JP2020012276A - シャッター装置 - Google Patents

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Toshiya Sakurai
稔也 櫻井
潤一 岩田
Junichi Iwata
潤一 岩田
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Abstract

【課題】構造を複雑にすることなくケーブルの配線を行う。【解決手段】電動モータ32と、電動モータ32の駆動を制御するコントローラを内蔵し、かつケーブル37が設けられたコントロールボックス36と、電動モータ32の駆動によって回転するスラット巻取ローラ31とがシャッターケース30の内側に配設されたシャッター装置であって、シャッターケース30には、ケーブル配線用の空間50をシャッターケース30の外側に構成するための傾斜連結部34cがスラット巻取ローラ31の回転軸心Cに沿って設けられ、傾斜連結部34cは上下方向に沿って延在する裏面板34bに対して傾斜することによって形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、電動モータの駆動によって動作するシャッター装置に関する。
建具の上部に付設されるシャッター装置には、電動モータによってスラットの巻き取り及び繰り出しを行うものがある。この種のシャッター装置では、電動モータ、コントローラ及びスラット巻取ローラが配設されたシャッターケースが室外に配置される。これに対してシャッターケースから外部に引き出された電源中継ケーブル等のケーブルについては、室内においてジョイントボックスに接続する必要がある。ここで、室外のシャッターケースにおいてケーブルが引き出される位置と、室内に配置されるジョイントボックスの位置とが互いに近い場合には、例えば建物の外装材に孔を設けてケーブルを室内に導入するだけでケーブルをジョイントボックスに接続することが可能となる。しかしながら、例えば、室内側から見てケーブルがシャッターケースの左側部分から引き出されているのに対して、室内のジョイントボックスが建具の右側に設けられている場合には、シャッターケースの左側から建具の右側までケーブルを配線する作業が必要となる。ケーブルを配線する方法としては、建具の上枠に沿ってケーブルを配設し、さらに上枠にカバー部材を設けることによってケーブルを覆うようにしたものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−297691号公報
しかしながら、上述のシャッター装置にあっては、シャッターケースの左右長さと同等程度の寸法を有したカバー部材を用意する必要があるため、構造が複雑になるおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みて、構造を複雑にすることなくケーブルの配線を行うことのできるシャッター装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るシャッター装置は、電動モータと、前記電動モータの駆動を制御するコントローラを内蔵し、かつケーブルが設けられたコントロールボックスと、前記電動モータの駆動によって回転するスラット巻取ローラとがシャッターケースの内側に配設されたシャッター装置であって、前記シャッターケースには、ケーブル配線用の空間を前記シャッターケースの外側に構成するための空間構成部が前記スラット巻取ローラの回転軸心に沿って設けられ、前記空間構成部は、前記シャッターケースの一部が上下方向に延在する部分に対して傾斜もしくは湾曲することによって形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るシャッター装置は、電動モータと、前記電動モータの駆動を制御するコントローラを内蔵し、かつケーブルが設けられたコントロールボックスと、前記電動モータの駆動によって回転するスラット巻取ローラとがシャッターケースの内側に配設されたシャッター装置であって、前記シャッターケースには、ケーブル配線用の空間を前記シャッターケースの外側に構成するための空間構成部が前記スラット巻取ローラの回転軸心に沿って設けられ、前記空間構成部は、前記シャッターケースの一部が内側に窪むことによって形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、シャッターケースに設けた空間構成部によってケーブル配線用の空間が構成されるため、構造を複雑にすることなくケーブルの配線作業を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態であるシャッター装置を枠体に取り付けた状態の縦断面図である。 