JP2020009354A - 配達管理装置、商品管理装置及び配達管理方法 - Google Patents

配達管理装置、商品管理装置及び配達管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】再配達の発生を抑制する。【解決手段】配達管理装置2は、ユーザが利用する端末の位置情報を取得する位置情報取得部221と、位置情報を取得した時間と、位置情報とを位置履歴情報として記憶部21に記憶させる記憶制御部222と、ユーザに対応する配達先の位置と、位置履歴情報とに基づいて、ユーザが配達先に滞在する可能性のある時間帯を取得する時間帯特定部225とを備える。位置情報取得部221は、一のユーザが使用する端末の位置情報を複数取得し、記憶制御部222は、複数の位置情報のそれぞれを取得した時間と、当該位置情報とを関連付けて位置履歴情報として記憶部21に記憶させる。【選択図】図3

Description

本発明は、配達管理装置、商品管理装置及び配達管理方法に関する。
従来、物品の配達を効率化することが行われている。例えば、特許文献1には、物品の配達者が物品の配達先に近付くと、物品の配達先のユーザが所持するユーザ端末の位置を示す位置情報を取得し、当該位置情報に基づいて当該ユーザが配達先に不在であると判定すると、配達日時や配達順を変更するシステムが開示されている。
国際公開第2015/092860号
ところで、特許文献1に開示されているシステムでは、配達日時や配達順を変更しても、ユーザが在宅となる時間を配達者が把握できない。このため、配達者が、変更後の日時に再度配達先に近付くことにより、システムが、ユーザの在宅中であるか否かを再確認することとなる。この場合に、ユーザが再度不在となる場合には、再度、配達日時や配達順を変更して再配達する必要があり、配達コストの増加につながる可能性がある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、再配達の発生を抑制することができる配達管理装置、商品管理装置及び配達管理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る配達管理装置は、ユーザが利用する端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置情報を取得した時間と、前記位置情報とを位置履歴情報として記憶部に記憶させる記憶制御部と、前記ユーザに対応する配達先の位置と、前記位置履歴情報とに基づく、前記ユーザが前記配達先に滞在する可能性のある時間帯を取得する時間帯取得部と、を備える。
前記位置情報取得部は、一の前記ユーザが使用する前記端末の前記位置情報を複数取得し、前記記憶制御部は、複数の前記位置情報のそれぞれを取得した時間と、当該位置情報とを関連付けて前記位置履歴情報として前記記憶部に記憶させてもよい。
前記位置情報取得部は、一の前記ユーザが使用する前記端末の異なる日における前記位置情報を取得してもよい。
前記位置情報取得部は、前記ユーザが前記位置情報の提供を許可した時間帯に、前記端末から前記位置情報を取得してもよい。
前記配達管理装置は、取得された時間帯に基づいて前記配達先に物品を配達する配達予定時間を決定する決定部をさらに備えてもよい。
前記記憶部には、前記ユーザの属性を示す属性情報が記憶されており、前記時間帯取得部は、前記ユーザに対応する配達先の位置と、前記位置履歴情報と、前記ユーザに対応する前記属性情報とに基づく、前記ユーザが配達先に滞在する可能性のある時間帯を取得してもよい。
前記記憶部には、前記属性情報として、時間帯と、前記ユーザが当該時間帯に前記配達先に滞在する可能性の高さを示す信頼度とを関連付けた信頼度情報が記憶されており、前記配達管理装置は、前記ユーザに対応する配達先の位置と、前記位置履歴情報とに基づいて、前記信頼度情報に含まれる、前記ユーザに対応する前記信頼度を調整する信頼度調整部をさらに備え、前記時間帯取得部は、前記信頼度情報における前記ユーザに対応する前記信頼度に基づく、前記ユーザが前記配達先に滞在する可能性のある時間帯を取得してもよい。
前記信頼度調整部は、前記配達先に対して物品が配達された配達完了時間を特定し、前記決定部が決定した当該物品に対応する前記配達予定時間と、当該配達完了時間とが所定時間以内である場合、前記信頼度情報において前記配達先のユーザに対応する前記信頼度を増加させてもよい。
前記時間帯取得部は、複数の前記ユーザのそれぞれについて、前記配達先に滞在する可能性のある時間帯を取得し、前記決定部は、複数の前記ユーザのそれぞれに対応する前記配達先の位置と、取得された時間帯とに基づいて、複数の前記ユーザのそれぞれに対応する前記配達先に物品を配達する配達予定時間と、配達ルートとを決定してもよい。
前記決定部は、配達者が物品の配達中に、当該物品の配達先のユーザに対応する位置情報を前記位置情報取得部が取得すると、当該位置情報に基づいて前記配達ルートを変更してもよい。
前記配達管理装置は、前記決定部が決定した配達予定時間を前記ユーザに通知する通知部をさらに備えてもよい。
前記配達管理装置は、配達者が物品の配達中に、当該物品の配達先のユーザに対応する位置情報を前記位置情報取得部が取得すると、当該位置情報を当該配達者の端末に通知する通知部をさらに備えてもよい。
前記位置情報取得部は、前記ユーザに関連付けられている他のユーザが利用する端末の位置を示す位置情報を取得し、前記通知部は、前記配達者が物品の配達中に、当該物品の配達先のユーザに対応する他のユーザの位置情報を前記位置情報取得部が取得すると、当該位置情報を当該配達者の端末に通知してもよい。
