JP2020009019A - 作業情報通信方法、作業情報通信プログラム、および情報端末 - Google Patents

作業情報通信方法、作業情報通信プログラム、および情報端末 Download PDF

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Abstract

【課題】離れた現場にいる個々の作業員の現在位置および作業情報を作業管理者および作業員相互間で共有するための作業情報送信技術を提供する。【解決手段】親機111と子機112とが着脱可能に構成された情報端末110において、親機111と子機112の接続時は、子機112の所定機能を停止させて、親機111側で親機111の位置情報に、利用者詳細情報を反映させた位置情報を生成して所定送信先へ送信し、親機111と子機112の接続解除時は、子機112側で子機112の位置情報に、利用者詳細情報を反映させるとともに、子機112側から入力された作業情報を紐付けした作業情報を生成して所定送信先へ送信する。【選択図】図5

Description

本発明は、作業情報通信方法、作業情報通信プログラム、および情報端末に関する。
近年、業務の効率化を支援する種々の技術が提案されている。その一つとして、社員が所持する携帯端末の位置情報およびその取得時刻情報をデータベースに登録すると共に、位置情報およびその取得時刻情報を社員の業務スケジュールデータと比較して社員が所定の時刻に所定の場所で所定の業務を実施しようとしているかどうかを判断し、判断結果に基づいて社員が所定の業務を実施するために必要な業務支援データをデータベースから読み出して携帯端末に提供する業務支援システムに関する技術がある(たとえば、特許文献1を参照。)。
特許第6062086号公報
ところで、一般に、電力施設の保守・点検、配電線施設の事故巡視・復旧、災害復旧等の作業を行う際、作業を行う設備、作業項目、作業日、作業員等が計画され、各作業員は、その計画に基づいた作業を行う。そして、各作業員は、当該作業が終了すると、作業を行った施設、作業員、作業結果等の報告を行う。
営業所全体で担当する作業の効率化を図るためには、個々の作業員が行う作業の効率化のみならず、作業管理者が、個々の作業員の作業の進捗状況を即時把握して、作業に遅れや障害が出ている施設等の作業計画の変更や対処を図り、場合によって当該施設への追加人員の派遣も必要になる。さらに、各作業員の作業の進捗状況は、作業管理者だけに限らず、作業員相互間でも共有することが、作業に遅れや障害が生じた場合への対処や応援といったことを考慮した場合、より営業所全体で担当する作業の効率化に資する。
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、予め定められた各作業員の担当業務の効率化を支援することは可能であるが、作業管理者が、個々の作業員の作業の進捗状況を即時に把握することはできず、また離れた現場にいる作業員相互間においても互いの作業の進捗状況を把握することができない。したがって、特許文献1に記載の技術では、作業に遅れや障害が出ている場合に迅速な対処を行うことはできず、営業所全体で担当する業務の効率化を図ることは不可能であるという問題がある。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、離れた現場にいる個々の作業員の現在位置および作業情報を作業管理者および作業員相互間で共有するための作業情報送信技術を提供することを目的とする。また、離れた現場にいる個々の作業員の現在位置および作業情報を作業管理者および作業員相互間で共有するための作業情報受信技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる作業情報通信方法は、通信手段、入力操作手段、格納手段を備え、ナビゲーション機能を有する親機コンピュータと、通信手段、入力操作手段を備え、ナビゲーション機能を有する子機コンピュータと、が着脱可能に構成された情報端末が、前記親機コンピュータと前記子機コンピュータとを接続し、前記親機コンピュータから送られた制御信号を受信した前記子機コンピュータが自機の所定機能を停止させる子機コンピュータ機能停止工程と、前記親機コンピュータの入力操作手段から入力された利用者特定情報に基づき前記親機コンピュータの格納手段に格納されたデータから前記情報端末の利用者詳細情報を取得する利用者詳細情報取得工程と、前記親機コンピュータ側においてナビゲーション処理を実行する第1ナビゲーション処理工程と、前記第1ナビゲーション処理工程で取得された前記親機コンピュータの位置情報に、前記利用者詳細情報取得工程で取得された利用者詳細情報を反映させた位置情報を生成し、所定の送信先へ送信する位置情報生成・送信工程と、前記親機コンピュータと前記子機コンピュータとの接続を解除して、前記親機コンピュータの機能を停止させ、前記子機コンピュータ側においてナビゲーション処理を実行する第2ナビゲーション処理工程と、前記第2ナビゲーション処理工程で取得された前記子機コンピュータの位置情報に、前記利用者詳細情報取得工程で取得された利用者詳細情報を反映させるとともに、前記子機コンピュータの入力操作手段から入力された作業情報を紐付けした作業情報を生成し、所定の送信先へ送信する作業情報生成・送信工程と、を実行することを特徴とする。
また、この発明にかかる作業情報通信方法は、上記の発明において、前記利用者詳細情報取得工程で取得される情報が、利用者の氏名、携帯電話番号、メールアドレス、所属営業所、前記親機コンピュータが搭載された車両情報を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる作業情報通信方法は、上記の発明において、前記作業情報生成・送信工程で生成される作業情報が、作業の内容とともに、作業の進捗状況を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる作業情報通信方法は、上記の発明において、通信手段、表示手段を備えた第2の親機コンピュータと、通信手段、表示手段を備えた第2の子機コンピュータと、が着脱可能に構成された第2の情報端末が、前記第2の親機コンピュータと前記第2の子機コンピュータとを接続し、前記第2の親機コンピュータから送られた制御信号を受信した前記第2の子機コンピュータが自機の所定機能を停止させる第2の子機コンピュータ機能停止工程と、前記位置情報生成・送信工程で生成・送信された位置情報、または前記作業情報生成・送信工程で生成・送信された作業情報を、前記第2の親機コンピュータの表示手段に表示する第1作業情報表示工程と、を実行することを特徴とする。
また、この発明にかかる作業情報通信方法は、上記の発明において、前記第2の情報端末が、前記第2の親機コンピュータと前記第2の子機コンピュータとの接続を解除して、前記第2の親機コンピュータの機能を停止させ、前記位置情報生成・送信工程で生成・送信された位置情報、または前記作業情報生成・送信工程で生成・送信された作業情報を、前記第2の子機コンピュータの表示手段に表示する第2作業情報表示工程、を実行することを特徴とする。
また、この発明にかかる作業情報通信プログラムは、通信手段、入力操作手段、格納手段を備え、ナビゲーション機能を有する親機コンピュータと、通信手段、入力操作手段を備え、ナビゲーション機能を有する子機コンピュータと、が着脱可能に構成された情報端末に、前記親機コンピュータと前記子機コンピュータとを接続し、前記親機コンピュータから送られた制御信号を受信した前記子機コンピュータが自機の所定機能を停止させる子機コンピュータ機能停止工程と、前記親機コンピュータの入力操作手段から入力された利用者特定情報に基づき前記親機コンピュータの格納手段に格納されたデータから前記情報端末の利用者詳細情報を取得する利用者詳細情報取得工程と、前記親機コンピュータ側においてナビゲーション処理を実行する第1ナビゲーション処理工程と、前記第1ナビゲーション処理工程で取得された前記親機コンピュータの位置情報に、前記利用者詳細情報取得工程で取得された利用者詳細情報を反映させた位置情報を生成し、所定の送信先へ送信する位置情報生成・送信工程と、前記親機コンピュータと前記子機コンピュータとの接続を解除して、前記親機コンピュータの機能を停止させ、前記子機コンピュータ側においてナビゲーション処理を実行する第2ナビゲーション処理工程と、前記第2ナビゲーション処理工程で取得された前記子機コンピュータの位置情報に、前記利用者詳細情報取得工程で取得された利用者詳細情報を反映させるとともに、前記子機コンピュータの入力操作手段から入力された作業情報を紐付けした作業情報を生成し、所定の送信先へ送信する作業情報生成・送信工程と、を実行させることを特徴とする。
また、この発明にかかる情報端末は、親機と子機とが着脱自在に構成された情報端末であって、前記親機が、前記子機との接続時に、前記子機に対して前記子機の所定機能を停止させるための制御信号を発する制御手段と、各種情報を表示する表示手段と、利用者特定情報の入力を受け付ける入力操作手段と、各種プログラムや各種データ等を格納する格納手段と、前記入力操作手段から入力された利用者特定情報に基づき前記格納手段に格納されたデータから前記情報端末の利用者詳細情報を取得する利用者詳細情報取得手段と、ナビゲーション処理を実行する第1ナビゲーション処理手段と、前記第1ナビゲーション処理手段で取得された前記親機の位置情報に、前記利用者詳細情報取得手段で取得された利用者詳細情報を反映させた位置情報を生成する位置情報生成手段と、前記親機外の各種機器との通信を制御する通信手段と、を備え、前記子機が、前記親機から送信された制御信号の受信・不受信を確認する制御信号受信手段と、前記制御信号受信手段が前記親機からの制御信号の受信を確認した場合に限り前記子機の所定機能を停止させる制御手段と、ナビゲーション処理を実行する第2ナビゲーション処理手段と、各種情報を表示する表示手段と、作業情報の入力を受け付ける入力操作手段と、前記第2ナビゲーション処理手段で取得された前記子機の位置情報に、前記利用者詳細情報取得手段で取得された利用者詳細情報を反映させるとともに、前記入力操作手段から入力された作業情報を紐付けした作業情報を生成する作業情報生成手段と、前記子機外の各種機器との通信を制御する通信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる情報端末は、上記の発明において、さらに、前記親機が、前記子機の所定機能停止時に受信した他の情報端末からの位置情報、または作業情報を前記表示手段に所定の形式で表示させる作業情報表示制御手段を備え、前記子機が、前記親機からの制御信号の不受信時に、受信した他の情報端末からの位置情報、または作業情報を前記表示手段に所定の形式で表示させる作業情報表示制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、離れた現場にいる個々の作業員の現在位置および作業情報を作業管理者および作業員相互間で共有して、営業所全体で担当する業務の効率化を図ることができるという効果を奏する。
