JP2020024876A - 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射部材の隙間に起因する輝度ムラ及び色ムラを抑制する【解決手段】照明装置30は、被照射体に光を照射する複数の光源52と、前記光源52を実装する複数の基板51と、前記基板51の一対の板面のうち前記光源52の実装面に配され、複数の前記光源52の各々が挿通される複数の挿通孔72と、前記挿通孔72に挿通された前記光源52の各々を取り囲む側壁部73とを有する反射部材70と、を備え、複数の前記基板51はそれぞれ面内に並べて配されており、隣り合う前記基板間51において、前記反射部材70の隣接する前記側壁部73の間を覆うカバー部材90をさらに備える。【選択図】図3

Description

本発明は、照明装置、表示装置及びテレビ受信装置に関する。
従来、液晶表示装置として、液晶パネルの裏面側全体に光源が配された、いわゆる直下型バックライト装置を用いたものが知られている。直下型バックライト装置においては、LED(光源の一例)側から液晶パネル側に傾斜する傾斜面を有する反射部材がLED毎に配されることがあり、下記特許文献1及び特許文献2にその例が開示されている。特許文献1の液晶表示装置は、複数のLEDが個別に挿通される挿通孔と、この挿通孔に挿通されたLEDの各々を取り囲む側壁部とを有する反射部材を備える。このような反射部材により、LEDからの光は各LEDを取り囲む反射部材の傾斜面によって液晶パネル側にほぼ均等に指向されるため、液晶パネルの輝度分布を均一化可能となる。また、特許文献2の液晶表示装置は、このような反射部材の傾斜面の形状を改良することで、バックライト装置を薄型化した場合でも、輝度ムラを抑制することができるものとなっている。
特開2008−292991号公報 国際公開第2012/029600号
上記した反射部材は、複数のLEDを実装するLED基板上に設けられているが、反射部材が設けられた複数枚のLED基板を面内方向に並べて用いることがある。この際、LED基板の位置決めバラつきや、LED基板や反射部材の寸法バラつきがあると、隣り合うLED基板の反射部材の繋ぎ目(側壁部間の接続部分)に隙間が生じてしまう。この隙間には光源からの光が到達しにくいため、液晶パネルにおいて輝度値が低い輝度ムラや、光源から放出される色味の光が足りない色ムラを生じる原因となる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、反射部材の隙間に起因する輝度ムラ及び色ムラを抑制することを目的とする。
本発明の照明装置は、被照射体に光を照射する複数の光源と、前記光源を実装する複数の基板と、前記基板の一対の板面のうち前記光源の実装面に配され、複数の前記光源の各々が挿通される複数の挿通孔と、前記挿通孔に挿通された前記光源の各々を取り囲む側壁部とを有する反射部材と、を備え、複数の前記基板はそれぞれ面内に並べて配されており、隣り合う前記基板間において、前記反射部材の隣接する前記側壁部の間を覆うカバー部材をさらに備える。
このように反射部材の隣接する側壁部の間をカバー部材で覆うようにすれば、その側壁部間に生じる隙間を塞ぐことができるため、光源からの光が到達しにくい部分をなくすことができる。その結果、隙間に起因した輝度ムラ、色ムラが抑制可能となる。
本発明によれば、反射部材の隙間に起因する輝度ムラ、色ムラの発生を抑制することができる。
本発明の実施形態1に係るテレビ受信装置の分解斜視図 本発明の実施形態1に係る液晶表示装置の分解斜視図 図2のIII−III線に沿って切断した断面の部分拡大図 シャーシに収容されたLED、LED基板、反射部材、カバー部材を示す上面図 図4においてカバー部材を分解した斜視図 変形例に係るカバー部材を備えた液晶表示装置について図4に相当する上面図
<実施形態1>
実施形態1を図1から図5を参照して説明する。本実施形態では、バックライト装置30(照明装置の一例)を備えた液晶表示装置(表示装置の一例)10、及びそれを搭載したテレビ受信装置10TVについて例示する。なお、各図面の一部には、X軸、Y軸、及びZ軸を示しており、各軸方向が各図で共通した方向となるように描かれている。また、Z軸方向において液晶パネル20側を表側とし、Z軸方向におけるその反対側を裏側とする。
本実施形態のテレビ受信装置10TVは、図1に示すように、液晶表示装置10と、液晶表示装置10を挟むようにして収容する表裏両キャビネット10Ca、10Cbと、電源10Pと、テレビ信号を受信するチューナー10Tと、スタンド10Sとを備える。テレビ受信装置10TVは、全体として横長の方形をなしており、スタンド10Sに横置き状態で載置される。