本発明の第2の態様に係る商品管理装置は、ユーザに対応する配達先の位置と、前記ユーザが利用する端末の時間別の位置情報を示す位置履歴情報とに基づく、前記ユーザが前記配達先に滞在する可能性のある時間帯を取得する時間帯取得部と、取得された時間帯に基づいて前記配達先に物品を配達する配達予定時間を決定する決定部と、を備える。
本発明の第3の態様に係る配達管理方法は、コンピュータが実行する、ユーザが利用する端末の位置情報を取得するステップと、前記位置情報を取得した時間と、前記位置情報とを位置履歴情報として記憶部に記憶させるステップと、前記ユーザに対応する配達先の位置と、前記位置履歴情報とに基づく、前記ユーザが前記配達先に滞在する可能性のある時間帯を取得するステップと、を備える。
本発明によれば、再配達の発生を抑制することができるという効果を奏する。
第1実施形態に係る配達管理システムの概要を示す図である。 第1実施形態に係る端末の構成を示す図である。 第1実施形態に係る配達管理装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る信頼度情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る配達管理装置における信頼度を調整する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る配達管理装置における配達予定時間を通知する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る配達管理システムの概要を示す図である。 第3実施形態に係る商品管理装置の構成を示す図である。
<第1実施形態>
[配達管理システムSの概要]
図1は、第1実施形態に係る配達管理システムSの概要を示す図である。配達管理システムSは、端末1(例えば、携帯端末1A、携帯端末1B)と、配達管理装置2とを備える。
端末1は、複数のユーザU(例えば、ユーザUA、ユーザUB)のそれぞれが使用するスマートフォン、タブレット又はウェアラブル端末である。その他の端末1として、例えばユーザが乗車する、携帯端末と同種の構成を備えた移動体(自動車、飛行体)に設置又は搭載された端末なども挙げられる。端末1は、自身の位置を示す位置情報を配達管理装置2に送信する。位置情報は、例えば、経度を示す経度情報と、緯度を示す緯度情報とを含む。
配達管理装置2は、物品の配達を管理するサーバである。配達管理装置2は、端末1から位置情報を取得すると、位置情報を取得した時間を示す取得時刻と、取得した位置情報とを関連付けた位置履歴情報を生成する。配達管理装置2は、ユーザUの配達先の位置と、位置履歴情報とに基づいて、ユーザUが配達先に滞在する可能性が高い時間帯を特定する。ここで、ユーザUの配達先は、例えば、ユーザUの自宅や勤務先である。
配達管理装置2は、一以上の物品の配送要求を受け付けると、一以上の物品のそれぞれの配達エリアにおける配達日を特定する。配達管理装置2は、直近の配達日に配達する一以上の物品について、配達先のユーザUが配達先に滞在する可能性が高い時間帯に基づいて、当該物品を配達する配達予定時間と、配達ルートとを決定し、配達予定時間と、配達ルートとを配達者Dに通知する。
このようにすることで、配達管理装置2は、配達者Dに、ユーザUが配達先に滞在している可能性が高い時間帯に物品を配達させることができ、ユーザUが不在であることによる再配達の発生を抑制することができる。
以下、端末1及び配達管理装置2の構成を説明する。なお、本実施形態において、複数のユーザUに対応する物品の配達先の位置は、所定の配達者Dが配達を行う配達エリアに含まれているものとする。また、以下の説明では、配達エリアは、所定の配達者Dが配達を行う配達エリアを示すものとする。
[端末1の構成]
まず、端末1の構成について説明する。図2は、第1実施形態に係る端末1の構成を示す図である。端末1は、通信部11と、表示部12と、操作部13と、記憶部14と、制御部15とを有する。
通信部11は、携帯電話回線又は無線LAN等の無線通信回線を用いて通信するための電波を送受信する通信モジュールである。通信部11は、制御部15から入力される送信データを変調する変調器、及び変調後のデータを高周波信号として送信する高周波部を有する。また、通信部11は、高周波部が受信した高周波信号を復調する復調器を有する。復調器は、復調後の受信データを制御部15に入力する。
表示部12は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成される。表示部12は、制御部15の制御に応じて各種情報を表示する。
操作部13は、例えば、ボタンや、表示部12に重畳して配置される接触センサ等により構成されており、端末1のユーザUから操作入力を受け付ける。
記憶部14は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を含む記憶媒体である。記憶部14は、制御部15が実行する物品配達用プログラムを記憶している。物品配達用プログラムは、例えば配達者Dが属する配達業者が提供するアプリケーションプログラムであり、アプリケーション提供サイトを介して配布される。記憶部14には、ユーザUの操作により、アプリケーション提供サイトから取得した物品配達用プログラムが記憶されているものとする。
制御部15は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部15は、記憶部14に記憶された物品配達用プログラムを実行することにより、位置特定部151、位置情報送信部152、配達者情報取得部153として機能する。
