JP2020010259A - 電子機器、電子機器の制御方法、及び、プログラム - Google Patents
電子機器、電子機器の制御方法、及び、プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】本発明は、外部電源を効率的に使用できるようにすることを目的とする。【解決手段】本発明の電子機器は、表示部を有する電子機器であって、電子機器への電力の供給元が電子機器に接続された外部装置に接続された外部電源であり、第1の処理において外部装置を利用しない設定である場合、外部電源による電子機器の駆動時間を長くするためのガイドを表示部に表示するよう制御する表示制御手段を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、電子機器、電子機器の制御方法、及び、プログラムに関する。
特許文献1には、バッテリ駆動可能な携帯電子機器と接続可能なデジタルカメラが記載されている。特許文献1のデジタルカメラは、第1のバッテリと接続部と電源入力端子と電源切替手段とを有する。第1のバッテリは、カメラ動作に必要な電力の供給元となる。接続部は、携帯電子機器との電気的接続を行う。電源入力端子は、接続部を介して接続された携帯電子機器に装着されている第2のバッテリから電源の供給を受け入れる。電源切替手段は、第1のバッテリ及び第2のバッテリのうち何れか一方から電源が供給されるように電源を選択的に切り替える。
電子機器に外部装置が接続されていて、電子機器への電力の供給元が外部装置に取り付けられている外部電源の場合、外部電源は電力を外部装置及び撮像装置に供給する。したがって、この場合、外部電源が電子機器に接続され電子機器への電力の供給元が電子機器に接続された外部電源である場合と比べて、外部電源による電子機器の駆動時間が短くなる。特許文献1には、外部電源を効率的に使用できるようにする方法の記載はない。
本発明の電子機器は、表示部を有する電子機器であって、前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された外部装置に接続された外部電源であり、第1の処理において前記外部装置を利用しない設定である場合、前記外部電源による前記電子機器の駆動時間を長くするためのガイドを前記表示部に表示するよう制御する表示制御手段を有する。
本発明によれば、外部電源を効率的に使用できる。
(第1の実施形態)
まず、図1(a)を参照して、デジタルカメラ100について説明する。図1(a)は、デジタルカメラ100の一例を示す外観図である。デジタルカメラ100は、電子機器の一例である。また、デジタルカメラ100は、撮像装置の一例である。
デジタルカメラ100は、操作部70と、表示部28と、ファインダ76と、外部I/F77と、電源I/F75とを有する。
操作部70は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン等の操作部材より成る。シャッターボタン61及び電源スイッチ72は、操作部70の一部である。シャッターボタン61は、撮影指示を行うためのボタンである。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。
表示部28は、デジタルカメラ100の側面に配置され、メニュー項目及び各種情報を表示したり、撮像画像を表示したりすることができる。表示部28には、電力の供給元や残量等や、撮影に関する設定値等が表示される。
表示部28の上下には、操作部70に含まれるボタンが配置される。表示部28の上下に配置されるボタンは、表示部28に表示される各アイテムに対応しており、各ボタンの押下により表示部28上のアイテムが選択可能となる。
まず、図1(a)を参照して、デジタルカメラ100について説明する。図1(a)は、デジタルカメラ100の一例を示す外観図である。デジタルカメラ100は、電子機器の一例である。また、デジタルカメラ100は、撮像装置の一例である。
デジタルカメラ100は、操作部70と、表示部28と、ファインダ76と、外部I/F77と、電源I/F75とを有する。
操作部70は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン等の操作部材より成る。シャッターボタン61及び電源スイッチ72は、操作部70の一部である。シャッターボタン61は、撮影指示を行うためのボタンである。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。
表示部28は、デジタルカメラ100の側面に配置され、メニュー項目及び各種情報を表示したり、撮像画像を表示したりすることができる。表示部28には、電力の供給元や残量等や、撮影に関する設定値等が表示される。
表示部28の上下には、操作部70に含まれるボタンが配置される。表示部28の上下に配置されるボタンは、表示部28に表示される各アイテムに対応しており、各ボタンの押下により表示部28上のアイテムが選択可能となる。
ファインダ76は、デジタルカメラ100で撮像された画像が表示される電子ビューファインダである。
外部I/F77には、バッテリ300又はレコーダ200が装着可能である。外部I/F77は、電力の入力、及び、映像信号、音声信号、制御信号の入出力を行うためのインタフェース部(電力供給や外部入力を受付け可能な部材)である。
電源I/F75は、例えばACアダプタが装着可能な電源入力のインタフェース部材である。電源I/F75から入力された電力は、外部I/F77から入力された電力よりも優先して使用される。
デジタルカメラ100に取り付けられる記録媒体73は、メモリカードやハードディスク等の不揮発性の記録媒体であり、図2に示すデジタルカメラ100の記録媒体I/F18と接続可能な記録媒体である。
外部I/F77には、バッテリ300又はレコーダ200が装着可能である。外部I/F77は、電力の入力、及び、映像信号、音声信号、制御信号の入出力を行うためのインタフェース部(電力供給や外部入力を受付け可能な部材)である。
電源I/F75は、例えばACアダプタが装着可能な電源入力のインタフェース部材である。電源I/F75から入力された電力は、外部I/F77から入力された電力よりも優先して使用される。
デジタルカメラ100に取り付けられる記録媒体73は、メモリカードやハードディスク等の不揮発性の記録媒体であり、図2に示すデジタルカメラ100の記録媒体I/F18と接続可能な記録媒体である。
次に、図1(b)を参照して、レコーダ200について説明する。図1(b)は、デジタルカメラ100とレコーダ200とが接続された状態のデジタルカメラ100及びレコーダ200の一例を示す外観図である。レコーダ200は、外部装置の一例である。
レコーダ200は、デジタルカメラ100と接続可能である。デジタルカメラ100の外部I/F77と図2に示すレコーダ200の外部I/F206とを接続することで、デジタルカメラ100とレコーダ200とが接続される。レコーダ200は、記録媒体I/F204と、取り外し可能な記録媒体205とを有する。