図1に示したシャッター装置を枠体に取り付ける途中の状態を示す分解斜視図である。 図1に示したシャッター装置のシャッターケースを概念的に示す斜視図である。 図1に示したシャッター装置のケーブルと室内のジョイントボックスとが同じ側にある場合のシャッター装置の取付手順を模式的に示すもので、(a)はシャッター装置を枠体に取り付ける以前の状態を示す平面図、(b)はシャッター装置を枠体のシャッターボックスに配置した状態の平面図である。 図1に示したシャッター装置のケーブルと室内のジョイントボックスとが互いに逆側にある場合のシャッター装置の取付手順を模式的に示すもので、(a)はシャッター装置を枠体に取り付ける以前の状態を示す平面図、(b)はシャッター装置を枠体のシャッターボックスに配置した状態の平面図である。 シャッターケースの変形例1を概念的に示す斜視図である。 変形例1のシャッターケースを備えるシャッター装置を枠体に取り付けた状態の要部縦断面図である。 シャッターケースの変形例2を概念的に示す斜視図である。 変形例2のシャッターケースを備えるシャッター装置を枠体に取り付けた状態の要部縦断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るシャッター装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるシャッター装置を示したものである。ここで例示するシャッター装置1は、引き違い窓等の建具を対象としてその上部に付設される建具用のものである。図1及び図2に示すように、シャッター装置1が取り付けられる建具の枠体10には、障子(図示せず)が設けられる開口枠3よりも上方となる部位にシャッターボックス11が構成してある。シャッターボックス11は、シャッター装置1を収容して支持するためのものである。本実施の形態では、左右の縦枠12が上枠13よりも上方に延在する部分を有し、延在した縦枠12の上端部間にルーフ板14を架設することによって横長直方体状のシャッターボックス11が構成してある。シャッターボックス11を構成する上枠13及びルーフ板14は、それぞれ躯体B側に位置する部分に上方に沿って延在する釘ヒレ部13a,14aを有しており、それぞれの釘ヒレ部13a,14aが外壁Gの室外に臨む表面に当接した状態で釘やネジSを打つことで建物に取り付けてある。なお、図からも明らかなように、上枠13については、見込み方向において釘ヒレ部13aよりも室内側に突出する部分が設けてあり、この突出した部分を介しても建物の躯体Bに取り付けてある。なお、見込み方向とは、図中の矢印Aで示すように、建具の奥行きに沿った方向である。
シャッターボックス11において室外側に位置する部分は、シャッター装置1を収容するための挿入口として開口している。これに対してシャッターボックス11において躯体B側に位置する部分は、内側から防水シート20を配設することによって開口が閉塞してある。防水シート20は、シャッターボックス11から躯体B側へ水が浸入するのを防止するための薄膜状部材である。本実施の形態では、水の通過は阻止する一方で、水蒸気の通過は許容する透湿性の防水シート20を適用し、この防水シート20によってシャッターボックス11の躯体B側に位置する開口の全面を覆うようにしている。ルーフ板14においては、釘ヒレ部14aが下方まで延在しており、その室外に臨む表面が防水シート20の貼り付け面となっている。上枠13については、釘ヒレ部13aの室外に臨む表面が防水シート20の貼り付け面を兼用している。
上述のシャッターボックス11に配置されるシャッター装置1は、図には明示していないが、シャッターケース30の内側にスラット巻取ローラ31を回転可能に配設したものである。スラット巻取ローラ31は、内蔵する電動モータ32の駆動により、左右方向に沿ってほぼ水平となる回転軸心Cを中心として回転し、枠体10の開口枠3に対してスラット33の巻き取り及び繰り出しを行うものである。スラット巻取ローラ31から繰り出されたスラット33は、左右の縦枠12に設けた図示せぬガイドに沿って下方に案内され、枠体10の開口枠3を塞ぐことが可能である。