位置特定部151は、例えば端末1に搭載されたGPS(Global Positioning System)機能を活用して、端末1の位置を特定する。位置特定部151は、例えば、第1時間(例えば、数十秒)おきに端末1の位置を特定する。
位置情報送信部152は、位置特定部151が端末1の位置を特定すると、端末1のユーザUを識別するユーザ識別情報としてのユーザIDと、端末1の位置を示す位置情報とを配達管理装置2に送信する。
なお、位置情報送信部152は、ユーザUから位置情報の配達管理装置2への提供を許可する時間帯を受け付けてもよい。そして、位置情報送信部152は、ユーザUが許可する時間帯に位置特定部151が端末1の位置を特定すると、端末1の位置を示す位置情報を配達管理装置2に送信してもよい。このようにすることで、端末1は、ユーザUのプライバシーを考慮して位置情報を配達管理装置2に送信することができる。
配達者情報取得部153は、ユーザUがショッピングサイトにおいて物品の購入等をすることにより、物品の配達要求が行われ、ユーザUの配達先に物品を配達する配達時間帯に近づくと、配達者Dの位置を示す配達者位置情報を取得する。配達者情報取得部153は、取得した配達者位置情報を表示部12に表示させる。このようにすることで、ユーザUは、配達者DがユーザUの配達先に到着するおおよその時間を把握することができる。
[配達管理装置2の構成]
続いて、配達管理装置2の構成について説明する。図3は、第1実施形態に係る配達管理装置2の構成を示す図である。配達管理装置2は、記憶部21と、制御部22とを有する。
記憶部21は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部21は、制御部22を、位置情報取得部221、記憶制御部222、信頼度調整部223、配達日特定部224、時間帯取得部としての時間帯特定部225、決定部226、及び通知部227として機能させる配達管理プログラムを記憶している。
また、記憶部21は、端末1の位置を示す位置情報と、当該位置情報を配達管理装置2が受信した時刻とを関連付けた位置履歴情報を記憶する。また、記憶部21は、ユーザUを識別するユーザIDと、時間帯と、ユーザUの属性を示す属性情報としての、ユーザUが当該時間帯に配達先に滞在する可能性の高さを示す信頼度とを関連付けた信頼度情報を記憶する。
図4は、第1実施形態に係る信頼度情報の一例を示す図である。図4に示すように、複数のユーザUのそれぞれについて、時間帯ごとに信頼度が付されていることが確認できる。ここで、信頼度が高ければ高いほど、ユーザUが配達先に滞在している可能性が高いものとする。なお、本実施形態では、時間帯を、1日を分割する複数の時間帯としたが、これに限らない。例えば、時間帯は、曜日、平日、休日、祝日等の、特定の日を示すものであってもよい。例えば、時間帯は、月曜日から金曜日までの平日を示す時間帯と、土曜日及び日曜日を含む休日を示す時間帯とに分類されてもよい。
また、記憶部21は、ユーザUのユーザIDと、ユーザUに対応する配達先の位置を示す位置情報とを関連付けた配達先位置情報を記憶する。
制御部22は、例えばCPUである。制御部22は、記憶部21に記憶された配達管理プログラムを実行することにより、位置情報取得部221、記憶制御部222、信頼度調整部223、配達日特定部224、時間帯特定部225、決定部226、及び通知部227として機能する。
位置情報取得部221は、ユーザUが利用する端末1の位置を示す位置情報を取得する。位置情報取得部221は、一のユーザUが使用する端末1の異なる日における位置情報を複数取得する。例えば、位置情報取得部221は、端末1から、複数の異なる日のそれぞれにおいて、ユーザUが位置情報の提供を許可した時間帯に、ユーザUのユーザIDと、位置情報とを一以上受信することにより、端末1の位置を示す位置情報を複数取得する。
記憶制御部222は、位置情報取得部221が位置情報を取得した時刻(時間)と、当該位置情報とともに受信したユーザIDと、当該位置情報とを位置履歴情報として記憶部21に記憶させる。具体的には、記憶制御部222は、位置情報取得部221が複数の位置情報のそれぞれを取得した時間と、当該位置情報とともに受信したユーザIDと、当該位置情報とを関連付けて、位置履歴情報として記憶部21に記憶させる。なお、記憶制御部222は、位置履歴情報を記憶部21に記憶させたがこれに限らない。記憶制御部222は、配達管理装置2とは異なる装置が備える記憶部に位置履歴情報を記憶させてもよい。
信頼度調整部223は、ユーザUに対応する配達先の位置と、記憶部21に記憶されている位置履歴情報とに基づいて、記憶部21に記憶されている信頼度情報に含まれる、当該ユーザUに対応する信頼度を調整する。
具体的には、信頼度調整部223は、記憶部21に記憶されている配達先位置情報を参照し、ユーザUに対応する配達先の位置を特定する。信頼度調整部223は、位置履歴情報を参照し、時間帯ごとに、特定した配達先の位置に対応する位置情報を受信した割合を特定し、当該割合に基づいて信頼度を調整する。ここで、特定した配達先の位置に対応する位置情報は、配達先位置情報に含まれる配達先の位置を示す位置情報から所定範囲内の位置を示す位置情報である。
例えば、信頼度調整部223は、特定した配達先の位置に対応する位置情報を受信した割合が高い時間帯の信頼度を、当該位置情報を受信した割合が低い時間帯の信頼度に比べて高くする。
また、信頼度調整部223は、位置情報取得部221が端末1から位置情報を取得した回数又は取得頻度に応じて、信頼度情報において、当該端末1に対応するユーザUに関連付けられている信頼度を調整してもよい。例えば、信頼度調整部223は、位置情報取得部221が、ユーザUの配達先の位置を示す位置情報を取得する頻度が高ければ高いほど、当該位置情報を取得した時刻が属する時間帯の信頼度を増加させてもよい。