レコーダ200は、デジタルカメラ100が記録媒体73に記録する場合と比べて、容量の大きなデータを記録可能である。また、レコーダ200は、画像に関する処理能力が、デジタルカメラ100より高い。レコーダ200は高速な画像処理と記録処理とを行うため、レコーダ200の消費電力は高くなる傾向がある。また、レコーダ200がRAW画像データを扱う場合、高速な画像処理及び記録処理が必要になり、RAW画像データを扱わない場合と比べてレコーダ200の消費電力は高くなる。
レコーダ200は、デジタルカメラ100と接続可能である。デジタルカメラ100の外部I/F77と図2に示すレコーダ200の外部I/F206とを接続することで、デジタルカメラ100とレコーダ200とが接続される。レコーダ200は、記録媒体I/F204と、取り外し可能な記録媒体205とを有する。
レコーダ200は、デジタルカメラ100が記録媒体73に記録する場合と比べて、容量の大きなデータを記録可能である。また、レコーダ200は、画像に関する処理能力が、デジタルカメラ100より高い。レコーダ200は高速な画像処理と記録処理とを行うため、レコーダ200の消費電力は高くなる傾向がある。また、レコーダ200がRAW画像データを扱う場合、高速な画像処理及び記録処理が必要になり、RAW画像データを扱わない場合と比べてレコーダ200の消費電力は高くなる。
ここで、レコーダ200の動作モードについて説明する。レコーダ200の動作モードには、通常モードと省電力モードとが含まれる。通常モードは、レコーダ200が画像処理、記録処理及びバッテリ情報送信処理等が可能な動作モードである。バッテリ情報送信処理は、レコーダ200に接続したバッテリ300のバッテリ情報をデジタルカメラ100に送信する処理である。省電力モードは、通常モードより消費電力が低く、画像処理、記録処理及びバッテリ情報送信処理が行えない状態である。レコーダ200は、レコーダ200が有する操作部が受け付けるユーザの操作、又は、デジタルカメラ100から受信する指示に基づいて、動作モードを変更できる。本実施形態では、省電力モードは、レコーダ200の電源がオフになっている状態である。レコーダ200の電源がオフの省電力モードでは、デジタルカメラ100とレコーダ200とが接続していてレコーダ200とバッテリ300と接続している場合、バッテリ300の電力は、デジタルカメラ100に供給される。そして、バッテリ300の電力は、レコーダ200で使用されない。レコーダ200が省電力モードの場合のことを、レコーダ200が省電力状態であるとも呼ぶ。
次に、図1(c)を参照して、バッテリ300について説明する。図1(c)は、デジタルカメラ100とレコーダ200とバッテリ300とが接続された状態のデジタルカメラ100、レコーダ200及びバッテリ300の一例を示す外観図である。
バッテリ300は、レコーダ200と接続可能である。図1(b)に示すレコーダ200の電源I/F207と図2に示すバッテリ300の電源I/F308とを接続することで、レコーダ200とバッテリ300とが接続される。バッテリ300は、電源I/F308、レコーダ200の電源I/F207、レコーダ200の外部I/F209、及び、デジタルカメラ100の外部I/F77を介して、デジタルカメラ100への給電が可能である。バッテリ300は、外部電源の一例である。
バッテリ300は、レコーダ200と接続可能である。図1(b)に示すレコーダ200の電源I/F207と図2に示すバッテリ300の電源I/F308とを接続することで、レコーダ200とバッテリ300とが接続される。バッテリ300は、電源I/F308、レコーダ200の電源I/F207、レコーダ200の外部I/F209、及び、デジタルカメラ100の外部I/F77を介して、デジタルカメラ100への給電が可能である。バッテリ300は、外部電源の一例である。
次に、図2を参照して、デジタルカメラ100の構成について説明する。図2は、デジタルカメラ100及びレコーダ200等の構成の一例を示す図である。図2の状態では、デジタルカメラ100が、レコーダ200及びACアダプタと接続した状態であり、レコーダ200はバッテリ300と接続した状態である。
デジタルカメラ100は、レンズ群101と、撮像部22と、A/D変換器23と、画像処理部24と、メモリ制御部15と、メモリ32と、D/A変換器13と、表示部28と、不揮発性メモリ56とを有する。また、デジタルカメラ100は、システム制御部50と、システムメモリ52と、システムタイマー53と、操作部70と、電圧測定部74と、電源制御部80と、電源I/F75と、外部I/F77と、記録媒体I/F18と、通信部54とを有する。
デジタルカメラ100は、レンズ群101と、撮像部22と、A/D変換器23と、画像処理部24と、メモリ制御部15と、メモリ32と、D/A変換器13と、表示部28と、不揮発性メモリ56とを有する。また、デジタルカメラ100は、システム制御部50と、システムメモリ52と、システムタイマー53と、操作部70と、電圧測定部74と、電源制御部80と、電源I/F75と、外部I/F77と、記録媒体I/F18と、通信部54とを有する。
レンズ群101は、撮影レンズ、シャッターを含む。
撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCD又はCMOS素子等で構成される撮像素子である。
A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理及び色変換処理を行う。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、又は、画像処理部24を介さずにメモリ制御部15を介して、メモリ32に書き込まれる。
撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCD又はCMOS素子等で構成される撮像素子である。
A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理及び色変換処理を行う。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、又は、画像処理部24を介さずにメモリ制御部15を介して、メモリ32に書き込まれる。
メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データ、及び、表示部28に表示するための画像データ等を格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像及び音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28やファインダ76に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28やファインダ76により表示される。
D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28やファインダ76に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28やファインダ76により表示される。
