JP2020008386A - 吊り下げ式導通検査治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】導通検査をする場所の制約がなく、簡素な構造で機動性や作業性に富む吊り下げ式導通検査治具を提供する。【解決手段】吊り下げ式導通検査治具100は、治具本体10と、治具本体10に固定された保護ケース20と、治具本体10に設置された導通ピン1の後端2に接続されたケーブル40と、保護ケース20を吊り下げるための吊り下げワイヤ60とを有し、保護ケース20はカップ状であって、保護ケース後面23にはケーブル40が貫通するためのケーブル貫通孔24および吊り下げワイヤ60が貫通するためのワイヤ貫通孔26が形成され、ケーブル貫通孔24とワイヤ貫通孔26とは離隔し、保護ケース側面22には吊り下げワイヤ60の先端61が貫通する一対のワイヤ固定用孔91が形成され、吊り下げワイヤ60の先端61はワイヤ固定用孔91を貫通して互いに縛着されている。【選択図】図2
Description
本発明は吊り下げ式導通検査治具、特にコネクタに収容された端子に導通ピンを突き当てて導通検査する治具本体が吊り下げられる吊り下げ式導通検査治具に関する。
従来、車両等に設置されるコネクタの端子の導通を検査する導通検査治具は、治具基板に固定されたコネクタセット部と、コネクタセット部に向かって進退可能な検査部とを有し、コネクタセット部に検査対象であるコネクタをセットして、検査部を移動させることによって、検査部に設けられた導通ピンを端子に突き当てていた(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された発明(以下「従来技術」と称す場合がある)は、治具基板が検査セクションの検査台等に固定され、一方の手で保持したコネクタをコネクタセット部にセット(第1の動作)し、他方の手でレバーを操作する(第2の動作)必要があった。したがって、製造ライン等の一部には架台等を配置することが困難なことから、製造ライン等の一部において導通検査をすることができないため、機動性を欠いていた。また、作業者は第1の動作および第2の動作をする必要があるため、作業の迅速性を欠いていた。さらに、案内手段やレバー機構が治具基板に設けられるため、導通検査治具の構造が複雑になり、製造コストが上昇していた。
本発明は、前記問題を解消するものであり、導通検査をする場所の制約がなく、簡素な構造で機動性や作業性に富む吊り下げ式導通検査治具を提供することにある。
本発明に係る吊り下げ式導通検査治具は、検査対象であるコネクタが挿入される治具本体と、前記治具本体に挿入されたコネクタに収容されている端子に先端が突き当てられ、後端が前記治具本体の本体後面から突出している導通ピンと、前記導通ピンの後端に先端が接続されたケーブルと、前記導通ピンの後端と前記ケーブルの先端との接続部を包囲し、前記治具本体に固定された保護ケースと、前記治具本体を吊り下げるための吊り下げワイヤとを有し、
前記保護ケースは前記本体後面に略平行な保護ケース後面と、前記治具本体と前記保護ケース後面とを連結する筒状の保護ケース側面とを具備し、前記ケーブルは前記保護ケース後面に形成されたケーブル貫通孔を貫通し、前記吊り下げワイヤは前記保護ケース後面に形成されたワイヤ貫通孔を貫通していることを特徴とする。
前記保護ケースは前記本体後面に略平行な保護ケース後面と、前記治具本体と前記保護ケース後面とを連結する筒状の保護ケース側面とを具備し、前記ケーブルは前記保護ケース後面に形成されたケーブル貫通孔を貫通し、前記吊り下げワイヤは前記保護ケース後面に形成されたワイヤ貫通孔を貫通していることを特徴とする。
本発明に係る吊り下げ式導通検査治具は、一方の手で掴んだコネクタを、他方の手で掴んだ治具本体に挿入するだけで、コネクタに収容されている端子に導通ピンの先端を突き当てることができるから、治具本体を検査台等に設置する必要がない。したがって、車等の製造ラインの直上または製造ラインの近くに吊り下げておいて、容易かつ迅速に導通検査を実施することが可能になり、機動性や作業性が向上する。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態1〜3に係る吊り下げ式導通検査治具について説明する。なお、各図面は模式的に描かれているため、各部材の形状や大きさ、あるいは部材間の位置関係は図示された形態に限定されるものではない。