また、信頼度調整部223は、配達者Dが物品を配達先に配達したことに応じて、配達者Dの端末から、物品の配達完了時間と、物品の配達先のユーザUのユーザIDとを含む配達完了情報を取得してもよい。そして、信頼度調整部223は、配達完了情報に基づいて、配達先に対して物品が配達された配達完了時間を特定し、後述する決定部226が決定した当該物品に対応する配達予定時間と、当該配達完了時間とが同じ時間帯である場合、信頼度情報において配達先のユーザUに対応する信頼度を増加させてもよい。この場合において、信頼度調整部223は、信頼度情報において配達先のユーザUに対応する全ての時間帯のそれぞれに関連付けられている信頼度を増加させてもよいし、配達予定時間を含む時間帯に関連付けられている信頼度を増加させてもよい。
また、信頼度調整部223は、配達予定時間にユーザUが不在であり、再配達が依頼されたことに応じて、当該配達予定時間を含む時間帯に関連付けられている信頼度を低下させたり、ユーザUに対応する全ての時間帯のそれぞれに関連付けられている信頼度を低下させたりしてもよい。
配達日特定部224は、ユーザUに対応する配達先への物品の配達を要求する配達要求情報を受信する。配達要求情報には、物品の発送元の位置を示す発送元位置情報と、ユーザUのユーザIDと、物品の配達先の位置を示す配達先位置情報とが含まれている。ここで、配達先の位置は、配達者Dが管轄する配達エリアに含まれているものとする。
配達日特定部224は、配達要求情報に含まれる発送元位置情報と、配達先位置情報とに基づいて、配達者Dが管轄する配達エリアの配達ステーションに物品が配送される配送日を特定する。配達日特定部224は、複数の配達要求情報のそれぞれについて、配達者Dが管轄する配達エリアの配達ステーションに物品が配送される配送日を特定する。配達日特定部224は、配達要求情報と、当該配達要求情報に対して特定された配達日とを関連付けて記憶部21に記憶させる。
時間帯特定部225は、配達者Dが管轄する配達エリアにおいて、配達者Dが物品の配達を開始する前に、ユーザUが配達先に滞在する可能性のある時間帯を特定する。具体的には、時間帯特定部225は、配達者Dが物品の配達を行う前に、当日中に複数のユーザUの配達先へ配達する予定の複数の物品を特定する。例えば、時間帯特定部225は、記憶部21において配達要求情報に関連付けられている配達日に基づいて、当日中に配達する予定となる複数の物品を特定する。
時間帯特定部225は、特定した複数の物品のそれぞれについて、当該物品の配達先のユーザUに対応する配達先の位置と、位置履歴情報とに基づく、ユーザUが配達先に滞在する可能性のある時間帯を特定することにより、当該時間帯を取得する。
具体的には、時間帯特定部225は、記憶部21に記憶されている信頼度情報を参照し、当日中に配達する予定となる複数の物品に対応する配達要求情報に含まれるユーザIDに関連付けられている属性情報としての信頼度に基づいて、当該ユーザIDに対応するユーザUが配達先に滞在する可能性のある時間帯として、信頼度が所定の閾値よりも高い一以上の時間帯を特定する。時間帯特定部225は、複数のユーザUのそれぞれについて、信頼度情報を参照して配達先に滞在する可能性のある一以上の時間帯を特定する。
なお、時間帯特定部225は、配達者Dが物品の配達を開始する前に、ユーザUが配達先に滞在する可能性のある時間帯を特定することとしたが、これに限らない。時間帯特定部225は、所定時間(例えば1週間)おきに、複数のユーザUのそれぞれについて、ユーザUが配達先に滞在する可能性のある時間帯を特定してもよい。
決定部226は、当日中に配達する予定となる一以上の物品に対して、時間帯特定部225が特定した時間帯に基づいて、配達先に当該一以上の物品を配達する配達予定時間を決定する。決定部226は、複数のユーザUのそれぞれに対応する配達先の位置と、時間帯特定部225が特定した一以上の時間帯とに基づいて、複数のユーザUのそれぞれに対応する配達先に物品を配達する配達予定時間と、配達ルートとを決定する。
決定部226は、複数のユーザUのそれぞれに対して特定された時間帯に、当該ユーザUの配達先に配達される予定の物品の配達予定時間が含まれるように、配達予定時間と、配達ルートとを決定する。
ここで、複数のユーザUのそれぞれに対応する配達先の位置と、時間帯特定部225が特定した時間帯との関係によっては、特定した時間帯に配達予定時間が含まれるように配達ルートを決定できない場合がある。
この場合において、決定部226は、複数のユーザUのそれぞれに対して特定された時間帯における、ユーザUの信頼度を特定してもよい。そして、決定部226は、相対的に高い信頼度に関連付けられているユーザUの時間帯を優先して、複数のユーザUのそれぞれに対応する配達先に物品を配達する配達予定時間と、配達ルートとを決定してもよい。
なお、決定部226は、配達者Dが物品の配達中に、当該物品の配達先のユーザUに対応する位置情報を位置情報取得部221が取得したことに応じて、当該位置情報に基づいて配達ルートを変更してもよい。例えば、決定部226は、位置情報取得部221が取得したユーザUの位置情報が示す位置と、ユーザUの配達先の位置と、当該物品の配達予定時間とに基づいて、当該ユーザUが配達予定時間に配達先に所在することができるか否かを判定する。
決定部226は、ユーザUが配達予定時間に配達先に戻ることができないと判定すると、位置情報取得部221が取得したユーザUの位置情報が示す位置と、ユーザUの配達先の位置とに基づいて、ユーザUが配達先の位置に戻る時間を推定し、当該時間に基づいて、当該配達先に物品を配達する配達予定時間を変更する。決定部226は、一以上の物品のそれぞれに対応して特定された時間帯又は変更した時間帯と、配達先の位置とに基づいて、配達予定時間と、配達ルートとを変更する。