表示部28は、LCD等の表示器を有し、表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13でアナログ変換し、表示部28やファインダ76に逐次転送して、表示部28及びファインダ76がスルー画像表示(ライブビュー表示)をする。これにより、表示部28及びファインダ76は、電子ビューファインダとして機能する。
不揮発性メモリ56は、システム制御部50によって電気的に消去・記録・読出し可能な記録媒体としてのメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記録される。不揮発性メモリ56に記録されるプログラムには、図3、図4のフローチャートを実行するためのコンピュータプログラムが含まれる。不揮発性メモリ56は、記録部の一例である。
不揮発性メモリ56は、システム制御部50によって電気的に消去・記録・読出し可能な記録媒体としてのメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記録される。不揮発性メモリ56に記録されるプログラムには、図3、図4のフローチャートを実行するためのコンピュータプログラムが含まれる。不揮発性メモリ56は、記録部の一例である。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサーを内蔵し、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御を行う。
システムメモリ52には、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。
システムタイマー53は、各種制御に用いる時間や内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
操作部70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。操作部70は、モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、電源スイッチ72を含む。また、操作部70に含まれる一部の部材は、表示部28に表示される種々の機能アイテムを選択操作すること等により、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。
システムメモリ52には、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。
システムタイマー53は、各種制御に用いる時間や内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
操作部70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。操作部70は、モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、電源スイッチ72を含む。また、操作部70に含まれる一部の部材は、表示部28に表示される種々の機能アイテムを選択操作すること等により、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電力を必要な期間、記録媒体73を含む各部へ供給する。電源制御部80は、デジタルカメラ100で使用される電力を制御する。
電源I/F75は、外部のACアダプタと接続するためのインタフェース(接続部)である。
外部I/F77は、バッテリ300又はレコーダ200等の装置と接続するためのインタフェースである。
電源I/F75は、外部のACアダプタと接続するためのインタフェース(接続部)である。
外部I/F77は、バッテリ300又はレコーダ200等の装置と接続するためのインタフェースである。
外部I/F77にバッテリ300が接続された場合、及び、電源I/F75にACアダプタが接続された場合の何れの場合も、電圧測定部74は、電圧をAD変換によりDC電圧にして測定することができる。電圧測定部74で測定された電圧は電源制御部80に伝わり、入力される電圧の制御(メイン電源の決定)等に使われる。
記録媒体I/F18は、メモリカード及びハードディスク等の記録媒体73とのインタフェースである。
記録媒体73は、撮影時に画像を記録するための不揮発性の記録媒体である。記録媒体73は、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等から構成される。記録媒体73にはメモリカード等が使用される。高画質の動画や、長時間の動画等の大きな容量の撮影をする場合には記録媒体73では容量が足りない場合がある。このように大きな容量の記録媒体が必要となる場合には、デジタルカメラ100にレコーダ200を接続して記録をする。
記録媒体I/F18は、メモリカード及びハードディスク等の記録媒体73とのインタフェースである。
記録媒体73は、撮影時に画像を記録するための不揮発性の記録媒体である。記録媒体73は、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等から構成される。記録媒体73にはメモリカード等が使用される。高画質の動画や、長時間の動画等の大きな容量の撮影をする場合には記録媒体73では容量が足りない場合がある。このように大きな容量の記録媒体が必要となる場合には、デジタルカメラ100にレコーダ200を接続して記録をする。
通信部54は、無線又は有線ケーブルによって外部機器やネットワークと接続し、映像信号、音声信号、電力源の残量に関する情報等の送受信を行う。通信部54は、無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は、撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体73に記録された画像を送信可能である。また、通信部54は、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。ただし、通信部54が電力源と通信を行う場合、その電力源がデジタルカメラ100に対応していないと、通信できない可能性がある。
デジタルカメラ100の電源I/F75にACアダプタが接続している。また、デジタルカメラ100の外部I/F77とレコーダ200の外部I/F206とが接続することで、デジタルカメラ100とレコーダ200とが接続している。図2の状態では、デジタルカメラ100の電源I/F75にACアダプタが接続しており、デジタルカメラ100はACアダプタからの電力供給を優先的に受け付けるので、デジタルカメラ100はACアダプタより電力を供給されている。
次に、図2を参照して、レコーダ200の構成について説明する。レコーダ200は、外部I/F206と、電源I/F207と、内部バス250と、CPU202と、メモリ201と、不揮発性メモリ203と、記録媒体I/F204とを有する。
外部I/F206は、デジタルカメラ100等の装置と接続するためのインタフェースである。図2の状態では、外部I/F206は、デジタルカメラ100の外部I/F77と接続している。デジタルカメラ100の撮像部22で撮像された画像データは、外部I/F77を介して、レコーダ200の記録媒体205へ記録される。記録媒体205の容量は、デジタルカメラ100の記録媒体I/F18と接続する記録媒体73の容量よりも大きい。