シャッターケース30は、シャッター装置1の外殻を構成するもので、図1〜図3に示すように、カバー部34と、2つの軸支持部35とを備えて構成してある。カバー部34は、スラット巻取ローラ31の外周に設けたもので、上面板34a及び裏面板34bを有している。上面板34aは、スラット巻取ローラ31の上部周面を覆うようにほぼ水平に沿って延在する部分である。裏面板34bは、スラット巻取ローラ31の躯体B側に位置する側部周面を覆うようにほぼ上下方向に沿って延在する部分である。軸支持部35は、カバー部34の両端部に互いに対向するように配設したものである。図には明示していないが、上述のスラット巻取ローラ31は、その両端部が軸支持部35に回転可能に支持してある。
また、シャッターケース30には、コントロールボックス36が配設してある。コントロールボックス36は、図には明示していないが、内部にコントローラを収容するものである。コントローラは、室内に設けられた図示せぬ無線リモコンから与えられた指令に基づいて電動モータ32の駆動を制御するためのものである。本実施の形態では、図2及び図3に示すように、上面板34aにおいて左右方向のほぼ中央となる部位に、一部が外部に露出した状態でシャッターケース30にコントロールボックス36が取り付けてある。このコントロールボックス36には、シャッターケース30の内側に位置する部位に電源中継ケーブル(以下、単にケーブル37という)が設けられている。ケーブル37は、コントローラに対して給電を行うもので、図4及び図5に示すように、室内に設けられているジョイントボックス40に接続するため、カバー部34に設けた引出口38を通じてシャッターケース30の外側に引き出してある。
本実施の形態のシャッター装置1では、室外側から見てコントロールボックス36の右側(室外側から見て左右方向の一方側)に位置する端面にケーブル37が設けてあり、このケーブル37がカバー部34の右側部分に設けられた引出口38からシャッターケース30の外側に引き出してある。より具体的に説明すると、本実施の形態のシャッターケース30では、カバー部34の上面板34aと裏面板34bとの間に傾斜連結部(空間構成部)34cが設けてあり、この傾斜連結部34cの室外側から見て右側に片寄った部分(室外側から見て左右方向の一方側に片寄った部分)にケーブル37を引き出すための引出口38が形成してある。傾斜連結部34cは、裏面板34bの上方に位置する縁部から上面板34aに向けて漸次上方となるように傾斜した平板状部分であり、上面板34a及び裏面板34bを一体に成形する際に折曲部を2つ設けることで構成してある。傾斜連結部34cの高さ及び幅は、いずれもケーブル37の外径よりも大きくなるように形成してある。なお、引出口38は、必ずしも傾斜連結部34cにのみ設ける必要はなく、傾斜連結部34cから上面板34aにわたる部位や傾斜連結部34cから裏面板34bにわたる部位に設けてあっても良い。
上述したシャッター装置1を建物に取り付ける場合には、まず躯体Bに枠体10を取り付けた後、図2に示すように、防水シート20によってシャッターボックス11の躯体B側に位置する開口全面を覆う。防水シート20は、枠体10を取り付ける以前に躯体Bの表面にも予め設けておくことが好ましい。この状態から裏面板34bの外側面(見込み方向室内側面)が躯体Bの表面に対向する状態でシャッター装置1をシャッターボックス11に挿入し、シャッターケース30の両端部を介して縦枠12に取付ネジ39を螺合すれば、シャッター装置1が枠体10に支持されることになる。この間、シャッターケース30から外部に引き出したケーブル37は、シャッターケース30に取付ネジ39を螺合する以前に、防水シート20に切欠21を設けて枠体10の外部に導出し、さらに室内に引き出した状態としておく。切欠21を設ける部位は、ルーフ板14の下方に延在する釘ヒレ部14aよりも下方となる位置である。その後、適宜なタイミングで室内のジョイントボックス40にケーブル37を接続すれば、コントローラに給電することができるようになる。
ここで、図4(a)に示すように、室内のジョイントボックス40が室外側から見て建具の右側(室外側から見て左右方向の一方側)に設けられている場合には、防水シート20に対しても室外側から見て右側、好ましくはシャッターケース30の引出口38に対向するように切欠21を形成すれば良い。室外側から見て右側に切欠21を形成した場合には、図4(b)に示すように、シャッターケース30から引き出されたケーブル37をそのまま枠体10の外部に導出し、室内側に引き出すことができるようになる。室内側に引き出されたケーブル37は、ジョイントボックス40との距離も近いため、接続作業を容易に行うことができる。