本発明を実現するためのネットワーク構成の概略図である。 親機111のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 子機112のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明にかかる情報端末を作業情報送信端末として使用する場合の機能的構成を示すブロック図である。 本発明の情報端末における作業情報送信処理の手順を示すフローチャートである。 表示部406に表示される情報入力画面の一例を示す図である。 表示部416に表示される作業情報入力画面の一例を示す図である。 本発明にかかる情報端末を作業情報受信端末として使用する場合の機能的構成を示すブロック図である。 本発明の情報端末における作業情報受信処理の手順を示すフローチャートである。 表示される作業情報画面の一例を示す図である。 ホストコンピュータ120のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明にかかる情報端末から送信された作業情報を受信するホストコンピュータ120の機能的構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明を実現するためのネットワーク構成の概略図である。本発明は、ネットワーク100に接続可能な複数の情報端末110と、ホストコンピュータ120と、により実現できる。ネットワーク100としては、たとえば、インターネット、LAN、WAN(Wide Area Network)などが想定される。情報端末110は、電力施設の保守・点検、配電線施設の事故巡視・復旧、災害復旧等の作業を行う作業員が使用する。ホストコンピュータ120は、作業員が行う作業全般の管理を行う営業所に在所する作業管理者が使用する。
情報端末110は、親機111と子機112と、からなり、子機112は親機111に対して着脱可能な構成になっている。1つの親機111に対して複数の子機112を着脱可能である。親機111としては、作業員が営業所から作業現場までの移動や作業現場から営業所への帰所に使用する作業車に搭載される通信機能を備えたナビゲーション装置を想定している。子機112としては、各作業員が携帯するスマートフォン、携帯電話、携帯タブレットなどを想定している。子機112も親機111と同様ナビゲーション機能を備えている。
情報端末110は、営業所を離れた作業員の現在位置や作業内容、作業の開始、作業中、作業終了といった作業情報を他の作業員が有する情報端末110やホストコンピュータ120へ向けて送信する作業情報送信装置としての機能を有する。
各作業員は作業現場へ向かうとき、まず乗車する作業車に搭載されている親機111に各自が携帯する子機112を接続する。作業員が作業車に乗車しているときは移動中であり、作業員は特に報告すべき作業は行っていないので、情報端末110は、子機112が親機111に接続された状態では、親機111が搭載された作業車の位置情報および搭乗中の作業員情報のみを配信する。
そして、作業現場に到着後に作業開始となるため、作業員は各自の子機112を親機111から取り外すことになる。子機112が親機111との接続を解除された状態では、子機112が単独で各作業員の現在位置や作業内容、作業の開始、作業中、作業終了といった作業情報を送信する。
さらに、所定の作業が終了した後は、作業員は作業車へ戻り、再度子機112を親機111と接続する。このときも、作業は行われないので、親機111が搭載された作業車の位置情報および搭乗中の作業員情報のみを送信する。
一方、情報端末110は、他の作業者が有する情報端末110から配信された作業情報を受信する作業情報受信端末としての機能も合わせもつ。作業員が作業車に乗車中は、子機112が接続された親機111に他の作業員の現在位置や作業内容、作業の開始、作業中、作業終了といった作業情報が表示される。また、作業員が車外にいるときは、作業員が各自携帯する子機112に離れた現場にいる作業員の作業情報等が表示される。
以上のように、本発明では、作業員が、作業車に乗車中は子機112が接続された親機111で、車外にいる場合は親機111との接続が解除された子機112で情報の送受信を行う。以下、本発明にかかる好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施の形態に限定されるものではない。
(情報端末110のハードウェア構成)
まず、情報端末110のハードウェア構成について説明する。情報端末110は、親機111と子機112とにより構成される。親機111は、作業車に搭載される、通信機能を備えたナビゲーション装置を想定している。子機112は、各作業員が携帯する、スマートフォン、携帯電話、携帯タブレットなどを想定している。そこで、まず、親機111のハードウェア構成を説明する。
(親機111のハードウェア構成)
図2は、親機111のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2において、親機111は、CPU201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、磁気ディスクドライブ204と、磁気ディスク205と、光ディスクドライブ206と、光ディスク207と、音声I/F(Interface)208と、マイク209と、スピーカ210と、入力デバイス211と、映像I/F(Interface)212と、ディスプレイ213と、通信I/F(Interface)214と、GPS(Global Positioning System)ユニット215と、各種センサ216と、を備えている。なお、各構成部201〜216はバス220によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU201は、親機111の全体の制御を司り、本発明を実現するための各種プログラムを実行する。ROM202は、たとえばブートプログラム、経路探索プログラム、経路誘導プログラム、音声生成プログラム、地図情報表示プログラム、通信プログラム、データベース作成プログラム、データ解析プログラムなどの各種プログラムを記録している。
経路探索プログラムは、光ディスク207に記録されている地図情報などを利用して、出発地から目的地までの最適な経路を探索させる。この経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路は、たとえばCPU201を介して音声I/F208や映像I/F212へ出力される。
また、経路誘導プログラムは、上述した経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路情報、通信I/F214によって取得された親機111の現在位置、光ディスク207から読み出された地図情報に基づいて、リアルタイムな経路誘導情報の生成を行わせる。経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報は、たとえばCPU201を介して音声I/F208や映像I/F212へ出力される。
また、音声生成プログラムは、音声パターンに対応したトーンと音声の情報を生成させる。すなわち、経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報に基づいて、案内ポイントに対応した仮想音源の設定と音声ガイダンス情報の生成を行い、たとえばCPU201を介して音声I/F208へ出力する。
また、地図情報表示プログラムは、映像I/F212によってディスプレイ213に表示する地図情報の表示形式を決定させ、決定された表示形式によって地図情報をディスプレイ213に表示させる。
RAM203は、たとえばCPU201のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ204は、CPU201の制御にしたがって磁気ディスク205に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク205は、磁気ディスクドライブ204の制御で書き込まれたデータを記録する。
磁気ディスクドライブ204は、具体的には、たとえば、上述した報知プログラムによって生成された警告音声を、音声データとして磁気ディスク205に記録する。そして、磁気ディスク205としては、たとえば、ハードディスクやフレキシブルディスクを用いることができる。
光ディスクドライブ206は、CPU201の制御にしたがって光ディスク207に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク207は、光ディスクドライブ206の制御にしたがって光ディスク207からデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。この光ディスク207としては、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、着脱可能な記録媒体として、光ディスク207のほか、MO、メモリカードなどを用いることもできる。
これら磁気ディスク205、光ディスク207に記録される情報の一例として、後述するマイク209で得られた車内外の音声、後述のGPSユニット215で検出された車両の現在位置を示す位置情報、後述する各種センサ216からの出力値などが挙げられる。また、これらの情報は、上述した経路探索プログラムなどに用いられる。