外部I/F206は、デジタルカメラ100等の装置と接続するためのインタフェースである。図2の状態では、外部I/F206は、デジタルカメラ100の外部I/F77と接続している。デジタルカメラ100の撮像部22で撮像された画像データは、外部I/F77を介して、レコーダ200の記録媒体205へ記録される。記録媒体205の容量は、デジタルカメラ100の記録媒体I/F18と接続する記録媒体73の容量よりも大きい。
電源I/F207は、バッテリ300やACアダプタを装着可能な電源入力のインタフェースである。電源I/F207から入力される電源によってレコーダ200は動作する。電源I/F207は、電圧変換部を有し、電源I/F207に装着されたバッテリ300やACアダプタの電源出力は16V等の所定の電圧に変換され、外部I/F206を通してデジタルカメラ100にも電力が供給される。ただし、デジタルカメラ100の電力供給元であるACアダプタから、レコーダ200側へ電力が供給されることはない。電源I/F207と外部I/F206とは、内部バス250を通して接続している。
内部バス250には、更に、CPU202、メモリ201、不揮発性メモリ203、記録媒体I/F204が接続されている。内部バス250に接続される各部は、内部バス250を介して互いにデータのやりとりを行うことができる。
メモリ201は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性のメモリ等)からなる。
CPU202は、レコーダ200の全体を制御する。CPU202は、例えば不揮発性メモリ203に格納されるプログラムに従い、メモリ201をワークメモリとして用いて、レコーダ200の各部を制御する。
メモリ201は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性のメモリ等)からなる。
CPU202は、レコーダ200の全体を制御する。CPU202は、例えば不揮発性メモリ203に格納されるプログラムに従い、メモリ201をワークメモリとして用いて、レコーダ200の各部を制御する。
不揮発性メモリ203には、画像データや音声データ、その他のデータ、CPU202が動作するための各種プログラム等が格納される。不揮発性メモリ203は、例えばハードディスク(HD)やROM等で構成される。
記録媒体I/F204は、例えばメディアスロットであり、SSD(ソリッドステートドライブ)、HDD(ハードディスクドライブ)といった記録媒体205が装着可能である。記録媒体I/F204は、CPU202の制御に基づき、装着された記録媒体205からのデータの読み出しや、記録媒体205に対するデータの書き込みを行う。
図2では、レコーダ200の電源I/F207とバッテリ300の電源I/F308とが接続することで、レコーダ200とバッテリ300とが接続している。図2の状態では、レコーダ200はバッテリ300から電力供給を受けている。
記録媒体I/F204は、例えばメディアスロットであり、SSD(ソリッドステートドライブ)、HDD(ハードディスクドライブ)といった記録媒体205が装着可能である。記録媒体I/F204は、CPU202の制御に基づき、装着された記録媒体205からのデータの読み出しや、記録媒体205に対するデータの書き込みを行う。
図2では、レコーダ200の電源I/F207とバッテリ300の電源I/F308とが接続することで、レコーダ200とバッテリ300とが接続している。図2の状態では、レコーダ200はバッテリ300から電力供給を受けている。
次に、図3を参照して、デジタルカメラ100の表示処理について説明する。図3は、デジタルカメラ100の表示処理の一例を示すフローチャートである。図3の処理は、システム制御部50が不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することで実現する。図3の処理は、デジタルカメラ100に電源が入り、表示部28への表示が可能になると開始する。
S301において、デジタルカメラ100のシステム制御部50は、外部I/F77の出力信号に基づいて、デジタルカメラ100の外部I/F77とレコーダ200の外部I/F206とが接続しているか否かを判定する。システム制御部50は、デジタルカメラ100とレコーダ200とが接続していると判定した場合、処理をS302に進め、接続していないと判定した場合、処理をS307に進める。デジタルカメラ100の外部I/F77とレコーダ200の外部I/F206とが接続している場合が、デジタルカメラ100とレコーダ200とが接続している場合に相当する。
S302において、システム制御部50は、電源制御部80の出力信号に基づいて、デジタルカメラ100への電力の供給元がレコーダ200に接続したバッテリ300であるか否かを判定する。システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がレコーダ200に接続したバッテリ300であると判定した場合、処理をS303に進める。システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がレコーダ200に接続したバッテリ300ではなく、デジタルカメラ100の電源I/F75がACアダプタを介して接続したAC電源であると判定した場合、処理をS306に進める。S301、S302の処理は、第1の判定処理の一例である。
S303において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56等に記録された設定情報に基づいて、映像データの記録先がデジタルカメラ100の記録媒体73であるか否かを判定する。システム制御部50は、映像データの記録先が記録媒体73であると判定した場合、処理をS304へ進める。システム制御部50は、映像データの記録先が、記録媒体73ではなく、レコーダ200の記録媒体I/F204と接続された記録媒体205と判定した場合、処理をS305へ進める。映像データの記録先がレコーダ200の記録媒体I/F204と接続された記録媒体205であることを、映像データの記録先がレコーダ200であるとも呼ぶ。映像データの記録先としては、記録媒体73とレコーダ200とがあり、操作部70に対するユーザの操作に基づいて、システム制御部50は映像データの記録先の設定を変更できる。映像データは、例えば、デジタルカメラ100が撮像する静止画データ及び動画データである。映像データの記録先が記録媒体73の設定の場合、すなわち、映像データの記録先がレコーダ200ではなくデジタルカメラ100の設定の場合は、第1の処理においてレコーダ200を利用しない設定の一例である。映像データの記録先がデジタルカメラ100ではなくレコーダ200の設定の場合は、第1の処理においてレコーダ200を利用する設定の一例である。レコーダ200がデジタルカメラ100から映像データを受信して記録する処理は、第1の処理の一例である。S303の処理は、第2の判定処理の一例である。