通知部227は、決定部226が決定した配達予定時間及び配達ルートを配達者Dに通知するとともに、決定部226が決定した配達予定時間をユーザUに通知する。例えば、通知部227は、決定部226が決定した配達予定時間及び配達ルートを示す情報を、配達者Dの端末に送信することにより、配達予定時間及び配達ルートを配達者Dに通知する。また、通知部227は、決定された配達予定時間を示すメッセージをユーザUの端末1に送信することにより、配達予定時間をユーザUに通知する。このようにすることで、ユーザUは、配達前に配達予定時間を把握して行動計画を立てることができる。
また、通知部227は、配達者Dが物品の配達中に、ユーザUの配達先に近づくと、配達者Dの位置を示す配達者位置情報を、ユーザUの端末1に通知する。このようにすることで、配達管理装置2は、ユーザUに、配達者DがユーザUの配達先に到着するおおよその時間を把握させることができる。
また、通知部227は、配達者Dが物品の配達中に、当該物品の配達先のユーザUに対応する位置情報を位置情報取得部221が取得すると、当該位置情報を配達者Dの端末に通知する。例えば、通知部227は、配達者Dの端末に表示される地図上に、ユーザUに対応する配達先の位置と、位置情報取得部221が取得したユーザUの位置とを表示させてもよい。このようにすることで、配達者Dは、例えば、ユーザUが配達先に不在の場合に、ユーザUと連絡を取って配達予定時間を変更したり、他の配達先に優先して配達したりすることができる。
位置情報取得部221は、ユーザUに関連付けられている他のユーザUが利用する端末1の位置を示す位置情報を取得してもよい。ここで、他のユーザUは、例えば、ユーザUの家族等であり、ユーザUの配達先においてユーザUと同居するユーザである。ユーザUのユーザIDと、他のユーザUのユーザIDとは、記憶部21において家族情報として予め関連付けられて記憶されているものとする。
そして、通知部227は、配達者Dが物品の配達中に、当該物品の配達先のユーザUに対応する他のユーザUの位置情報を位置情報取得部221が取得すると、当該位置情報を当該配達者Dの端末に通知してもよい。このようにすることで、配達者Dは、ユーザUが配達先に不在である場合であっても、他のユーザUの在宅状況を把握して、物品を配達することができる。
[配達管理装置2における処理の流れ]
続いて、配達管理装置2における処理の流れについて説明する。まず、信頼度を調整する処理の流れについて説明する。図5は、第1実施形態に係る配達管理装置2における信頼度を調整する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、記憶制御部222は、位置情報取得部221が位置情報を取得したか否かを判定する(S1)。記憶制御部222は、位置情報取得部221が位置情報を取得したと判定すると、S2に処理を移し、位置情報取得部221が位置情報を取得していないと判定すると、S4に処理を移す。
S2において、記憶制御部222は、位置情報取得部221が位置情報を取得した時刻と、位置情報取得部221が取得した位置情報及びユーザIDとを関連付けて位置履歴情報として記憶部21に記憶させる。
続いて、信頼度調整部223は、記憶部21に記憶されている位置履歴情報に基づいて信頼度を調整する(S3)。
S4において、制御部22は、配達者Dの端末から、物品の配達完了時間を含む配達完了情報を取得したか否かを判定する(S4)。制御部22は、配達完了情報を取得したと判定すると、S5に処理を移し、配達完了情報を取得していないと判定すると、S1に処理を移す。
S5において、信頼度調整部223は、配達完了情報に含まれる配達完了時間と、配達予定時間との関係に基づいて信頼度を調整する。例えば、信頼度調整部223は、配達完了情報に含まれる配達完了時間が、配達予定時間が属する時間帯に含まれているか否かに基づいて信頼度を調整する。信頼度調整部223は、この処理が完了すると、S1に処理を移す。
続いて、配達予定時間を通知する処理の流れについて説明する。図6は、第1実施形態に係る配達管理装置2における配達予定時間を通知する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、本フローチャートの開始前に、配達日特定部224により、配送予定の一以上の物品の配達日が特定され、配達要求情報と、特定された配達日とが関連付けて記憶部21に記憶されているものとする。
まず、時間帯特定部225は、当日中に配達予定の物品を特定する(S11)。
続いて、時間帯特定部225は、記憶部21に記憶されている信頼度情報を参照し、特定した物品の配達先のユーザUが、配達先に滞在する可能性が高い時間帯を特定する(S12)。
続いて、決定部226は、特定された時間帯と、物品の配達先の位置とに基づいて、配達先に物品を配達する配達予定時間と、配達ルートとを決定する(S13)。
続いて、通知部227は、配達先への配達予定時間及び配達ルートを配達者Dに通知するとともに、配達先への配達予定時間を、当該配達先に対応するユーザUに通知する(S14)。
[第1実施形態における効果]
以上説明したように、第1実施形態に係る配達管理装置2は、ユーザUが利用する端末1の位置情報を取得した時間と、当該位置情報とを関連付けて位置履歴情報として記憶部21に記憶させ、ユーザUに対応する配達先の位置と、当該位置履歴情報とに基づいて、ユーザUが配達先に滞在する可能性のある時間帯を特定し、特定した時間帯に基づいて配達先に物品を配達する配達予定時間を決定する。