液晶表示装置10は、表示パネルである液晶パネル20(被照射体の一例)と、液晶パネル20に光を照射するバックライト装置30と、を備え、これらが枠状をなすベゼル40などにより一体的に保持されるようになっている。ベゼル40は、液晶パネル20の表側の周縁部に沿って延在しており、液晶表示装置10の表側の外観を構成している。ベゼル40は、剛性に優れた金属製や樹脂製とされる。
液晶パネル20は、画像を表示可能な表示面が表側を向いた姿勢で組み付けられている。液晶パネル20は、全体として横長な方形状(矩形状)をなしている。液晶パネル20は、透明な(高い透光性を有する)一対のガラス基板が所定のギャップを隔てた状態で貼り合わせられるとともに、両ガラス基板間に液晶層(図示しない)が封入された構成とされる。一方のガラス基板には、互いに直交するソース配線とゲート配線とに接続されたスイッチング素子(例えばTFT)と、そのスイッチング素子に接続された画素電極、さらには配向膜等が設けられ、他方のガラス基板には、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)等の各着色部が所定配列で配置されたカラーフィルタや対向電極、さらには配向膜等が設けられている。このうち、ソース配線、ゲート配線、および対向電極などには、図示しない駆動回路基板から画像を表示するのに必要な画像データや各種制御信号が供給されるようになっている。なお、両ガラス基板の外側には偏光板(図示しない)が配されている。
バックライト装置30は、図2に示すように、光出射側(液晶パネル20側)に向けて開口した略箱型をなすシャーシ31と、シャーシ31の開口を覆うようにして配される拡散板60と、拡散板60から出射した光に所定の光学作用を付与する光学シート33と、シャーシ31の外周縁部に沿って配され拡散板60の外周縁部及び光学シート33の外周縁部をシャーシ31との間で挟んで保持するフレーム15と、を備える。シャーシ31内には、拡散板60の直下となる位置に対向状に配されるLED52と、LED52が実装されたLED基板51と、シャーシ31内の光を拡散板60側に反射させる反射シート70(反射部材の一例)とが収容されている。このように本実施形態に係るバックライト装置30は、液晶パネル20の下側(裏側)にLED52が対向して配される、いわゆる直下型のバックライト装置をなすものとされる。
シャーシ31は金属製とされ、図2に示すように全体としては表側に向けて開口した浅い略箱型をなしている。シャーシ31は、液晶パネル20と同様に横長な方形状をなす底部31Aと、底部31Aの各辺の外端からそれぞれ表側に向けて立ち上がる側部31Bとを有し、底部31Aの裏側外部には、液晶パネル20に駆動信号を供給するコントロール基板等の基板類32が取り付けられている。
光学シート33は可撓性を有し、液晶パネル20およびシャーシ31の底板31Aと同様に平面視で横長の方形状をなす。光学シート33は、波長選択シート、プリズムシート、反射型偏光板等が積層されたものであって、液晶パネル20と拡散板60との間に介在して配されることで、拡散板60からの出射光に所定の光学作用を付与しつつ液晶パネル20に向けて出射させる。
拡散板60は、その板厚が光学シート33よりも厚く、例えばほぼ透明な樹脂製の基材内に拡散粒子を多数分散して設けた構成とされ、透過する光を拡散させる。LED52からZ軸方向に沿って発せられた光は、拡散板60の裏側の板面(光入射面)に入射して、拡散板60の表側の板面(光出射面)から光学シート33側へ拡散するように出射される。
LED52は、板状のLED基板51の表側を向いた板面(実装面)に実装されている。LED52は、図2に示すように、複数がX軸方向(行方向)及びY軸方向(列方向)についてそれぞれほぼ等間隔に行列状(マトリクス状)に並列して配されている。LED52は、実装面の面内に配索形成された金属膜からなる配線パターン(図示しない)によって相互が電気的に接続されている。LED基板51の基材は、例えばアルミニウムなどの金属製とされ、その表面に絶縁層を介して配線パターンが形成されている。なお、LED基板51の基材に用いる材料としては、合成樹脂等の絶縁材料を用いることも可能である。