[実施の形態1]
図1〜図3は本発明の実施の形態1に係る吊り下げ式導通検査治具を模式的に説明するものであって、図1は全体を示す側面図、図2は一部(治具本体)の部分を断面にして示す側面図、図3は作用効果を説明するための比較材について、一部(治具本体)の部分を断面にして示す側面図である。
図1〜図3は本発明の実施の形態1に係る吊り下げ式導通検査治具を模式的に説明するものであって、図1は全体を示す側面図、図2は一部(治具本体)の部分を断面にして示す側面図、図3は作用効果を説明するための比較材について、一部(治具本体)の部分を断面にして示す側面図である。
(全体構成)
図1および図2において、吊り下げ式導通検査治具100は、治具本体10と、治具本体10に固定された保護ケース20と、治具本体10に設置された導通ピン1と、導通ピン1に接続されたケーブル40と、ケーブル40に接続された接続コネクタ50と、保護ケース20(治具本体10に固定されている)を吊り下げるための吊り下げワイヤ60とを有している。以下、それぞれについて詳細に説明する。
図1および図2において、吊り下げ式導通検査治具100は、治具本体10と、治具本体10に固定された保護ケース20と、治具本体10に設置された導通ピン1と、導通ピン1に接続されたケーブル40と、ケーブル40に接続された接続コネクタ50と、保護ケース20(治具本体10に固定されている)を吊り下げるための吊り下げワイヤ60とを有している。以下、それぞれについて詳細に説明する。
(治具本体)
治具本体10は、検査対象であるコネクタ(図示しない)が侵入可能な開口部(図示しない)が形成された本体前面11と、本体前面11に平行で導通ピン1の後端2が突出している本体後面13と、本体前面11と本体後面13とを連結する筒状の本体側面12とを具備している。なお、導通ピン1の先端(図示しない)に、治具本体10に挿入されたコネクタに収容されている端子(図示しない)が突き当てられる。
治具本体10は、検査対象であるコネクタ(図示しない)が侵入可能な開口部(図示しない)が形成された本体前面11と、本体前面11に平行で導通ピン1の後端2が突出している本体後面13と、本体前面11と本体後面13とを連結する筒状の本体側面12とを具備している。なお、導通ピン1の先端(図示しない)に、治具本体10に挿入されたコネクタに収容されている端子(図示しない)が突き当てられる。
(保護ケース)
保護ケース20はカップ状であって、本体後面13に略平行な保護ケース後面23と、保護ケース後面23と本体後面13とを連結する筒状の保護ケース側面22とを具備し、保護ケース側面22の治具本体10側の端面(以下「保護ケース前面21」と称す)が本体後面13に固定されている。なお、治具本体10と保護ケース20との一体化の形態はこれに限定するものではなく、本体側面12に保護ケース側面22が固定されてもよい。
そして、保護ケース後面23には、ケーブル40が貫通するためのケーブル貫通孔24と、吊り下げワイヤ60が貫通するためのワイヤ貫通孔26とが形成され、ケーブル貫通孔24とワイヤ貫通孔26とは離隔している。また、保護ケース側面22には、吊り下げワイヤ60が貫通可能な一対のワイヤ固定用孔91が形成されている。
保護ケース20はカップ状であって、本体後面13に略平行な保護ケース後面23と、保護ケース後面23と本体後面13とを連結する筒状の保護ケース側面22とを具備し、保護ケース側面22の治具本体10側の端面(以下「保護ケース前面21」と称す)が本体後面13に固定されている。なお、治具本体10と保護ケース20との一体化の形態はこれに限定するものではなく、本体側面12に保護ケース側面22が固定されてもよい。
そして、保護ケース後面23には、ケーブル40が貫通するためのケーブル貫通孔24と、吊り下げワイヤ60が貫通するためのワイヤ貫通孔26とが形成され、ケーブル貫通孔24とワイヤ貫通孔26とは離隔している。また、保護ケース側面22には、吊り下げワイヤ60が貫通可能な一対のワイヤ固定用孔91が形成されている。
(ケーブルおよび装置側ケーブル)
ケーブル40はケーブル貫通孔24を貫通し、先端41は導通ピン1の後端2に接続され、後端43が接続コネクタ50に接続されている。