これに対して、例えば室外側から見て建具の右側に入隅となる壁Wが近接している等の理由により、図5(a)に示すように、室内のジョイントボックス40が室外側から見て建具の左側(室外側から見て左右方向の他方側)に設けられている場合には、防水シート20に対して室外側から見て左側に片寄った位置に切欠21を形成し、この切欠21を介して導出したケーブル37を室内側に引き出すようにする。こうすることで、図5(b)に示すように、室内側に引き出されたケーブル37がジョイントボックス40と近くなるため、ケーブル37とジョイントボックス40との接続作業を容易に行うことができる。但し、防水シート20の左側に片寄って切欠21を設けた場合には、シャッターボックス11の内部においてシャッターケース30の右側に設けられた引出口38から枠体10の左側に設けられた切欠21に至るまでの間にケーブル37が露出した状態となるため、配線処理を施す必要がある。
しかしながら、上述のシャッター装置1では、シャッターケース30のカバー部34において上面板34aと裏面板34bとの間に傾斜連結部34cを設けるようにしている。傾斜連結部34cは、裏面板34bの上下方向上側の縁部から上面板34aに向けて漸次上方となるように傾斜したものである。このため、枠体10にシャッター装置1を取り付けた状態においては、図1に示すように、シャッターケース30と防水シート20との間にスラット巻取ローラ31の回転軸心Cに沿って左右に延在し、かつ上面に開口した断面三角形状の空間50が、見込み方向においてもっとも室内側となる部位に左右方向の全長に構成されることになる。この空間50は、高さ及び幅がケーブル37の外径より大きく構成してあり、内部にケーブル37を収容することが可能である。従って、シャッターケース30の外側に露出したケーブル37をこの空間50に配置するだけで配線処理が完了することになる。これにより、仮に電動モータ32の駆動によってシャッターケース30が振動したとしても、ケーブル37がシャッターボックス11の開口側に垂れ下がってくる事態が招来されることがない。しかも、上述の構成は、シャッターケース30の上面板34aと裏面板34bとの間に傾斜連結部34cを設けるだけで良いため、構造が複雑になるおそれもない。さらに、ケーブル配線用の空間50は、カバー部34と防水シート20との間に設けてあるため、配線したケーブル37が、スラットや電動モータ32、スラット巻取ローラ31等、シャッターケース30の内側に配設された可動物に接触するおそれもない。
なお、上述した実施の形態では、シャッターケース30のカバー部34に傾斜連結部34cを設けることにより、取付面である防水シート20との間に断面が三角形状となるケーブル配線用の空間50を構成するようにしている。このため、カバー部34の形状が複雑になる問題を招来することがないが、ケーブル配線用の空間を構成するための空間構成部は必ずしもこれに限定されない。例えば、上面板と裏面板との間に湾曲状の凹面を設けることによって空間を構成しても良いし、図6及び図7に示す変形例1のように、複数の平面をシャッターケース30の内側に窪むように設けることで空間を構成することも可能である。すなわち、この変形例1では、上面板34aと裏面板34bとの間に、垂直連結部(空間構成部)34d及び水平連結部(空間構成部)34eを設けることによって防水シート20との間に断面矩形状の空間51を構成するようにしている。垂直連結部34dは、上面板34aの見込み方向室内側の縁部から下方に向けて延在するように設けたものであり、水平連結部34eは、裏面板34bの上下方向上側の縁部から室外に向けて延在するように設けたものである。これらの垂直連結部34d及び水平連結部34eをシャッターケース30に設けることにより、防水シート20との間に断面矩形状を成し、かつスラット巻取ローラ31の回転軸心Cに沿って延在したケーブル配線用の空間51を構成している。ケーブル37の引出口38は、垂直連結部34dもしくは水平連結部34eにのみ設けても良いし、両者にわたって設けるようにしても良い。なお、変形例1において実施の形態と同様の構成については同一の符号が付してある。