S304において、システム制御部50は、図5(a)に示すように、表示部28にガイドを表示するよう制御する。S304で表示されるガイドは、レコーダ200をデジタルカメラ100から取り外し、レコーダ200に接続されているバッテリ300をデジタルカメラ100に直接接続することでバッテリ300によるデジタルカメラ100の駆動時間を長くできる旨を示す。S304に進んだ場合、バッテリ300の電圧又はバッテリ300の残量等を表示するために、常にレコーダ200を起動させている状態である。バッテリ300のバッテリ300の電圧又はバッテリ300の残量等を表示しつつ、バッテリ300の電力を効率的に使用するためには、S304で表示されるガイドが示すように、バッテリ300をデジタルカメラ100に直接接続することが好ましい。
S305において、システム制御部50は、外部I/F77を介して、レコーダ200から、バッテリ情報を受信する。バッテリ情報は、レコーダ200に接続したバッテリ300の情報である。そして、システム制御部50は、受信したバッテリ情報に基づいて、表示部28の電源電圧表示領域に表示用のバッテリ情報を表示するよう制御する。第1の実施形態では、表示用のバッテリ情報は、バッテリ300の電圧である。ただし、表示用のバッテリ情報は、バッテリ300の残量を示す情報等、他の情報であってもよい。表示用のバッテリ情報は、電源情報の一例である。
S305において、システム制御部50は、外部I/F77を介して、レコーダ200から、バッテリ情報を受信する。バッテリ情報は、レコーダ200に接続したバッテリ300の情報である。そして、システム制御部50は、受信したバッテリ情報に基づいて、表示部28の電源電圧表示領域に表示用のバッテリ情報を表示するよう制御する。第1の実施形態では、表示用のバッテリ情報は、バッテリ300の電圧である。ただし、表示用のバッテリ情報は、バッテリ300の残量を示す情報等、他の情報であってもよい。表示用のバッテリ情報は、電源情報の一例である。
処理がS306に進む場合、デジタルカメラ100への電力の供給元は、デジタルカメラ100の電源I/F75がACアダプタを介して接続したAC電源である。S306において、電圧測定部74は、既に説明したように、AC電源の電圧を直流に変換してDC電圧を測定して、測定したDC電圧をシステム制御部50に出力する。そして、システム制御部50は、表示部28の電源電圧表示領域に、電圧測定部74から取得したDC電圧を表示するよう制御する。S306で表示されるDC電圧は、デジタルカメラ100への電力の供給元となるAC電源の電圧に対応するDC電圧である。
S307において、システム制御部50は、電源制御部80の出力信号に基づいて、デジタルカメラ100への電力の供給元が、デジタルカメラ100の電源I/F75がACアダプタを介して接続したAC電源であるか否かを判定する。システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がAC電源であると判定した場合、処理をS308に進める。システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がAC電源ではなく、デジタルカメラ100に接続したバッテリ300であると判定した場合、処理をS309に進める。
S307において、システム制御部50は、電源制御部80の出力信号に基づいて、デジタルカメラ100への電力の供給元が、デジタルカメラ100の電源I/F75がACアダプタを介して接続したAC電源であるか否かを判定する。システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がAC電源であると判定した場合、処理をS308に進める。システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がAC電源ではなく、デジタルカメラ100に接続したバッテリ300であると判定した場合、処理をS309に進める。
S308において、システム制御部50は、S306と同様に、表示部28の電源電圧表示領域に、電圧測定部74から取得したDC電圧を表示するよう制御する。
S309において、システム制御部50は、電圧測定部74からデジタルカメラ100に接続したバッテリ300の電圧を取得する。そして、システム制御部50は、取得したバッテリ300の電圧に基づいて、表示部28の電源電圧表示領域に表示用のバッテリ情報を表示するよう制御する。上記のように、第1の実施形態では、表示用のバッテリ情報は、バッテリ300の電圧である。ただし、表示用のバッテリ情報は、バッテリ300の残量を示す情報等、他の情報であってもよい。
S304からS306、S308、S309の処理は、表示制御処理の一例である。
S309において、システム制御部50は、電圧測定部74からデジタルカメラ100に接続したバッテリ300の電圧を取得する。そして、システム制御部50は、取得したバッテリ300の電圧に基づいて、表示部28の電源電圧表示領域に表示用のバッテリ情報を表示するよう制御する。上記のように、第1の実施形態では、表示用のバッテリ情報は、バッテリ300の電圧である。ただし、表示用のバッテリ情報は、バッテリ300の残量を示す情報等、他の情報であってもよい。
S304からS306、S308、S309の処理は、表示制御処理の一例である。
以上説明したように、次の第1から第3の条件を満たす場合、デジタルカメラ100は、バッテリ300をデジタルカメラ100に直接接続することでバッテリ300によるデジタルカメラ100の駆動時間を長くできる旨を示すガイドを表示するよう制御する。第1の条件を満たす場合とは、デジタルカメラ100にレコーダ200が接続されている場合である。第2の条件を満たす場合とは、デジタルカメラ100がレコーダ200に接続されたバッテリ300からレコーダ200を介して電力を供給されている場合である。第3の条件を満たす場合とは、デジタルカメラ100が撮像等で取得した映像データの記録先がデジタルカメラ100の記録媒体73であり、レコーダ200ではない場合である。
ユーザは、デジタルカメラ100に表示されるガイドにしたがって、デジタルカメラ100からレコーダ200を取り外して、バッテリ300をデジタルカメラ100に接続することで、次のように、デジタルカメラ100の駆動時間を長くできる。すなわち、バッテリ300の電力によるデジタルカメラ100の駆動時間を、デジタルカメラ100がレコーダ200に接続されたバッテリ300から電力を供給されている場合より長くできる。したがって、バッテリ300を効率的に使用できる。
また、デジタルカメラ100がレコーダ200に接続されたバッテリ300から電力を供給されている場合、ユーザは、レコーダ200を省電力モードにすることでも、バッテリ300の電力によるデジタルカメラ100の駆動時間を長くできる。ただし、レコーダ200を省電力モードにすると、デジタルカメラ100はレコーダ200からバッテリ300の情報を受信できないため、デジタルカメラ100はバッテリ300の電圧を表示できない。しかし、ユーザが、デジタルカメラ100に表示されるガイドにしたがって、デジタルカメラ100からレコーダ200を取り外して、バッテリ300をデジタルカメラ100に接続することで、次のことが可能となる。すなわち、デジタルカメラ100の駆動時間を長くしつつ、バッテリ300の電圧を表示することが可能となる。