さらに、接続コネクタ50に装置側コネクタ70が接続され、装置側コネクタ70には、図示しない導通検査装置に接続された装置側ケーブル80が接続されている。
ケーブル40はケーブル貫通孔24を貫通し、先端41は導通ピン1の後端2に接続され、後端43が接続コネクタ50に接続されている。
さらに、接続コネクタ50に装置側コネクタ70が接続され、装置側コネクタ70には、図示しない導通検査装置に接続された装置側ケーブル80が接続されている。
(吊り下げワイヤ)
吊り下げワイヤ60の先端61に近い範囲は、保護ケース側面22に形成された一対のワイヤ固定用孔91を貫通して互いに縛着されている。なお、吊り下げワイヤ60の後端(図示しない)は、たとえば、車の製造ラインの直上または製造ラインの近くに設置されている架台(柱や梁等)に旋回手段(ホイスト等)、伸縮手段(スプリング等)あるいは減量手段(バランサー等)を介して接続される。
吊り下げワイヤ60の先端61に近い範囲は、保護ケース側面22に形成された一対のワイヤ固定用孔91を貫通して互いに縛着されている。なお、吊り下げワイヤ60の後端(図示しない)は、たとえば、車の製造ラインの直上または製造ラインの近くに設置されている架台(柱や梁等)に旋回手段(ホイスト等)、伸縮手段(スプリング等)あるいは減量手段(バランサー等)を介して接続される。
(吊り下げ形態)
そして、ケーブル40は接続コネクタ50に近い位置において吊り下げワイヤ60にインシュロック92によって固定されている。このとき、ケーブル40のケーブル貫通孔24を貫通した位置からインシュロック92によって固定された位置までの距離は、吊り下げワイヤ60のワイヤ貫通孔26を貫通した位置からインシュロック92によって固定された位置までの距離よりも長い。すなわち、保護ケース後面23とインシュロック92によって固定された位置との間において、吊り下げワイヤ60は直線状に緊張しているのに対し、ケーブル40は曲線状に弛んでいる。
そして、ケーブル40は接続コネクタ50に近い位置において吊り下げワイヤ60にインシュロック92によって固定されている。このとき、ケーブル40のケーブル貫通孔24を貫通した位置からインシュロック92によって固定された位置までの距離は、吊り下げワイヤ60のワイヤ貫通孔26を貫通した位置からインシュロック92によって固定された位置までの距離よりも長い。すなわち、保護ケース後面23とインシュロック92によって固定された位置との間において、吊り下げワイヤ60は直線状に緊張しているのに対し、ケーブル40は曲線状に弛んでいる。
また、装置側ケーブル80は吊り下げワイヤ60に装置側インシュロック93によって固定されている。このとき、ケーブル40のインシュロック92によって固定された位置から接続コネクタ50までの距離と、装置側ケーブル80の装置側インシュロック93によって固定された位置から接続コネクタ50までの距離とを合わせた合計距離は、吊り下げワイヤ60のインシュロック92によって固定された位置から装置側インシュロック93によって固定された位置までの距離よりも長い。すなわち、インシュロック92によって固定された位置と装置側インシュロック93によって固定された位置との間において、吊り下げワイヤ60は直線状に緊張しているのに対し、装置側ケーブル80は曲線状に弛んでいる。
なお、本発明は固定手段をインシュロック92や装置側インシュロック93に限定するものではなく、相対移動不可能に固定するものであれば何れの手段であってもよい。
なお、本発明は固定手段をインシュロック92や装置側インシュロック93に限定するものではなく、相対移動不可能に固定するものであれば何れの手段であってもよい。
(作用効果)
以上のように、治具本体10は吊り下げられるものであって、従来技術のような治具基板を有しないため、導通検査をする場所の制約がなくなるから、たとえば車等の製造ラインの直上または製造ラインの近くに吊り下げておいて、導通検査をすることが可能になり、機動性が向上する。
また、一方の手で掴んだ検査対象であるコネクタを、他方の手で掴んだ治具本体10に挿入するだけで、コネクタに収容されている端子に導通ピン1の先端を突き当てることができるから、容易かつ迅速に導通検査を実施することが可能になり、作業性が向上する。
