ISに臨む形で配されるとともにLED基板側端子部34に対して電気的に接続されるものであって、LED基板側端子部34に対して異なる位置にて接触されるとともに同一極性とされる複数の接点部38を有する給電側端子部36と、を備える。
【選択図】図12

Description

本発明は、照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置に関する。
例えば、液晶テレビなどの液晶表示装置に用いる液晶パネルは、自発光しないため、別途に照明装置としてバックライト装置を必要としている。このバックライト装置は、液晶パネルの裏側(表示面とは反対側)に設置されるようになっており、液晶パネル側の面が開口したシャーシと、シャーシ内に収容される光源と、光源と対向するようシャーシの開口部を覆う形で配されて光源が発する光を効率的に液晶パネル側へ放出させるための光学部材(拡散シート等)とを備える。上記したバックライト装置の構成部品のうち、光源として例えばLEDを用いる場合があり、その場合には、シャーシ内にLEDを実装したLED基板を収容することになる。このようなLED基板を備えたバックライト装置の一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。
特開2012−18809号公報
上記した特許文献1には、LED基板と、電源であるドライバ基板とが、シャーシを貫通する形で配された基板間コネクタにより接続される構造が記載されている。このようにシャーシ内に配されたLED基板をシャーシ外に配された電源に接続するには、コネクタを用いた接続構造を用いる手法が採られているが、近年では液晶表示装置の大画面化の進行に伴い、電源に接続するLED基板の数が多くなるとともにその接続に係る作業が煩雑なものとなる傾向にある。このため、LED基板側のコネクタに電源側のコネクタを接続する際に、接続に不具合が生じる事態が増加しており、作業効率や生産性を悪化させる要因となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、光源基板と給電部材との接続信頼性を向上させることを目的とする。
本発明の照明装置は、光源と、前記光源が設けられる光源基板と、前記光源に給電するための給電部材と、前記光源基板と前記給電部材とのうちの一方側に設けられ、内部に嵌合空間を有する凹状接続部と、前記光源基板と前記給電部材とのうちの他方側に設けられ、前記凹状接続部の前記嵌合空間に嵌合される凸状接続部であって、前記凹状接続部との電気的な接続を図るための凸状側端子部を有する凸状接続部と、前記凹状接続部に設けられ、前記嵌合空間に臨む形で配されるとともに前記凸状側端子部に対して電気的に接続される凹状側端子部であって、前記凸状側端子部に対して異なる位置にて接触されるとともに同一極性とされる複数の接点部を有する凹状側端子部と、を備える。
このようにすれば、凹状接続部の嵌合空間に凸状接続部を嵌合させると、凹状接続部の凹状側端子部と、凸状接続部の凸状側端子部とが電気的に接続されることで、給電部材から光源基板に設けられた光源へと給電が図られる。ここで、仮に凹状側端子部が凸状側端子部と接触する接点部を1つのみ有する構成では、その接点部と凸状側端子部とに接触不良が生じた場合には、通電不能となって光源への給電ができなくなってしまう。その点、上記したように凹状側端子部は、同一極性とされる複数の接点部を有しており、これら複数の接点部が凸状側端子部に対して異なる位置にて接触する構成とされているから、万が一に複数の接点部のうちのいずれかに接触不良が生じた場合でも、残りの接点部が凸状側端子部に対して正常に接触していれば、光源への給電を図ることができる。これにより、光源基板と給電部材との接続信頼性を高いものとすることができる。
本発明の実施態様として、次の構成が好ましい。
(1)前記給電部材は、前記光源の電源である光源駆動基板とされており、前記光源基板を収容するシャーシであって、前記光源基板を前記光源の設置面とは反対側から支持するとともに前記光源基板と前記光源駆動基板との間に介在する形で配される底板を有するとともに、前記底板に前記凹状接続部を通す孔部が設けられてなるシャーシを備える。このようにすれば、シャーシに収容された光源基板は、底板によって光源の設置面とは反対側から支持される。光源の電源である光源駆動基板は、底板を挟んで光源基板側とは反対側に配される。そして、凹状接続部が底板の孔部に通されることで、凸状接続部の嵌合が許容されている。これにより、底板を挟み込む位置に配される光源基板と光源駆動基板とをハーネスレスでもって電気的に接続することができ、もって組み付けに係る作業性を向上させることができるとともに製造コストの削減を図ることができる。
(2)前記凹状接続部は、前記光源駆動基板に設けられるとともに、前記嵌合空間が前記シャーシ内において前記底板の板面に沿って開口する形態とされており、前記凸状接続部は、前記光源基板に設けられるとともに、前記光源基板を前記底板の板面に沿ってスライドさせることで、前記凹状接続部の前記嵌合空間に嵌合される。このようにすれば、凹状接続部が、光源駆動基板に設けられるとともに底板の孔部を通してシャーシ内に配されることで嵌合空間が底板の板面に沿って開口している。これに対し、シャーシ内に収容される光源基板に設けられた凸状接続部は、光源基板をシャーシの底板の板面に沿ってスライドさせることで、凹状接続部の嵌合空間にスムーズに嵌合される。このようにシャーシの底板を凹状接続部に対する凸状接続部の嵌合動作のガイドとして利用しているから、凹状接続部に対して凸状接続部が斜め挿しなどされ難くなり、それにより凸状側端子部と凹状側端子部との接触不良自体が生じ難くなる。もって、接続信頼性を一層向上させることができる。
(3)前記光源基板は、前記底板の板面に沿って複数並んで配されているのに対し、前記凹状接続部は、前記光源駆動基板において複数の前記光源基板の並び方向に沿って複数並んで配されている。このようにすれば、複数の光源基板を光源駆動基板に対して電気的に接続するに際し、各光源基板に設けられた凸状接続部が、光源駆動基板において複数の光源基板の並び方向に沿って並んで配された複数の凹状接続部の嵌合空間にそれぞれ嵌合される。このように複数の光源基板を用いる場合には、その接続に係る作業が煩雑なものとなる傾向にあり、接続に不具合が生じ易くなるものの、上記したように凹状側端子部が有する複数の接点部が凸状側端子部に対して異なる位置にて接触する構成とされることで、接続信頼性を高く維持することができる。
(4)前記凸状接続部が板状をなしているのに対し、前記凹状側端子部は、前記凸状接続部をその板厚方向について両側から弾性的に挟み込むとともに複数の前記接点部が設けられてなる弾性片を有している。このようにすれば、板状をなす凸状接続部を弾性片によって板厚方向について両側から弾性的に挟み込むことで、複数の接点部を凸状側端子部に対して弾性接触させることができる。これにより、凸状側端子部と凹状側端子部とを所定の接圧でもって安定的に接続状態に維持することができる。
(5)前記凸状側端子部は、前記凸状接続部における両板面にそれぞれ設けられており、前記接点部は、前記弾性片のうち、前記凸状接続部における一方の板面に接する位置と、前記凸状接続部における前記一方の板面とは反対側の他方の板面に接する位置とに少なくとも設けられている。このようにすれば、弾性片によって凸状接続部をその板厚方向について両側から弾性的に挟み込むと、複数の接点部が凸状接続部の両板面に設けられた凸状側端子部に対してそれぞれ弾性接触される。これにより、仮に凸状接続部における一方の板面側において接触する接点部及び凸状側端子部と、他方の板面側において接触する接点部及び凸状側端子部とのいずれか片方に接触不良が生じた場合でも、もう片方については正常な接触状態が得られる可能性が高くなり、もって接続信頼性をより高いものとすることができる。
(6)前記凸状接続部が板状をなしているのに対し、前記凹状側端子部は、前記凸状接続部に対してその板厚方向について少なくとも片側から弾性的に接する弾性片を有しており、複数の前記接点部は、前記弾性片のうち、前記凸状接続部における一方の板面に接する位置であって、前記凸状接続部の嵌合方向について離間した複数の位置に設けられている。このようにすれば、弾性片が凸状接続部に対してその板厚方向について少なくとも片側から弾性的に接すると、複数の接点部が凸状接続部における一方の板面において凸状側端子部に対して嵌合方向について離間した複数の位置にて弾性接触される。これにより、例えば凸状接続部における一方の板面とは反対側の他方の板面については、凸状側端子部を設けることがない構成を採ることが可能となり、そのようにすれば凸状接続部に係る製造コストを削減することができる。
(7)前記凸状接続部が板状をなしているのに対し、前記凹状側端子部は、前記凸状接続部に対してその板厚方向について少なくとも片側から弾性的に接するとともに前記凸状接続部の板面に沿い且つ前記凸状接続部の嵌合方向と直交する方向について分岐した複数の分岐弾性片からなる弾性片を有しており、複数の前記接点部は、複数の前記分岐弾性片にそれぞれ設けられている。このようにすれば、弾性片をなす複数の分岐弾性片が凸状接続部に対してその板厚方向について少なくとも片側から弾性的に接すると、各分岐弾性片に設けられた複数の接点部が凸状接続部の凸状側端子部に対して弾性接触される。これにより、各接点部が接触される凸状側端子部の形成範囲を設定するに際して、例えば接点部を嵌合方向の前後に離間した位置に配した場合や、接点部を凸状接続部の板厚方向について両側に配した場合との比較において、凸状側端子部の形成範囲を狭くすることが可能となる。
(8)前記凸状接続部は、板状をなすとともに、その板面には、前記凹状側端子部の複数の前記接点部のうちの少なくとも1つを受け入れる接点受け凹部が設けられている。このようにすれば、凹状側端子部を凸状側端子部に対して接続すると、凸状接続部の板面に設けられた接点受け凹部に複数の接点部のうちの少なくとも1つが受け入れられる。これにより、接点受け部に受け入れられた接点部が凸状側端子部に接触した状態から外れ難くなるので、接続信頼性のさらなる向上を図ることができる。
(9)前記接点受け凹部は、前記凸状側接続部の板面に複数設けられるとともに、複数の前記接点部を個別に受け入れている。このようにすれば、複数の接点部が複数の接点受け凹部により個別に受け入れられるから、各接点部が凸状側端子部に接触した状態から外れ難くなり、もって接続信頼性を一層向上させることができる。
(10)前記光源基板を収容するとともに前記光源基板を前記光源の設置面とは反対側から支持する底板を有するシャーシを備えており、前記光源基板は、前記底板の板面に沿って複数並んで配されるとともに前記凹状接続部が個別に設けられているのに対し、前記給電部材は、複数の前記光源基板の並び方向に沿って延在するとともに前記光源基板に対して前記底板側とは反対側に配される給電本体部を有するとともに、前記給電本体部から分岐する形で前記凸状接続部が複数、前記光源基板の並び方向に沿って並んで設けられてなる。このようにすれば、シャーシに収容された複数の光源基板は、底板の板面に沿って並んで配されるとともに底板によって光源の設置面とは反対側から支持される。給電部材は、給電本体部を光源基板に対して底板側とは反対側に配するとともに、給電本体部から分岐する形で設けられた複数の凸状接続部を、各光源基板に個別に設けられた凹状接続部に対して一括して嵌合することができる。これにより、接続に係る作業効率が良好なものとなる。このように給電部材により複数の凸状接続部を複数の凹状接続部に対して一括嵌合する構造では、全ての凸状接続部及び凹状接続部を正確に位置合わせするのが難しいため、接続に不具合が生じ易くなるものの、上記したように凹状側端子部が有する複数の接点部が凸状側端子部に対して異なる位置にて接触する構成とされることで、接続信頼性を高く維持することができる。
次に、上記課題を解決するために、本発明の表示装置は、上記記載の照明装置と、前記照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルとを備える。
このような表示装置によると、表示パネルに対して光を供給する照明装置が、光源基板と給電部材との接続信頼性が高いものとされているから、動作信頼性の向上が図られる。
前記表示パネルとしては液晶パネルを例示することができる。このような表示装置は液晶表示装置として、種々の用途、例えばテレビやパソコンのディスプレイ等に適用でき、特に大型画面用として好適である。
本発明によれば、光源基板と給電部材との接続信頼性を向上させることができる。
本発明の実施形態1に係るテレビ受信装置の概略構成を示す分解斜視図 液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図 液晶パネルの長辺方向に沿った断面構成を示す断面図 アレイ基板の平面構成を示す拡大平面図 CF基板の平面構成を示す拡大平面図 バックライト装置を構成するシャーシにおける拡散レンズ、LED基板、基板保持部材及び反射シートなどの配置構成を示す平面図 液晶表示装置の短辺方向(図6のvii-vii線)に沿った断面構成を示す断面図 液晶表示装置の長辺方向(図6のviii-viii線)に沿った断面構成を示す断面図 バックライト装置を構成するシャーシにおけるLED基板及び給電側コネクタなどの配置構成を示す平面図 バックライト装置を構成するシャーシにおけるLED駆動回路基板などの配置構成を示す底面図 LED基板のLED基板側コネクタ、及びLED駆動回路基板の給電側コネクタの配置構成を示す平面図 図11のxii-xii線断面図 図11のxiii-xiii線断面図 LED基板のLED基板側コネクタをLED駆動回路基板の給電側コネクタに挿入する前の状態を示す平面図 図14のxv-xv線断面図 本発明の実施形態2に係るLED基板のLED基板側コネクタをLED駆動回路基板の給電側コネクタに挿入した状態を示す断面図 本発明の実施形態3に係るLED基板のLED基板側コネクタをLED駆動回路基板の給電側コネクタに挿入した状態を示す断面図 本発明の実施形態4に係るLED基板のLED基板側コネクタをLED駆動回路基板の給電側コネクタに挿入した状態を示す断面図 図18のxix-xix線断面図 本発明の実施形態5に係るLED基板のLED基板側コネクタをLED駆動回路基板の給電側コネクタに挿入した状態を示す断面図 図20のxxi-xxi線断面図 本発明の実施形態6に係るLED基板のLED基板側コネクタをLED駆動回路基板の給電側コネクタに挿入した状態を示す断面図 本発明の実施形態7に係るLED基板のLED基板側コネクタをLED駆動回路基板の給電側コネクタに挿入した状態を示す断面図 図23のxxiv-xxiv線断面図 本発明の実施形態8に係るシャーシにおけるLED基板、給電基板及び各配線などの配置構成を示す平面図 シャーシにおけるLED駆動回路基板及び各配線などの配置構成を示す底面図 シャーシにおけるLED基板、給電基板及び各配線などの配置構成を示す拡大平面図 図27のxxviii-xxviii線断面図 本発明の実施形態9に係るシャーシにおけるLED基板、給電基板及び各配線などの配置構成を示す平面図 本発明の実施形態10に係るシャーシにおけるLED基板、給電基板及び各配線などの配置構成を示す平面図 本発明の実施形態11に係るシャーシにおけるLED基板、給電基板及び各配線などの配置構成を示す平面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1から図15によって説明する。本実施形態では、液晶表示装置10について例示する。なお、各図面の一部にはX軸、Y軸及びZ軸を示しており、各軸方向が各図面で示した方向となるように描かれている。また、図7及び図8に示す上側を表側とし、同図下側を裏側とする