このようにすることで、配達管理装置2は、配達者Dに、ユーザUが配達先に滞在している可能性が高い時間帯に物品を配達させることができ、ユーザUが不在であることによる再配達の発生を抑制することができる。また、ユーザUが配達先に滞在する可能性が高い時間帯に物品が配達されるので、ユーザUは、都合のよい時間に物品を受け取ることができる。
<第2実施形態>
[商品管理装置3を介して位置情報を取得する]
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る配達管理装置2は、物品の販売を管理する事業者が管理するサーバである商品管理装置3を介して位置情報を取得する点で第1実施形態と異なる。以下に、第2実施形態に係る配達管理システムSについて説明する。なお、第1実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
図7は、第2実施形態に係る配達管理システムSの概要を示す図である。図7に示すように、配達管理システムSは、配達対象の物品としての商品の販売を管理する商品管理装置3をさらに備える。
第2実施形態において、端末1は、商品管理装置3を管理する事業者が提供する商品購入用プログラムを実行する。ここで、商品購入用プログラムは、端末1の記憶部14に記憶されているアプリケーションプログラム、又はインターネット等の通信ネットワークを介して提供されるウェブアプリケーションプログラムである。端末1のユーザUは、商品購入用プログラムを実行することにより、商品管理装置3にアクセスし、商品管理装置3を介して商品を購入することができる。
商品購入用プログラムは、物品配達用プログラムとしても機能する。第2実施形態において、端末1の制御部15は、商品購入用プログラムを実行することにより、位置特定部151、位置情報送信部152、及び配達者情報取得部153として機能する。
第2実施形態において、位置情報送信部152は、位置特定部151が端末1の位置を特定すると、端末1のユーザUのユーザIDと、端末1の位置を示す位置情報とを商品管理装置3に送信する。
商品管理装置3は、端末1から受信した、ユーザIDと、端末1の位置を示す位置情報とを、配達管理装置2に送信する。
配達管理装置2の位置情報取得部221は、物品の販売を管理する事業者が管理する商品管理装置3を介して、端末1の位置を示す位置情報と、ユーザIDとを取得する。
配達管理装置2の記憶制御部222、信頼度調整部223、配達日特定部224、時間帯特定部225は、第1実施形態に係る記憶制御部222、信頼度調整部223、配達日特定部224、時間帯特定部225と同じ機能であるので、説明を省略する。
配達管理装置2の決定部226は、ユーザUの配達先に配達される物品が、商品管理装置3を介して販売された商品である場合に、時間帯特定部225が特定した時間帯に基づいて、当該物品を配達先に配達する配達予定時間を決定する。
[第2実施形態における効果]
以上説明したように、第2実施形態に係る配達管理装置2は、物品の販売を管理する事業者が管理する商品管理装置3を介して、端末1の位置を示す位置情報を取得し、配達先に配達される物品が、商品管理装置3を介して販売された商品である場合に、特定された時間帯に基づいて、当該物品を配達先に配達する配達予定時間を決定する。
このようにすることで、配達管理装置2は、商品管理装置3を介して販売された商品が配達される場合に、配達者Dに、ユーザUが配達先に滞在している可能性が高い時間帯に物品を配達させることができる。したがって、ユーザUは、商品管理装置3を介して商品を購入した場合に、都合がよい時間帯に当該商品を受け取ることができる。これにより、配達管理装置2は、ユーザUが商品管理装置3を介して商品を購入する際の利便性を向上させ、ユーザUが商品管理装置3を介して商品を購入する機会を増加させることができる。
<第3実施形態>
[商品管理装置3を介して位置情報を取得する]
続いて、第3実施形態について説明する。第3実施形態に係る配達管理装置2は、物品の販売を管理する事業者が管理するサーバである商品管理装置3から、ユーザUが配達先に滞在する可能性のある時間帯を示す情報を取得し、当該時間帯を示す情報に基づいて配達予定時間を決定する点で第2実施形態と異なる。
図8は、第3実施形態に係る商品管理装置3の構成を示す図である。商品管理装置3は、記憶部31と、制御部32とを有する。
記憶部31は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部31は、制御部32を、位置情報取得部321、記憶制御部322、信頼度調整部323、時間帯特定部324、及び通知部325として機能させる販売管理プログラムを記憶している。
制御部32は、例えばCPUである。制御部32は、記憶部31に記憶された販売管理プログラムを実行することにより、位置情報取得部321、記憶制御部322、信頼度調整部323、時間帯特定部324、及び通知部325として機能する。
位置情報取得部321、記憶制御部322、信頼度調整部323、時間帯特定部324は、第1実施形態に係る位置情報取得部221、記憶制御部222、信頼度調整部223、時間帯特定部225と同じ機能であるので、説明を省略する。
通知部325は、時間帯特定部324が特定した時間帯と、当該時間帯に対応するユーザUのユーザIDとを配達管理装置2に通知する。
[第3実施形態における効果]
以上説明したように、第3実施形態に係る商品管理装置3は、ユーザUが配達先に滞在する可能性のある時間帯を特定し、特定した時間帯と、当該時間帯に対応するユーザUのユーザIDとを配達管理装置2に通知する。