LED52は、発光強度がピークとなる光がLED52の正面方向(Z軸方向)に対してLED基板51の面内(X−Y面内)に傾いた方向(斜め方向)に向かうような配光分布を有している。LED52から出射された光は、斜め方向に放射される光の強度が大きいため、広い範囲に拡散可能となっている。本実施形態において、LED52には、青色発光素子から発せられた光(青色の一次光)を放出するものが用いられているが、その他、発光素子に蛍光体を塗布することにより白色発光するもの、青色、赤色、緑色の3種類のLEDチップが面実装されて白色発光するもの等、様々な種類のものを用いることができる。
続いて、反射シート70について、図2から図5を参照して詳しく説明する。反射シート70は、合成樹脂により形成されたシート状部材であって、その表面が光の反射性に優れた白色を呈するものとされている。反射シート70は、シャーシ31の底部31Aの表側に敷設されたLED基板51の表側(実装面)に配され、LED基板51をほぼ全体に亘って覆っている。
反射シート70は、図3及び図4に示すように、複数のLED52の各々が挿通される複数の挿通孔72と、挿通孔72に挿通されたLED52の各々を取り囲む側壁部73と、挿通孔72と側壁部73とを接続しLED基板51に沿う底壁部74と、を有する。各LED52を取り囲む側壁部73は、LED基板51側から表側に傾斜して突出する傾斜面73Aを含み、4つの台形状の傾斜面73Aが各LED52を逆四角錐状に個別に取り囲むように形成されている。傾斜面73Aにより、各LED52から出射されて傾斜面73Aに到達した光が表側に指向するように反射される。出射光の強度がピークとなるLED52の放射角度に応じて側壁部73の傾斜面73Aの角度を調整することにより、表側に指向させる度合い等を調整することができる。本実施形態において、LED52は一定の間隔で配されると共に、複数のLED52の各々を取り囲む側壁部73の大きさは均等であるため、LED52から出射した光は側壁部73の傾斜面73Aによって液晶パネル20側にほぼ均等に指向される。
側壁部73は、図3に示すように、その表側の先端部73Bと拡散板60との間に所定の空隙が保有される程度の突出寸法とされており、拡散板60とは非接触の状態とされている。空隙により、側壁部73が取り囲むLED52から出射された光と、そのLED52と隣り合うLED52から出射された光とが相互に行き交うことが許容されるとともに、後述するカバー部材90が、側壁部73と拡散板60との間に介在可能となる。なお、熱可塑性樹脂材料からなる反射シート70を製造する過程において、反射シート70に真空成型を施して所定形状に曲げ加工すると、このような形状を有する側壁部73を一体的に形成することができる。
ところで、液晶表示装置10の平面サイズが大きくなり、内蔵されるLED52の数が増大した場合、全てのLED52を一枚のLED基板51に実装することは製造上の困難性を伴うものとなる。このため、例えば20型程度以上の中型の液晶表示装置10においては、所定の数のLED52を有する複数枚のLED基板51が面内方向に並べて配される。本実施形態においては、図4に示すように、一例として3行×5列の計15個のLED52を実装したLED基板51がシャーシ31の底部31Aに2×2枚の計4枚並べて配されている。各LED基板51には、それぞれの実装面を覆う反射シート70が個別に配されており、従って、LED基板51が面内(X−Y面内)方向に並べて配されると、各LED基板51を覆う反射シート70も同様にX−Y面内に並べて配されるようになる。
ここで、LED基板51を並べて配する際、LED基板51の位置決めにバラつきが生じたり、LED基板51の寸法にバラつきがあると、図3に示すように、隣り合うLED基板51の間に隙間S1が生じてしまい、これにより隣接する側壁部73間にも隙間S2が生じてしまう。また、反射シート70そのものの寸法バラつきによっても隙間S2が生じてしまう。この隙間S2には、LED52からの光が到達しにくくなるため、液晶パネル20において輝度値が低い輝度ムラを生じる原因となる。また、LED52が青色発光素子から発せられた光(青色の一次光)を放出するものである場合、一次光の色味(青色)の光が足りない色ムラの原因となる。
そこで、本実施形態に係る液晶表示装置10は、図2から図5に示すように、この隣り合う側壁部73の間を覆うカバー部材90を備える。カバー部材90を備えることで、側壁部73間に生じる隙間S2を塞ぐことができ、LED52からの光が到達しにくい部分をなくすことができる。カバー部材90は、合成樹脂により形成されたシート状部材であって、反射性又は補色性の少なくとも一方を有することが好ましい。反射性を有する場合、LED52からの光がカバー部材90で反射されるようになるため、液晶パネル20において、カバー部材90が配された隙間S2と重畳する部分の輝度を効率的に上げることができるようになる。反射性は、例えばカバー部材90の表面が光の反射性に優れた白色を呈するものとされることにより実現される。また、補色性を有する場合、LED52からの光がカバー部材90で補色されるようになるため、液晶パネル20において、カバー部材90が配された隙間S2と重畳する部分の一次光の色味(青色)を効率的に補色することができるようになる。捕色性は、例えばカバー部材90の表面が一次光の色味(青色)を呈するものとされることにより実現される。