(テレビ受信装置)
本実施形態に係るテレビ受信装置TVは、図1に示すように、表示装置である液晶表示装置10と、当該液晶表示装置10を挟むようにして収容する表裏両キャビネットCa,Cbと、電力供給のための電源回路基板Pと、テレビ画像信号を受信可能なチューナー(受信部)Tと、チューナーTから出力されたテレビ画像信号を当該液晶表示装置10用の画像信号に変換する画像変換回路基板VCと、スタンドSとを備えて構成される。液晶表示装置10は、全体として横長(長手)の方形状(矩形状)をなし、長辺方向を水平方向(X軸方向)と、短辺方向を垂直方向(Y軸方向、鉛直方向)とそれぞれほぼ一致させた状態で収容されている。この液晶表示装置10は、図2に示すように、表示パネルである液晶パネル11と、外部光源であるバックライト装置(照明装置)12とを備え、これらが枠状のベゼル13などにより一体的に保持されるようになっている。
(液晶パネル)
液晶表示装置10における液晶パネル11の構成について説明する。液晶パネル11は、全体として横長(長手)の方形状(矩形状)をなしており、図3に示すように、一対の透明な(透光性を有する)ガラス製の基板11a,11bと、両基板11a,11b間に介在し、電界印加に伴って光学特性が変化する物質である液晶を含む液晶層11cとを備え、両基板11a,11bが液晶層の厚さ分のギャップを維持した状態で図示しないシール剤によって貼り合わせられている。また、両基板11a,11bの外面側には、それぞれ偏光板11d,11eが貼り付けられている。なお、液晶パネル11における長辺方向がX軸方向と一致し、短辺方向がY軸方向と一致している。
両基板11a,11bのうち表側(正面側)がCF基板11aとされ、裏側(背面側)がアレイ基板11bとされる。アレイ基板11bの内面、つまり液晶層11c側(CF基板11aとの対向面側)の面には、図4に示すように、スイッチング素子であるTFT(Thin Film Transistor)14及び画素電極15がマトリクス状(行列状)に多数個並列して設けられるとともに、これらTFT14及び画素電極15の周りには、格子状をなすゲート配線16及びソース配線17が取り囲むようにして配設されている。画素電極15は、長辺方向をY軸方向に、短辺方向をX軸方向にそれぞれ一致させた縦長(長手)の方形状(矩形状)をなしており、ITO(Indium Tin Oxide)或いはZnO(Zinc Oxide)といった透明電極からなる。ゲート配線16とソース配線17とがそれぞれTFT14のゲート電極とソース電極とに接続され、画素電極15がTFT14のドレイン電極に接続されている。また、TFT14及び画素電極15の液晶層11c側には、図3に示すように、液晶分子を配向するための配向膜18が設けられている。アレイ基板11bにおける端部には、ゲート配線16及びソース配線17から引き回された端子部が形成されており、この端子部には、図示しない液晶駆動用のドライバ部品が異方性導電膜(ACF:Anisotropic Conductive Film)を介して圧着接続され、さらにはその液晶駆動用のドライバ部品が各種配線基板などを介して図示しない表示制御回路基板に電気的に接続されている。この表示制御回路基板は、テレビ受信装置TVにおける画像変換回路基板VC(図1参照)に接続されるとともに同画像変換回路基板VCからの出力信号に基づいてドライバ部品を介して各配線16,17に駆動信号を供給するものとされる。
一方、CF基板11aの内面、つまり液晶層11c側(アレイ基板11bとの対向面側)の面には、図5に示すように、アレイ基板11b側の各画素に対応して多数個の着色部R,G,B,Yをマトリクス状(行列状)に配列してなるカラーフィルタ19が設けられている。そして、本実施形態に係るカラーフィルタ19は、光の三原色である赤色の着色部R,緑色の着色部G,青色の着色部Bに加えて、黄色の着色部Yを有するものとされ、各着色部R,G,B,Yが対応した各色(各波長)の光を選択的に透過するものとされる。各着色部R,G,B,Yは、画素電極15と同様に長辺方向をY軸方向に、短辺方向をX軸方向にそれぞれ一致させた縦長(長手)の方形状(矩形状)をなしている。各着色部R,G,B,Y間には、混色を防ぐため、格子状の遮光層(ブラックマトリクス)BMが設けられている。CF基板11aにおけるカラーフィルタ19の液晶層11c側には、図3に示すように、対向電極20及び配向膜21が順次積層して設けられている。
カラーフィルタ19を構成する各着色部R,G,B,Yの配置及び大きさについて詳しく説明する。各着色部R,G,B,Yは、図5に示すように、X軸方向を行方向とし、Y軸方向を列方向として行列状に配列されており、各着色部R,G,B,Yにおける列方向(Y軸方向)の寸法は全て同一とされるものの、行方向(X軸方向)の寸法については各着色部R,G,B,Yによって異なるものとされる。詳しくは、各着色部R,G,B,Yは、図5に示す左側から赤色の着色部R、緑色の着色部G、青色の着色部B、黄色の着色部Yの順で行方向に沿って並べられており、このうち赤色の着色部R及び青色の着色部Bの行方向の寸法が、黄色の着色部Y及び緑色の着色部Gの行方向の寸法よりも相対的に大きなものとされる。つまり、行方向の寸法が相対的に大きな着色部R,Bと、行方向の寸法が相対的に小さな着色部G,Yとが行方向について交互に繰り返し配されていることになる。これにより、赤色の着色部R及び青色の着色部Bの面積は、緑色の着色部G及び黄色の着色部Yの面積よりも大きなものとされている。青色の着色部Bと赤色の着色部Rとの面積は、互いに等しいものとされる。同様に緑色の着色部Gと黄色の着色部Yとの面積は、互いに等しいものとされる。なお、図3及び図5では、赤色の着色部R及び青色の着色部Bの面積が、黄色の着色部Y及び緑色の着色部Gの面積の約1.6倍程度とされる場合を代表して図示しているが、この面積比率の具体的な数値は適宜に変更可能である。
カラーフィルタ19が上記のような構成とされるのに伴い、アレイ基板11bにおいては、図4に示すように、画素電極15における行方向(X軸方向)の寸法が列によって異なるものとされる。すなわち、各画素電極15のうち、赤色の着色部R及び青色の着色部Bと重畳するものの行方向の寸法及び面積は、黄色の着色部Y及び緑色の着色部Gと重畳するものの行方向の寸法及び面積よりも相対的に大きなものとされる。また、ゲート配線16については、全て等ピッチで配列されているのに対し、ソース配線17については、画素電極15の行方向の寸法に応じて2通りのピッチで配列されている。
上記のように本実施形態に係る液晶表示装置10は、4色の着色部R,G,B,Yからなるカラーフィルタ19を備える液晶パネル11を用いていることから、図1に示すように、テレビ受信装置TVにおいては専用の画像変換回路基板VCを備えるものとされる。すなわち、この画像変換回路基板VCは、チューナーTから出力されたテレビ画像信号を青色、緑色、赤色、黄色の各色の画像信号に変換し、生成された各色の画像信号を表示制御回路基板に出力することができる。この画像信号に基づいて表示制御回路基板は、各配線16,17を介して液晶パネル11における各色の画素に対応したTFT14を駆動し、各色の着色部R,G,B,Yを透過する透過光量を適宜制御できるものとされる。
(バックライト装置)
続いて、液晶表示装置10におけるバックライト装置12の構成について説明する。バックライト装置12は、図2に示すように、光出射面側(液晶パネル11側)に開口する光出射部を有した略箱型をなすシャーシ22と、シャーシ22の光出射部を覆うようにして配される光学部材23群と、シャーシ22の外縁部に沿って配され光学部材23群の外縁部をシャーシ22との間で挟んで保持するフレーム26とを備える。さらに、シャーシ22内には、光学部材23(液晶パネル11)の直下となる位置に対向状に配されるLED(光源)24と、LED24が実装されたLED基板(光源基板)25と、LED基板25においてLED24に対応した位置に取り付けられる拡散レンズ27とが備えられる。このように、本実施形態に係るバックライト装置12は、いわゆる直下型とされる。その上、シャーシ22内には、LED基板25をシャーシ22との間で保持することが可能な基板保持部材28と、シャーシ22内の光を光学部材23側に反射させる反射シート29とが備えられる。さらには、シャーシ22の裏面側(液晶パネル11側とは反対側)には、LED24に駆動電力を供給するためのLED駆動回路基板(給電部材、電源)30が取り付けられている。続いて、バックライト装置12の各構成部品について詳しく説明する。
(シャーシ)
シャーシ22は、金属製とされ、図6から図8に示すように、液晶パネル11と同様に横長な方形状(矩形状、長方形状)をなす底板22aと、底板22aの各辺(一対の長辺及び一対の短辺)の外端からそれぞれ表側(光出射側)に向けて立ち上がる側板22bと、各側板22bの立ち上がり端から外向きに張り出す受け板22cとからなり、全体としては表側に向けて開口した浅い略箱型(略浅皿状)をなしている。シャーシ22は、その長辺方向がX軸方向(水平方向)と一致し、短辺方向がY軸方向(鉛直方向)と一致している。シャーシ22の底板22aは、内部に収容されるLED基板25を裏側(LED24の設置面とは反対側)から支持している。また、シャーシ22の底板22aには、基板保持部材28を取り付けるための取付孔が開口して設けられている。取付孔は、底板22aにおいて基板保持部材28の取付位置に対応して複数分散配置されている。シャーシ22の各受け板22cには、表側からフレーム26及び次述する光学部材23が載置可能とされる。各受け板22cには、フレーム26がねじ止めされている。
(光学部材)
光学部材23は、図2に示すように、液晶パネル11及びシャーシ22と同様に平面に視て横長の方形状をなしている。光学部材23は、図7及び図8に示すように、その外縁部が受け板22cに載せられることで、シャーシ22の光出射部を覆うとともに、液晶パネル11とLED24(LED基板25)との間に介在して配される。光学部材23は、裏側(LED24側、光出射側とは反対側)に配される拡散板23aと、表側(液晶パネル11側、光出射側)に配される光学シート23bとから構成される。拡散板23aは、所定の厚みを持つほぼ透明な樹脂製で板状をなす基材内に拡散粒子を多数分散して設けた構成とされ、透過する光を拡散させる機能を有する。光学シート23bは、拡散板23aと比べると板厚が薄いシート状をなしており、2枚が積層して配されている。具体的な光学シート23bの種類としては、例えば拡散シート、レンズシート、反射型偏光シートなどがあり、これらの中から適宜に選択して使用することが可能である。なお、使用する光学シート23bの枚数や種類は、上記以外にも適宜に変更可能である。
(フレーム)
フレーム26は、図2に示すように、液晶パネル11及び光学部材23の外周縁部に沿う枠状をなしている。このフレーム26と各受け板22cとの間で光学部材23における外縁部を挟持可能とされている(図7及び図8)。また、このフレーム26は、液晶パネル11における外縁部を裏側から受けることができ、表側に配されるベゼル13との間で液晶パネル11の外縁部を挟持可能とされる(図7及び図8)。
(LED)
LED24は、図8に示すように、LED基板25上に実装されるとともにLED基板25に対する実装面とは反対側の面が発光面となる、いわゆる頂面発光型(上面発光型)とされる。LED24は、発光源として青色光を発するLEDチップを備えるとともに、青色光により励起して発光する蛍光体として、緑色蛍光体と赤色蛍光体とを備えている。詳しくは、LED24は、LED基板25に固着される基板部上に例えばInGaN系の材料からなるLEDチップを樹脂材により封止した構成とされる。基板部に実装されるLEDチップは、主発光波長が420nm〜500nmの範囲、つまり青色の波長領域に存するものとされ、色純度に優れた青色光(青色の単色光)を発することが可能とされる。具体的なLEDチップの主発光波長としては、例えば451nmが好ましい。その一方、LEDチップを封止する樹脂材には、LEDチップから発せられた青色光により励起されることで緑色光を発する緑色蛍光体と、LEDチップから発せられた青色光により励起されることで赤色光を発する赤色蛍光体とが所定の割合でもって分散配合されている。これらLEDチップから発せられる青色光(青色成分の光)と、緑色蛍光体から発せられる緑色光(緑色成分の光)と、赤色蛍光体から発せられる赤色光(赤色成分の光)とにより、LED24は、全体として所定の色、例えば白色や青色味を帯びた白色などの光を発することが可能とされる。なお、緑色蛍光体からの緑色成分の光と、赤色蛍光体からの赤色成分の光との合成により黄色光が得られることから、このLED24は、LEDチップからの青色成分の光と、黄色成分の光とを併せ持っている、とも言える。このLED24の色度は、例えば緑色蛍光体及び赤色蛍光体における含有量の絶対値や相対値に応じて変化するものとされるため、これら緑色蛍光体及び赤色蛍光体の含有量を適宜調整することでLED24の色度を調整することが可能とされる。なお、本実施形態では、緑色蛍光体は、500nm以上570nm以下の緑色波長領域に主発光ピークを有するものとされ、赤色蛍光体は、600nm以上780nm以下の赤色波長領域に主発光ピークを有するものとされる。