その他、磁気ディスク205、光ディスク207に記録される情報の一例として、経路探索・経路誘導などに用いる地図情報が挙げられる。地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)を表す背景データと、道路の形状を表す道路形状データとを有しており、ディスプレイ213の表示画面において2次元または3次元に描画される。親機111が経路誘導中の場合は、地図情報と後述のGPSユニット215によって取得された車両の現在位置を示す車両マークとが重ねて表示されることとなる。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
また、交通条件データには、過去の渋滞情報が、季節・曜日・大型連休・時刻などを基準に統計処理した過去渋滞情報として記憶されている。親機111は、通信I/F214によって受信される道路交通情報によって、たとえば現在発生している渋滞の情報を得るが、上述した過去渋滞情報を用いることによって、たとえば指定した時刻における渋滞状況の予想を行うことも可能である。
なお、ここでは、地図情報を磁気ディスク205、光ディスク207などに記録するようにしたが、これに限るものではない。地図情報は、親機111のハードウェアと一体に設けられているものに限って記録されているものではなく、親機111の外部に設けられていてもよい。この場合、親機111は、たとえば、通信I/F214を通じて、ネットワークを介して地図情報を取得するようにしてもよい。こうして取得された地図情報は、たとえばRAM203などに記憶される。
また、音声I/F208は、音声入力用のマイク209および音声出力用のスピーカ210に接続される。マイク209に受音された音声は、音声I/F208内でA/D変換される。なお、スピーカ210は、車両の内部だけでなく、車両の外部に設けられていてもよい。このスピーカ210からは、音声I/F208からの音声信号に基づく音声が出力される。また、マイク209から入力された音声は、たとえば音声データとして磁気ディスク205あるいは光ディスク207に記録可能である。
そして、入力デバイス211は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
また、映像I/F212は、ディスプレイ213と接続される。この映像I/F212は、具体的には、たとえば、ディスプレイ213全体の制御を行うグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ213を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ213には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ213としては、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
また、通信I/F214は、無線を介してネットワークに接続され、親機111とCPU201とのインターフェースとして機能する。通信I/F214は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU201とのインターフェースとしても機能する。また、通信I/F214は、子機112と接続された場合に、子機112とCPU201とのインターフェースとしても機能する。
ネットワークには、インターネット、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。通信I/F214は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System:登録商標)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得することもできる。
また、GPSユニット215は、GPS衛星からの受信波や後述する各種センサ216からの出力値を用いて、車両(親機111)の現在位置を示す位置情報を算出する。現在位置を示す位置情報は、たとえば、緯度・経度、高度などの地図情報上の1点を特定する情報である。また、GPSユニット215は、各種センサ216からの出力値を用いて、オドメーター、速度変化量、方位変化量などを出力する。これにより、急ブレーキ、急ハンドルなどの車両の動態を解析することができる。
各種センサ216は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサ、方位センサなどであり、その出力値は、GPSユニット215による位置情報の算出や、速度や方位の変化量の測定に用いられる。
また、各種センサ216は、ドライバーによる車両の各操作を検知するセンサなどを含む。車両の各操作の検知は、たとえば、ハンドル操作やウインカーの入力、車両のドアの開閉などを検知する構成としてもよい。
(子機112のハードウェア構成)
次に、子機112のハードウェア構成について説明する。図3は、子機112のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3において、子機112は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、音声I/F304と、マイク305と、スピーカ306と、入力デバイス307と、映像I/F308と、ディスプレイ309と、通信I/F310と、GPSユニット311と、各種センサ312と、を備えている。なお、各構成部301〜312はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、子機112の全体の制御を司り、本発明を実現するための各種プログラムを実行する。ROM302は、たとえばブートプログラム、音声生成プログラム、通信プログラム、データベース作成プログラム、データ解析プログラム、経路探索プログラム、経路誘導プログラム、地図情報表示プログラムなどの各種プログラムを記録している。
RAM303は、たとえば、各種データの記録媒体として、またはCPU301のワークエリアとして使用される。
経路探索プログラムは、ROM302に記録されている地図情報などを利用して、出発地から目的地までの最適な経路を探索させる。なお、地図情報は、たとえば、通信I/F310を通じて、ネットワークを介して取得するようにしてもよい。こうして取得された地図情報は、たとえばRAM303などに記憶される。経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路は、たとえばCPU301を介して音声I/F304や映像I/F308へ出力される。
また、経路誘導プログラムは、上述した経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路情報、通信I/F310によって取得された子機112の現在位置、ROM302から読み出された地図情報に基づいて、リアルタイムな経路誘導情報の生成を行わせる。経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報は、たとえばCPU301を介して音声I/F304や映像I/F308へ出力される。
また、音声生成プログラムは、音声パターンに対応したトーンと音声の情報を生成させる。すなわち、経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報に基づいて、案内ポイントに対応した仮想音源の設定と音声ガイダンス情報の生成を行い、たとえばCPU301を介して音声I/F304へ出力する。
また、地図情報表示プログラムは、映像I/F308によってディスプレイ309に表示する地図情報の表示形式を決定させ、決定された表示形式によって地図情報をディスプレイ309に表示させる。
また、音声I/F304は、音声入力用のマイク305および音声出力用のスピーカ306に接続される。マイク305に受音された音声は、音声I/F304内でA/D変換される。このスピーカ306からは、音声I/F304からの音声信号に基づく音声が出力される。また、マイク305から入力された音声は、たとえば音声データとしてRAM303に記録可能である。
入力デバイス307は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード、タッチパネルなどが挙げられる。
また、映像I/F308は、ディスプレイ309と接続される。この映像I/F308は、具体的には、たとえば、ディスプレイ309全体の制御を行うグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ309を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ309には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ309としては、たとえば、TFT液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどを採用することができる。
また、通信I/F310は、無線を介してネットワークに接続され、子機112とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F310は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。また、通信I/F310は、親機111と接続された場合に、親機111とCPU301とのインターフェースとしても機能する。ネットワークには、インターネット、LAN、WANや携帯電話網などがある。
また、GPSユニット311は、GPS衛星からの受信波や後述する各種センサ312からの出力値を用いて、子機112の現在位置を示す位置情報を算出する。現在位置を示す位置情報は、たとえば、緯度・経度、高度などの地図情報上の1点を特定する情報である。また、GPSユニット311は、各種センサ312からの出力値を用いて、速度変化量、方位変化量などを出力する。
各種センサ312は、加速度センサ、角速度センサ、方位センサなどであり、その出力値は、GPSユニット311による位置情報の算出や、速度や方位の変化量の測定に用いられる。