カバー部材90は、図4及び図5に示すように、隣り合うLED基板51において、隣接する側壁部73の隙間S2に沿って配されている。本実施形態においては、隙間S2が格子状の列方向(Y軸方向)及び行方向(X軸方向)に沿っていることから、カバー部材90も格子状の列方向及び行方向に沿って延在している。すなわち、カバー部材90は、格子状の列方向及び行方向に沿って生じる側壁部73間の隙間S2を一括して覆うことができるものとなっている。また、カバー部材90は、拡散板60と側壁部73の間に介在するように側壁部73の上側に配されており、側壁部73の表側(光出射側)から隙間S2を覆っている(図3及び図5)。なお、カバー部材90は、行方向に沿う第1のカバー部材の上側に、列方向に沿う第2のカバー部材が重ねられて、列方向及び行方向に沿って生じる側壁部73間の隙間S2を一括して覆っているが、行方向及び列方向に沿うように十字形に一体形成されていてもよい。
カバー部材90はまた、図3から図5に示すように、隣接する側壁部73間に生じる隙間S2を覆う遮蔽部91と、遮蔽部91から側壁部73に沿って延出する延出部92とを有する。延出部92は側壁部73の形状に倣う台形状をなし、この延出部92が側壁部73上に沿って載置されることで、遮蔽部91が側壁部73間に生じる隙間S2に位置決めされて配されるようになる。また、延出部92により、カバー部材90が位置決めされた場所から動いて位置ズレすることを防ぐことができる。カバー部材90を反射シート70に固定するため、両面テープ(図示しない)等を用いてカバー部材90と反射シート70とを接着してもよい。
遮蔽部91は、拡散板60と対向する平坦面91Aを有する。シャーシ31の底部31A及びその上に配されるLED基板51は、LED52の発熱等により液晶パネル20側に凸状に反ることがあるが、その際にカバー部材90が拡散板60に接触して、カバー部材90から拡散板60に不要な応力がかかってしまう恐れがある。このため、カバー部材90のうち拡散板60と対向し接触する可能性のある部分を平坦面91Aとすることで、このような接触時にも拡散板60に局所的な応力がかからないようにすることができる。
なお、平坦面91Aはシャーシ31の底部31A及びLED基板51に反りが生じていない状態でも、拡散板60に当接していてもよい。そのようにすることで、平坦面91Aを通じて、カバー部材90及び反射シート70により拡散板60を支持可能となる。通常、拡散板60は、シャーシ31の底部31AやLED基板51に設けられた支持ピン(図示しない)により裏側から支持されているが、このような構成とすることで、支持ピンの数を削減することができる。
以上説明したように、本実施形態の照明装置は、液晶パネル20(被照射体)に光を照射する複数のLED52(光源)と、前記LED52を実装する複数のLED基板51(基板)と、前記LED基板51の一対の板面のうち前記LED52の実装面に配され、複数の前記LED52の各々が挿通される複数の挿通孔72と、前記挿通孔72に挿通された前記LED52の各々を取り囲む側壁部73とを有する反射シート70(反射部材)と、を備え、複数の前記LED基板51はそれぞれ面内に並べて配されており、隣り合う前記LED基板51間において、前記反射シート70の隣接する前記側壁部73の間を覆うカバー部材90をさらに備える。
このようにすれば、反射シート70の隣接する側壁部73の間をカバー部材90で覆うことで、その側壁部73間に生じる隙間S2を塞ぐことができるため、LED52からの光が到達しにくい部分をなくすことができる。その結果、反射シート70の隙間S2に起因する輝度ムラ及び色ムラを抑制することができる。
<変形例>
カバー部材の変形例を図6に示す。本変形例において、実施形態1と同様の構成、作用及び効果については重複する説明は省略する。