続いて、LED24に備えられる緑色蛍光体及び赤色蛍光体について詳しく説明する。緑色蛍光体としては、サイアロン系蛍光体の一種であるβ−SiAlONを用いるのが好ましい。サイアロン系蛍光体は、窒化ケイ素のシリコン原子の一部がアルミニウム原子に、窒素原子の一部が酸素原子に置換された物質、つまり窒化物である。窒化物であるサイアロン系蛍光体は、例えば硫化物や酸化物などからなる他の蛍光体に比べると、発光効率に優れるとともに耐久性に優れている。ここで言う「耐久性に優れる」とは、具体的には、LEDチップからの高いエネルギーの励起光に曝されても経時的に輝度低下が生じ難いことなどを意味する。サイアロン系蛍光体には、付活剤として希土類元素(例えばTb,Yg,Agなど)が用いられる。サイアロン系蛍光体の一種であるβ−SiAlONは、β型窒化ケイ素結晶にアルミニウムと酸素とが固溶した一般式Si6-zAlzz8-z:Eu(zは固溶量を示す)または(Si,Al)6(O,N)8:Euにより表される物質である。本実施形態に係るβ−SiAlONには、付活剤として例えばEu(ユーロピウム)が用いられており、それにより発光光である緑色光の色純度が特に高いものとされるので、LED24の色度を調整する上で極めて有用である。一方、赤色蛍光体としては、カズン系蛍光体の一種であるカズンを用いるのが好ましい。カズン系蛍光体は、カルシウム原子(Ca)、アルミニウム原子(Al)、ケイ素原子(Si)、窒素原子(N)を含む窒化物であり、例えば硫化物や酸化物などからなる他の蛍光体に比べると、発光効率に優れるとともに耐久性に優れている。カズン系蛍光体は、付活剤として希土類元素(例えばTb,Yg,Agなど)が用いられる。カズン系蛍光体の一種であるカズンは、付活剤としてEu(ユーロピウム)が用いられるとともに、組成式CaAlSiN3:Euにより示される。
(LED基板)
LED基板25は、図6に示すように、平面に視て横長の方形状をなす基材を有しており、長辺方向がX軸方向と一致し、短辺方向がY軸方向と一致する状態でシャーシ22内において底板22aに沿って延在しつつ収容されている。このLED基板25の基材の板面のうち、表側を向いた板面(光学部材23側を向いた面)には、LED24が表面実装されており、ここが実装面(設置面)25bとされる。実装されたLED24は、その発光面が光学部材23(液晶パネル11)と対向状をなすとともに、その光軸がZ軸方向、つまり液晶パネル11の表示面と直交する方向と一致している。LED基板25の実装面25bには、その長辺方向(X軸方向)に沿って複数(例えば、図6では10個)のLED24が直線的に並んで配されるとともに、並列されたLED24に接続される配線パターン(図示せず)が形成されている。各LED24の配列ピッチは、ほぼ一定となっており、つまり各LED24は、X軸方向についてほぼ等間隔に配列されていると言える。
上記した構成のLED基板25は、図6に示すように、シャーシ22内においてX軸方向及びY軸方向にそれぞれ複数ずつ、互いに長辺方向及び短辺方向を揃えた状態で並列して配置されている。つまり、LED基板25及びそこに実装されたLED24は、シャーシ22内において共にX軸方向(シャーシ22及びLED基板25の長辺方向)を行方向とし、Y軸方向(シャーシ22及びLED基板25の短辺方向)を列方向として行列状に配置(マトリクス状に配置、平面配置)されている。具体的には、LED基板25は、シャーシ22内においてX軸方向(行方向)に2枚ずつ、Y軸方向(列方向)に9枚ずつ、合計18枚が行列状に並列して配置されている。LED基板25は、Y軸方向について配列ピッチがほぼ等しい等ピッチ配列とされており、言い換えるとほぼ等間隔に配されている。シャーシ22内に並列配置された各LED基板25は、底板22aによって実装面25bとは反対側の板面が支持されている。また、LED基板25のうち基板保持部材28の取付位置に対応する位置には、基板保持部材28を通すための貫通孔25aが形成されている(図7及び図8)。
また、LED基板25の基材は、合成樹脂材料(具体的には紙フェノールまたはガラスエポキシ樹脂など)からなるものとされ、その表面に金属膜(具体的には銅箔など)からなる配線パターン25bが形成され、さらには最外表面には、光の反射性に優れた白色を呈する反射層(図示せず)が形成された構成とされる。なお、LED基板25の基材に用いる材料としては、金属材料(例えばアルミニウムなど)を用いることも可能である。
(拡散レンズ)
拡散レンズ27は、ほぼ透明で(高い透光性を有し)且つ屈折率が空気よりも高い合成樹脂材料(例えばポリカーボネートやアクリルなど)からなる。拡散レンズ27は、図6及び図8に示すように、所定の厚みを有するとともに、平面に視て略円形状に形成されており、LED基板25に対して各LED24を表側から個別に覆うよう、つまり平面に視て各LED24と重畳するようそれぞれ取り付けられている。そして、この拡散レンズ27は、LED24から発せられた指向性の強い光を拡散させつつ出射させることができる。つまり、LED24から発せられた光は、拡散レンズ27を介することにより指向性が緩和されるので、隣り合うLED24間の間隔を広くとってもその間の領域が暗部として視認され難くなる。これにより、LED24の設置個数を少なくすることが可能となっている。この拡散レンズ27は、平面に視てLED24とほぼ同心となる位置に配されている。なお、図7では、基板保持部材28の断面構成を図示しているため、拡散レンズ27については紙面奥側に配されたものの側面が図示されている。
(基板保持部材)
基板保持部材28について説明する。基板保持部材28は、ポリカーボネートなどの合成樹脂製とされており、表面が光の反射性に優れた白色を呈する。基板保持部材28は、図6から図8に示すように、LED基板25の板面に沿う本体部28aと、本体部28aから裏側、つまりシャーシ22側に向けて突出してシャーシ22に固定される固定部28bとを備える。本体部28aは、平面に視て略円形の板状をなすとともに、シャーシ22の底板22aとの間で少なくともLED基板25を挟持可能とされる。固定部28bは、LED基板25及びシャーシ22の底板22aにおける基板保持部材28の取付位置に対応してそれぞれ形成された挿通孔25a及び取付孔を貫通しつつ底板22aに対して係止可能とされる。この基板保持部材28は、図6に示すように、LED基板25の面内において複数が適宜に分散配置されており、X軸方向について拡散レンズ27(LED24)に対して隣り合う位置に配されている。
なお、基板保持部材28には、図6及び図8に示すように、本体部28aとシャーシ22の底板22aとの間で反射シート29の底部29aを介することなくLED基板25を挟持するもの(第1基板保持部材)と、本体部28aとシャーシ22の底板22aとの間でLED基板25と共に反射シート29の底部29aを挟持するもの(第2基板保持部材)との2種類が含まれている。このうち、LED基板25と共に反射シート29の底部29aを挟持する基板保持部材28(第2基板保持部材)には、本体部28aから表側に突出する支持部28cが設けられたものと、支持部28cを有さないものとの2種類が含まれている。この支持部28cは、光学部材23(直接的には拡散板23a)を裏側から支持することが可能とされ、それによりLED24と光学部材23とのZ軸方向の位置関係を一定に維持することができるとともに光学部材23の不用意な変形を規制することができる。
(反射シート)
反射シート29は、合成樹脂製とされ、表面が光の反射性に優れた白色を呈するものとされる。反射シート29は、図6から図8に示すように、シャーシ22の内面のほぼ全域にわたって敷設される大きさを有しているので、シャーシ22内に並列して配された全LED基板25を表側から一括して覆うことが可能とされる。この反射シート29によりシャーシ22内の光を光学部材23側に向けて効率的に立ち上げることができる。反射シート29は、シャーシ22の底板22aに沿って延在するとともに底板22aの大部分を覆う大きさの底部29aと、底部29aの各外端から表側に立ち上がるとともに底部29aに対して傾斜状をなす4つの立ち上がり部29bと、各立ち上がり部29bの外端から外向きに延出するとともにシャーシ22の受け板22cに載せられる延出部29cとから構成されている。この反射シート29の底部29aが各LED基板25における表側の面、つまりLED24の実装面に対して表側に重なるよう配される。また、反射シート29の底部29aには、各拡散レンズ27(各LED24)と平面視重畳する位置に各拡散レンズ27を挿通するレンズ挿通孔が開口して設けられている。
また、底部29aには、各基板保持部材28と平面視重畳する位置に固定部28bを通すための保持部材挿通孔が開口して設けられており、特に底部29aを介することなくLED基板25を保持する基板保持部材28(第1基板保持部材)に対応する保持部材挿通孔については、その本体部28aをも通すことが可能な大きさとされている。これにより、シャーシ22内に収容したLED基板25を予め上記基板保持部材28(第1基板保持部材)によってシャーシ22の底板22aに保持させることができ、その後反射シート29をシャーシ22内に敷設する際に、底部29aが上記基板保持部材28(第1基板保持部材)の本体部28aに乗り上げることが回避される。なお、底部29aは、シャーシ22内に敷設された後に取り付けられる基板保持部材28(第2基板保持部材)によってLED基板25と共にシャーシ22に保持されて浮きや撓みが生じ難いものとされる。
(液晶パネルの4原色化、及びカラーフィルタの着色部の面積比率を異ならせることの意義)
なお、既述した通り本実施形態に係る液晶パネル11のカラーフィルタ19は、図3及び図5に示すように、光の3原色である各着色部R,G,Bに加えて黄色の着色部Yを有しているので、透過光により表示される表示画像の色域が拡張されており、もって色再現性に優れた表示を実現できるものとされる。しかも、黄色の着色部Yを透過した光は、視感度のピークに近い波長を有することから、人間の目には少ないエネルギーでも明るく知覚される傾向とされる。これにより、バックライト装置12が有するLED24の出力を抑制しても十分な輝度を得ることができることとなり、LED24の消費電力を低減でき、もって環境性能にも優れる、といった効果が得られる。
その一方、上記のような4原色タイプの液晶パネル11を用いると、液晶パネル11の表示画像が全体として黄色味を帯び易くなる傾向とされる。これを回避するため、本実施形態に係るバックライト装置12では、LED24における色度が黄色の補色である青色気味に調整されており、それにより表示画像における色度を補正するようにしている。このこともあって、既述したようにバックライト装置12が有するLED24は、主発光波長が青色の波長領域に存するものとされ、青色の波長領域に存する光の発光強度が最も高いものとされている。
上記のようにLED24における色度を調整するに際しては、その色度を白色から青色に近づけるほど、その発光光の輝度が低下する傾向にあることが本願発明者の研究により判明した。そこで、本実施形態においては、カラーフィルタ19を構成する青色の着色部Bの面積比率を緑色の着色部G及び黄色の着色部Yよりも相対的に大きくするようにしており、それによりカラーフィルタ19の透過光に、黄色の補色である青色光をより多く含ませることができる。これにより、表示画像の色度を補正すべくLED24の色度を調整する上で、LED24の色度をそれほど青色気味に調整する必要がなくなり、もって色度調整に伴うLED24の輝度低下が抑制することが可能とされる。
さらには、本願発明者の研究によれば、4原色タイプの液晶パネル11を用いると、液晶パネル11の出射光のうち特に赤色光の明度が低下することが判明している。これは、4原色タイプの液晶パネル11では、3原色タイプのものに比べると、1つの画素を構成するサブ画素が3つから4つに増加するため、個々のサブ画素の面積は減少し、それに起因して特に赤色光の明度が低下している、と推考される。そこで、本実施形態においては、カラーフィルタ19を構成する赤色の着色部Rの面積比率を緑色の着色部G及び黄色の着色部Yよりも相対的に大きくするようにしており、それによりカラーフィルタ19の透過光に赤色光をより多く含ませることができ、もってカラーフィルタ19の4色化に伴って生じる赤色光の明度低下を抑制することができる。
(給電回路)
続いて、LED24への給電回路の概略について説明する。上記したようにシャーシ22内に収容されたLED基板25に実装されている各LED24には、シャーシ22外に配されたLED駆動回路基板30からの電力がLED基板25に対して直接的に供給されることで、その駆動が制御されるようになっている。以下、LED駆動回路基板30の構成、及びLED基板25とLED駆動回路基板30との接続構造について順次に説明する。
(LED駆動回路基板)
LED駆動回路基板30は、図10に示すように、シャーシ22の底板22aにおける裏側、つまりLED基板25が配された板面とは反対側の板面に接する形で取り付けられている。言い換えると、LED駆動回路基板30は、LED基板25との間でシャーシ22の底板22aを表裏から挟み込んでいることになる。LED駆動回路基板30は、シャーシ22の短辺方向(Y軸方向)に沿って延在する縦長の板状をなしており、シャーシ22内においてY軸方向に沿って複数が並列配置されてなるLED基板25群を横切る形で配されている。LED駆動回路基板30は、シャーシ22内においてY軸方向に沿って並列配置された各LED基板25に対して個別に、LED24を駆動するための直流電流を供給することが可能なLED駆動回路部(図示せず)を有している。LED駆動回路基板30は、シャーシ22における長辺方向についての両端部に一対取り付けられており、これら一対のLED駆動回路基板30が、シャーシ22内においてY軸方向に沿って並列配置された2組のLED基板25群に対してそれぞれ駆動電力を供給している。なお、このLED駆動回路基板30は、当該液晶表示装置10の電力供給源である電源回路基板P(図1参照)に接続されるとともに電力の供給を受けるものとされている。