また、上記の第1から第3の条件を満たす場合、デジタルカメラ100は、図5(a)に示すガイドに加えて、バッテリ300の電圧を表示する。よって、ユーザは、ガイドの通りにバッテリ300をデジタルカメラ100に接続することと、デジタルカメラ100とレコーダ200とバッテリ300とを接続してバッテリ300の電圧の表示を継続することとを選択できる。
また、デジタルカメラ100が撮像等で取得した映像データの記録先がレコーダ200の場合は、デジタルカメラ100は、ガイドを表示せずに、バッテリ300の電圧を表示する。したがって、ユーザが誤ってレコーダ200を取り外すことが防止される。
また、デジタルカメラ100が撮像等で取得した映像データの記録先がレコーダ200の場合は、デジタルカメラ100は、ガイドを表示せずに、バッテリ300の電圧を表示する。したがって、ユーザが誤ってレコーダ200を取り外すことが防止される。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。以下に記載する第2の実施形態の説明では、上記の第1の実施形態と共通する事項について説明を省略し、上記の第1の実施形態と異なる事項についての説明を行う。また、第1の実施形態と同じ要素については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。
図4を参照して、第2の実施形態におけるデジタルカメラ100の表示処理について説明する。図4は、第2の実施形態におけるデジタルカメラ100の表示処理の一例を示すフローチャートである。図4の処理は、システム制御部50が不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することで実現する。図4の処理は、デジタルカメラ100に電源が入り、表示部28への表示が可能になると開始する。
次に、第2の実施形態について説明する。以下に記載する第2の実施形態の説明では、上記の第1の実施形態と共通する事項について説明を省略し、上記の第1の実施形態と異なる事項についての説明を行う。また、第1の実施形態と同じ要素については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。
図4を参照して、第2の実施形態におけるデジタルカメラ100の表示処理について説明する。図4は、第2の実施形態におけるデジタルカメラ100の表示処理の一例を示すフローチャートである。図4の処理は、システム制御部50が不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することで実現する。図4の処理は、デジタルカメラ100に電源が入り、表示部28への表示が可能になると開始する。
S401において、デジタルカメラ100のシステム制御部50は、外部I/F77の出力信号に基づいて、デジタルカメラ100とレコーダ200とが接続しているか否かを判定する。システム制御部50は、デジタルカメラ100とレコーダ200とが接続していると判定した場合、処理をS402に進め、接続していないと判定した場合、処理をS409に進める。
S402において、システム制御部50は、電源制御部80の出力信号に基づいて、デジタルカメラ100への電力の供給元がレコーダ200に接続したバッテリ300であるか否かを判定する。システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がレコーダ200に接続したバッテリ300であると判定した場合、処理をS403に進める。システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がレコーダ200に接続したバッテリ300ではなく、デジタルカメラ100の電源I/F75がACアダプタを介して接続したAC電源であると判定した場合、処理をS408に進める。
S402において、システム制御部50は、電源制御部80の出力信号に基づいて、デジタルカメラ100への電力の供給元がレコーダ200に接続したバッテリ300であるか否かを判定する。システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がレコーダ200に接続したバッテリ300であると判定した場合、処理をS403に進める。システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がレコーダ200に接続したバッテリ300ではなく、デジタルカメラ100の電源I/F75がACアダプタを介して接続したAC電源であると判定した場合、処理をS408に進める。
S403において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56等に記録された設定情報に基づいて、映像データの記録先がデジタルカメラ100の記録媒体73であるか否かを判定する。システム制御部50は、映像データの記録先が記録媒体73であると判定した場合、処理をS404へ進める。システム制御部50は、映像データの記録先が、記録媒体73ではなく、レコーダ200であると判定した場合、処理をS407へ進める。
S404において、システム制御部50は、レコーダ省電力設定がオンであるか否かを判定する。レコーダ省電力設定は、デジタルカメラ100がレコーダ200を省電力モードにするか否かを示す設定である。レコーダ省電力設定は、デジタルカメラ100の設定項目の一つであり、不揮発性メモリ56に記録されている。システム制御部50は、不揮発性メモリ56からレコーダ省電力設定を取得する。システム制御部50は、レコーダ省電力設定がオンであると判定した場合、処理をS405に進め、レコーダ省電力設定がオフであると判定した場合、処理をS406に進める。
S405において、システム制御部50は、外部I/F77を介して、レコーダ200に省電力命令を通知する。レコーダ200のCPU202は、外部I/F77を介して、デジタルカメラ100から省電力命令を取得する。そして、CPU202は、レコーダ200を省電力モードにするよう制御する。本実施形態では、省電力モードは、レコーダ200の電源がオフになっている状態である。レコーダ200が省電力モードになることで、通常モードの場合と比べて、レコーダ200が消費するバッテリ300の電力が小さくなる。したがって、バッテリ300によるデジタルカメラ100の駆動時間が長くなる。
また、システム制御部50は、レコーダ200に省電力命令を通知した後に、図5(b)に示すように、表示部28にガイドを表示するよう制御する。また、システム制御部50は、表示部28の電源電圧表示領域にバッテリ300の電圧を表示しないよう制御する。S405で表示されるガイドは、レコーダ省電力設定がオンのためレコーダ200からバッテリ情報を取得できない旨を示す。
また、システム制御部50は、レコーダ200に省電力命令を通知した後に、図5(b)に示すように、表示部28にガイドを表示するよう制御する。また、システム制御部50は、表示部28の電源電圧表示領域にバッテリ300の電圧を表示しないよう制御する。S405で表示されるガイドは、レコーダ省電力設定がオンのためレコーダ200からバッテリ情報を取得できない旨を示す。