また、上述した実施の形態及び変形例1では、いずれもケーブル配線用の空間50,51が上方に開口しているが、防水シート20に対向する面にのみ開口するようにケーブル配線用の空間を設けても良い。なお、実施の形態及び変形例1では、コントロールボックス36がシャッターケース30の上方部に設けてあるため、ケーブル配線用の空間50,51についてもカバー部34の上部に構成するようにしているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8及び図9に示す変形例2のように、コントロールボックス36がシャッターケース30の下方部に設けられているシャッター装置1においては、カバー部34の下部にケーブル配線用の空間52を設けても良い。すなわち、変形例2においては、裏面板34bの下縁部(上下方向下側の縁部)に第1の水平連結部(空間構成部)34f、垂直連結部(空間構成部)34g及び第2の水平連結部(空間構成部)34hを、シャッターケース30の内側に窪むように設けることによって防水シート20との間に、スラット巻取ローラ31の回転軸心Cに沿って左右に延在したケーブル配線用の空間52を構成するようにしている。第1の水平連結部34fは、裏面板34bの下縁から室外に向けて延在したものである。垂直連結部34gは、第1の水平連結部34fから下方に向けて延在したものである。第2の水平連結部34hは、垂直連結部34gの下縁から躯体Bに向けて延在したものである。ケーブル37の引出口38は、第1の水平連結部34f、垂直連結部34g及び第2の水平連結部34hのいずれかに設けても良いし、あるいはこれらの複数にわたって設けても良い。なお、カバー部34の下部にケーブル配線用の空間52を設ける場合には、防水シート20において上枠13の釘ヒレ部13aよりも上方となる位置に切欠21を設けることが好ましい。なお、変形例2において実施の形態と同様の構成については同一の符号が付してある。
さらに、上述した実施の形態、変形例1及び変形例2では、ケーブル配線用の空間50,51,52に開口するように引出口38を設けるようにしているため、シャッターケース30から引き出したケーブル37をそのままケーブル配線用の空間50,51,52に配設することができ、ケーブル37の配線作業をより容易に行うことが可能となる。しかしながら、引出口38は、必ずしもケーブル配線用の空間50,51,52に開口している必要はない。
またさらに、上述した実施の形態、変形例1及び変形例2では、枠体10に設けた防水シート20を取付面としてケーブル配線用の空間50,51,52を設けるようにしているため、防水シート20に切欠21を設けることでケーブル37を枠体10の外部に引き出すことが可能となる。しかしながら、必ずしも防水シート20との間にケーブル配線用の空間50,51,52を設ける必要はなく、例えば取付面となるルーフ板14や上枠13の釘ヒレ部13a,14aとの間にケーブル配線用の空間を構成することも可能である。
また、上述した実施の形態、変形例1及び変形例2では、室外側から見た場合にシャッターケース30の右側に片寄った位置からケーブル37を引き出したものを例示しているが、ケーブル37を引き出す位置は必ずしもこれに限定されず、任意の位置で良い。
本発明に係るシャッター装置は、電動モータと、前記電動モータの駆動を制御するコントローラを内蔵し、かつケーブルが設けられたコントロールボックスと、前記電動モータの駆動によって回転するスラット巻取ローラとがシャッターケースの内側に配設されたシャッター装置であって、前記シャッターケースには、ケーブル配線用の空間を前記シャッターケースの外側に構成するための空間構成部が前記スラット巻取ローラの回転軸心に沿って設けられ、前記空間構成部は、前記シャッターケースの一部が上下方向に延在する部分に対して傾斜もしくは湾曲することによって形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、シャッターケースに設けた空間構成部によってケーブル配線用の空間が構成されるため、構造を複雑にすることなくケーブルの配線作業を行うことが可能となる。しかも、ケーブル配線用の空間は、シャッターケースの外側に設けられるため、配線したケーブルが、シャッターケースの内側に配設されたスラットや電動モータ、スラット巻取ローラ等の可動物に接触するおそれもない。