(LED駆動回路基板とLED基板との接続構造)
上記したLED駆動回路基板30とLED基板25とには、図11から図13に示すように、相互に直接的に嵌合接続されるコネクタ31,32が設けられている。LED基板25には、凸状をなすLED基板側コネクタ(凸状接続部)31が設けられているのに対し、LED駆動回路基板30には、凹状をなすとともに上記したLED基板側コネクタ31に対して凹凸嵌合される給電側コネクタ(凹状接続部)32が設けられている。接続対象物であるLED基板25とLED駆動回路基板30との間には、シャーシ22の底板22aが介在する形で配されているので、この底板22aには、給電側コネクタ32を通すための孔部33が開口して設けられている。このように、シャーシ22の底板22aに設けられた孔部33に通された給電側コネクタ32に対してLED基板側コネクタ31を嵌合接続することで、底板22aを挟み込む位置に配されるLED基板25とLED駆動回路基板30とをハーネスレスでもって電気的に接続することができる。従って、仮にワイヤハーネスを用いた接続構造を採用した場合に比べると、必要な部品点数を削減することができて製造コストを削減することができるとともに組み付けに係る作業性を向上させることができる、などの効果を得ることができる。続いて、LED基板側コネクタ31及び給電側コネクタ32の構成について順次に説明する。
(LED基板側コネクタ)
LED基板側コネクタ31は、図11及び図12に示すように、LED基板25における長さ方向(X軸方向)についての一端部を二股状に分岐させることで、一対の枝部31aを有してなるものとされる。一対の枝部31aは、共にLED基板25の本体部分とほぼ同じ板厚の板状をなしており、共にほぼ同一幅とされている。一対の枝部31aには、LED基板25の実装面25b上に配索形成された配線パターンの一部を構成するアノード(正極)側配線部及びカソード(負極)側配線部(共に図示せず)がそれぞれ形成されている。つまり、一対の枝部31aのうち、一方の枝部31aがアノード用の凸状接続部とされるのに対し、他方の枝部31aがカソード用の凸状接続部とされる。各枝部31aには、アノード側配線部またはカソード側配線部の端部に接続されるとともに、各枝部31aの板面の表面上において露出する形で配されるLED基板側端子部(凸状側端子部)34が設けられている。LED基板側端子部34は、金または銅などの導電性に優れた金属材料からなる薄膜により構成されている。
(LED基板側端子部)
そして、LED基板側端子部34は、図12及び図13に示すように、各枝部31aにおける表側の板面31a1と、裏側(板面31a1とは反対側)の板面31a2とにそれぞれ一対ずつ形成されている。1つの分岐部31aが有する一対のLED基板側端子部34は、同一極性とされている。つまり、各枝部31は、同一極性のLED基板側端子部34を表裏の両板面31a1,31a2にそれぞれ有している。具体的には、アノード用の凸状接続部をなす枝部31aが有する一対のLED基板側端子部34は、共に極性が「アノード(正極)」であるアノード側端子部とされるのに対し、カソード用の凸状接続部をなす枝部31aが有する一対のLED基板側端子部34は、共に極性が「カソード(負極)」であるカソード側端子部とされる。なお、LED基板25には、図示しないスルーホールが形成されており、このスルーホールを介して各枝部31aの裏側の板面31a2に形成されたLED基板側端子部34が、表側の板面31a1に形成されたアノード側配線部またはカソード側配線部に電気的に接続されている。
(給電側コネクタ)
給電側コネクタ32は、図10に示すように、LED駆動回路基板30の長さ方向(Y軸方向、LED基板25の並び方向)に沿って複数が間欠的に並列する形で設けられており、その配列間隔は、シャーシ22内においてY軸方向に沿って並列配置されたLED基板25の配列間隔とほぼ等しくなっている。これに応じてシャーシ22の底板22aにおける短辺側の両端部には、給電側コネクタ32を個別に通すための孔部33が、底板22aの短辺方向(Y軸方向、LED基板25の並び方向)に沿って複数が間欠的に並列する形で設けられている。また、LED駆動回路基板30は、図13に示すように、シャーシ22の底板22aのうち隣り合う孔部33の間に配される部分に形成された基板取付孔22a1に対してネジ部材SMによって締め付けられることで固定が図られている。
給電側コネクタ32は、図12及び図13に示すように、シャーシ22の長辺方向の中央側(図12に示す右側)に向けて開口するとともに、内部にLED基板側コネクタ31が嵌合される嵌合空間ISを有しており、凸状をなすLED基板側コネクタ31を受け入れ可能な凹状をなしている。LED基板側コネクタ31と給電側コネクタ32との嵌合方向は、X軸方向と一致しており、給電側コネクタ32に対してLED基板側コネクタ31がシャーシ22の長辺方向の中央側から外側(図12に示す左側)に向けて凹凸嵌合されるようになっている。なお、以下では、「前後」について記載するときは、嵌合方向を基準としており、「前側」が図12に示す右側と一致し、「後側」が図12に示す左側と一致している。
給電側コネクタ32は、図12及び図13に示すように、内部に嵌合空間ISを有するハウジング35と、嵌合空間ISに臨む形で配される一対の給電側端子部(凹状側端子部)36とを有してなる。ハウジング35は、合成樹脂製とされ、全体としてブロック状をなしている。ハウジング35は、LED駆動回路基板30における表側の板面上に取り付けられており、LED駆動回路基板30がシャーシ22の底板22aの裏側の板面に接する形で取り付けられるのに伴って、底板22aに形成された孔部33を貫通してシャーシ22の内部空間に突き出す形で配されている。この状態では、ハウジング35が有する嵌合空間ISは、底板22aにおける表側の板面に沿ってX軸方向(嵌合方向)に沿ってシャーシ22の長辺方向の中央側、つまりLED基板25側に向けて開口している。従って、嵌合作業を行う際には、LED基板25を底板22aの表側の板面に接した状態でスライドさせることで、LED基板25のLED基板側コネクタ31を給電側コネクタ32の嵌合空間IS内にスムーズに嵌合させることができる。
(ハウジング)
ハウジング35は、図12及び図13に示すように、嵌合空間ISを取り囲むよう略角筒状をなす周壁部35aと、周壁部35aにおける嵌合方向の後端部に連なる奥壁部35bと、嵌合空間ISを一対の枝部31aに対応付けて区分する区画壁部(仕切り壁部)35cとを有しており、全体として略有底角筒状をなしている。このうち、周壁部35aは、LED駆動回路基板30に接する底壁部35a1と、底壁部35a1の幅方向(Y軸方向)についての両端部から立ち上がる一対の側壁部35a2と、一対の側壁部35a2の立ち上がり端同士を結ぶとともに底壁部35a1と対向状をなす天井壁部35a3とからなる。奥壁部35bは、周壁部35aと直交する壁面を有するとともに、その前側の壁面が嵌合空間ISに臨む形で配されていてLED基板側コネクタ31の嵌合深さを規制することができる。区画壁部35cは、周壁部35aにおける底壁部35a1と天井壁部35a3とにおける幅方向の略中央部同士を繋ぐ形で設けられており、LED基板側コネクタ31をなす一対の枝部31aを個別に嵌合できるよう、嵌合空間ISを一対に区画している。この区画壁部35cによりLED基板側端子部34及び給電側端子部36のアノード側端子部とカソード側端子部とが短絡する事態が生じ難くなっている。
(給電側端子部)
給電側端子部36は、導電性に優れた薄い金属板材を所定形状に折り曲げることで形成されている。給電側端子部36は、図12及び図13に示すように、ハウジング35のうち区画壁部35cにより区画された一対の嵌合空間IS内に一対がそれぞれ配されており、このうち一方の給電側端子部36が、極性が「アノード(正極)」であるアノード側端子部とされるのに対し、他方の給電側端子部36が、極性が「カソード(負極)」であるカソード側端子部とされる。給電側端子部36は、ハウジング35の嵌合空間IS内に配されるとともにLED基板側コネクタ31に導通接触されるLED基板側接触部36aと、嵌合空間IS外に配されるとともにLED駆動回路基板30上に配索形成された配線パターンの端部に導通接触されるLED駆動回路基板側接触部36bとからなる。このうち、LED駆動回路基板側接触部36bは、LED駆動回路基板30に対して半田付けにより電気的な接続及び機械的な固定が図られている。一方、LED基板側接触部36aは、ハウジング35の嵌合空間IS内において、底壁部35a1、奥壁部35b及び天井壁部35a3の各壁面に概ね沿って延在するよう途中で屈曲された形状とされる。
そして、LED基板側接触部36aのうち、底壁部35a1の壁面に沿って延在する部分と、天井壁部35a3の壁面に沿って延在する部分とには、図12に示すように、それぞれLED基板25のLED基板側コネクタ31(枝部31a)に接近するよう略弓形(断面略円弧状)をなす弾性片37が形成されている。LED基板側接触部36aは、奥壁部35bに接する部分の両端部からそれぞれ前方に向けて延出する部分が両持ち状の略弓形に形成されることで、Z軸方向に沿って弾性変形可能な弾性片37とされている。底壁部35a1側の弾性片37の前端部は、LED基板側接触部36aのうち底壁部35a1の壁面に接する部分に連なっている。天井壁部35a3側に弾性片37の前端部は、LED基板側接触部36aのうち天井壁部35a3に接する部分に連なっている。一対の弾性片37は、嵌合空間IS内においてZ軸方向について対向状に配されており、その間にLED基板側コネクタ31が前方から挿入可能とされている。一対の弾性片37間にLED基板側コネクタ31が挿入されると、LED基板側コネクタ31は、その板厚方向(Z軸方向)について両側から一対の弾性片37によって弾性的に挟み込まれる形で保持される。
上記した一対の弾性片37のうち、嵌合空間ISにおいて最も内側(LED基板側コネクタ31側)に張り出した部分が、図12に示すように、それぞれLED基板側コネクタ31のLED基板側端子部34に対して接触する接点部38とされる。接点部38は、給電側コネクタ32の嵌合空間IS内において延在する1本の給電側端子部36のLED基板側接触部36aにおける途中の2箇所に設けられている。つまり、給電側端子部36は、嵌合空間IS内においてLED基板側端子部34に対して異なる位置にて接触されるとともに、同一極性とされる接点部38を一対有していることになる。具体的には、アノード側の給電側端子部36は、極性がアノードとされた接点部38を一対有しているのに対し、カソード側の給電側端子部36は、極性がカソードとされた接点部38を一対有している。一対の接点部38は、Z軸方向について互いに対向状をなすとともに、平面に視て重畳する配置とされる。一対の接点部38は、LED基板側コネクタ31をなす枝部31aにおける表側の板面31a1と、その反対側の裏側の板面31a2とにそれぞれ形成された一対のLED基板側端子部34に対して各弾性片37のばね性を利用して弾性接触されるようになっている。詳しくは、自然状態とされた一対の弾性片37における一対の接点部38間の間隔は、LED基板側コネクタ31の板厚寸法よりも小さく設定されているので、一対の弾性片37間にLED基板側コネクタ31が差し込まれて、一対の接点部38が一対のLED基板側端子部34に対してそれぞれ接触されるのに伴い、一対の弾性片37がZ軸方向について互いに離間するよう変位しつつ弾性変形されるようになっている。これにより、一対の接点部38が一対のLED基板側端子部34に対して所定の接圧でもって安定的に接触した状態に保たれる。
(本実施形態の要部に係る作用及び効果についての説明)
上記した構成を有するバックライト装置12を組み付けるに際しては、まず、各給電側コネクタ32が実装されたLED駆動回路基板30をシャーシ22の底板22aに対して取り付けておく。底板22aに形成された各孔部33に対してLED駆動回路基板30の各給電側コネクタ32をX軸方向及びY軸方向について位置合わせしつつ、底板22aに対して裏側からLED駆動回路基板30をZ軸方向に沿って組み付けると、各給電側コネクタ32が各孔部33に通される。LED駆動回路基板30の表側の板面が底板22aの裏側の板面に接した状態で、ネジ部材SMを底板22aの基板取付孔22a1に締め付けることで、LED駆動回路基板30が底板22aに対して取付状態に固定される(図13を参照)。この取付状態では、図15に示すように、各給電側コネクタ32がシャーシ22の内部空間に突き出した状態で配されている。
続いて、シャーシ22内に各LED基板25を収容する作業を行う。LED基板25をシャーシ22内に収容する際には、LED基板側コネクタ31を給電側コネクタ32に対して嵌合接続する。接続に際しては、図14及び図15に示すように、LED基板25を底板22aの表側の板面上に載せるとともに、LED基板側コネクタ31を給電側コネクタ32に対して対向させた状態とし、この状態から底板22aの板面に沿ってLED基板25を給電側コネクタ32側(シャーシ22の長辺方向の端側)に向けてスライドさせる。すると、LED基板側コネクタ31をなす一対の枝部31aが、給電側コネクタ32の一対の嵌合空間IS内に個別に嵌合される。このLED基板側コネクタ31の嵌合動作は、底板22aの板面によってガイドされているので、少なくともZ軸方向についてはLED基板側コネクタ31が給電側コネクタ32に対して殆ど位置ずれすることなく、円滑に嵌合されるようになっている。嵌合が進行するのに伴い、給電側コネクタ32に設けられた給電側端子部36が有する一対の弾性片37間に枝部31aが差し込まれることで、一対の弾性片37がZ軸方向について拡開しつつ弾性変形される。そして、給電側コネクタ32に対してLED基板側コネクタ31が正規深さまで嵌合されると、枝部31aは、図12及び図13に示すように、一対の弾性片37により板厚方向の両側から弾性的に挟み込まれるとともに、表裏両板面31a1,31a2に設けられた一対のLED基板側端子部34に対して弾性片37が有する一対の接点部38がそれぞれ弾性接触される。これにより、各接点部38は、LED基板側端子部34に対して弾性片37から付与される所定の接圧でもって安定的に接触状態に保たれる。この接続状態では、アノード側のLED基板側端子部34と給電側端子部36との導通が2箇所の接触部位(接点部38)により図られるとともに、カソード側のLED基板側端子部34と給電側端子部36との導通が2箇所の接触部位(接点部38)により図られることで、LED駆動回路基板30からの駆動電力をLED基板25上の各LED24へと供給することが可能とされる。
