JP2020012095A - シートパッド用ポリウレタンフォーム、自動車用シートパッド、及びシートパッド用ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
従って、従来のポリウレタンフォームには、高硬度、振動吸収性、及び変形防止性を並立させるという点において、改良の余地があった。
本発明の一実施形態のシートパッド用ポリウレタンフォーム(以下、「本実施形態のポリウレタンフォーム」と称することがある)は、水に不溶で、長さが0.1〜5mmである合成繊維を含むことを一特徴とする。上述の所定長さの合成繊維をポリウレタンフォームに用いることで、見かけの反応率が向上し、ポリウレタンフォームの製造直後(例えば、モールド成形後の脱型時)における硬度を向上させることができ、成形後にシワが生じる、取り出し時にポリウレタンフォームに手跡が残る(ポリウレタンフォームが変形する)などといった、製造上及び加工上の不具合を減少させることができる。そのため、本実施形態のポリウレタンフォームは、変形防止性、特には製造直後における変形防止性が高い。加えて、上述の所定長さの合成繊維をポリウレタンフォームに用いることで、通気性が最適化され、振動吸収性、特に周波数10Hz以下の振動に対する振動吸収性を向上させることもできる。なお、上述した変形防止性及び振動吸収性の向上は、確かではないが、所定長さの合成繊維がポリウレタンフォームの破泡効果に何らかの影響を及ぼしていることに起因しているものと考えられる。
なお、本明細書において「水に不溶」とは、常温(例えば25℃)において、100gの水への溶解度が1g以下であることを指す。
本実施形態で用いる合成繊維は、長さが0.1〜5mmであることを要する。合成繊維の長さが0.1mm未満であると、ポリウレタンフォームの製造直後における硬度を向上させる効果、ひいては変形防止性の改善効果を十分に得ることができない。また、合成繊維の長さが5mmを超えると、増粘によりポリウレタンフォーム製造時に当該合成繊維を均一に分散させることが困難となり、振動吸収性及び湿熱耐久性が悪化して、高品質のシートパッドの製造には不適となる。
また、本実施形態で用いる合成繊維の長さは、変形防止性をより向上させる観点から、0.5mm以上であることが好ましく、1mm以上であることがより好ましい。また、本実施形態で用いる合成繊維の長さは、均一分散性の向上の観点、ひいては、振動吸収性及び湿熱耐久性の一層の向上の観点から、4mm以下であることが好ましく、2mm以下であることが好ましい。但し、合成繊維の好ましい長さは、一概には言えず、繊維種によりそれぞれ最適な長さが存在するとも考えられる。
なお、本明細書において「合成繊維」は、昆虫及びクモ類などが産出する構造タンパク質(生体構造を構築する役割を有するタンパク質)からなる繊維を含まないものとする。
上記油剤は、或いは、炭化水素類などの水不溶性油剤、イオン活性剤及び非イオン活性剤などの水可溶性油剤であってもよい。
本実施形態のポリウレタンフォームは、例えば、ポリオール成分、イソシアネート成分、触媒、及び発泡剤と、必要に応じて繊維カット機又は粉砕機を用いて所定長さにカットされた上述の合成繊維と、任意に整泡剤及び/又は架橋剤とを用いて調製される発泡原液から、製造することができる。
なお、上記発泡原液は、上述した材料のうち、イソシアネート成分以外のものを配合し、合成繊維が十分に分散した混合物を得、その後、得られた混合物にイソシアネート成分を混合して調製されることが好ましい。
また、上記混合物は、発泡剤と触媒とをなるべく接触させないという観点から、ポリオール成分に触媒を配合し、次いで、任意に整泡剤及び架橋剤等を配合し、最後に、発泡剤を配合して調製されることが好ましい。
なお、上記の数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC法)によりポリスチレン換算値として算出した値である。
なお、触媒の使用量としては、ポリオール成分100質量部に対して、通常0.1〜5質量部であり、より好ましくは0.2〜1質量部である。
なお、発泡剤の使用量としては、ポリオール成分100質量部に対して、好ましくは0.1〜10質量部である。発泡剤の使用量がポリオール成分100質量部に対して0.1質量部以上であれば、ぐらつき性を抑制する十分な効果が得られる。
整泡剤の使用量としては、ポリオール成分100質量部に対して、通常0.5〜5質量部であり、より好ましくは0.5〜3質量部である。整泡剤の使用量がポリオール成分100質量部に対して0.5質量部以上であれば、ポリオール成分とイソシアネート成分の攪拌性が低下せず、所望のポリウレタンフォームが得られ、5質量部以下であればコスト上好ましい。また、得られるポリウレタンフォームの変形防止性をより向上させる観点では、整泡剤の使用量は、ポリオール成分100質量部に対して、1質量部以下であることが好ましい。
架橋剤の使用量としては、ポリオール成分100質量部に対して、0.5〜10質量部であることが好ましい。架橋剤の使用量がポリオール成分100質量部に対して0.5質量部以上であれば、架橋剤の効果が十分に得られ、一方、10質量部以下であれば、独立気泡性が適度であり、成形性が確保できるとともに、フォームダウンの発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態のシートパッド用ポリウレタンフォームの製造方法(以下、「本実施形態の製造方法」と称することがある)は、上述したポリウレタンフォームを、モールド成形により得る工程を含むことを特徴とする。本実施形態の製造方法では、モールド成形を行うことにより、セルの粗大化を抑制しつつ、上述したポリウレタンフォームを製造することができる。モールド成形については、既述した通りである。また、本実施形態の製造方法では、モールド成形によりポリウレタンフォームを得ること以外、特に制限されず、発泡原液の調製、クラッシング処理等の任意の操作を適宜実施することができる。