特に、ケーブル貫通孔24とワイヤ貫通孔26とが離隔しているから、治具本体10が様々な姿勢になっても、保護ケース後面23に近い範囲におけるケーブル40(束状になっている)と吊り下げワイヤ60とは離隔して相互の干渉が抑えられるため、ケーブル40の断線等の不具合が解消する。
以上のように、治具本体10は吊り下げられるものであって、従来技術のような治具基板を有しないため、導通検査をする場所の制約がなくなるから、たとえば車等の製造ラインの直上または製造ラインの近くに吊り下げておいて、導通検査をすることが可能になり、機動性が向上する。
また、一方の手で掴んだ検査対象であるコネクタを、他方の手で掴んだ治具本体10に挿入するだけで、コネクタに収容されている端子に導通ピン1の先端を突き当てることができるから、容易かつ迅速に導通検査を実施することが可能になり、作業性が向上する。
特に、ケーブル貫通孔24とワイヤ貫通孔26とが離隔しているから、治具本体10が様々な姿勢になっても、保護ケース後面23に近い範囲におけるケーブル40(束状になっている)と吊り下げワイヤ60とは離隔して相互の干渉が抑えられるため、ケーブル40の断線等の不具合が解消する。
[実施の形態2]
図3は本発明の実施の形態2に係る吊り下げ式導通検査治具を模式的に説明するものであって、一部(治具本体)の部分を断面にして示す側面図である。なお、なお、実施の形態1における部位と同じ部位または相当する部位については、同じ名称および符号を付し、一部説明を省略する。
図3において、吊り下げ式導通検査治具200は、ワイヤ貫通孔26の位置とケーブル貫通孔24の位置とが一致しているため、見かけ上保護ケース20にはケーブル貫通孔24のみが形成されている。そして、本体後面13の中央にワイヤ固定用柱94が立設され、ワイヤ固定用柱94の先端にワイヤ固定用孔91が形成されている。すなわち、ワイヤ固定用孔91が保護ケース側面22に形成されていないため、吊り下げワイヤ60はワイヤ貫通孔26を貫通してワイヤ固定用柱94に接続されている。
したがって、吊り下げ式導通検査治具200は、吊り下げ式導通検査治具100(実施の形態1)と同様に導通検査をする場所の制約がなくなるから、機動性が向上する。
なお、吊り下げワイヤ60はケーブル貫通孔24を貫通する位置において、ケーブル40の束の略中央に位置しているから、治具本体10が様々な姿勢になった際、ケーブル貫通孔24に近い範囲におけるケーブル40(束状になっている)と吊り下げワイヤ60とは相互に干渉してケーブル40が摩耗するおそれがある。
図3は本発明の実施の形態2に係る吊り下げ式導通検査治具を模式的に説明するものであって、一部(治具本体)の部分を断面にして示す側面図である。なお、なお、実施の形態1における部位と同じ部位または相当する部位については、同じ名称および符号を付し、一部説明を省略する。
図3において、吊り下げ式導通検査治具200は、ワイヤ貫通孔26の位置とケーブル貫通孔24の位置とが一致しているため、見かけ上保護ケース20にはケーブル貫通孔24のみが形成されている。そして、本体後面13の中央にワイヤ固定用柱94が立設され、ワイヤ固定用柱94の先端にワイヤ固定用孔91が形成されている。すなわち、ワイヤ固定用孔91が保護ケース側面22に形成されていないため、吊り下げワイヤ60はワイヤ貫通孔26を貫通してワイヤ固定用柱94に接続されている。
したがって、吊り下げ式導通検査治具200は、吊り下げ式導通検査治具100(実施の形態1)と同様に導通検査をする場所の制約がなくなるから、機動性が向上する。
なお、吊り下げワイヤ60はケーブル貫通孔24を貫通する位置において、ケーブル40の束の略中央に位置しているから、治具本体10が様々な姿勢になった際、ケーブル貫通孔24に近い範囲におけるケーブル40(束状になっている)と吊り下げワイヤ60とは相互に干渉してケーブル40が摩耗するおそれがある。
[実施の形態3]
図4は本発明の実施の形態3に係る吊り下げ式導通検査治具を模式的に説明するものであって、一部(治具本体)の部分を断面にして示す側面図である。なお、実施の形態1における部位と同じ部位または相当する部位については、同じ名称および符号を付し、一部説明を省略する。
図4は本発明の実施の形態3に係る吊り下げ式導通検査治具を模式的に説明するものであって、一部(治具本体)の部分を断面にして示す側面図である。なお、実施の形態1における部位と同じ部位または相当する部位については、同じ名称および符号を付し、一部説明を省略する。