ところで、上記したLED基板25とLED駆動回路基板30との接続に係る作業は、LED基板25の設置枚数分行われている。このため、当該液晶表示装置10及びバックライト装置12が大型化されてLED基板25の使用枚数が増加すると、それに伴って上記接続に係る作業がより煩雑なものとなる傾向にある。接続作業が煩雑になれば、作業者への負担は大きなものとなるため、接続作業を行う際に、例えばLED基板側コネクタ31を給電側コネクタ32に対して傾いた姿勢のまま嵌合するなどして給電側端子部36を変形させてしまう、といった事態が生じ易くなっていた。給電側端子部36に変形が生じれば、接触が不完全なものとなるおそれがある。それ以外にも、LED基板側端子部34や給電側端子部36の表面に異物が付着した状態のまま嵌合作業を行ってしまい、接触不良を生じさせるおそれがもある。その点、本実施形態では、給電側端子部36がLED基板側端子部34に対して異なる位置で接触する、同一極性の接点部38を一対有しているから、仮に一対の接点部38のうち一方の接点部38がLED基板側端子部34に対して正常に接触されなかった場合でも、他方の接点部38がLED基板側端子部34に対して正常に接触されていれば、LED駆動回路基板30からLED基板25のLED24に対して正常に給電することができる。これにより、LED基板25とLED駆動回路基板30との接続信頼性を高いものとすることができる。
以上説明したように本実施形態のバックライト装置(照明装置)12は、LED(光源)24と、LED24が設けられるLED基板(光源基板)25と、LED24に給電するためのLED駆動回路基板(給電部材)30と、LED基板25とLED駆動回路基板30とのうちの一方側に設けられ、内部に嵌合空間ISを有する凹状接続部である給電側コネクタ32と、LED基板25とLED駆動回路基板30とのうちの他方側に設けられ、凹状接続部である給電側コネクタ32の嵌合空間ISに嵌合される凸状接続部であるLED基板側コネクタ31であって、凹状接続部である給電側コネクタ32との電気的な接続を図るための凸状側端子部であるLED基板側端子部34を有する凸状接続部であるLED基板側コネクタ31と、凹状接続部である給電側コネクタ32に設けられ、嵌合空間ISに臨む形で配されるとともに凸状側端子部であるLED基板側端子部34に対して電気的に接続される凹状側端子部である給電側端子部36であって、凸状側端子部であるLED基板側端子部34に対して異なる位置にて接触されるとともに同一極性とされる複数の接点部38を有する凹状側端子部である給電側端子部36と、を備える。
このようにすれば、凹状接続部である給電側コネクタ32の嵌合空間ISに凸状接続部であるLED基板側コネクタ31を嵌合させると、凹状接続部である給電側コネクタ32の凹状側端子部である給電側端子部36と、凸状接続部であるLED基板側コネクタ31の凸状側端子部であるLED基板側端子部34とが電気的に接続されることで、LED駆動回路基板30からLED基板25に設けられたLED24へと給電が図られる。ここで、仮に凹状側端子部である給電側端子部が凸状側端子部であるLED基板側端子部と接触する接点部を1つのみ有する構成では、その接点部と凸状側端子部であるLED基板側端子部とに接触不良が生じた場合には、通電不能となってLED24への給電ができなくなってしまう。その点、上記したように凹状側端子部である給電側端子部36は、同一極性とされる複数の接点部38を有しており、これら複数の接点部38が凸状側端子部であるLED基板側端子部34に対して異なる位置にて接触する構成とされているから、万が一に複数の接点部38のうちのいずれかに接触不良が生じた場合でも、残りの接点部38が凸状側端子部であるLED基板側端子部34に対して正常に接触していれば、LED24への給電を図ることができる。これにより、LED基板25とLED駆動回路基板30との接続信頼性を高いものとすることができる。本実施形態によれば、LED基板25とLED駆動回路基板30との接続信頼性を向上させることができる。
また、給電部材は、LED24の電源であるLED駆動回路基板(光源駆動基板)30とされており、LED基板25を収容するシャーシ22であって、LED基板25をLED24の設置面(実装面25b)とは反対側から支持するとともにLED基板25とLED駆動回路基板30との間に介在する形で配される底板22aを有するとともに、底板22aに凹状接続部である給電側コネクタ32を通す孔部33が設けられてなるシャーシ22を備える。このようにすれば、シャーシ22に収容されたLED基板25は、底板22aによってLED24の設置面とは反対側から支持される。LED24の電源であるLED駆動回路基板30は、底板22aを挟んでLED基板25側とは反対側に配される。そして、凹状接続部である給電側コネクタ32が底板22aの孔部33に通されることで、凸状接続部であるLED基板側コネクタ31の嵌合が許容されている。これにより、底板22aを挟み込む位置に配されるLED基板25とLED駆動回路基板30とをハーネスレスでもって電気的に接続することができ、もって組み付けに係る作業性を向上させることができるとともに製造コストの削減を図ることができる。
また、凹状接続部である給電側コネクタ32は、LED駆動回路基板30に設けられるとともに、嵌合空間ISがシャーシ22内において底板22aの板面に沿って開口する形態とされており、凸状接続部であるLED基板側コネクタ31は、LED基板25に設けられるとともに、LED基板25を底板22aの板面に沿ってスライドさせることで、凹状接続部である給電側コネクタ32の嵌合空間ISに嵌合される。このようにすれば、凹状接続部である給電側コネクタ32が、LED駆動回路基板30に設けられるとともに底板22aの孔部33を通してシャーシ22内に配されることで嵌合空間ISが底板22aの板面に沿って開口している。これに対し、シャーシ22内に収容されるLED基板25に設けられた凸状接続部であるLED基板側コネクタ31は、LED基板25をシャーシ22の底板22aの板面に沿ってスライドさせることで、凹状接続部である給電側コネクタ32の嵌合空間ISにスムーズに嵌合される。このようにシャーシ22の底板22aを凹状接続部である給電側コネクタ32に対する凸状接続部であるLED基板側コネクタ31の嵌合動作のガイドとして利用しているから、凹状接続部である給電側コネクタ32に対して凸状接続部であるLED基板側コネクタ31が斜め挿しなどされ難くなり、それにより凸状側端子部であるLED基板側端子部34と凹状側端子部である給電側端子部36との接触不良自体が生じ難くなる。もって、接続信頼性を一層向上させることができる。
また、LED基板25は、底板22aの板面に沿って複数並んで配されているのに対し、凹状接続部である給電側コネクタ32は、LED駆動回路基板30において複数のLED基板25の並び方向に沿って複数並んで配されている。このようにすれば、複数のLED基板25をLED駆動回路基板30に対して電気的に接続するに際し、各LED基板25に設けられた凸状接続部であるLED基板側コネクタ31が、LED駆動回路基板30において複数のLED基板25の並び方向に沿って並んで配された複数の凹状接続部である給電側コネクタ32の嵌合空間ISにそれぞれ嵌合される。このように複数のLED基板25を用いる場合には、その接続に係る作業が煩雑なものとなる傾向にあり、接続に不具合が生じ易くなるものの、上記したように凹状側端子部である給電側端子部36が有する複数の接点部38が凸状側端子部であるLED基板側端子部34に対して異なる位置にて接触する構成とされることで、接続信頼性を高く維持することができる。
また、凸状接続部であるLED基板側コネクタ31が板状をなしているのに対し、凹状側端子部である給電側端子部36は、凸状接続部であるLED基板側コネクタ31をその板厚方向について両側から弾性的に挟み込むとともに複数の接点部38が設けられてなる弾性片37を有している。このようにすれば、板状をなす凸状接続部であるLED基板側コネクタ31を弾性片37によって板厚方向について両側から弾性的に挟み込むことで、複数の接点部38を凸状側端子部であるLED基板側端子部34に対して弾性接触させることができる。これにより、凸状側端子部であるLED基板側端子部34と凹状側端子部である給電側端子部36とを所定の接圧でもって安定的に接続状態に維持することができる。
また、凸状側端子部であるLED基板側端子部34は、凸状接続部であるLED基板側コネクタ31における両板面31a1,31a2にそれぞれ設けられており、接点部38は、弾性片37のうち、凸状接続部であるLED基板側コネクタ31における一方の板面31a1に接する位置と、凸状接続部であるLED基板側コネクタ31における一方の板面31a1とは反対側の他方の板面31a2に接する位置とに少なくとも設けられている。このようにすれば、弾性片37によって凸状接続部であるLED基板側コネクタ31をその板厚方向について両側から弾性的に挟み込むと、複数の接点部38が凸状接続部であるLED基板側コネクタ31の両板面31a1,31a2に設けられた凸状側端子部であるLED基板側端子部34に対してそれぞれ弾性接触される。これにより、仮に凸状接続部であるLED基板側コネクタ31における一方の板面31a1側において接触する接点部38及び凸状側端子部であるLED基板側端子部34と、他方の板面31a2側において接触する接点部38及び凸状側端子部であるLED基板側端子部34とのいずれか片方に接触不良が生じた場合でも、もう片方については正常な接触状態が得られる可能性が高くなり、もって接続信頼性をより高いものとすることができる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図16によって説明する。この実施形態2では、弾性片137及び接点部138の設置数を変更したものを示す。なお、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
本実施形態に係る給電側端子部136は、図16に示すように、LED基板側端子部134に対して異なる位置にて接触されるとともに同一極性とされる接点部138を3つ有している。詳しくは、給電側端子部136のうち、ハウジング135の天井壁部135a3側の部分には、X軸方向(嵌合方向)について前後に離間した2位置に弾性片137が2つ形成されており、これら2つの弾性片137のそれぞれに接点部138が有されている。なお、給電側端子部136のうち、ハウジング135の底壁部135a1側の部分には、1つの接点部138を有する1本の弾性片137が形成されている。天井壁部135a3側の一対の接点部138は、底壁部135a1側の接点部138とはX軸方向について前後に異なる位置に配されている。3つの接点部138は、側方から視て各接点部138同士を線分によって結ぶと、二等辺三角形が構成されるような配置とされている。LED基板側コネクタ131の枝部131aにおける表裏両板面131a1,131a2にそれぞれ形成されたLED基板側端子部134のうち、枝部131aにおける表側の板面131a1に形成されたLED基板側端子部134は、X軸方向について一対の接点部138間を前後に超える範囲に延在する形で設けられることで、一対の接点部138が前後に異なる位置にて接触されるようになっている。このようにすれば、3つの接点部138がLED基板側端子部134に対してそれぞれ異なる位置にて接触されるので、正常に接触される接点部138が存在する確率をより高いものとすることができ、もって接続信頼性をさらに向上させることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、凸状接続部であるLED基板側コネクタ131が板状をなしているのに対し、凹状側端子部である給電側端子部136は、凸状接続部であるLED基板側コネクタ131に対してその板厚方向について少なくとも片側から弾性的に接する弾性片137を有しており、複数の接点部138は、弾性片137のうち、凸状接続部であるLED基板側コネクタ131における一方の板面131a1に接する位置であって、凸状接続部であるLED基板側コネクタ131の嵌合方向について離間した複数の位置に設けられている。このようにすれば、弾性片137が凸状接続部であるLED基板側コネクタ131に対してその板厚方向について少なくとも片側から弾性的に接すると、複数の接点部138が凸状接続部であるLED基板側コネクタ131における一方の板面131a1において凸状側端子部であるLED基板側端子部134に対して嵌合方向について離間した複数の位置にて弾性接触される。
<実施形態3>
本発明の実施形態3を図17によって説明する。この実施形態3では、上記した実施形態2から弾性片237及び接点部238の設置数を変更したものを示す。なお、上記した実施形態2と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
