JP2020008504A - 配管診断方法、配管診断装置および配管診断システム - Google Patents

配管診断方法、配管診断装置および配管診断システム Download PDF

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Abstract

【課題】 ピンホール等の欠陥の成長を推定することができる配管診断方法、配管診断装置および配管診断システムを提供する。【解決手段】 配管診断方法は、配管に設けられた超音波探傷子が出力する超音波の反射波を用いて、前記配管内の欠陥の位置を推定する処理と、前記反射波を位置情報で規格化することで得られる反射波信号に応じて前記欠陥の形状を推定する処理と、をコンピュータが実行する。【選択図】 図4

Description

本件は、配管診断方法、配管診断装置および配管診断システムに関する。
工場、データセンター、ビルディング等において冷却水、蒸気、薬液等の供給に用いられている配管では、ピンホール等の欠陥を要因とする漏洩が発生している。漏洩は、工場での生産や安全性、機器の運用に大きな影響を与えるため、漏洩後の診断ではなく、事前に予測する技術が求められている。
ピンホール等の欠陥の診断技術としては、音響データ、振動データ、流速データ、圧力データ等を用いた検査手法が挙げられる。データ活用による検査手法の例としては、音響センサのデータにより漏洩位置を特定する技術が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。また、圧力データから漏洩を判断する技術が挙げられる(例えば、特許文献2参照)。
特開2013−210347号公報 特開平9−113400号公報
しかしながら、これらの技術は漏洩後に診断するものであり、漏洩時期を予測するものではない。また、超音波による診断も、位置特定にとどまる。ピンホール等の欠陥の成長を推定し、漏洩を事前に予測する技術はこれまでなかった。
1つの側面では、本発明は、ピンホール等の欠陥の成長を推定することができる配管診断方法、配管診断装置および配管診断システムを提供することを目的とする。
1つの態様では、配管診断方法は、配管に設けられた超音波探傷子が出力する超音波の反射波を用いて、前記配管内の欠陥の位置を推定する処理と、前記反射波を位置情報で規格化することで得られる反射波信号に応じて前記欠陥の形状を推定する処理と、をコンピュータが実行する。
他の態様では、配管診断システムは、配管に設けられた超音波探傷子と、前記超音波探傷子が出力する超音波の反射波を用いて、前記配管内の欠陥の位置を推定する位置推定部と、前記反射波を位置情報で規格化することで得られる反射波信号に応じて前記欠陥の形状を推定する形状推定部と、を備える。
ピンホール等の欠陥の成長を推定することができる。
(a)は実施例1に係る配管診断システムの機能ブロック図であり、(b)は演算部および配管制御部のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。 (a)〜(c)は探傷子と配管との位置関係を例示する図である。 ピンホールの成長に伴う形状変化について例示する図である。 配管診断処理を表すフローチャートを例示する図である。 (a)は探傷子が取得する反射波を例示する図であり、(b)は取得した反射波と初期の反射波との差分を例示する図である。 各探傷子の感度曲線を例示する図である。 (a)はSV波で測定した反射波強度から得られた応答曲面に対してプロットした図であり、(b)はSH波で測定した反射波強度から得られた応答曲面に対してプロットした図であり、(c)はピンホールの深さの経時変化をプロットしたものである。 (a)および(b)は深さhの時間推移の複数のモードを例示する図である。 ピンホールの深さhの変化を例示する図である。 実施例2に係る配管診断システムを例示する図である。
以下、図面を参照しつつ、実施例について説明する。
図1(a)は、実施例1に係る配管診断システム100の機能ブロック図である。図1(a)で例示するように、配管診断システム100は、複数の探傷子10a〜10c、演算部20、表示装置30、配管制御部40などを備える。演算部20は、データストレージ21、差分検出部22、距離算出部23、角度算出部24、規格化部25、データベース26、プロット部27、形状推定部28、予測部29などを備える。