なお、ポリウレタンフォームの製造方法としては、モールドを用いることなく、例えばベルトコンベア等の上で、大気圧下で発泡及び硬化させる方法も挙げられる。しかしながら、かかる方法では、合成繊維が発泡成形に悪影響を及ぼし、得られるポリウレタンフォーム内のセルが粗大化し得る(例えば、セル径が5mm以上となる)ため、セルの細密性のコントロールをすることが困難となる。
本発明の一実施形態の自動車用シートパッド(以下、「本実施形態のシートパッド」と称することがある)は、上述したシートパッド用ポリウレタンフォームを備える。本実施形態のシートパッドは、上述したポリウレタンフォームを用いて製造され得るため、高い硬度を有する上、振動吸収性及び変形防止性に優れる。
以下に示す繊維を用意し、表1に示される長さとなるように繊維カット機を用いてそれぞれカットした。
レーヨン:株式会社中部パイル工業所製、レーヨン繊維カット品 7.8T
ナイロン66:株式会社中部パイル工業所製、ナイロン66繊維カット品 6.7T
ポリオール成分としてのポリエーテルポリオール(三洋化成工業株式会社製、「サンニックスFA703」)55質量部及びポリマーポリオール(三洋化成工業株式会社製、「サンニックスKC855)45質量部、触媒(東ソー株式会社製「TEDA−L33」を含む)1質量部、並びに、架橋剤(DOW社製のジエタノールアミン)2質量部に対し、表1に示される材質及び長さの繊維を表1に示される量だけ添加して混合し、整泡剤(EVONIK製、「B8742LF2」)1質量部、及び発泡剤(水)2.5質量部を配合して、ポリオール組成物を調製した。このポリオール組成物に、イソシアネート成分としてのトリレンジイソシアネート(TDI)(三井化学株式会社製、「コスモネートT−80」)及びジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)(東ソー株式会社製、「MR−200HR」)の混合物(TDIの質量:MDIの質量=80:20)32質量部を配合し、発泡原液を調製した。
次いで、調製した発泡原液を用い、モールド内にて発泡・硬化させ、脱型して、ポリウレタンフォーム(軟質ポリウレタンフォーム)を得た。得られたポリウレタンフォームについて、以下の評価・測定を行った。結果を表1に示す。
なお、比較例1は、繊維を添加していない例である。また、比較例2は、繊維の添加に代えて、ポリマーポリオールの配合量を5質量部だけ減らした(40質量部とした)例である。また、比較例3は、繊維の添加に代えて、整泡剤の配合量を0.2質量部増やした(1.2質量部とした)例である。
製造直後のポリウレタンフォームに対し、圧縮率80%で圧縮をかけた際の応力(単位:kgf)をクラッシュローラーで測定し、第1クラッシュ荷重を求めた。また、製造してから24時間が経過した後のポリウレタンフォームに対し、圧縮率80%で圧縮をかけた際の応力をクラッシュローラーで測定し、最終クラッシュ荷重を求めた。最終クラッシュ荷重が高いほど、変形防止性に優れることを示す。
使用したモールドのキャビティの容量と、得られたポリウレタンフォームの重量とから、密度(kg/m3)を求めた。
インストロン型圧縮試験機を用いて、23℃、相対湿度50%の環境にてポリウレタンフォームを25%圧縮するのに要する荷重(単位:kgf)を25%硬度として測定した。
JASO B 407に準拠し、ポリウレタンフォームのサンプルに41kgの加圧板を載せ、周波数を1〜10Hzまで加振させた。最大の伝達率を示した時の伝達率を共振倍率として求めた。共振倍率の値が小さいほど、振動吸収性に優れることを示す。
なお、比較例2では、破泡効果を弱める狙いで、繊維の添加に代えて、ポリマーポリオールの配合量を減らした。しかしながら、比較例2では、25%硬度が低下し、少なくとも高硬度を達成することができなかった。
また、比較例3では、独立気泡性を高める狙いで、繊維の添加に代えて、整泡剤を増量した。しかしながら、比較例3では、最終クラッシュ荷重が低く、少なくとも高い変形防止性を達成することができなかった。
Claims (5)
- 水に不溶で、長さが0.1〜5mmである合成繊維を含む、ことを特徴とする、シートパッド用ポリウレタンフォーム。
- 前記合成繊維の長さが0.5〜2mmである、請求項1に記載のシートパッド用ポリウレタンフォーム。
- 前記合成繊維が、レーヨン繊維、ナイロン繊維、アラミド繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、及びポリエチレンナフタレート繊維から選択される少なくともいずれかである、請求項1又は2に記載のシートパッド用ポリウレタンフォーム。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のシートパッド用ポリウレタンフォームを備える、ことを特徴とする、自動車用シートパッド。
- モールド成形により請求項1〜3のいずれかに記載のシートパッド用ポリウレタンフォームを得る工程を含む、ことを特徴とする、シートパッド用ポリウレタンフォームの製造方法。
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