(作業情報送信端末として使用する場合の機能的構成)
次に、親機111と子機112とにより構成された情報端末110を作業情報送信端末として使用する場合の機能的構成について説明する。図4は、本発明にかかる情報端末を作業情報送信端末として使用する場合の機能的構成を示すブロック図である。
まず、作業情報送信端末として使用する場合の親機111の機能的構成を説明する。親機111は、制御部401と、入力操作部402と、利用者詳細情報取得部403と、格納部404と、ナビゲーション処理部405と、表示部406と、位置情報生成処理部407と、音声出力部408と、通信処理部409と、を備えている。
制御部401は、親機111の全体を制御する。また、制御部401は、子機112との接続を検知した際、子機112へ子機112の動作を制御するための制御信号の送信、送信断を行う。親機111と子機112との接続は、たとえばUSB(Universal Serial Bus)ケーブルなどでの接続が考えられる。この制御信号は親機111が駆動している間、かつ子機112との接続が解除されていない間は、常に子機112に対して送信される。制御部401は、たとえば、図2に示したCPU201により、後述の格納部404に格納されたプログラムを実行することによりその機能を実現する。
入力操作部402は、各種情報の入力やその訂正、リセットするためのもので、たとえば、図2に示した入力デバイス211によりその機能を実現する。
利用者詳細情報取得部403は、入力操作部402から入力された作業員を特定する情報に基づいて当該作業員の詳細情報を取得する。作業員詳細情報は、格納部404に格納されており、入力操作部402から入力された情報に基づいて検索することで、作業員の詳細な情報を取得する。ここで、検索できない情報が入力された作業員は親機111を利用できないものとすることもできる。作業員を特定する情報は、例えば作業員のIDやパスワード、指紋をはじめとする作業員の生体情報などが想定される。ここで取得された利用者詳細情報は、子機112へも送信される。利用者詳細情報取得部403は、たとえば、図2に示したCPU201がROM202などに格納されているプログラムを実行して、ROM202、RAM203、磁気ディスクドライブ204、磁気ディスク205などに格納されている各種データを検索することによりその機能を実現する。
格納部404は、本発明を実現するための各種プログラムや各種データなどを格納する。格納部404は、たとえば、図2に示したROM202、RAM203、磁気ディスクドライブ204、磁気ディスク205などでその機能を実現する。
ナビゲーション処理部405は、周知のナビゲーション機能を実行する。ナビゲーション処理部405は、たとえば、図2に示したGPSユニット215や各種センサ216を用いて、CPU201がROM202などに格納されたナビゲーションプログラムを実行することによりその機能を実現する。
表示部406は、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示する。表示部406は、たとえば、図2に示したディスプレイ213によりその機能を実現する。表示部406への画像等の表示処理は、制御部401が格納部404などに格納された所定のプログラムを実行することにより行われる。
位置情報生成処理部407は、ネットワークへ送信するための位置情報を生成する。位置情報生成処理部407は、たとえば、ナビゲーション処理部405で得られた位置情報に、利用者詳細情報取得部403で取得された作業員の名前などの情報および乗車中の作業車を特定する情報(作業車ナンバなど)を紐付けした情報を生成する。位置情報生成処理部407は、たとえば、図2に示したCPU201がROM202などに格納されたプログラムを実行することによりその機能を実現する。
音声出力部408は、親機111が子機112と接続されたときに作業員を特定する情報の入力を促したり、ナビゲーション処理部405によるナビゲーション処理が実行されたりするときに、作業員へ伝えるべき情報を音声で出力する。音声出力部408は、たとえば、図2に示したスピーカ210でその機能を実現する。
通信処理部409は、親機111とネットワークとの通信や、子機112との信号線の接続がなされた場合の通信を制御する。通信処理部409は、たとえば、図2に示した通信I/F214でその機能を実現する。
次に、作業情報送信端末として使用する場合の子機112の機能的構成を説明する。子機112は、制御信号受信部411と、制御部412と、入力操作部413と、格納部414と、ナビゲーション処理部415と、表示部416と、作業情報生成処理部417と、音声出力部418と、通信処理部419と、を備えている。
制御信号受信部411は、親機111から送信された制御信号を受信する。制御信号受信部411は、たとえば、図3に示したCPU301がROM302などに格納されたプログラムを実行することによりその機能を実現する。
制御部412は、子機112の全体を制御する。特に、制御信号受信部411が親機111からの制御信号を受信している間は、子機112における作業情報送信端末としての機能を停止する。そして、親機111からの制御信号が途絶えると直ちに、作業情報送信端末としての機能を開始する。なお、作業情報送信端末としての機能が停止している間でも通常のスマートフォンとしての機能等は停止しないものとする。制御部412は、たとえば、図3に示したCPU301がROM202などに格納されたプログラムを実行することによりその機能を実現する。
入力操作部413は、各種情報の入力やその訂正、リセットするためのもので、たとえば、図3に示した入力デバイス307によりその機能を実現する。
格納部414は、本発明を実現するための各種プログラムや各種データなどを格納する。格納部414は、たとえば、図3に示したROM302、RAM303などでその機能を実現する。
ナビゲーション処理部415は、周知のナビゲーション機能を実行する。この処理は、制御信号受信部411が親機111からの制御信号が途絶えたことを確認後、直ちに制御部412の制御により子機112の位置の検出を開始する。この処理は、制御信号受信部411が親機111からの制御信号の受信を確認するまで続ける。ナビゲーション処理部415は、たとえば、図3に示したGPSユニット311や各種センサ312を用いて、CPU301がROM302などに格納されたナビゲーションプログラムを実行することによりその機能を実現する。
表示部416は、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示する。表示部416は、たとえば、図3に示したディスプレイ309によりその機能を実現する。表示部416への画像等の表示処理は、制御部412が格納部414などに格納された所定のプログラムを実行することにより行われる。
作業情報生成処理部417は、所定の送信先へ送信するための作業情報を生成する。作業情報生成処理部417は、たとえば、表示部416に作業内容を選択するボタンなどを表示させ、当該ボタンなどが押下されたことが確認されると、ナビゲーション処理部415で得られた位置情報に、親機111側から送られた利用者詳細情報(作業員の名前、所属部署(営業所)、携帯電話番号、メールアドレス、利用する作業車情報(作業車ナンバなど)等の情報)を反映させるとともに、当該作業員の作業内容、作業の進捗情報(作業開始時刻、作業終了時刻、または作業中である等の情報)などを紐付けした情報を生成する。作業情報生成処理部417は、たとえば、図3に示したCPU301がROM302などに格納されたプログラムを実行することによりその機能を実現する。
音声出力部418は、ナビゲーション処理部415によるナビゲーション処理が実行されたりするときに、作業員へ伝えるべき情報を音声で出力する。音声出力部418は、たとえば、図3に示したスピーカ306でその機能を実現する。
通信処理部419は、子機112とネットワークとの通信や、親機111との信号線の接続がなされた場合の通信を制御する。通信処理部419は、たとえば、図3に示した通信I/F310でその機能を実現する。
(作業情報送信処理の手順)
次に、本発明の情報端末における作業情報送信処理の手順について説明する。この処理は、図4に示した情報端末110によって行われる。ここでは、作業員が営業所から作業現場へ赴き、作業終了後に営業所へ帰所する例によって説明する。図5は、本発明の情報端末における作業情報送信処理の手順を示すフローチャートである。
図5において、まず、親機111と子機112とを接続し、子機112の作業情報送信端末としての機能を停止する(ステップS501)。親機111と子機112とが接続され、制御部401が、子機112との接続を検知すると、子機112に対して子機112の動作を制御するための制御信号を送信する。この制御信号は親機111が駆動している間、かつ子機112との接続が解除されていない間は、常に子機112に対して送信される。なお、親機111は、作業員が乗車する作業車に搭載されているもので、同乗する作業員全員が携帯する子機112を親機111に接続するものとする。そして、子機112の制御信号受信部411が、親機111から送信された制御信号を受信すると、制御部412が子機112における作業情報送信端末としての機能を停止する。なお、子機112は、作業情報送信端末としての機能が停止している間でも通常のスマートフォンとしての機能は停止しない。
親機111は、利用者詳細情報を取得する(ステップS502)。子機112との接続が開始されると、利用者詳細情報取得部403が、表示部406に利用する作業員を特定するための情報の入力を促す画面を表示する。
図6は、表示部406に表示される、情報入力画面の一例を示す図である。情報入力画面600は、入力操作部402の機能も備えるもので、たとえば、作業員ID入力欄601、入力した情報を装置に認識させるための「OK」ボタン602、入力した情報を訂正・削除するための「リセット」ボタン603、休息中であることを伝える「休息」ボタン604、自車のナビゲーション結果を表示する「ナビ」ボタン605、当該画面からID情報を入力した作業員以外の作業員の作業情報を確認したい場合に押下する「他作業員情報」ボタン606、初期画面を表示するための「初期画面」ボタン607等から構成される。なお、図6に示した情報入力画面600では、親機111に子機112が2台接続され、二人分の作業員IDの入力が促されている様子を示している。