図1(b)は、演算部20および配管制御部40のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図1(b)で例示するように、演算部20および配管制御部40は、CPU101、RAM102、記憶装置103などを備える。これらの各機器は、バスなどによって接続されている。CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。CPU101は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。記憶装置103に記憶されている配管診断プログラムをCPU101が実行することによって、演算部20および配管制御部40が実現される。なお、演算部20および配管制御部40の各部は、それぞれ専用の回路等によって構成されていてもよい。
探傷子10a〜10cは、振動子を所定の周波数で振動させることで超音波を出力し、当該超音波の反射波を検出して当該反射波に応じた電気信号を出力する超音波探傷子である。探傷子10a〜10cは、振動子を厚さ方向に振動させることによってSV波を出力し、振動子を平面方向に振動させることによってSH波を出力する。探傷子10a〜10cは、所定のサンプリング周期で、超音波を出力して当該超音波の反射波を検出する。探傷子10a〜10cのサンプリングタイミングは互いに異なっている。探傷子10a〜10cの検出結果は、データストレージ21に蓄積されていく。例えば、データストレージ21は、超音波の種類ごとに、検出された反射波強度の経時変化を蓄積していく。
図2(a)は、探傷子10a〜10cと配管201との位置関係を例示する図である。図2(a)で例示するように、探傷子10a〜10cは、配管201に設けられている。例えば、探傷子10a〜10cは、配管201の外壁に設けられている。探傷子10a〜10cは、配管201の円周方向において120°ずつズレて配置されている。それにより、探傷子10a〜10cは、配管201の円周方向において等間隔に配置されている。なお、探傷子10aが配置されている角度位置を0°とし、探傷子10bが配置されている角度位置を120°とし、探傷子10cが配置されている角度位置を240°とする。なお、配管201内には、流体が流動している。流体の種類は、特に限定されるものではなく、液体、気体などである。
図2(b)で例示するように、配管201は、Z軸方向に延伸しているものとする。Z軸方向において、探傷子10a〜10cは、同一位置に配置されている。図2(b)の例では、探傷子10a〜10cのうち探傷子10aだけが抽出して描かれている。探傷子10aからピンホール202までの距離を、距離dとする。
図2(c)は、配管201の円周方向における探傷子10aとピンホール202との位置関係を例示する図である。図2(c)で例示するように、探傷子10aの超音波伝搬方向と、ピンホール202の円周方向のずれ角度を角度θとする。
配管診断システム100は、配管201の内壁に形成されたピンホール202の位置および形状を推定することで、漏洩時期を推定する。図3は、ピンホール202の成長に伴う形状変化について例示する図である。図3で例示するように、ピンホール202は、配管201の内壁に形成される。ピンホール202は、成長するに伴って、直径が大きくなるとともに、深くなっていく。ピンホール202の深さが配管201の肉厚に到達すると、漏洩が生じることになる。図3で例示するように、ピンホール202の直径をΦとし、時間単位の変化量をΔΦとする。ピンホール202の深さをhとし、時間単位の変化量をΔhとする。
表示装置30は、演算部20の演算結果などを表示する装置であり、液晶ディスプレイなどである。配管制御部40は、演算部20の演算結果に応じて、配管の運用を制御する。例えば、配管制御部40は、配管を流動する流体の流量、流体の温度、流体のpHなどを制御する。
以下、配管診断システム100による配管診断処理の詳細について説明する。図4は、配管診断処理を表すフローチャートを例示する図である。図4で例示するように、差分検出部22は、データストレージ21に蓄積されていくデータをモニタし、いずれかの種類の超音波に着目し、最も新しく検出された反射波と初期の反射波との差分が閾値以上となったか否かを判定する(ステップS1)。