本実施形態に係る給電側端子部236は、図17に示すように、ハウジング235の底壁部235a1側の部分に弾性片237及び接点部238を有さない構成とされる。給電側端子部236のうち嵌合空間IS内に配されるLED基板側接触部236aは、ハウジング235の底壁部235a1及び奥壁部235bにおける各壁面に接する形で延在することで断面形状が略L字型をなしているのに対し、天井壁部235a3側においては、接点部238をそれぞれ有する一対の弾性片237を有している。LED基板側接触部236aのうち底壁部235a1の壁面に沿って真っ直ぐな形状とされた部分は、LED基板側コネクタ231をなす枝部231aにおける裏側の板面231a2を裏側から支持することで、一対の弾性片237から枝部231aに作用する弾性力を弾性片237側とは反対側から受けることができるものとされる。枝部231aのうち表側の板面231a1には、上記した実施形態2に記載した通りのLED基板側端子部234が設けられているが、裏側の板面231a2には、LED基板側端子部234が設けられていない。このように、LED基板側コネクタ231のうち片方の板面231a2(実装面225b)にLED基板側端子部234を集約して配置しているので、上記した実施形態2に記載したものに比べると、LED基板225の製造コストを削減することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、凸状接続部であるLED基板側コネクタ231が板状をなしているのに対し、凹状側端子部である給電側端子部236は、凸状接続部であるLED基板側コネクタ231に対してその板厚方向について少なくとも片側から弾性的に接する弾性片237を有しており、複数の接点部238は、弾性片237のうち、凸状接続部であるLED基板側コネクタ231における一方の板面231a1に接する位置であって、凸状接続部であるLED基板側コネクタ231の嵌合方向について離間した複数の位置に設けられている。このようにすれば、弾性片237が凸状接続部であるLED基板側コネクタ231に対してその板厚方向について少なくとも片側から弾性的に接すると、複数の接点部238が凸状接続部であるLED基板側コネクタ231における一方の板面231a1において凸状側端子部であるLED基板側端子部234に対して嵌合方向について離間した複数の位置にて弾性接触される。これにより、例えば凸状接続部であるLED基板側コネクタ231における一方の板面231a1とは反対側の他方の板面231a2については、凸状側端子部であるLED基板側端子部234を設けることがない構成を採ることが可能となり、そのようにすれば凸状接続部であるLED基板側コネクタ231に係る製造コストを削減することができる。
<実施形態4>
本発明の実施形態4を図18または図19によって説明する。この実施形態4では、弾性片337の形態を変更したものを示す。なお、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
本実施形態に係る弾性片337は、図18及び図19に示すように、給電側端子部336のLED基板側接触部336aを部分的に分岐させて形成された一対の分岐弾性片39からなる。詳しくは、給電側端子部336のうち嵌合空間IS内に配されるLED基板側接触部336aは、ハウジング335の底壁部335a1、奥壁部335b及び天井壁部335a3における各壁面に接する形で延在することで断面形状が略門型をなしており、天井壁部335a3に沿って延在する部分の先端部が後方に向けて折り返されることで、弾性片337が形成されている。LED基板側接触部336aのうち、弾性片337についてのみY軸方向の中央位置にスリット40が入れられることで、一対の分岐弾性片39が形成されている。分岐弾性片39は、断面形状が略V字型をなしており、その長さ方向の中央部がLED基板側コネクタ331の枝部331aが有するLED基板側端子部334に対して接触される接点部338とされている。LED基板側端子部334は、枝部331aにおける表側の板面331a1にのみ形成されており、Y軸方向について一対の弾性片337が有する接点部338間を図19に示す左右に僅かに超える範囲に延在する形で設けられることで、一対の接点部338が同図左右に異なる位置にて接触されるようになっている。また、LED基板側接触部336aのうち底壁部335a1の壁面に沿って真っ直ぐな形状とされた部分は、枝部331aにおける裏側の板面331a2を裏側から支持することで、一対の弾性片337から枝部331aに作用する弾性力を弾性片337側とは反対側から受けることができるものとされる。このようにすれば、枝部331aにおけるLED基板側端子部334の形成範囲が上記した実施形態1から実施形態3のいずれと比べても狭くすることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、凸状接続部であるLED基板側コネクタ331が板状をなしているのに対し、凹状側端子部である給電側端子部336は、凸状接続部であるLED基板側コネクタ331に対してその板厚方向について少なくとも片側から弾性的に接するとともに凸状接続部であるLED基板側コネクタ331の板面に沿い且つ凸状接続部であるLED基板側コネクタ331の嵌合方向と直交する方向について分岐した複数の分岐弾性片39からなる弾性片337を有しており、複数の接点部338は、複数の分岐弾性片39にそれぞれ設けられている。このようにすれば、弾性片337をなす複数の分岐弾性片39が凸状接続部であるLED基板側コネクタ331に対してその板厚方向について少なくとも片側から弾性的に接すると、各分岐弾性片39に設けられた複数の接点部338が凸状接続部であるLED基板側コネクタ331の凸状側端子部であるLED基板側端子部334に対して弾性接触される。これにより、各接点部338が接触される凸状側端子部であるLED基板側端子部334の形成範囲を設定するに際して、例えば接点部338を嵌合方向の前後に離間した位置に配した場合や、接点部338を凸状接続部であるLED基板側コネクタ331の板厚方向について両側に配した場合との比較において、凸状側端子部であるLED基板側端子部334の形成範囲を狭くすることが可能となる。
<実施形態5>
本発明の実施形態5を図20または図21によって説明する。この実施形態5では、LED基板側コネクタ431に接点受け凹部41を設けたものを示す。なお、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
本実施形態に係るLED基板側コネクタ431には、図20及び図21に示すように、給電側端子部436が有する弾性片437の接点部438を受け入れる接点受け凹部41が設けられている。接点受け凹部41は、LED基板側コネクタ431をなす枝部431aのうち裏側の板面431a2を部分的に凹ませることで形成されている。従って、この接点受け凹部41には、一対の弾性片437のうち、枝部431aに対して裏側に配された弾性片437が有する接点部438が受け入れられるようになっている。接点受け凹部41は、X軸方向及びY軸方向について接点部438よりも広範囲に形成されており、それにより接点部438の全域を受け入れるとともにその縁部によって接点部438を全周にわたって取り囲んでいる。従って、接点受け凹部41内に接点部438が収容された状態では、接点部438が接点受け凹部41の縁部によって囲まれることでX軸方向及びY軸方向について接点受け凹部41外に抜け出し難くなっている。これにより、LED基板側端子部434と接点部438とを接触状態に良好に保つことができる。なお、枝部431aにおける裏側の板面431a2に配されたLED基板側端子部434は、接点受け凹部41の底面に形成されている。
以上説明したように本実施形態によれば、凸状接続部であるLED基板側コネクタ431は、板状をなすとともに、その板面431a2には、凹状側端子部である給電側端子部436の複数の接点部438のうちの少なくとも1つを受け入れる接点受け凹部41が設けられている。このようにすれば、凹状側端子部である給電側端子部436を凸状側端子部であるLED基板側端子部434に対して接続すると、凸状接続部であるLED基板側コネクタ431の板面431a2に設けられた接点受け凹部41に複数の接点部438のうちの少なくとも1つが受け入れられる。これにより、接点受け部41に受け入れられた接点部438が凸状側端子部であるLED基板側端子部434に接触した状態から外れ難くなるので、接続信頼性のさらなる向上を図ることができる。
<実施形態6>
本発明の実施形態6を図22によって説明する。この実施形態6では、上記した実施形態5から接点受け凹部541の設置数を変更したものを示す。なお、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
本実施形態に係る接点受け凹部541は、図22に示すように、LED基板側コネクタ531をなす枝部531aのうち表裏両板面531a1,531a2をそれぞれ部分的に凹ませることで形成されている。枝部531aのうち表側の板面531a1に形成された接点受け凹部541には、一対の弾性片537のうち、枝部531aに対して表側に配された弾性片537が有する接点部538が受け入れられるのに対し、枝部531aのうち裏側の板面531a2に形成された接点受け凹部541には、一対の弾性片537のうち、枝部531aに対して裏側に配された弾性片537が有する接点部538が受け入れられるようになっている。つまり、一対の接点受け凹部541には、一対の接点部538が個別に収容されるようになっている。なお、LED基板側端子部534は、各接点受け凹部541の底面に形成されている。
以上説明したように本実施形態によれば、接点受け凹部541は、凸状側接続部であるLED基板側コネクタ531の板面531a1,531a2に複数設けられるとともに、複数の接点部538を個別に受け入れている。このようにすれば、複数の接点部538が複数の接点受け凹部541により個別に受け入れられるから、各接点部538が凸状側端子部であるLED基板側端子部534に接触した状態から外れ難くなり、もって接続信頼性を一層向上させることができる。
<実施形態7>
本発明の実施形態7を図23または図24によって説明する。この実施形態7では、上記した実施形態3から給電側端子部636の構成を変更したものを示す。なお、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
本実施形態に係る給電側端子部636は、図23及び図24に示すように、ハウジング635における天井壁部635a3の内壁面に沿って延在するとともに側壁部635a2を貫通するLED基板側接触部636aと、LED基板側接触部636aのうちハウジング635外に突き出した端部から側壁部635a2の外側面(Z軸方向)に沿って裏側(LED駆動回路基板630)に向けて延出してからLED駆動回路基板630の板面(Y軸方向)に沿って外向きに延出してLED駆動回路基板630に接するパターン側接触部42とを有している。なお、弾性片637は、LED基板側接触部636aをその前端位置から後側へ向けて折り返すことで形成されており、その構成は実施形態3に記載した通りである。
LED基板側接触部636aは、その大部分がハウジング635内に配されているものの、一部がY軸方向に沿って側壁部635a2を貫通してハウジング635外に突き出している。パターン側接触部42は、正面から視て断面略L字型をなしており、LED駆動回路基板630に接する部分が半田付けされることで、LED駆動回路基板630の配線パターン(図示せず)に対する電気的な接続が図られるとともに、給電側コネクタ632をLED駆動回路基板630に対して機械的に固定することができる。つまり、パターン側接触部42は、LED駆動回路基板630に対して給電側コネクタ632を固定する「基板固定部」を兼用している、と言える。
<実施形態8>
本発明の実施形態8を図25から図28によって説明する。この実施形態8では、給電回路の構成を変更したものを示す。なお、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
本実施形態に係るLED基板725とLED駆動回路基板730とは、図25及び図26に示すように、中継給電部材(給電部材)43及び各配線44〜46を介して電気的に接続されている。中継給電部材43は、シャーシ722内に一対が収容された状態で配されるとともに、Y軸方向に沿って並列配置されたLED基板725群に対して直接的に電気的に接続されている。従って、中継給電部材43は、LED基板725が有するLED基板側コネクタ731に対して嵌合される給電側コネクタ732を有している。
中継給電部材43には、図25及び図26に示すように、正極側配線44によってLED駆動回路基板730の正極側に接続される正極側中継給電基板43Aと、負極側配線45によってLED駆動回路基板730の負極側に接続される負極側中継給電基板43Bとが含まれている。正極側中継給電基板43Aと負極側中継給電基板43Bとは、中継配線46によって相互に電気的に接続されている。これに対し、LED基板725に形成された配線パターンは、両端部がLED基板側コネクタ731に接続されるとともにLED基板725におけるLED基板側コネクタ731とは反対側の端部において折り返されており、途中で各LEDに接続されている。従って、LED駆動回路基板730からの駆動電力は、正極側配線44を介して正極側中継給電基板43Aに接続された各LED基板725に供給されてから、中継配線46を介して負極側中継給電基板43Bに接続された各LED基板725に供給されるようになっている。また、シャーシ722の底板722aには、正極側配線44及び負極側配線45をそれぞれ通すための配線挿通孔が貫通形成されており、その配線挿通孔の孔縁には、各配線44,45を保護するための配線保護部材47が取り付けられている。なお、各配線44〜46の端部には、中継給電部材43やLED駆動回路基板730が有するコネクタに対して嵌合接続される配線側コネクタがそれぞれ設けられている。
中継給電部材43の構成について詳しく説明する。中継給電部材43は、図25及び図27に示すように、シャーシ722の短辺方向(Y軸方向、LED基板725の並び方向)に沿って延在する板状をなす給電基板本体(給電本体部)43aを有しており、この給電基板本体43aがLED基板725と同様に合成樹脂材料(具体的には紙フェノールまたはガラスエポキシ樹脂など)からなる。給電基板本体43aは、Y軸方向に沿って並列する全てのLED基板725を横切るとともにシャーシ722における短辺方向についての内寸よりもやや短い程度の長さ寸法を有している。給電基板本体43aは、LED基板725のうちシャーシ722の長辺方向の外側の端部に対して、シャーシ722の長辺方向の中央寄りにずれた部分と平面に視て重畳する配置とされる。つまり、給電基板本体43aは、LED基板725に対して底板722a側とは反対側に配されている。また、給電基板本体43aにおける延在方向の両端部には、各配線44〜46が有する配線側コネクタが嵌合接続されるコネクタが設けられている。