(治具本体)
図4において、吊り下げ式導通検査治具300では、治具本体10の本体側面12および保護ケース20の保護ケース側面22がウレタン製の緩衝カバー30によって包囲されている。
なお、緩衝カバー30は、本体前面11の外周範囲(コネクタが侵入する開口部の周囲)を包囲してもよく、あるいは、本体後面13(保護ケース前面21より外側の範囲)の包囲を省略してもよい。また、緩衝カバー30の材質はウレタンに限定するものではなく、ゴムや合成樹脂等であってもよい。
図4において、吊り下げ式導通検査治具300では、治具本体10の本体側面12および保護ケース20の保護ケース側面22がウレタン製の緩衝カバー30によって包囲されている。
なお、緩衝カバー30は、本体前面11の外周範囲(コネクタが侵入する開口部の周囲)を包囲してもよく、あるいは、本体後面13(保護ケース前面21より外側の範囲)の包囲を省略してもよい。また、緩衝カバー30の材質はウレタンに限定するものではなく、ゴムや合成樹脂等であってもよい。
(作用効果)
吊り下げ式導通検査治具300は前記構成であるから、吊り下げ式導通検査治具100(実施の形態1)と同様の作用効果を奏する。特に、緩衝カバー30を有するため、車等の製造ラインの直上または製造ラインの近くに吊り下げておいて、導通検査を実施する場合、治具本体10または保護ケース20が緩衝カバー30を介して車等に接触したとしても、車等を傷付けることがない。よって、吊り下げ式導通検査治具300を吊り下げる場所の制約がさらに少なくなり、さらに安心して使用することができる。なお、吊り下げ式導通検査治具200(実施の形態2)に緩衝カバー30を設置してもよい。
吊り下げ式導通検査治具300は前記構成であるから、吊り下げ式導通検査治具100(実施の形態1)と同様の作用効果を奏する。特に、緩衝カバー30を有するため、車等の製造ラインの直上または製造ラインの近くに吊り下げておいて、導通検査を実施する場合、治具本体10または保護ケース20が緩衝カバー30を介して車等に接触したとしても、車等を傷付けることがない。よって、吊り下げ式導通検査治具300を吊り下げる場所の制約がさらに少なくなり、さらに安心して使用することができる。なお、吊り下げ式導通検査治具200(実施の形態2)に緩衝カバー30を設置してもよい。
以上、本発明を実施の形態1〜3をもとに説明した。この実施の形態1〜3は例示であり、それらの各構成要素およびその組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明は以上であるから、様々な形態のコネクタの導通検査をする吊り下げ式導通検査治具として広く利用することができる。
1:導通ピン
2:後端
10:治具本体
11:本体前面
12:本体側面
13:本体後面
20:保護ケース
21:保護ケース前面
22:保護ケース側面
23:保護ケース後面
24:ケーブル貫通孔
26:ワイヤ貫通孔
30:緩衝カバー
40:ケーブル
41:先端
43:後端
50:接続コネクタ
60:吊り下げワイヤ
61:先端
70:装置側コネクタ
80:装置側ケーブル
91:ワイヤ固定用孔
92:インシュロック
93:装置側インシュロック
94:ワイヤ固定用柱
100:吊り下げ式導通検査治具(実施の形態1)
200:吊り下げ式導通検査治具(実施の形態2)
300:吊り下げ式導通検査治具(実施の形態3)
2:後端
10:治具本体
11:本体前面
12:本体側面
13:本体後面
20:保護ケース
21:保護ケース前面
22:保護ケース側面
23:保護ケース後面
24:ケーブル貫通孔
26:ワイヤ貫通孔
30:緩衝カバー
40:ケーブル
41:先端
43:後端
50:接続コネクタ
60:吊り下げワイヤ
61:先端
70:装置側コネクタ
80:装置側ケーブル
91:ワイヤ固定用孔
92:インシュロック
93:装置側インシュロック
94:ワイヤ固定用柱
100:吊り下げ式導通検査治具(実施の形態1)
200:吊り下げ式導通検査治具(実施の形態2)
300:吊り下げ式導通検査治具(実施の形態3)
Claims (5)
- 検査対象であるコネクタが挿入される治具本体と、