S406において、システム制御部50は、図5(a)に示すように、表示部28にガイドを表示するよう制御する。S406で表示されるガイドは、バッテリ300をデジタルカメラ100に直接接続することでバッテリ300によるデジタルカメラ100の駆動時間を長くできる旨を示すメッセージである。S406に進んだ場合、レコーダ省電力設定はオフであり、バッテリ300の電圧等を表示するためにレコーダ200は起動している状態である。よって、バッテリ300の消費電力が高い。バッテリ300の消費電力を抑えて、デジタルカメラ100の駆動時間を長くするためには、S406で表示されるガイドが示すように、バッテリ300をデジタルカメラ100に直接接続することが好ましい。
S407の処理は、図3のS305の処理と同様である。
S408の処理は、図3のS306の処理と同様である。
S409の処理は、図3のS307の処理と同様である。ただし、S409において、システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がAC電源であると判定した場合、処理をS408に進める。システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がAC電源ではなく、デジタルカメラ100に接続したバッテリ300であると判定した場合、処理をS410に進める。
S410の処理は、図3のS309の処理と同様である。
S405からS408、S410の処理は、表示制御処理の一例である。
S408の処理は、図3のS306の処理と同様である。
S409の処理は、図3のS307の処理と同様である。ただし、S409において、システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がAC電源であると判定した場合、処理をS408に進める。システム制御部50は、デジタルカメラ100への電力の供給元がAC電源ではなく、デジタルカメラ100に接続したバッテリ300であると判定した場合、処理をS410に進める。
S410の処理は、図3のS309の処理と同様である。
S405からS408、S410の処理は、表示制御処理の一例である。
以上説明したように、レコーダ省電力設定がオンである場合、S405において、デジタルカメラ100は、レコーダ200を省電力モードにするよう制御する。よって、レコーダ200が映像データを記録していない場合、レコーダ200は省電力モードになり、レコーダ200を動作させるためのバッテリ300の電力が抑制される。したがって、バッテリ300によるデジタルカメラ100の駆動時間を、レコーダ200が通常モードの場合と比べて長くできる。このため、バッテリ300を効率的に使用できる。
(変形例)
デジタルカメラ100には、設定項目として、ガイドの表示設定があってもよい。ガイドの表示設定には、記録時間優先、バッテリ電圧表示優先及び非通知の何れかが設定される。ガイドの表示設定は、例えば、デジタルカメラ100の不揮発性メモリ56に記録される。記録時間優先は、第1の設定の一例である。バッテリ電圧表示優先は、第2の設定の一例である。
図3のS304及び図4のS406において、システム制御部50は、ガイドの表示設定に基づいてガイドの表示を変更する。ガイドの表示設定が記録時間優先の場合、システム制御部50は、上記の図3のS304及び図4のS406で説明したガイドを表示するよう制御する。ガイドの表示設定がバッテリ電圧表示優先の場合、システム制御部50は、表示部28に、バッテリ電圧表示優先用のガイドを表示するよう制御する。バッテリ電圧表示優先用のガイドは、レコーダ200をデジタルカメラ100に取り付けたままの使用を継続することでデジタルカメラ100の表示部28にバッテリ300の電圧が表示される旨を示す。ガイドの表示設定が非通知の場合、システム制御部50は、表示部28にガイドを表示しないよう制御する。
これにより、ユーザの意図に沿ったガイドの表示又は非表示が可能となる。
デジタルカメラ100には、設定項目として、ガイドの表示設定があってもよい。ガイドの表示設定には、記録時間優先、バッテリ電圧表示優先及び非通知の何れかが設定される。ガイドの表示設定は、例えば、デジタルカメラ100の不揮発性メモリ56に記録される。記録時間優先は、第1の設定の一例である。バッテリ電圧表示優先は、第2の設定の一例である。
図3のS304及び図4のS406において、システム制御部50は、ガイドの表示設定に基づいてガイドの表示を変更する。ガイドの表示設定が記録時間優先の場合、システム制御部50は、上記の図3のS304及び図4のS406で説明したガイドを表示するよう制御する。ガイドの表示設定がバッテリ電圧表示優先の場合、システム制御部50は、表示部28に、バッテリ電圧表示優先用のガイドを表示するよう制御する。バッテリ電圧表示優先用のガイドは、レコーダ200をデジタルカメラ100に取り付けたままの使用を継続することでデジタルカメラ100の表示部28にバッテリ300の電圧が表示される旨を示す。ガイドの表示設定が非通知の場合、システム制御部50は、表示部28にガイドを表示しないよう制御する。
これにより、ユーザの意図に沿ったガイドの表示又は非表示が可能となる。
また、上記の実施形態では、省電力モードは、レコーダ200の電源がオフになっている状態である。しかし、省電力モードは、レコーダ200の電源がオフにはなっておらず、通常モードより消費電力が低い状態で所定の動作を行うことができるような状態であってもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記録媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記録媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
例えば、デジタルカメラ100やレコーダ200のハードウェア構成として、CPUは複数存在してもよく、複数のCPUが各装置のHDD等に記録されているプログラムに基づき処理を実行するようにしてもよい。また、デジタルカメラ100やレコーダ200のハードウェア構成として、CPUに替えてGPU(Graphics Processing Unit)を用いることとしてもよい。デジタルカメラ100やレコーダ200の機能の一部は、ハードウェアとして実装されてもよい。また、上記の実施形態を任意に組み合わせてもよい。
例えば、デジタルカメラ100やレコーダ200のハードウェア構成として、CPUは複数存在してもよく、複数のCPUが各装置のHDD等に記録されているプログラムに基づき処理を実行するようにしてもよい。また、デジタルカメラ100やレコーダ200のハードウェア構成として、CPUに替えてGPU(Graphics Processing Unit)を用いることとしてもよい。デジタルカメラ100やレコーダ200の機能の一部は、ハードウェアとして実装されてもよい。また、上記の実施形態を任意に組み合わせてもよい。
以上、上述した実施形態によれば、バッテリ300を効率的に使用できる
28 表示部
50 システム制御部
75 電源I/F
77 外部I/F