そして、中継給電部材43には、図27及び図28に示すように、LED基板725が有するLED基板側コネクタ731に対して凹凸嵌合可能な給電側コネクタ732を有している。この給電側コネクタ732は、給電基板本体43aのうちシャーシ722の長辺方向の外側を向いた側面からX軸方向に沿って外向きに突出する形で一体形成されている。従って、この給電側コネクタ732は、凸状をなしている。給電側コネクタ732は、給電基板本体43aの延在方向(Y軸方向)に沿って複数が間欠的に並んで配されており、その設置数がY軸方向に沿って並ぶLED基板725の並列数と同じとされるとともにその配置が各LED基板725と平面に視て重畳するものとされる。つまり、給電側コネクタ732は、給電基板本体43aにおける配列間隔がY軸方向に沿って並ぶLED基板725間の配列間隔とほぼ一致している。従って、嵌合作業に際しては、中継給電基板43を操作することで、各給電側コネクタ732を各LED基板725の各LED基板側コネクタ731に対して一括して嵌合させることができ、それにより作業効率が良好なものとされる。
給電側コネクタ732は、図27に示すように、Y軸方向に沿って並ぶ形で分岐された一対の枝部732aを有している。言い換えると、給電側コネクタ732は、その中央部が凹んだ二股状に形成されている。一対の枝部732aの並び方向は、LED基板725の板面に並行するとともにLED基板725の並び方向であるY軸方向と一致しており、LED基板側コネクタ731との嵌合方向であるX軸方向とは直交(交差)している。一対の枝部732aは、給電基板本体43aの側面からX軸方向に沿って突出するとともに、互いに並行している。一対の枝部732aは、給電基板本体43aからの突出寸法、及び幅寸法(Y軸方向についての寸法)が互いにほぼ同じ程度とされる。一対の枝部732aには、給電基板本体43a上に配索形成された配線パターンの一部を構成するアノード(正極)側配線部及びカソード(負極)側配線部(共に図示せず)がそれぞれ形成されている。つまり、一対の枝部732aのうち、一方の枝部732aがアノード用の凸状接続部とされるのに対し、他方の枝部732aがカソード用の凸状接続部とされる。各枝部732aには、図28に示すように、アノード側配線部またはカソード側配線部の端部に接続されるとともに、各枝部732aの板面の表面上において露出する形で配される給電側端子部(凸状側端子部)736が設けられている。給電側端子部736は、金または銅などの導電性に優れた金属材料からなる薄膜により構成されている。
そして、給電側端子部736は、図28に示すように、各枝部732aにおける表側の板面732a1と、裏側(板面732a1とは反対側)の板面732a2とにそれぞれ一対ずつ形成されている。1つの枝部732aが有する一対の給電側端子部736は、同一極性とされている。つまり、各枝部732aは、同一極性の給電側端子部736を表裏の両板面732a1,732a2にそれぞれ有している。具体的には、アノード用の凸状接続部をなす枝部732aが有する一対の給電側端子部736は、共に極性が「アノード(正極)」であるアノード側端子部とされるのに対し、カソード用の凸状接続部をなす枝部732aが有する一対の給電側端子部736は、共に極性が「カソード(負極)」であるカソード側端子部とされる。
続いて、LED基板側コネクタ731の構成について説明する。LED基板側コネクタ731は、図28に示すように、内部に嵌合空間ISを有するハウジング735と、嵌合空間ISに臨む形で配される一対のLED基板側端子部734とを有してなる。ハウジング735は、合成樹脂製とされ、全体としてブロック状をなしている。ハウジング735は、LED基板725における表側の板面上に取り付けられている。この状態では、ハウジング735が有する嵌合空間ISは、X軸方向(嵌合方向)に沿ってシャーシ722の長辺方向の中央側、つまり中継給電基板43側に向けて開口している。ハウジング735は、嵌合空間ISを取り囲むよう略角筒状をなす周壁部735aと、周壁部735aにおける嵌合方向の後端部に連なる奥壁部735bと、嵌合空間ISを一対の枝部732aに対応付けて区分する区画壁部(仕切り壁部)735cとを有しており、全体として略有底角筒状をなしている。このうち、周壁部735aは、LED基板725に接する底壁部735a1と、底壁部735a1の幅方向(Y軸方向)についての両端部から立ち上がる一対の側壁部(図示せず)と、一対の側壁部735a2の立ち上がり端同士を結ぶとともに底壁部735a1と対向状をなす天井壁部735a3とからなる。奥壁部735bは、周壁部735aと直交する壁面を有するとともに、その前側の壁面が嵌合空間ISに臨む形で配されていて給電側コネクタ732の嵌合深さを規制することができる。区画壁部735cは、周壁部735aにおける底壁部735a1と天井壁部735a3とにおける幅方向の略中央部同士を繋ぐ形で設けられており、給電側コネクタ732をなす一対の枝部732aを個別に嵌合できるよう、嵌合空間ISを一対に区画している。この区画壁部735cによりLED基板側端子部734及び給電側端子部736のアノード側端子部とカソード側端子部とが短絡する事態が生じ難くなっている。
LED基板側端子部734は、導電性に優れた薄い金属板材を所定形状に折り曲げることで形成されている。LED基板側端子部734は、図28に示すように、ハウジング735のうち区画壁部735cにより区画された一対の嵌合空間IS内に一対がそれぞれ配されており、このうち一方のLED基板側端子部734が、極性が「アノード(正極)」であるアノード側端子部とされるのに対し、他方のLED基板側端子部734が、極性が「カソード(負極)」であるカソード側端子部とされる。LED基板側端子部734は、ハウジング735の嵌合空間IS内に配されるとともに給電側コネクタ732に導通接触される給電側接触部734aと、嵌合空間IS外に配されるとともにLED基板725上に配索形成された配線パターンの端部に導通接触されるLED基板側接触部734bとからなる。このうち、LED基板側接触部734bは、LED基板725に対して半田付けにより電気的な接続及び機械的な固定が図られている。一方、給電側接触部734aは、ハウジング735の嵌合空間IS内において、底壁部735a1、奥壁部735b及び天井壁部735a3の各壁面に概ね沿って延在するよう途中で屈曲された形状とされる。
そして、給電側接触部734aのうち、底壁部735a1の壁面に沿って延在する部分と、天井壁部735a3の壁面に沿って延在する部分とには、図28に示すように、それぞれ中継給電基板43の給電側コネクタ732(枝部732a)に接近するよう略弓形(断面略円弧状)をなす弾性片737が形成されている。給電側接触部734aは、奥壁部735bに接する部分の両端部からそれぞれ前方に向けて延出する部分が両持ち状の略弓形に形成されることで、Z軸方向に沿って弾性変形可能な弾性片737とされている。底壁部735a1側の弾性片737の前端部は、給電側接触部734aのうち底壁部735a1の壁面に接する部分に連なっている。天井壁部735a3側に弾性片737の前端部は、給電側接触部734aのうち天井壁部735a3に接する部分に連なっている。一対の弾性片737は、嵌合空間IS内においてZ軸方向について対向状に配されており、その間に給電側コネクタ732が前方から挿入可能とされている。一対の弾性片737間に給電側コネクタ732が挿入されると、給電側コネクタ732は、その板厚方向(Z軸方向)について両側から一対の弾性片737によって弾性的に挟み込まれる形で保持される。
上記した一対の弾性片737のうち、嵌合空間ISにおいて最も内側(給電側コネクタ732側)に張り出した部分が、図28に示すように、それぞれ給電側コネクタ732の給電側端子部736に対して接触する接点部738とされる。接点部738は、LED基板側コネクタ731の嵌合空間IS内において延在する1本のLED基板側端子部734の給電側接触部734aにおける途中の2箇所に設けられている。つまり、LED基板側端子部734は、嵌合空間IS内において給電側端子部736に対して異なる位置にて接触されるとともに、同一極性とされる接点部738を一対有していることになる。具体的には、アノード側のLED基板側端子部734は、極性がアノードとされた接点部738を一対有しているのに対し、カソード側のLED基板側端子部734は、極性がカソードとされた接点部738を一対有している。一対の接点部738は、給電側コネクタ732をなす枝部732aにおける表側の板面732a1と、その反対側の裏側の板面732a2とにそれぞれ形成された一対の給電側端子部736に対して各弾性片737のばね性を利用して弾性接触されるようになっている。詳しくは、自然状態とされた一対の弾性片737における一対の接点部738間の間隔は、給電側コネクタ732の板厚寸法よりも小さく設定されているので、一対の弾性片737間に給電側コネクタ732が差し込まれて、一対の接点部738が一対の給電側端子部736に対してそれぞれ接触されるのに伴い、一対の弾性片737がZ軸方向について互いに離間するよう変位しつつ弾性変形されるようになっている。これにより、一対の接点部738が一対のLED基板側端子部734に対して所定の接圧でもって安定的に接触した状態に保たれる。
以上説明したように本実施形態によれば、LED基板725を収容するとともにLED基板725をLEDの設置面とは反対側から支持する底板722aを有するシャーシ722を備えており、LED基板725は、底板722aの板面に沿って複数並んで配されるとともに凹状接続部であるLED基板側コネクタ731が個別に設けられているのに対し、中継給電部材(給電部材)43は、複数のLED基板725の並び方向に沿って延在するとともにLED基板725に対して底板722a側とは反対側に配される給電基板本体(給電本体部)43aを有するとともに、給電基板本体43aから分岐する形で凸状接続部である給電側コネクタ732が複数、LED基板725の並び方向に沿って並んで設けられてなる。このようにすれば、シャーシ722に収容された複数のLED基板725は、底板722aの板面に沿って並んで配されるとともに底板722aによってLEDの設置面とは反対側から支持される。中継給電部材43は、給電基板本体43aをLED基板725に対して底板722a側とは反対側に配するとともに、給電基板本体43aから分岐する形で設けられた複数の凸状接続部である給電側コネクタ732を、各LED基板725に個別に設けられた凹状接続部であるLED基板側コネクタ731に対して一括して嵌合することができる。これにより、接続に係る作業効率が良好なものとなる。このように中継給電部材43により複数の凸状接続部である給電側コネクタ732を複数の凹状接続部であるLED基板側コネクタ731に対して一括嵌合する構造では、全ての凸状接続部である給電側コネクタ732及び凹状接続部であるLED基板側コネクタ731を正確に位置合わせするのが難しいため、接続に不具合が生じ易くなるものの、上記したように凹状側端子部であるLED基板側端子部734が有する複数の接点部738が凸状側端子部である給電側端子部736に対して異なる位置にて接触する構成とされることで、接続信頼性を高く維持することができる。
<実施形態9>
本発明の実施形態9を図29によって説明する。この実施形態9では、上記した実施形態8からLED基板825に対する中継給電基板843の配置を変更したものを示す。なお、上記した実施形態8と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
本実施形態に係る中継給電基板843は、図29に示すように、LED基板825に対してシャーシ822における長辺方向の端側から組み付けられる構成とされ、その組み付けに伴って各給電側コネクタ832が各LED基板825のLED基板側コネクタ831に対してシャーシ822の長辺方向の端側から中央側に向けて凹凸嵌合されるようになっている。LED基板側コネクタ831は、シャーシ822の長辺方向の端側に向けて開口する形で嵌合空間(図示せず)を有している。中継給電基板843は、その給電基板本体843aが各LED基板825とは平面に視て非重畳とされており、各LED基板825に対してシャーシ822の長辺方向についての端側に隣り合う位置に配されている。このように中継給電基板843をLED基板825に対してシャーシ822における端側から組み付ける配置構成とすれば、LED基板側コネクタ831と、X軸方向について隣り合う拡散レンズ827(LED)との間の間隔を狭くすることができる。
<実施形態10>
本発明の実施形態10を図30によって説明する。この実施形態10では、上記した実施形態8から中継配線を省略したものを示す。なお、上記した実施形態8と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
本実施形態に係る一対の中継給電部材943は、図30に示すように、中継配線により直接接続されない構成とされている。このような配線構成を採るには、例えば図示しないLED駆動回路基板に互いに電気的に独立した2つの駆動回路部を設けるようにし、一方の駆動回路部を図30に示す左側に配されたLED基板925群に、他方の駆動回路部を同図右側に配されたLED基板925群にそれぞれ中継給電部材943を介して中継接続すればよい。
<実施形態11>
本発明の実施形態11を図31によって説明する。この実施形態11では、上記した実施形態8から中継配線を省略したものを示す。なお、上記した実施形態8と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
本実施形態に係るLED基板1025は、図31に示すように、X軸方向に沿って並んだもの同士が相互に電気的に接続されている。具体的には、LED基板1025のうちシャーシ1022における中央側、つまり中継給電基板1043側とは反対側の端部に基板間コネクタBCをそれぞれ設け、隣接する基板間コネクタBC同士を嵌合することで、X軸方向について隣り合うLED基板1025間が電気的に接続されている。このような構成によっても、一対の中継給電部材1043を中継配線により直接接続しない構成を実現することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記した各実施形態では、凸状をなすLED基板側コネクタ(給電側コネクタ)が一対の枝部からなる構成のものを示したが、凸状をなすLED基板側コネクタ(給電側コネクタ)を分岐されない構造、つまり一枚の板状をなす構造とすることも勿論可能である。
(2)上記した実施形態2〜5,7に記載した給電側端子部における弾性片及び接点部の配置について、表側のものと裏側のものとを逆転させた配置とすることも勿論可能である。
(3)上記した各実施形態では、弾性片及び接点部の数を2つまたは3つとしたものを示したが、弾性片及び接点部の数を4つ以上とすることも可能である。