前記治具本体に挿入されたコネクタに収容されている端子に先端が突き当てられ、後端が前記治具本体の本体後面から突出している導通ピンと、
前記導通ピンの後端に先端が接続されたケーブルと、
前記導通ピンの後端と前記ケーブルの先端との接続部を包囲し、前記治具本体に固定された保護ケースと、
前記治具本体を吊り下げるための吊り下げワイヤとを有し、
前記保護ケースは前記本体後面に略平行な保護ケース後面と、前記治具本体と前記保護ケース後面とを連結する筒状の保護ケース側面とを具備し、
前記ケーブルは前記保護ケース後面に形成されたケーブル貫通孔を貫通し、
前記吊り下げワイヤは前記保護ケース後面に形成されたワイヤ貫通孔を貫通していることを特徴とする吊り下げ式導通検査治具。 - 前記吊り下げワイヤは前記保護ケースに接続され、
前記ケーブル貫通孔と前記ワイヤ貫通孔とは離隔していることを特徴とする請求項1記載の吊り下げ式導通検査治具。 - 前記治具本体はコネクタを挿入するための開口部が形成された本体前面と前記本体後面とを連結する筒状の本体側面を具備し、
前記本体側面および前記保護ケース側面は緩衝用カバーによって包囲されていることを特徴とする請求項1または2記載の吊り下げ式導通検査治具。 - 前記ケーブルの後端に接続コネクタが接続され、前記ケーブルは前記吊り下げワイヤにインシュロックによって固定され、前記ケーブルにおける前記ケーブル貫通孔を貫通した位置から前記インシュロックまでの距離は、前記吊り下げワイヤにおける前記ワイヤ貫通孔を貫通した位置から前記インシュロックまでの距離よりも長いことを特徴とする請求項1ないし3の何れかの請求項記載の吊り下げ式導通検査治具。
- 前記接続コネクタに装置側コネクタが接続され、
前記装置側コネクタに接続された装置側ケーブルが前記吊り下げワイヤに装置側インシュロックによって固定され、
前記ケーブルにおける前記インシュロックから前記接続コネクタまでの距離と、前記装置側ケーブルにおける前記装置側インシュロックから前記接続コネクタまでの距離とを合わせた合計距離は、前記吊り下げワイヤにおける前記インシュロックから前記装置側インシュロックまでの距離よりも長いことを特徴とする請求項1ないし4の何れかの請求項記載の吊り下げ式導通検査治具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018128735A JP2020008386A (ja) | 2018-07-06 | 2018-07-06 | 吊り下げ式導通検査治具 |
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JP2018128735A Abandoned JP2020008386A (ja) | 2018-07-06 | 2018-07-06 | 吊り下げ式導通検査治具 |
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JP (1) | JP2020008386A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02143709U (ja) * | 1989-05-09 | 1990-12-06 | ||
JPH05328532A (ja) * | 1992-05-13 | 1993-12-10 | Tatsuno Co Ltd | 懸垂式充電機 |
JP2013062978A (ja) * | 2011-09-14 | 2013-04-04 | Jfe Engineering Corp | 超急速充電対応電気自動車、及び、そのための超急速充電用ケーブルの支持構造 |
-
2018
- 2018-07-06 JP JP2018128735A patent/JP2020008386A/ja not_active Abandoned
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Legal Events
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A762 | Written abandonment of application |
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