情報入力画面600において、作業員ID入力欄601に同行する全員の作業員IDを入力して、「OK」ボタン602を押下すると、当該作業員IDが利用者詳細情報取得部403へ送られる。なお、「休息」ボタン604は作業車で移動中に休息する場合に押下されるボタンであり、移動開始後に休息を入れる場合に押下されると休息中であることを示し、再度押下すると移動が再開されたことを示す。「ナビ」ボタン605は、後述のステップS503において実行されるナビゲーション処理の画面を表示させるためのボタンである。なお、ナビゲーション処理の画面に移行後も情報入力画面600に戻すことができる。「初期画面」ボタン607は、通常のナビゲーション装置としての各種設定を行う際に表示される初期画面に戻すためのボタンである。「他作業員情報」ボタン606については、後述する。
利用者詳細情報取得部403は、情報入力画面600で入力された作業員IDを認識すると、当該作業員IDに該当する作業員詳細情報を格納部404から読み出し、利用する作業員の名前、所属部署(営業所)、携帯電話番号、メールアドレス、利用する作業車情報(作業車ナンバなど)等の情報を取得する。なお、安全性向上の観点から、情報入力画面600で入力された作業員IDに該当する作業員情報が格納部404に格納されていない場合は、当該作業員は親機111の利用ができないようにすると好ましい。作業員ID入力欄601に入力する情報は、作業員のIDに代え、指紋をはじめとする作業員の生体情報などを用いるようにしてもよい。また、IDを直接入力する方式に代え、ID情報が記憶されたカード類を読取手段に挿入する方式を採用することもできる。
また、ここで取得された作業員詳細情報は、該当する携帯電話番号、メールアドレスの子機112へ送信される。以降、特定された作業員は、後述する入力情報解除処理を行うまでは、親機111が電源断となった場合でも、子機112との接続が解除された場合でも、有効であるものとする。
次に、親機111においてナビゲーション処理を実行する(ステップS503)。この処理は、周知のナビゲーション処理であり、ナビゲーション処理部405が実行する。
続いて、位置情報を生成・送信する(ステップS504)。ここでは、位置情報生成処理部407が、たとえば、ステップS503で得られた位置情報に、ステップS502で取得された作業員の名前、所属部署(営業所)、携帯電話番号、メールアドレス、利用する作業車情報(作業車ナンバなど)等の情報、送信元を示す情報(送信元メールアドレス等)を紐付けした情報を生成する。途中、情報入力画面600で「休息」ボタン604が押下された場合は、休息中を示すマーク等も付加した情報が生成される。生成された情報は、通信処理部409により、予め定められている送信先メールアドレス(格納部404に格納されている)へ送信される。なお、作業車が移動している間はその軌跡は随時トレースされるため、ステップS504の処理は、後述する子機112との接続が解除されるまで継続される。
続いて、親機111と子機112との接続が解除されたか否かを判定する(ステップS505)。ここおいて、接続の解除とは、単に子機112が外された場合のみならず、親機111と子機112とが接続中であっても親機111の動作が停止した場合を含む。そこで、この処理は、まず、第1に、親機111の動作中に子機112が外される場合を考慮し、親機111側の制御部401が子機112との接続が解除されたか否かを検知することにより判定される。また、第2に、子機112が外された場合はもちろん、親機111は作業車に搭載されていることから、作業車のエンジンが停止した場合は同時に親機111も電源断となり制御信号の送信が止まるので、子機112側の制御信号受信部411が親機111からの制御信号を受信しているか否かを検知することによっても判定される。
ステップS505において親機111と子機112とが接続中である場合(ステップS505:No)は、ステップS504へ戻る。一方、ステップS505において親機111と子機112との接続が解除された場合(ステップS505:Yes)は、親機111の動作を停止する(ステップS506)。親機111の動作中に、子機112が外された場合は、親機側の制御部401が親機111の電源を切断する。なお、前述のように、親機111が電源となった場合は、親機111は自然に動作停止となる。
次に、子機112が停止された機能を回復する(ステップS507)。ここでは、制御信号受信部411が前述の制御信号の切断を検知した場合、制御部412が子機112の停止した機能を回復する。
次に、子機112においてナビゲーション処理を開始する(ステップS508)。この処理は、制御信号受信部411が前述の制御信号の切断を検知した後、制御部412がナビゲーション処理部415を起動させることにより、ナビゲーション処理部415で実行される。この処理は、周知のナビゲーション処理である。
作業情報を生成・送信する(ステップS509)。この処理では、まず、作業情報生成処理部417が、表示部416にたとえば作業情報入力画面を表示させる。
図7は、表示部416に表示される、作業情報入力画面の一例を示す図である。作業情報入力画面700は、入力操作部413の機能も備えるもので、「作業内容選択」欄701、入力した情報を装置に認識させるための「OK」ボタン702、入力した情報を訂正・解除するための「リセット」ボタン703、休息中であることを伝える「休息」ボタン704、自機のナビゲーション結果を表示する「ナビ」ボタン705、当該子機112の携帯者以外の作業員の作業情報を確認したい場合に押下する「他作業員情報」ボタン706、全作業の終了を伝えるための「終了」ボタン707、初期画面を表示するための「初期画面」ボタン708等から構成される。また、「作業内容選択」欄701は、通常行われている典型的な作業内容を選択するための「作業内容」欄701aと、まれに行う非典型的な作業内容を実行するときや障害発生時等に連絡すべき内容を入力するための「特記事項」欄701bとからなる。
作業情報入力画面700において、「作業内容選択」欄701に該当する作業内容を選択あるいは入力して、「OK」ボタン702を押下すると、選択した作業内容が作業情報生成処理部417へ送られる。なお、「ナビ」ボタン705はステップS508において実行される子機112の現在位置等を示すナビゲーション画面を表示させるためのボタンである。「休息」ボタン704は、作業中などに休息を入れる場合に押下されるもので、最初に押下されると休息中であることを示し、再度押下すると作業が再開されたことを示す。先に選択された内容を変更する場合は、作業情報入力画面700において先の選択内容とは異なるボタンを押下するものとする。いずれかのボタンが押下された後、他のボタンが押下されない場合は、先に押下されたボタンが示す作業内容等に変更がないことを示す。「終了」ボタン707は、すべての作業の終了を伝えるときに押下されるボタンである。「初期画面」ボタン708は、通常のスマートフォンとして機能するときに表示される初期画面に戻すためのボタンである。「他作業員情報」ボタン706については、後述する。
作業情報生成処理部417は、ステップS508で得られた位置情報に、ステップS502で取得された利用者詳細情報(利用する作業員の名前、所属部署(営業所)、携帯電話番号、メールアドレス、利用する作業車情報(作業車ナンバなど)等)を反映させるとともに、図7の作業情報入力画面700において入力された作業内容、送信元を示す情報(送信元メールアドレス等)を紐付けした情報を生成する。ここで、生成される作業情報には、現在の位置情報、作業員の名前、所属部署(営業所)、携帯電話番号、メールアドレス、利用する作業車情報(作業車ナンバなど)、作業内容、作業開始時刻が含まれている。なお、作業開始時刻は、作業情報入力画面700において、作業内容選択後の「OK」ボタン702が押下された時刻となる。ここで生成された作業情報は、通信処理部419により、予め定められている送信先メールアドレス(格納部414に格納されている)へ送信される。
次に、作業情報が更新されたか否かを判定する(ステップS510)。作業情報が更新されるとは、最初に行われたステップS509の処理後に新たな情報が図7の作業情報入力画面700から入力されたことを意味する。ここで、更新情報とは、たとえば、他の作業を開始、障害発生、または休息中である等である。また、更新情報は、主に作業内容が考えられるが、作業範囲が広く移動することがある場合は移動後の位置情報も更新情報に含む。この処理は、作業情報生成処理部417が実行する。
ステップS510において作業情報が更新されていない場合(ステップS510:No)は、ステップS509へ戻る。一方、作業情報に更新が生じた場合(ステップS510:Yes)は、作業終了か否かを判定する(ステップS511)。ここで、作業終了情報は、図7の作業情報入力画面700において「終了」ボタン707が押下された場合に生成される情報で、ステップS509において先に生成された作業情報の作業内容の項目を作業終了に書き換えたものである。この処理は、作業情報生成処理部417が実行する。
ステップS511において更新された情報が作業終了でない場合は(ステップS511:No)は、ステップS509へ戻る。一方、ステップS511において更新された情報が作業終了である場合は(ステップS511:Yes)は、再度、親機111と子機112とを接続し、子機112の作業情報送信端末としての機能を停止する(ステップS512)。この処理は、ステップS501と同様である。すべての作業が終了した後は、作業員は作業車に戻り、移動するため、位置情報を親機111から送信すべく、ステップS501と同様の処理を実行する。
次に、親機111においてナビゲーション処理を実行する(ステップS513)。この処理は、ステップS503と同様である。
次に、位置情報を生成・送信する(ステップS514)。この処理は、ステップS504と同様である。前述のように、ステップS502による利用者詳細情報取得処理は、作業員IDが親機111からの処理で解除されない内は有効に働くので、再度行わなくてもよい。