このようにすることで、ユーザUに対応する位置情報が、配達管理装置2に送信されず、商品管理装置3において管理されることとなる。これにより、位置情報の通知先が、商品購入用プログラムの管理元となる事業者のみとなることから、ユーザUに対応する位置情報の第三者への漏洩のリスクを抑制することができる。
<第4実施形態>
[所定の通信事業者が管理する通信装置を介して位置情報を取得する]
続いて、第4実施形態について説明する。第4実施形態に係る配達管理装置2は、端末1が使用する通信ネットワークを提供する所定の通信事業者が管理する装置を介して位置情報を取得する点で第1実施形態と異なる。ここで、通信ネットワークは、例えば、端末1が通信を使用する際に使用する携帯電話回線である。また、所定の通信事業者は、携帯電話回線を提供する通信事業者である。
第4実施形態において、位置情報送信部152は、位置特定部151が端末1の位置を特定すると、端末1のユーザUのユーザIDと、端末1の位置を示す位置情報とを、所定の通信事業者が管理する装置に送信する。例えば、位置情報送信部152は、端末1の基地局に、ユーザIDと位置情報とを送信する。
所定の通信事業者が管理する装置は、端末1から受信した、ユーザIDと、端末1の位置を示す位置情報とを、配達管理装置2に送信する。
配達管理装置2の位置情報取得部221は、端末1が使用する通信ネットワークを提供する所定の通信事業者が管理する装置を介して、端末1の位置を示す位置情報と、ユーザIDとを取得する。
[第4実施形態における効果]
以上説明したように、第4実施形態に係る配達管理装置2は、端末1が使用する通信ネットワークを提供する所定の通信事業者が管理する装置を介して、端末1の位置を示す位置情報を取得する。
このようにすることで、配達管理装置2は、ユーザUが、所定の通信事業者の通信ネットワークを使用して端末1の通信を行うことを契約している場合に限定して、ユーザUが配達先に滞在する可能性のある時間帯を特定し、特定された時間帯に基づいて配達先に物品を配達する配達予定時間を決定することができる。これにより、ユーザUは、所定の通信事業者の通信ネットワークを使用して端末1の通信を行うことを契約している場合に限定して、都合のよい時間に物品を受け取ることができる。よって、配達管理装置2は、ユーザUが当該契約を行う可能性を向上させることができる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えたり、上記実施形態を組み合わせたりすることが可能であることが当業者に明らかである。
例えば、第3実施形態と、第4実施形態とを組み合わせることにより、商品管理装置3の位置情報取得部321が、端末1が使用する通信ネットワークを提供する通信事業者が管理する装置を介して位置情報を取得してもよい。このようにすることで、配達管理装置2は、ユーザUが、所定の通信事業者の通信ネットワークを使用して端末1の通信を行うことを契約しているとともに、商品管理装置3を介して商品を購入した場合に限定して、ユーザUが配達先に滞在する可能性のある時間帯に基づいて配達先に物品を配達する配達予定時間を決定することができる。
また、上述の実施形態では、配達者Dは、人であるものとして説明を行ったが、これに限らない。例えば、配達者Dは、人の代わりに、自動で運転を行うとともに、配達先に到着したことをユーザUの端末1に通知可能な車両、又は、自動で飛行を行うとともに、配達先に到着したことをユーザUの端末1に通知可能なドローン等の飛行体であってもよい。
また、ユーザUの配達先は、ユーザUの自宅や勤務先であるものとしたが、これに限らない。ユーザUの配達先は、ユーザUの自宅や勤務先とは異なる場所であってもよい。配達管理装置2は、配達先の位置を示す位置情報が、配達先情報に含まれる位置情報に対応しておらず、ユーザUの自宅や勤務先とは異なる場所である場合、予めユーザUに認証用のパスワードを通知する。そして、配達管理装置2は、配達者Dが物品をユーザUに配達した際に、配達者Dの端末を介して、ユーザUから認証用のパスワードを受け付ける。配達管理装置2は、予めユーザUに通知した認証用のパスワードと、ユーザUから受け付けた認証用のパスワードが一致する場合に、認証に成功したことを示す情報を配達者Dの端末に通知してもよい。このようにすることで、配達者Dは、ユーザUが正しい配達者であることを確認して物品を配達することができる。
また、上述の実施形態では、属性情報は、ユーザUが当該時間帯に配達先に滞在する可能性の高さを示す信頼度であるものとしたが、これに限らない。例えば、属性情報は、信頼度の他に、ユーザUの年齢や性別を含んでいてもよい。そして、属性情報としての年齢や性別に応じて、複数の時間帯のそれぞれの信頼度に、異なる重み付けを行うことにより、複数の時間帯のそれぞれの信頼度を補正してもよい。例えば、30代の男性であれば、働いている可能性が高いことから、平日の日中の時間帯の信頼度を低くするとともに、平日の日中以外の時間帯の信頼度を高くしてもよい。このようにすることで、配達管理装置2は、ユーザUの年齢や性別に基づいて信頼度を調整し、ユーザUが配達先に滞在する可能性が高い時間帯を特定することができる。
また、特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・端末、11・・・通信部、12・・・表示部、13・・・操作部、14・・・記憶部、15・・・制御部、151・・・位置特定部、152・・・位置情報送信部、153・・・配達者情報取得部、2・・・配達管理装置、21・・・記憶部、22・・・制御部、221・・・位置情報取得部、222・・・記憶制御部、223・・・信頼度調整部、224・・・配達日特定部、225・・・時間帯特定部、226・・・決定部、227・・・通知部、3・・・商品管理装置、31・・・記憶部、32・・・制御部、321・・・位置情報取得部、322・・・記憶制御部、323・・・信頼度調整部、324・・・時間帯特定部、325・・・通知部、S・・・配達管理システム