(4)上記した各実施形態では、弾性片の数と接点部の数とが一致する構成のものを示したが、例えば弾性片の数よりも接点部の数の方が多い構成とすることも可能である。その場合、1本の弾性片に複数の接点部を設けることになるが、このようなものも本発明に含まれる。
(5)上記した実施形態2,3では、接点部が前後方向について離間した2位置に配されるものを示したが、接点部が前後方向について離間した3以上の位置に配されるものも本発明に含まれる。また、上記した実施形態2,3に記載した構成を、実施形態4〜11に記載した構成と組み合わせることもできる。
(6)上記した実施形態2では、表側の弾性片が2本とされ、裏側の弾性片が1本とされた構成を示したが、例えば裏側の弾性片についても2本とすることも可能である。それ以外にも、弾性片の設置数は適宜に変更可能である。
(7)上記した実施形態4では、分岐弾性片が2本とされたものを示したが、分岐弾性片を3本以上とすることも可能である。また、上記した実施形態4に記載した構成を、実施形態1〜3,5〜11に記載した構成と組み合わせることもできる。
(8)上記した実施形態5,6に記載された構成は、実施形態2〜4,7〜11の構成にも適用可能である。その場合、接点受け凹部の形成範囲及び設置数は、接点部の数や配置に応じて適宜に変更可能である。また、上記した実施形態7〜11の構成を、実施形態1〜6に記載した構成と組み合わせることもできる。
(9)上記した実施形態1〜7では、給電側コネクタに対してLED基板をX軸方向に沿ってスライドさせることで、LED基板側コネクタを給電側コネクタに嵌合させたものを示したが、給電側コネクタの嵌合空間をY軸方向に沿って開口させる構成とすれば、給電側コネクタに対してLED基板をY軸方向に沿ってスライドさせることで嵌合作業を行うことも可能である。
(10)上記した実施形態1〜7では、LED基板側コネクタをシャーシの底板の板面に摺接させることで、給電側コネクタに対する嵌合をガイドするものを示したが、LED基板側コネクタが底板から所定高さ浮き上がった位置に配されて、底板が嵌合ガイド機能を有さない構成とすることも可能である。
(11)上記した各実施形態では、LED駆動回路基板をシャーシに対してネジ部材によって直接固定したものを示したが、例えば、LED駆動回路基板が有する各給電側コネクタにシャーシの各孔部の孔縁に対して係止する係止構造を設けるようにし、その係止構造によってLED駆動回路基板の保持を図るようにしても構わない。このようにすれば、LED駆動回路基板をシャーシに対して直接固定しなくてもよい。
(12)上記した各実施形態では、LED駆動回路基板を固定するネジ部材が裏側から取り付けられるものを図示したが、ネジ部材をシャーシの内側から取り付けるようにしても構わない。
(13)上記した各実施形態では、給電側コネクタ(LED基板側コネクタ)を構成するハウジングが嵌合空間を区分する区画壁部を有しており、この区画壁部が周壁部における底壁部と天井壁部との双方に連なる形態とされたものを示したが、区画壁部が底壁部と天井壁部とのいずれか一方にのみ連なる形態(隣り合う嵌合空間同士が連通する形態)とすることも可能である。また、区画壁部を省略したものも本発明に含まれる。
(14)上記した実施形態1〜7では、給電側コネクタが凹状をなすのに対し、LED基板側コネクタが凸状をなす場合を示したが、凹凸関係を逆転させ、給電側コネクタを凸状とし、LED基板側コネクタを凹状とすることも可能である。同様に、実施形態8〜11においても凹凸関係を逆転させ、LED基板側コネクタを凸状とし、給電側コネクタを凹状とすることも可能である。
(15)上記した各実施形態以外にも、シャーシにおけるLED基板や基板保持部材の設置数や配置などは適宜に変更可能である。同様にLED基板におけるLED(拡散レンズ)の設置数や配置などは適宜に変更可能である。
(16)上記した各実施形態では、LEDの光出射側に拡散レンズを配したものを示したが、このような拡散レンズを省略した直下型のバックライト装置にも本発明は適用可能である。
(17)上記した各実施形態以外にも、LEDの具体的な構成(例えばLEDチップの主発光波長、使用する蛍光体が発する光の波長範囲、使用する蛍光体の材料名など)は適宜に変更可能である。
(18)上記した各実施形態では、LEDに用いる蛍光体として、1つの色に係る光を発光する蛍光体を1種類のみ使用した場合を例示したが、同色の光を発光する蛍光体を2種類以上使用することも可能である。
(20)上記した各実施形態では、カラーフィルタの着色部として、光の三原色である赤色、緑色、青色に黄色を加えたものを示したが、黄色に代えてシアン色の着色部を加えるようにしてもよい。また、シアン色の着色部以外にも、透過光を着色することがない透明部を設けるようにしても構わない。
(21)上記した各実施形態以外にも、カラーフィルタを構成する4色の着色部の行方向についての配列順序は、適宜に変更可能である。また、4色の着色部を行方向に沿って並列する配置に限らず、4色の着色部を行列状に並ぶ構成とすることも可能である。
(22)上記した各実施形態では、カラーフィルタを構成する4色の着色部の面積比率が異なる構成のものを例示したが、4色の着色部の面積比率を等しくする構成とすることも可能である。
(23)上記した各実施形態では、カラーフィルタの着色部を4色とした場合を示したが、赤色、緑色、青色の3色の着色部からなるカラーフィルタを備えたものにも本発明は適用可能である。
(24)上記した各実施形態では、光源として白色発光するLEDを用いたものを示したが、例えば、赤色光、緑色光、青色光をそれぞれ単色発光する3種類のLEDを用いることも可能である。
(25)上記した各実施形態では、光源としてLEDを用いたものを示したが、有機ELなどの他の光源を用いることも可能である。
(26)上記した各実施形態では、液晶パネル及びシャーシがその短辺方向を鉛直方向と一致させた縦置き状態とされるものを例示したが、液晶パネル及びシャーシがその長辺方向を鉛直方向と一致させた縦置き状態とされるものも本発明に含まれる。
(27)上記した各実施形態では、液晶表示装置のスイッチング素子としてTFTを用いたが、TFT以外のスイッチング素子(例えば薄膜ダイオード(TFD))を用いた液晶表示装置にも適用可能であり、カラー表示する液晶表示装置以外にも、白黒表示する液晶表示装置にも適用可能である。
(28)上記した各実施形態では、表示パネルとして液晶パネルを用いた液晶表示装置を例示したが、他の種類の表示パネルを用いた表示装置にも本発明は適用可能である。
(29)上記した各実施形態では、チューナーを備えたテレビ受信装置を例示したが、チューナーを備えない表示装置にも本発明は適用可能である。具体的には、電子看板(デジタルサイネージ)や電子黒板として使用される液晶表示装置にも本発明は適用することができる。
10…液晶表示装置(表示装置)、11…液晶パネル(表示パネル)、12…バックライト装置(照明装置)、22,722,822…シャーシ、22a,722a…底板、24…LED(光源)、25,225,725,825,925,1025…LED基板(光源基板)、25b,225b…実装面(設置面)、30,630,730…LED駆動回路基板(給電部材、光源駆動基板)、31,131,231,331,431,531…LED基板側コネクタ(凸状接続部)、31a1,131a1,231a1,331a1,531a1…表側の板面(一方の板面)、31a2,131a2,431a2,531a2…裏側の板面(他方の板面)、32,632…給電側コネクタ(凹状接続部)、33…孔部、34,134,234,334,434,534…LED基板側端子部(凸状側端子部)、36,136,236,336,636…給電側端子部(凹状側端子部)、37,137,237,337,437,537,637,737…弾性片、38,138,238,338,438,538,738…接点部、39…分岐弾性片、41,541…接点受け凹部、43,843,943,1043…中継給電部材(給電部材)、43a…給電基板本体(給電本体部)、731,831…LED基板側コネクタ(凹状接続部)、732,832…給電側コネクタ(凸状接続部)、732a1…表側の板面(一方の板面)、732a2…裏側の板面(他方の板面)、734…LED基板側端子部(凹状側端子部)、736…給電側端子部(凸状側端子部)、IS…嵌合空間、TV…テレビ受信装置

Claims (14)

  1. 光源と、
    前記光源が設けられる光源基板と、
    前記光源に給電するための給電部材と、
    前記光源基板と前記給電部材とのうちの一方側に設けられ、内部に嵌合空間を有する凹状接続部と、
    前記光源基板と前記給電部材とのうちの他方側に設けられ、前記凹状接続部の前記嵌合空間に嵌合される凸状接続部であって、前記凹状接続部との電気的な接続を図るための凸状側端子部を有する凸状接続部と、
    前記凹状接続部に設けられ、前記嵌合空間に臨む形で配されるとともに前記凸状側端子部に対して電気的に接続される凹状側端子部であって、前記凸状側端子部に対して異なる位置にて接触されるとともに同一極性とされる複数の接点部を有する凹状側端子部と、を備える照明装置。
  2. 前記給電部材は、前記光源の電源である光源駆動基板とされており、
    前記光源基板を収容するシャーシであって、前記光源基板を前記光源の設置面とは反対側から支持するとともに前記光源基板と前記光源駆動基板との間に介在する形で配される底板を有するとともに、前記底板に前記凹状接続部を通す孔部が設けられてなるシャーシを備える請求項1記載の照明装置。
  3. 前記凹状接続部は、前記光源駆動基板に設けられるとともに、前記嵌合空間が前記シャーシ内において前記底板の板面に沿って開口する形態とされており、
    前記凸状接続部は、前記光源基板に設けられるとともに、前記光源基板を前記底板の板面に沿ってスライドさせることで、前記凹状接続部の前記嵌合空間に嵌合される請求項2記載の照明装置。
  4. 前記光源基板は、前記底板の板面に沿って複数並んで配されているのに対し、前記凹状接続部は、前記光源駆動基板において複数の前記光源基板の並び方向に沿って複数並んで配されている請求項3記載の照明装置。
  5. 前記凸状接続部が板状をなしているのに対し、前記凹状側端子部は、前記凸状接続部をその板厚方向について両側から弾性的に挟み込むとともに複数の前記接点部が設けられてなる弾性片を有している請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記凸状側端子部は、前記凸状接続部における両板面にそれぞれ設けられており、
    前記接点部は、前記弾性片のうち、前記凸状接続部における一方の板面に接する位置と、前記凸状接続部における前記一方の板面とは反対側の他方の板面に接する位置とに少なくとも設けられている請求項5記載の照明装置。
  7. 前記凸状接続部が板状をなしているのに対し、前記凹状側端子部は、前記凸状接続部に対してその板厚方向について少なくとも片側から弾性的に接する弾性片を有しており、
    複数の前記接点部は、前記弾性片のうち、前記凸状接続部における一方の板面に接する位置であって、前記凸状接続部の嵌合方向について離間した複数の位置に設けられている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記凸状接続部が板状をなしているのに対し、前記凹状側端子部は、前記凸状接続部に対してその板厚方向について少なくとも片側から弾性的に接するとともに前記凸状接続部の板面に沿い且つ前記凸状接続部の嵌合方向と直交する方向について分岐した複数の分岐弾性片からなる弾性片を有しており、
    複数の前記接点部は、複数の前記分岐弾性片にそれぞれ設けられている請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記凸状接続部は、板状をなすとともに、その板面には、前記凹状側端子部の複数の前記接点部のうちの少なくとも1つを受け入れる接点受け凹部が設けられている請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の照明装置。
  10. 前記接点受け凹部は、前記凸状側接続部の板面に複数設けられるとともに、複数の前記接点部を個別に受け入れている請求項9記載の照明装置。
  11. 前記光源基板を収容するとともに前記光源基板を前記光源の設置面とは反対側から支持する底板を有するシャーシを備えており、
    前記光源基板は、前記底板の板面に沿って複数並んで配されるとともに前記凹状接続部が個別に設けられているのに対し、前記給電部材は、複数の前記光源基板の並び方向に沿って延在するとともに前記光源基板に対して前記底板側とは反対側に配される給電本体部を有するとともに、前記給電本体部から分岐する形で前記凸状接続部が複数、前記光源基板の並び方向に沿って並んで設けられてなる請求項1記載の照明装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の照明装置と、前記照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルとを備える表示装置。
  13. 前記表示パネルは、一対の基板間に液晶を封入してなる液晶パネルとされる請求項12記載の表示装置。
  14. 請求項12または請求項13に記載された表示装置を備えるテレビ受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101733924B1 (ko) * 2016-07-26 2017-05-08 (주)라이트온 칩 온 보드형 백라이트 유닛
JP2020013721A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 シャープ株式会社 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置
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WO2023166798A1 (ja) * 2022-03-03 2023-09-07 ソニーグループ株式会社 発光装置および表示装置

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