最後に、利用者を特定する情報が解除されたか否かを判定する(ステップS515)。この判定は、ステップS502で入力された作業員IDの解除が行われたか否かを親機111の利用者詳細情報取得部403が判定する。作業員IDの解除は、図6の情報入力画面600において、「リセット」ボタン603を押下することにより、作業員ID入力欄601に入力されている作業員IDが削除されることで終了する。このようにすることにより、ステップS502により利用者詳細情報取得部403で取得された、作業員詳細情報(作業員の名前、所属部署(営業所)、携帯電話番号、メールアドレス、利用する作業車情報(作業車ナンバなど)等)が削除される。同時に、子機112の作業情報生成処理部417が取得した作業員詳細情報も削除される。作業員IDの解除は、すべて予定された作業の終了後、営業所に帰所した時点で行われる。
ステップS515において利用者を特定する情報の解除が行われていない場合は(ステップS515:No)は、まだ営業所に到着していないので、ステップS514へ戻る。一方、ステップS515において利用者を特定する情報の解除が行われた場合は(ステップS515:Yes)は、営業所に帰所したので、すべての処理が終了する。
以上説明したように、本発明にかかる情報端末を作業情報送信端末として用いれば、逐次各作業員の現在位置および現在の作業内容、作業の進捗状況を含む作業情報を予め定められた送信先メールアドレス(当該情報を必要としている宛先)へ的確に送信することができる。しかも、同一作業員の情報を有する親機111と子機112とから重複する情報の送信はなく、作業員が作業車に搭乗中は作業車に搭載された親機111から、作業車から離れたときは作業員が携帯する子機112から連動して送信されるので、特別な設定や切替えを行わずとも、見やすく簡潔な内容の情報を送信することができ、効率的である。
(作業情報受信端末として使用する場合の機能的構成)
次に、親機111と子機112とにより構成された情報端末110を作業情報受信端末として使用する場合の機能的構成について説明する。この作業情報受信端末は、離れた現場にいる他の作業員が携帯する、情報端末110から送られてきた作業情報を受信するためのものである。図8は、本発明にかかる情報端末を作業情報受信端末として使用する場合の機能的構成を示すブロック図である。以下では、図4に示した情報端末を構成する各機能部と同様の機能を有するものには、同じ符号を付し、説明は省略する。
まず、作業情報受信端末として使用する場合の親機111の機能的構成を説明する。親機111を作業情報受信端末として使用する場合は、図4に示された構成に加え、作業情報受信確認部801と、作業情報表示制御部802を備える。
作業情報受信確認部801は、他の作業員が操作した情報端末110からの作業情報受信の存否を判定し、作業情報を受信した場合は、当該作業情報を作業情報表示制御部802へ送る。作業情報受信確認部801は、たとえば、図2に示したCPU201がROM202等に格納されている所定のプログラムを実行することでその機能を実現することができる。
作業情報表示制御部802は、作業情報受信確認部801から受け取った作業情報をその内容にしたがって表示部406に表示する処理を行う。たとえば、作業情報表示制御部802は、受信した作業情報に含まれる位置情報に対応する地図情報を格納部404から読み出す。そして、送信元を示す情報(送信元メールアドレス等)により送信元を判定し、作業員の状態を分かりやすく表示する。作業情報表示制御部802は、たとえば、図2に示したCPU201がROM202等に格納されている所定のプログラムを実行することでその機能を実現することができる。
次に、作業情報受信端末として使用する場合の子機112の機能的構成を説明する。子機112を作業情報受信端末として使用する場合は、図4に示された構成に加え、作業情報受信確認部803と、作業情報表示制御部804を備える。
作業情報受信確認部803は、他の作業員が操作した情報端末110からの作業情報受信の存否を判定し、作業情報を受信した場合は、当該作業情報を作業情報表示制御部804へ送る。作業情報受信確認部803は、たとえば、図3に示したCPU301がROM302等に格納されている所定のプログラムを実行することでその機能を実現することができる。
作業情報表示制御部804は、作業情報受信確認部803から受け取った作業情報をその内容にしたがって表示部416に表示する処理を行う。たとえば、作業情報表示制御部804は、受信した作業情報に含まれる位置情報に対応する地図情報を格納部414から読み出す。そして、送信元を示す情報(送信元メールアドレス等)により送信元を判定し、作業員の状態を分かりやすく表示する。作業情報表示制御部804は、たとえば、図3に示したCPU301がROM302等に格納されている所定のプログラムを実行することでその機能を実現することができる。
(作業情報受信処理の手順)
次に、本発明の情報端末における作業情報受信処理の手順について説明する。この処理は、図8に示した作業情報送信端末によって行われる。作業情報受信処理は、親機111と子機112が接続状態である場合は親機111が、親機111と子機112が接続解除状態である場合は子機112が行う。ここでは、作業員が営業所から作業現場へ赴き、作業終了後に営業所へ帰所するまでのルートで行われるものである。
作業情報受信処理は、図5に示したフローチャートにおいて、ステップS502〜ステップS505までの間、ステップS507〜ステップS512の間、ステップS512〜ステップS514の間に、当該処理と平行して実行される。当該処理の間は任意のタイミングで実行することが可能である。なお、ステップS502〜ステップS505の間、およびステップS512〜ステップS514の間は、親機111側で実行される。また、ステップS507〜ステップS512の間は、子機112で実行される。
まず、図9は、本発明の情報端末における作業情報受信処理の手順を示すフローチャートである。以下では図5に示したものに加えられる処理のみを説明する。まず、ステップS502〜ステップS505の間、およびステップS512〜ステップS514の間の処理と平行して行われる作業情報受信処理の手順を説明する。
図9において、まず、作業情報を受信したか否かを判定する(ステップS901)。この処理は、親機111側の作業情報受信確認部801が実行する。
ステップS901において作業情報を受信していない場合(ステップS901:No)は、ステップS901へ戻る。一方、ステップS901において作業情報を受信した場合(ステップS901:Yes)は、当該作業員の作業情報を表示する(ステップS902)。この処理は、親機111側の作業情報表示制御部802が実行する。
たとえば、ナビゲーション画面からステップS503において表示される図6の情報入力画面600に変えて、「他作業員情報」ボタン606が押下されると、作業情報表示制御部802の処理により、まず受信した作業情報に含まれる位置情報に対応する地図情報が格納部404から読み出される。続いて、この地図情報に作業情報(離れた現場にいる他の作業員の情報)が重ね合されて表示部406に表示される。このとき、作業情報表示制御部802は、送信元を示す情報(送信元メールアドレス等)により送信元を判定し、作業員の状態を分かりやすく表示する。
たとえば、作業情報表示制御部802は、他の作業員が搭乗中の作業車に搭載された親機111から受信した情報は地図上の該当位置に「車両」マークを付して当該作業員情報を表示する。また、他の作業員が携帯する子機112から受信した情報は地図上の該当位置に「人」マークを示すとともに当該作業員情報に表示する。
図10は、表示される作業情報画面の一例を示す図である。図10(a)は作業員の位置情報を示す図、同図(b)は作業員の作業内容を示す図である。図10(a)に示すように、作業情報画面1000では、まず、情報A,B,Cが示される。情報A,Bは、作業情報表示制御部802が作業車に搭載された親機111から受信した情報と判定し、地図上の該当位置に「車両」マークを付して表示した例を示す。たとえば、情報Aでは、1号車で「山田さん」と「田中さん」が移動中であることを示している。また、情報Cは、作業情報表示制御部802が、作業員が携帯する子機112から受信した情報と判定し、地図上の該当位置に「人」マークを示すとともに当該作業員情報を表示した例を示す。たとえば、情報Cでは、「渡辺さん」が作業中であることを示している。
そして、閲覧者が、画面の情報Cの表示箇所を入力操作部402の処理でタッチすると、図10(b)に示すように、情報Cの近傍に当該作業員の作業内容、作業の進捗状況(作業開始、終了の時刻、休憩中か否かなど)、作業場所情報、連絡先等が表示される。なお、作業の進捗状況において開始時刻のみが表示される場合は、作業中であることを意味する。
なお、ここでは特に示していないが、作業情報画面1000において、所定時間表示後に先に表示されていた画面(たとえば、図6に示した情報入力画面600等)に自動的に戻るように設定してもよいし、他画面に移行させるボタンを表示するようにしてもよい。
次に、図5のステップS507〜ステップS512の間の処理と平行して行われる作業情報受信処理の手順を説明する。この処理は、子機112側で行われる。上記と同様に、まず、作業情報を受信したか否かを判定する(ステップS901)。この処理は、作業情報受信確認部803が実行する。
ステップS901において作業情報を受信していない場合(ステップS901:No)は、ステップS901へ戻る。一方、ステップS901において作業情報を受信した場合(ステップS901:Yes)は、当該作業員の作業情報を表示する(ステップS902)。この処理は、作業情報表示制御部804が実行する。
たとえば、ステップS508において表示される図7の作業情報入力画面700に移行した後、「他作業員情報」ボタン706が押下されると、作業情報表示制御部804の処理により、まず受信した作業情報に含まれる位置情報に対応する地図情報が格納部414から読み出される。続いて、この地図情報に作業情報(離れた現場にいる他の作業員の情報)が重ね合されて表示部416に表示される。このとき、作業情報表示制御部804は、送信元を示す情報(送信元メールアドレス等)により送信元を判定し、作業員の状態を分かりやすく表示する。