Claims (15)

  1. ユーザが利用する端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報を取得した時間と、前記位置情報とを位置履歴情報として記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    前記ユーザに対応する配達先の位置と、前記位置履歴情報とに基づく、前記ユーザが前記配達先に滞在する可能性のある時間帯を取得する時間帯取得部と、
    を備える配達管理装置。
  2. 前記位置情報取得部は、一の前記ユーザが使用する前記端末の前記位置情報を複数取得し、
    前記記憶制御部は、複数の前記位置情報のそれぞれを取得した時間と、当該位置情報とを関連付けて前記位置履歴情報として前記記憶部に記憶させる、
    請求項1に記載の配達管理装置。
  3. 前記位置情報取得部は、一の前記ユーザが使用する前記端末の異なる日における前記位置情報を取得する、
    請求項2に記載の配達管理装置。
  4. 前記位置情報取得部は、前記ユーザが前記位置情報の提供を許可した時間帯に、前記端末から前記位置情報を取得する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の配達管理装置。
  5. 取得された時間帯に基づいて前記配達先に物品を配達する配達予定時間を決定する決定部をさらに備える、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の配達管理装置。
  6. 前記記憶部には、前記ユーザの属性を示す属性情報が記憶されており、
    前記時間帯取得部は、前記ユーザに対応する配達先の位置と、前記位置履歴情報と、前記ユーザに対応する前記属性情報とに基づく、前記ユーザが配達先に滞在する可能性のある時間帯を取得する、
    請求項5に記載の配達管理装置。
  7. 前記記憶部には、前記属性情報として、時間帯と、前記ユーザが当該時間帯に前記配達先に滞在する可能性の高さを示す信頼度とを関連付けた信頼度情報が記憶されており、
    前記ユーザに対応する配達先の位置と、前記位置履歴情報とに基づいて、前記信頼度情報に含まれる、前記ユーザに対応する前記信頼度を調整する信頼度調整部をさらに備え、
    前記時間帯取得部は、前記信頼度情報における前記ユーザに対応する前記信頼度に基づく、前記ユーザが前記配達先に滞在する可能性のある時間帯を取得する、
    請求項6に記載の配達管理装置。
  8. 前記信頼度調整部は、前記配達先に対して物品が配達された配達完了時間を特定し、前記決定部が決定した当該物品に対応する前記配達予定時間と、当該配達完了時間とが所定時間以内である場合、前記信頼度情報において前記配達先のユーザに対応する前記信頼度を増加させる、
    請求項7に記載の配達管理装置。
  9. 前記時間帯取得部は、複数の前記ユーザのそれぞれについて、前記配達先に滞在する可能性のある時間帯を取得し、
    前記決定部は、複数の前記ユーザのそれぞれに対応する前記配達先の位置と、取得された時間帯とに基づいて、複数の前記ユーザのそれぞれに対応する前記配達先に物品を配達する配達予定時間と、配達ルートとを決定する、
    請求項5から8のいずれか1項に記載の配達管理装置。
  10. 前記決定部は、配達者が物品の配達中に、当該物品の配達先のユーザに対応する位置情報を前記位置情報取得部が取得すると、当該位置情報に基づいて前記配達ルートを変更する、
    請求項9に記載の配達管理装置。
  11. 前記決定部が決定した配達予定時間を前記ユーザに通知する通知部をさらに備える、
    請求項5から10のいずれか1項に記載の配達管理装置。
  12. 配達者が物品の配達中に、当該物品の配達先のユーザに対応する位置情報を前記位置情報取得部が取得すると、当該位置情報を当該配達者の端末に通知する通知部をさらに備える、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の配達管理装置。
  13. 前記位置情報取得部は、前記ユーザに関連付けられている他のユーザが利用する端末の位置を示す位置情報を取得し、
    前記通知部は、前記配達者が物品の配達中に、当該物品の配達先のユーザに対応する他のユーザの位置情報を前記位置情報取得部が取得すると、当該位置情報を当該配達者の端末に通知する、
    請求項12に記載の配達管理装置。
  14. ユーザに対応する配達先の位置と、前記ユーザが利用する端末の時間別の位置情報を示す位置履歴情報とに基づく、前記ユーザが前記配達先に滞在する可能性のある時間帯を取得する時間帯取得部と、
    取得された時間帯に基づいて前記配達先に物品を配達する配達予定時間を決定する決定部と、
    を備える商品管理装置。
  15. コンピュータが実行する、
    ユーザが利用する端末の位置情報を取得するステップと、
    前記位置情報を取得した時間と、前記位置情報とを位置履歴情報として記憶部に記憶させるステップと、
    前記ユーザに対応する配達先の位置と、前記位置履歴情報とに基づく、前記ユーザが前記配達先に滞在する可能性のある時間帯を取得するステップと、
    を備える配達管理方法。
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