配管201において、振動の影響、流体の流動の影響などにより、反射波信号にノイズが現れる。そこで、平均的なノイズの大きさを予め評価しておき、当該ノイズの大きさよりも大きい閾値を設定することで、ノイズではなく何かしらの欠陥(ピンホール)により反射波に変化が生じたものと推定することができる。
図5(a)は、探傷子10a〜10cが取得する反射波を例示する図である。図5(a)において、横軸は、探傷子10a〜10cが超音波を出力してからの経過時間(ms)である。縦軸は、変位の信号包絡線の絶対値(mm)である。図5(a)において、「〇」は初期の反射波を表す。「×」は最も新しく検出された反射波を表す。例えば、信号包絡線の絶対値をデータとして取得してある。図5(b)は、取得した反射波と初期の反射波との差分を例示する図である。図5(b)においても、横軸は探傷子10a〜10cが超音波を出力してからの経過時間(ms)であり、縦軸は変位の信号包絡線の絶対値(図5(a))の差分(mm)である。図5(b)の例では、反射波到達時間tにおいて反射波信号の差分が閾値以上となっている。反射波到達時間は、探傷子10a〜10cが超音波を出力してから反射波を受信するまでの時間である。
次に、距離算出部23は、Z軸方向において、探傷子10a〜10cとピンホール202との距離dを算出する(ステップS2)。距離dは、下記式(1)によって算出することができる。音速vは、配管201内における音速を表す。
距離d=音速v×反射波到達時間t/2 (1)
次に、角度算出部24は、ピンホール202の角度θを算出する(ステップS3)。超音波は、波長、振動子サイズ等に依存した広がり角で伝搬する。したがって、ピンホール202が超音波の伝搬方向から円周方向にズレていた場合、反射強度は低下するものの、反射波は得られる。探傷子10a〜10cの各位置において、感度は、ピンホール202の位置(d,θ)、ピンホール2のサイズ(Φ,h)、探傷子10a〜10cの超音波の周波数f、探傷子10a〜10cの振動子サイズD、および配管201中の音速vに依存する。ここで周波数f、振動子サイズD、および音速vは既知であり、距離dはステップS2で算出される。周波数f、振動子サイズD、音速vおよび距離dに応じた感度曲線については、予め取得しておくことができる。図6は、各探傷子の感度曲線を例示する図である。図6において、横軸はピンホール202の角度θを表し、縦軸は感度の規格値を表す。探傷子10a〜10cのそれぞれで取得される反射波強度の比率を感度曲線に照らし合わせることで、ピンホール202の角度θを推定することができる。図6において、位置1は探傷子10aの位置に対応し、位置2は探傷子10bの位置に対応し、位置3は探傷子10cの位置に対応する。
次に、規格化部25は、反射波強度Pを位置情報で規格化することで、規格化値Pを算出する(ステップS4)。具体的には、反射波強度Pを距離および角度で規格化する。規格化にあたって距離d=0および角度θ=0とするため、規格化値Pは、距離dおよび角度θには依存せずに、ピンホール202の直径Φおよび深さhに依存するようになる。なお、規格化値Pの算出にあたって、配管201における媒質中での散乱等に起因する減衰定数を考慮する。減衰定数をαとすると、反射波強度Pは、下記式(2)で表すことができる。なお、P´は、減衰していない(距離d=0)での反射波強度である。減衰定数αは既知であるため、距離dからP´を算出することができる。
P=P´exp(−αd) (2)
次に、プロット部27は、規格化値Pを、直径Φおよび深さhについての応答曲面に対してプロットする(ステップS5)。図7(a)は、振動子が厚さ方向に5MHzで振動するSV波で測定した反射波強度から得られた応答曲面に対してプロットしたものである。図7(b)は、振動子が平面方向に5MHzで振動するSH波で測定した反射波強度から得られた応答曲面に対してプロットしたものである。これらの応答曲面は、データベース26に格納しておくことができる。