たとえば、作業情報表示制御部804は、上記と同様に、他の作業員が搭乗中の作業車に搭載された親機111から受信した情報は地図上の該当位置に「車両」マークを付して当該作業員情報を表示する。また、他の作業員が携帯する子機112から受信した情報は地図上の該当位置に「人」マークを示すとともに当該作業員情報に表示する。このとき、表示される情報は、図10に示した作業情報画面1000と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、本発明にかかる情報端末によれば、離れた現場にいる他の作業員の情報端末から送られた各作業員の現在位置および現在の作業内容、作業の進捗状況を含む作業情報を逐次閲覧することができる。しかも、この作業情報は、各作業員の現在位置とともに、当該作業員が作業車に搭乗中であるか作業中であるかを一目で判断できるような形式で閲覧することができるので、容易に他の作業員の状況を把握することができる。よって、作業の遅れや緊急事態が発生した場合など、手のあいた近隣の作業員を問題発生現場に臨機応変に派遣することも可能になり、営業所全体の作業効率を向上させることができる。
(ホストコンピュータ120のハードウェア構成)
次に、図1に示したホストコンピュータ120のハードウェア構成について説明する。このホストコンピュータ120は、前述した情報端末110から送信された作業情報を閲覧する機能を有する作業情報管理装置としての役割を担う。
図11は、ホストコンピュータ120(作業情報管理装置)のハードウェア構成例を示す図である。図11において、ホストコンピュータ120は、CPU1101と、ROM1102と、RAM1103と、HDD(ハードディスクドライブ)1104と、HD(ハードディスク)1105と、DVD−RWドライブ1106と、DVD−RW1107と、音声I/F1108と、マイク1109と、スピーカ1110と、入力デバイス1111と、映像I/F1112と、ディスプレイ1113と、通信I/F1114と、を備えている。なお、各構成部1101〜1114はバス1120によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU1101は、ホストコンピュータ120の全体の制御を司り、本発明を実現するための各種プログラムを実行する。ROM1102は、たとえばブートプログラム、地図情報表示プログラム、通信プログラム、データベース作成プログラム、データ解析プログラムなどの各種プログラムを記録している。
地図情報表示プログラムは、映像I/F1112によってディスプレイ1113に表示する後述のHD1105などに記憶されている地図情報の表示形式を決定させ、決定された表示形式によって地図情報をディスプレイ1113に表示させる。
RAM1103は、たとえばCPU1101のワークエリアとして使用される。HDD1104は、CPU1101の制御にしたがってHD1105に対するデータのリード/ライトを制御する。HD1105は、HDD1104の制御で書き込まれたデータを記録する。
DVD−RWドライブ1106は、CPU1101の制御にしたがってDVD−RW1107に対するデータのリード/ライトを制御する。DVD−RW1107は、DVD−RWドライブ1106の制御にしたがってDVD−RW1107からデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。また、着脱可能な記録媒体として、DVD−RW1107のほか、CD−RWやメモリカードなどを用いることもできる。
これらHD1105、DVD−RW1107に記録される情報の一例として、上述した作業情報送信端末から送信された各種作業員情報などが挙げられる。また、地図情報を記録してもよい。地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)を表す背景データと、道路の形状を表す道路形状データとを含み、ディスプレイ1113の表示画面において2次元または3次元に描画される。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
また、音声I/F1108は、音声入力用のマイク1109および音声出力用のスピーカ1110に接続される。マイク1109に受音された音声は、音声I/F1108内でA/D変換される。スピーカ1110からは、音声I/F1108からの音声信号に基づく音声が出力される。また、マイク1109から入力された音声は、たとえば音声データとしてHD1105、DVD−RW1107に記録可能である。
入力デバイス1111は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
また、映像I/F1112は、ディスプレイ1113と接続される。この映像I/F1112は、具体的には、たとえば、ディスプレイ1113全体の制御を行うグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ1113を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ1113には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ1113としては、たとえば、TFT液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどを採用することができる。
また、通信I/F1114は、ネットワークに接続され、ホストコンピュータ120とCPU1101とのインターフェースとして機能する。通信I/F1114は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU1101とのインターフェースとしても機能する。ネットワークには、インターネット、LAN、WAN、公衆回線網などがある。
(ホストコンピュータ120の機能的構成)
次に、本発明にかかる情報端末から送信された作業情報を受信するホストコンピュータ120の機能的構成について説明する。ホストコンピュータ120は、前述の情報端末110から送られてきた作業情報を受信して、営業所から離れている全作業員の位置、作業内容、作業の進捗状況などを把握して管理するためのものである。ホストコンピュータ120は、営業所に置かれる。図12は、本発明にかかる情報端末から送信された作業情報を受信するホストコンピュータ120の機能的構成を示すブロック図である。
作業情報管理装置(ホストコンピュータ120)は、制御部1201と、入力操作部1202と、格納部1203と、作業情報受信確認部1204と、作業情報表示制御部1205と、表示部1206と、通信処理部1207と、を備えている。
制御部1201は、ホストコンピュータ120の全体を制御する。制御部1201は、たとえば、図11に示したCPU1101がROM1102等に格納されたプログラムを実行することによりその機能を実現する。
入力操作部1202は、各種情報の入力やその訂正、リセットするためのもので、たとえば、図11に示した入力デバイス1111によりその機能を実現する。
格納部1203は、本発明を実現するための各種プログラムや各種データなどを格納する。格納部1203は、たとえば、図11に示したROM1102、RAM1103、HDD1104、HD1105、DVD−RWドライブ1106、DVD−RW1107などでその機能を実現する。
作業情報受信確認部1204は、他の作業員が操作した作業情報送信端末からの作業情報受信の存否を判定し、作業情報を受信した場合は、当該作業情報を作業情報表示制御部1205へ送る。作業情報受信確認部1204は、たとえば、図11に示したCPU1101がROM1102等に格納されている所定のプログラムを実行することでその機能を実現することができる。
作業情報表示制御部1205は、作業情報受信確認部1204から受け取った作業情報をその内容にしたがって表示部1206に表示する処理を行う。たとえば、作業情報表示制御部1205は、受信した作業情報に含まれる位置情報に対応する地図情報を格納部1203から読み出す。そして、送信元を示す情報(送信元メールアドレス等)により送信元を判定し、作業員の状態を分かりやすく表示する。作業情報表示制御部1205は、たとえば、図11に示したCPU1101がROM1102等に格納されている所定のプログラムを実行することでその機能を実現することができる。
表示部1206は、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示する。表示部1206は、たとえば、図11に示したディスプレイ1113によりその機能を実現する。表示部1206への画像等の表示処理は、制御部1201が格納部1203に格納された所定のプログラムを実行することにより行われる。
通信処理部1207は、ホストコンピュータ120とネットワークとの通信を制御する。通信処理部1207は、たとえば、図11に示した通信I/F1114でその機能を実現する。
(作業情報の受信処理の手順)
次に、本発明の情報端末から送信された作業情報を図12に示したホストコンピュータ120(作業情報管理装置)で受信する手順について説明する。この処理も図9に示したフローチャートの手順と同様であるため、以下では図9を参照しながら説明する。
図9において、まず、作業情報を受信したか否かを確認する(ステップS901)。この処理は、作業情報受信確認部1204が行う。
ステップS901において作業情報を受信していない場合(ステップS901:No)は、再度ステップS901の処理を実行する。
一方、ステップS901において作業情報を受信した場合(ステップS901:Yes)は、当該作業員の作業情報を表示する(ステップS902)。ここでは、作業情報表示制御部1205の処理により、まず受信した作業情報に含まれる位置情報に対応する地図情報を格納部1203から読み出す。続いて、この地図情報に作業情報(営業所を離れている全作業員の作業員の情報)が重ね合されて表示部1206に表示される。このとき、作業情報表示制御部1205は、送信元を示す情報(送信元メールアドレス等)により送信元を判定し、作業員の状態を分かりやすく表示する。
たとえば、作業情報表示制御部1205は、作業員が搭乗中の作業車に搭載された親機111から受信した情報は地図上の該当位置に「車両」マークを付して当該作業員情報を表示する。また、作業員が携帯する子機112から受信した情報は地図上の該当位置に「人」マークを示すとともに当該作業員情報に表示する。このとき、表示される作業情報画面は、図10に示した作業情報画面1000と同様であるため、説明は省略する。