また、本発明に係るシャッター装置は、電動モータと、前記電動モータの駆動を制御するコントローラを内蔵し、かつケーブルが設けられたコントロールボックスと、前記電動モータの駆動によって回転するスラット巻取ローラとがシャッターケースの内側に配設されたシャッター装置であって、前記シャッターケースには、ケーブル配線用の空間を前記シャッターケースの外側に構成するための空間構成部が前記スラット巻取ローラの回転軸心に沿って設けられ、前記空間構成部は、前記シャッターケースの一部が内側に窪むことによって形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、シャッターケースに設けた空間構成部によってケーブル配線用の空間が構成されるため、構造を複雑にすることなくケーブルの配線作業を行うことが可能となる。しかも、ケーブル配線用の空間は、シャッターケースの外側に設けられるため、配線したケーブルが、シャッターケースの内側に配設されたスラットや電動モータ、スラット巻取ローラ等の可動物に接触するおそれもない。
また本発明は、上述したシャッター装置において、前記シャッターケースには、前記ケーブル配線用の空間に連通するケーブル引き出し用の引出口が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、引出口を介してシャッターケースの外部に引き出したケーブルをそのままケーブル配線用の空間に配設することができるため、ケーブルの配線作業をより容易に行うことが可能となる。
また本発明は、上述したシャッター装置において、前記空間構成部は、前記シャッターケースの見込み方向において室内側となる部位に設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、空間構成部が見込み方向において室内側となる部位に設けられているため、ケーブルの配線をシャッターケースの室内側で行うことが可能となり、配線作業や室内にあるジョイントボックスとの接続作業を容易に行うことができる。
1 シャッター装置、10 枠体、11 シャッターボックス、20 防水シート、21 切欠、30 シャッターケース、31 スラット巻取ローラ、32 電動モータ、34 カバー部、34a 上面板、34b 裏面板、34c 傾斜連結部、34d 垂直連結部、34e 水平連結部、34f 第1の水平連結部、34g 垂直連結部、34h 第2の水平連結部、36 コントロールボックス、37 ケーブル、38 引出口、50,51,52 ケーブル配線用の空間、C スラット巻取ローラの回転軸心

Claims (4)

  1. 電動モータと、前記電動モータの駆動を制御するコントローラを内蔵し、かつケーブルが設けられたコントロールボックスと、前記電動モータの駆動によって回転するスラット巻取ローラとがシャッターケースの内側に配設されたシャッター装置であって、
    前記シャッターケースには、ケーブル配線用の空間を前記シャッターケースの外側に構成するための空間構成部が前記スラット巻取ローラの回転軸心に沿って設けられ、
    前記空間構成部は、前記シャッターケースの一部が上下方向に延在する部分に対して傾斜もしくは湾曲することによって形成されていることを特徴とするシャッター装置。
  2. 電動モータと、前記電動モータの駆動を制御するコントローラを内蔵し、かつケーブルが設けられたコントロールボックスと、前記電動モータの駆動によって回転するスラット巻取ローラとがシャッターケースの内側に配設されたシャッター装置であって、
    前記シャッターケースには、ケーブル配線用の空間を前記シャッターケースの外側に構成するための空間構成部が前記スラット巻取ローラの回転軸心に沿って設けられ、
    前記空間構成部は、前記シャッターケースの一部が内側に窪むことによって形成されていることを特徴とするシャッター装置。
  3. 前記シャッターケースには、前記ケーブル配線用の空間に連通するケーブル引き出し用の引出口が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャッター装置。
  4. 前記空間構成部は、前記シャッターケースの見込み方向において室内側となる部位に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載のシャッター装置。
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