100 デジタルカメラ
200 レコーダ
206 外部I/F
300 バッテリ
50 システム制御部
75 電源I/F
77 外部I/F
100 デジタルカメラ
200 レコーダ
206 外部I/F
300 バッテリ
Claims (17)
- 表示部を有する電子機器であって、
前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された外部装置に接続された外部電源であり、第1の処理において前記外部装置を利用しない設定である場合、前記外部電源による前記電子機器の駆動時間を長くするためのガイドを前記表示部に表示するよう制御する表示制御手段を有する電子機器。 - 前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された外部装置に接続された外部電源であり、前記第1の処理において前記外部装置を利用しない設定である場合、前記表示制御手段は、前記ガイドと共に、前記外部装置から受信した情報に基づく前記外部電源の電源情報を、前記表示部に表示するよう制御する請求項1記載の電子機器。
- 前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された前記外部装置に接続された前記外部電源であり、前記第1の処理において前記外部装置を利用する設定である場合、前記表示制御手段は、前記外部装置から受信した情報に基づいて、前記外部電源の電源情報を表示するよう制御する請求項1又は2記載の電子機器。
- 前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された前記外部装置に接続された前記外部電源であり、前記第1の処理において前記外部装置を利用する設定である場合、前記表示制御手段は、前記表示部に前記ガイドを表示しないよう制御する請求項1乃至3何れか1項記載の電子機器。
- 前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された前記外部装置に接続された前記外部電源でない場合、前記表示制御手段は、前記表示部に前記ガイドを表示しないよう制御する請求項1乃至4何れか1項記載の電子機器。
- 前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された前記外部装置に接続された前記外部電源であり、前記第1の処理において前記外部装置を利用しない設定であり、前記外部装置の省電力設定がオフである場合、前記表示制御手段は、前記ガイドを前記表示部に表示するよう制御する請求項1乃至5何れか1項記載の電子機器。
- 前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された前記外部装置に接続された前記外部電源であり、前記第1の処理において前記外部装置を利用しない設定であり、前記外部装置の省電力設定がオンである場合、前記表示制御手段は、前記外部装置の省電力設定がオンであるため、前記外部電源の情報を取得できない旨を前記表示部に表示するよう制御する請求項1乃至6何れか1項記載の電子機器。
- 前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された前記外部装置に接続された前記外部電源であり、前記第1の処理において前記外部装置を利用しない設定であり、前記外部装置の省電力設定がオンである場合、前記外部装置を省電力状態にするよう制御する制御手段を更に有する請求項1乃至7何れか1項記載の電子機器。
- 前記ガイドは、前記外部装置を前記電子機器から取り外し、前記外部電源を前記電子機器に取り付けることにより前記外部電源による前記電子機器の駆動時間を長くすることができる旨のメッセージである請求項1乃至8何れか1項記載の電子機器。
- 前記表示制御手段は、前記ガイドを表示するか否かの設定に基づいて、前記ガイドの表示と非表示とを切り替える請求項1乃至9何れか1項記載の電子機器。
- 前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された前記外部装置に接続された前記外部電源であり、前記第1の処理において前記外部装置を利用しない設定であり、前記ガイドの表示設定が第1の設定の場合、前記ガイドを前記表示部に表示するよう制御し、
前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された前記外部装置に接続された前記外部電源であり、前記第1の処理において前記外部装置を利用しない設定であり、前記ガイドの表示設定が第2の設定の場合、前記外部電源による前記電子機器の駆動時間が、前記外部電源を前記電子機器に接続した場合より短くなる旨の他のガイドを前記表示部に表示するよう制御する請求項1乃至10何れか1項記載の電子機器。 - 前記外部装置と接続するインタフェース部からの信号及び前記電子機器で使用される電力を制御する電源制御部からの信号の少なくとも何れかに基づいて、前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された前記外部装置に接続された前記外部電源であるか否かを判定する第1の判定手段と、
記録部に記録された情報に基づいて、前記第1の処理において前記外部装置を利用する設定であるか否かを判定する第2の判定手段と、
を更に有し、
前記第1の判定手段によって前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された前記外部装置に接続された前記外部電源であると判定され、前記第2の判定手段によって前記第1の処理において前記外部装置を利用しない設定であると判定された場合、前記表示制御手段は、前記ガイドを前記表示部に表示するよう制御する請求項1乃至11何れか1項記載の電子機器。 - 前記電子機器は、撮像装置である請求項1乃至12何れか1項記載の電子機器。
- 前記外部装置は、前記電子機器から受信したデータを記録するレコーダである請求項1乃至13何れか1項記載の電子機器。
- 前記第1の処理は、データを記録する処理である請求項1乃至14何れか1項記載の電子機器。
- 表示部を有する電子機器の制御方法であって、
前記電子機器への電力の供給元が前記電子機器に接続された外部装置に接続された外部電源であり、第1の処理において前記外部装置を利用しない設定である場合、前記外部電源による前記電子機器の駆動時間を長くするためのガイドを前記表示部に表示するよう制御する電子機器の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至15何れか1項記載の電子機器の手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018131764A JP2020010259A (ja) | 2018-07-11 | 2018-07-11 | 電子機器、電子機器の制御方法、及び、プログラム |
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2018
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