以上説明したように、本発明によれば、営業所に置かれるホストコンピュータ120においても、前述した情報端末110から送られた各作業員の現在位置および現在の作業内容、作業の進捗状況を含む作業情報を逐次閲覧することができる。しかも、この作業情報は、各作業員の現在位置とともに、当該作業員が作業車に搭乗中であるか作業中であるかを一目で判断できるような形式で閲覧することができるので、容易に他の作業員の状況を把握することができる。特に、作業の遅れや緊急事態が発生した場合などに、問題発生現場の近隣の作業員に対して適切な対応方法を伝えることで、柔軟な対応が可能となり、営業所全体の作業効率を向上させることができる。
以上説明したように、本発明は、通常時は各作業者の進捗管理をおこない、事故発生時などの緊急時は各作業者の作業内容や進捗、現在位置などを加味して事故対応に適した作業員を営業所の指揮管理者が決定することができ、コンピュータによって一律に決定する場合と比較して状況に応じた人員配置を行って、作業の効率化を図ることができる。
また、本発明は、各作業員が、他の作業員の作業の進捗や現在位置を把握できるようにすることで、応援が必要な場合に応援に適した近隣の作業員を迅速に特定することができ、作業の効率化を図ることができる。特に、緊急に作業の応援を依頼したい場合など、営業所に在所する作業管理者を介することなく作業員同士でも調整することができ、作業効率のより一層の向上を図ることができる。
なお、上述した作業情報送信方法、作業情報受信方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明は、営業所から離れた各作業員の位置、作業内容、作業の進捗状況などを逐次正確に管理することができ、営業所全体の作業効率の向上を図ることができる。
100 ネットワーク
110 情報端末
111 親機
112 子機
120 ホストコンピュータ
401,412,1201 制御部
402,413,1202 入力操作部
403 利用者詳細情報取得部
404,414,1203 格納部
405,415 ナビゲーション処理部
406,416,1206 表示部
407 位置情報生成処理部
408,418 音声出力部
409,419,1207 通信処理部
411 制御信号受信部
417 作業情報生成処理部
801,803,1204 作業情報受信確認部
802,804,1205 作業情報表示制御部

Claims (8)

  1. 通信手段、入力操作手段、格納手段を備え、ナビゲーション機能を有する親機コンピュータと、通信手段、入力操作手段を備え、ナビゲーション機能を有する子機コンピュータと、が着脱可能に構成された情報端末が、
    前記親機コンピュータと前記子機コンピュータとを接続し、前記親機コンピュータから送られた制御信号を受信した前記子機コンピュータが自機の所定機能を停止させる子機コンピュータ機能停止工程と、
    前記親機コンピュータの入力操作手段から入力された利用者特定情報に基づき前記親機コンピュータの格納手段に格納されたデータから前記情報端末の利用者詳細情報を取得する利用者詳細情報取得工程と、
    前記親機コンピュータ側においてナビゲーション処理を実行する第1ナビゲーション処理工程と、
    前記第1ナビゲーション処理工程で取得された前記親機コンピュータの位置情報に、前記利用者詳細情報取得工程で取得された利用者詳細情報を反映させた位置情報を生成し、所定の送信先へ送信する位置情報生成・送信工程と、
    前記親機コンピュータと前記子機コンピュータとの接続を解除して、前記親機コンピュータの機能を停止させ、前記子機コンピュータ側においてナビゲーション処理を実行する第2ナビゲーション処理工程と、
    前記第2ナビゲーション処理工程で取得された前記子機コンピュータの位置情報に、前記利用者詳細情報取得工程で取得された利用者詳細情報を反映させるとともに、前記子機コンピュータの入力操作手段から入力された作業情報を紐付けした作業情報を生成し、所定の送信先へ送信する作業情報生成・送信工程と、
    を実行することを特徴とする作業情報通信方法。
  2. 前記利用者詳細情報取得工程で取得される情報は、利用者の氏名、携帯電話番号、メールアドレス、所属営業所、前記親機コンピュータが搭載された車両情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の作業情報通信方法。
  3. 前記作業情報生成・送信工程で生成される作業情報は、作業の内容とともに、作業の進捗状況を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の作業情報通信方法。
  4. 通信手段、表示手段を備えた第2の親機コンピュータと、通信手段、表示手段を備えた第2の子機コンピュータと、が着脱可能に構成された第2の情報端末が、
    前記第2の親機コンピュータと前記第2の子機コンピュータとを接続し、前記第2の親機コンピュータから送られた制御信号を受信した前記第2の子機コンピュータが自機の所定機能を停止させる第2の子機コンピュータ機能停止工程と、
    前記位置情報生成・送信工程で生成・送信された位置情報、または前記作業情報生成・送信工程で生成・送信された作業情報を、前記第2の親機コンピュータの表示手段に表示する第1作業情報表示工程と、
    を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の作業情報通信方法。
  5. 前記第2の情報端末が、
    前記第2の親機コンピュータと前記第2の子機コンピュータとの接続を解除して、前記第2の親機コンピュータの機能を停止させ、前記位置情報生成・送信工程で生成・送信された位置情報、または前記作業情報生成・送信工程で生成・送信された作業情報を、前記第2の子機コンピュータの表示手段に表示する第2作業情報表示工程、
    を実行することを特徴とする請求項4に記載の作業情報通信方法。
  6. 通信手段、入力操作手段、格納手段を備え、ナビゲーション機能を有する親機コンピュータと、通信手段、入力操作手段を備え、ナビゲーション機能を有する子機コンピュータと、が着脱可能に構成された情報端末に、
    前記親機コンピュータと前記子機コンピュータとを接続し、前記親機コンピュータから送られた制御信号を受信した前記子機コンピュータが自機の所定機能を停止させる子機コンピュータ機能停止工程と、
    前記親機コンピュータの入力操作手段から入力された利用者特定情報に基づき前記親機コンピュータの格納手段に格納されたデータから前記情報端末の利用者詳細情報を取得する利用者詳細情報取得工程と、
    前記親機コンピュータ側においてナビゲーション処理を実行する第1ナビゲーション処理工程と、
    前記第1ナビゲーション処理工程で取得された前記親機コンピュータの位置情報に、前記利用者詳細情報取得工程で取得された利用者詳細情報を反映させた位置情報を生成し、所定の送信先へ送信する位置情報生成・送信工程と、
    前記親機コンピュータと前記子機コンピュータとの接続を解除して、前記親機コンピュータの機能を停止させ、前記子機コンピュータ側においてナビゲーション処理を実行する第2ナビゲーション処理工程と、
    前記第2ナビゲーション処理工程で取得された前記子機コンピュータの位置情報に、前記利用者詳細情報取得工程で取得された利用者詳細情報を反映させるとともに、前記子機コンピュータの入力操作手段から入力された作業情報を紐付けした作業情報を生成し、所定の送信先へ送信する作業情報生成・送信工程と、
    を実行させることを特徴とする作業情報通信プログラム。
  7. 親機と子機とが着脱自在に構成された情報端末であって、
    前記親機は、
    前記子機との接続時に、前記子機に対して前記子機の所定機能を停止させるための制御信号を発する制御手段と、
    各種情報を表示する表示手段と、
    利用者特定情報の入力を受け付ける入力操作手段と、
    各種プログラムや各種データ等を格納する格納手段と、
    前記入力操作手段から入力された利用者特定情報に基づき前記格納手段に格納されたデータから前記情報端末の利用者詳細情報を取得する利用者詳細情報取得手段と、
    ナビゲーション処理を実行する第1ナビゲーション処理手段と、
    前記第1ナビゲーション処理手段で取得された前記親機の位置情報に、前記利用者詳細情報取得手段で取得された利用者詳細情報を反映させた位置情報を生成する位置情報生成手段と、
    前記親機外の各種機器との通信を制御する通信手段と、
    を備え、
    前記子機は、
    前記親機から送信された制御信号の受信・不受信を確認する制御信号受信手段と、
    前記制御信号受信手段が前記親機からの制御信号の受信を確認した場合に限り前記子機の所定機能を停止させる制御手段と、
    ナビゲーション処理を実行する第2ナビゲーション処理手段と、
    各種情報を表示する表示手段と、
    作業情報の入力を受け付ける入力操作手段と、
    前記第2ナビゲーション処理手段で取得された前記子機の位置情報に、前記利用者詳細情報取得手段で取得された利用者詳細情報を反映させるとともに、前記入力操作手段から入力された作業情報を紐付けした作業情報を生成する作業情報生成手段と、
    前記子機外の各種機器との通信を制御する通信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報端末。
  8. さらに、前記親機は、
    前記子機の所定機能停止時に受信した他の情報端末からの位置情報、または作業情報を前記表示手段に所定の形式で表示させる作業情報表示制御手段を備え、
    前記子機は、
    前記親機からの制御信号の不受信時に、受信した他の情報端末からの位置情報、または作業情報を前記表示手段に所定の形式で表示させる作業情報表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項7に記載の情報端末。
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