次に、形状推定部28は、規格化値Pと各応答曲面とを照らし合わせることで、ピンホール202の直径Φおよび深さhを推定する(ステップS6)。探傷子10a〜10cの構造(SV/SH波、周波数、屈折角等)に応じてピンホール202のサイズに対する応答が異なるため、複数の応答曲面により直径Φおよび深さhを推定することができる。
次に、予測部29は、深さhの経時変化を適切な関数でフィッティングすることによって、漏洩時期を予測する(ステップS7)。例えば、図7(c)で例示するように、経過時間に対してピンホール202の深さhをプロットすることで、回帰分析などによりフィッティングすることができる。フィッティングの結果から、深さhが配管201の肉厚に到達する時期を予測することができる。次に、表示装置30は、予測した漏洩時期、途中の演算結果などを表示する(ステップS8)。
なお、ピンホール202の進行度は、温度や湿度の環境、流体の流速、流体のpH、配管201の材質の劣化などに依存する。したがって、応答曲面上の軌跡は、これらのパラメータに依存して異なる。蓄積したデータを学習すれば、それぞれを腐食モード毎に分類することができる。そこで、配管制御部40は、応答曲面上の軌跡に応じて、配管201の運用方法(流量、水温、pH等)を制御する(ステップS9)。例えば、応答曲面上の軌跡が、腐食の進みやすいモードに一致する場合には、配管制御部40は、現状のモードを、腐食の進みにくいモードへと変更してもよい。
続いて、具体的な例について説明する。例えば、探傷子10a〜10cのそれぞれで取得される反射波強度が0.5:0.5:0.1であるとする。この場合、図6の感度曲線を用いることで、角度θ=60°の位置にピンホール202が位置していると推定することができる。ピンホール202の角度θが60°であると算出されていれば、図6の感度曲線を用いて、規格化値Pは、探傷子10aで取得された反射波強度の2倍と推定される。この場合、距離dおよび角度θで規格化された規格化値Pは、下記式(3)で算出することができる。例えば、規格化値PがSV波で0.02であり、SH波で0.03であれば、図7(a)および図7(b)の応答曲面を用いて、直径Φ=2.6mm、深さh=1.1mmと推定することができる。
=P´×2 (3)
図8(a)は、深さhの時間推移の複数のモードを例示する図である。破線の矢印がmode1を表し、実線の矢印がmode2を表す。図8(b)では、深さhの時間推移がmode1またはmode2のように推移している。例えば、図8(b)で例示するように、mode1の場合においては、多次関数フィッティングを適用することができる。mode2の場合においては、直線フィッティングを適用することができる。
図9は、ピンホール202の深さhの変化を例示する。図9の例では、mode2の条件で、短期間で漏洩が生じることが予測される。そこで、これまでのデータで学習した結果を基に、流量、pH等のパラメータをmode1の運用に調整することで、mode2´の経路に変更されれば、漏洩までの期間を延長させることができる。
本実施例によれば、配管201に設けられた探傷子10a〜10cが出力する超音波の反射波を用いて、配管201内のピンホール202の位置が推定される。さらに、反射波を位置情報で規格化することで得られる反射波信号に応じて、ピンホール202の形状が推定される。この構成によれば、ピンホールの成長を推定することができる。
ピンホール202の形状の経時変化を用いて、配管201に異常が生じる時期を予測することが好ましい。この場合、漏洩時期などを予測することができる。ピンホール202の形状に対する反射波信号の応答曲面を用いて、ピンホール202の形状を推定することが好ましい。この場合、高精度にピンホール202の形状を推定することができる。ピンホール202に対するSV波の反射波信号の応答曲面と、ピンホール202に対するSH波の反射波信号の応答曲面とを用いて、ピンホール202の形状を推定することが好ましい。この場合、異なる超音波を用いることで、高精度にピンホール202の形状を推定することができる。応答曲面におけるピンホール202の形状の経路に応じて、配管201の運用を制御することが好ましい。この場合、漏洩時期の延長等が可能となる。
(変形例1)
上記例では、5MHzのSV波の応答曲面および5MHzのSH波の応答曲面を用いたが、それに限られない。振動子の周波数、屈折角などを変更することで、複数の応答曲面を用いてもよい。これら合計3つの応答曲面のうち2つを用いてもよく、3つを用いてもよい。複数の応答曲面を用いることで、ピンホール202の直径Φおよび深さhを高精度に推定することができる。