カバー部材190は、遮蔽部91を有しているが、実施形態1と異なり延出部を有していない。カバー部材190は、図6に示すように、格子状の列方向及び行方向に沿う棒状をなすものとされる。延出部をなくすことで、傾斜面73Aの形状が異なる別の種類の反射シート70に対しても、カバー部材190を共通して使用可能となるため、部品の共通化が容易に図れるようになる。なお、カバー部材190は、両面テープ(図示しない)等により反射シート70に固定されていることが好ましい。延出部がない場合であってもカバー部材190の位置ズレを防ぐことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、カバー部材が側壁部の上側に配され、側壁部の表側(光出射側)から側壁部間の隙間を覆っている例を示したが、側壁部の裏側(光源側)から側壁部間の隙間を覆うように配置されていても構わない。その場合は、両面テープなどにより側壁部の下側に固定することが好ましい。
(2)上記実施形態では、反射シートの隣接する側壁部間の隙間が行方向及び列方向に沿って生じており、このため行方向及び列方向に沿ってカバー部材が設けられている例を示したが、これに限らず、側壁部間の隙間の形状に合わせて、カバー部材の形状も適宜変更される。
(3)上記実施形態では、LEDから出射された光は、斜め方向に放射される光の強度が大きい場合を示したが、LEDの配向分布はこれに限られない。また、LEDの配向分布等に応じて、反射シートの側壁部の傾斜面の角度は適宜変更可能であり、例えばLED基板の法線方向(Z軸方向)に沿って傾斜面が垂直に形成されていても構わない。さらに、上記実施形態では、側壁部が各LEDを逆四角錐状に取り囲む例を示したが、逆四角錐状に限られず、例えば逆円錐状としてもよい。
(4)上記実施形態では、反射シートが、挿通孔と側壁部とを接続しLED基板に沿う底壁部を有する例を示したが、底壁部はなくてもよく、側壁部が挿通孔の外周縁部から立ち上がっていても構わない。
(5)上記した実施形態では、光源としてLEDを用いたものを示したが、有機EL等の他の光源を用いることも可能である。
(6)上記実施形態では、液晶表示装置及びテレビ受信装置は、全体として横長の方形をなしており、横置き状態で設置される例を示したが、縦長の方形をなし、縦置き状態で設置されていてもよい。またその他の形状のものにも適用可能である。
10…液晶表示装置(表示装置)、10TV…テレビ受信装置、20…液晶パネル(表示パネル、被照射体)、30…バックライト装置(照明装置)、51…LED基板(基板)、52…LED(光源)、60…拡散板、70…反射シート、72…挿通孔、73…側壁部、90,190…カバー部材、91…遮蔽部、91A…平坦面、92…延出部

Claims (10)

  1. 被照射体に光を照射する複数の光源と、
    前記光源を実装する複数の基板と、
    前記基板の一対の板面のうち前記光源の実装面に配され、複数の前記光源の各々が挿通される複数の挿通孔と、前記挿通孔に挿通された前記光源の各々を取り囲む側壁部とを有する反射部材と、を備え、
    複数の前記基板はそれぞれ面内に並べて配されており、
    隣り合う前記基板間において、前記反射部材の隣接する前記側壁部の間を覆うカバー部材をさらに備える照明装置。
  2. 前記カバー部材は、反射性又は補色性の少なくとも一方を有するシート状部材である請求項1記載の照明装置。
  3. 前記光源からの光を前記被照射体側に拡散する拡散板を備え、
    前記カバー部材は、前記拡散板と対向する平坦面を有する請求項1又は請求項2記載の照明装置。
  4. 前記カバー部材の前記平坦面は、前記拡散板に当接している請求項3記載の照明装置。
  5. 前記反射部材の前記側壁部は、平面視で前記光源を格子状に取り囲む形状をなし、
    前記カバー部材は、平面視で前記格子状の列方向又は行方向の少なくとも一方に沿って延在する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記カバー部材は、前記反射部材の隣接する前記側壁部の間を覆う遮蔽部と、前記遮蔽部から前記側壁部に沿って延出する延出部とを有する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記光源は一定の間隔で配されており、
    前記側壁部は複数の前記光源の各々を取り囲む大きさが均等である請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の照明装置と、前記照明装置から照射される光を利用して画素を表示する表示パネルと、を備える表示装置。
  9. 前記表示パネルは液晶パネルからなる請求項8記載の表示装置。
  10. 請求項8又は請求項9記載の表示装置を備えるテレビ受信装置。
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