(変形例2)
図10は、実施例2に係る配管診断システムを例示する図である。図10で例示するように、配管診断システムは、探傷子10a〜10cが、インターネットなどの電気通信回線301を通じてサーバ302と接続された構成を有する。サーバ302は、図1(b)のCPU101、RAM102、記憶装置103などを備え、図1(a)の各部としての機能を実現する。このように、配管診断システムは、各機能が電気通信回線を介して分散されていてもよい。
上記各例において、距離算出部23および角度算出部24が、配管に設けられた超音波探傷子が出力する超音波の反射波を用いて、前記配管内の欠陥の位置を推定する位置推定部の一例として機能する。形状推定部28が、前記反射波を前記欠陥の位置で規格化することで得られる反射波信号に応じて前記欠陥の形状を推定する形状推定部の一例として機能する。予測部29が、前記欠陥の形状の経時変化を用いて、前記配管に異常が生じる時期を予測する予測部の一例として機能する。配管制御部40が、前記応答曲面における前記欠陥の形状の経路に応じて、前記配管の運用を制御する制御部の一例として機能する。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10a〜10c 探傷子
20 演算部
21 データストレージ
22 差分検出部
23 距離算出部
24 角度算出部
25 規格化部
26 データベース
27 プロット部
28 形状推定部
29 予測部
30 表示装置
40 配管制御部
100 配管診断システム

Claims (8)

  1. 配管に設けられた超音波探傷子が出力する超音波の反射波を用いて、前記配管内の欠陥の位置を推定する処理と、
    前記反射波を位置情報で規格化することで得られる反射波信号に応じて前記欠陥の形状を推定する処理と、をコンピュータが実行することを特徴とする配管診断方法。
  2. 前記欠陥の形状の経時変化を用いて、前記配管に異常が生じる時期を予測する処理を、前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項1記載の配管診断方法。
  3. 前記欠陥の形状を推定する処理において、前記配管の欠陥の形状に対する前記反射波信号の応答曲面を用いて、前記欠陥の形状を推定することを特徴とする請求項1または2に記載の配管診断方法。
  4. 前記欠陥の形状を推定する処理において、前記配管の欠陥に対するSV波の前記反射波信号の応答曲面と、前記配管の欠陥に対するSH波の反射波信号の応答曲面とを用いて、前記欠陥の形状を推定することを特徴とする請求項3記載の配管診断方法。
  5. 前記応答曲面における前記欠陥の形状の経路に応じて、前記配管の運用を制御する処理を、前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項3または4に記載の配管診断方法。
  6. 前記超音波探傷子は、前記配管の円周方向において異なる位置に複数設けられており、
    前記欠陥の位置を推定する処理において、複数の前記超音波探傷子で取得された反射波強度の比率を用いて、前記配管の円周方向において前記欠陥の位置を推定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の配管診断方法。
  7. 配管に設けられた超音波探傷子が出力する超音波の反射波を用いて、前記配管内の欠陥の位置を推定する位置推定部と、
    前記反射波を位置情報で規格化することで得られる反射波信号に応じて前記欠陥の形状を推定する形状推定部と、を備えることを特徴とする配管診断装置。
  8. 配管に設けられた超音波探傷子と、
    前記超音波探傷子が出力する超音波の反射波を用いて、前記配管内の欠陥の位置を推定する位置推定部と、
    前記反射波を位置情報で規格化することで得られる反射波信号に応じて前記欠陥の形状を推定する形状推定部と、を備えることを特徴とする配管診断システム。
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